JPH04248965A - Instantly cookable processed rice food - Google Patents

Abstract

PURPOSE:To prepare the subject food cookable without using a rice-cooking pot, having excellent flavor and palatability suitable for gourmet and useful as a field ration by filling a prescribed amount of gelatinized rice in a perforated vessel having specific pore size and pore ratio and cooking the rice in the vessel. CONSTITUTION:The objective processed rice food 31 is prepared by putting a prescribed amount of gelatinized rice 21 having a gelatinization degree of e.g. 65-80% into a vessel 11 made of a PP film, etc., and having a number of small pores 13. In the above vessel 11, the pore diameter is 0.05-3.0mm and the pore ratio is 0.2-3.0%.

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【産業上の利用分野】本発明は、グルメ志向に適合した
品質の炊飯米が簡便に得られる米加工食品に関する。 【０００２】 【従来の技術】予め炊飯した飯を防水性のパックに収納
しておき、このパックを熱湯内に投入して加熱し、パッ
クに収容されている飯を温めて食べる方法は知られてお
り、実際に商品も市販されている。しかし、既に炊いた
飯を再度温める方法であるため、炊上り時の飯の如き食
味は到底得られない。 【０００３】また、小孔を有する袋に精白米またはα化
米を充填し、これを熱湯中で所定時間加熱して炊飯し、
飯が収容されている有孔袋を取り出して食する方法も知
られており（特開昭４９−７５７４８号公報、特公昭６
４−７７４０号公報）、このような商品も一部上市され
ている。 【０００４】しかしながら、α化米を使用した場合は、
食味の点で未だ不十分であり、自衛隊等の非常食として
一部利用されているにすぎず、一般家庭内で食するには
耐え難いものである。また、精白米の場合にも、通常の
食事には香味、テクスチャー等の点で適さない。さらに
、精白米の場合には、炊飯に際して加熱前に水浸漬する
という操作が必要であり、簡便性の点でも大きく劣る。 【０００５】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、炊飯釜を必
要とすることなく、簡単に、かつ、グルメ志向にかなっ
た品質を具えた飯が得られる、簡易炊飯型の米加工食品
を提供するものである。 【０００６】 【課題を解決するための手段】炊飯の簡便性を得るため
には、精白米ではなくα化米を使用することが必要であ
る。 【０００７】また、α化米は炊飯の簡便性に加え、本来
的に炊上り後の香味とテクスチャーにおいても優れてい
る。このα化米のもつ優れた香味とテクスチャーを生か
しつつ、簡便炊飯が可能な形態について鋭意検討したと
ころ、多孔性容器の孔径および開孔率が重要であること
が判明した。従来技術における簡易炊飯方法においては
、これらの点において何ら顧り見られておらず、特に開
孔率が小さすぎた。 【０００８】本発明の簡易炊飯米加工食品は、多数の小
孔を有する容器に所定量のα化米を充填して炊飯する米
加工食品において、容器の小孔径が０．０５〜３．０ｍ
ｍであり、かつ、容器の開孔率が０．２〜３．０％であ
ることを特徴とする。 【０００９】 【実施態様】図１は本発明で用いられる袋状の容器１１
の実施例を示す平面図であり、α化米が充填される前の
容器１１の平面形状のみを示している。図２は、本発明
の米加工食品３１の実施例を示す断面図である。但し、
容器１１の器壁に穿設された小孔１３は図示を省略して
ある（小孔１３が現われない部位で断面をとってある）
。 【００１０】容器１１は、炊飯時の加熱に耐えうる耐熱
性を有する可撓性のプラスチックフィルムなどからなり
、周囲がヒートシールされて袋状体を形成している。１
５は、シール部を示す。このようなプラスチックフィル
ムとしては、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンテ
レフタレート／ポリエチレンのラミネートフィルム等の
合成樹脂のフィルムあるいはラミネートフィルムなどが
挙げられる。 【００１１】袋状容器１１の器壁には、多数の小径１３
がほぼ均一に容器全体にわたって穿設されている。小孔
１３の直径は０．０５〜３．０ｍｍであり、好ましくは
１．０〜２．０ｍｍである。なお、袋状容器１１の素材
自体は、水不透性である。 孔径が０．０５ｍｍ未満であると、炊上りに時間が掛か
り、加熱時間を一定にした場合はテクスチャー的にやや
堅いご飯となり、一方、これを改善すべく更に加熱を続
けると炊上りにムラが生じ、また香味が乏しくなり、い
ずれの場合も食味の点で劣る。また、孔径が３．０ｍｍ
を超えると、α化米を充填する際に米粒がこぼれたり炊
