JPH04240386A - トンネル炉のプッシャー駆動装置 - Google Patents

トンネル炉のプッシャー駆動装置

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JPH04240386A
JPH04240386A JP2160191A JP2160191A JPH04240386A JP H04240386 A JPH04240386 A JP H04240386A JP 2160191 A JP2160191 A JP 2160191A JP 2160191 A JP2160191 A JP 2160191A JP H04240386 A JPH04240386 A JP H04240386A
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JP
Japan
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pusher
scale
speed
tunnel furnace
signal
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Application number
JP2160191A
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JPH0792338B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Manabe
真鍋 弘幸
Teruo Kajiura
梶浦 暉雄
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Daiwa Kogyo Co Ltd
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
Daiwa Kogyo Co Ltd
NGK Insulators Ltd
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Publication date
Application filed by Daiwa Kogyo Co Ltd, NGK Insulators Ltd filed Critical Daiwa Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被焼成品を載せた台車や
台板を油圧式のプッシャーにより炉内に連続式に押し込
むために用いられるトンネル炉のプッシャー駆動装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】プッシャー式のトンネル炉では、台車や
台板を炉の入口側に設けられた油圧式のプッシャーによ
り炉内に連続的に押し込みながら焼成を行わせている。 この場合にはプッシャーの押し込み速度がそのまま台板
等の炉内搬送速度となるため、油圧回路のフローコント
ロールバルブによってプッシャーの速度制御を行ってい
る。ところがこのようなフローコントロールバルブによ
る速度制御は、油温の変動や油の劣化により速度変化が
生じやすく、特に低速で押し込みを行わせようとする場
合には油の流量を極度に絞るために変化が生じやすい。 このために炉内における被焼成品の搬送速度が変化し、
焼けすぎや焼け不足が生じて所望の特性を確保できない
ことがある。
【0003】そこで油タンクにクーラー及びヒーターを
取り付けて油温を安定させたり、油温及び油圧補正機能
付きのフローコントロールバルブを使用することにより
油の流量の安定を図る工夫がなされている。しかし前者
の方法は設備コストが高価となるうえに常に冷却水を流
す必要がある。また後者の方法は油温や油圧の変化には
対応できても、油の劣化による粘度変化には対応できな
いという欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記したよう
な従来の問題点を解決して、油温変化や油の粘度変化に
よる影響を受けることなく、油圧式のプッシャーの押し
込み速度を低速域で正確に制御することができるトンネ
ル炉のプッシャー駆動装置を提供するためになされたも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、油圧駆動されるプッシャーに等
ピッチの目盛が形成された直線目盛板を一体に取り付け
るとともに、炉体側には上記の目盛を検出する毎に油圧
回路に信号を送る目盛り検知手段と、その信号に応じて
プッシャーの送り速度を停止又は変化させる送り速度制
御手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例により更に詳細
に説明する。図1はトンネル炉の全体を示すもので、1
は炉体、2は被焼成品3を載せた台板であり、炉体1の
入口に設けられた油圧駆動式の大型のプッシャー4によ
って台板2を1枚ずつ低速度で炉体1に押し込むことに
