JPH04243933A - 着色ガラスセラミック - Google Patents

着色ガラスセラミック

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JPH04243933A
JPH04243933A JP3225673A JP22567391A JPH04243933A JP H04243933 A JPH04243933 A JP H04243933A JP 3225673 A JP3225673 A JP 3225673A JP 22567391 A JP22567391 A JP 22567391A JP H04243933 A JPH04243933 A JP H04243933A
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JP
Japan
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glass
nio
range
color
value
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Application number
JP3225673A
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English (en)
Inventor
Jr W Duane Amundson
ウィリアム デュエイン アマンドソン ジュニア
Jaroslava M Nigrin
ジャロスラヴァ マリー ニグリン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Corning Inc
Original Assignee
Corning Inc
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Publication date
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Publication of JPH04243933A publication Critical patent/JPH04243933A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C4/00Compositions for glass with special properties
    • C03C4/02Compositions for glass with special properties for coloured glass
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C10/00Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition
    • C03C10/16Halogen containing crystalline phase

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  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は着色ガラスセラミックに
関し、さらに詳しくは着色剤を含むカリウムフルオルリ
ヒテライト(fluorrichterite) ガラ
スセラミックの組成物に関する。
【0002】
【従来技術】米国特許第4,331,719 号(Da
nielson ら)はアイボリー色からブラウン色の
範囲の色をした天然乳白(opal)ガラスを記載して
いる。前記の色は1%以下の酸化ニッケル(NiO)を
基礎ガラス組成物に加えることによって得られる。前記
特許は、これらの着色オパールが三層ガラスラミネート
におけるコアガラスとしての用途に適用されることを開
示している。
【0003】Danielson らの前記特許の教示
に従って製造された乳白ガラスのテーブルウエア類は、
コーナーストーン(CORNERERSTONE R 
) の登録商標でコーニング社により販売されている。 この食器は米国特許の同時係属出願第464,372 
号(Amundsonら)で定義されているベージュ色
を呈する。前記出願は本出願の譲受人に譲受されている
。前記ベージュ色は色度座標xおよびyと三刺激値Yを
用いる標準CIEシステムに基づいて定義されている。 許容されるx座標とy座標はAmundsonらの前記
出願の図を構成する多角形ABCDEFA内に入る。
【0004】色度値は標準条件、すなわちC光源下でハ
ンター比色計により測定される。色度値は不透明な表面
で拡散して反射する光の測定方法である。得られた値は
容易に再現できるので、該値は通常、比較を容易にし、