上り時のご飯が水っぽい感じとなり食味が劣る。 【００１２】袋状容器１１の開孔率は、０．２〜３．０
％の範囲であり、好ましくは０．８〜２．５％である。 開孔率が０．２％未満では、炊飯に時間が掛かり、加熱
時間を一定にした場合は、テクスチャー的にやや堅いご
飯となり、一方、これを改善すべく更に加熱を続けると
香味が乏しくなる。一方、開孔率が３．０％を超えると
テクスチャー的にやや水っぽいご飯となる。なお開孔率
とは、容器１１としての表面積（例えば、図１中のＡ×
Ｂ×２でシール部１５は含まない）に対する小孔１３の
合計面積（袋状体の表裏面両方）の割合である。図１で
は、内寸１４０ｍｍ×９０ｍｍの袋状容器１１に、直径
２ｍｍの小孔１３をピッチ１２ｍｍで穿ち、開孔率約２
．４％とした状態を示している。 【００１３】袋状容器１１には、α化米２１が充填され
ている。α化米のα化度は６０〜１００％の範囲が好適
であり、さらに好ましくは６５〜８０％である。α化度
が６０％未満であると、炊飯に時間が掛かり、簡便性の
面で問題である。なお、α化度が高すぎると、米粒の組
織がかたく水分の吸収がやや遅れ、やや堅いご飯になる
傾向がある。 α化度の測定は、濁度法（家政学雑誌、Ｖｏｌ．２４，
Ｎｏ．１，ｐ４５〜４８（１９７３））によった。 【００１４】α化米は、白米を炊飯後に熱風乾燥する方
法、蒸気により白米をα化して乾燥する方法などにより
製造できるが、本発明ではこの製法は特に問わない。ま
た、袋状容器１１内には、α化米２１に加えて、野菜、
豆類、肉類、魚介類、チーズ等の具材や調味料、着色料
を充填することができ、赤飯、おこわ、ピラフ等を調理
することもできる。 【００１５】炊飯に際しては、図２に示したようなα化
米２１を有孔の袋状容器１１に充填した米加工食品３１
を、沸騰水中または水蒸気中で５〜１５分間加熱し、そ
の後２〜１０分間蒸らすことにより、ご飯を得ることが
できる。 【００１６】 【発明の効果】本発明によれば、プラスチックフィルム
などの水不透性素材を容器材料として用い、この容器に
孔径０．０５〜３．０ｍｍの小孔を多数穿ち、かつ、こ
の小孔により容器の開孔率を０．２〜３．０％の範囲と
することにより、容器内に充填したα化米の優れたテク
スチャーおよび香味を生かしつつ、短時間の簡単な処理
で食味が良好なご飯を得ることができる。よって、従来
は袋炊飯米加工食品の非常食にしか利用できなかったα
化米を、より旨しく、また簡便に食することができ、保
存食、非常食、携帯食として利用に加え、家庭等の食事
にも充分耐えうる食品として好適に用いられる。 【００１７】また、本発明の米加工食品は、袋等の容器
に収容されているため、ハイキング、登山、海外旅行等
の際の携帯食として、また、従来は自分で炊飯すること
を面倒視していた単身者、下宿住いの学生等において、
少量のご飯を簡単にしかも旨しく食することが可能とな
り、新規の米需要を開拓できるという効果も併せもって
いる。 【００１８】 【実施例】図１に示した袋状容器と同様のものを作成し
て評価に供した。ここで、袋状容器の素材としては、ポ
リエチレンテレフタレートとポリエチレンとのドライラ
ミネートフィルムを用いた。また、袋状容器の内寸（Ａ
×Ｂ）は１４０×９０ｍｍとした。 【００１９】袋状容器の孔径および開孔率は、以下の実
施例１〜５の通り、種々のものを作成して評価に供した
。袋状容器内には、秋田小町をα化したα化米を１１６
ｇ充填した。ここで、α化は、秋田小町精白米を水に浸
漬後に炊飯したのち、約７０〜８０℃に冷却し、乾燥機
を用い８０〜１２０℃で熱風乾燥して製造し、種々のα
化度のものを得た。 【００２０】得られたα化米を袋状容器に収納し、各実
施例の試料Ｎｏ．１〜５０の米加工食品を得た。これら
の米加工食品を、沸騰水中に１５分浸漬して加熱し、そ
の後１０分間蒸らして炊飯し、専門パネラにより以下の
基準によって食味を官能評価した。 【００２１】評価基準 ○：うまい △：どちらとも言えない ×：まずい 【００２２】実施例１ 孔径０．０３ｍｍの穴を、後記表１に示した開孔率で開
けた袋状容器内に、それぞれ表１のα化度のα化米を充
填して炊飯し、食味を官能評価した。 【００２３】実施例２ 孔径０．０７５ｍｍの穴を、後記表２に示した開孔率で
開けた袋状容器内に、それぞれ表２のα化度のα化米を
充填して炊飯し、食味を官能評価した。 【００２４】実施例３ 孔径２．０ｍｍの穴を、後記表３に示した開孔率で開け
た袋状容器内に、それぞれ表３のα化度のα化米を充填
して炊飯し、食味を官能評価した。 【００２５】実施例４ 孔径２．５ｍｍの穴を、後記表４に示した開孔率で開け
た袋状容器内に、それぞれ表４のα化度のα化米を充填
して炊飯し、食味を官能評価した。 【００２６】実施例５ 孔径３．５ｍｍの穴を、後記表５に示した開孔率で開け
た袋状容器内に、それぞれ表５のα化度のα化米を充填
して炊飯し、食味を官能評価した。 【００２７】 【表１】 表１：実施例１（孔径０．０３ｍｍ）における食味の評
価結果　　　　　試料Ｎｏ．　　１　　　　２　　　　
３　　　　４　　　　５　　　　６　　　　７　　　　
８　　　　９　　　　１０　　　　開孔率（％）　０．
０５　　０．１　　　０．２　　　０．４　　　０．８
　　　１．２　　　２．５　　　３．０　　　４．３　
　　５．０　　α化度　　３０％　　×　　　　×　　
　　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　×　　
　　×　　　　×　　　　×　　　　　　　　４０％　
　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　
