JP2004199478A - 自然語入力装置及び自然語入力プログラム - Google Patents

自然語入力装置及び自然語入力プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】操作負担もなく自然語を入力するだけで機器の機能を設定する。
【解決手段】文節抽出部22は、入力された自然文から、文節、さらに単語を抽出する。類義語辞書23は、単語を類義語に変換して1つの意味にまとめる。用語辞書24は、単語をプリンタ機能に応じた用語に変換する。パラメータ変換部25は、用語辞書24で得られた用語をパラメータに変換する。描画コマンド処理部27は、パラメータに基づいて描画処理を行って、描画処理結果をプリンタ100に送信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自然語入力装置及び自然語入力プログラムに係り、例えば、プリンタやファクシミリ装置等のデバイスの機能を設定する自然語入力装置及び自然語入力プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
いわゆるホストPCは、アプリケーションソフトを使って作成したデータをプリンタで印刷する場合には、プリンタドライバを経由して、プリンタにデータを送信する。
【0003】
ここで、プリンタドライバは、データをプリンタに送信する前に、プリンタ機能を設定するためのUI(ユーザ・インタフェース)を表示する。このとき、ユーザは、所望の出力結果を得るために、プリンタドライバのUIを用いて機能パラメータを設定する。プリンタドライバは、設定されたパラメータ用いてデータをプリンタ言語に変換して、プリンタに送信する。
【0004】
ところで、プリンタの高機能化に伴って、設定すべきパラメータが増大している。これに伴い、プリンタドライバは、パラメータを設定するために、非常に多くのUIを表示しなければならず、また、複数ページに渡ってUIを表示することもあり、一覧性を欠いている。
【0005】
加えて、プリンタドライバは、設定可能なすべての機能をUIで表示するために、あるユーザにとっては必要の無い機能のUIまで表示してしまう。したがって、ユーザが必要な機能設定の取捨選択を行わなければならないとう煩わしさがあった。また、不慣れなユーザは、所望の出力形態を得るための印刷設定をする作業が非常に困難であった。
【0006】
このようなことを回避するためには、プリンタドライバに、自然語を使って所定の情報を入力する技術を導入するのが望ましい。
【0007】
そこで、自然語を入力する技術として、自然語により入力された文書データの検索要求から検索条件を自動的に生成する文書検索装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0008】
【特許文献1】
特開平8−339383号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載された技術は、入力された自然語に対して言語解析を行って自立語と付属語を抽出し、付属語の各々に予め定められた演算子に変換し、対応する自立語と各々の演算子とを組み合わせて検索条件を生成するものである。
【0010】
しかし、プリンタドライバに特許文献1に記載された技術を導入した場合、ユーザは、予め定められた単語を用いて自然語を入力しなければならず、甚だ不便になってしまう問題がある。
【0011】
本発明は、上述した課題を解決するために提案されたものであり、操作負担もなく自然語を入力するだけで機器の機能を設定することができる自然語入力装置及び自然語入力プログラムを適用することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明である自然語入力装置は、入力された自然語から単語を抽出する単語抽出手段と、前記単語抽出手段により抽出された単語を、設定対象となる機器に応じた単語に変換する単語変換手段と、単語とパラメータとの対応テーブルを参照し、前記単語変換手段により変換された単語をパラメータに変換するパラメータ変換手段と、前記パラメータ変換手段により変換されたパラメータに基づいて、前記機器の機能設定を行う設定手段と、を備えている。
【0013】
請求項7に記載の発明である自然語入力プログラムは、コンピュータを、入力された自然語から単語を抽出する単語抽出手段と、前記単語抽出手段により抽出された単語を、設定対象となる機器に応じた単語に変換する単語変換手段と、単語とパラメータとの対応テーブルを参照し、前記単語変換手段により変換された単語をパラメータに変換するパラメータ変換手段と、前記パラメータ変換手段により変換されたパラメータに基づいて、前記機器の機能設定を行う設定手段と、して機能させる。
【0014】
