JPH04235630A - 可聴コマンドでコンピュータのプログラミングを行うための方法及び装置 - Google Patents

可聴コマンドでコンピュータのプログラミングを行うための方法及び装置

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JPH04235630A
JPH04235630A JP3190264A JP19026491A JPH04235630A JP H04235630 A JPH04235630 A JP H04235630A JP 3190264 A JP3190264 A JP 3190264A JP 19026491 A JP19026491 A JP 19026491A JP H04235630 A JPH04235630 A JP H04235630A
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user
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JP3190264A
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ロナルド エル コリー
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    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/16Sound input; Sound output
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L15/00Speech recognition
    • G10L15/26Speech to text systems

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声で作成するプログ
ラム及び命令群に関係し、特に、命令群及びプログラム
を音響的に入力するための回路及び方法論に関係してい
る。
【0002】
【従来の技術】通常、コンピュータは入力装置を持って
おり、通常これはキーボードで、一つまたは複数のキー
を押すことによりコンピュータに情報を入力することが
でき、あるいは、通常の場合、テープもしくはディスク
等の記憶装置から情報を入力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】情報の入力、プログラ
ミング、または商業的に作成されたプログラムの使用に
際しては、ユーザーは商業的に作成されたプログラムの
機能をある程度理解し、またはキーボードからの入力を
解釈もしくは翻訳するコンピュータ言語を習得する必要
がある。キーボードは計算機用の単純な20キー配列か
らコンピュータ用の100以上のキー配列まであり、マ
クロ機能を作動させるためには2つのキーを同時に押す
必要がある。ソフトウェア・オペレーティング・システ
ム、既成のプログラム、コンピュータ言語等は、如何に
「ユーザー・フレンドリー」であっても、特定の目的に
関してコンピュータの性能を高効率化することを意図し
ているため、それらプログラムまたは言語の設計・構造
はそれぞれ特徴があり、また、制限を持っている。全て
のコンピュータ言語は、(1)ビジネス用のCOBOL
 や数学用のFORTRAN 等のように、非常に特定
のアプリケーション分野に当該言語を最適化させるか、
または(2)ユーザーがより容易にプログラムを作成で
きるようにマイクロ符号をコンピュータに組み込むため
に作られている。この「組み込み」により、ユーザーが
異なる仕事のソフトウェアを用いる際の柔軟性が制限さ
れる。フォルクスライター(商品名)、ロータス(商品
名)、ワードパーフェクト(商品名)等は、日常の単語
やダイアグラムを用いて入力や出力が可能であるという
点で非常に「ユーザー・フレンドリー」である。しかし
、フォルクスライター(商品名)、ワードパーフェクト
(商品名)、またはロータス(商品名)を用いて円の面
積や複合分子の分子量を計算しようと思えば不可能では
ないが、困難である。これは、フォルクスライター(商
品名)、ワードパーフェクト(商品名)及びロータス(
商品名)の開発音が、テキスト処理のためのマクロ命令
の使用を容易にするために、それらのソフトウェアに各
種のマイクロ・コマンドを組み込んでいるからであり、
他のアプリケーションにこれらのソフトウェアを使用す
ることは不可能ではないが、困難である。この組み込み
によって、これらソフトウェア・パッケージの柔軟性は
、例えばタイピング、フォーマッティング、印刷のため
のテキスト入力等の一定のアプリケーションに限定され
ている。一方、物理学者、天文学者、化学エンジニア等
に対しては非常にフレンドリーであるが、その他の専門
分野のユーザーにとっては非常に使い難いソフトウェア
・プログラムもある。
【0004】現在必要とされており、かつ本発明が提供
しようとしているものは、ユーザーの技術レベル、専門
分野、経験等に拘らず、ユーザーが理解し、必要として
いるあらゆる業務を行うためにコンピュータのプログラ
ミングを行えるような方法である。
【0005】現在必要とされているものは、ユーザーが
コンピュータの機能及びマクロ機能をより容易にかつ迅
速に学習し、記憶し、かつアクセスできるような、より
ユーザー・フレンドリーな入力機構である。
【0006】さらに、現在必要とされているものは、ユ
ーザーにとって非常に親しみのある言葉で、より容易に
かつ迅速に、コンピュータのプログラミングを学ぶこと
ができるような方法または装置である。
【0007】さらに現在必要なものは、新たに言語を学
習せずに、ユーザーの特定のニーズに合ったユーザー自
身のコンピュータ言語を作成できるような方法である。
【0008】さらに現在必要なものは、人間の特定の言
語[国語]に限定されずにコンピュータのプログラミン
グを行うことができるような入力システムである。
【0009】
【課題を解決するための手段・作用・効果】本発明は、
ユーザーが自分自身で選んだ可聴コマンドを用いてコン
ピュータとコミュニケーションを行うことを可能とする
、コンピュータと組み合わせて用いる、ソフトウェア手
動の方法論及び入力処理装置である。さらに、本発明で
は、ユーザーは自分自身の話し言葉を用いて自分自身の
プログラムを「創作」することができ、ユーザーが選ぶ
言葉に対応してコンピュータに特定の信号が発生するよ
うになっている。従って、ユーザーはコンピュータのプ
ログラムを行う上で自分自身の話し言葉を使用すること
が可能である。ユーザーは、ユーザーがコンピュータに
プログラムした基本アルゴリズム(algorithm
s)を複数のマクロ機能に結合させることができ、その
各々はユーザーが選定した可聴コマンドで作動する。か
くして、このソフトウェアとコンピュータのシステムは
音声コマンドに応答して、正確な作業を行う。
【0010】入力処理回路は、マイクロフォン、アナロ
グ・デジタル・コンバータ、ランダム・アクセス・メモ
リー(RAM)、電気的に消去可能なリード・オンリー
・メモリー(ROM)、及び中央処理ユニットで構成さ
れている。マイクロフォンはユーザーが入力または選定
した音波を受信する。マイクロフォンからのアナログ信
号は、平滑化され、増幅され、かつA/Dコンバータに
よって、入力された音波に対応するデジタル入力信号に
変換される。デジタル化された入力信号は一時的にRA
Mに記憶される。マイクロプロセッサは、ROMに記憶
されているプログラムに従って、RAM内の入力信号を
承認されている信号の各々と比較するようにプログラム
されている。承認されている信号の一つがRAMの入力
信号とマッチ[一致]した場合、マイクロプロセッサは
通常、コンピュータまたは計算機である出力装置に信号
を送る。従って、この信号は、ユーザーが入力する「単
語」またはその他の音が、装置が認識するように訓練を
受けている既に選定済みの「単語」またはその他の音に
非常に類似している場合にのみ、コンピュータに送られ
る。
【0011】コンピュータはこれらの信号を用いてアル
ゴリズムを起動し、または何らかの機能を行う。これら
のアルゴリズムは、入力された他の音声コマンドにマッ
チすることにより作動するようにプログラム可能な、マ
クロ機能と組み合せることが可能である。従って、究極
的には、ユーザーが選定する可聴コマンドを用いてマク
ロ機能を作成し、ブログラムすることができる。
【0012】本発明は、複数のオペレーションを行うた
めに入力処理回路及びコンピュータと組み合せて用いら
れるソフトウェア主導法論である。本発明は、複数の可
聴コマンドを受信し、増幅するための受信回路を持って
いる。デジタル変換回路が上記受信回路に結合されてお
り、上記可聴コマンドの各々を、対応するデジタル化受
信信号に変換する。RAM記憶回路はデジタル化受信信
号を一時的に記憶する。コマンド記憶回路はユーザーが
プログラムしたコマンドのデジタル化信号を記憶する。 ユーザーがプログラムしたコマンドのデジタル化信号の
各々はオペレーションの一つに対応している。マイクロ
プロセッサ回路はRAM記憶回路と結合しており、コマ
ンド記憶回路と共に、デジタル化受信信号をユーザーが
プログラムしたコマンドのデジタル化受信信号の各々と
比較する。マイクロプロセッサ回路はユーザーがプログ
ラムしたコマンドのデジタル化信号の何れかが、デジタ
ル化受信信号とマッチするか否かを決定する。出力回路
はマイクロプロセッサ回路及びコンピュータと結合され
ており、ユーザーがプログラムしたコマンドのデジタル
化信号の中のマッチした信号に対応して、コンピュータ
でオペレーションを実行するためのデジタル信号を発信
する。その結果、ユーザー定義コマンド、及びユーザー
定義コマンドを用いて作成したプログラムが可聴的に実
行される。このソフトウェアによる作動入力処理回路は
、更に、コマンド記憶回路に記憶されているプログラム
されたコマンドの信号の幾つかをユーザーが選択するこ
とができる選択回路を含んでいる。
【0013】出力回路によって生成されるデジタル信号
は、ユーザーがプログラムする別のコマンドのデジタル
化信号と成り得る。出力回路は、ユーザーがプログラム
した他のコマンドのデジタル化信号に対応して、接続さ
れているコンピュータにおいて、オペレーションを実行
するために用いられるデジタル信号を発信する。