　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　
　　　　　５０％　　×　　　　×　　　　×　　　　
×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　
×　　　　△　　　　　　　　６０％　　×　　　　×
　　　　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　×
　　　　×　　　　△　　　　△　　　　　　　　７０
％　　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　×　
　　　×　　　　×　　　　△　　　　△　　　　△　
　　　　　　　８０％　　×　　　　×　　　　×　　
　　×　　　　×　　　　×　　　　△　　　　△　　
　　△　　　　△　　　　　　　　９０％　　×　　　
　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　△　　　
　△　　　　△　　　　△　　　　△　　　　　　　１
００％　　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　
△　　　　△　　　　△　　　　△　　　　△　　　　
△　　 【００２８】 【表２】 表２：実施例２（孔径０．０７５ｍｍ）における食味の
評価結果　　　　　　　　試料Ｎｏ．　　１１　　　　
１２　　　　１３　　　　１４　　　　１５　　　　１
６　　　　１７　　　　１８　　　　１９　　　　２０
　　　　開孔率（％）　０．０５　　０．１　　　０．
２　　　０．４　　　０．８　　　１．２　　　２．５
　　　３．０　　　４．３　　　５．０　　α化度　　
３０％　　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　
×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　
×　　　　　　　　４０％　　×　　　　×　　　　×
　　　　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　×
　　　　×　　　　△　　　　　　　　５０％　　×　
　　　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　×　
　　　×　　　　×　　　　△　　　　△　　　　　　
　　６０％　　×　　　　×　　　　○　　　　○　　
　　○　　　　○　　　　○　　　　○　　　　△　　
　　△　　　　　　　　７０％　　×　　　　×　　　
　○　　　　○　　　　○　　　　○　　　　○　　　
　○　　　　△　　　　△　　　　　　　　８０％　　
×　　　　△　　　　○　　　　○　　　　○　　　　
○　　　　○　　　　○　　　　△　　　　△　　　　
　　　　９０％　　△　　　　△　　　　○　　　　○
　　　　○　　　　○　　　　○　　　　○　　　　△
　　　　△　　　　　　　１００％　　△　　　　△　
　　　○　　　　○　　　　○　　　　○　　　　○　
　　　○　　　　△　　　　×　　 【００２９】 【表３】 表３：実施例３（孔径２．０ｍｍ）における食味の評価
結果　　　　　　　　　　試料Ｎｏ．　　２１　　　　
２２　　　　２３　　　　２４　　　　２５　　　　２
６　　　　２７　　　　２８　　　　２９　　　　３０
　　　　開孔率（％）　０．０５　　０．１　　　０．
２　　　０．４　　　０．８　　　１．２　　　２．５
　　　３．０　　　４．３　　　５．０　　α化度　　
３０％　　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　
×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　
×　　　　　　　　４０％　　×　　　　×　　　　×
　　　　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　×
　　　　×　　　　△　　　　　　　　５０％　　×　
　　　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　×　
　　　×　　　　×　　　　△　　　　△　　　　　　
　　６０％　　×　　　　×　　　　○　　　　○　　
　　○　　　　○　　　　○　　　　○　　　　△　　
　　△　　　　　　　　７０％　　×　　　　×　　　
　○　　　　○　　　　○　　　　○　　　　○　　　
　○　　　　△　　　　△　　　　　　　　８０％　　
×　　　　△　　　　○　　　　○　　　　○　　　　
○　　　　○　　　　○　　　　△　　　　△　　　　
　　　　９０％　　△　　　　△　　　　○　　　　○
　　　　○　　　　○　　　　○　　　　○　　　　△
　　　　△　　　　　　　１００％　　△　　　　△　
　　　○　　　　○　　　　○　　　　○　　　　○　
　　　○　　　　△　　　　×　　 【００３０】 【表４】 表４：実施例４（孔径２．５ｍｍ）における食味の評価
結果　　　　　 　　　　　試料Ｎｏ．　　３１　　　　３２　　　　３
３　　　　３４　　　　３５　　　　３６　　　　３７
　　　　３８　　　　３９　　　　４０　　開孔率（％
）　０．０５　　０．１　　　０．２　　　０．４　　
　０．８　　　１．２　　　２．５　　　３．０　　　
４．３　　　５．０　　α化度　　３０％　　×　　　
　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　