規格の限界を設定するのに用いられる。
【0005】前記コーナーストーン製品は、ラミネート
ガラスシートを切断し、望みの形に成形することにより
製造される。工程は米国特許第3,673,049 号
に記載されている。前記工程は、一項目の例外を除いて
ディナーウエアの製造に特に有用であることがわかって
いた。前記工程は閉じた取っ手の付いたカップやマグカ
ップの成形には役立たない。ディナーウエアセットを完
成させるのにこの項目を設けることが継続する問題とな
っている。
【0006】解決方法の1つに、伝統的な乳白ガラスの
ゴブ(gob) からカップを成形することが提案され
ている。しかしながら、完成した製品は、ラミネートシ
ート製品に固有の強度を有していない。よって、さらな
る強度を与えるために別の製造工程が要求される。
【0007】従って、ガラスセラミック材料、すなわち
実質的に均質加熱結晶化することができるガラスが検討
された。
【0008】カリウムフルオルリヒテライトの主結晶相
を有し、10%以上のクリストバライトの存在で改質さ
れたガラスセラミック材料が米国特許第4,608,3
48 号(Beallら)に開示されている。これらの
材料は、強靭で20,000psi 以上の破壊係数(
MOR)を有し、結晶化中にある限度のサッギング(s
agging) が生じることが記載されている。これ
らの特性により、前記材料はディナーウエアのような成
形品の製造に特に有用となっている。
【0009】特に、このことにより、前記コーナースト
ーンセットに含まれる閉じた取っ手のカップやマグカッ
プの製造の問題への答えがでた。しかしながら、このよ
うにうまく利用するには、上薬を施したガラスセラミッ
クのカップまたはマグカップが正確な色合わせを提供し
なければならない。
【0010】予期されたことであるが、ガラス業界にお
いて知られている着色剤は、後に現場でガラスセラミッ
ク品に結晶化される前駆ガラス組成物に添加される。米
国特許第4,461,839 号および米国特許第4,
786,617 号に最近のその実施例の解説がなされ
ている。
【0011】前者の特許は、主結晶相としてβ−スポジ
ュメン固溶体を含む不透明ガラスセラミック品の製造を
開示している。これらの物品はグレーからブラウンから
アーモンドからベージュからイエローからブルーの範囲
の色を呈することができる。前記不透明ガラスセラミッ
ク品は、実質的にMgOを含まず、重量%で63.5−
69%のSiO2 ,    0 −5 %のBaO,
15−25%のAl2 O3 ,    2 −3%の
TiO2 ,2.5 −4 %のLi2 O,    
0.5 −2.5%のZrO2 ,0.1 −0.6 
%のNa2 O,  0.4 −0.8 %のAs2 
O3 , 0.1 −0.6 %のK2 O,    0.05−
0.1 %のFe2 O3 ,および0 −2.%のZ
nOから実質的に成る基礎組成を有する、前駆ガラス品
から調整される。望まれる色は、約0.5 −3 %の
TiO2 ;0.15%以下のFe2 O3 ;そして
0.3 %以下のV2 O5 ,3%以下のCeO2 
,2%以下のCaO,1%以下のNiO、1%以下のW
O3 、および1.5 %以下のSnO2 より成る群
から選択される酸化物の少なくとも2種類を合計で0.
3 −3 %;を含む“カラーパッケージ”の使用によ
り得られる。前記ガラスのTiO2 含有の合計は2.
5 −6 %より大きく、Fe2 O3 含有の合計は
0.05−0.2 %の範囲である。
【0012】後者の特許は、主結晶相としてカリウムフ
ルオルリヒテライトおよび/またはリレイテッドフルオ
ルマイカ(related fluormica) を
含む不透明ガラスセラミック品の製造を記載している。 前駆ガラス組成物は実質的にLi2 Oを含まず、重量
%で、61−70%のSiO2 ,        2
.5 −5.5%のK2 O,2.75−7 %のAl
2 O3 ,    6.8 %より小さいNa2 O
+K2 O, 11−16%のMgO,          2 −3
.25%のF,4.75−9 %のCaO,     
   0 −3.5 %のBaO,0.5 −3 %の
Na2 O,および0 −2.5 %のP2 O5 か
ら実質的に成る。Fe2 O3 ,CeO2 ,CaO
,Cr2 O3 ,CuO,MnO2 ,NiO,およ
びV2 O5 のような従来のガラス着色剤を合計量で
典型的に1%未満、基礎である前駆ガラス組成に加える
ことが可能であることを前記特許の本文は記載している
。しかしながら、ガラスにイエロー色を呈するFe2 
O3 の使用のみについて述べられているに過ぎない。
【0013】以下に示す米国特許それぞれは、本発明の
目的を達成するのに用いられる着色剤と同じ着色剤を少
なくとも部分的に含むカラーパッケージを用いたガラス
組成物を開示している。しかし、前記着色剤は使用量も
