JPH0572287A - デイレイテストパターン生成方法 - Google Patents

デイレイテストパターン生成方法

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JPH0572287A
JPH0572287A JP3237808A JP23780891A JPH0572287A JP H0572287 A JPH0572287 A JP H0572287A JP 3237808 A JP3237808 A JP 3237808A JP 23780891 A JP23780891 A JP 23780891A JP H0572287 A JPH0572287 A JP H0572287A
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JP
Japan
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cost
flip
flop
test pattern
signal line
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Application number
JP3237808A
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English (en)
Inventor
Koji Ikeda
光二 池田
Kazufumi Hikone
和文 彦根
Kazumi Hatakeyama
一実 畠山
Terumine Hayashi
照峯 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は入力ピン数が少なく内部素子数が多い
回路のディレイテストパターン生成を高速に行う方法を
提供することにある。 【構成】クロック入力ピンを除く各外部入力ピンに対し
て、任意に0または1の信号を2回選び、外部入力ピン
の初期値及び遷移値とする。各フリップフロップに対し
て、初期値として0または1から任意に信号を選ぶ。ク
ロック入力ピンに対して、クロックがオンかオフかを任
意に2回選び、クロック入力ピンの初期値及び遷移値と
する。上記初期値を用いて論理回路の組合わせ回路部分
に対してシミュレーションを行う。得られた結果から各
フリップフロップの遷移値を求める。各外部入力ピン及
びフリップフロップの初期値及び遷移値を用いて論理回
路の組合わせ回路部分に対してディレイ(または遷移)
故障シミュレーションを行い、検出故障を計算する。検
出故障を故障リストから除外し、故障リストが空になれ
ばテストパターン生成処理を終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は論理回路のディレイテス
トに用いるテストパターンを自動生成する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、任意のスキャン方式に対応できる
ディレイテストパターン生成方法については、アイ・イ
ー・イー・イー 第14回 フォールトトレラント コ
ンピューティング国際学会発表予稿集の第146頁から
第149頁(IEEE Proc. ofthe 14th International Co
nference on FTC(1984) pp.146−149)において論じら
れていた。この方法では、テスト対象回路のある信号線
で信号伝播が遅れる故障(ディレイ故障)を仮定し、そ
の信号線上に変化信号を伝播するよう分岐選択的に外部
入力信号及びフリップフロップのスキャンインデータを
決定することにより上記ディレイ故障を検出するテスト
パターンを生成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法は、入力
数に対して内部回路数が多い論理回路に対して処理効率
が悪いという問題がある。例えば、図1に示す論理回路
の排他的論理和素子19の出力信号線111にある立上
りディレイ故障を検出するテストパターンを、従来方法
を用いて求める手順を考える。まず、故障がある信号線
111に立上り信号(0,1)を割当てる。次に、排他
的論理和素子19の出力信号(0,1)を満足する排他
的論理和素子19の入力信号を選択する。ここで、入力
信号 <信号線109,信号線110> は、{<
(0,0),(0,1)>,<(0,1),(0,0)
>,<(1,0),(1,1)>,<(1,1),
(1,0)>}の4種類から選択する。続いて、排他的
論理和素子17及び排他的論理和素子18の入力信号を
決定する。この入力信号の選択肢数は素子の出力信号に
かかわらず4つである。同様に、排他的論理和素子1
3,14,15,16の入力信号をそれぞれ4種類の選
択肢から選択し、フリップフロップ10,11,12の
スキャンインデータ,クロック入力及びデータ入力を求
める。整合性がとれれば信号線100,101の信号及
びフリップフロップ10,11,12のスキャンインデ
