JPH09162606A - 大電力高周波用ダミーロード - Google Patents

大電力高周波用ダミーロード

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JPH09162606A
JPH09162606A JP7316496A JP31649695A JPH09162606A JP H09162606 A JPH09162606 A JP H09162606A JP 7316496 A JP7316496 A JP 7316496A JP 31649695 A JP31649695 A JP 31649695A JP H09162606 A JPH09162606 A JP H09162606A
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JP
Japan
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waveguide
dummy load
frequency
power
electric field
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Application number
JP7316496A
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English (en)
Inventor
Takashi Miura
俊 三浦
Kiyokazu Sato
潔和 佐藤
Osamu Takeda
修 竹田
Takayuki Naba
隆之 那波
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】セラミックの破損やロー付け部の劣化によって
冷却水が導波管内へ漏洩することなく、また大電力高周
波のための高真空の環境下で使用可能にすることにあ
る。 【解決手段】導波管の終端に高周波電力吸収体として取
付けられるダミーロードにおいて、矩形状の金属製導波
管21の電界に平行な内面にタイル状のSiC23をロ
ー付けし、且つ導波管21の外面に冷却ダクト25を形
成して水冷または風冷によりタイル状のSiC23から
の発熱を除熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は大電力の高周波を用
いる粒子加速器、レーダ、通信機等で使用される導波管
の終端に取付けるダミーロード(電力吸収用模擬負荷抵
抗)に関する。
【0002】
【従来の技術】大電力の高周波を用いる粒子加速器、レ
ーダ、通信機等で使用される導波管においては、その終
端にダミーロードが取付けられている。ところで、導波
管の終端に取付けられるダミーロードとしては、冷却水
そのものを高周波電力の吸収体として用いたものがあ
る。
【0003】図7はかかる従来のダミーロードの構成例
を示すものである。図7において、1は例えば粒子加速
器に接続されるフランジ部2を有する導波管、3は導波
管1の端部に形成されたダミーロード形成部内を仕切る
アルミ製高周波窓で、このアルミ製高周波窓3の外周面
は導波管1の内面にロー付けにより取付けられている。
【0004】また、4はアルミ製高周波窓により仕切ら
れたダミーロード形成部内に収容された冷却水で、この
冷却水4はアルミ製高周波窓3を通して入力される高周
波電力5を吸収する。
【0005】また、図8は従来のダミーロードの他の構
成例を示すものである。図8において、11は例えば粒
子加速器に接続されるフランジ部12を有する導波管、
13はこの導波管11の内面に塗布されたカンタル
(鉄、クロム、アルミニウム、マンガン合金)などの抵
抗体で、この抵抗体13はフランジ部12側より入力さ
れる高周波電力14を吸収する。
【0006】また、15は導波管11の外周面に形成さ
れた冷却ダクトで、この冷却ダクト15内には導波管1
1を通して伝達される抵抗体13での発熱を除去する冷
却水16が収容されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、冷却水で直接
高周波を吸収する図7に示すような構成のダミーロード
においては、アルミナ製高周波窓3で冷却水4と導波管
1とが仕切られているため、アルミナ製高周波窓3の破
損や窓と導波管のロー付け部分の腐食等により冷却水が
導波管の内部に漏洩する恐れがあった。また、大電力高
