JPH04240089A - 産業用ロボットの旋回胴のストッパ装置 - Google Patents

産業用ロボットの旋回胴のストッパ装置

Info

Publication number
JPH04240089A
JPH04240089A JP331891A JP331891A JPH04240089A JP H04240089 A JPH04240089 A JP H04240089A JP 331891 A JP331891 A JP 331891A JP 331891 A JP331891 A JP 331891A JP H04240089 A JPH04240089 A JP H04240089A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating
stopper
robot
trunk
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP331891A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobutoshi Torii
信利 鳥居
Yasuo Naito
内藤 保雄
Satoshi Kinoshita
聡 木下
Masahiro Ueno
正博 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP331891A priority Critical patent/JPH04240089A/ja
Publication of JPH04240089A publication Critical patent/JPH04240089A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用ロボット、特に
、ロボット基台上に立設された縦軸線まわりに旋回可能
な旋回胴とその旋回胴の頂部にロボット腕が枢着され、
同ロボット腕の先端にロボット手首を介して作業用のエ
ンドエフェクタが取付けられる構成を有した産業用ロボ
ットの旋回胴の動作限界を機械的に設定するストッパ装
置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】産業用ロボットにおいて、ロボット機体
を使用領域の床面等に固定するロボット基台の上方に旋
回胴、ロボット腕、ロボット手首、エンドエフェクタ等
の種々の可動部を有し、これらの可動部の動作を教示さ
れたプログラムに従ってロボット制御装置が制御して所
定の作業、例えば、ワークの搬送、ワークの組立、ワー
クに対する加工処理等の作業を遂行するとき、夫々の動
作限界を予めソフトウエア手法で設定すると共に機械的
なストッパ装置を設けて所定の動作限界を規定すること
は無人ロボット作業の安全性の見地等から従来より遂行
されている。
【0003】このような機械的なストッパ装置により産
業用ロボットの旋回胴の動作限界を設定する場合の典型
的な従来例は、ロボット基台に静止側ストッパを設け、
又、旋回胴側には同旋回胴と共に旋回する可動側ストッ
パを設け、ロボット制御装置からソフトウエアのプログ
ラムで設定した動作限界を何らかの原因で超過して動作
した旋回胴を機械的に停止、固定させるようにしていた
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、旋回胴の
動作限界を機械的に規定するストッパ装置では、回転の
慣性を有して縦軸まわりに旋回する旋回胴を強制的に停
止するために、静止側ストッパも可動側ストッパも充分
な機械的強度を有する必要があり、故に、形状、構造が
比較的大きくなる傾向にあった。特に、静止側ストッパ
を強固にするためには、例えば大きな金属ブロックをロ
ボット基台側に保持させ、旋回胴に取着した可動側スト
ッパの旋回軌道へ臨ませ、同金属ブロックに可動側スト
ッパが当接したとき、強制的に旋回胴の旋回動作を停止
させるようにするが、その結果、旋回胴の旋回動作角度
は大きな金属ブロックの介在で一定の制限を受けること
になる。
【0005】つまり、旋回胴が縦軸線回りに旋回すると
きに、どうしてもそれ以上は旋回できないデッドゾーン
が発生し、しかも旋回胴の旋回中心に関して比較的大き
な中心角度を有した扇形のデッドゾーンが発生する。故