【0014】可聴コマンドは人間の音声コマンドである
。他の実施例では、可聴コマンドは人間以外の生物の音
声、無生物の音、あるいは人工音源により作成される非
肉声音である。
【0015】このソフトウェアによる入力処理回路は、
更に、複数の追加コマンド記憶回路の一つとコマンド記
憶回路を交換するための交換可能な記憶回路を含んでい
る。マイクロプロセッサ回路は複数のコマンド記憶回路
のうち選択された一つと結合する。複数のコマンド記憶
回路の各々は、ユーザーが選択した、プログラムされた
デジタル化信号を記憶する。
【0016】あるいは、本発明の方法は、ユーザーがプ
ログラムしたデジタル信号の最初の複数個を、ユーザー
がプログラムしたデジタル信号の別の複数個と交換する
機能を持っている。
【0017】本発明は、可聴コマンドを検出し、かつ当
該可聴コマンドをデジタル信号に変換するためのマイク
ロフォン回路を持ち、当該可聴コマンドに対しユーザー
定義の知的応答を行うためのソフトウェアで作動するハ
ードウェアとして特徴づけることができる。識別回路は
、デジタル信号を受け取り、それをユーザー定義のデジ
タル・コマンドに特定的に連結する。コマンド回路はユ
ーザーが他のユーザー定義コマンド及びユーザーがプロ
グラムした複数のコマンドを用いてデジタル・コマンド
を選択的に定義することを可能にする。
【0018】その結果、このソフトウェア及びハードウ
ェアは、発声された要請及び命令をある操作及び解決に
転換できる「論理」または「知能」に基づき、発声され
た要請またはプログラム命令を認識するよう構成されて
いる。
【0019】この発明は、更に、可聴コマンドを検出し
、当該可聴コマンドをデジタル信号に変換する手段を持
ち、可聴コマンドに対してユーザー定義の知的応答を行
う1つの方法として特徴づけられる。デジタル信号はユ
ーザー定義コマンドと特定的に連結される。コマンドは
、他のユーザー定義コマンド及びユーザーがプログラム
した複数のコマンドを用いて、ユーザーによって選択的
に定義され、応答を行う。
【0020】ユーザーがプログラムしたコマンドのデジ
タル化信号に対応するオペレーションを記憶する手段に
関する各種の実施例において、オペレーションは、例え
ば、カルキュレーター、タイプライター、インベントリ
ー管理、CAD/CAM、数値による機械制御等のオペ
レーションである。
【0021】
【実施例】本発明は、ユーザーが選択した音声コマンド
から引き出される命令でコンピュータをプログラムする
ための、ソフトウェアで作動する方法に関するものであ
り、入力処理回路及びコンピュータと組み合せて用いら
れる。好ましい実施例として、コンピュータはカルキュ
レータ・チップ及びLEDディスプレーを持ち、キーボ
ードはなく、コンピュータにアルゴリズムとして予め設
定されている加減乗除、記憶、解除等の基本的命令を持
つ従来型のデスクトップ・カルキュレーターとする。回
路、及びコンピュータまたはカルキュレーターは、トレ
ーニング・モード及び実行モードの2つのオペレーショ
ン・モードを持っている。実施例のデスクトップ・カル
キュレーターに関しては、「コンピュータ」及び「カル
キュレーター」という語句は互換的に用いられている。 但し、汎用コンピュータを下記に説明する回路と組み合
せて用いることも可能である。
【0022】トレーニング・モードにおいて、回路及び
コンピュータは、ソフトウェアを通じて、特定のオペレ
ーションまたは命令を音声コマンドと相関づけることを
「教え込まれる」。好ましい実施例として、40のオペ
レーションが40の対応音声コマンドに連結されている
。音声コマンドに対応する音のデジタル表示はカルキュ
レーターに関して記憶されているオペレーションまたは
命令と結合して、回路内に記憶されている。
【0023】実行モードにおいて、回路及びコンピュー
タは、受信した音声のデジタル表示と記憶されている音
声コマンドのデジタル表示を比較する。受信された音声
が40のコマンドの一つとマッチした場合、回路はマッ
チしたコマンドに対応するオペレーションをカルキュレ
ーターに送り、実行させる。
【0024】更に、回路及びカルキュレーターは、ソフ
トウェア制御の下で操作される場合、音声プログラミン
グ機能を持っており、その機能により、システムは1個
の音声マクロコマンドで、どんな組み合せのカルキュレ
ーター・オペレーションでも識別することを「教え込ま
れる」。そして、これらの「マクロコマンド」のデジタ
ル表示は、コンピュータに記憶される。あるいは音声マ
クロコマンドにより一般のキーボード上のキーに機能を
割り当てることができ、そのキーを押すことにより、か
なり長い公式でも呼び出すことができ、その変数に対し
て前もって音声で入力した数値を用いて当該公式を計算
させることができる。
【0025】図1は、本発明のハードウェアに関するブ
ロック・ダイアグラムである。回路4はコンピュータ、
カルキュレーターまたはその他の出力装置と接続するこ
とができるが、図1の本実施例では従来形のデスクトッ
プ・カルキュレーター2が回路4と接続されている。回
路4は、出力側が増幅器8と連結しているマイクロフォ
ン6を有する。増幅器8の出力側は、マイクロプロセッ
サ14の一部に含まれている。アナログ・デジタル(A
/D)コンバータ10に連結されている。マイクロプロ
セッサ14は、アドレス・ラッチ17を経由する8ビッ
トのアドレス/データ・バス11、及び8ビット・アド
レス・バス13を有し、両方ともメモリー・バス19に
連結されている。RAM12及びEEPROM16は、
バス19に連結されている。また、マイクロプロセッサ
14はRAM12及びEEPROM16の各種制御ター
ミナル並びにカルキュレーター2に適切に連結されてい
る制御用及びI/Oバス15を有する。本実施例では、
Signetics87c(商品名)がマイクロプロセ
ッサ14として用いられている。
【0026】マイクロフォン6は音声コマンドを受信す
る。マイクロフォン6は、差動周囲雑音作動マイクロフ
ォンであるが、外部雑音を十分に防ぐために物理的に保
護してもよい。また、延長マイクロフォンを使用しても
よい。増幅器8はアナログ信号を増幅し、調整する。マ
イクロプロセッサ14内部のA/Dコンバータ10は、
適当な数のサンプルを取り出す。その数は約1秒のオペ
レーションで話される「言葉」の人間の言語に関しては
少なくとも6千サンプルである。A/Dコンバータ10
は、入力を取り出し、保持し、かつデジタル・ビット・
ストリームに転換する。
【0027】RAM12は、本質的に1「単語」の容量
を持つランダム・アクセス・メモリーである。RAM1
2は、前もって記憶しているデータと比較するため、当
該単語のデジタル表示を一時的に記憶する。
【0028】マイクロプロセッサ14は、幾つかの機能
を行う。このマイクロプロセッサ14は単語に関する特
定の関数を生成するFFT(高速フーリエ変換)コンバ
ータを有している。入力された単語の特定関数は、相関
機能により、既に記憶されている単語の特定関数と比較
される。その単語の相関が所定の基準より大きい場合、
最も適合する単語が選ばれる。マイクロプロセッサ14
は、RAM12に一時的に記憶されているデジタル化さ
れた一つの「単語」を既に記憶されているコマンド、お
よび下記に説明するEEPROM16に記憶されている
「マクロコマンド」と比較する。
【0029】EEPROM16は、電子的に消去及びプ
ログラム可能な16Kビットのリード・オンリー・メモ
リーである。EEPROM16は受信されたデジタル化
「単語」と比較するために用いられるコマンド及び「マ
クロコマンド」を記憶する。カルキュレータ2内部の回
路20は、コンピュータ入力、及び入力に対応するため
マイクロプロセッサ14のI/Oバス15からのビップ
・マップ出力を受け取る。あるいは、コンピュータ・シ
リアル・インターフェイスまたはアナログ出力装置が存
在してもよい。ディスプレー22は、通常カルキュレー
ターに備わっているLEDディスプレーである。このデ
ィスプレーはマイクロフォン6に入力される「単語」を
表示すると共に、計算の結果を表示するために用いられ
る。図1及び2は、複数の音声コマンドの各々を識別す
るために回路4を訓練する方法を示している。まず、ユ
ーザーはステップ30で、カルキュレーター上の「訓練
」キーを押す。これにより図2にロジックが示されてい
る記憶済プログラムを開始するためにマイクロプロセッ
サ14に信号が送られる。
【0030】ステップ32で、40単語の最初の単語が
ディスプレー22に表示される。例えば、表示される最
初の単語が「ONE」であったとする。ここでプログラ
ムは単語「ONE」のデジタル表示を受け取り、かつ記
憶する体制にある。表示された単語「ONE」を確認し
た後、ユーザーはマイクロフォン6に単語「ONE」の
発音を吹き込む。単語「ONE」のアナログ信号が増幅
器8に送られ、そこでこの信号は平滑化されかつ増幅さ
れる。
【0031】A/Dコンバータ10は、信号入力レベル
が所定の基準以下である限り、図3のステップ44では
、アイドル[遊び]状態にある。基準レベル以上の音が
受信されると、A/Dコンバータ10はステップ46に
おいて、その信号を単語「ONE」のデジタル表示に転
換し、当該デジタル表示は一時的にRAM12に記憶さ
れる。転換は、音のレベルが所定の基準以上である限り
続行する。
【0032】ここで、発せられた「単語」がどこで終わ
るかを検出する際に、2つの問題がある。第一は、2番
目の「単語」を検出するまでの時間[間隔]であり、第
二は単語の発声時及びその前後の周辺雑音との関係にお
ける音量基準のレベルの問題である。
【0033】一般的に言えば、ユーザーが使用する言語
に一般的な時間間隔を回路に前もって設定できる。そこ
で、英語の場合、1.5秒で充分であると仮定すれば、
基準レベル以上の全ての信号、及び基準以下に落ちた後
の1.5秒間の信号はデジタル化され、単語識別のため
の自動関連づけに用いられる。回路は、この全期間中に
1語のみがデジタル化されるものと想定している。この
時間間隔は変更可能でかつメーカーが前もって設定する
ことができる。この時間間隔は前の単語が終った後、次
の単語が始まる間隔を示すもので、本発明ではどんな間
隔でも設定することができるが、本実施例では1.5秒
を想定している。
【0034】次に、マイクロプロセッサ14は、ステッ
プ36でEEPROM16に記憶されている全てのコマ