周波用の導波管内は放電を防ぐため、高真空に保たれて
いる場合も多く、冷却水が漏洩した場合、導波管やそれ
に接続する加速管、電子管等の設備に多大な損害を与え
ることになり、このようなダミーロードの長期間の使用
にあたっての信頼性が問題となっていた。
【0008】一方、カンタルなどの抵抗体を導波管の内
面に塗布する図8に示すような構成のダミーロードは、
導波管内への冷却水の漏洩の問題はないが、一般的な抵
抗体は大電力用導波管の通常の材質である銅に比べて熱
伝導度が1桁近く悪く、また放出ガスも多いので大電力
を吸収すると抵抗体の温度が上昇し、放出ガスが増加し
て大電力高周波用として高真空内で用いることが困難で
あった。
【0009】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、導波管内への冷却水の漏洩の恐れがなく、且つ大電
力用として高真空内で使用可能な信頼性の高い高性能の
大電力高周波用ダミーロードを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、次のような手段により大電力高周波用ダミ
ーロードを構成するものである。請求項1に対応する発
明は、導波管の終端に高周波電力吸収体として取付けら
れるダミーロードにおいて、金属製導波管の電界に平行
な内面に導電性セラミックス層を形成したものである。
【0011】従って、このような構成とすれば、導波管
の電界に平行な面に他の抵抗体に比べて熱伝導度、放出
ガス量ともに優れた導電性セラミックス層を高周波電力
吸収体として形成しているので、大電力高周波用として
高真空内で使用することが可能となる。
【0012】請求項2に対応する発明は、導波管の終端
に高周波電力吸収体として取付けられるダミーロードに
おいて、矩形状の金属製導波管の電界に平行な内面にタ
イル状のSiCをロー付けする。
【0013】従って、このような構成とすれば、他の抵
抗体に比べて優れた熱伝導度、放出ガス量とも銅に近い
値を有するSiCを高周波電力吸収体としているので、
大電力高周波用として高真空内で使用することが可能と
なる。
【0014】請求項3に対応する発明は、導波管の終端
に高周波電力吸収体として取付けられるダミーロードに
おいて、矩形状の金属製導波管の電界に平行な内面にタ
イル状のSiCをロー付けし、且つ前記導波管の外面に
冷却ダクトを形成して水冷により前記タイル状のSiC
からの発熱を除熱するようにしたものである。
【0015】従って、このような構成とすれば、上記と
同様の作用効果に加えて冷却水が金属製導波管の外側面
を流れるため、SiCが破損したり、ロー付け部が劣化
しても冷却水が導波管内へ漏洩する恐れがなくなる。
【0016】請求項4に対応する発明は、導波管の終端
に高周波電力吸収体として取付けられるダミーロードに
おいて、矩形状の金属製導波管の電界に平行な内面及び
外面にタイル状のSiCをロー付けする。
【0017】従って、このような構成とすれば、請求項
2に対応する発明と同様の作用効果に加えてロー付け時
の応力がより緩和されて大面積のSiCタイルのロー付
けが可能となり、大型のダミーロードの製作が容易とな
る。
【0018】請求項5に対応する発明は、上流側の導波
管に比べて電界に平行な面の高さを大きくした矩形状の
導波管とし、且つこの導波管の開口端と上流側の導波管
に接続されるフランジ部との間をテーパ管により接続
し、前記矩形状の金属製導波管の電界に平行な内面にS
iCタイルをロー付けする。
【0019】従って、このような構成とすれば、請求項
2に対応する発明と同様の作用効果に加えて高周波電力
の密度が小さくなり、SiCタイルでの発熱密度を小さ
くすることができる。
【0020】請求項6に対応する発明は、導波管の終端
に高周波電力吸収体として取付けられるダミーロードに
おいて、上流側の導波管に比べて電界に平行な面の高さ
を大きくした矩形状の導波管とし、且つこの導波管の開
口端と上流側の導波管に接続されるフランジ部との間を
前記フランジ部に向けて高周波電力の1/4波長毎に段
差部を形成してなる変換部により接続し、前記矩形状の
金属製導波管の電界に平行な内面にタイル状のSiCを
ロー付けする。
【0021】従って、このような構成とすれば、請求項
5に対応する発明と同様の作用効果となるが、高周波の
特性を損なわずに変換部を短くすることが可能となる。
請求項7に対応する発明は、導波管の終端に高周波電力
吸収体として取付けられるダミーロードにおいて、上流