に、ロボット作業上の観点からは、このような大きなデ
ッドゾーンが発生することは種々のロボット作業におけ
る作業機能を抑制する結果になり、不都合である。
【0006】よって、本発明の目的は、産業用ロボット
が旋回胴を備える場合に、その旋回胴の旋回動作の機械
的な動作限界を設定するストッパ装置が介在することに
よるデッドゾーンを極力減少させるか又はデッドゾーン
を解消させることが可能で、かつ、機械的強度も保有す
ることが可能な改良された構成のストッパ装置を提供せ
んとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的に鑑み、本発
明の一つの解決手段では、ロボット基台側に設けられる
ストッパを受けとして形成すると共に、該受けを旋回胴
に取着されてその旋回胴と一体に旋回する可動ストッパ
として形成された当接子の旋回軌道から外方に隔たった
位置、つまり、当接子の旋回軌道へ向けて突出する従来
の静止側ストッパと異なり、該軌道から退避した位置に
一対にして配設し、上記の一対の受けと旋回胴の当接子
との間に動作限界の設定時に作動する揺動旋回可能なス
トッパ腕を介在させ、上記の受けと当接子とが同ストッ
パ腕を間に介在して関節的に当接する構成として、受け
や当接子の機械的強度を保持しつつ、デッドゾーンの減
少または解消を可能としたのである。
【0008】すなわち、本発明によれば、ロボット基台
と、該ロボット基台上に縦軸回りに旋回する旋回胴と、
該旋回胴の頂部に取着されたロボット腕等の作業手段と
を具備した産業用ロボットの旋回胴における旋回動作限
界を設定するストッパ装置において、前記旋回胴の外周
部に取り付けられて該旋回胴と共に旋回する当接子手段
と、前記旋回胴の当接子手段の旋回軌道外の領域で前記
ロボット基台側に取付け手段を介して取着され、前記旋
回胴の左右両旋回動作の限界位置を規定するために設け
られる受け手段と、前記ロボット基台側または前記旋回
胴側の何れか一方に縦軸線回りに揺動旋回可能に取着さ
れると共に前記旋回胴の当接子の旋回軌道に臨むように
突出し、該旋回胴の当接子手段と前記ロボット基台の受
け手段の両者間に挟持、停止されたとき、前記旋回胴の
動作限界を設定するストッパ腕とを、具備して構成され
た産業用ロボットの旋回胴のストッパ装置が提供される
【0009】
【作用】旋回胴が、その動作限界付近まで旋回動作する
と、当接子の一端がストッパ腕に当接し、そのまま、当
接子がストッパ腕を旋回方向に押し込むように動作し、
更にソフトウェアによる規定動作範囲を越えて旋回動作
し、該ストッパ腕の一端が受け手段を構成する一対の受
け部材の一方の受け部材に接触して停止されたとき、旋
回胴も停止する。つまり、ストッパ腕が当接子と当接し
た時点から受け手段に接触するまでの旋回軌跡は旋回動
作の動作域として機能するので、旋回胴の旋回中心に関
する旋回角度は従来に比べて拡大され、左右両方向の旋
回動作量を加算すると、360°の全円周軌跡を網羅す
ることも可能となる。  以下、本発明を添付図面に示
す実施例に基づいて、更に詳細に説明する。
【0010】
【実施例】図1は、本発明に係る産業用ロボットの旋回
胴のストッパ装置の構成を示す上方から見た平面図の半
分を示し、図2は、図1に示したストッパ装置を備えた
産業用ロボットの一例の側面図、図3は図2の矢視Aー
Aによる平面図の半分の領域を示した図1と同様の図、
図4は図1に示した本発明に係るストッパ装置において
、何らの原因でストッパ腕が原点位置から偏倚姿勢と成
った状態を示した図1と同様の平面図の半分を示した図
、図5は本発明に係るストッパ装置の作用原理における
説明用の部分略図である。
【0011】先ず、図2、図3を参照すると、本発明に
係る旋回胴のストッパ装置を具備した産業用ロボットの
一例が図示されている。同図において、産業用ロボット
10は床面等のロボット据え付け面に固定されるロボッ
ト基台12を最下位に有し、同ロボット基台12に立設
され、回転座13を下端に有したオフセット型の筒体構
造を有することによりロボット基台12に対して縦軸線
(θ軸)回りに旋回可能な旋回胴14を備えている。
【0012】同旋回胴14の旋回動作はロボット基台1
2の内部に装備された駆動モータ、例えば、周知のサー
ボモータによって駆動され、この旋回胴14の頂部には
ロボット上腕16が水平軸線(W軸)回りに旋回可能に