ータがテストパターンとなる。整合性を満たさなければ
その時点でバックトラックし、未試行の選択処理を行
う。
【0004】上記の例では、排他的論理和素子19の入
力信号 <信号線109,信号線110> は<(1,
1),(1,0)>,排他的論理和素子17の入力信号
<信号線105,信号線106> は<(0,1),
(1,0)>でなければテストパターンは生成できな
い。従って、上記手順によると、排他的論理和素子17
の入力信号を決定するまでの16分の15はテストパタ
ーン生成に結びつかない処理であり、16分の1だけが
有効な処理であるといえる。有効な16分の1の処理の
うち、排他的論理和素子13,14,18の入力信号の
選択によっては整合性を満たさないので、テストパター
ンを生成する確率はさらに減少する。しかし、図1の回
路では入力パターンとして考えられるものは、クロック
のオン/オフを含めても32種類しか存在せず、そのう
ちテストパターンは4種類存在するので、入力パターン
の8分の1はテストパターンになることになり、従来方
法ではテストパターン生成効率が悪いといえる。
【0005】本発明の目的は、入力数に対して内部回路
数が多い論理回路に対して処理効率の良いディレイテス
トパターン生成方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、無作為な入力パターンを生成し、シミュレーション
を用いてディレイ故障を検出するようにする。スキャン
方式を限定しない場合、スキャンインデータの入力はシ
ステムクロックではなくスキャンクロックによって行わ
れるので、フリップフロップを起点としたシステム動作
のディレイを測定するため、起点となるフリップフロッ
プのシステムデータが決定するように、外部入力ピン及
びフリップフロップの入力信号を与える。シミュレーシ
ョン方法としては、ディレイ測定の起点となるフリップ
フロップまでは正常回路のシミュレーションを行い、デ
ィレイ測定の対象となる組合わせ回路部分に対しては正
常回路と故障回路のシミュレーションを行う。
【0007】入力パターンとしては、無作為に決定する
他に、縮退故障用のテストパターン,重み付き乱数テス
ト用の重み,組合わせ回路用ディレイテストパターンを
用い、正常回路のシミュレーション結果との一致数,加
重平均を評価して故障回路のシミュレーション処理を抑
止したり、上記縮退故障用のテストパターン,重み付き
乱数テスト用の重み,組合わせ回路用ディレイテストパ
ターンを対応するフリップフロップに接続した組合わせ
回路の出力部の重みとして、最も近い入力側のフリップ
フロップまたは外部入力ピンに到達するまで、素子種及
び入力数に応じて伝播し、伝播された重みに応じた信号
を発生させることにより作成する。
【0008】ディレイテストパターンを生成する部分回
路としては、全体回路の他に、信号観測用の第1のフリ
ップフロップとフリップフロップを介さないでその第1
のフリップフロップに到達可能なすべての組合わせ論理
素子及び信号線及び第2のフリップフロップ及び外部入
力ピンとフリップフロップを介さないでその第2のフリ
ップフロップのいずれかに到達可能なすべての組合わせ
論理素子及び信号線及びフリップフロップ及び外部入力
ピンで構成される部分回路が有効である。
【0009】複数の計算機でディレイテストパターン生
成処理を行う場合、1つの計算機で正常回路のシミュレ
ーション処理を行い、他の計算機で故障回路及び正常回
路の組合わせ回路部のシミュレーション処理を行う。
【0010】
【作用】無作為の入力パターンをシミュレートするの
で、シミュレーション回数はフリップフロップと入力ピ
ン数に対応して決定する。各シミュレーションはバック
トラックを伴わず、また、故障回路のシミュレーション
は正常回路と異なる部分のみ行えば良いので、内部回路
数に比べて少ない手間の単純な処理で済む。従って、本
発明の方法は入力数に対して内部回路数が多い論理回路
に対して処理効率の良いディレイテストパターン生成方
法を提供する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図2を用いて説明
する。図2はディレイテストパターン生成の手順を示し
たフローチャートである。まず、クロック入力ピンを除
く各外部入力ピンに対して、任意に0または1の信号を
2回選び、外部入力ピンの初期値及び遷移値とする。ま
た、各フリップフロップに対して、初期値(スキャンイ
ンデータ)として0または1から任意に信号を選ぶ。ク
ロック入力ピンに対しては、クロックがオンかオフかを
任意に2回選び、それぞれクロック入力ピンの初期値及
び遷移値とする(処理21)。次に上記の初期値を用い
て論理回路の組合わせ回路部分に対してシミュレーショ
ンを行う(処理22)。得られたシミュレーション結果
から各フリップフロップの遷移値を求める(処理2
3)。各外部入力ピン及びフリップフロップの初期値及
び遷移値を用いて論理回路の組合わせ回路部分に対して
ディレイ故障シミュレーション(または遷移故障シミュ
レーション)を行い、検出故障を計算する(処理2