側の導波管に接続されるフランジ部を有する導波管の端
部に使用周波数で共振する共振空洞を高周波電力の反射
がないように整合を取って結合し、この共振空洞の内面
全面にSiCタイルをロー付け、且つ前記共振空洞の外
面に冷却ダクトを形成して水冷または風冷により前記タ
イル状のSiCからの発熱を除熱するようにしたもので
ある。
【0022】従って、このような構成とすれば、上記請
求項2に対応する発明と同様の作用効果に加えて冷却水
が金属製導波管の外側面を流れるため、SiCが破損し
たり、ロー付け部が劣化しても冷却水が導波管内へ漏洩
する恐れがなく、高性能で信頼性の高いものとなる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明による大電力高周波用
ダミーロードの第1の実施の形態を示すもので、(a)
は縦断面図であり、(b)は(a)のA−A線に沿う矢
視断面図である。
【0024】図1において、21は一方の開口端に例え
ば粒子加速器に図示しない導波管を介して接続されるフ
ランジ部22を有し、他方の開口端が閉塞された断面矩
形状の導波管、23はこの導波管21の電界に平行な対
向する内面に適宜の間隔を存して軸方向にロー付けによ
りそれぞれ取付られた複数個の導電性セラミックスとし
て用いられたSiCタイルである。
【0025】この場合、導波管21の内面に適宜の間隔
を存して取付けられる複数個のSiCタイル23は、電
界に平行な面(H面)24となる。また、SiCタイル
23はロー付け時の応力を緩和し、ロー付けが容易とな
るように適当な大きさに分割されている。
【0026】また、25は導波管21の両外側面に軸方
向に沿って取付けられた冷却ダクトで、この冷却ダクト
25内には冷却水26が収容され、導波管21の外面よ
り冷却する構成となっている。
【0027】このような構成の大電力高周波用ダミーロ
ードにおいて、高周波電力27がフランジ部22により
接続した上流側の導波管より入力する。図2に高周波電
力27により導波管21の断面内に発生する高周波電界
28の分布と高周波電流29の分布を示す。これらの分
布からも明らかなように導波管21のH面24上では高
周波電界28が弱く、高周波電流29が強いことが分か
る。
【0028】ここで、SiCはセラミックであるが、そ
の製法や不純物の量により0.1〜10000Ω・cm程
度の抵抗を持つ導電体であり、導波管21内の高周波電
流29により発熱し、高周波電力27を消費、吸収す
る。
【0029】また、H面24は高周波電界28が弱い位
置であるので、放電が発生しにくく大電力での使用に適
している。さらに、SiCはセラミックであるが熱伝導
度が100〜200W/m/K程度と銅の50%近い値
を持ち、良好で導波管外面からの冷却でも温度上昇を抑
えることが可能である。また、ガス放出量もステンレス
と同程度に優れている。大電力高周波を伝送する導波管
内は放電を防ぐために高真空に保つ必要があるが、Si
Cはこのような環境下での使用にも適した特性を有して
いる。
【0030】以上のように第1の実施の形態によれば、
セラミックであるSiCタイル23が破損したり、ロー
付け部が劣化しても冷却水26が導波管内に漏洩するこ
とはない。また、SiCタイル23は効率よく高周波を
吸収し、かつ放電の発生しにくい位置にロー付けされて
おり、さらにSiCはその特性上、高真空環境下での使
用に適しているので、信頼性の高い優れた大電力高周波
ダミーロードを提供できる。
【0031】なお、第1の実施の形態において、SiC
タイル23での発熱が小さい場合は導波管21の外面を
風冷してもよい。また、SiCタイル23をロー付けす
る導波管21の材質は銅であることが多いが、ステンレ
スとすることにより導波管の組立を溶接により容易に行
うことができるようになる。
【0032】図3は本発明による大電力高周波用ダミー
ロードの第2の実施の形態を示すもので、(a)は縦断
面図であり、(b)は(a)のB−B線に沿う矢視断面
図である。なお、図1と同一部品には同一符号を付して
説明する。
【0033】第2の実施の形態では、図3に示すように
一方の開口端に例えば粒子加速器に図示しない導波管を
介して接続されるフランジ部22を有し、他方の開口端
が閉塞された断面矩形状の導波管21内の対向するH面
に長形な2個のSiCタイル23−1を適宜の間隔を存
して軸方向にそれぞれロー付けにより取付け、また導波
管21の外側面にもSiCタイル23−2をそれぞれロ
ー付けにより取付けると共に、導波管21の両外側面に