枢着されており、上記旋回胴14の頂部の一側面に取付
けられた駆動モータMwにより旋回駆動されるようにな
っている。また、このロボット上腕16の先端にはケー
シング17を介してロボット前腕18が上記のW軸と平
行な水平軸線(U軸)の回りに旋回可能に取着され、旋
回胴14の頂部の他側面に取付けられた駆動モータ(図
に現れない)の駆動により、リンク機構19を介して旋
回駆動される構成になっている。また、ロボット前腕1
8の後端には、その前腕18の最先端に設けられたロボ
ット手首(図示略)を駆動するための駆動モータMαが
取付けられている。そして、上述した産業用ロボット1
0の構造自体は周知の構造である。
【0013】さて、上述の旋回胴14の旋回動作の動作
限界を設定する本発明に係るストッパ装置20は、旋回
胴14の下部の回転座13の外周の一位置からラジアル
方向に突出するように設けられた当接子22とロボット
基台12の例えば最上部に取付けボルト等の固定手段で
固定され、旋回胴14の旋回軸線(回転座13の回転中
心)から見てラジアル方向の外側に張り出すように配置
された支持ブラケット板24上に搭載、固定された1対
の受け26、26及びストッパ腕28とを具備して構成
されている。
【0014】上記ストッパ装置20における旋回胴14
に取着された当接子22は、その旋回胴14と共にθ軸
回りに時計回り及び反時計回りに旋回すのので、一定の
旋回軌道に沿って移動することになる。この当接子22
は、図2に時計回りに当該旋回軌道に沿って移動し、一
方の受け26に接近した状態が図示されているように旋
回軌道の周方向に両面22a、22bを有した略T字形
状の強固な固体部材として形成されており、回転座13
の全円周面において、前腕18が手首に向けて伸びた方
向を前方とするなら、略真後ろ位置に取付けられており
、旋回胴14の時計回りの旋回角度量と反時計回りの旋
回角度量が当接子22に関して略等しくなるように配置
されている。
【0015】他方、ストッパ装置20の1対の受け26
、26は支持ブラケット板24上に設けられた機械的に
強固なブロック構造を有した静止部材として設けられ、
後述のごとく、両者の内、片方の受け26が旋回胴14
の時計回り方向の旋回動作時に、回転座13の当接子2
2の一側面22a及びストッパ腕28と協動して旋回動
作限界を設定し、叉他方の受け26が旋回胴14の反時
計回り方向の旋回動作時に、回転座13の当接子22の
他側面22b及びストッパ腕28と協動して旋回動作限
界を設定するように配設されている。ここで、注目すべ
き点として、両受け26、26は共に旋回胴14の回転
座13に取着した上記当接子22の旋回軌道からは外側
に外れた位置に配置されているので、旋回胴14の旋回
動作時に当接し22と受け26とが直接、当接してスト
ッパ機能を果たすことは無いのである。
【0016】すなわち、本発明によれば、当接子22と
両方の受け26との間に上記のストッパ腕28が介在す
ることにより、機械的に強固なストッパ機能を有すると
共に旋回胴14の旋回動作領域から不到達域である所謂
、デッドゾーンが解消されるか、少なくとも従来のスト
ッパ装置に比較して充分にデッドゾーン減少を果たすこ
とができるのである。
【0017】ここで、図2にも略示されているが、図1
に詳示するように、ストッパ装置20のストッパ腕28
は支持ブラケット板24に対して縦軸回りに揺動旋回可
能な腕部材として構成されている。図1は図2と同様に
図1の矢視AーAにより旋回胴14の回転座13とロボ
ット基台12とを上方から見た平面図において、発明の
要部が示された半分を示した図であり、同図1において
、ストッパ装置20の支持ブラケット板24上には1対
の受け26、26が設けられ、この1対の受け26、2
6の間には、支軸30が立設され、この支軸30に、図
示されていない回転軸受を介してストッパ腕28が矢印
Pで示す方向に揺動可能に取付けられている。図1では
、ストッパ腕28が2つの受け26の中間位置に在る状
態と、片方の受け26に当接した位置に在る状態との2
位置に在ることを図示している。同ストッパ腕28は、
回転座13に取着された当接子22の旋回軌道に向けて
伸長した機械的に強固な腕部材として形成され、図示の
好実施例では先端部が、適宜の厚さを有した円形外周面
を有した半円体28aに形成され、かつ、上記円形外周