単語抽出手段は、入力された自然語から単語を抽出する。ここにいう自然語は、文章だけでなく、1つ以上の単語の羅列であってもよい。したがって、単語が入力された場合は、その単語がそのまま抽出される。
【0015】
単語変換手段は、抽出された単語を設定対象となる機器に応じた単語に変換する。ここで設定対象となる機器に応じた単語とは、例えば、機器がプリンタの場合、プリンタ機能に関する単語をいう。
【0016】
パラメータ変換手段は、単語とパラメータとの対応関係を表す対応テーブルを有している。ここで、パラメータとは、前記機器の機能を設定するためのパラメータをいう。パラメータ変換手段は、対応テーブルに基づいて、前記単語変換手段により変換された単語をパラメータに変換する。
【0017】
そして、設定手段は、パラメータ変換手段により変換されたパラメータに基づいて、機器の機能設定を行う。
【0018】
したがって、請求項1及び請求項7に記載の発明によれば、入力された自然語から単語を抽出し、抽出された単語からパラメータを得て、このパラメータに基づいて機器の機能設定を行うことにより、ユーザによって入力された自然語に基づいて機器の機能を自動的に設定することができる。
【0019】
請求項2に記載の発明である自然語入力装置は、請求項1に記載の発明であって、前記単語抽出手段は、前記自然語として、文章、単語、複数単語の羅列のいずれかから単語を抽出する。
【0020】
請求項8に記載の発明である自然語入力プログラムは、請求項7に記載の発明であって、前記単語抽出手段は、前記自然語として、文章、単語、複数単語の羅列のいずれかから単語を抽出する。
【0021】
したがって、請求項2及び請求項8に記載の発明によれば、文章、単語、複数単語の羅列のいずれが入力された場合であっても、機器の機能を自動的に設定することができる。
【0022】
請求項3に記載の発明である自然語入力装置は、請求項1または2に記載の発明であって、前記パラメータ変換手段は、前記対応テーブルの中に前記単語変換手段により変換された単語がないときに、当該単語を予め設定されたパラメータに変換する。
【0023】
請求項9に記載の発明である自然語入力プログラムは、請求項7または8に記載の発明であって、前記パラメータ変換手段は、前記対応テーブルの中に前記単語変換手段により変換された単語がないときに、当該単語を予め設定されたパラメータに変換する。
【0024】
したがって、請求項3及び請求項9に記載の発明によれば、ユーザが誤った自然文を入力した場合であっても、設定エラーを回避することができる。
【0025】
請求項4に記載の発明である自然語入力装置は、請求項1から3のいずれか1項に記載の発明であって、前記パラメータ変換手段により設定されたパラメータと前記機器の機能とが対応しないときに、前記機器の機能に応じて前記パラメータを変更するパラメータ変更手段を更に備え、前記設定手段は、前記パラメータ変更手段により変更されたパラメータに基づいて、前記機器の機能設定を行う。
【0026】
請求項10に記載の発明である自然語入力プログラムは、請求項7から9のいずれか1項に記載の発明であって、前記コンピュータを、前記パラメータ変換手段により設定されたパラメータと前記機器の機能とが対応しないときに、前記機器の機能に応じて前記パラメータを変更するパラメータ変更手段として更に機能させ、前記設定手段は、前記パラメータ変更手段により変更されたパラメータに基づいて、前記機器の機能設定を行う。
【0027】
したがって、請求項4及び請求項10に記載の発明によれば、設定されたパラメータと機器の機能とが対応しないときに、機器の機能に応じて前記パラメータを変更することにより、ユーザが誤った自然文を入力した場合であっても、設定エラーを回避することができる。
【0028】
請求項5に記載の発明である自然語入力装置は、請求項4に記載の発明であって、前記パラメータ変更手段によるパラメータ変更内容を報知する第1の報知手段を更に備えている。
【0029】
請求項11に記載の発明である自然語入力プログラムは、請求項10に記載の発明であって、前記コンピュータを、前記パラメータ変更手段によるパラメータ変更内容を報知する第1の報知手段として更に機能させる。
【0030】
ここで、第1の報知手段は、人間の五官を刺激することで報知できれば特に限定されるものではなく、例えば、画像、音声等を出力すればよい。
【0031】
したがって、請求項5及び請求項11に記載の発明によれば、ユーザが誤った自然文を入力した場合には、そのことをユーザに報知することで、ユーザ自身が自分の入力ミスを確認することができる。
【0032】
請求項6に記載の発明である自然語入力装置は、請求項1から5のいずれか1項に記載の発明であって、前記設定手段による設定内容を報知する第2の報知手段を更に備えている。
【0033】
