JPH04238282A - 磁気抵抗素子を有する位置検出センサ - Google Patents

磁気抵抗素子を有する位置検出センサ

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Publication number
JPH04238282A
JPH04238282A JP3006233A JP623391A JPH04238282A JP H04238282 A JPH04238282 A JP H04238282A JP 3006233 A JP3006233 A JP 3006233A JP 623391 A JP623391 A JP 623391A JP H04238282 A JPH04238282 A JP H04238282A
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JP
Japan
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magnet
magnetoresistive
terminal
output
magnetoresistive element
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3006233A
Other languages
English (en)
Inventor
Mieko Kawamoto
川元 美詠子
Shigeo Tanji
丹治 成生
Michiko Endou
みち子 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04238282A publication Critical patent/JPH04238282A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気抵抗素子を有する
位置検出センサに係り、特に小型で低価格な位置検出セ
ンサに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ポインティングデバイス等にお
いては、これが内蔵する移動体の位置を検出するために
位置検出センサが設けられていることは、すでに知られ
ている。この位置検出センサとしては、一般に、簡便で
安価であることから磁気抵抗効果を有する磁気抵抗素子
やポール効果を用いた磁気感応素子を利用した位置検出
センサが頻度良く使用されている。
【0003】この磁気抵抗効果とは、強磁性体中を流れ
る電流と印加される磁界との関係により強磁性体の抵抗
が変化する現像をいい、この効果は、電流と磁界が平行
のとき最大で、直交するときに最小になる。従って、互
いに直交する2つの磁気抵抗素子により磁界の強さのみ
ならずその方向も検出することが可能となる。このよう
な性質を有す磁気抵抗素子或は磁気感応素子を用いた位
置検出センサ乃至加速度センサとしては、例えば特開昭
63−1975号公報に開示されたものが知られており
、複数、例えば4つの磁気感応素子と1つの永久磁石と
の間の相対位置の変化に基づいて電気信号を出力するよ
うにし、もって2次元平面内の位置を特定できるように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た如き従来の、磁気感応素子を用いた位置検出センサに
あっては、多数の磁気感応素子を用いなければならない
ので装置自体が大型化し、価格も比較的高いという問題
点があった。本発明は、以上のような問題点に着目し、
これを有効に解決すべく創案されたものである。本発明
の目的は、少くとも2つの磁気抵抗素子を中心点におい
て点対称な1つの磁気抵抗パターンでもって形成するこ
とにより、小型で低価格な位置検出センサを提供するに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
問題点を解決するために、位置検出センサにおいて、所
定の中心点に対して実質的に点対称となるように、その
中心点を含む少なくとも2方向に延在させて設けられる
2つの磁気抵抗素子と、この延在された磁気抵抗素子を
含む平面に対して実質的に平行な平面上を相対移動自在
になされた移動体と、この移動体の下端部であって、上
記磁気抵抗素子の前記中心点上に位置するところに、前
記磁気抵抗素子に臨ませて設けられた磁石と、前記磁石
抵抗素子に設けられ、前記磁石の移動にともなう磁界の
変化に対応して発生する電気的信号の変化を出力するた
めの出力端子とを備え、上記磁石の平面内における相対
的位置変化を電気的信号の変化として出力するようにし
たものである。
【0006】
【作用】以上のように構成された本発明によれば、可動
体が動くことにより、その下端部に取付けた永久磁石は
磁気抵抗素子の僅かに離れた上方を、その中心点からい
ずれかの方向に移動することになる。この磁石の移動に
ともなって、2方向に延在させて設けられた2つの磁気
抵抗素子によって検出される磁界の変化は電気的信号の
変化となってそれぞれの出力端子から出力される。そし
て、各出力端子からの出力値を処理することにより、上
記移動した磁石の磁気抵抗素子を含む平面上の位置乃至
座標を特定する。
【0007】
【実施例】以下に、本発明に係る位置検出センサの一実
施例を添付図面に基づいて詳述する。図1は本発明の位
置検出センサの磁気抵抗素子を示す平面図、図2は本発
明の位置検出センサを示す斜視図、図3は図1に示す磁
気抵抗素子の等価回路図である。図示する如くこの位置
検出センサ1は、2つの磁気抵抗素子2、3と、この磁
気抵抗素子2、3の上方に移動自在に設けられた可動体