より全部の台板2を出口に向かって移動させつつ焼成を
行わせる。本実施例では台板2の進行方向の寸法は32
0mmであり、160秒でこの320mm分だけ台板2
を押し込むものとする。
【0007】このプッシャー4は油圧駆動式のものであ
るが、上記のような低速度で押し込み速度を制御するこ
とは容易ではない。そこで本発明においてはプッシャー
4のプッシャーヘッド5に直線目盛板6を一体に取り付
け、これを利用して速度制御を行う。直線目盛板6は図
2に示すように等ピッチの目盛7が形成された板であっ
て、その両端の目盛板の長さは台板2の長さと等しくさ
れており、実施例では320mmが20mmずつに16
分割されている。
【0008】一方、炉体内にはこの目盛7を検出するた
めの目盛検知手段8を設けてある。本実施例では目盛7
は直線目盛板6に形成された透孔であり目盛検知手段8
は光電管であるが、このほか近接スイッチ、リミットス
イッチ等の任意の目盛検知手段8を利用することができ
、目盛7もこれに対応させて任意の目盛を利用すること
ができる。
【0009】第1の実施例における油圧回路は図2に示
されるように、ポンプ9と、プッシャー4の方向を切り
換えるための切換電磁弁10と、フローコントロールバ
ルブ11と、早送り用の電磁弁12とから構成されるも
ので、電磁弁12が図2の位置にあるときはプッシャー
4は停止している。しかし電磁弁12がこれに接続され
たタイマー13から信号を受けると、プッシャー4の後
端に油圧が導入されてプッシャー4は矢印の方向へ移動
するようになっている。
【0010】なお、このタイマー13はプッシャー4の
作動のサイクルタイム(実施例では160秒) を前記
した目盛7の間隔数(16) で割った分割サイクルタ
イム(160秒/16=10秒)ごとに油圧回路の電磁
弁12に信号を送りプッシャー4を起動する。またこれ
と同時に自分自身をリセットし、再び分割サイクルタイ
ムのカウントを開始する。一方、この電磁弁12は前記
した目盛検知手段8が目盛7を検知するたびに停止信号
を受け、プッシャー4を停止させるものである。
【0011】このように構成された第1の実施例の装置
の作動は次のとおりである。まずプッシャー4起動が起
動すると同時にタイマー13が時間をカウントし始める
が、油圧回路は極度に油の流量を絞ることなくプッシャ
ー4に油圧を供給するので、プッシャー4は比較的早い
速度で移動する。ところがプッシャー4には一体的に直
線目盛板6が取り付けてあり、この直線目盛板6もプッ
シャー4とともに移動する。そして起動位置の次にある
目盛7が目盛検知手段8により検知されると電磁弁12
に停止信号が送られ、プッシャー4は1目盛分(20m
m)移動した位置で停止する。このままの停止状態が分
割サイクルタイム(10秒)が経過するまで継続するが
、分割サイクルタイムが経過するとタイマー13は再び
電磁弁12に作動信号を送りプッシャー4を移動させ、
またプッシャー4は次の目盛7が目盛検知手段8により
検知される位置まで20mm進む。
【0012】このようにして、本発明によればプッシャ
ー4を分割サイクルタイム(10秒)ごとに1目盛分(
20mm)ずつ正確に移動することができる。そして1
6目盛分(320mm)までプッシャー4が移動すると
ちょうど台板1枚分の押し込みが完了することとなる。 これと同時に炉体1の出口側から1枚の台板2が押し出
されるので、これを炉体出口のリミットスイッチ14が
検出して油圧回路の切換電磁弁10を切り換え、プッシ
ャー4を最終の位置まで戻し、以下同様の動作が繰り返
される。
【0013】このように送り速度制御手段はプッシャー
4を分割サイクルタイムごとに1目盛ずつ正確に移動さ
せることができ、全体としては所定のサイクルタイムの
間にプッシャー4を所定距離だけ正確に移動させること
ができる。しかもその分割サイクルタイムごとの停止位
置は目盛7と目盛検知手段8とによって極めて高精度に
定めることができるうえ、各目盛7、7間のプッシャー
4の作動を従来のようにフローコントロールバルブによ
り低速度に制御する必要はないので、油温の変化や油圧
の変化により影響を受けることがなく、常に安定した動
作を行わせることができる。
【0014】図3は第2の実施例を示すもので、ポンプ
9と、プッシャー4の方向を切り換えるための切換電磁
弁10があることは第1の実施例と同様であるが、タイ
マー13の代わりに、3つのフローコントロールバルブ
14、15、16を設けてある。これらのフローコント
ロールバルブは並列に接続されたものであり、フローコ
ントロールバルブ14は常時開いているが、フローコン
トロールバルブ15、16は目盛り検知手段8からの信
号に応じて開閉できるようになっている。なお17はプ
ッシャー4を高速前進及び高速後退させるための油圧回
路であるが、本発明と直接の関係はないので説明を省略
する。
【0015】第2の実施例の送り速度制御手段の作動は
次の通りである。即ち、目盛検知手段8がプッシャー4
の動きを1目盛り毎に検知し、1目盛を移動するに要し