請求項12に記載の発明である自然語入力プログラムは、請求項7から11のいずれか1項に記載の発明であって、前記コンピュータを、前記設定手段による設定内容を報知する第2の報知手段として更に機能させる。
【0034】
ここで、第2の報知手段は、人間の五官を刺激することで報知できれば特に限定されるものではなく、例えば、画像、音声等を出力すればよい。まだ、第2の報知手段は、第1の報知手段と共通のものであってもよい。
【0035】
したがって、請求項6及び請求項12に記載の発明によれば、自然文の入力によって設定された内容をユーザ自身が確認することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0037】
図1は、本発明の実施の形態に係る自然語入力装置10の構成を示すブロック図である。
【0038】
自然語入力装置10は、いわゆるパーソナルコンピュータにオペレーションシステム(OS)及びアプリケーションプログラムがインストールされたものであり、プリンタ100の諸機能を設定するものである。
【0039】
自然語入力装置10は、自然語を入力するためのキーボード11と、いわゆるマウスであるポインティングデバイス12と、所定の演算処理を行う演算装置13と、演算装置13の演算結果を表示するモニタ14とを備えている。
【0040】
一方、プリンタ100は、自然語入力装置10から送信されたデータを受信するデータ受信部101と、データ受信部101で受信されたデータの印刷処理を実行する印刷処理部102とを備えている。
【0041】
ここで、自然語入力装置10の演算装置13は、プリンタ100の諸機能を設定するプリンタ機能設定部20と、プリンタ100との間でデータの送受信を行う通信ポート30と、アプリケーションプログラムに従って所定のデータ処理を実行するデータ処理部40とを備えている。プリンタ機能設定部20は、いわゆるプリンタドライバである。通信ポート30は、データ処理部40で処理されたデータをプリンタ機能設定部20の設定内容に従ってプリンタ100に送信する。
【0042】
プリンタ機能設定部20は、自然語の文字列が入力される文字列入力部21と、文字列入力部21に入力された自然語の文節を抽出する文節抽出部22と、各々の単語の類義語を記憶した類義語辞書23と、プリンタ機能に関する用語を記憶した用語辞書24と、用語をパラメータに変換するパラメータ変換部25と、パラメータ値が競合しないか等をチェックする競合処理部26と、描画データを生成する描画コマンド処理部27と、を備えている。
【0043】
以上のように構成された演算装置13は、キーボード11又はポインティングデバイス12を介して印刷指示があると、プリンタ機能設定部20を起動して、モニタ14にドライバ設定場面を表示する。
【0044】
図2は、モニタ14に表示されたドライバ設定画面50を示す図である。ドライバ設定画面50は、文字列入力ボックス51と、OKボタン52と、キャンセルボタン53と、印刷設定結果チェックボックス54と、を表示している。
【0045】
文字列入力ボックス51は、プリンタ機能を設定する内容を表した自然語を入力するためのボックスである。OKボタン52は、文字列入力ボックス51に入力された自然語に従ってプリンタ機能の設定を指示するボタンである。キャンセルボタン53は、1つ前の処理に戻ることを指示するボタンである。印刷設定結果チェックボックス54は、文字列入力ボックス51に入力された自然語に基づく印刷設定結果を表示するか否かを指定するものである。そして、印刷設定結果チェックボックス54がチェックされたときに、印刷設定結果が表示される。なお、印刷設定結果チェックボックス54を省略してもよい。
【0046】
また、文字列入力ボックス51には、単語の羅列(1つ以上の単語)が入力されてもよい。例えば、モノクロ印刷を実行する場合、「白黒」の単語だけでもよい。また、原稿サイズで高解像度印刷を実行する場合、単語の間をスペースで区切って、「等倍 高画質」としてもよい。
【0047】
演算装置13は、OKボタン52がクリックされたことを検出すると、文字列入力ボックス51に入力された自然語を文字列入力部21に供給して、以下の処理を実行する。
【0048】
図3は、演算装置13の処理手順を示すフローチャートである。
【0049】
文節抽出部22は、文字列入力部21に入力された文字列から文節を抽出する(ステップST1)。そして、文節抽出部22は、抽出した各々文節を単語と接続語に分類して、各々の文節を単語に変換する(ステップST2)。但し、文節抽出部22は、主格となる文節に含まれた接続語については、当該接続語と次に続く動詞とを一体化して、更に、その動詞を終止形にする。一方、その他の接続語については省略する。
【0050】