面には等間隔で複数個のローラ32が回動可能に枢着さ
れている。叉、上記の半円体28aの後方には受け26
に当接する傾面29a、29bを有した直線体28bが
形成されている。
【0018】また、このストッパ腕28は適宜の弾性手
段、例えば、一例が略示されたコイルバネ34の弾性付
勢力を受けることにより通常時は、一対の受け26の中
間位置に相当する原位置にして保持され、回転座13の
当接子22が当接して押圧力を及ぼしたとき、当該原点
位置から移動して一方の受け26に向けて揺動旋回し、
その受け26に傾面29aまたは29bが当接すること
により、回転座13を有した旋回胴14の旋回動作を機
械的に停止させる構成になっている。即ち、図1ではス
トッパ腕28が、回転座13、旋回胴14の反時計回り
旋回動作で当接子22の側面22bにより押圧されて原
点位置から図示下側の受け26により停止される位置ま
で揺動し、該受け26により停止された位置で旋回胴1
4の旋回動作限界を設定しているのである。勿論、旋回
胴14の時計回り方向の旋回動作の動作限界も同様に他
方の受け26により停止された位置で設定されることは
言うまでもない。
【0019】上述した構成によれば、旋回胴14の回転
座13に取着した当接子22が何れか一方の受け26に
揺動性のストッパ腕28を介して当接する構成であるか
ら、従来のストッパ装置が当接子の旋回軌道に直接介在
して旋回動作を規制していた構成に比べて、旋回胴14
自体は時計回り方向にも反時計回り方向にも大きな旋回
動作領域を得ることができるのである。図示例では、旋
回胴14の全旋回角度が角度(θ1)であり、時計回り
又は反時計回りの片側に付き、角度(θ2)で示す従来
より充分に低減されたデッドゾーンだけが残存するよう
に改善されているのである。勿論、1対の受け26、2
6の配設位置を更に若干、当接子22の旋回軌道から遠
ざけ、また、ストッパ腕28の揺動旋回量を拡大させ得
るように改変することにより、デッドゾーンを略ゼロに
することも、或いは旋回胴14の時計回り方向と反時計
回り方向の旋回動作領域に重複域を形成するようにする
ことも可能である。
【0020】なお、図4は、旋回胴14がその回転座1
3により反時計回り方向に旋回動作しているとき、スト
ッパ腕28が仮に上述した原点位置から偏った位置で静
止していたときにも、上述の半円体28aの円形外周面
に複数個のローラ32が回動可能に枢着された構成とす
ることにより、同ローラ32により当接面における摩擦
接触が回避されるから、当接面で作用する当接子22側
からストッパ腕28に作用する押圧力Fの接線方向の成
分Faが作用し、ストッパ腕28は、旋回胴14の反時
計回り方向の旋回動作限界を設定する受け26に当接す
る位置まで旋回揺動が可能となることを説明している。
【0021】つまり、前述の原点位置に保持する弾性付
勢手段が設けられていない場合や、何らかの原因で弾性
付勢手段(例えばコイルバネ34)が損傷してストッパ
腕28が原点位置から図4の上側の受け26に係合する
偏った位置まで変位して静止しているときでも、押圧力
の接線成分Faにより、ローラ32の低摩擦作用でスト
ッパ腕28自身は、その旋回中心の回りに矢印P1で示
す時計回り方向に揺動旋回することになり、従って、図
4の下側の受け26に当接して旋回胴14の反時計回り
方向の旋回動作を停止させることができるのである。
【0022】従って、弾性付勢手段によりストッパ腕2
8を原点位置に保持することは、本発明の構成の絶対的
な必須要件ではないが、旋回胴14の両方向の旋回動作
限界を設定する作用を円滑に、かつ、確実に達成する上
で好ましい構成であることを理解すべきである。
【0023】以上の説明から明らかなように、本発明は
、ロボット基台側に設けられた1対の受けを設け、その
受けが、旋回胴に取着されてその旋回胴と共に旋回する
可動ストッパとして形成された当接子の旋回軌道から外
方に隔たった位置、つまり、当接子の旋回軌道上に設け
られた従来の静止側ストッパと異なって該軌道から退避
した位置に配設され、しかもロボット基台側の上記一対
の受けと旋回胴側の上記当接子との間に動作限界の設定
時に機能する揺動旋回可能なストッパ腕を介在させ、上
記の受けと当接子とが同ストッパ腕を間に介在して間接
的に当接する構成として、受けや当接子の機械的強度を