4と、この可動体4の下端部に設けた磁石5と、上記磁
気抵抗素子2、3に設けた出力端子VAC、VBDとに
より主に構成されている。
【0008】具体的には、上記2つの磁気抵抗素子2、
3は、例えばパーマロイなどの強磁性体により構成され
、例えばシリコン基板上などにスパッタ、エッチング処
理等により一つの磁気抵抗パターンとして形成されるも
のであり、両磁気抵抗素子2、3はその中心点0から相
互に直交するように2方向にそれぞれ延在させて設けら
れている。各磁気抵抗素子2、3は、それぞれつづら折
りパターンになされて、中心点0から異なった方向に延
びる抵抗素子片2−1、2−2、3−1、3−2を有し
ており、2つの抵抗素子片2−1、2−2は中心点0に
対して実質的に点対称となるように配置されており、ま
た、他の2つの抵抗素子片3−1、3−2も同様に中心
点0に対して点対称となるように配置されている。そし
て、各抵抗素子片2−1、2−2、3−1、3−2のつ
づら折りの振幅は、中心点0から離れるに従って次等に
大きく形成されており、磁界の検出精度を上げるように
なされている。磁気抵抗素子2の2つの抵抗素子片2−
1、2−2の中心点0側のそれぞれの端部は良導体7に
より直線的に接続されており、それぞれの他方の端部に
は動作電圧を加えるための端子A、Cが設けられている
。そして、上記導体7には、出力電圧を取出すための出
力端子VACが接続されている。また、他方の磁気抵抗
素子3の2つの抵抗素子片3−1、3−3の中心点0側
のそれぞれの端部は迂回して配線された良導体8により
接続されており、それぞれの他方の端部には動作電圧を
加えるための端子B、Dが設けられている。そして、上
記迂回した良導体8の途中には、出力電圧を取出すため
の出力端子VBDが接続されている。
【0009】このように構成された磁気抵抗素子2、3
の上方には、僅かに離間させて棒状の可動体4が図示さ
れない支持部により移動自在に支持されており、従って
、この可動体4の下端部は、上記磁気抵抗素子2、3を
含む平面に対して実質的に平行な平面上を相対移動自在
になされている。そして、可動体4の下端部は、通常時
においては原点、すなわち上記磁気抵抗素子2、3の点
対称の中心点0の真上に位置するように設定されている
。尚、上記可動体4を、その長手方向の途中で旋回自在
に軸支し、下端部の移動軌跡が円弧を描くように設定す
るようにしてもよい。
【0010】このように構成された上記可動体4の下端
部には、上記磁気抵抗素子2、3に臨ませて前記磁石5
が取り付けられており、従って、可動性4の移動にとも
なってこの磁石5が中心点0の真上から図示例にあって
はほぼ水平面内を自由に移動することになる。この磁石
5としては、永久磁石、電磁石等を使用し得る。そして
、図3に示す如く上記のように構成された各磁気抵抗素
子2、3の端子A、C間及び端子B、D間にはそれぞれ
駆動電源E1 、E2が供給されており、各磁気抵抗素
子2、3は図4に示す如きハーフブリッジを形成する。 図示例にあっては、磁気抵抗素子2のみを記す。そして
、磁気抵抗素子2の出力端子VACには、抵抗素子片2
−1、2−2の磁気抵抗値に応じて分圧された電圧が出
力される。この動作は、磁気抵抗素子3の出力端子VB
Dにおいても同様に行なわれる。これを具体的に説明す
ると、例えば図4において、磁石5が、磁気抵抗素子2
に対して点aから点bに移動したとすると、図5に示す
如く抵抗素子片2−1においては、磁束は■から■へ減
少することから抵抗ΔRはその分だけ上昇し、これに対
して抵抗素子片2−2においては、磁束は■から■へ増
加することから抵抗ΔRはその分だけ低下する。従って
、出力端子VACには、両変化分が合算された電圧Vが
出力されることになる。これら各出力端子VAC、VB
Dの出力値は処理部20へ入力され、ここで所定の処理
により磁石5の移動先の座標値が求められるようになっ
ている。
【0011】次に、以上のように構成された本発明に係
る位置検出センサの動作について説明する。まず、可動
体4が何ら移動しない通常時には、この可動体4の下端
部に取付けた磁石5は磁気抵抗素子2、3の中心点0の
上方に、すなわち原点に位置しており、従って、各磁気
抵抗素子2、3の抵抗素子片2−1、2−2、3−1、
3−2には均等に磁界が加わることになる。その結果、
各出力端子VAC、VBDからの出力電圧は基準電圧と
等しくなる。尚、この基準電圧は、磁石5が中心点0の
上方に位置するときの各出力電圧として予め設定されて
いる。
【0012】このような状態において、可動体4が加速
度等の外部の力により移動すると、この可動体4の下端
部に取付けた磁石5が磁気抵抗素子2、3の上方の平面
を移動することになる。この移動の結果、各抵抗素子片
2−1、2−2、3−1、3−2に加わる磁束が変化し
、その結果、それら各抵抗素子片の抵抗値が変動し、そ
の変動に対応する電圧が各出力端子VAC、VBDに出
力されることになる。具体的には、説明の簡単化のため
に図4に示す如く一方の磁気抵抗素子2のみに着目した
場合について説明する。この磁気抵抗素子2において、
位置aに位置していた磁石5が抵抗素子片2−2側に近
づき位置bに移動したとする。すると、磁石5が近づい
た抵抗素子片2−2に加わる磁束は増加することから、
この電気抵抗は小さくなる。この変化は、図5に示す特
性曲線においては点■から点■への変動として表わされ
る。これに対して、磁石5から遠くなった他方の抵抗素
子片2−1に加わる磁束は減少することから、この電気
抵抗は大きくなる。この変化は図5に示す特性曲線にお
いては点■から点■への変動として表わされる。結果的