例えば、文節抽出部22は、自然語「白黒画面で画像が切れずに印刷」が入力された場合、5つの文節「白黒/画面で/画像が/切れずに/印刷」を抽出する。ここで、「が」は、主格となる文節に含まれる接続語であるので、「画像が切れない」の文節が得られる。一方、他の接続語は省略される。この結果、文節抽出部22は、「白黒」、「画面」、「画像が切れない」、「印刷」の単語を抽出する。また、文節抽出部22は、スペースで区切られた2つの単語「等倍 高画質」に対しては、スペース部分を文節区切りと認識して、「等倍」、「高画質」を得る。
【0051】
類義語辞書23は、文節抽出部22で得られた各々の単語を所定の類義語に変換する(ステップST3)。つまり、類似した意味毎に1つにまとめる。例えば、文節抽出部22で得られた単語が「白黒」、「モノクロ」、「モノクローム」、「黒だけ」のいずれであっても、類義語辞書23は、それらの単語を「Monochrome」に集約して、単語を統一する。
【0052】
用語辞書24は、文節抽出部22又は類義語辞書23で得られた単語を、プリンタに特化した単語、つまりプリンタ機能に関する用語に変換する。例えば、「画像が切れない」、「原稿サイズ」、「自動拡大」、「自動縮小」のいずれについても、「Auto Scale」に集約して、単語をプリンタ機能に関する用語に統一する。
【0053】
なお、用語辞書24は、プリンタ機能の「設定」に関する用語のみを対象にし、対象外の用語については省略(消去)する。例えば「印刷」、「プリント」、「印刷する」、「プリントアウト」、「出力」などの処理に関する単語は、「処理」に関する用語であり、プリンタ機能の「設定」に関する用語ではないので、省略される。この結果、用語辞書24は、プリンタ機能の設定に関する一義的な用語のみを抽出する。
【0054】
例えば、文節抽出部22によって抽出された5つの文節「白黒/画面で/画像が/切れずに/印刷」は、類義語辞書23及び用語辞書24によって、「Monochrome」、「Duplex」、「Auto Scale」となる。
【0055】
パラメータ変換部25は、用語をパラメータに変換するためのパラメータ変換テーブルを記憶している。
【0056】
図4は、Devmodeパラメータの値を設定するためのパラメータ変換テーブルを示す図である。このパラメータ変換テーブルは、左欄の「単語」が右欄の「対応Devmodeパラメータ値」に変換されることを表している。例えば、「Color」は、パラメータ変換部25によって、「Devmode.dmColor=1」に変換される。
【0057】
そして、パラメータ変換部25は、パラメータ変換テーブルを参照して(ステップST4)、用語辞書24で得られた用語に対応するパラメータがあるか否かを判定する(ステップST4)。本実施形態ではプリンタ機能を設定するので、パラメータ変換部25は、対応するパラメータとしてDevmodeパラメータ値があるかを判定する。
【0058】
対応するDevmodeパラメータ値がない場合、モニタ14には、対応するパラメータがない旨の画面が表示される(ステップST6)。
【0059】
一方、対応するDevmodeパラメータ値がある場合、パラメータ変換部25は、パラメータ変換テーブルに従って、用語辞書24で得られた用語をパラメータに変換する(ステップST7)。さらに、パラメータ変換部25は、Devmode値の設定にあたり、入力文字列から変換かれたパラメータ値が存在しないDevmodeについては、ユーザの希望に関与しない値とみなし、デフォルト値を設定する。これらの値は、次の競合処理部26において、入力値と競合しないように修正される。
【0060】
競合処理部26は、デバイスの整合処理を実行する(ステップST8)。ここでは、パラメータ変換部25により得られたDevmodeパラメータ値と出力デバイスであるプリンタ100とが対応しているか否かを判定する。プリンタ100とDevmodeパラメータ値とが対応していない場合、Devmodeパラメータ値を変更する必要がある。
【0061】
例えば、プリンタ100が両面印刷不可にもかかわらず、パラメータ値が「Devmode.dmDuplex=1」(両面印刷)の場合、パラメータ値を変更する必要がある。そこで、競合処理部26は、Devmodeパラメータ値の中で変更項目があるか否かを判定する(ステップST9)。
【0062】
変更項目がある場合、モニタ14には、入力値が不適であることを通知する非対応メッセージ画面が表示される(ステップST10)。
【0063】
図5は、モニタ30に表示された非対応メッセージ画面60を示す図である。非対応メッセージ画面60は、設定変更の了解を示すOKボタン61と、設定変更しないことを示すキャンセルボタン62とを表示している。
【0064】