　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　　　　　
４０％　　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　
×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　
△　　　　　　　　５０％　　×　　　　×　　　　×
　　　　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　×
　　　　△　　　　△　　　　　　　　６０％　　×　
　　　×　　　　○　　　　○　　　　○　　　　○　
　　　○　　　　○　　　　△　　　　△　　　　　　
　　７０％　　×　　　　×　　　　○　　　　○　　
　　○　　　　○　　　　○　　　　○　　　　△　　
　　△　　　　　　　　８０％　　×　　　　△　　　
　○　　　　○　　　　○　　　　○　　　　○　　　
　○　　　　△　　　　△　　　　　　　　９０％　　
△　　　　△　　　　○　　　　○　　　　○　　　　
○　　　　○　　　　○　　　　△　　　　△　　　　
　　　１００％　　△　　　　△　　　　○　　　　○
　　　　○　　　　○　　　　○　　　　○　　　　△
　　　　×　　 【００３１】 【表５】 表５：実施例５（孔径３．５ｍｍ）における食味の評価
結果　　　　　　　　　　試料Ｎｏ．　　４１　　　　
４２　　　　４３　　　　４４　　　　４５　　　　４
６　　　　４７　　　　４８　　　　４９　　　　５０
　　　　開孔率（％）　０．０５　　０．１　　　０．
２　　　０．４　　　０．８　　　１．２　　　２．５
　　　３．０　　　４．３　　　５．０　　α化度　　
３０％　　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　
×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　
×　　　　　　　　４０％　　×　　　　×　　　　×
　　　　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　×
　　　　×　　　　×　　　　　　　　５０％　　×　
　　　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　△　
　　　△　　　　△　　　　△　　　　△　　　　　　
　　６０％　　△　　　　△　　　　△　　　　△　　
　　△　　　　△　　　　△　　　　△　　　　×　　
　　×　　　　　　　　７０％　　△　　　　△　　　
　△　　　　△　　　　△　　　　△　　　　△　　　
　×　　　　×　　　　×　　　　　　　　８０％　　
△　　　　△　　　　△　　　　△　　　　△　　　　
△　　　　×　　　　×　　　　×　　　　×　　　　
　　　　９０％　　△　　　　△　　　　△　　　　△
　　　　△　　　　×　　　　×　　　　×　　　　×
　　　　×　　　　　　　１００％　　△　　　　△　
　　　△　　　　△　　　　×　　　　×　　　　×　
　　　×　　　　×　　　　×　　【００３２】実施例
６ 実施例１〜５と同じ大きさの袋状容器を用い、孔径２．
０ｍｍの小孔を開けて開孔率を表６の通り変化させた。 この袋状容器に実施例１〜５と同じα化米（α化度＝７
０％）を入れて炊飯し、専門パネラにより以下の４段階
の基準に従って食味を官能評価し、結果を表６に示した
。 【００３３】食味評価基準 ◎：非常においしい ○：おいしい △：どちらとも言えない ×：まずい 【００３４】 【表６】 表６：実施例６（孔径２．０ｍｍ，α化度７０％）にお
ける食味の評価結果　　　　　　　　　試料Ｎｏ．　　
５１　　　　５２　　　　５３　　　　５４　　　　５
５　　　　５６　　　　５７　　　　５８　　　　５９
　　　　６０　　　　開孔率（％）　０．０５　　０．
１　　　０．２　　　０．４　　　０．８　　　１．２
　　　２．５　　　３．０　　　４．３　　　５．０　
　　　食味評価　　　　×　　　　×　　　　○　　　
　○　　　　◎　　　　◎　　　　◎　　　　○　　　
　△　　　　△　　Description: [0001] The present invention relates to processed rice foods that can easily produce cooked rice of a quality suitable for gourmet tastes. [Prior Art] There is a known method of storing pre-cooked rice in a waterproof pack, placing the pack in boiling water to heat it, and heating and eating the rice stored in the pack. The product is actually commercially available. However, since this method involves reheating rice that has already been cooked, it is impossible to obtain the same taste as when the rice is cooked. [0003] Also, a bag with small holes is filled with polished rice or pregelatinized rice, and this is heated in boiling water for a predetermined period of time to cook the rice.
