JPH04238720A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH04238720A
JPH04238720A JP1250591A JP1250591A JPH04238720A JP H04238720 A JPH04238720 A JP H04238720A JP 1250591 A JP1250591 A JP 1250591A JP 1250591 A JP1250591 A JP 1250591A JP H04238720 A JPH04238720 A JP H04238720A
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JP
Japan
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air
temperature
compressor
fluctuation
volume
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JP1250591A
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Katsumi Iida
克己 飯田
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Zexel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゆらぎ機能を有した車
両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特公昭62ー48614号公報に
、ファン風量を風量レベルに応じた変動幅でゆらがせる
ようにした装置が、また特公昭62ー16842号公報
に、日射量を検出しその値が一定以上のとき、ある自然
風に似せたパターンで吹出風量を変化させ涼感を高める
装置が、また特公昭63ー13845号公報に、設定温
度と車内温度の偏差により空調安定状態を判定し空調安
定時は風量を不規則に変化させる装置が、それぞれ開示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように風量にゆ
らぎを与えるものは、冷房時の、特に日射のある冷房時
の局部冷え過ぎ対策としては非常に有効である。しかし
、中間期(春や秋の外気温が10〜20度の時期)にお
いては、吹出風量が低風量で安定するため、吹出風にゆ
らぎを与えても十分な快適感を得るには至らなかった。
【0004】本発明は、上記事情を考慮し、吹出風量を
低風量とする制御領域においても、乗員に十分な快適感
を与えることのできるゆらぎ機能を有した車両用空調装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用空調装置
は、吹出空気温度を調節する冷却サイクルに可変容量コ
ンプレッサを用いたものにおいて、コンプレッサの容量
をゆらぎ制御する手段を設けたことを特徴している。
【0006】
【作用】コンプレッサの容量をゆらぎ制御すると、冷却
サイクルのエバポレータの温度が変化する。したがって
、エバポレータを通過して車内に吹出される空気の温度
がゆらぐ。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は実施例の空調装置の概略構成を示す。こ
の空調装置においては、空調ダクト10の最上流部に、
内気入口10Aと外気入口10Bが2股に分れる形で形
成され、その分かれた部分にインテークドア11が設け
られている。そして、このインテークドア11を開閉制
御することにより、空調ダクト10内に導入すべき内気
と外気の割合を調節することができるようになっている
【0008】空調ダクト10には、下流側に行くに従っ
て順に、送風ファン12、エバポレータ13、エアミッ
クスドア14、ヒータ15が設けられている。エバポレ
ータ13は、コンプレッサ16、コンデンサ17、レシ
ーバタンク18及びエキスパンションバルブ19と共に
配管結合されて、冷凍サイクルを構成している。
【0009】上記コンプレッサ16として、ここでは特
開昭52ー96407号公報、特開昭63ー9682号
公報等において示されるものと同形式の、斜板式可変容
量コンプレッサが用いられている。
【0010】このコンプレッサは、簡単に説明すると、
容量が斜板(揺動板)の傾斜角度で決まり、斜板の傾斜
角度がクランク室の圧力で決まり、クランク室の圧力が
ソレノイドバルブの実質開度によって決まる。つまり、
ソレノイドバルブへの供給電流を大きくするとコンプレ
ッサ容量が減少し、ソレノイドバルブへの供給電流を小
さくするとコンプレッサ容量が増加する、というもので
ある。したがって、このコンプレッサでは、ソレノイド
バルブ16Aが容量調整機構を構成しており、ソレノイ
ドバルブ16Aへ供給する電流値ISOL が制御上の
操作量(入力)となる。この可変容量コンプレッサ16
は、エンジンから伝達される力で駆動され、電磁クラッ
チ16Bを断続することにより駆動制御される。
【0011】また、エアミックスドア14は開度に応じ
て、ヒータ15を通過する空気とヒータ15を通過しな
い空気との割合を調節する。そして、ヒータ15を通過
した空気と通過しない空気は、ヒータ15の下流側で混
合されて温度調節され、吹出口から車内に吹き出される
【0012】空調ダクト10の後端部は、フロントガラ
スの内面に向かって空気を吹き出すデフロスト吹出口2
1と、乗員の顔面に向かって空気を吹き出すベント吹出
口22と、乗員の足元に向かって空気を吹き出す吹出口
23と、に分かれて車室内に開口しており、各吹出口2
1、22、23にはそれぞれモードドア24、25、2
6が設けられている。そして、これらモードドア24、
25、26を選択的に開閉することで、吹出モードを変
えることができるようになっている。
【0013】上述したインテークドア11、エアミック
スドア14、モードドア24〜26はそれぞれ図示しな
いアクチュエータにより開閉制御される。これら各アク
チュエータ、送風ファン12、コンプレッサ16のソレ
ノイドバルブ16A、電磁クラッチ16Bは、それぞれ