ンド及びマクロコマンドのデジタル表示を用いて、ステ
ップ48において、受信されたデジタル化信号及び単語
「ONE」のデジタル表示の自動相関に関して高速フー
リエ変換を行う。
【0035】次に、ステップ36において、マイクロプ
ロセッサ14は、RAM12に記憶されている単語「O
NE」のデジタル表示と、EEPROM16に記憶され
ている全てのコマンドのデジタル表示を比較する。本例
では、単語「ONE」が最初に入力された単語である。 従って、この時点でEEPROM16には他のコマンド
は記憶されていない。他にコマンドは無いため、単語「
ONE」のデジタル表示はEEPROM16の他のデジ
タル表示とはマッチしないことが決定される。ここでは
学習モードが選択されているため、単語「ONE」のデ
ジタル表示は、ステップ38で、EEPROM16の最
初のアドレスに記憶される。かくして、単語「ONE」
の音声表音が第一コマンドとなる。もし、単語「ONE
」の識別に対応するためコンピュータ内に加算または減
算等の基本的アルゴリズムが既に設定されている場合は
、当該単語を識別することによりそのアルゴリズムが作
動することになる。もし、単語「ONE」が数字1と等
価であるよう設定してあれば、単語「ONE」を識別す
ることにより数字「1」が作動して計算が行われる。
【0036】かくして、EEPROM16の最初の位置
に記憶されている音声コマンドが実行モード中に受信さ
れた単語「ONE」とマッチした場合、数字1に関して
コンピュータに予め設定されているアルゴリズムと対応
するオペレーションを行うよう回路4はプログラムされ
ることになる。
【0037】次に、ステップ40でカウンターがEEP
ROM16の第二の位置に移動し、手続きはステップ3
0に戻る。ここで、ディスプレー22は単語「TWO」
を表示し、回路4はユーザーが単語「TWO」に対応さ
せたいと望む音声コマンドを受信する体制に入る。単語
「TWO」は、発声され、受信され、増幅され、転換さ
れ、かつRAM12にデジタルの形で記憶される。
【0038】なお、ここで留意すべきは、発声された単
語と記憶されている単語の記憶及びマッチングは人間の
言語の種類に左右されないということであり、例えばス
ペイン語を話すユーザーは、ソフトウェアを修正するこ
となく、英語を話すユーザーと同様に、同じコンピュー
タを使用することができる。
【0039】次に、ステップ36でマイクロプロセッサ
14は、RAM12に記憶されている単語「TWO」の
デジタル表示と、EEPROM16に記憶されている全
てのコマンドのデジタル表示を比較する。なお、ここで
この比較は単語「ONE」である第一コマンドに限定さ
れる。すなわち、例えば単語「TWO」のデジタル表示
が単語「ONE」のデジタル表示に余りにも類似してい
る場合、マッチ[一致]は行われるがEEPROM16
の第二アドレスには何も記憶されない。その場合、ユー
ザーは、ステップ30に戻り、単語「TWO」を表示す
るための別の単語を入力することを要求される。そこで
一致するものが無ければ、単語「TWO」のデジタル表
示が、ステップ38で、EEPROM16の2番目の位
置に記憶される。この位置は、単語「TWO」に割り当
てられているアルゴリズムまたは数字に関連したオペレ
ーションを行うよう予めプログラムされている。
【0040】この手続きは、ユーザーがEEPROM1
6の40の位置を40の主要単語または数字のデジタル
表示で埋めるまで続く。
【0041】コンピュータによっては、トレーニング・
モードで表示されるアルファベットの全ての文字を持っ
ており、その場合はシステムは人間の言語に依存する。 文字は、数字または数学的演算としてEEPROM16
に記憶されている対応音声コマンドを容易に持つことが
できる。実際に、キーボードによってカルキュレーター
回路に送ることができる単語、数字、文字または関数の
対応デジタル信号は、EEPROM16のアドレスの一
つに記憶させることにより回路4に送ることができる。 そして、ある「単語」を、受信された音声コマンドとマ
ッチさせることにより、対応オペレーションにアクセス
することができる。
【0042】同様に、回路4は、プログラミングで用い
られる「assign(割当てる)」、「equals
(等しい)」、「define(定義せよ)」、「ne
w (新しい)」、「list(リスト)」、「rec
all(再呼出し)」等の基本用語を識別するよう「教
え込まれる」。これらのプログラミング・コマンドは、
ユーザーが、既にカルキュレーターに記憶することがで
きるよう、幾つかの機能を実行するため予めプログラム
される。
【0043】図3は、回路4がユーザーの音声コマンド
及びマクロコマンドを実行する模様を示したものである
。ユーザーが「実行」キーを押すと、図3に示したロジ
ックを持つ記憶済プログラムを開始するようコンピュー
タに指令が伝わる。ここで、プログラムは、受信した「
単語」とEEPROM16に記憶されているコマンド及
びマクロコマンドのデジタル表示を受信しかつ比較する
体制に入る。
【0044】まず、ユーザーはマイクロフォン6に向っ
て一つの「単語」を発声する。例えば、ユーザーが単語
「ONE」を発声したとする。単語「ONE」のアナロ
グ信号が増幅器8に送られ、そこでこの信号は平滑化さ
れかつ増幅される。図3のステップ44ではA/Dコン
バータ10は、シグナル入力レベルが所定の基準以下で
ある限り、アイドル状態にある。基準レベル以上の音を
受信した場合、A/Dコンバータ10はステップ46で
、その信号を単語「ONE」のデジタル表示に転換し、
これは一時的にRAM12に記憶される。転換は、音量
レベルが所定の基準以上である限り継続する。
【0045】最低基準レベルは、「常時変動して」いる
。つまり、装置に電源を投入した時点で、ある固定値が
「呼び出される」が、この固定値はプロセス中になされ
る測定によって変更される。かくして、ある単語が認識
された後、測定された相関値が「正確な」相関値から差
し引かれることになる(トレーニング・モードからの単
語に結びついている相関値)。この差異は平均され、次
に固定値との間で平均化される。この新しい値が次の認
識プロセスで用いられることになり、以下同様である。 従って、周辺雑音の総合値は、高度な検出にとって承認
可能な固定相関差異値と平均されることになり、ユーザ
ーの環境が認識過程に組み込まれることになる。
【0046】次に、ステップ48でマイクロプロセッサ
14は、ステップ50でEEPROM16に記憶されて
いる全てのコマンド及びマクロコマンドのデジタル表示
を用いて、単語「ONE」のデジタル化信号及びデジタ
ル化表示の自動相関に関して高速フーリエ変換を行う。 本例では、受信された音声コマンド(単語「ONE」)
のユーザーの発音は、単語「ONE」に関して記憶され
ている音声コマンドと比べて所定の類似範囲にあると想
定しており、(かつ、ハードウェアを「訓練」した者の
みがこのシステムを使用すべきであるため、この類似度
は非常に大きい)、マイクロプロセッサは、ステップ5
2で、EEPROM16の最初のアドレスに関連づけら
れている単語「ONE」の記憶済デジタル・コマンドを
カルキュレーターの回路20に送る。ステップ50で自
動相関機能がマッチ[一致]を示さない場合、ステップ
46に戻り、ステップ54でコマンドの再入力を要求さ
れる。
【0047】ここで、プログラムは次の「単語」を受信
する体制に入る。本例では、ユーザーが「plus」を
発音したと想定する。単語「plus」のデジタル表示
がコマンド群と比較される。ここでコマンド「plus
」がトレーニング・モードにおいて、EEPROM16
のアドレス32に既に記憶されており、かつEEPRO
M16のアドレス32がマッチした場合、カルキュレー
タの「+」と連結しているアルゴリズムを呼び出すよう
回路4が予めプログラムされているとする。そこで、本
例では、アドレス32がマッチし、カルキュレーター回
路は「+」と連結している機能を実行する。
【0048】次に、ユーザーが単語「ONE」,「pl
us」,「ONE」及び「equals」[等しい]」
と発音するとする。その場合、サーキット20は、「O
NE」と「ONE」を加えて、その結果を表示せよとい
うユーザーの言葉に対応する演算デジタル信号を受け取
る。
【0049】このように、カルキュレーター回路は音声
コマンドから正確な形の全ての入力を受信する。この機
能により、ユーザーは自分自身のニーズに会ったマクロ
機能を実行するために、自分の音声コマンドを用いて音
声作動のカルキュレーターのプログラムを組むことがで
きるのである。
【0050】カルキュレーターの回路20は、加法、減
法、乗法、平方根等の非常に基本的な数学的アルゴリズ
ムのみを持つ場合もあるが、基本的には物理学、化学、
生物学、海洋工学、天文学等における高度な計算及び数
学的演算を行う上で必要な全ての数学的アルゴリズムを
持つことができる。ユーザーは、音声によって、マクロ
コマンドを作成し、1または複数の専門分野に関連した
各種の関数をプログラムし、計算し、実行し、あるいは
音声により定義されもしくは一つのキーに割り当てられ
る計算や機能を、消去したり記憶させたり、あるいはそ
れらを合成コマンドにより他のコマンドと置換させるこ
とができる。
【0051】幾何学において、平面の2点間の距離は、
その2点の座標の平方の和の平方根である。任意の2点
間の距離を計算するためのマクロコマンドを作成するた
めには、座標の差が分かれば、まず、次のように言えば
よい。すなわち、「New 」、「Algorithm
 」。この二つの単語はコマンドの基本セットとして回
路に前もって設定済みである。「New 」という単語
は回路に対して新たな関数がプログラムされることを示
している。「Algorithm 」という単語はマク
ロを定義すべきことを回路に対して指示している。次に
、“Assign” ”Name” ”Distanc
e” と発声する。「Distance」をこのアルゴ
リズムの名称とせよという意味である。「Assign
」「X」、「Assign」「Y」、「D」「Equa
ls」「Square Root 」「Quantit
y」「X」、「Squared 」「Plus」「Y」
「Squared 」「End Quantity」、
「Display D 」(又は)「Display 
Symbols 」「Distance」「End D
isplay D 」[Xの座標とYの座標を指定し、