異なり、達成された色も極めて異なっている。
【0014】米国再発行特許第25,312号は、カラ
ーパッケージ Fe2 O3 :  0.2 −1 NiO:0.003 −0.05 CoO:0.003 −0.02 Se:0.2 以下により与えられるニュートラルグレ
ー色の熱線吸収ソーダ石灰ガラスを記載している。
【0015】米国特許第3,143,683 号はまた
、ニュートラルグレー色を呈するが、カラーテレビのイ
ンプロージョン(implosion) 窓用のソーダ
石灰ガラスを記載している。カラーパッケージは Fe2 O3 :  0.05−0.4NiO:  0
.01−0.05 CoO:0.002 −0.006 Se:0.002 −0.02 Nd2 O3 :  0.3 −1.2である。
【0016】米国特許第4,339,541 号はカラ
ーパッケージ Fe2 O3 :  0.3 −0.5Cr2 O3 
:0.0075−0.0230Se:0.0005−0
.0019 Co:0.0040−0.0070 Ni:0.0050−0.0120を有する上薬を施す
ことを目的としたニュートラルグレー色のソーダ石灰ガ
ラスを記載している。
【0017】
【発明の目的】本発明の基本的な目的は、Beall 
らによる米国特許第4,608,348 号の前記フル
オルリヒテライトガラスセラミックにあらかじめ制限し
た範囲内で色を付与する着色剤の組合せを提供すること
である。
【0018】本発明のもう1つの目的は、コーナースト
ーンディナーウエア類に合うベージュ色を呈する成形さ
れたガラスセラミック品を提供することである。
【0019】本発明のさらにもう1つの目的は、コーナ
ーストーンディナーウエア類に包含する閉じた取っ手を
有するカップまたはマグカップを提供することである。
【0020】
【発明の構成】これらの目的を達成するために、本発明
は、主結晶相としてカリウムフルオルリヒテライトを有
し、第2相として10容積%以上のクリストバライトを
有し、酸化物基準の重量%で表わした時に、65−69
%のSiO2 ,            1.5 −
3.3 %のNa2 O, 0.75−3.5 %のAl2 O3 ,      
4.2 −6.0 %のK2 O, 13.5−17.5%のMgO,          
0 −2.5 %のBaO, 3 −4.8 %のCaO,            
0 −2.5 %のP2 O5 , 0.5 −2.0 %のLi2 O,および  3.3
 −5.5 %のFから実質的に成る基礎組成を有し、
そして0.065 −0.16%のFe2 O3 ,0
.055 −0.16%のNiO, 0.0015−0.0029%のSe,および0 −0
.0014%のCo3 O4 から選択される着色剤の
組み合わせを含み、さらに上薬を伴って、添付された図
1で定義される多角形ABCDEFA内に入るx色座標
とy色座標(C光源)および三刺激値Yを有するベージ
ュ色不透明ガラスセラミック材料を提供する。
【0021】本発明は、さらに、上記材料から製造され
るガラスセラミック品を提供する。前記ガラスセラミッ
ク品はその表面に鉛含有上薬または鉛不含有上薬のよう
な上薬を有する。
【0022】本発明は、Beall らによる米国特許
第4,608,348 号記載のガラスセラミック材料
中に特定の色を呈するように適合されたカラーパッケー
ジにより特徴づけられる。そこに記載された材料は、カ
リウムフルオルリヒテライトの主結晶相を有し、第2結
晶相として10容積%以上のクリストバライトを含む。 前記Beall らによるガラスセラミックは酸化物基
準の重量%で、65−69%のSiO2 ,     
       1.5 −3.3 %のNa2 O, 0.75−3.5 %のAl2 O3 ,      
4.2 −6.0 %のK2 O, 13.5−17.5%のMgO,          
0 −2.5 %のBaO, 3 −4.8 %のCaO,            
0 −2.5 %のP2 O5 , 0.5 −2.0 %のLi2 O,および  3.3
 −5.5 %のFより実質的に成る。さらに詳しくは
、前記Beall らの特許を見られたい。Beall
らの特許に開示された内容は、本発明に全体として引用
して取り入れられている。
【0023】本発明は前記Beall らによる特許の
カリウムフルオルリヒテライトに取り入れられるカラー
パッケージの発見に基づき、該カラーパッケージは前記
コーナーストーンテーブルウエアに特徴的なライトベー
ジュ色を得るための色合せを提供する。色合せされた色
は前記Amundsonらの米国特許出願第464,3
72 号に記載されているx−y座標と三刺激値Yによ
り定義され、本出願の図1と同様に前記出願の図中に図
解されている。
【0024】本発明のガラスセラミック品を特徴づける
色度座標範囲は最終ウエアに施される艶だしの効果によ
