JPH04229768A - 符号化画像記録装置およびこれを用いたファクシミリ装置,光ファイル装置並びにこれらの通信システム - Google Patents

符号化画像記録装置およびこれを用いたファクシミリ装置,光ファイル装置並びにこれらの通信システム

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JPH04229768A
JPH04229768A JP3118346A JP11834691A JPH04229768A JP H04229768 A JPH04229768 A JP H04229768A JP 3118346 A JP3118346 A JP 3118346A JP 11834691 A JP11834691 A JP 11834691A JP H04229768 A JPH04229768 A JP H04229768A
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Kozo Nakamura
浩三 中村
Yasushi Yokosuka
横須賀 靖
Yasuyuki Kojima
康行 小嶋
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Hitachi Ltd
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    • H04N1/3333Mode signalling or mode changing; Handshaking therefor during transmission, input or output of the picture signal; within a single document or page
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    • H04N2201/33307Mode signalling or mode changing; Handshaking therefor of a particular mode
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、符号化された画像を復
号して記録する装置に関し、特にファクシミリ装置のよ
うに文書画像を高速に処理する符号化画像記録装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】本発明の先行技術としては、以下の刊行
物に記載された技術がある。
【0003】■  特開昭57−57084号公報,「
ファクシミリ装置」 ■  電子技術1988年4月号(64頁から70頁)
「超高速ファクシミリにみるASICの導入」■  電
子情報通信学会論文誌 Vol.J70−C,No.12,1592−1599
頁「画像信号符号化・復号化LSIプロセッサ」■  
CCITT Red Book VII.3,17−3
1頁,勧告T.4,「文書伝送用G3ファクシミリ装置
の標準化」先行技術■に記載されるように、一定速度で
記録する必要のある記録方式(例えばレーザビームプリ
ンタのような記録装置)を採用したファクシミリでは、
受信した符号を復号して得た画素信号を少なくとも1頁
分記憶する「画素記憶手段」を必要としていた。また、
先行技術■に記載される技術では、上記の「画素記憶手
段」を無くそうとして、常に記録時間より短い処理時間
で復号するための高速な復号化プロセッサを必要として
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明で解決しようと
している課題は、次の3点である。
【0005】(1)まず、ファクシミリでは原稿上の画
像を光電変換して読み取り、最終的には非常に小さな「
画素」という情報に分解して伝送する。しかし、伝送す
るためには、この「画素」を一旦記憶しておく必要があ
る。これが一般にページメモリと呼ばれる「画素記憶手
段」である。「画素」は原稿の寸法と比較して非常に小
さいために、「画素記憶手段」の記憶容量は当然大きく
なる。例えば、A4サイズの原稿を解像度8画素/mm
(ファクシミリ画像のきめの細かさを表わす単位のこと
。この例では1画素の大きさは約0.1 ミリメートル
でファクシミリ画像としては標準的な解像度。)で読み
取った場合でも記憶容量は500キロバイト,高解像度
モードの16画素/mmで読み取った場合では2メガバ
イトも必要となる。その結果、装置全体のコストが高く
なるという問題があった。(2)一方、こうして読み取
った原稿上の画像を符号化する場合を考えてみると、符
号化する理由は一般に、元の「画素」の量よりも情報の
量を小さくしたい、つまり、情報を圧縮したい点にある
。 しかし、原稿上の画像のパターンは何か、どんな符号で
符号化するかによっては符号化した結果の「符号量」が
元の「画素」の量より数倍もふくれ上がってしまう場合
があり、符号化の意味が無くなるという問題があった。
【0006】例えば、先行技術■に記載があるように、
白画素と黒画素とが1画素毎に交互に現われる画像(以
下ではこれを千鳥画像という)をMH(Modifie
d Huffman:モディファイド  ハフマン)符
号によって符号化した場合では、「符号量」はもとの画
素の量の4.5倍に増える。  また、上記の千鳥画像
をMR(Modified Read:モディファイド
リード)符号やMMR(Modified MR:モデ