Xの2乗とYの2乗の和の平方根を計算し、XとYの距
離Dとして表示せよの意味]。以後、このアルゴリズム
は音声コマンドによって「Distance」と呼ばれ
、音声により再呼出しが可能であり、あるいはこのアル
コリズムを呼び出すために、他の音声コマンドを用いて
キーに割り当てることができる。 かくして、平面上の2点間の距離の計算は、回路に音声
で変数を与えることにより簡単に実行することができる
。すなわち、「X」「Equals」「One」、「Y
」「Equals」「TWO 」、「Calculat
eDistance」、「Display 」[Xを1
、Xを2としてDistanceを計算し、表示せよ。 ]。
【0052】このコマンド「Distance」は、新
たに作成する高度なコマンド群の1要素として使用する
ことも可能である。レベルが高くなる程、コマンドは人
間の言葉に近づいてくる。コマンドの用語及び論理は、
ユーザーが作成するため、それらの用語及び論理に基づ
くコンピュータ言語は対象アプリケーション及びユーザ
ーの双方に非常に適したものとなる。ユーザーの特定の
アプリケーション、並びに、ユーザーの論理及び用語に
対するこの適合性は、これまでに得られなかった「ユー
ザー・フレンドリー」性を持っている。
【0053】本例における「equals」、「squ
are root」、「assign」、「squar
ed 」等の単語はあらゆる知識分野における全ての数
学的関数及びユーザー定義関数を実行するためのアルゴ
リズムの基本セットの一部として回路に記憶されている
。「Distance」等の単語は、特定の分野(すな
わち、幾何)の一部としてユーザーが回路に読み込むこ
とができる。
【0054】ユーザーは、回路に特定の公式を再び呼び
出すためには、「Recall」と発声し、さらにその
公式に対応している文字、数字または名前を発声すれば
よい。 また、「List」等の語句を発声することにより、回
路は記憶されている全ての公式の要約リストをスクリー
ンに表示することもできる。ただし、当然、ユーザーは
「List」という指令が発せられた場合に回路に公式
の名称を表示させるためには、前もって「Molecu
lar Weight[分子量]等の定義アルゴリズム
を1文字ずつ発音して、回路にアルゴリズムの定義を行
っておく必要がある。
【0055】公式は、算術的計算に限るものではなく、
情報処理を含むことも可能である。在庫調べにおいて、
倉庫に保管されている複数の品目の個数を足し上げてい
く場合、紙に記入するのではなく、マイクロフォンに向
かって、既にプログラムされているユーザー定義単語で
ある「品目」「靴」、「サイズ10」「数量20」;「
品目」「靴」、「サイズ9 1/2 」「数量10」;
「品目」「靴」「サイズ9」「数量30」等を音声でイ
ンプットすればよい。これらのデータは、記憶装置の適
当な場所に記憶され、後に呼び出して在庫計算を行うこ
とができる。
【0056】情報は処理に加えて、製造や物理的処理の
管理も行うことが可能である。そのような場合、音声で
、制御装置の電圧や電流出力を指定する。例えば、制御
回路のピン1でDC5ボルトの電圧レベルを感知した場
合にエンジン・タービンが作動し、または指令回路のピ
ン2で1アンペアの電流を感知した場合に水力発電所の
スイッチが入るとした場合、オペレータは単に「Ass
ign」「Pin 」「One 」「Five」「Vo
lts 」;「Assign」「Pin 」「Two 
」「One 」「Amp 」等を発声すればよい。さら
に、カルキュレーター回路自体は、リモート・コンソー
ルの一部としてオペレータの近くに設置し、制御される
機器はオペレータから離れた場所に設置することもでき
る。そして、単に「turbine 」「number
 5」「start 」又は「valve 」「num
ber 3」「switch」と発音するだけでエンジ
ンまたはタービンが作動するようにユーザーがマクロ命
令を作成することができる。あるいは、このシステムを
数値制御機器または回路カード試験装置の一部として導
入することができる。切断刃やテストプローブの動きを
、ユーザー自身の話し言葉で作成したマクロ命令で制御
することができる。X,Y,Z座標、長方形、正方形、
抵抗器、コンデンサ等の固定図形、電子回路テスト用の
命令、機械的デザイン等は、通常、数値制御機器、CA
D/DAMディスプレー、自動作図板等のオペレータが
キーボード上に手で入力しているが、これらと同じ座標
や記憶させてある固定図形を口頭でシステムに入力する
ことが可能である。治具、穴、作図ペン、またはCRT
電子カーソルを、このようにしてユーザーの話し言葉で
制御することができるのである。
【0057】パーソナル・コンピュータまたはコンピュ
ータ回路への接続に加えて、アスキー制御電子タイプラ
イターへの接続も可能である。その場合、一定限の語彙
のタイビングだけでなく、キャリッジの動きを音声でプ
ログラムすることも可能である。使用するコマンドによ
って定型書式の特定の場所に一定数の単語を挿入するこ
とができるばかりでなく、ユーザーが作成するマクロ命
令によって、異なるデータを打ち込んで定型書式を完成
することも可能である。「Line」「Two 」「P
osition」「18」「type」「X」;「Li
ne」「Four」「Position」「Three
 」「type」「Scentence25 」;「L
ine」「Thirteen」「Position」「
One 」「type」「Numbers 」「One
 」「Nine」「Nine」「Zero」等の命令を
音声で発し、それを識別させることが可能である。この
ようにして、音声の指示に基づき適切な操作が行われる
【0058】更に、異なる各書式に書式番号を付して自
動タブを設定し、一つの書式の各スペースに正確なデー
タを入力した後、「TAB  Next」という語を発
声することにより自動的にタブを作動させ次の書式に移
ることもできる。又、より高度のレベルにおいては、マ
クロコマンドに書式名を付すことにより、例えば「Fr
om 1040 」と音声入力し、さらに、変数を音声
入力することにより複数のコマンドを実行することがで
きる。
【0059】ユーザーが音声入力によりマクロ命令及び
マクロ・サブルーチンを作成できる本システムの能力を
より具体的に説明するため、在庫管理アプリケーション
を例にとって以下に詳述する。
【0060】前に述べた在庫管理システムのプログラム
を下記のように拡張することができる。なお、次の事柄
が回路に予め設定されている。
【0061】数字は予め記憶させてある。すなわち、0
,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,
 12,13,14,15,16,17,18,19,
20,30,40,50,60,70,80,90,百
、千、百万、10億、1兆、1/2 ,1/3,1/5
,単、2倍、3倍ここで留意すべきは、独立的な数字の
みが掲げられていることである(例えば、25は[20
と5 で表現可能なため]含まれていない。[例えば、
英語で11はイレブンと発音し、独立的数字であるので
、含まれている]。1/8 (one−eighth)
 等の「th」[〇〇分の1]という表現は一般語の一
部として含まれている)。
【0062】例えば英語の、アルファベットのaからz
までの文字は予め設定できる。これらの文字は、予め設
定されていない単語を表示または印刷する場合に、それ
らの単語のスペル[綴り]を音声入力する場合に用いら
れるが、これらの文字は(下記に記載する「グッチ(商
品名)」靴のような)商品名等を表す場合にも用いられ
る。商品名等を、予め設定した「アルファベットの文字
」で表現することにより、ユーザーは各種の変数に基づ
きマクロプログラムを作成することができる。次にそれ
らの変数を、例えば「グッチ(商品名)」靴ではなく、
「サットン(商品名)」帽子等の他の商品名に割り当て
ることにより、ユーザーは靴に関して作成した(在庫管
理プログラムや販売予測プログラム等の)大きなプログ
ラムを、そのプログラム全体を書き替えることなく、帽
子その他の別の商品に関して使用することができる。
【0063】数学的アルゴリズムも含まれている。すな
わち、加減乗除、プラス、マイナス、等号、以下、以上
、二乗、平方根、積分(AからBへ)、微分、指数(e
)、基数(10)、不定、絶対(値)、小数、和、計算
、合計等である。
【0064】また、一般的アルゴリズムとして、リスト
せよ、アルゴリズム、指定する、発音、「th[〇〇分
の1]」、終了、表示せよ、日付、スペル、スペース、
以下に同じ、リコールせよ、記憶せよ、数、記憶、置換
せよ(AをBで)、複写せよ、実行せよ等も含まれてい
る。
【0065】ここで、事務員がマイクロフォンに向って
次のように発声する。
【0066】”A” ”Same As” ”Spel
l” ”G” ”u””c” ”c” ”i” ”En
d Spell” ”Pronounced” ”Gu
ccl” ”End”[「A」、「以下に同じ」、「ス
ペル」、「G」「u」「c」「c」「i」「スペル終了
」「発音」「グッチ(商品名)」「終了」]:(「A」
を「Gucci (商品名)」とする。発音は「グッチ
(商品名)」の意)。以下同様。翻訳省略す。] ”B” ”Same As” ”Spell” ”L”
 ”o” ”n” ”d” ”o” ”n” ”End
 Spell” ”Pronounced””Lond
on” ”End” ”C” ”Same As” ”
Spell” ”W” ”a” ”l” ”k” ”R
” ”i” ”t” ”e” ”End Spell”
 ”Pronounced” ”Walk Rite”
 ”End””D” ”Same As” ”Spel
l” ”B” ”r” ”o” ”w” ”n” ”E
nd Spell” ”Pronounced” ”B
rown” ”End””E” ”Same As” 
”Spell” ”R” ”e” ”d” ”End 
Spell” ”Pronounced” ”Red”
 ”End””F” ”Same As” ”Spel
l” ”B” ”l” ”a” ”c” ”k” ”P
ronounced””Black” ”End” ”
G” ”Same As” ”8 1/2” ”End
” ”H” ”Same As” ”9” End””
I” ”Same As” ”9 1/2” ”End
  ”J” ”Same As” Spell” ”S
