JPH0423613Y2 - - Google Patents

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JPH0423613Y2
JPH0423613Y2 JP1987142602U JP14260287U JPH0423613Y2 JP H0423613 Y2 JPH0423613 Y2 JP H0423613Y2 JP 1987142602 U JP1987142602 U JP 1987142602U JP 14260287 U JP14260287 U JP 14260287U JP H0423613 Y2 JPH0423613 Y2 JP H0423613Y2
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JP
Japan
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platen
mold
fixed
molding machine
upper platen
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JP1987142602U
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JPS6446210U (ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、可塑化装置を上方に配置した竪型射
出成形機に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
従来、第2図に示す如く、中央プラテン固定式
竪型射出成形機では、移動する上プラテン7に移
動シリンダ10を介して可塑化装置9を設置し、
型締駆動装置5によつて下プラテン3及びタイバ
ー4を介し前記上プラテン7を上下動させて金型
6,8の型開閉及び型締を行うようにしている。
しかしながら、このタイプの射出成形機では、
上プラテン7上の可塑化装置9等の全荷重を各タ
イバー4にバランスよく分担支持させることは困
難であり、金型6,8を夫々装着した固定プラテ
ン1と上プラテン7の平行度やプラテン面とタイ
バー4の直角度等の型締精度に悪影響が出る。そ
こで、必要に応じて上プラテン7等にバランサを
付加して精度を出すことも必要となる。また、可
塑化装置9等の荷重をも支持しながら型開閉を行
わなければならず、一定の立ち上がり時間内に一
定の速度まで立ち上げて型開閉動作を行うために
は型締駆動装置5の容量を大きくする必要がある
という不都合を免れなかつた。
また、第3図に示す如く、中央プラテン移動式
竪型射出成形機では、成形機フレーム2に固定さ
れた下プラテン3′と上プラテン7′との間で中央
プラテン1′を型締駆動装置5によりタイバー4
に沿い上下動させて金型6,8の型開閉及び型締
を行うようにしている。
しかしながら、このタイプの射出成形機では、
インサート成形のとき、中央プラテン1′に装着
した下金型6にセツトされている部品が型閉動作
で下金型6とともに移動するため、上プラテン
7′に装着した上金型8に対する部品の位置が不
安定となる。また、中央プラテン1′の型開停止
位置精度が低い場合、下金型6上の成形品の自動
取出機による取出動作が不確実になるという不都
合を免れなかつた。
〔考案の目的〕
本考案は、前記従来の問題点を解決するために
なされたもので、インサート成形や取出動作を良
好に行える利点をもつ中央プラテン固定式竪型射
出成形機において型締精度の向上と型締駆動装置
の小容量化を図ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の竪型射出成形機は、成形機フレームに
固定された固定プラテンに複数本のタイバーを摺
動可能に貫通させ、該タイバーの上端に上プラテ
ンを装着し、かつ、下端に下プラテンを装着し、
該下プラテンと前記固定プラテンとの間に型締駆
動装置を設けると共に、前記上プラテンの上方に
可塑化装置を設け、該可塑化装置を、固定プラテ
ン又は成形機フレームに固定した移動シリンダに
より昇降可能に支持し、該移動シリンダに前記上
プラテンを摺動可能に設けたことを特徴とするも
のである。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を第1図に沿い説明す
る。
図中1は成形機フレーム2上に支持固定された
固定プラテンで、該固定プラテン1には、下プラ
テン3に下端を連結した複数本のタイバー4(実
施例では4本)が上下に摺動可能に貫通すると共
に、下プラテン3に一端を連結した型締駆動装置
5と下金型6とが装着されている。
7は前記タイバー4の上端に装着された上プラ
テンで、該上プラテン7には、中央部にノズルを
挿入するための貫通孔が穿設されると共に、前記
下金型6と対向する上金型8が装着されている。
9は可塑化装置で、支持板11に設けられると
共に、該支持板11には、固定プラテン1又は成
形機フレーム2(実施例では固定プラテン1)に
一端を連結した複数の移動シリンダ10が装着さ
れており、この移動シリンダ10を介して前記可