冷却ダクト25を軸方向に沿って取付け、この冷却ダク
ト25内に冷却水26を収容して、導波管21の外面よ
り冷却する構成とするものである。
【0034】このような構成のダミーロードとすれば、
ロー付け時の応力がより緩和されて大面積のSiCタイ
ルのロー付けが可能となり、大型のダミーロードの製作
が容易になる。
【0035】図4は本発明による大電力高周波用ダミー
ロードの第3の実施の形態を示す縦断面図であり、図1
と同一部品には同一符号を付して説明する。第3の実施
の形態では、図4に示すように上流側の導波管に比べて
H面の高さの大きな矩形状に構成された導波管21と
し、且つこの導波管21の開口端と上流側の導波管に接
続されるフランジ部22との間をテーパ管21aにより
接続し、この導波管21内の対向するH面に2列にして
複数個のSiCタイル23−3をロー付けによりそれぞ
れ取付けるようにしたものである。
【0036】従って、このような構成のダミーロードと
すれば、導波管21の内面のH面24の高さが広げられ
た構成となるので、高周波電力27の密度が小さくな
り、SiCタイル23−3での発熱密度を小さくするこ
とができる。よって、大電力高周波用のダミーロードに
適したものとなる。
【0037】図5は本発明による大電力高周波用ダミー
ロードの第4の実施の形態を示す縦断面図であり、図1
と同一部品には同一符号を付して説明する。第4の実施
の形態では、図5に示すように上流側の導波管に比べて
H面の高さの大きな矩形状に構成された導波管21と
し、且つこの導波管21の開口端より上流側の導波管に
接続されるフランジ部22に向けて高周波電力の1/4
波長毎に段差部を2段形成してH面24の高さを変換す
る変換部21−1を設けるようにしたものである。
【0038】従って、このような構成のダミーロードと
すれば、上記第3の実施例と同様に高周波の特性を損な
わずに変換部21−1を短くすることができる。これに
より、第3の実施例に比べてコンパクトな大電力高周波
用のダミーロードを得ることができる。
【0039】図6は本発明による大電力高周波用ダミー
ロードの第5の実施の形態を示す縦断面図であり、図1
と同一部品には同一符号を付して説明する。第5の実施
例では、図6に示すように一方の開口端に上流側の導波
管に接続されるフランジ部22を有する導波管21の他
方の開口端に使用周波数で共振する多角形状の共振空洞
30を高周波電力の反射がないように整合を取って結合
し、この共振空洞30の内面全面にSiCタイル23を
ロー付けによりそれぞれ取付ける構成とするものであ
る。また、共振空洞30の各外面に冷却ダクト25をそ
れぞれ取付け、この冷却ダクト25内に冷却水26を収
容して、導波管21の外面より冷却する構成とするもの
である。
【0040】このような構成のダミーロードにおいて
も、SiCの破損やロー付け部の劣化による導波管内へ
の冷却水の漏洩の恐れがない信頼性の高い高性能の大電
力高周波ダミーロードを提供することができる。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、高周
波吸収体であり、また熱伝導度が良好で放出ガス量の小
さいセラミックであるSiCタイルを導波管内面にロー
付けし、導波管外面に接する冷却水または冷却風で冷却
を行うようにしたので、セラミックの破損やロー付け部
の劣化によって冷却水が導波管内へ漏洩することなく、
また大電力高周波のための高真空の環境下で使用するこ
とができる信頼性の高い高性能の大電力高周波用ダミー
ロードを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による大電力高周波用ダミーロードの第
1の実施の形態を示すもので、(a)は縦断面図、
(b)は(a)のA−A線に沿う矢視断面図。
【図2】第1の実施の形態において、導波管内の高周波
電界及び高周波電流の分布を示す断面図。
【図3】本発明による大電力高周波用ダミーロードの第
2の実施の形態を示すもので、(a)は縦断面図、
(b)は(a)のB−B線に沿う矢視断面図。
【図4】本発明の第3の実施の形態を示す縦断面図。
【図5】本発明の第4の実施の形態を示す縦断面図。
【図6】本発明による大電力高周波用ダミーロードの第
5の実施の形態を示すもので、(a)は縦断面図、
(b)は(a)のX矢視図。
【図7】従来の大電力高周波用ダミーロードの構成例を
示す断面図。
【図8】従来の大電力高周波用ダミーロードの他の構成