” ”i” ”z” ”e””Pronounced”
 ”Size” ”End”上述の通り、異なる種類の
靴にそれぞれ文字を指定することにより、ユーザーは靴
に関するプログラムを作成することができ、その後、文
字を再定義することにより他の商品にそのプログラムを
適用することができる。
【0067】在庫係はマイクロフォンに向って次のよう
に音声入力することになる。
【0068】”Gucci” ”Brown” ”Si
ze” ”9 1/2” ”Quantity” ”2
0” ”Store””UU”[「グッチ(商品名)」
「茶色」「サイズ」「9 1/2 」「数量」「30」
「記憶せよ」  「UU」(ADJIは数量30、UU
の位置に記憶せよ)の意。 以下同様。翻訳省略]  ”Gucci(商品名)” 
”Black” ”Size” ”8 1/2” ”Q
uantity” ”20” ”Store””VV”
(AFJG is 20)”London” ”Bro
wn” ”Size” ”9” ”Quantity”
 ”30” ”Store” ”WW”(BDJH i
s 30)”London ”Black” ”Siz
e” ”9 1/2” ”Quantity” ”50
” ”Store””XX”(BFJI is 30)
”Walk Rite ”Red” ”Size” ”
8 1/2” ”Quantity” ”80” ”S
tore” ”YY”(CEJG is 80) ”W
alk Rite ”Brown” ”Size” ”
9” ”Quantity” ”30” ”Store
” ”ZZ”(CDJH is 30) 音声により全
てのデータを回路に入力した後、係員は、例えば「Gu
cci (商品名)」または「A」という単語に関連す
る全ての数量の「total [合計]」を指令するこ
とにより、販売したグッチ(商品名)靴の全数量を検索
する。
【0069】例えば、次のように集計を行うことができ
る。
【0070】 係員の音声によるコマンド             
     LED表示 ”Total” ”Gucci(商品名)Quanti
ty” ”Display”            
   50(ADJI plusAFJG)[「合計せ
よ」「グッチ(商品名)の数量」「表示せよ」。以下同
様。翻訳省略] ”Total” ”London Quantity”
 ”Display”            80”
Total” ”Walk Rite Quantit
y” ”Display”         110”
Total” ”8 1/2 Quantity” ”
Display” 100”Total” ”9 Qu
antity” ”Display”        
60”Total” ”9 1/2 Quantity
” ”Display”80このようなプログラムは日
常的に使用される可能性が非常に大きいため、「Guc
ci (商品名)」に対して「A」、「London」
に対して「B」等を指定した初回の指定は初めに1回入
力するだけでよい。「Store Date」というア
ルゴリズムがその日までの合計数の全てのデータをその
日付と関連づけて記憶させるとすれば、「Recall
Date」は、その日までのそのデータを呼出し、メイ
ンメモリに置く。従って、「Recall」「Gucc
i (商品名)」(昨日の)「Date」というコマン
ドは、昨日までの全てのグッチ(商品名)・データをメ
インメモリに呼び出す。
【0071】「Gucci(商品名)Quantity
」「Total 」「Minus 」(昨日の)「Da
te「Gucci 商品名)Quantity」「To
tal 」「Calculate 」[グッチ(商品名
)の数量を合計し、昨日の日付までのグッチ(商品名)
の数量を差し引いた合計を計算せよ]というコマンドは
、結局は、本日売り上げたグッチ(商品名)靴の純数量
を表示するための計算である。
【0072】次のデータを初めにインプットし、「Y」
と指定する。すなわち、”Gucci(商品名)” ”
Black” ”Size” ”9 1/2” ”Eq
ual to” ”$145.00” [グッチ(商品
名)、茶色、サイズ9 1/2 は145ドルであるの
意味。 以下同様。翻訳省略] ”Gucci(商品名)” ”Brown” ”Siz
e” ”9 1/2” ”Equal to” ”$1
40.00” ”London” ”Black” ”
Size” ”9” ”Equal to” ”$16
0.00””London” ”Brown” ”Si
ze” ”8” ”Equal to” ”$155.
00””Walk Rite” ”Black” ”S
ize” ”9 1/2” ”Equal to” ”
$85.00””Walk Rite” ”Red” 
”Size” ”8 1/2” ”Equal to”
 ”$95.00” 以上を入力して、”Multiply” ”Quant
ity” ”Link” ”Gucci (商品名)”
 ”Black” ”9 1/2” ”End Lin
k” ”Times” ”Storage Y” ”D
isplay”というコマンドを入力すると、「Lin
k」アルゴリズムにより、「End Link」までの
全ての語を結合し、つまり、グッチ(商品名)靴の黒の
サイズ9 1/2 の数量と、「Y」に記憶した金額を
掛けた合計金額を表示する。
【0073】”Multiply” ”Quantit
y” ”Link” ”Gucci” ”Brown”
”9 1/2” ”End Link” ”Times
” ”Storage Y” ”Display”とい
うコマンドは、サイズ9 1/2 の茶色のグッチ(商
品名)靴に関して同じような計算結果を表示する。 「Multiply」「Quantity」「Link
」「London」……とすれば、ロンドン靴に関する
数字を表示する。
【0074】同じく、「Multiply」「Quan
tity」「Link」「Walk Rite 」……
とすれば、ウォークライト靴に関する数字を表示する。
【0075】これらの数値の各々を記憶装置の別々の場
所に記憶させておけば、「Total 」「Stora
ge 」「Gucci (商品名)」というコマンドで
、グッチ(商品名)靴のその日の売上を表示することが
でき、London及びWalk Rite 靴に関し
ても同じであり「Total 」「Storage 」
「One 」「Two 」「Three 」……という
コマンドにより、全ての靴のその日の総売上を表示する
ことができる。
【0076】本システムには指令[要求事項]の識別に
必要でない単語を無視するという「認識不要語無視」機
能が含まれている。すなわち、”Display th
e total number of Gucci( 
商品名)receipts today” ”Exec
ute” ,  [「本日のグッチ(商品名)靴売上の
総数を表示せよ」「実行せよ」の意味]  (上記英文
で下線を引いた語は認識され、その他は無視される。)
前日の売上、数量等を毎日記憶させることができるため
、データの傾向を分析することができる。従って、Qu
antity” ”Link” ”Gucci (商品
名)” ”Black” ”Size” ”9 1/2
” ”End Link” ”Recall” ”St
orage A” ”Storage B” ”Sto
rage C” ……”Storage X” ,”L
ist””Print”,”Printer”,”Ex
ecute” というコマンドを入れると、プリンター
上に、「A」日から「X」日までの毎日の、サイズ91
/2 の黒グッチ(商品名)靴の販売数量を出力する。
【0077】同様に、”Receipts” ”Lin
k” ”Gucci(商品名)” ”Black””S
ize””9 1/2” ”Recall” ”Sto
rage One,Two,Three……Nというコ
マンドは、過去「N」日間の毎日の、サイズ9 1/2
 の黒グッチ(商品名)靴の売上高をプリンターに出力
する。
【0078】過去の売上または数量を検索することは通
常起こることであり、リコール・プログラムをプログラ
ムし記憶させることができ、ユーザーは、単に「”Re
call” ”Receipts” ”20” ”Da
ys” ”Past”あるいは”Recall” ”Q
uantity” ”30” ”Days” ”Pas
t”」と言えばよい。更に分析を行うためには次のコマ
ンドを実行させることができる。”Different
ial” ”Recall” ”Storage” ”
A” ”Storage” ”B” ”Store T
”;”Differential” ”Recall”
 ”Storage ”B” ”Storage” ”
C” ”Store U”;”Differntial
” ”Recall” ”Storage” ”C” 
”Storage” ”D”,etc.”Store 
V” ”differentials [差]は、呼び
出された2つの項目の差引計算を行うとすれば、このオ
ペレーションは、販売曲線の連続する2つの点の間の差
を計算し、記憶箇所の「T」、「U」、「V」等に記憶
させる。そこで、”Total” ”Storage 
T” ”Storage U” ”Storage V
” ”Storage W”,etc. ”Stora
ge Z” Divide” ”Storage Z”
,”Quantity” (例えば)“23”(平均さ
れるデータの総日数)”Store ZZ”,というコ
マンドは、曲線の平均勾配を計算し、それを「ZZ」に
記憶させる。そして、これは過去23日間に販売された
靴の数量の曲線勾配である。
【0079】次に、”Add” ”Store ZZ”
 ”plus” ”Store X” ,”Store
 AA” ”Same as” ”Day One”;
”Add” ”Store ZZ” ”plus” ”
Store AA”,”Store BB” ”Sam
e as” ”Day Two”;”Add” ”St
ore ZZ” ”plus” ”Store BB”
,”Store CC” ”Same as” ”Da
y Three” (Day 「N」まで続く)という
コマンドは、23日以降の第1日目からN日目までの靴
の販売に関する販売の単純直線予測を計算し、各点を「
AA」、「BB」、「CC」…の場所に記憶させる。 そして、「Print 」「Printer 」「St
ore AA」「BB」「CC」……「Execute