競合処理部26は、プリンタ機能設定処理を継続するか否かを判定する(ステップST11)。非対応メッセージ画面60のOKボタン61がクリックされた場合、競合処理部26は、プリンタ機能設定処理を継続すべく、プリンタ100で対応可能なパラメータ値に変更して次の処理(ステップST12)に移行する。例えば、プリンタ100が両面印刷不可にもかかわらず、パラメータ値が「両面印刷」に設定されていた場合、パラメータ値を「片面印刷」に変更する。なお、キャンセルボタン62がクリックされたときは、ステップST1の処理にリターンする。
【0065】
次に、競合処理部26は、パラメータ変換部25で得られたパラメータ値やステップST11を経て変更されたパラメータ値について、相互に競合しているかの判定処理を実行する(ステップST12)。そして、競合処理部26は、競合の発生によって変更すべきパラメータ値(変更項目)があるか否かを判定する(ステップST13)。
【0066】
変更項目がある場合、競合処理部26は優先度の低いパラメータ値を変更すると共に、モニタ14に設定確認画面70が表示される(ステップST14)。
【0067】
図6は、モニタ30に表示された設定確認画面70を示す図である。設定確認画面70は、設定確認を示すOKボタン71と、設定変更しないことを示すキャンセルボタン72とを表示している。OKボタン71がクリックされた場合、次のステップST15の処理に移行する。一方、キャンセルボタン72がクリックされた場合、リターンする。
【0068】
ここで、プリンタ100が「はがきの片面印刷」のみ機能するのに対して、自然文入力装置10に「はがきの両面印刷」が入力された場合を例に挙げて説明する。
【0069】
パラメータ変換部25は、「はがきの両面印刷」を表す次のパラメータを生成する。
Devmode.dmPaperType=8 (8は「はがき」を意味する)
Devmode.dmDuplex=1(両面印刷を意味する)
競合処理部26は、上記2つのパラメータ値が競合しているので、競合を回避するために、優先度の低いパラメータ値を変更する。
【0070】
ここでは、
(Devmode.dmPaperType=8) ∩ (Devmode.dmDuplex=1)
となっているので(両面印刷の優先度が低いので)、
Devmode.dmDuplex=0(片面印刷)
にパラメータ値を変更する。
【0071】
次に、競合処理部26は、図2に示したドライバ設定画面50の印刷設定結果チェックボックス54がチェックされているか否かを判定する(ステップST15)。
【0072】
印刷設定結果チェックボックス54がチェックされている場合、モニタ14に印刷設定結果画面が表示され(ステップST16)、その後、描画処理に移行する。一方、印刷設定結果チェックボックス54がチェックされていない場合、そのまま次の描画処理に移行する。
【0073】
描画コマンド処理部27は、ステップST1からステップST16の処理を経て得られたパラメータ値に基づいて描画処理を行い、その結果得られた描画データを通信ポート30に供給する。通信ポート30は、描画データをプリンタ100のデータ受信部101に送信する。
【0074】
一方、プリンタ100の処理部102は、データ受信部101で受信された描画コマンドに基づいて、プリントアウトを実行する。
【0075】
以上のように、本発明の実施の形態に係る自然語入力装置10は、ユーザによって入力された自然語に基づいてプリンタ100の諸機能を設定することができるので、ユーザの操作負担を飛躍的に軽減することができる。つまり、ユーザは、例えばオペレータに言葉で設定を依頼するような感じで、プリンタ100の設定を行うことができる。
【0076】
また、自然語入力装置10は、プリンタ100に依存する機能のそれぞれについてUIを表示することなく諸機能を設定することができるので、機種間共通のUIを提供することができる。
【0077】
さらに、自然語入力装置10は、ユーザの所望する機能設定であっても、設定対象外の場合には、自動的に所定の設定をすることができるので、ユーザの入力ミスによるデータ生成エラーを回避することができる。
【0078】
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内で様々な設計上の変更が可能である。例えば、本実施の形態では、自然語入力装置10の設定対象となるデバイスとしてプリンタ100例に挙げて説明したが、その他のデバイスであってもよい。このとき、デバイスに応じた用語辞書24、パラメータ変換部25を使用すればよい。
【0079】
また、本実施の形態では、自然語を入力する手段としてキーボード11を例に挙げて説明したがこれに限定されるものではない。例えば、自然文入力装置10に入力マイクと音声認識処理部を設け、音声を自然語に変換してもよい。
【0080】
さらに、自然文入力装置10とサーバとを連動させてもよい。これにより、複数の異種デバイスに対して、入力された条件を満たすのに最適なデバイスを自動的に選択し、所定のデータを送信するシステムを構築することができる。
【0081】