ィファイドMR)符号で符号化した場合では、符号量は
もとの画素の量の3倍になる。(3)次に、先行技術■
に記載されるように、一般に復号するために必要な処理
時間(復号化時間)は、処理すべき符号量に比例して増
える。先行技術■に記載されるように、少なくとも1頁
分の画素記憶手段を省略するためには、常に記録時間よ
りも速い速度で復号する必要がある。詳しくは、符号化
した結果の符号量が符号化前の画素の量よりも大きくな
って符号化による圧縮効果がマイナスになるという、い
わゆる負の圧縮になっているラインでもそのラインの記
録時間より速く復号する必要がある。このようにするた
めには、非常に高速な復号化プロセッサを必要とするが
、このプロセッサ自体は高価であるため、ファクシミリ
装置全体の製品コストが高くなるという問題があった。
【0007】本発明の目的は、符号化された画像を常に
記録速度より速い速度で復号する復号化手段および少な
くとも1頁分の画素情報を記憶する画素記憶手段を用い
ること無く、符号化された画像を実質的に一定速度で記
録する装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明では、次の手段を採用した。
【0009】符号化された画像を画素に復号し、この復
号された画素を一定速度で記録する符号化画像記録装置
において、復号に要する処理量を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された復号処理量と記録すべき
画素記録処理量との大小を判定する判定手段と、前記算
出手段により算出された復号処理量が前記記録処理量以
下となる符号に変換する変換手段と、前記変換された符
号を記憶する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に
記憶された符号を画素に復号する復号手段と、前記復号
手段により復号された画素を記憶する第2の記億手段と
、前記第2の記億手段に記憶された画素を実質的に一定
速度で記録する一定速度記録手段とを備えたものである
【0010】また、画像信号を符号化する符号化手段と
,符号化された符号を電送するための変調手段と,符号
化された符号を受け取って電気信号に復調する復調手段
と,復調された符号を画素信号に復号する復号手段とを
備えたファクシミリ装置において、前記復号に要する処
理量を算出する算出手段と,前記算出手段により算出さ
れた復号処理量と記録すべき画素記録処理量との大小を
判定する判定手段と,前記判定手段の判定結果に基づい
て前記算出手段により算出された復号処理量が前記記録
処理量以下となる仮変換符号に変換する変換手段と,前
記仮変換符号に符号化する手段と,前記仮変換符号を記
憶する第1の記憶手段と,前記第1の記憶手段に記憶さ
れた符号を画素に復号する復号手段と,前記復号手段に
より復号された画素を記憶する第2の記億手段と,前記
第2の記億手段に記憶された画素を実質的に一定速度で
記録する一定速度記録手段とを備えたものである。
【0011】
【作用】復号処理量算出手段では復号すべき符号の復号
処理量を算出し、判定手段によりこの復号処理量が記録
すべき画素の記録量を超えているかどうかを監視する。 変換手段では、その判定結果に対応する符号について、
その符号とは異なる符号に変換する。この変換された符
号は符号記憶手段に記憶される。復号化手段では、符号
記憶手段から変換済の符号を受け入れてこれを画素情報
に復号し、画素記憶手段に出力する。記憶された画素は
、記録手段に出力されて記録される。
【0012】また、仮変換符号に符号化する手段により
文書が電送される相手の装置ではあらかじめ記録時間を
超えないことが判明している符号を再度符号化すること
なく復号する。
【0013】
【実施例】以下の実施例では、平易な説明とするため、
次の事項を前提条件として、図面を用いて説明するが、
勿論これに限定されることは無い。まず、変換前の符号
はファクシミリに適用されているCCITT(国際電信
電話諮問委員会)勧告のT.4及びT.6に規定された
国際規格符号であるMH符号,MR符号及びMMR符号
のうち最も複雑で復号化時間が最も長くかかるMMR符
号とする。符号変換された後の符号としては、最も単純
で復号化時間が最も短い非圧縮モード符号とする。一定
速度記録手段としては、先行技術■に記載されるような
光プリンタ(レーザビームプリンタ)とする。レーザビ
ームプリンタは、印写するラインを単位とした一定速度
記録方式であるため、符号化及び復号化する画像の処理
対象単位であるブロックをラインとした場合で説明する
【0014】実施例1 図1は、本発明の第1の実施例を示すファクシミリ装置
全体のブロック図である。
【0015】本実施例1では、復号処理量は復号化手段
60での1ライン当りの復号化時間,記録処理量は一定
速度記録手段80での1ライン当りの記録時間とする。 図1の参照符号10は、復号化時間算出手段及び判定手
段を示す。これは、復号化手段60におけるライン単位
の復号化時間を算出し、この算出した復号化時間と記録
時間との大小を判定するものである。復号化時間算出手
段10はファクシミリ装置全体を制御するマイクロコン
ピュータ(以下ではマイコンという)11と、そのプロ
グラムの一部と、事前復号化手段12から構成される。 事前復号化手段12は、最終的な復号化処理まで行なう
のではなく、事前に復号化の対象となる符号を検索して
、その符号の処理に対する処理量(例えば、復号化に要
する時間,符号量,復号前の符号の変化点量等)を取扱
う機能を持つ。実際の装置としては、例えば日立製の画