 」というコマンドは、過去の売上の単純直線予測を用
いて、向うN日間の毎日の靴の販売予測数を表示する。
【0080】同様に、各品目毎に靴のサイズ、色、メー
カー、コスト(及び販売価格)等による、より複雑な予
測平均法を用いて予測を行うことができ、例えば、(向
こうN日間の)在庫補給に必要な在庫原価を試算するこ
とができる。更に、向こうN日間の販売予測も行うこと
ができ、それに基づき向こうN日間の毎日の利益の予測
計算を行うこともできる。
【0081】この種の予測は反復して行うものであり、
これらのプログラムは全て後日使用するために記憶させ
ておくことができ、数量、売上等の最新のデータのみを
入力しておけば良い。例えば、このプログラムを「PR
OJECTION」と名付けたとすると、「PROJE
CTION」という単語が認識されれば、常に自動的に
このプログラムが呼び出される。更に、「認識不要語無
視」という機能により、次の事が可能になる。すなわち
、”Print on the printer a 
projection of the total n
umber of shoes to be sold
 each day,for the next 90
 days”[向う90日間の毎日に販売される靴の総
数の予測をプリンターに印刷せよの意味]という普通の
日常言語を口頭で入力することにより、システムは要求
された予測データをプリンターに打ち出す。
【0082】人間の音声によるコマンドに加えて、人間
以外の音声や無生物の音等も可聴コマンドとして用いる
ことができる。例えば、エンジン等の機械や、建物等の
構造物あるいは地震前の大地の音等を入力し、正常音と
異常音の区別を行うことも可能である。また、動物の音
声もコマンドとして用いることができ、例えば犬の鳴き
声を給餌、犬用の出入口の開閉、警報システムの作動等
に利用することができる。
【0083】本システムには上述の機能の全てを行うデ
ジタル信号の出力のみならず、アナログ回路やアナログ
方式機器等を駆動するアナログ信号の出力、及び入力さ
れた音声に対する可聴応答の生成またはリコール等の機
能も含まれている。
【0084】使用言語に関しては、必要上、人間の言語
を用いてプログラムを行い、回路に「命令」を行うのが
望ましい。ここでは英語を用いたが、全ての人間の言語
における同種の単語を用いることができる。コンピュー
タとの「コミュニケーション」やプログラミングに際し
て人間の言語以外を用いることも考えられるが、オペレ
ータが人間である限り、その言語を用いてプログラミン
グ及び命令を行うのが最も簡単な方法である。
【0085】今日までの全てのコンピュータ言語は性能
上の制限を持っているが、それらは特定の一つのアプリ
ケーションまたは言語においてコンピュータ・システム
を効率的にするためにやむを得ないことである。従って
、前述のように、コンピュータ言語は物理学とか天文学
等の1分野における問題を解決するために特別に構成さ
れているか、またはテキストの作成やフォーマット等の
一般的な業務に関しては融通性があるが、その他の業務
に関しては融通が効かないような構成となっている。
【0086】本発明で作成されるものは、話し言葉とい
う人間の言語の一部[サブセット]に基づく命令群であ
る。このことは、ユーザーに一つまたは幾つかの話し言
葉を自由に選択させることができ、単独のアルゴリズム
や複合アルゴリズムを構成し、コンピュータに業務を行
わせる命令を与えることを可能にする。この一連の命令
群については下記に説明するが、それらは本実施例のハ
ードウェアで実行できる全ての機能を実行する上で必要
と思われる最低の命令群である。この命令群は英語に関
しては最低必要なものと思われるが、他の言語では最低
の範囲が異なる場合もあろう。ユーザーが使いやすくす
るため、特定のアプリケーションに幾つかの単語を追加
してもよい。
【0087】本実施例の回路には、「付録」に記載した
少なくともセットの命令群が予め設定されている。下記
の請求範囲に関して、「最低セット」という語は英語に
関しての命令セットと定義されており、他の言語では別
の「最低セット」が定義されることになろう。
【0088】さらにもう一つの機能として、「代替的自
由文記憶モード」と呼ばれるサブモードがある。これは
実行モードの2番目のもので、1番目のものは「基本実
行」である。
【0089】トレーニング・モード及び実行モードの両
方において、単語を区別するために1秒から2秒の間隔
が用いられる。従って、あるユーザーが、例えば「In
tegrate 」という単語を「Inter 」と「
Grate 」に分けて発音する癖があったとしても、
コンピュータにこの語を2語として認識させるつもりで
発音を区切っているのではないので2語と識別されると
困る。従って、慎重かつ明快に話すことは大切である。
【0090】また、前述の例で、グッチ(商品名)を「
A」と指定し、「サイズ8 1/2 」を「B」等に指
定したが、より難しくはあるが別の方法も可能である。
【0091】このモードでは、回路の認識不要語無視機
能が作動しておらず、このサブモードのみに関して、新
たな記憶コマンドが作成され、「End Store 
」という語が感知されるまで、たとえ認識されなくても
、発声された単語または単語群のデジタル化及び記憶が
行われるので、「グッチ(商品名)」という単語や他の
単語列すべてを回路に発声し、デジタル化させ、記憶さ
せることが可能である。この場合、ユーザーが「Ass
ign」「10」「Gucci (商品名)」と言った
場合、数量の「10」を「Gucci (商品名)」と
いう語と結合することは可能であり、さらに10、30
、10をGucci (商品名)に結合させ、TOTA
L で50を得ることもできる。ただし、変数の処理に
制限があるため、前述のアルファベットを用いた指定方
法がより有用である。
【0092】しかしながら、このサブモードは自由文を
記憶させるために使用することができる。このモードで
は「認識不要語無視」回路を作動させておらず、「En
d Store 」命令が認識されるまで、デジタル化
及び記憶を続けるようアルゴリズムが予め設定されてい
るため、全体のテキストを記憶させることが可能である
。理論的には、リンカーンのゲティスバーグ演説を全文
記憶させ、LEDまたはプリンターに出力させることも
可能である。しかし、この自由機能の有益な用法は、短
い文章を記憶させ、定型書式に用いることであろう。
【0093】例えば、役所で、ある申請書の拒絶理由を
述べる定型文書の返信に、下記のような文章を選択して
記載する場合、すなわち、1.過去のクレジット歴が悪
いため、クレジットを拒絶します。
【0094】2.過去の就職歴が悪いため、クレジット
を拒絶します。
【0095】3.過去に破産しているため、クレジット
を拒絶します。
【0096】このような場合、このサブモードの回路に
これら3つの文章を、「Spell 」と「End S
pell 」を用いて、1字ずつ打ち込んでおき、「S
ame as 」コマンドを用いて第一文章に1、第二
文章に2、第三文章に3という数字を指定しておくこと
により、定型書式にこれらの文章の1つをタイプする必
要が生じた場合、「Type」「Sentence」「
3」[第三文章をタイプせよの意]という発声するだけ
で、該当する文章が定型書式に打ち込まれる。
【0097】通常の技量の持ち主であれば、本発明の精
神と範囲に沿って多くの修正及び変更を行うことが可能
であろう。従って、ここに示した実施例は、例示及び説
明のみを目的として記載されており、下記の請求範囲に
定義する本発明を制限するものではない。特許請求を行
っている本発明は、請求対象となっている文字通りの要
素のみならず、何らかの方法でそれらと同じ結果を得る
機能を持つ全ての等価物を含んでいる。
【0098】なお、上述の例では、音声入力を英語の場
合を例にとり説明したが、日本語にも適用できる。
【0099】付  録 数字:0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10
,11,12,13,14,15,16,17,18,
19,20,30,40,50,60,70,80,9
0,百、千、百万、10億、1兆、1/2 、1/3、
1/5 、単、2倍、3倍ここで留意すべきは、異なる
数字[独立的数学]のみが掲げられていることである。 (例えば、25は含まれていない。1/8 も含まれて
いない。但し、「th」[〇〇分の1]という語は、一
般語に含まれている。
【0100】文字:文字は予め設定されていない単語を
「spell 」して表示またはプリントさせる場合に
用いられるが、商品名等を表示するためにもしばしば用
いられる。数学的アルゴリズム:加減乗除、プラス、マ
イナス、等号、以下、以上、二乗、平方根、積分(Aか
らBへ)、微分、指数(e)、基数(10)、不定数、
絶対(値)、少数、和、計算、合計。
【0101】一般的アルゴリズム:リスト、アルゴリズ
ム、指定する、発音方法、「th」[〇〇分の1]」、
終了、表示せよ、日付、スペル、スペース、以下に同じ
、リコールせよ、記憶せよ、数、記憶、置換せよ(Aを
Bで)、複写せよ、実行せよ。ここで留意すべきは、上
記に掲げた話し言葉の語彙として用いられる異なる数字
のみである。「25」という数字は、「20」「5」と
して発音される。文字はユーザーが用いている人間の言
語(英語、ギリシャ語、ロシア語等)のアルファベット
文字である。数学アルゴリズムは特に説明する必要はな
いが、従来のカルキュレーターにハード的にまたファー
ムウェア的に内蔵されているものと同じである。一般的
アルゴリズムは下記に若干の説明を行うが、基本的には
、例えば「List」は「リストせよ」、「Prono
unced」は「ある言葉が発音される方法、以下の通
り発音される」等のようにその用語の常識的な意味を持
っている。
【0102】一般的アルゴリズムの説明Quantit
y[数量]:数学的に用いられ、一般的には「Quan
tity」「A」「plus」「B」は[A+B]とな
る。「sum 」[合計]等の語と連結している場合、
合計される項目の数を意味する。
【0103】Sum[加算せよ]:2つ以上の項目を加
算すること。一般的には、”Link” ”Gucci
(商品名)” ,”black” ,”size 8 
1/2”,”End Link”,”Sum” のよう
なコマンドとして用いられ、この場合”Sum” はL