【発明の効果】
本発明に係る自然語入力装置及び自然語入力プログラムによれば、入力された自然語から単語を抽出し、抽出された単語からパラメータを得て、このパラメータに基づいて機器の機能設定を行うことにより、ユーザによって入力された自然語に基づいて機器の機能を自動的に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る自然語入力装置の構成を示すブロック図である。
【図2】モニタに表示されたドライバ設定画面を示す図である。
【図3】演算装置の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】Devmodeパラメータの値を設定するためのパラメータ変換テーブルを示す図である。
【図5】モニタに表示された非対応メッセージ画面を示す図である。
【図6】モニタに表示された設定確認画面を示す図である。
【符号の説明】
10 自然文入力装置
11 キーボード
12 ポインティングデバイス
13 演算装置
14 モニタ
20 プリンタ機能設定部
21 文字列入力部
22 文節抽出部
23 類義語辞書
24 用語辞書
25 パラメータ変換テーブル
26 競合処理部
27 描画コマンド処理部
100 プリンタ

Claims (12)

  1. 入力された自然語から単語を抽出する単語抽出手段と、
    前記単語抽出手段により抽出された単語を、設定対象となる機器に応じた単語に変換する単語変換手段と、
    単語とパラメータとの対応テーブルを参照し、前記単語変換手段により変換された単語をパラメータに変換するパラメータ変換手段と、
    前記パラメータ変換手段により変換されたパラメータに基づいて、前記機器の機能設定を行う設定手段と、
    を備えた自然語入力装置。
  2. 前記単語抽出手段は、前記自然語として、文章、単語、複数単語の羅列のいずれかから単語を抽出する
    請求項1に記載の自然語入力装置。
  3. 前記パラメータ変換手段は、前記対応テーブルの中に前記単語変換手段により変換された単語がないときに、当該単語を予め設定されたパラメータに変換する
    請求項1または2に記載の自然語入力装置。
  4. 前記パラメータ変換手段により設定されたパラメータと前記機器の機能とが対応しないときに、前記機器の機能に応じて前記パラメータを変更するパラメータ変更手段を更に備え、
    前記設定手段は、前記パラメータ変更手段により変更されたパラメータに基づいて、前記機器の機能設定を行う
    請求項1から3のいずれか1項に記載の自然語入力装置。
  5. 前記パラメータ変更手段によるパラメータ変更内容を報知する第1の報知手段を更に備えた
    請求項4に記載の自然語入力装置。
  6. 前記設定手段による設定内容を報知する第2の報知手段を更に備えた
    請求項1から5のいずれか1項に記載の自然語入力装置。
  7. コンピュータを、
    入力された自然語から単語を抽出する単語抽出手段と、
    前記単語抽出手段により抽出された単語を、設定対象となる機器に応じた単語に変換する単語変換手段と、
    単語とパラメータとの対応テーブルを参照し、前記単語変換手段により変換された単語をパラメータに変換するパラメータ変換手段と、
    前記パラメータ変換手段により変換されたパラメータに基づいて、前記機器の機能設定を行う設定手段と、
    して機能させる自然語入力プログラム。
  8. 前記単語抽出手段は、前記自然語として、文章、単語、複数単語の羅列のいずれかから単語を抽出する
    請求項7に記載の自然語入力プログラム。
  9. 前記パラメータ変換手段は、前記対応テーブルの中に前記単語変換手段により変換された単語がないときに、当該単語を予め設定されたパラメータに変換する
    請求項7または8に記載の自然語入力プログラム。
  10. 前記コンピュータを、
    前記パラメータ変換手段により設定されたパラメータと前記機器の機能とが対応しないときに、前記機器の機能に応じて前記パラメータを変更するパラメータ変更手段として更に機能させ、
    前記設定手段は、前記パラメータ変更手段により変更されたパラメータに基づいて、前記機器の機能設定を行う
    請求項7から9のいずれか1項に記載の自然語入力プログラム。
  11. 前記コンピュータを、
    前記パラメータ変更手段によるパラメータ変更内容を報知する第1の報知手段として更に機能させる
    請求項10に記載の自然語入力プログラム。
  12. 前記コンピュータを、
    前記設定手段による設定内容を報知する第2の報知手段として更に機能させる請求項7から11のいずれか1項に記載の自然語入力プログラム。
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