像処理LSIであるDICEP(Document I
mage      Compression and
  Expandion  Processor :画
像イメージ圧縮伸長プロセッサ、型式はHD63085
)によって実現できる。参照符号20は変換手段を示す
。これは、記録時間より復号化時間の方が長いラインに
対してそれを非圧縮モード符号に変換するものである。 変換手段20は、マイコン11のプログラムの一部と符
号化手段21とラインメモリ22とから構成される。ラ
インメモリ22は、事前復号化手段12が復号して生成
した画素信号を記憶する手段である。参照符号30は符
号記憶手段であり、変換手段20によって変換された符
号を記憶する。参照符号40は符号受信手段である。こ
れは、相手側のファクシミリ装置(図示していない)か
ら送られてくる符号化された文書情報を受信する手段で
ある。例えば、通信回線cが電話回線網の場合には、N
CU(NetworkControl Unit:回線
網制御部)とMODEM(Modulator Dem
odulator:変復調器のことで、一般にモデムと
呼ぶ)とで構成できる。参照符号50は直接メモリアク
セス制御(Direct Memory Access
 Controller:DMAC)である。これは、
マイコンバスaに接続されているメモリ間のデータをマ
イコン11内のプロセッサを介さずにハードウエアが独
自に働いてデータを交換するもので、プロセッサが関与
しない分、データ交換が高速になる。DMACとしては
市販のLSIを用いることができる。参照符号60は復
号化手段を示し、符号を復号して画素を生成する機能を
持つ。復号化手段としては、事前復号化手段12に用い
たプロセッサと同じLSIを用いることができるが、こ
れとは異なる他のプロセッサを用いてもよい。参照符号
70は画素記憶手段を示し、これは復号化手段60が生
成した画素信号を記憶するものである。画素記憶手段7
0は通常の場合、2ライン分ないしそれ以上の記憶容量
を持ち、復号化手段60が生成した画素信号を記憶する
ことと、記憶している別のラインの画素信号を一定速度
記録手段80へ出力することとを同時に行なう、いわゆ
る2面(2ポートないしはデュアルポート)バッファの
機能を持つ。参照符号80は一定速度記録手段を示し、
これは、ライン単位に1頁を一定速度で記録する光プリ
ンタであり、レーザビームプリンタがよく使われる。
【0016】次に実施例1の動作について説明する。マ
イコン11は、符号受信手段40が受信した符号を事前
復号化手段12に転送し、転送された符号の符号量をカ
ウントするものである。事前復号化手段12は、入力し
た符号を復号して画素を生成し、ラインメモリ22にこ
の生成した画素を出力する。そして、次にライン間の符
号の切れ目を検出しマイコン11に対して、1ラインの
復号化が終了したことを通知する(復号化終了通知)。 これと同時に、事前復号化手段12は符号のエラー検出
処理も実行している。マイコン11は復号化終了通知を
受けると、すでにカウントされている符号量(符号受信
手段40から事前復号化手段12に転送された符号の量
)を読み出し、1ライン分の符号量を算出する。この符
号量から復号化時間を算出するには、先行技術■に記載
されるように、符号化処理の逆手順をたどることによっ
て容易に実施できる。すなわち、復号の対象となる符号
を入力し、符号表を検索して符号を解読するが、解読し
て得られた変化点の相対距離やランレングスから変化画
素の位置を算出し、これに基づいて元の画素を生成する
。これらの処理を実行するために必要な時間は予め知る
ことができるので符号量から復号化時間を求められる。 マイコン11では算出した復号化時間と、一定速度記録
手段80の1ライン当りの記録時間とを比較し、復号化
時間の方が長いかどうかを判定監視しており、その判定
結果に応じて符号化手段に対して、他の符号に変換する
ことを指令する。復号化時間の方が長い場合は、符号化
手段21に非圧縮モード符号化処理を指令し、そうでな
い場合はMMR符号化処理を指令する。符号化手段21
では、マイコン11からの指示された符号でラインメモ
リ22にある画素信号を符号変換し、この変換符号を符
号記憶手段30に出力する。上記処理を文書画像のブロ
ック単位、例えば1頁分繰り返し終えると、符号記憶手
段30には全てのラインの符号が記憶される。このよう
に、復号化時間が記録時間より長くならないように一時
、他の符号に変換してから復号するようにしたので復号
化時間が記録時間を超えないことが保証される。符号記
憶手段30に少なくとも1頁分の変換符号が出力される
と、復号化手段60に対して復号するための指令をマイ
コン11が発行し、かつ一定速度記録手段80に対して
は1頁分の記録指令を発行する。マイコン11は、直接
メモリ制御(DMAC)50に対して、符号記憶手段3
0から復号化手段60への符号転送指令を発行する。復
号化手段60では復号化により生成された画素信号を画
素記憶手段70に出力する。一定速度記録手段80では
画素記憶手段に記憶されている画素信号を入力し、ライ
ン単位に一定速度で1頁分の記録を行う。画素記憶手段
70は、少なくとも2ライン分以上の画素信号を記憶す
る容量を持ち、復号化画素の書き込みと、記録用の画素
の読み出しとが同時にできる2面バッファとして動作す
る。本実施例によれば、ラインあたりの復号化時間が常
に記録時間以下となることが保証されるので、受信され
た符号化文書画像の記録用の画素を蓄積したバッファが
2ライン分あればよく、ごく少量のメモリで済むという