る。上薬のいくつかは前記ガラスセラミック品に色を与
える傾向がある。この上薬は、色合せがなされる時に、
ガラスセラミック品のボディに加えられるあらゆる色と
効果的に組合わせられなければならない。一方、他の上
薬はわずかにまたはまったく色を与えない傾向にある。 それゆえ、他の上薬はガラスセラミック品の最終色にほ
とんど影響を与えない。
【0025】全体的カラーパッケージは、0.065 
−0.16%のFe2 O3 ,0.055 −0.1
6%のNiO, 0.0015−0.0029%のSe,および0 −0
.0014%のCo3 O4 から成る。
【0026】種々の融成物においての広域なカラーパッ
ケージの研究に基づき、該パッケージ中の種々雑多な着
色剤の成分を変化させて色度座標値に生じる変化を計算
した。各着色剤について、重量%での増分(デルタ)に
対する座標値の計算された変化を表1に示す。座標値の
増加をプラスで表示し、減少をマイナスで表示した。
【0027】
【表1】   デルタ(重量%)            x  
        y          Y    0
.10%NiO            +.0048
     +.0091     − 3.4    
0.10%Fe2 O3         +.008
6        0        −15.5  
  0.0010%Se            +.
0064     +.0023     − 4.6
    0.0010%Co3 O4       −
.0048     −.0035     − 2.
1   本発明のカラーパッケージの使用において、NiO
,Fe2 O3 およびSeの着色剤は色相(色度座標
により測定される)を調整し、酸化コバルトは明るさ(
三刺激値Yにより測定される)を制御する。前記パッケ
ージのNiOの含有量またはSe含有量のいずれかが増
加すると、x値とy値の両者が増加する。Fe2 O3
 の含有量の増加もまたx値を増加させるが、y値には
わずかにまたはまったく影響しない。酸化コバルトの含
有量が増加すると、明るさが低下する。しかし、酸化コ
バルトの増加はまた、x座標値とy座標値を減少させる
傾向にある。それゆえ、これらの効果は、前記酸化物を
使用する際には、考慮しなければならない。
【0028】図2に描かれている多角形ABCDEFA
は、本発明に従い、その表面に施した特定の鉛含有上薬
を有する着色されたボディに望まれる目的の色度座標値
を定義している。前記上薬はFerro 社より839
 CTBとして得られる。図2中の多角形ABCEDF
Aの色座標x,yおよび,Yの範囲を数字で表わすと、
x=0.3245から0.3300 y=0.3333から0.3390 Y=65から75となる。
【0029】前記範囲内の色座標値を有する上薬を施し
ていないカリウムフルオルリヒテライトガラスセラミッ
ク品を提供するには、重量%で 0.065 −0.12%のFe2 O3 ,0.05
5 −0.10%のNiO, 0.0015−0.0020%のSe,および0 −0
.0014%のCo3 O4 の範囲内に入る着色剤の
組み合わせを用いる。
【0030】一部重複している多角形GHIJKLGは
、本発明に従い、その表面に施した鉛不含有上薬を有す
る着色されたボディに望まれる目的の色座標値を定義し
ている。前記上薬はFerro 社により1189−N
として得られる。色座標x,y,およびYの範囲を数字
で表わすと、 x=0.3292から0.3352 y=0.3367から0.3420 Y=60から65となる。
【0031】図面の図形において、多角形ABCDEF
Aおよび多角形GHIJKLGは、下記数字座標A,B
,C,D,EおよびF、並びにG,H,I,J,Kおよ
びLにより決定される。
【0032】             A        B   
     C        D        E 
       F    x    0.3264  
  0.3300    0.3300    0.3
279    0.3243    0.3244  
  y    0.3333    0.3319  
  0.3388    0.3389    0.3
352    0.3333            
K        J        I      
  H        G        L    
  x    0.3292    0.3332  
  0.3350    0.3352    0.3
316    0.3294    y    0.3
387    0.3420    0.3420  
  0.3402    0.3368    0.3
366   これらの範囲内に入る色座標を有する上薬を施して
いないガラスセラミック品を提供するため、重量%で0
.08−0.16%のFe2 O3 ,0.09−0.