例を示すもので、(a)は縦断面図、(b)は(a)の
Y−Y線に沿う矢視断面図。
【符号の説明】
21……導波管、21a……テーパ管、21−1……変
換部、22……フランジ部、23,23−1〜23−3
……SiCタイル、24……H面、25……冷却ダク
ト、26……冷却水、27……高周波電力、28……高
周波電界、29……高周波電流、30……共振空洞。
フロントページの続き (72)発明者 那波 隆之 神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導波管の終端に高周波電力吸収体として
    取付けられるダミーロードにおいて、金属製導波管の電
    界に平行な内面に導電性セラミックス層を形成したこと
    を特徴とする大電力高周波用ダミーロード。
  2. 【請求項2】 導波管の終端に高周波電力吸収体として
    取付けられるダミーロードにおいて、矩形状の金属製導
    波管の電界に平行な内面にタイル状のSiCをロー付け
    したことを特徴とする大電力高周波用ダミーロード。
  3. 【請求項3】 導波管の終端に高周波電力吸収体として
    取付けられるダミーロードにおいて、矩形状の金属製導
    波管の電界に平行な内面にタイル状のSiCをロー付け
    し、且つ前記導波管の外面に冷却ダクトを形成して水冷
    または風冷により前記タイル状のSiCからの発熱を除
    熱することを特徴とする大電力高周波用ダミーロード。
  4. 【請求項4】 導波管の終端に高周波電力吸収体として
    取付けられるダミーロードにおいて、矩形状の金属製導
    波管の電界に平行な内面及び外面にタイル状のSiCを
    ロー付けしたことを特徴とする大電力高周波用ダミーロ
    ード。
  5. 【請求項5】 導波管の終端に高周波電力吸収体として
    取付けられるダミーロードにおいて、上流側の導波管に
    比べて電界に平行な面の高さを大きくした矩形状の導波
    管とし、且つこの導波管の開口端と上流側の導波管に接
    続されるフランジ部との間をテーパ管により接続し、前
    記矩形状の金属製導波管の電界に平行な内面にSiCタ
    イルをロー付けしたことを特徴とする大電力高周波用ダ
    ミーロード。
  6. 【請求項6】 導波管の終端に高周波電力吸収体として
    取付けられるダミーロードにおいて、上流側の導波管に
    比べて電界に平行な面の高さを大きくした矩形状の導波
    管とし、且つこの導波管の開口端と上流側の導波管に接
    続されるフランジ部との間を前記フランジ部に向けて高
    周波電力の1/4波長毎に段差部を形成してなる変換部
    により接続し、前記矩形状の金属製導波管の電界に平行
    な内面にタイル状のSiCをロー付けしたことを特徴と
    する大電力高周波用ダミーロード。
  7. 【請求項7】 導波管の終端に高周波電力吸収体として
    取付けられるダミーロードにおいて、上流側の導波管に
    接続されるフランジ部を有する導波管の端部に使用周波
    数で共振する共振空洞を高周波電力の反射がないように
    整合を取って結合し、この共振空洞の内面全面にSiC
    タイルをロー付けし、且つ前記共振空洞の外面に冷却ダ
    クトを形成して水冷または風冷により前記タイル状のS
    iCからの発熱を除熱することを特徴とする大電力高周
    波用ダミーロード。
JP7316496A 1995-12-05 1995-12-05 大電力高周波用ダミーロード Pending JPH09162606A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7002429B2 (en) 2003-07-23 2006-02-21 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Nonreflective waveguide terminator and waveguide circuit
JP2014103612A (ja) * 2012-11-22 2014-06-05 Nihon Koshuha Co Ltd ダミーロード
JP2015167406A (ja) * 2015-06-09 2015-09-24 日本高周波株式会社 ダミーロード

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