4)。検出故障を故障リストから除外し(処理25)、
故障リストが空になればテストパターン生成処理を終了
する。検出率や処理回数のしきい値をあらかじめ設けて
おき、そのしきい値を越えれば処理を終了するという方
法でも良い。
【0012】本発明の他の一実施例を図3を用いて説明
する。図3は図2のフローのうち、処理21を変更した
ものである。新しい処理31は、外部入力ピンに信号を
与えるときクロック制御ピンの第2の信号を第1の信号
と同一にする。これにより、クロック系論理にハザード
の発生を抑止する効果がある。
【0013】本発明の他の一実施例を図4を用いて説明
する。あらかじめフリップフロップのクロック動作パタ
ーンを求めておく(処理40)ことによって、組合わせ
回路部の1回のシミュレーションで処理24の故障シミ
ュレーションに用いる第2の信号系列を複数個生成する
ことができる。図4のフローは、対象論理回路のフリッ
プフロップのクロック入力がデータ入力と独立に決定で
きる場合に有効である。
【0014】本発明の他の一実施例を図5,図6を用い
て説明する。図5の回路モデルを次のように定義する。
57は論理回路の1フリップフロップまたは1外部出力
ピン。後段組合わせ回路56はフリップフロップを介さ
ないで57に到達可能な組合わせ論理素子。54及び5
5はそれぞれ後段組合わせ回路の入力部に接続するフリ
ップフロップ及び外部入力ピン。前段組合わせ回路53
はフリップフロップを介さないでフリップフロップ54
のいずれかに到達可能な組合わせ論理素子。
【0015】51及び52はそれぞれ前段組合わせ回路
の入力部に接続するフリップフロップ及び外部入力ピ
ン。ここで、同一素子,入力ピン,フリップフロップの
重複を許す。図6のフローでは、図5の回路モデルに対
して、まずフリップフロップ51及び外部入力ピンに初
期値を与え(処理61)、前段組合わせ回路53のシミ
ュレーションを行う(処理62)。次に、上記シミュレ
ーション結果を用いてフリップフロップの遷移信号を求
める。フリップフロップ51に現れない54のフリップ
フロップの初期値、及び外部入力ピン52に現れない5
5の外部入力ピンの初期値,遷移値(はまだ与えられて
いないので)を決定する(処理64)。ここで、与える
信号としては変化信号が多く出現するように決定する方
が変化信号を少なくするように決定するより検出率が高
くなった。外部入力ピン55,フリップフロップ54の
初期値及び遷移値を用いて組合わせ回路56のディレイ
故障シミュレーションを行い(処理65)、検出故障を
故障リストから除外する。
【0016】本発明の他の一実施例を図7を用いて説明
する。図7のフローの特徴は、組合わせ回路に対してデ
ィレイ故障シミュレーションを行う前に、フリップフロ
ップ及び外部入力ピンの第2の信号と組合わせ回路にお
ける縮退故障用テストパターンとの類似性を評価し、類
似しているときのみディレイ故障シミュレーションを行
うことである。ディレイテストパターンの必要条件は遷
移信号系列が縮退故障用テストパターンであることなの
で、縮退故障用テストパターンと比較することは有効で
ある。類似性の判定方法としては、第2の信号と縮退故
障用テストパターンの一致する割合が例えば80%以上
かどうかなどである。縮退故障用テストパターンのかわ
りに、縮退故障用の重み付き乱数テストに用いる重みや
組合わせ回路におけるディレイテストパターンを用いて
も良い。
【0017】本発明の他の一実施例を図8を用いて説明
する。図8のフローでは、初期値として与える信号を無
作為に選択するのではなく、基準を設けて与える。あら
かじめ容易された縮退故障用テストパターンのうち、フ
リップフロップの出力信号となるものに着目し、信号値
が0のときはフリップフロップのデータ入力信号線の0
コスト1,1コスト0,1のときは0コスト0,1コス
ト1とする。以降0コスト,1コストを入力側に伝播す
る。伝播方法は、n入力AND素子に対しては、入力信
号線の0コスト=出力信号線の0コスト/n,入力信号
線の1コスト=出力信号線の1コスト,n入力OR素子
に対しては、入力信号線の0コスト=出力信号線の0コ
スト,入力信号線の1コスト=出力信号線の1コスト/
n,否定素子に対しては、入力信号線の0コスト=出力
信号線の1コスト,入力信号線の1コスト=出力信号線
の0コスト,分岐点に関しては、入力信号線の0コスト
=出力信号線の0コストの総和,入力信号線の1コスト
=出力信号線の1コストの総和である。
【0018】以上の方法で外部入力ピン及びフリップフ
ロップに伝播したコストに対し、0コスト/(0コスト
+1コスト)の確率で0,1コスト/(0コスト+1コ
スト)の確率で1を割当てる(処理81)。以下のフロ
ーは図2と同様である。図8のフローにおいて、フィー
ドバックループの戻り先は処理80の後でも良い。図8
ではコストを求めるために縮退故障用テストパターンを
用いたが、縮退故障用の重み付き乱数テストに用いる重
みや組合わせ回路におけるディレイテストパターンを用
いても良い。
【0019】本発明の他の一実施例を図9を用いて説明