塑化装置9は固定プラテン1又は成形機フレーム
2上に昇降可能に支持されている。
また、前記上プラテン7は、移動シリンダ10
に摺動可能に設けられている。尚、図示する如く
上プラテン7に移動シリンダ10が貫通している
ことは要しないことは言うまでもない。
〔作用〕
型締駆動装置5によつて下プラテン3及びタイ
バー4を介し上プラテン7を上下動させる場合、
上プラテン7には移動シリンダ10を介して可塑
化装置9が支持されておらず、移動シリンダ10
に対し摺動可能に上プラテン7が設けられている
から、上プラテン7とタイバー4と下プラテン3
のみを上下動させて型開閉を行うことができる。
ところで、可塑化装置9は支持板11、移動シ
リンダ10を介して固定プラテン1又は成形機フ
レーム2に支持されているから、型閉後又は型閉
とともに移動シリンダ10によつて可塑化装置9
を下動させ、下金型6と型締状態の上金型8にノ
ズルタツチせしめ、逆に型開の支障にならないよ
うに型開前又は型開とともに可塑化装置9を上動
させる必要がある。
従つて、次の3種類の型開動作が可能となる。
(1) 可塑化装置9の上動完了後、型開を行う。
(2) 可塑化装置9と上プラテン7を同時かつ等速
度で上動させることによつてノズルタツチ状態
を保ちながら型開を行う。
(3) 可塑化装置9の上動開始時刻に対する型開開
始時刻の差Δtを設定することによつてノズル
の上金型に対する後退量を制御し、Δt経過後、
この後退量を保つように可塑化装置9と上プラ
テン7を等速度で上動させて型開を行う。
型閉動作は前記(1)、(2)、(3)のそれぞれにつき逆
の手順で行う。
上記型開閉動作はいずれも制御装置によつて容
易に制御可能である。
〔考案の効果〕
以上の通り、本考案は、可塑化装置を移動シリ
ンダを介して固定プラテン又は成形機フレームに
支持させ、上プラテンに可塑化装置等の荷重をか
けないようにしたため、金型を装着した上プラテ
ンと固定プラテンの平行度やプラテン面とタイバ
ーの直角度等、型締精度の向上が図れ、かつ、下
型が固定されているのでインサート成形、IC樹
脂封止等に有効であると共に、型締駆動装置の容
量を小さくできる。また、型開閉動作とノズルタ
ツチ動作の制御も容易であり、かつ、成形品の取
出しも定位置で確実に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略的正面
図、第2図、第3図は従来例を示す概略的正面図
である。 1……固定プラテン、2……成形機フレーム、
3……下プラテン、4……タイバー、5……型締
駆動装置、7……上プラテン、9……可塑化装
置、10……移動シリンダ、11……支持板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 成形機フレームに固定された固定プラテンに複
    数本のタイバーを摺動可能に貫通させ、該タイバ
    ーの上端に上プラテンを装着し、かつ、下端に下
    プラテンを装着し、該下プラテンと前記固定プラ
    テンとの間に型締駆動装置を設けると共に、前記
    上プラテンの上方に可塑化装置を設け、該可塑化
    装置を、固定プラテン又は成形機フレームに固定
    した移動シリンダにより昇降可能に支持し、該移
    動シリンダに前記上プラテンを摺動可能に設けた
    ことを特徴とする竪型射出成形機。
JP1987142602U 1987-09-18 1987-09-18 Expired JPH0423613Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987142602U JPH0423613Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987142602U JPH0423613Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6446210U JPS6446210U (ja) 1989-03-22
JPH0423613Y2 true JPH0423613Y2 (ja) 1992-06-02

Family

ID=31408698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987142602U Expired JPH0423613Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18

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JP (1) JPH0423613Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5414771Y2 (ja) * 1976-11-09 1979-06-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6446210U (ja) 1989-03-22

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