It is also known to take out the perforated bag in which the rice is stored and eat it (Japanese Patent Application Laid-open No. 49-75748, Japanese Patent Publication No. 6
4-7740), some such products are also on the market. However, when pregelatinized rice is used,
It is still lacking in taste, and is only partially used as emergency food for the Self-Defense Forces, making it intolerable for ordinary households to eat. Also, in the case of polished rice, it is not suitable for regular meals due to its flavor, texture, etc. Furthermore, in the case of polished rice, it is necessary to soak the rice in water before heating it, which is greatly inferior in terms of convenience. [Problems to be Solved by the Invention] The present invention provides a simple rice-cooking type rice processing method that can easily produce rice with gourmet quality without requiring a rice cooker. It provides food. [Means for Solving the Problems] In order to make rice cooking easier, it is necessary to use gelatinized rice instead of polished rice. [0007] In addition to being easy to cook, gelatinized rice is inherently superior in flavor and texture after cooking. As a result of intensive research into forms that would allow easy cooking while taking advantage of the excellent flavor and texture of pregelatinized rice, it was discovered that the pore diameter and porosity of the porous container are important. In the conventional simple rice cooking method, no consideration was given to these points, and in particular, the aperture ratio was too small. The easily cooked rice processed food of the present invention is a rice processed food in which a predetermined amount of pregelatinized rice is filled in a container having a large number of small holes and cooked, and the small hole diameter of the container is 0.05 to 3.0 m.
m, and the container has a porosity of 0.2 to 3.0%. [Embodiment] FIG. 1 shows a bag-shaped container 11 used in the present invention.
FIG. 2 is a plan view showing an embodiment of the present invention, showing only the planar shape of the container 11 before it is filled with gelatinized rice. FIG. 2 is a sectional view showing an embodiment of the processed rice food 31 of the present invention. however,
The small hole 13 bored in the wall of the container 11 is not shown (the cross section is taken at a part where the small hole 13 does not appear).