効果と、小容量メモリで一定速度記録を実現するという
効果が得られる。
【0017】図2はマイコン11によるラインあたりの
復号化時間算出及び変換符号処理判定の処理フローであ
る。
【0018】処理200では、1ライン当りの符号量を
カウントするカウンタ(以下では符号量カウンタという
)をクリアする等の初期設定を実行する。処理210で
は、事前復号化手段12に対してMMR符号からの復号
化を指令する。この指令により事前復号化手段12は、
MMR符号の1ライン分の復号化処理を開始する。 次に、符号受信手段40に受信符号があるか無いかを判
定する(判定220)。受信符号があれば、符号を事前
復号化手段12が入力できる状態にあるか無いかを判定
する(判定230)。符号を入力できる状態にあればそ
の符号を符号受信手段40から事前復号化手段12に転
送すると共に、符号量カウンタを転送符号量分だけ加算
して更新する(処理240)。次に、事前復号化手段が
1ライン分の復号化処理を終了したか否かを判定する(
判定250)。1ライン分の復号化処理が終了していな
い場合には、判定220に戻り、判定220から判定2
50までの間の処理を繰り返す。1ライン分の復号化処
理が終了すると判定260に移る。判定260では、符
号化手段21が前ラインの符号化を終了しているか否か
を判定し、終了していなければ終了するまで待つ。終了
したならば、処理270に移り、符号量カウンタの値か
ら1ライン分の符号量を読み出し、復号した1ライン分
の符号の復号化時間を算出する。この復号化時間と、あ
らかじめ設定されている一定速度記録手段80のライン
当りの記録時間とを比較し、復号化時間の方が長い場合
は処理290に移る。そうでない場合は、処理280に
移る。処理280では符号化手段21に対してMMR符
号化指令を発行し、ラインメモリ22に生成された1ラ
イン分の画素をMMR符号に符号変換する。処理290
では符号化手段21に非圧縮モード符号化指令を出力し
、ラインメモリ22に生成された1ライン分の画素を非
圧縮モード符号に符号変換する。処理280及び処理2
90により符号化された変換符号は符号記憶手段30に
記憶される。次に、1頁分の処理を終了したか否かを判
定し(判定300)、終了していなければ処理200に
戻って上記の処理を繰返す。このように、復号化処理時
間が記録時間よりも長くならないように、一時、他の符
号に変換してから改めて復号するので、全てのラインの
復号化処理時間を1ラインあたりの記録時間を超えない
ようにすることができる。
【0019】判定270では、符号量から復号化時間を
算出して記録時間と比較したが、復号化時間に換算した
記録時間に対応させた符号量(時間換算符号量)を前も
って設定しておけば、時間換算符号量と受信符号量とを
比較してもよい。これにより、復号化時間と記録時間と
を間接的に比較したことになる。
【0020】本実施例では事前復号化手段12に対して
マイコン11が受信符号を転送したが、これを直接メモ
リ制御(DMAC)50に分担させることもできる。こ
の場合、1ラインの符号量は直接メモリ制御(DMAC
)50の転送符号量によって知ることができる。本実施
例でマイコン11が発行する他の指令としては、次の指
令がある。
【0021】■  1頁分の変換符号が符号記憶手段3
0に蓄積された時点で復号化手段60に発行する復号化
指令 ■  一定速度記録手段80に発行する記録指令■  
直接メモリ制御(DMAC)50に発行する、符号記憶
手段30から復号化手段60への符号転送指令なお、以
上で述べた処理フロー、なかでも特に文書画像の次の頁
に対する処理は、一定速度記録手段が記録中であっても
実行できる。その理由は、符号記憶手段30から復号化
手段60への符号転送と、符号記憶手段30から事前復
号化手段12への符号転送とは、マイコンバスaを時分
割に使用して同時に行うことができるからである。
【0022】実施例2 次に、符号処理量として1ライン当りの符号量を用いた
第2の実施例について説明する。参照符号10の部分を
「符号量算出手段及び判定手段」と読み替え、復号化手
段60の機能を「負の圧縮でないラインについては記録
時間以内で復号処理する能力を有する」と読み替えれば
、20から80までのそれぞれの構成要素は図1と同様
であるので図面の記載を省略する。
【0023】次に実施例2の動作を上記のとおり、図1
を読み替えたもので説明する。
【0024】1ライン分の符号量を算出するまでは実施
例1と同様であり、この符号量から何を判定するかが実
施例1と異なる点である。すなわち、負の圧縮に成って
いるか否かを判定する点が実施例1と異なる。負の圧縮
になっていれば復号化時間の方が長いと判定し、符号化
手段21に非圧縮モード符号化処理を指令し、そうでな
い場合はMMR符号化処理を指令する。符号化手段21
は、マイコン11からの指令によってラインメモリ22
の画素を符号変換し、この変換符号を符号記憶手段30
に出力する。この処理を文書画像のブロック分(本実施
例では1頁)繰り返し終えると、符号記憶手段30には
全てのラインについて負の圧縮になっていない符号が記
憶される。
【0025】本実施例によれば、MMR符号において、
負の圧縮(最大3倍)のラインを非圧縮モード符号に変
換するので、負の圧縮のラインを記録時間内で単純に復
号する場合に比べて、次の効果がある。
【0026】■  復号化処理時間が1/3以下で済む
【0027】■  1頁分の画素メモリ(ページメモリ
)を設ける必要がない。
【0028】■  2ライン分の画素記録用のバッファ
