JPH04244979A - 遅延テストパターン及びその作成方法 - Google Patents

遅延テストパターン及びその作成方法

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JPH04244979A
JPH04244979A JP3011159A JP1115991A JPH04244979A JP H04244979 A JPH04244979 A JP H04244979A JP 3011159 A JP3011159 A JP 3011159A JP 1115991 A JP1115991 A JP 1115991A JP H04244979 A JPH04244979 A JP H04244979A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
test pattern
don
delay test
care
Prior art date
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Pending
Application number
JP3011159A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Ikeda
光二 池田
Kazumi Hatakeyama
一実 畠山
Terumine Hayashi
照峯 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は論理回路の遅延テストに
用いるテストパターン及びその作成方法に関する。
【従来の技術】従来、遅延テストパターン生成は第14
回DAコンファレンスの予稿集の486頁から491頁
に記載されている(Proc. 14th DA Co
nf.,pp.486−491,June 1977)
遅延テスト生成方法に代表されるように、論理回路上に
故障を仮定し、その故障を検出するためのテストパター
ンを求めるところまでであった。
【発明が解決しようとする課題】製造されたLSIの正
常動作を保証するため、論理回路に仮定できるすべての
故障を検出できるテストパターン集合を求めるとき、現
時点で検出されない故障の1つに対するテストパターン
を作成する処理と作成されたテストパターンによって検
出される他の故障を計算する故障シミュレーションと呼
ぶ処理を繰り返す。上記従来方法で作成されたテストパ
ターンでは、他の故障を検出することに関して配慮して
いないので、多くのテストパターン作成処理と故障シミ
ュレーション処理を行うことがある。本発明の目的は、
各々のテストパターンによって検出される他の故障を増
加させることにより、テストパターン作成処理及び故障
シミュレーション処理の回数を低減することにある。
【課題を解決するための手段】上記目的は、人手または
自動で作成された遅延テスト用のテストパターンに対し
て、ドントケアになっている少なくとも1つの外部入力
信号線またはフリップフロップのスキャンインデータを
特定の信号に決定することにより解決できる。ドントケ
アとは、どのような信号が与えられてもよいという状態
を表す。決定する信号に関しては以下のものがある。1
つは乱数を利用すること。1つはすべて同一の特定の信
号に決定すること。1つは内部信号線の状態に応じた評
価関数により特定の信号に決定すること。組合せ回路を
対象とした定常信号系列対からなる遅延テスト用の入力
パターンに対して、一方の信号系列では特定の信号が決
定しており他方の信号系列ではドントケアになっている
少なくとも1つの信号線の該ドントケアの信号を他方の
信号系列の該特定の信号と異なる信号に決定すること。 定常信号系列対からなる遅延テスト用の入力パターンに
対して、該入力パターンによって特定の信号を格納して
おり、且つスキャンインデータがドントケアになってい
る少なくとも1つのフリップフロップのドントケアを上
記入力パターンによって格納された上記特定の信号と異
なる信号に決定すること。
【作用】ドントケアの信号線を0レベルあるいは1レベ
ルに決定することによって新たに検出できなくなる故障
はない。乱数を利用すれば、ドントケアになる信号線に
与える信号を計算する時間が短くてすむ。同一の特定の
信号に決定する場合も同様である。内部信号線の状態に
応じた評価関数により特定の信号に決定した場合はより
多くの故障が1つのテストパターンで検出できる。組合
せ回路を対象とした定常信号系列対からなる遅延テスト
用の入力パターンに対して、一方の信号系列では特定の
信号が決定しており他方の信号系列ではドントケアにな
っている少なくとも1つの信号線の該ドントケアの信号
を他方の信号系列の該特定の信号と異なる信号に決定す
る場合は変化する信号線が増加するので、新たに変化し