. [0010] The container 11 is made of a heat-resistant flexible plastic film that can withstand heating during rice cooking, and its periphery is heat-sealed to form a bag-like body. 1
5 indicates a seal portion. Examples of such plastic films include synthetic resin films and laminate films such as polypropylene films and polyethylene terephthalate/polyethylene laminate films. A large number of small diameters 13 are formed on the wall of the bag-like container 11.
are perforated almost uniformly throughout the container. The diameter of the small hole 13 is 0.05 to 3.0 mm, preferably 1.0 to 2.0 mm. Note that the material of the bag-like container 11 itself is water-impermeable. If the pore diameter is less than 0.05 mm, it will take a long time to cook, and if the heating time is kept constant, the rice will have a slightly hard texture.On the other hand, if you continue heating to improve this, the rice will be cooked unevenly. The taste is poor in both cases. In addition, the hole diameter is 3.0 mm
If it exceeds this amount, rice grains may spill out when filling with pregelatinized rice, and the rice will feel watery after cooking, resulting in poor taste. [0012] The porosity of the bag-like container 11 is 0.2 to 3.0.
%, preferably 0.8 to 2.5%. If the porosity is less than 0.2%, it will take a long time to cook the rice, and if the heating time is kept constant, the rice will have a slightly hard texture.On the other hand, if the heating is continued to improve this, the flavor will be poor. . On the other hand, if the porosity exceeds 3.0%, the rice will be slightly watery in texture. Note that the porosity refers to the surface area of the container 11 (for example, A× in FIG.
This is the ratio of the total area of the small holes 13 (both the front and back surfaces of the bag-like body) to B×2 (not including the seal portion 15). In FIG. 1, small holes 13 with a diameter of 2 mm are bored at a pitch of 12 mm in a bag-like container 11 with an inner dimension of 140 mm x 90 mm, and the pore size is approximately 2.
．． The figure shows a state of 4%. The bag-shaped container 11 is filled with gelatinized rice 21. The degree of gelatinization of gelatinized rice is preferably in the range of 60 to 100%, more preferably 65 to 80%. When the degree of gelatinization is less than 60%, it takes time to cook rice, which is a problem in terms of convenience. Note that if the degree of gelatinization is too high, the structure of the rice grains will become hard and the absorption of water will be delayed, resulting in a tendency for the rice to be somewhat tough. The degree of gelatinization is measured using the turbidity method (Home Economics Magazine, Vol. 24,
No. 1, p. 45-48 (1973)). [0014] Pregelatinized rice can be produced by a method in which white rice is cooked and then dried with hot air, or a method in which white rice is pregelatinized and dried using steam, but the present invention does not particularly limit this production method. In addition to the gelatinized rice 21, the bag-like container 11 also contains vegetables,
It can be filled with ingredients such as beans, meat, seafood, and cheese, as well as seasonings and coloring, and can also be used to cook red rice, rice, pilaf, etc. When cooking rice, processed rice food 31 is prepared by filling a perforated bag-like container 11 with pregelatinized rice 21 as shown in FIG.
Rice can be obtained by heating in boiling water or steam for 5 to 15 minutes, and then steaming for 2 to 10 minutes. Effects of the Invention According to the present invention, a water-impermeable material such as a plastic film is used as a container material, a large number of small holes with a hole diameter of 0.05 to 3.0 mm are bored in the container, and By setting the porosity of the container in the range of 0.2 to 3.0% with small holes, while taking advantage of the excellent texture and flavor of the pregelatinized rice filled in the container, it is possible to improve the taste with a short and simple processing. You can get good rice. Therefore, in the past, α could only be used as an emergency ration of bag-cooked processed rice food.
The modified rice can be eaten more deliciously and easily, and is suitably used as a preserved food, an emergency food, a portable food, and as a food that can withstand home meals. Furthermore, since the processed rice food of the present invention is stored in a container such as a bag, it can be used as a portable food when hiking, mountain climbing, traveling abroad, etc. For single people, students living in boarding houses, etc.