16%のNiO, 0.0018−0.0029%のSe,および0.00
08−0.0014%のCo3 O4 の範囲内に入る
着色剤の同じ組み合わせを用いる。
【0033】
【実施例】本発明を以下の実施例に基づいてさらに詳細
に説明する。
【0034】本発明は、より広範囲に応用できるが、特
定のガラスセラミック基礎材料を用いて本発明を実施し
た。前記基礎材料は、フッ素のみ分離して記載されてい
るが、酸化物基準の重量部で計算された近似組成66.
2部のSiO2 ,    3.1 部のNa2 O,
1.7 部のAl2 O3 ,  4.7 部のK2 
O,14.1部のMgO,      0.2 部のB
aO,4.6 部のCaO,      1.2 部の
P2 O5 ,0.8 部のLi2 O,    3.
3 部のF,および0.07部のSb2 O3 を有す
る。
【0035】前記成分の合計がほぼ100 に近いので
、便宜上、前記値は重量%を示すと考えてよい。
【0036】一連の異なるカラーパッケージを配合した
。それぞれのカラーパッケージを、前記基礎組成を有す
るガラスバッチに入れた。各バッチを混合し、均一性を
良くするためにボールミル粉砕した。次に白金るつぼに
充填し、溶融のためにカバーをかけた。
【0037】各バッチを、1450℃の温度で運転され
る炉に3時間入れておくことにより溶融した。溶融物を
取り出し、10分間かくはんし、そして溶融炉に30分
間もどした。次に溶融物をモールドに注ぎ、冷却し、そ
して600 ℃にてアニールした。次にアニールされた
サンプルを、電気加熱実験炉またはガス加熱実験炉でセ
ラミック化した。典型的な実験スケジュールは以下の通
りであった。
【0038】         電気加熱炉            
            ガス加熱炉    2時間で
600 ℃に昇温              2時間
で800 ℃に昇温    4時間で600 ℃から1
000℃に昇温    2時間で800 ℃から100
0℃に昇温    2時間、1000℃で保持    
          2時間、1000℃で保持   
 炉の冷却する速度で冷却            炉
の冷却する速度で冷却次にサンプルを色測定のため研削
し、そして研磨した。 前記サンプルについての測定データを表2に示す。x値
およびy値はハンター比色計で表示された色度座標であ
り、Yは三刺激値である。
【0039】
【表2】 各ガラスサンプルを、最初にバッチに加えられた4つの
着色剤について化学分析した。得られた値を表3に示す
【0040】
【表3】   前記サンプルは、小さくて研究用の実験的な溶融物
であることが理解されよう。前記サンプルは明らかに必
要な現象を実証してはいるが、ほとんどの部分で、望ま
れる特定の座標値を示していない。例えば、サンプル1
0以外は三刺激値Yを減少させるために、各組成にさら
なる着色剤を必要としている。これらのサンプルは前記
表1に示された座標値の変化を決定するのに用いられる
データを提供した。次に、組成変化に対するこれらの座
標値を、より大きな規模の溶融物の組成を配合するのに
用いた。
【0041】本発明の説明のため、4つの組成物を配合
した。この配合には、前記基礎ガラス組成を用いた。そ
のカラーパッケージを表4に示す。
【0042】
【表4】   サンプル      NiO      Fe2 
O3       Se        Co3 O4
     11.         0.061   
      0.061         0.001
1        0.0007    12.   