inkとEnd Linkの間に指定されている項目の
数量を加算することを意味する。
【0104】Calculate[計算せよ]:口頭で
指定する変数(例:X=1,Y=2等)の値を公式に代
入し、結果を計算せよという意味。
【0105】Total[合計せよ]:「Calcul
ate 」と同じコマンドであるが、品目の加算[Su
m ]にも用いられる。
【0106】List[リストせよ]:指定対象によっ
て異なるが、例えばメモリ内に「指定されている」「ア
ルゴリズム」の表示を行うコマンド。
【0107】Algorithm[アルゴリズム:算法
]:回路に、あるアルゴリズムが定義されていることを
指示する用語。ここでは、アルゴリズムには公式も含ま
れている。
【0108】Assign[指定せよ、定義せよ]:「
A」「Assign」「B」はAをBと定義せよという
意味で、また”Gucci(商品名)” ”black
”,”size 8/1/2” ”End Link”
 ”Assign X”は、X は「Gucci (商
品名) black size 8 1/2 」と同じ
であることを意味する。従って、「quantity」
「X」「Total 」は、サイズ8 1/2 の黒の
グッチ(商品名)靴の総数を意味する。また「Doll
ars 」「X」「Total 」は、サイズ8 1/
2 の黒のグッチ(商品名)靴の売上金額を意味する。
【0109】Pronounced[発音は次の通り]
:は、このコマンドの前にスペルされる語の発音を指定
する。例えば”Spell” ”M” ”O” ”L”
 ”E” ”C” ”L” ”A” ”R” ”W” 
”E” ”I” ”G” ”H” ”T” ”End 
Spell” ”Pronounced” ”Mole
cular Weight” は、「MOL…GHT」
は、「モレキュラー・ウェイト」と発音されることを指
示する。これにより、その語が発音された場合、その語
が回路に入力され、LEDに表示される。なお、その語
の用法は、「定義」または「プログラム名」その他とし
てアルゴリズムで定義されなければならない。
【0110】End[終了]:この語の前に指定されて
いるコマンドのオペレーションを終了することを指示す
る。例えば、「End Link[リンクを終了]」、
「End Spell[スペルを終了]」等として用い
る。
【0111】Date[日付]:発声で入力され、ある
年月日を指定する。
【0112】Spell[スペル]:「Spell 」
から「EndSpell 」までの間の全ての文字を結
合し、記憶し、LEDに表示させるコマンド。
【0113】Same  As[以下に同じ]:このコ
マンドの前の言葉を感知した場合、計算、リコール、リ
スト等においてこの語の次に指定されている語句を用い
るよう指示するコマンド。例えば「Expensive
 」「Same as 」「Gucci (商品名)」
、「Expensive Same as Londo
n」[Expensive はGucci (商品名)
に同じ、Expensive はLondonに同じ、
の意]。(1)「Expensive 」という語は回
路で予め設定しておく必要はない。例えば、ユーザーが
「Expensive 」と指定した靴のその日の売上
を調べたい場合、Gucci (商品名)、Londo
n等の代りに「Expensive 」を用いて合計等
を行うことができる。
【0114】(2)上記のように複数の品目(例:Gu
cci (商品名)、London)を「Expens
ive 」と指定することができ、その場合、「Exp
ensive 」を用いればGucci (商品名)及
びLondonに関する売上や数量が計算される。
【0115】Recall[リコール]:通常のコンピ
ュータの命令と同様に用いられ、記憶装置またはメモリ
から呼び出すこと。但し、”Recall” ”Qua
ntity” ”Link” ”Gucci” ”bl
ack” ”size” ”8 1/2” ”End 
Link”[サイズ8 1/2 の黒のグッチ(商品名
)の数量を計算して表示せよ]のようにLinkコマン
ドと併用して対象を指定することができる。
【0116】Store[記憶せよ]:一般のコンピュ
ータ命令と同様に用いて、指定した記憶装置または一時
的メモリに記憶[保存]させるコマンド。
【0117】Number[数]:このコマンドの次に
置かれる数は、何か他の語句や公式を表示するために用
いるのではなく、数として用いることを指定するコマン
ド。例えば、「Three 」という場合、特定の公式
のタイトルとしての指示語であるが、「Number 
Three」は数学的な数量を示す。
【0118】Storage[記憶装置の場所を指示す
る]:「Storage 」「X」等。
【0119】Replace  A  with  B
[AをBで置換せよ]:「A」という語またはテキスト
を「B」という語またはテキストで置き換えることを指
示するコマンド。
【0120】Duplicate[複写せよ、転用せよ
]:「Duplicate 」「PROJECTION
」のように用いて、あるプログラム[例:PROJEC
TION] を別のアプリケーションで別の変数を指定
するために用いることを指示するコマンド。
【0121】Execute[実行せよ]:指定された
操作を行うこと。
【0122】前述のように、特定のアプリケーションに
おいてはユーザーにとってプログラミングをより容易に
するため、上記以外の単語または語句が含まれていない
場合があるが、これはこの最低のコマンドセットを用い
てユーザーがより複雑なアルゴリズムを作成することが
できないということではない。
【0123】次に幾つかの追加用法の例を掲げる。
【0124】Dollars[ドル]:数量に対して現
金額を意味する。「Cents 」[セント]も同じ。
【0125】Compare[比較せよ]:例えば”C
ompare” ”Quart” ”Two” ”Do
llars ” ”Fifty” ”Cents” ”
with” ”Gallon” ”Three” ”D
ollars” ”Fifteen” ”Cents”
;”Display” ”Lee [1クォート2ドル
50セントと、1ガロン3ドル15セントを比較して、
安い方を表示せよ]のように2つを比較してその大小ま
たは多少を表示させるコマンド。このコマンドで用いら
れる単語には、カップ、オンス、ポンド、クォート、ガ
ロン、グラム、キログラム、以下、以上、with[と
]等がある。
【0126】タイプライターの操作上の指示Set[セ
ットせよ]:タブセットを指示するコマンド。
【0127】Type[タイプせよ]:例えば「Num
ber」「3」として入力されているデータをタイプさ
せるコマンド。また、単にタイプせよという一般的コマ
ンドとしても用いられる。
【0128】Tab[タブ]:「Set Tab 」の
如く、動詞Set の次に名詞として用いてタブを設定
することを指示する。
【0129】Tab[タブ設定値へ移動せよ]:”Se
t Tab” ”Line” ”Fifteen” ”
Space” ”Thirty−One” :[15行
目のコラム31にタブを設定せよ]のように指定し、1
5行目のコラム31にキャリッジを移動させるコマンド
【0130】Backspace[バックスペース]:
”3” ”Space” ”Backspace” ま
たは”4” ”Iines” ”Backspace”
 [3スペース戻れ、または4行戻れ]のように使用す
る。
【0131】Forward  Space[先へ移動
せよ]:上記バックスペースの逆。
【0132】Erase[消去せよ]:以前の指定を消
去すること、あるいは、”Erase” ”Line”
 ”Fifteen” ”Space” ”Thirt
y−Three” [15行目のコラム33を消去せよ
の意味]のようにも使用できる。
【0133】Line[行]:自明Upper  Ca
se[アッパーケース]:自明。
【0134】Lower  Case[ローワーケース
]:自明。留意すべきは、記号は全てユーザーが用いる
タイプライターに従ってユーザーが定義することができ
る。例えば星印を入力する必要がある場合、”Assi
gn” ”Upper” ”Case” ”Seven
” ”Asterisk”[星印は7のアッパーケース
を使用せよ]のように、7のアッパーケースを使用する
よう回路に指令する。
【0135】CAD/CAM及びN/C機器のアプリケ
ーション:Coordinates[座標]:回路にX
、Y及びZ座標値を伝える。
【0136】Move[移動せよ]:機械またはカーソ
ルに特定の座標値へ移動することを指示する。
【0137】Draw[ドロー、描画せよ]:回路に、
機械またはCRTがドロー[図]として認識している、
定義済みの信号を発するよう指令する。
【0138】遠隔制御のアプリケーション:Vocab
ulary[ボキャブラリー]:ボルト、電流、アンペ
ア、ワット、バルブ、スイッチ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路の簡略な図式的ダイアグラムであ
る。
【図2】トレーニング・モードの方法論のフローチャー
トである。
【図3】実行モードの方法論のフローチャートである。

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  可聴コマンドに対してユーザー定義の
    知的応答を行う方法において、当該可聴コマンドを検出
    する工程と、当該可聴コマンドをデジタル信号に転換す
    る工程と、当該デジタル信号をユーザー定義のデジタル
    ・コマンドに特定的に結合する工程と、上記応答を行う
    ために、別のユーザー定義コマンド及び多数のプログラ
    ム済コマンドを用いて当該ユーザーが当該デジタル・コ
    マンドを選択的に定義する工程と、を有し、上記応答は
    当該ユーザーが定義した論理及びコマンドで実行可能で
    あることを特徴とする知的応答方法。
  2. 【請求項2】  上記可聴コマンドは当該ユーザーが選
    択する通常の話し言葉であることを特徴とする請求項1
    記載の方法。
  3. 【請求項3】  コンピュータにおいて実行される可聴
    コマンドに対してユーザー定義の知的応答を行う方法に
    おいて、当該コンピュータが適用されている問題に関し
    て当該コンピュータで実行可能な全ての機能を実行する