する。図9のフローはクライアント・サーバモデルとい
う、複数のプロセッサによる分散処理環境を前提にした
ものである。プロセッサのうち1つをクライアント、他
をサーバと呼ぶ。クライアントは、まず故障リストを分
割して各サーバに送信する(処理90)。次に、入力信
号を生成し、シミュレーションを行い、ディレイ故障シ
ミュレーション用の入力信号を作り(処理21,22,
23)各サーバに送信する。サーバはクライアントから
送られた入力信号を用い、各故障リストを対象にディレ
イ故障シミュレーションを行う。クライアントが行う主
な処理は、組合わせ回路部の論理シミュレーションなの
でサーバに比べて処理が軽く、クライアントがボトルネ
ックになることはほとんどない。上記の処理方法によ
り、処理の大部分が組合わせ回路のディレイ故障シミュ
レーションで占められ、処理の効率化が図れる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、無作為な入力パターン
を与えてシミュレーションを行うことにより故障の検出
可否判定を行うので、入力パターンの組合わせが回路の
全内部信号線に割当てる信号の組合わせより少ない場
合、従来方法より効率良くディレイテストパターンを求
めることができる。また、縮退故障用テストパターン,
重み付き乱数テスト用の重み,組合わせ回路用ディレイ
テストパターンを用いて入力パターンを制限したり、正
常回路シミュレーション結果を評価することによりディ
レイテストパターンになる可能性の高いものだけを故障
回路シミュレーションすることができるので、効率のよ
いテストパターン生成が期待できる。また、信号観測用
として1つのフリップフロップまたは外部出力ピンを持
つテスト用部分回路を用いることにより、同相フリップ
フロップ間の信号通り抜けを抑止する処理を容易に行う
ことができる。また、複数の計算機を用いてディレイテ
ストパターン生成を行うとき、1台の計算機において入
力パターン生成から組合わせ回路の正常シミュレーショ
ンまでを行い、他の計算機においてそのシミュレーショ
ン結果を用いた組合わせ回路の故障シミュレーションを
行うことにより、複数の計算機に与える処理内容を単純
にして複数の計算機を有効に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来方法の問題点を説明する回路図である。
【図2】本発明の一実施例を示すフローチャートであ
る。
【図3】本発明の一実施例を示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明の一実施例を示すフローチャートであ
る。
【図5】本発明の一実施例を示す分割回路モデルを示す
図である。
【図6】本発明の一実施例を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明の一実施例を示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明の一実施例を示すフローチャートであ
る。
【図9】本発明の一実施例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10,11,12…フリップフロップ、13,14,1
5,16,17,18,19…排他的論理和素子、10
0,101,102,103,104,105,10
6,107,108,109,110…信号線、111
…故障信号線、21,22,23,24,25,31,
40,41,43,61,62,63,64,65,7
3,80,81,90,91,92…処理。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 照峯 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スキャンイン・アウト可能なフリップフロ
    ップ,フリップフロップのデータ格納のタイミング信号
    を供給するクロックピンを有する論理回路において、フ
    リップフロップのスキャンイン値及びクロックピン以外
    の外部入力ピンの第1の信号値として0または1を無作
    為に割当て、クロックピンの第1の信号値としてはパル
    スのオンまたはオフ状態を無作為に割当てて組合わせ回
    路部の論理シミュレーションを行い、そのシミュレーシ
    ョン結果からフリップフロップの状態変化を求め、該状
    態変化、外部入力ピンの第2の信号値としての無作為な
    0または1及びクロックピンの第2の信号値としての無
    作為なパルスのオンまたはオフ状態を用いて故障回路及
    び正常回路の組合わせ回路部をシミュレートすることに
    よりディレイ故障検出を行うことを特徴とするディレイ
    テストパターン生成方法。
  2. 【請求項2】連続する入力信号系列をシミュレートして
    ディレイ故障を検出する方法において、第1の入力信号
    系列は外部入力ピン及びフリップフロップに直接割当て