      0.087         0.069
         0.0016        0.
0007    13.         0.093
         0.083         0.
0017        0.0012    14.
         0.140         0.
100         0.0018       
 0.0011   サンプル11−13はその表面に施した鉛含有上薬
839 CTBを有するボディを提供すべく設定された
。サンプル14はその表面に施した鉛不含有上薬118
9−Nを有するボディを提供すべく設定された。サンプ
ル11は上薬を施したボディの望まれるベージュ色を与
えるべく設定された範囲から少しはずれていることがわ
かる。
【0043】
【図面の簡単な説明】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  カリウムフルオルリヒテライトの主結
    晶相と10容積%以上のクリストバライトの第二相を有
    し、バッチから計算した酸化物基準の重量%で、65−
    69%のSiO2 ,            1.5
     −3.3 %のNa2 O, 0.75−3.5 %のAl2 O3 ,      
    4.2 −6.0 %のK2 O, 13.5−17.5%のMgO,          
    0.−2.5 %のBaO, 3 −4.8 %のCaO,            
    0 −2.5 %のP2 O5 , 0.5 −2.0 %のLi2 O,および  3.3
     −5.5 %のFから実質的に成る基礎ガラスを含む
    全体組成を有し、0.065 −0.16%のFe2 
    O3 ,0.055 −0.16%のNiO, 0.0015−0.0029%のSe,および0 −0
    .0014%のCo3 O4 の範囲から選択される着
    色剤の組み合わせを含み、そして上薬を伴って、xを横
    軸上の値、yを縦軸上の値とする下記座標A,B,C,
    D,EおよびFにより決定される多角形ABCDEFA
    内に入るx−y色座標(C光源)を示すことを特徴とす
    る不透明ベージュ色ガラスセラミック材料。             A        B   
         C        D        E 
           F    x    0.3264  
      0.3300    0.3300    0.3
    279    0.3243    0.3244  
      y    0.3333    0.3319  
      0.3388    0.3389    0.3
    352    0.3333
  2. 【請求項2】  前記着色剤の組み合わせが、0.06
    5 −0.12%のFe2 O3 ,0.055 −0
    .10%のNiO, 0.0015−0.0020%のSe,および0 −0
    .0014%のCo3 O4 の範囲から選択されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の不透明ガラスセラミック
    材料。
  3. 【請求項3】  前記着色剤の組み合わせが、0.08
    −0.16%のFe2 O3 ,0.09−0.16%
    のNiO, 0.0017−0.0029%のSe,および0.00
    08−0.0014%のCo3 O4 の範囲から選択
    されることを特徴とする請求項1記載の不透明ガラスセ
    ラミック材料。
  4. 【請求項4】  カリウムフルオルリヒテライトの主結
    晶相と10容積%以上のクリストバライトの第二相を有
    し、添付された図1で定義される多角形ABCDEFA
    内に入るx−y色座標(C光源)により定義されるベー
    ジュ色を有し、バッチから計算した酸化物基準の重量%
    で、65−69%のSiO2 ,          
      1.5 −3.3 %のNa2 O, 0.75−3.5 %のAl2 O3 ,      
    4.2 −6.0 %のK2 O, 13.5−17.5%のMgO,          
    0.−2.5 %のBaO, 3 −4.8 %のCaO,            
    0 −2.5 %のP2 O5 , 0.5 −2.0 %のLi2 O,および  3.3
     −5.5 %のFから実質的に成る基礎ガラス組成を
    有し、0.065 −0.16%のFe2 O3 ,0
    .055 −0.16%のNiO, 0.0015−0.0029%のSe,および0 −0
    .0014%のCo3 O4 の範囲から選択される着
    色剤の組み合わせを含むことを特徴とする不透明ガラス