    ために当該ユーザーが使用可能な最低数の命令群である
    最低命令セットから選択された上記可聴コマンドを検出
    する工程と、当該可聴コマンドをデジタル信号に転換す
    る工程と、当該デジタル信号を当該コンピュータに記憶
    されているユーザー定義済のデジタル・コマンドに特定
    的に結合する手段と、を有し、当該応答は当該ユーザー
    が定義した論理及びコマンドで実行可能であることを特
    徴とする知的応答方法。
  4. 【請求項4】  可聴コマンドに対するユーザー定義の
    知的応答を行うための装置において、当該可聴コマンド
    を検出し、当該可聴コマンドをデジタル信号に変換する
    ためのマイクロフォン手段と、当該デジタル信号を受信
    し、それをユーザー定義のデジタルコマンドに特定的に
    結合させるための識別手段と、他のユーザー定義コマン
    ド及びユーザーがプログラムした多数のコマンドを用い
    て、当該デジタルコマンドをユーザーが選択的に定義す
    るためのコマンド手段と、を有し、当該装置は当該ユー
    ザーが定義した論理及びコマンドで当該応答を行うよう
    に構成されていることを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】  多数のオペレーションを行うために、
    コンピュータと組み合せて用いられる方法において、可
    聴コマンドを受信する工程と、当該可聴コマンドを増幅
    する工程と、当該可聴コマンドの各々を対応する受信デ
    ジタル化信号に転換する工程と、受信された当該デジタ
    ル化信号を一時的に記憶する工程と、ユーザーがプログ
    ラムした当該コマンドのデジタル化信号の各々が、上記
    オペレーションの一つに対応しており、ユーザーがプロ
    グラムした当該デジタル化コマンド信号の最初の複数個
    を記憶する工程と、ユーザーがプログラムしたデジタル
    化コマンド信号が受信されたデジタル化信号とマッチす
    るか否かを決定するために、受信されたデジタル化信号
    とユーザーがプログラムしたデジタル化コマンド信号の
    各々を比較する工程と、ユーザーがプログラムしたデジ
    タル化コマンド信号中、マッチした信号に対応して当該
    コンピュータで当該オペレーションを行うためにデジタ
    ル信号を生成するための工程と、を有し、それによりユ
    ーザー定義のコマンド、及び、ユーザー定義のコマンド
    を用いて構成されるプログラムが可聴的に実行されるこ
    とを特徴とする、上記のオペレーションを行う方法。
  6. 【請求項6】  上記コマンド記憶手段に記憶されてい
    るユーザーがプログラムしたコマンド信号の複数個をユ
    ーザーに選択させるための工程を含むことを特徴とする
    請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】  上記デジタル信号を生成する工程にお
    いて、生成される当該デジタル信号はユーザーがプログ
    ラムする別のデジタル化コマンド信号であるとともに、
    ユーザーがプログラムする上記別のデジタル化信号に対
    応してオペレーションを実行するデジタル信号生成工程
    を持つことを特徴とする請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】  上記可聴コマンドを受信する工程にお
    いて、当該可聴コマンドは人間の音声コマンドであるこ
    とを特徴とする請求項5記載の方法。
  9. 【請求項9】  上記可聴コマンドを受信する工程にお
    いて、当該可聴コマンドは人間以外の生物の音であるこ
    とを特徴とする請求項5記載の方法。
  10. 【請求項10】  上記可聴コマンドを受信する工程に
    おいて、当該可聴コマンドは無生物の音であることを特
    徴とする請求項5記載の方法。
  11. 【請求項11】  上記可聴コマンドを受信する工程に
    おいて、当該無生物の音は人工音源によって生成される
    ことを特徴とする請求項5記載の方法。
  12. 【請求項12】  複数のコマンド記憶装置があり、そ
    の各々にユーザーがプログラムしたデジタル信号のうち
    選択された幾つかの信号が記憶されており、当該複数の
    コマンド記憶手段のうち選ばれた一つにマイクロプロセ
    ッサ手段を連結するため、あるコマンド記憶手段を複数
    の追加コマンド記憶手段の一つと交換する手段を有する
    ことを特徴とする請求項5記載の方法。
  13. 【請求項13】  更に、ユーザーがプログラムしたデ
    ジタル信号の最初の幾つかを別の複数個のユーザー・プ
    ログラム・デジタル信号と交換する工程と、を有するこ
    とを特徴とした請求項5記載の方法。
  14. 【請求項14】  更に、マクロ機能の各々は、ユーザ
    ーがプログラムした機能の組み合せであり、受信される
    デジタル化可聴コマンドの一つを受信する際に、複数の
    当該マクロ機能の一つを実行させるためにコンピュータ
    のプログラミングを行うことができることを特徴とする
    請求項5記載の方法。
  15. 【請求項15】  ユーザーがプログラムしたデジタル
    化コマンド信号に対応する上記オペレーションの記憶工
    程において、当該オペレーションはカルキュレーター・
    オペレーションであることを特徴とする請求項5記載の
    方法。
  16. 【請求項16】  ユーザーがプログラムしたデジタル
    化コマンド信号に対応する上記オペレーションの記憶工
    程において、当該オペレーションはタイプライター・オ
    ペレーションであることを特徴とする請求項5記載の方
    法。
  17. 【請求項17】  ユーザーがプログラムしたデジタル
    化コマンド信号に対応する上記オペレーションの記憶工
    程において、当該オペレーションは在庫管理オペレーシ
    ョンであることを特徴とする請求項5記載の方法。
  18. 【請求項18】  ユーザーがプログラムしたデジタル
    化コマンド信号に対応する上記オペレーションの記憶工
    程において、当該オペレーションはCAD/CAMオペ
    レーションであることを特徴とする請求項5記載の方法
  19. 【請求項19】  ユーザーがプログラムしたデジタル
    化コマンド信号に対応する上記オペレーションの記憶工
    程において、当該オペレーションは数値機械制御オペレ
    ーションであることを特徴とする請求項5記載の方法。
  20. 【請求項20】  複数のオペレーションを実行するた
    めに、コンピュータと組み合せて用いられる装置におい
    て、複数の可聴コマンドを受信しかつ増幅するための受
    信手段と、上記受信手段と結合されており、当該可聴コ
    マンドの各々を対応する受信デジタル化信号に転換する
    ためのデジタル変換手段と、当該受信デジタル化信号を
    一時的に記憶するためのRAM記憶手段と、ユーザーが
    プログラムしたデジタル化コマンド信号は、上記オペレ
    ーションの一つに対応しており、ユーザーがプログラム
    した当該デジタル化コマンド信号の最初の複数個を記憶
    するためのコマンド記憶手段と、上記RAM記憶装置及
    びコマンド記憶装置と連結しており、受信された当該デ
    ジタル化信号をユーザーがプログラムしたデジタル化コ
    マンド信号の各々と比較し、かつユーザーがプログラム
    したデジタル化コマンド信号の何れかが受信されたデジ
    タル化信号とマッチするか否かを決定するためのマイク
    ロプロセッサ手段と、上記マイクロプロセッサ手段及び
    上記コンピュータと連結し、ユーザーがプログラムした
    デジタル化コマンド信号のうちマッチした信号と対応し
    て上記コンピュータにおいて上記オペレーションを実行
    するためのデジタル信号を生成する出力手段と、を有し
    、それによりユーザー定義コマンド、及びユーザー定義
    コマンドを用いて構成されたプログラムが可聴的に実行
    されることを特徴とする装置。
  21. 【請求項21】  更に、上記コマンド記憶手段に記憶
    されているユーザーがプログラムした複数のコマンド信
    号をユーザーが選択するためのユーザー選択手段を持つ
    ことを特徴とする請求項20記載の装置。
  22. 【請求項22】  上記の出力手段により生成されるデ
    ジタル記号は、ユーザーがプログラムした別のデジタル
    化コマンド信号であり、かつ当該出力手段はユーザーが
    プログラムしたその別のデジタル化信号に対応してオペ
    レーションを実行するためのデジタル信号を生成するこ
    とを特徴とする請求項20記載の装置。
  23. 【請求項23】  上記可聴コマンドは人間の音声コマ
    ンドであることを特徴とする請求項20記載の装置。
  24. 【請求項24】  上記可聴コマンドは人間以外の生物
    の音であることを特徴とする請求項20記載の装置。
  25. 【請求項25】  上記可聴コマンドは無生物の音であ
    ることを特徴とする請求項20記載の装置。
  26. 【請求項26】  上記無生物の音は、人工音源により
    生成されることを特徴とする請求項25記載の装置。
  27. 【請求項27】  更に、複数のコマンド記憶装置があ
    り、その各々にユーザーがプログラムしたデジタル信号
    のうち選択された幾つかの信号が記憶されており、当該
    複数のコマンド記憶手段のうち選ばれた一つにマイクロ
    プロセッサ手段を連結するために、あるコマンド記憶手
    段を複数の追加コマンド記憶手段の一つと交換するため
    の交換可能な記憶手段を含むことを特徴とする請求項2
    1記載の装置。
JP3190264A 1990-07-30 1991-07-30 可聴コマンドでコンピュータのプログラミングを行うための方法及び装置 Pending JPH04235630A (ja)

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