だけで実質的に一定速度記録を実現できる。
【0029】■  符号記憶手段30の記憶容量を最大
1/3に減らせる。
【0030】■  非圧縮モード符号に変換しない場合
に比べて、マイコンバスaを介して符号記憶手段30か
ら符号化手段60へ符号を転送する速度を最大1/3に
減らせる。
【0031】■  符号転送によるマイコンバスaの負
荷を最大1/3に軽減できる。
【0032】次に、実施例2の動作について説明する。
【0033】マイコン11の処理フローについては、参
照符号270の機能を「負の圧縮になっているかどうか
の判定」と読み替えれば、図2と同様であるので図面の
記載を省略する。負の圧縮の判定270では、符号量カ
ウンタを参照して1ライン分の符号量を読み出し、負の
圧縮になっているか否かを判定する。負の圧縮になって
いる場合は、処理290に移り、そうでない場合は処理
280に移る。処理280では符号化手段21に対して
MMR符号化指令を発行し、ラインメモリ22に生成し
た1ライン分の画素をMMR符号に符号変換する。処理
290では符号化手段21に対して非圧縮モード符号化
指令を発行し、ラインメモリ22に生成した1ライン分
の画素を非圧縮モード符号に符号変換する。処理280
及び処理290により符号化された変換符号は、符号記
憶手段30に記憶される。判定300では、1頁分の処
理を終了したか否かを判定し、終了していなければ処理
200に戻って上記処理を繰り返す。以上の処理により
符号記憶手段30には負の圧縮となっているラインは存
在しなくなるので、少なくとも負の圧縮でないラインを
記録時間内で復号化できる復号化手段60を用意すれば
、1頁分の画素を記憶するページメモリを用意しなくて
もページ単位で実質的に一定速度記録を実現できる効果
がある。
【0034】実施例3 図3は本発明の第3の実施例を示す図である。参照符号
10から80までの手段はそれぞれ図1と同一であるの
で、参照符号及びその動作の説明を省略する。符号バス
bは符号記憶手段30から復号化手段60へ符号を転送
するバスである。参照符号100はバスアービタであり
、符号記憶手段30に対して最先にアクセスした側のバ
スを符号記憶手段30と接続して符号記憶手段30上で
のアクセスの競合が発生しないように切り替え管理する
バススイッチである。マイコンバスaおよび符号バスb
の両者が符号記憶手段を同時にアクセスした場合、符号
バスbからのアクセスを優先させる。こうすることによ
り、復号化手段60の処理が優先されるので、高速に記
録用復号化を実行できるようになる。画素記憶手段70
は、この実施例では2面(デュアルポート)構成にして
いるので、画素を一定速度記録手段80に出力中でも復
号化手段60は自由に画素記憶手段71をアクセスする
ことができる。
【0035】実施例3によれば、符号バスbをマイコン
バスaから分離したので、マイコン11は復号化手段6
0への符号転送の影響を受けることなく、高速に符号変
換処理を行なうことができるという効果がある。
【0036】また、実施例3によれば、画素記憶手段7
0をデュアルポート構成にしたので、画素記憶手段71
から一定速度記録手段80へ画素信号を転送している間
でも復号化手段60は、復号した結果を画素記憶手段7
0に高速に出力できるという効果がある。
【0037】実施例4 次に、復号処理評価量としてライン当りの変化点量を用
いた実施例について図4を用いて説明する。
【0038】MH符号,MR符号およびMMR符号は、
原稿を左から右に走査して得た画素の色が黒から白およ
びその逆に変化する変化点を符号化する。従って、復号
化時間は変化点の数(これを変化点量と呼ぶことにする
)におよそ比例する。よって、復号処理評価量としてラ
イン当りの変化点量を用いることができる。
【0039】参照符号10の部分を「変化点量算出手段
及び判定手段」と読み替え、復号化手段60の機能を「
変化点量が所定量以内のラインについては記録時間内で
復号処理できる能力を有する」と読み替えれば、20か
ら80までのそれぞれの構成要素は図1と同様であるの
でこれらの構成要素の説明を省略する。変化点量算出手
段13は、事前復号化手段12が復号化した画素をライ
ンメモリ22に転送するとき、転送された画素に含まれ
る変化点量を算出する。
【0040】次に、実施例4の動作を、図4を用いて説
明する。
【0041】事前復号化手段12は、入力した符号を復
号化して画素を生成し、ラインメモリ22にこの生成し
た画素を出力する。この時、変化点量算出手段13は、
生成された画素に存在する変化点量を算出する。1ライ
ン分の処理が終了すると、マイコン11は、変化点量算
出手段13で算出した1ライン分の変化点量が、事前に
設定された変化点量より大きいか否かを判定する。大き
いと判定すると、符号化手段21に非圧縮モード符号化
を指令し、そうでない場合はMMR符号化を指令する。 事前に設定される変化点量は、復号化手段60の能力及
び一定速度記録手段80の記録速度に応じて、復号化手
段60が記録時間以内で復号化できる符号に変換される
ように設定される。符号化手段21は、マイコン11か
らの指令によってラインメモリ22の画素を符号変換し
、この変換符号を符号記憶手段30に出力する。この処
理を1頁分繰り返し終えると、符号記憶手段30には全
てのラインについて復号化手段60が記録時間以内で復
号化できる符号が記憶される。
【0042】本実施例によれば、ライン当りの復号化時
間が常に記録時間以下となることが保証されるので、記
録のために符号化文書画像を画素に復号化して蓄積する