It has become possible to eat small amounts of rice easily and deliciously, and it also has the effect of developing new demand for rice. [Example] A bag-like container similar to the one shown in FIG. 1 was prepared and subjected to evaluation. Here, a dry laminate film of polyethylene terephthalate and polyethylene was used as the material for the bag-like container. In addition, the inner dimensions of the bag-like container (A
xB) was set to 140 x 90 mm. The pore diameter and porosity of the bag-like containers were evaluated by preparing various bags as shown in Examples 1 to 5 below. Inside the bag-shaped container, there are 116 gelatinized rice made from Akita Komachi.
g filled. Here, gelatinization is produced by soaking Akita Komachi polished rice in water, cooking it, cooling it to about 70-80°C, and drying it with hot air at 80-120°C using a dryer.
I got it with a degree of compatibility. The obtained pregelatinized rice was stored in a bag-like container, and sample No. 1 of each Example was stored. 1 to 50 processed rice foods were obtained. These processed rice foods were heated by immersing them in boiling water for 15 minutes, then steamed for 10 minutes to cook rice, and the taste was sensory-evaluated by a specialized panel according to the following criteria. Evaluation Criteria ○: Good △: Not good ×: Bad 0022 Example 1 A hole with a hole diameter of 0.03 mm was placed in a bag-like container with the opening ratio shown in Table 1 below. Pregelatinized rice having the degree of gelatinization shown in Table 1 was filled and cooked, and the taste was sensory evaluated. Example 2 Pregelatinized rice having the degree of gelatinization shown in Table 2 was filled into a bag-like container in which a hole with a hole diameter of 0.075 mm was opened with the porosity shown in Table 2 below, and the rice was cooked. The taste was sensory evaluated. Example 3 Pregelatinized rice having the degree of gelatinization shown in Table 3 was filled into a bag-like container in which holes with a hole diameter of 2.0 mm were opened with the porosity shown in Table 3 below, and rice was cooked. The taste was sensory evaluated. Example 4 Pregelatinized rice having the degree of gelatinization shown in Table 4 was filled into a bag-like container in which holes with a hole diameter of 2.5 mm were opened with the porosity shown in Table 4 below, and rice was cooked. The taste was sensory evaluated. Example 5 Pregelatinized rice having the degree of gelatinization shown in Table 5 was filled into a bag-like container in which a hole with a hole diameter of 3.5 mm was opened with the porosity shown in Table 5 below, and the rice was cooked. The taste was sensory evaluated. [Table 1] Table 1: Evaluation results of taste in Example 1 (pore diameter 0.03 mm) Sample No. 1 2
3 4 5 6 7
8 9 10 Open area ratio (%) 0.
05 0.1 0.2 0.4 0.8
1.2 2.5 3.0 4.3
5.0 Degree of alphaning 30% × ×
× × × × ×
× × × 40%
× × × × ×
× × × × ×
50% × × ×
× × × × ×
× △ 60% × ×
× × × × ×
× △ △ 70
% × × × × ×
× × △ △ △
80% × × ×
× × × △ △
△ △ 90% ×
× × × × △
△ △ △ △ 1
00% × × × ×
△ △ △ △ △
Δ [Table 2] Table 2: Evaluation results of taste in Example 2 (pore diameter 0.075 mm) Sample No. 11
12 13 14 15 1
6 17 18 19 20
Open area ratio (%) 0.05 0.1 0.
2 0.4 0.8 1.2 2.5
3.0 4.3 5.0 Degree of alphaning
30% × × × ×
× × × × ×
× 40% × × ×
× × × × ×
× △ 50% ×
× × × × ×
× × △ △
60% × × ○ ○
○ ○ ○ ○ △
△ 70% × ×
○ ○ ○ ○ ○
○ △ △ 80%
× △ ○ ○ ○
○ ○ ○ △ △
90% △ △ ○ ○
○ ○ ○ ○ △
△ 100% △ △
○ ○ ○ ○ ○
○ △ × [Table 3] Table 3: Evaluation results of taste in Example 3 (pore diameter 2.0 mm) Sample No. 21
22 23 24 25 2
6 27 28 29 30
Open area ratio (%) 0.05 0.1 0.