た信号線上の故障を検出する可能性が現れる。定常信号
系列対からなる遅延テスト用の入力パターンに対して、
該入力パターンによって特定の信号を格納しており、且
つスキャンインデータがドントケアになっている少なく
とも1つのフリップフロップのドントケアを上記入力パ
ターンによって格納された上記特定の信号と異なる信号
に決定する場合も同様に変化する信号線が増加するので
、新たに変化した信号線上の故障を検出する可能性が現
れる。
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に示す。図1
は与えられたテストパターンに対してすべてのドントケ
アである外部信号線を0レベル信号に割当てる手順を示
したPAD図である。上記一実施例を適用した例を図2
の回路を用いて説明する。図2において、201,20
2,203は外部入力信号線、209は外部出力信号線
、21,22,23はAND素子、24はOR素子、2
04,205,206,207は内部信号線である。 今、図2の回路の信号線201の立上り信号が遅く伝播
する故障(立上り遅延故障)を検出するテストパターン
として、(201,202,203)=(01,X1,
X0)が得られたとする。ここで、Xはドントケアを表
すものとする。上記テストパターンでは、信号線201
の立上り遅延故障の他には信号線206の立上り遅延故
障を検出することができる。上記テストパターンに対し
て図1の処理を適用することにより、第2のテストパタ
ーン(201,202,203)=(01,01,00
)が得られる。この第2のテストパターンでは、信号線
201の立上り遅延故障、信号線206の立上り遅延故
障の他に、信号線204の立上り遅延故障及び信号線2
09の立上り遅延故障が検出可能になる。本発明の他の
一実施例を図3に示す。図3は図1の処理における割当
て信号を0の代わりに1にしたテストパターン作成手順
である。本発明の他の一実施例を図4に示す。図1では
ドントケアであるすべての外部信号線に対して0レベル
信号を与えているのに対して、図4では乱数を用いるこ
とにより信号割当てを行う信号線を選択している。この
ように、信号割当てを行う信号線を選択することの利点
はドントケアである信号線を処理対象としない故障シミ
ュレーションの処理時間を軽減することにある。選択す
るかしないかのしきい値0.5 は変更してよい。本発
明の他の一実施例を図5に示す。図5の処理では、ドン
トケアであるすべての外部信号線に割当てる信号を乱数
によって選択する。本発明の他の一実施例を図6に示す
。図6の処理は、入力信号をできるだけ変化させたテス
トパターンを作成するためのものである。これは、ドン
トケアである信号線に対して定常信号よりも変化信号を
与えた方が作成されたテストパターンにより検出される
故障数が平均的に多いという実験結果に基づいている。 本発明の他の一実施例を図7に示す。図7の処理はフリ
ップフロップにクロックパルスを与えて信号変化をつく
り、その変化信号を伝播させて行う遅延テストを前提と
している。この遅延テスト用のテストパターンに対して
クロックパルスが与えられているフリップフロップでス
キャンインデータがドントケアであるものは変化信号を
生成させるようにするというのが図7の処理である。変
化信号を生成させる理由は前述の一実施例と同様である
。図7のフローを用いてテストパターンを作成する例を
図8の回路を用いて説明する。図8において、801,
802,803は外部入力信号線、804は外部出力信
号線、81,82はフリップフロップ、805,806
は内部信号線である。今、信号線805の立上り遅延故
障を検出するテストパターンとして、(801,802
,803,81,82)=(パルス,1,1,0,X)
が得られたとする。このテストパターンにおいて、81
及び82はスキャンインデータ、Xはドントケアを表す
ものとする。上記テストパターンによると、フリップフ
ロップ81からは0レベルから1レベルに立上がる信号
が出力されるが、フリップフロップ82からは81が1
レベルになったとき同じく1レベルになる信号が出力さ
れるだけで、81が0レベルのときの信号はドントケア
である。このテストパターンで検出される遅延故障は信
号線805の立上り遅延故障だけである。上記テストパ
ターンに対して図7の処理を適用すると、フリップフロ
ップ82のスキャンインデータが0レベルになる。図7
の処理適用後のテストパターンでは、805の立上り遅
延故障の他に806及び804の立上り遅延故障を検出
することができる。本発明の他の一実施例を図9に示す
。図9の処理の目的は偶然的な故障検出数の増大ではな
く、内部状態を反映してより多くの故障を検出すること
である。このため、処理時間的なオーバーヘッドは上述