バッファを1ライン分にすることができ、ごく少量の画
素メモリで実質的に一定速度記録を実現できる効果が得
られる。
【0043】本実施例の変形として、変化点量と所定値
を比較する機能及びその結果を信号線dで符号化手段2
1に直接出力する機能を実装した変化点量算出手段13
と、信号線dから入力する比較結果に従って非圧縮モー
ド符号化処理とMMR符号化処理のいずれかを選択して
符号化処理する符号化手段21を用いて、符号を変換す
ることができる。所定値はマイコン11が変化点量算出
手段13内のレジスタに設定する。本実施例によれば、
マイコン11による変化点量と所定量との比較処理と、
比較結果に基づくマイコン11による符号化手段21へ
のライン毎の符号化指令処理をなくすことができるため
、マイコン11の負荷を軽減でき、符号変換処理を高速
にできる効果がある。
【0044】実施例5 次に、実施例5の動作について説明する。
【0045】実施例5のマイコン11の処理フローは、
図2の参照符号240の機能を「符号を転送」と読み替
え、参照符号270の機能を「変化点量が所定値以上に
なっているかどうかの判定」と読み替えれば、図2と同
じであるので図面の記載を省略する。変化点量の判定2
70では、変化点量算出手段13を参照して1ライン分
の変化点量を読みだし、変化点量が所定値以上になって
いるか否かを判定する。変化点量が所定値以上の場合は
、処理290に移り、そうでない場合は処理280に移
る。処理280では符号化手段21に対しMMR符号化
指令を発行し、ラインメモリ22に生成した1ライン分
の画素をMMR符号に変換する。処理290では符号化
手段21に対して非圧縮モード符号化指令を発行し、ラ
インメモリ22に生成した1ライン分の画素を非圧縮モ
ード符号に変換する。処理280及び処理290により
符号化された変換符号は、記憶手段30に記憶される。 以上の処理を1頁分繰り返す。以上の処理により符号記
憶手段30には変化点量が所定値以上のラインは非圧縮
符号に変換されるので、少なくとも変化点量が所定値以
内ラインを記録時間内で復号化できる復号化手段60を
用意すれば、1頁分の画素を記憶するページメモリを用
意しなくてもページ単位で一定速度で記録を実現できる
効果がある。
【0046】実施例6 次に、本発明の第6の実施例について説明する。符号受
信手段40および通信回線cを「符号化文書ファイル」
と置き換えれば(以下の説明では図3と同一の参照符号
でいう)、参照符号10から100までの手段は、それ
ぞれ図3と同一であるので、図面の記載,符号の説明及
びその動作の説明を省略する。符号化文書ファイル40
は、符号化された文書を記憶している記憶メディアであ
る。記憶メディアの例としては、フロッピーディスク,
ハードディスク,光ディスク等がある。符号化文書ファ
イル40から符号を読み出し、これを事前符号化手段に
転送し、前記実施例で説明した一連の処理により、1ラ
イン当りの復号化時間が記録時間より短かくなるような
他の符号に変換し、これを符号記憶手段30に記憶する
。復号化手段60は符号記憶手段30に記憶されている
符号を復号化し、画素記憶手段70に出力する。一定速
度記録手段80は画素記憶手段70から画素を読み出し
、これを一定速度で記録する。
【0047】実施例6によれば、記憶媒体に記憶されて
いる符号化文書をページメモリを用いること無く、実質
的に一定速度で記録できるという効果がある。
【0048】図5は図1,図2,図3,図4で示した処
理の時間的な流れを示すタイムチャートである。処理の
時間経過方向は、図面に向かって左から右の方向にであ
る。本タイムチャートでは文書画像2頁分の処理につい
て示している。時刻t1 で事前復号化手段12による
1頁目の1ライン目の事前復号化処理400を開始する
。 1頁目の1ライン目の事前復号化処理400が終了した
時刻t2 から符号化手段21による1頁目の1ライン
目の変換符号化処理410を開始する。1頁目の事前復
号化処理400は時刻t3 で終了し、2頁目の1ライ
ン目の事前復号化処理を開始する。1頁目の変換符号化
処理410は時刻t4 で終了し、2頁目の1ライン目
の変換符号化処理を開始する。時刻t4 で復号化手段
60による1頁目の1ライン目の記録用復号化処理42
0を開始する。1頁目の1ライン目の記録用復号化処理
420が終了した時刻t5 から一定速度記録手段80
による1頁目の1ライン目の記録430を開始し、時刻
t6 で1頁の記録430を終了する。本タイムチャー
トでは、2頁目の記録用復号化処理420及び記録43
0については、簡単のため途中までしか図示していない
が、当然、継続して処理されることは言うまでもない。
【0049】事前復号化処理400,変換符号化処理4
10,記録用復号化処理420及び記録430を並列に
実行するので、処理時間がより短縮されて全体としては
処理が高速化される効果がある。
【0050】実施例7 次に図6により本発明のファクシミリ装置及びファクシ
ミリシステムへの適用例を説明する。
【0051】ファクシミリ装置では通常、電送したい文
書を走査して光電変換する読取手段310が備えられる
。ただし、画像情報として電気信号になっていれば必ず
しも走査読み取り手段は必要としない。例えば、パーソ
ナルコンピュータでの画像処理結果を画像情報として送
りたい場合などである。次に、文書を電送する元(発信
元)では、読み取られた画像データとしての電気信号は
必要に応じて高画質化処理320され、符号化処理33
0によりデータ圧縮され、符号記憶手段(符号化文書フ