    ることにより作成し、第2の入力信号系列は外部入力ピ
    ンに関しては直接割当て、フリップフロップに関しては
    上記第1の入力信号系列による組合わせ回路部のシミュ
    レーション結果を用いて作成することを特徴とするディ
    レイテストパターン生成方法。
  3. 【請求項3】外部入力ピンのうち、クロック制御ピンの
    第1及び第2の入力信号値を同一とすることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載のディレイテストパター
    ン生成方法。
  4. 【請求項4】故障回路及び正常回路の組合わせ回路部の
    シミュレーションを行う前に該シミュレーションの入力
    信号系列と既に計算された上記組合わせ回路部のテスト
    パターンとの一致する信号線数に応じて上記シミュレー
    ションの入力信号系列の選別を行うことを特徴とする請
    求項1記載のディレイテストパターン生成方法。
  5. 【請求項5】組合わせ回路部のテストパターンの代わり
    に該組合わせ回路部の重み付け乱数テストに用いる重み
    を用い、該重みに応じて信号割当ての比率を計算し、シ
    ミュレーションの入力信号系列と該信号割当ての比率の
    ベクトル積に応じて上記シミュレーションの入力信号系
    列の選別を行うことを特徴とする請求項4記載のディレ
    イテストパターン生成方法。
  6. 【請求項6】信号観測用の第1のフリップフロップとフ
    リップフロップを介さないで該第1のフリップフロップ
    に到達可能なすべての組合わせ論理素子及び信号線及び
    第2のフリップフロップ群及び外部入力ピンと、フリッ
    プフロップを介さないで該第2のフリップフロップ群の
    いずれかのフリップフロップに到達可能なすべての組合
    わせ論理素子及び信号線及びフリップフロップ及び外部
    入力ピンで構成される論理回路の部分回路を切り出して
    取扱うことを特徴とするテストパターン生成方法。
  7. 【請求項7】第1のフリップフロップを外部出力ピンに
    代えたことを特徴とする請求項6記載の論理回路の部分
    回路。
  8. 【請求項8】あらかじめ計算された組合わせ回路部のテ
    ストパターンに対して該組合わせ回路の入力部に接続す
    るフリップフロップのデータ入力信号線の0コスト及び
    1コストを該フリップフロップの出力信号に応じて決定
    し、すべての信号線の0コスト及び1コストを、n入力
    AND素子の場合は入力信号線の0コストを出力信号線
    の0コスト/n、入力信号線の1コストを出力信号線の
    1コストとし、n入力OR素子の場合は、入力信号線の
    0コストを出力信号線の0コスト、入力信号線の1コス
    トを出力信号線の1コスト/nとし、否定素子の場合
    は、入力信号線の0コストを出力信号線の1コスト、入
    力信号線の1コストを出力信号線の0コストとし、分岐
    点に関しては、入力信号線の0コストを出力信号線の0
    コストの総和、入力信号線の1コストを出力信号線の1
    コストの総和として外部入力ピン及びフリップフロップ
    に伝播し、外部入力ピン及びフリップフロップに伝播し
    たコストに対し、割当てる信号の生起確率を制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載のディレイテストパターン
    生成方法。
  9. 【請求項9】組合わせ回路部のテストパターンの代わり
    に該組合わせ回路部の重み付け乱数テストに用いる重み
    を用い、該重みに応じて計算した0コスト及び1コスト
    を用いることを特徴とする請求項8記載のディレイテス
    トパターン生成方法。
  10. 【請求項10】複数の計算機でディレイテストパターン
    生成処理を行う方法にして、1つの計算機で請求項1記
    載のフリップフロップの状態変化を求めるまでの処理を
    行い、他の計算機で該状態変化,外部入力ピンの第2の
    信号値としての無作為な0または1及びクロックピンの
    第2の信号値としての無作為なパルスのオンまたはオフ
    状態を用いて故障回路及び正常回路の組合わせ回路部を
    シミュレートすることによりディレイ故障検出を行うこ
    とを特徴とするディレイテストパターン生成方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006041059A1 (ja) * 2004-10-12 2006-04-20 Advantest Corporation 試験装置、試験方法、および電子デバイス
JP4488595B2 (ja) * 2000-06-08 2010-06-23 株式会社アドバンテスト テストパターン生成方法
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