の実施例より大きくなる。図9の処理を具体的に説明す
ると、内部信号線で0レベルから1レベルに立上るもし
くは1レベルから0レベルに立下る信号に成り得るX0
(Xはドントケアを表す)、X1,0X,1X信号のい
ずれかをもつ信号線に対して、それぞれXに0または1
の信号が与えられるように組合せ回路の入力部に0また
は1の信号を割当てる。このため、まずXに0または1
の要求を与え、要求回数(要求度という)を素子の種類
及び信号のレベルに従って入力に伝播し、その要求度に
応じて外部信号線に割当てる信号を選択する。
【発明の効果】本発明により、1つのテストパターンに
対して検出される故障数が増大し、そのため、テストパ
ターン生成に係る時間が低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す処理フロー図である。
【図2】図1の実施例を適用させた回路図である。
【図3】本発明の他の一実施例を示す処理フロー図であ
る。
【図4】本発明の他の一実施例を示す処理フロー図であ
る。
【図5】本発明の他の一実施例を示す処理フロー図であ
る。
【図6】本発明の他の一実施例を示す処理フロー図であ
る。
【図7】本発明の他の一実施例を示す処理フロー図であ
る。
【図8】図7の実施例を適用させた回路である。
【図9】本発明の他の一実施例を示す処理フローである
【符号の説明】
201,202,203,801,802,803…外
部入力信号線、209,804…外部出力信号線、20
4,205,206,207,805,806…内部信
号線、21,22,23,83…AND素子、24…O
R素子、81,82…フリップフロップ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人手または自動で作成された遅延テスト用
    のテストパターンにおいて、ドントケアになっている少
    なくとも1つの外部入力信号線またはフリップフロップ
    のスキャンインデータを特定の信号に決定したテストパ
    ターン。
  2. 【請求項2】人手または自動で作成された遅延テスト用
    のテストパターンに対して、ドントケアになっている少
    なくとも1つの外部入力信号線またはフリップフロップ
    のスキャンインデータを特定の信号に決定することを特
    徴とする遅延テストパターン作成方法。
  3. 【請求項3】上記請求項1及び2のドントケアになって
    いる少なくとも1つの外部入力信号線またはフリップフ
    ロップのスキャンインデータを乱数を利用して特定の信
    号に決定することを特徴とした遅延テストパターン及び
    決定する遅延テストパターン作成方法。
  4. 【請求項4】上記請求項1及び2のドントケアになって
    いる少なくとも1つの外部入力信号線またはフリップフ
    ロップのスキャンインデータをすべて同一の特定の信号
    に決定した遅延テストパターン及び決定することを特徴
    とする遅延テストパターン作成方法。
  5. 【請求項5】上記請求項1及び2のドントケアになって
    いる少なくとも1つの外部入力信号線またはフリップフ
    ロップのスキャンインデータを内部信号線の状態に応じ
    た評価関数により特定の信号に決定した遅延テストパタ
    ーン及び決定することを特徴とする遅延テストパターン
    作成方法。
  6. 【請求項6】組合せ回路を対象とした定常信号系列対か
    らなる遅延テスト用の入力パターンに対して、一方の信
    号系列では特定の信号が決定しており他方の信号系列で
    はドントケアになっている少なくとも1つの信号線の該
    ドントケアの信号を他方の信号系列の該特定の信号と異
    なる信号に決定した遅延テストパターン及び決定するこ
    とを特徴とする遅延テストパターン作成方法。
  7. 【請求項7】定常信号系列対からなる遅延テスト用の入
    力パターンに対して、該入力パターンによって特定の信
    号を格納しており、且つスキャンインデータがドントケ
    アになっている少なくとも1つのフリップフロップのド
    ントケアを上記入力パターンによって格納された上記特
    定の信号と異なる信号に決定した遅延テストパターン及
    び決定することを特徴とする遅延テストパターン作成方
    法。
JP3011159A 1991-01-31 1991-01-31 遅延テストパターン及びその作成方法 Pending JPH04244979A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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