ァイル)30に一旦記憶される。これを読み出して、通
信プロトコルに応じて変調・伝送制御340により電送
回線に乗せられる。電送回線を介して通信の相手となる
ファクシミリ装置(着信先)に電送された符号は、送信
側とは逆の手順をたどり、復調されて元の符号に戻され
、復号化処理335により元の画像データに再現される
。この再現された画像データは記録手段80により記録
紙に印刷物として記録される。実施例7によれば、この
記録する手段として、本発明を適用した一定速度記録装
置を使えば、符号の復号時間が記録時間を超えないので
記録動作を中断することなく発信元から送られてきた文
書画像を印刷記録できる。また、発信元の原稿読み取り
操作と着信先での文書記録操作とがタイミング良く進行
するので、原稿送信行為及び電送回線利用の効率化が図
れ、ファクシミリシステム回線満杯等の障害による停滞
もなく、システム全体がスムーズに動くので無駄がない
。さらに、記録装置の記録速度に合わせて復号時間を追
従させることができるので、記録速度が速い記録装置を
用いればより短い時間で印刷を終了でき、スピーディな
ファクシミリ文書の送受信が可能となるから、発信人や
受信人を待たせることがない。例えば、A4サイズの文
書を1秒で読み取れば、相手のファクシミリ装置側で同
サイズ毎分60枚の普通紙記録装置を持っていたとする
と、符号化復号化時間および伝送時間は極わずかである
からほぼ1秒で記録できる、いわば文書読み取り終了と
ほぼ同時に相手にその読み取った文書の記録が届くよう
な実時間電送ファクシミリが実現できる。
【0052】実施例8 次に図7により本発明のファクシミリシステムへの他の
適用例を説明する。
【0053】実施例1では、復号化時間が記録時間より
長くならないように一時、他の符号(すなわち、仮変換
符号)に変換してから復号するようにしたので復号化時
間が記録時間を超えないことが保証されるとの説明をし
た。この原理を通信の相手となるファクシミリ装置(着
信先)に応用すると、文書の発信元で、復号しても記録
時間を超えることはない仮変換符号をそのまま送り、着
信先では、この仮変換符号をそのまま受信して、符号に
何ら手を加えることなく、そのまま復号すればよい。図
7は、この原理を利用したファクシミリシステムで、上
記通信の流れを示すものである。この時、仮符号である
旨を着信先へステータス情報355として符号データに
含ませて送信出力するようにすれば、発信元と着信先と
の装置が「今送った符号が仮符号であるか」を認識でき
る。つまり、発信元と着信先との間でこのような取り決
めをしておけば済むので、装置の機種やメーカーが異な
っていても良い。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、記録時間内で復号化で
きない符号化された画像ブロックをその画像ブロックの
記録時間内で復号化できる符号に変換するので、■  
符号化された変換前の全画像ブロックを記録時間内で復
号する高速な復号化手段は不要。
【0055】■  1頁分の画素信号を記憶するメモリ
は不要。
【0056】■  符号化文書の一定速度記録が実現で
きる。
【0057】■  一定速度記録装置全体の低コスト化
【0058】■  負の圧縮となっている画像ブロック
を非圧縮モード符号に変換するので、符号化文書を効率
良く記憶できる。
【0059】■  文書の発信元で仮変換符号に符号化
し、変換した旨と、その仮符号とを着信先に伝達するか
ら、着信先で、復号に要する処理時間と記録時間との大
小関係を調べたり、再度仮変換符号に直す必要がないの
で処理時間が短縮できる。
【0060】という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】マイコン11の処理フローチャートである。
【図3】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図4】本発明のさらに他の実施例を示すブロック図で
ある。
【図5】本発明の処理の時間経過を示すタイムチャート
である。
【図6】本発明をファクシミリシステムへ適用した一実
施例である。
【図7】本発明をファクシミリシステムへ適用した他の
実施例である。
【符号の説明】
10…復号処理算出手段及び判定手段、20…変換手段
、30…符号記憶手段、40…符号受信手段、50…直
接メモリアクセス制御(DMAC)、60…復号化手段
、70…画素記憶手段、80…一定速度記録手段、10
0…バスアービタ。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】符号化された画像を画素に復号し、この復
    号された画素を実質的に一定速度で記録する符号化画像
    記録装置において、復号に要する処理量を算出する算出
    手段と、前記算出手段により算出された復号処理量と記
    録すべき画素記録処理量との大小を判定する判定手段と
    、前記判定手段の判定結果に基づいて前記算出手段によ
    り算出された復号処理量が前記記録処理量以下となる符
    号に変換する変換手段と、前記変換された符号を記憶す
    る第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された
    符号を画素に復号する復号手段と、前記復号手段により
    復号された画素を記憶する第2の記億手段と、前記第2
    の記億手段に記憶された画素を実質的に一定速度で記録
    する一定速度記録手段とを有することを特徴とする符号