保持しつつ、デッドゾーンの減少または解消を可能とし
たことを特徴とするものである。故に、既述したストッ
パ腕28の先端に複数のローラ部材32を設けて同スト
ッパ腕の円滑かつ確実な揺動旋回を助勢する構成は、単
に、好ましい実施例における構成であり、図5に示すよ
うに、円形外周に代えて角形外周の二面128a、12
8bを当接子22との当接面として有し、また、複数の
ローラ部材32に代えて同角形外周の両端に1対のロー
ラ部材32だけを設けた構成のストッパ腕128として
も、当接子22の旋回軌道外の領域に設けた1対の受け
26と協動して旋回胴14の動作限界設定を低減したデ
ッドゾーンの下に設定することが可能であるから、本発
明の技術思想の範囲内の実施例である。
【0024】また、上述した実施例では、ロボット基台
側に一対の静止受けを設け、かつ、揺動旋回性のストッ
パ腕を設け、他方、旋回胴の回転座に一体旋回する当接
子を設けた構成としたが、上述のように、受けを当接子
の旋回軌道の外側に配設する技術思想に従えば、単一個
の受けをロボット基台側に設け、旋回胴側に、一対の当
接子と一対のストッパ腕を設けた構成から成る実施例に
よっても本発明による機械的強度を保持し、かつ、デッ
ドゾーンが解消または低減された旋回胴用のストッパ装
置を実現することが可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、上述のように、ロボッ
ト基台側に設けられた1対の受けを設け、その受けが、
旋回胴に取着されてその旋回胴と共に旋回する可動スト
ッパとして形成された当接子の旋回軌道から外方に隔た
った位置に配設され、しかもロボット基台側の上記一対
の受けと旋回胴側の上記当接子との間に旋回動作限界の
設定時に機能する揺動旋回可能なストッパ腕を介在させ
、上記の受けと当接子とが同ストッパ腕を間に介在して
関節的に当接する構成としたから、受けや当接子の機械
的強度を保持しつつ、産業用ロボットの旋回胴の旋回動
作におけるデッドゾーンを減少させまたは解消させるこ
とが可能と成った効果を奏するのである。そして、旋回
胴の動作領域におけるデッドゾーンが減少したことから
、産業用ロボットの作業機能の拡張も得られる効果が奏
されるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る産業用ロボットの旋回胴のストッ
パ装置の構成を示す上方から見た半分を示す平面図であ
る。
【図2】図1に示したストッパ装置を備えた産業用ロボ
ットの一例の側面図である。
【図3】図2の矢視AーAによる平面図の半分の領域を
示した図1と同様の平面図である。
【図4】図1に示した本発明に係るストッパ装置におい
て、何らの原因でストッパ腕が原点位置から偏った姿勢
と成った状態を示した図1と同様の平面図の半分を示し
た図である。
【図5】本発明に係る旋回胴のストッパ装置の作用原理
から見た他の実施例の部分略示図である。
【符号の説明】
10…産業用ロボット、 12…ロボット基台、 13…回転座、 14…旋回胴、 20…ストッパ装置、 22…当接子、 24…支持ブラケット板、 26…受け、 28…ストッパ腕、 30…支軸、 32…ローラ部材、 34…コイルバネ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ロボット基台と、該ロボット基台上に
    縦軸回りに旋回する旋回胴と、該旋回胴の頂部に取着さ
    れたロボット腕等の作業手段とを具備した産業用ロボッ
    トの旋回胴における旋回動作限界を設定するストッパ装
    置において、前記旋回胴の外周部に取り付けられて該旋
    回胴と共に旋回する当接子手段と、前記旋回胴の当接子
    手段の旋回軌道外の領域で前記ロボット基台側に取付け
    手段を介して取着され、前記旋回胴の左右両旋回動作の
    限界位置を規定するために設けられる受け手段と、前記
    ロボット基台側に縦軸線回りに揺動旋回可能に取着され
    ると共に前記旋回胴の当接子の旋回軌道に臨むように突
    出し、該旋回胴の当接子手段と前記ロボット基台の受け
    手段の両者間に挟持、停止されたとき、前記旋回胴の動
    作限界を設定するストッパ腕とを、具備して構成された
    ことを特徴とする産業用ロボットの旋回胴のストッパ装
    置。