コントロールユニット50により駆動制御される。
【0014】コントロールユニット50は、上記各アク
チュエータ、送風ファン12、ソレノイドバルブ16A
、電磁クラッチ16B等を駆動する駆動回路と、各駆動
回路に制御信号を供給するマイクロコンピュータと、マ
イクロコンピュータに接続されたA/D変換器と、マル
チプレクサとを含むものである。
【0015】そして、このコントロールユニット50内
のA/D変換器には、エアミックスドア14の開度を検
出するポテンショメータ51と、車室内に入る日射量を
検出する日射センサ52と、外気温度を検出する外気温
度センサ53と、車室内の代表温度を検出する内気温度
センサ54と、車室内の温度を設定する温度設定器55
と、エバポレータ13の出口温度を検出するダクトセン
サ56と、が接続され、各センサ類からのデータがマイ
クロコンピュータに入力されるようになっている。
【0016】また、コントロールユニット50は、各種
操作スイッチを有する操作ユニット60と、少なくとも
エンジンのアイドル状態に関する信号を出力するエンジ
ンコントロールユニット70と接続されており、相互に
信号の授受が行えるようになっている。
【0017】次に、上記空調装置のコントロールユニッ
ト50により行われる制御の内容を図2に基づいて説明
する。この制御は一定周期で実行され、スタートすると
次の順序で処理が行われる。まず最初のステップ101
で操作ユニットの各スイッチ信号を読込み、次のステッ
プ102で各種センサ類の信号を読み込む。次いでステ
ップ103で目標吹出温度XM を演算し、ステップ1
04で目標吹出温度XM に基づいてエバポレータ目標
温度Te’を求める。
【0018】それから、ステップ105でエンジンがア
イドル状態にあるかどうか、またステップ106で制御
状態が安定しているかどうかをそれぞれ判断する。ここ
で制御状態が安定しているかどうかは、目標吹出温度X
M の値がある中間の領域にあるかどうかで判定する。 つまり、XM が予め定めた中間の領域にある場合は安
定状態であると判断する。
【0019】そして、エンジンがアイドル状態にある場
合、または制御状態が安定していない場合はステップ1
07に進む。また、エンジンがアイドル状態でなく、し
かも制御状態が安定している場合はステップ108に進
む。ステップ107では、コンプレッサ容量を通常制御
する。すなわち、エバポレータ目標温度Te’とエバポ
レータ検出温度(図1のダクトセンサ56で検出した温
度)Teとの偏差に基づいて、コンプレッサ容量をPI
(比例積分)制御する。
【0020】また、ステップ108に進んだ場合は、コ
ンプレッサ容量を通常制御せずに、ゆらぎ制御する。ゆ
らぎ制御とは、容量を、所定の幅内で時間に従って不規
則に変動させる制御のことであり、変動のパターンは予
め決めておく。なお、この実施例では、コンプレッサ1
6の容量はソレノイドバルブ16Aへ供給する電流値I
SOL で決まるので、ステップ107及び108では
、この電流値ISOL をPI制御あるいはゆらぎ制御
する。
【0021】そして、ステップ107及び108の後は
、ステップ109に進んでコンプレッサの容量制御以外
の制御を実行する。この「その他の制御」の中には、送
風制御やエアミックスドア制御など公知の制御が含まれ
る。そして、送風制御の際に風量にゆらぎを与えても勿
論よく、その場合風量のゆらぎのパターンとコンプレッ
サ容量のゆらぎのパターンを同期させても勿論よい。
【0022】このように、コンプレッサ容量をゆらぎ制
御することにより、エバポレータ13(図2参照)の温
度が変動する。したがって、エバポレータ13を通過し
て各吹出口から車内に吹出される空気の温度がゆらぎ、
低風量の領域でも乗員にゆらぎによる快適感を与えるこ
とができる。
【0023】また、この実施例の装置では、アイドル時
や制御状態が安定していないときにはゆらぎ制御を行わ
ず、走行時でしかも制御状態が安定しているときだけゆ
らぎ制御を行うので、コンプレッサ能力不足により吹出
温度が予想以上に上昇してしまうこともなく、またトル
ク変動によりアイドル回転数に影響を与えることもなく
、安定した制御を行うことができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両用空
調装置は、コンプレッサの容量をゆらぎ制御する手段を
有しているので、車内への吹出空気の温度にゆらぎを与
えることができる。したがって、低風量の制御領域にお
いても、吹出空気温度のゆらぎにより、乗員に快適感を
与えることができる。また、本発明の装置は、コンプレ
ッサの容量をゆらぎ制御することで吹出温度にゆらぎを
与えるので、エアミックスドアの開度を変化させて吹出
温度を変化させる場合に比べ、吹出空気の温度変化が微
少で、かつ滑らかとなる。よって、温度の変動が大きく
なり過ぎて、却って不快になるようなことがなく、快適
な空調環境を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の車両用空調装置の構成図で
ある。
【図2】同実施例の空調装置の制御内容の一例を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
13      エバポレータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  吹出空気温度を調節する冷却サイクル
    に可変容量コンプレッサを用いた車両用空調装置におい
    て、上記コンプレッサの容量をゆらぎ制御する手段を設
    けたことを特徴する車両用空調装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021014943A1 (ja) * 2019-07-22 2021-01-28 株式会社デンソー 冷凍サイクル装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021014943A1 (ja) * 2019-07-22 2021-01-28 株式会社デンソー 冷凍サイクル装置
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