2 0.4 0.8 1.2 2.5
3.0 4.3 5.0 Degree of alphaning
30% × × × ×
× × × × ×
× 40% × × ×
× × × × ×
× △ 50% ×
× × × × ×
× × △ △
60% × × ○ ○
○ ○ ○ ○ △
△ 70% × ×
○ ○ ○ ○ ○
○ △ △ 80%
× △ ○ ○ ○
○ ○ ○ △ △
90% △ △ ○ ○
○ ○ ○ ○ △
△ 100% △ △
○ ○ ○ ○ ○
○ △ × [Table 4] Table 4: Evaluation results of taste in Example 4 (pore diameter 2.5 mm) Sample No. 31 32 3
3 34 35 36 37
38 39 40 Open area ratio (%
) 0.05 0.1 0.2 0.4
0.8 1.2 2.5 3.0
4.3 5.0 Degree of alphaning 30% ×
× × × × ×
× × × ×
40% × × × ×
× × × × ×
△ 50% × × ×
× × × × ×
△ △ 60% ×
× ○ ○ ○ ○
○ ○ △ △
70% × × ○ ○
○ ○ ○ ○ △
△ 80% × △
○ ○ ○ ○ ○
○ △ △ 90%
△ △ ○ ○ ○
○ ○ ○ △ △
100% △ △ ○ ○
○ ○ ○ ○ △
× [Table 5] Table 5: Evaluation results of taste in Example 5 (pore diameter 3.5 mm) Sample No. 41
42 43 44 45 4
6 47 48 49 50
Open area ratio (%) 0.05 0.1 0.
2 0.4 0.8 1.2 2.5
3.0 4.3 5.0 Degree of alphaning
30% × × × ×
× × × × ×
× 40% × × ×
× × × × ×
× × 50% ×
× × × × △
△ △ △ △
60% △ △ △ △
△ △ △ △ ×
× 70% △ △
△ △ △ △ △
× × × 80%
△ △ △ △ △
△ × × × ×
90% △ △ △ △
△ × × × ×
× 100% △ △
△ △ × × ×
× × × [0032] Example 6 A bag-like container of the same size as in Examples 1 to 5 was used, and the pore diameter was 2.
A small hole of 0 mm was opened and the porosity was varied as shown in Table 6. The same gelatinized rice as in Examples 1 to 5 (degree of gelatinization = 7) was placed in this bag-like container.
0%) was added to the rice, and the taste was sensory-evaluated by a professional panelist according to the following 4-level criteria, and the results are shown in Table 6. Taste Evaluation Criteria ◎: Very delicious ○: Tasty △: Unsatisfactory ×: Unpalatable 0034 Evaluation results for sample no.
51 52 53 54 5
5 56 57 58 59
60 Open area ratio (%) 0.05 0.
1 0.2 0.4 0.8 1.2
2.5 3.0 4.3 5.0
Taste evaluation × × ○
○ ◎ ◎ ◎ ○
△ △

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of the drawing]

【図１】図１は本発明で用いられる袋状の容器１１の実
施例を示す平面図であり、α化米が充填される前の容器
１１の形状のみを示している。FIG. 1 is a plan view showing an embodiment of a bag-shaped container 11 used in the present invention, and only shows the shape of the container 11 before it is filled with pregelatinized rice.

【図２】図２は、本発明の米加工食品３１の実施例を示
す断面図である。但し、容器１１に設けられた器壁に穿
設された小孔１３は図示を省略してある（小孔１３が現
われない部位で断面をとってある）。FIG. 2 is a sectional view showing an example of processed rice food 31 of the present invention. However, the small hole 13 bored in the wall of the container 11 is not shown (the cross section is taken at a portion where the small hole 13 does not appear).

【符号の説明】[Explanation of symbols]

１１　　袋状容器 １３　　小孔 １５　　シール部 ２１　　α化米 ３１　　米加工食品 11 Bag-shaped container 13 Small hole 15 Seal part 21 Pregelatinized rice 31　Rice processed food

Claims (1)

【特許請求の範囲】[Claims] 【請求項１】　　多数の小孔を有する容器に所定量のα
化米を充填して炊飯する米加工食品において、容器の小
孔径が０．０５〜３．０ｍｍであり、かつ、容器の開孔
率が０．２〜３．０％であることを特徴とする簡易炊飯
米加工食品。Claim 1: A predetermined amount of α in a container having a large number of small holes.
Processed rice food that is filled with processed rice and cooked, characterized in that the small pore diameter of the container is 0.05 to 3.0 mm, and the porosity of the container is 0.2 to 3.0%. A simple cooked rice processed food.