た時間tを予め設定された分割サイクルタイムTと比較
する。そしてt≒Tであれば、フローコントロールバル
ブ14、15を開いたままの状態とする。しかしt<T
であればプッシャー4の動きが速すぎるので、フローコ
ントロールバルブ15を閉じる。この結果、油はフロー
コントロールバルブ14のみを通じて流れることとなり
、流量が減少してプッシャー4の動きが遅くなる。逆に
t>Tであれば、プッシャー4の動きが遅すぎるので、
フローコントロールバルブ16をも開く。この結果、油
圧回路の流量が増加してプッシャー4の動きが速くなる
【0016】このように第2の実施例によれば、プッシ
ャー4の動きを停止することなく、分割サイクルタイム
毎に細かく送り速度の調節ができ、しかも並列に配置さ
れたフローコントロールバルブ14、15、16を開閉
することにより速度の調節を行うので、従来のように単
一のフローコントロールバルブを用いていたものとは異
なり、油温の変動や油の劣化による速度変化のおそれが
ない。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上に説明したように、プッシ
ャーの押し込み速度を低速領域においても精度良くかつ
安定して行わせることができるものであり、これにより
炉内における被焼成品の搬送速度を均一にすることがで
きるので焼けすぎや焼け不足等が生じるおそれがない。 また本発明によれば、従来のように油温の変化や油の粘
度の変化に影響されることもないので、設備コストの削
減を図ることもできる。よって本発明は従来の問題点を
解決したトンネル炉のプッシャー駆動装置として、産業
の発展に寄与するところは極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すトンネル炉全体の断面図
である。
【図2】第1の実施例の要部を示す制御回路図である。
【図3】第2の実施例の要部を示す制御回路図である。
【符号の説明】
4   プッシャー 6   直線目盛板 7   目盛 8   目盛検知手段 13  タイマー 14  フローコントロールバルブ 15  フローコントロールバルブ 16  フローコントロールバルブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  油圧駆動されるプッシャーに等ピッチ
    の目盛が形成された直線目盛板を一体に取り付けるとと
    もに、炉体側には上記の目盛を検出する毎に油圧回路に
    信号を送る目盛り検知手段と、その信号に応じてプッシ
    ャーの送り速度を停止又は変化させる送り速度制御手段
    とを設けたことを特徴とするトンネル炉のプッシャー駆
    動装置。
  2. 【請求項2】  送り速度制御手段が、所定の分割サイ
    クルタイム毎にプッシャーを起動するタイマーを備えた
    ものであることを特徴とする請求項1記載のトンネル炉
    のプッシャー駆動装置。
  3. 【請求項3】  送り速度制御手段が、並列に接続され
    たフローコントロールバルブを目盛り検知手段からの信
    号に応じて開閉するものであることを特徴とする請求項
    1記載のトンネル炉のプッシャー駆動装置。
JP2160191A 1991-01-22 1991-01-22 トンネル炉のプッシャー駆動装置 Expired - Lifetime JPH0792338B2 (ja)

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JP2160191A JPH0792338B2 (ja) 1991-01-22 1991-01-22 トンネル炉のプッシャー駆動装置

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JPH04240386A true JPH04240386A (ja) 1992-08-27
JPH0792338B2 JPH0792338B2 (ja) 1995-10-09

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JP2160191A Expired - Lifetime JPH0792338B2 (ja) 1991-01-22 1991-01-22 トンネル炉のプッシャー駆動装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021173419A (ja) * 2020-04-17 2021-11-01 中外炉工業株式会社 連続式加熱炉に用いるプッシャ装置およびそれを備える連続式加熱炉

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021173419A (ja) * 2020-04-17 2021-11-01 中外炉工業株式会社 連続式加熱炉に用いるプッシャ装置およびそれを備える連続式加熱炉

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