に、出力端子VACには、図5中の点■と点■との間の
電気抵抗に対応する電圧変動が出力されることになる。 この出力値を処理部20へ入力して所定の処理を行うこ
とにより、磁石5が端子AC方向に対してどの程度移動
したかを求めることができる。
【0013】上記した動作は、他方の磁気抵抗素子3の
抵抗素子片3−1、3−2についても同様に行なわれ、
磁石5が端子BD方向に対してどの程度移動したかを求
めることができる。また、磁石5が端子AC方向と端子
BD方向との間に移動した場合には、各出力端子VAC
、VBDの出力値に基づいてベクトルをとることにより
磁石5の座標を特定することができ、従って、磁石5が
中心点0を原点として平面内をどのように移動しても、
その位置乃至座標を確実に求めることが可能となる。
【0014】図6は、本発明をポインティングデバイス
に適用した場合の実施例を示し、図2中の可動体1はレ
バー30対応し、このレバー30の下端部には永久磁石
5が取付け固定されると共にこの永久磁石5の下方に磁
気抵抗素子2、3が設定されており、前述した如き動作
でもって、永久磁石5の位置すなわちレバー30の位置
を検出し得るようになっている。
【0015】尚、前記した実施例において、位置検出の
精度を向上させるためにさらに多くの点対称の磁気抵抗
素子を用いてもよいことは勿論である。
【0016】
【発明の効果】以上要するに、本発明によれば、一対の
磁気抵抗素子を中心点において点対称な1つの磁気抵抗
パターンでもって形成することにより、従来例の如く4
つの磁気感応素子を用いることなく位置検出センサを実
現することができる。従って、装置自体を小型化し、装
置の価格も大幅に低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置検出センサの磁気抵抗素子を示す
平面図である。
【図2】本発明の位置検出センサを示す斜視図である。
【図3】図1に示す磁気抵抗素子の等価回路図である。
【図4】磁気抵抗素子によるハーフブリッジ構成を示す
図である。
【図5】磁気抵抗素子の磁束と抵抗の変化を示す図であ
る。
【図6】本発明を適用したポインティングデバイスを示
す図である。
【符号の説明】
1…位置検出センサ 2、3…磁気抵抗素子 4…可動体 5…磁石 2−1、2−2、3−1、3−2…抵抗素子片VAC、
VBD…出力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  所定の中心点に対して実質的に点対称
    となるように、その中心点を含む少なくとも2方向に延
    在させて設けられる少くとも2つの磁気抵抗素子と、該
    延在された磁気抵抗素子を含む平面に対して実質的に平
    行な平面上をその下端部が相対移動自在になされた可動
    体と、該可動体の上記下端部であって、前記磁気抵抗素
    子の前記中心点上に位置するところに、前記磁気抵抗素
    子に、臨ませて設けられた磁石と、前記磁気抵抗素子に
    設けられ、前記磁石の移動にともなう磁界の変化に対応
    して発生する電気的信号の変化を出力するための出力端
    子とを備えたことを特徴とする磁気抵抗素子を有する位
    置検出センサ。
JP3006233A 1991-01-23 1991-01-23 磁気抵抗素子を有する位置検出センサ Withdrawn JPH04238282A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3006233A JPH04238282A (ja) 1991-01-23 1991-01-23 磁気抵抗素子を有する位置検出センサ

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JPH04238282A true JPH04238282A (ja) 1992-08-26

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JP3006233A Withdrawn JPH04238282A (ja) 1991-01-23 1991-01-23 磁気抵抗素子を有する位置検出センサ

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JP (1) JPH04238282A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7508196B2 (en) 2005-03-28 2009-03-24 Yamaha Corporation Magnetic sensor for pointing device
JP2009139252A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Tokai Rika Co Ltd ポジションセンサ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7508196B2 (en) 2005-03-28 2009-03-24 Yamaha Corporation Magnetic sensor for pointing device
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A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

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Effective date: 19980514