  2. 【請求項2】  前記ストッパ腕は、前記ロボット基台
    の取付け手段に一組にして設けられた2つの受けから成
    る前記受け手段の該両受けの略中央位置に枢着された基
    端と、その基端から前記旋回胴の当接子の旋回軌道に臨
    むように延長したストッパプレートと、該基端の中心と
    前記旋回胴の旋回軸心とを結ぶ線と前記当接子の旋回軌
    道との略交点位置を原点として該原点位置へ前記ストッ
    パプレートを復帰させる弾性手段とを、具備して構成さ
    れた請求項1に記載の産業用ロボットの旋回胴のストッ
    パ装置。
  3. 【請求項3】  前記ストッパ腕のストッパプレートは
    、前記当接子と接触する円弧縁を先端に有し、前記受け
    に当接する直線縁を該円弧縁の後方に具備して成ると共
    に該円弧縁に複数の回転ローラが取着された構成を有し
    ている請求項2に記載の産業用ロボットの旋回胴のスト
    ッパ装置。
  4. 【請求項4】  前記受け手段は、前記取付け手段に固
    定された2つのブロック部材から成る受けにより形成さ
    れた請求項2に記載の産業用ロボットの旋回胴のストッ
    パ装置。
  5. 【請求項5】  ロボット基台と、該ロボット基台上に
    縦軸回りに旋回する旋回胴と、該旋回胴の頂部に取着さ
    れたロボット腕等の作業手段とを具備した産業用ロボッ
    トの旋回胴における旋回動作限界を設定するストッパ装
    置において、前記旋回胴の外周部に取り付けられて該旋
    回胴と共に旋回する一対の受け手段と、前記旋回胴の一
    対の受け手段の旋回軌道外の領域で前記ロボット基台側
    に取付け手段を介して取着され、前記旋回胴の左右両旋
    回動作の限界位置を規定するために設けられる一つの当
    接子手段と、前記旋回胴側に縦軸線回りに揺動旋回可能
    に取着されると共に前記ロボット基台の当接子手段に係
    合可能なように突出し、該旋回胴の一対の受け手段と前
    記ロボット基台の当接子手段の両者間に挟持、停止され
    たとき、前記旋回胴の動作限界を設定するストッパ腕と
    を、具備して構成されたことを特徴とする産業用ロボッ
    トの旋回胴のストッパ装置。
  6. 【請求項6】  前記ストッパ腕は、前記旋回胴に一組
    にして取着された2つの受けから成る前記一対の受け手
    段の該両受けの略中央位置に枢着された基端と、その基
    端から前記ロボット基台の当接子手段との当接軌道に臨
    むように延長したストッパプレートと、該基端の中心と
    前記旋回胴の旋回軸心とを結ぶ線と前記当接子の旋回軌
    道との略交点位置を原点として該原点位置へ前記ストッ
    パプレートを復帰させる弾性手段とを、具備して構成さ
    れた請求項5に記載の産業用ロボットの旋回胴のストッ
    パ装置。
JP331891A 1991-01-16 1991-01-16 産業用ロボットの旋回胴のストッパ装置 Pending JPH04240089A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP331891A JPH04240089A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 産業用ロボットの旋回胴のストッパ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP331891A JPH04240089A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 産業用ロボットの旋回胴のストッパ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04240089A true JPH04240089A (ja) 1992-08-27

Family