    セラミック材料。
  5. 【請求項5】  着色剤の組み合わせが、0.065 
    −0.12%のFe2 O3 ,0.055 −0.1
    0%のNiO, 0.0015−0.0020%のSe,および0 −0
    .0014%のCo3 O4 の範囲から選択されるこ
    とを特徴とする請求項4記載の不透明ガラスセラミック
    材料。
  6. 【請求項6】  着色剤の組み合わせが、0.08−0
    .16%のFe2 O3 ,0.09−0.16%のN
    iO,0.0017−0.0029%のSe,および0
    .0008−0.0014%のCo3 O4 の範囲か
    ら選択されることを特徴とする請求項4記載の不透明ガ
    ラスセラミック材料。
  7. 【請求項7】  上薬を施した不透明ガラスセラミック
    品であって、該ガラスセラミック品のボディが、カリウ
    ムフルオルリヒテライトの主結晶相と10容積%以上の
    クリストバライトの第二相を有し、xを横軸上の値、y
    を縦軸上の値とする下記座標A,B,C,D,Eおよび
    F並びにG,H,I,J,KおよびLで決定される多角
    形ABCDEFAまたは多角形GHIJKLGに入るx
    −y色座標(C光源)により定義されるベージュ色を有
    し、66−75の範囲の三刺激値Yを有し、バッチから
    計算した酸化物基準の重量%で、 65−69%のSiO2 ,            
    1.5 −3.3 %のNa2 O, 0.75−3.5 %のAl2 O3 ,      
    4.2 −6.0 %のK2 O, 13.5−17.5%のMgO,          
    0 −2.5 %のBaO, 3 −4.8 %のCaO,            
    0 −2.5 %のP2 O5 , 0.5 −2.0 %のLi2 O,および  3.3
     −5.5 %のFから実質的に成る基礎ガラス組成を
    有し、0.065 −0.16%のFe2 O3 ,0
    .055 −0.16%のNiO, 0.0015−0.0029%のSe,および0 −0
    .0014%のCo3 O4 の範囲から選択される着
    色剤の組み合わせを含むことを特徴とする上薬を施した
    不透明ガラスセラミック品。             K        J   
         I        H        G 
           L    x    0.3292  
      0.3332    0.3350    0.3
    352    0.3316    0.3294  
    y  0.3387    0.3420    0.
    3420    0.3402    0.3368 
       0.3366
  8. 【請求項8】  前記ガラスセラミック品が表面に鉛含
    有上薬を有し、ベージュ色が、xを横軸上の値、yを縦
    軸上の値とする下記座標A,B,C,D,EおよびFに
    より決定される多角形ABCDEFA内に入るx−y色
    座標によって定義され、前記着色剤の組み合わせが、0
    .065 −0.12%のFe2 O3 ,0.055
     −0.10%のNiO, 0.0015−0.0020%のSe,および0 −0
    .0014%のCo3 O4 の範囲から選択されるこ
    とを特徴とする請求項7記載の上薬を施した不透明ガラ
    スセラミック品。
  9. 【請求項9】  前記ガラスセラミック品が表面に実質
    的に鉛不含有上薬を有し、ベージュ色が、xを横軸上の
    値、yを縦軸上の値とする下記座標K,J,I,H,G
    およびLにより決定される多角形GHIJKLG内に入
    るx−y色座標により定義され、前記着色剤の組み合わ
    せが、 0.09−0.16%のFe2 O3 ,0.08−0
    .16%のNiO, 0.0017−0.0029%のSe,および0.00
    08−0.0014%のCo3 O4 の範囲から選択
    されることを特徴とする請求項7記載の上薬を施した不
    透明ガラスセラミック品。             K        J   
         I        H        G 
           L    x    0.3292  
      0.3332    0.3350    0.3
    352    0.3316    0.3294  
      y    0.3387    0.3420  
      0.3420    0.3402    0.3
    368    0.3366
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