    化画像記録装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の符号化画像記録装置におい
    て、前記復号に要する処理量は復号化時間であることを
    特徴とする符号化画像記録装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の符号化画像記録装置におい
    て、前記復号に要する処理量は復号前の符号量であるこ
    とを特徴とする符号化画像記録装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の符号化画像記録装置におい
    て、前記復号に要する処理量は変化点量であることを特
    徴とする符号化画像記録装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の符号化画像記録装置におい
    て、前記復号に要する処理量は復号前の記録時間である
    ことを特徴とする符号化画像記録装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載の符号化画像記録装置におい
    て、前記復号に要する処理量は画像ブロック当りの処理
    量であることを特徴とする符号化画像記録装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の符号化画像記録装置におい
    て、前記画像ブロックは1ライン以上であることを特徴
    とする符号化画像記録装置。
  8. 【請求項8】請求項1記載の符号化画像記録装置におい
    て、前記変換前の符号は、MH符号,MR符号及びMM
    R符号のいずれか1つであることを特徴とする符号化画
    像記録装置。
  9. 【請求項9】請求項1記載の符号化画像記録装置におい
    て、前記変換後の符号は、非圧縮モード符号であること
    を特徴とする符号化画像記録装置。
  10. 【請求項10】請求項1記載の符号化画像記録装置にお
    いて、前記変換前の符号としてMH符号,MR符号及び
    MMR符号のいずれか1つを用い、前記変換後の符号と
    して前記算出手段により算出された復号処理量が記録す
    べき画素記録処理量より大きいと判定された場合は、非
    圧縮モード符号を用いることを特徴とする符号化画像記
    録装置。
  11. 【請求項11】請求項1記載の符号化画像記録装置にお
    いて、前記第2の記億手段は、前記復号化手段による復
    号された画素の記憶と、前記第2の記億手段に記憶され
    た画素の出力とを同時に行なう機能を有することを特徴
    とする符号化画像記録装置。
  12. 【請求項12】画像信号を符号化する符号化手段と、符
    号化された符号を電送するための変調手段と、符号化さ
    れた符号を受け取って電気信号に復調する復調手段と、
    復調された符号を画素信号に復号する復号手段とを備え
    たファクシミリ装置において、請求項1記載の符号化画
    像記録装置を有することを特徴とするファクシミリ装置
  13. 【請求項13】請求項12記載のファクシミリ装置を電
    送手段を介して発信元と着信先との間で通信することを
    特徴とするファクシミリ通信システム。
  14. 【請求項14】画像信号を符号化する符号化手段と、符
    号化された符号を記録媒体に記録するための記録手段と
    、記録媒体に記録された符号を電気信号として読み出す
    ための読み出し手段と、読み出された符号を画素信号に
    復号する復号手段とを備え、請求項1記載の符号化画像
    記録装置を有することを特徴とする光ファイル装置。
  15. 【請求項15】請求項14記載の光ファイル装置を複数
    台、電送手段により接続して通信することを特徴とする
    光ファイル通信システム。
  16. 【請求項16】画像信号を符号化する符号化手段と、符
    号化された符号を電送するための変調手段と、符号化さ
    れた符号を電気信号に復調する復調手段と、復調された
    符号を画素信号に復号する復号手段とを備えたファクシ
    ミリ装置において、前記復号に要する処理量を算出する
    算出手段と、前記算出手段により算出された復号処理量
    と記録すべき画素記録処理量との大小を判定する判定手
    段と、前記判定手段の判定結果に基づいて前記算出手段
    により算出された復号処理量が前記記録処理量以下とな
    る仮変換符号に変換する変換手段と、前記仮変換符号に
    符号化する仮符号化手段と、前記仮変換符号を記憶する
    第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された符
    号を画素に復号する復号手段と、前記復号手段により復
    号された画素を記憶する第2の記億手段と、前記第2の
    記億手段に記憶された画素を実質的に一定速度で記録す
    る一定速度記録手段とを有することを特徴とするファク
    シミリ装置。
  17. 【請求項17】請求項16記載のファクシミリ装置にお
    いて、前記仮符号化手段が前記仮符号に符号化したこと
    を出力する手段を有することを特徴とするファクシミリ
    装置。
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