ID=11554012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP331891A Pending JPH04240089A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 産業用ロボットの旋回胴のストッパ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04240089A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4591624B1 (ja) * 2010-03-12 2010-12-01 株式会社安川電機 産業用ロボット
JP2016074080A (ja) * 2014-10-08 2016-05-12 ヒュンダイ ヘビー インダストリーズ カンパニー リミテッドHyundai Heavy Industries Co., Ltd. 回転制限装置及びこれを含む基板移送装置
WO2016098222A1 (ja) * 2014-12-18 2016-06-23 三菱電機株式会社 温度検知装置及び空気調和機用室内機

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4591624B1 (ja) * 2010-03-12 2010-12-01 株式会社安川電機 産業用ロボット
EP2364822A1 (en) * 2010-03-12 2011-09-14 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Industrial robot comprising a pendulum stopper on the base
JP2011189437A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Yaskawa Electric Corp 産業用ロボット
US8672604B2 (en) 2010-03-12 2014-03-18 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Industrial robot
JP2016074080A (ja) * 2014-10-08 2016-05-12 ヒュンダイ ヘビー インダストリーズ カンパニー リミテッドHyundai Heavy Industries Co., Ltd. 回転制限装置及びこれを含む基板移送装置
WO2016098222A1 (ja) * 2014-12-18 2016-06-23 三菱電機株式会社 温度検知装置及び空気調和機用室内機
JPWO2016098222A1 (ja) * 2014-12-18 2017-05-25 三菱電機株式会社 温度検知装置及び空気調和機用室内機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR200145221Y1 (ko) 로봇 회전관절 스토퍼
JP4192901B2 (ja) アンテナ装置
US4828094A (en) Motion range limiting apparatus for industrial robots
JPH10118966A (ja) パラレルロボット
KR101469397B1 (ko) 회전기구, 산업용 로봇 및 회전체의 원점위치 복귀방법
JPS6319316B2 (ja)
JPH04240089A (ja) 産業用ロボットの旋回胴のストッパ装置
US4842474A (en) Vertical multi-articulated robot
JPH042396B2 (ja)
JPH08153Y2 (ja) 多関節型ロボットの回転部メカニカルストッパ装置
JPS6232794Y2 (ja)
JPH07108484A (ja) ロボットの動作端検知装置
JPH07136972A (ja) 回転軸部の機械式ストッパ装置
JP2695996B2 (ja) 回動制御装置
JPH0768485A (ja) 回転関節装置
JPH0653355B2 (ja) 産業用ロボット
JP2541168B2 (ja) ストッパ装置
JP3905643B2 (ja) 旋回装置
JPH042486A (ja) メカニカルストッパ機構
JPH07208522A (ja) 旋回軸のストッパ装置
CN217943404U (zh) 转动装置和机器人
JPH05337851A (ja) アーム旋回式ロボット
JPS6240785Y2 (ja)
JPS614683A (ja) 産業用ロボツト
JPH0366585A (ja) 関節型ロボット