JPH04229677A - マイクロレーザ - Google Patents

マイクロレーザ

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JPH04229677A
JPH04229677A JP3125111A JP12511191A JPH04229677A JP H04229677 A JPH04229677 A JP H04229677A JP 3125111 A JP3125111 A JP 3125111A JP 12511191 A JP12511191 A JP 12511191A JP H04229677 A JPH04229677 A JP H04229677A
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JP
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harmonic
wavelength
laser
gain medium
microlaser
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JP3125111A
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George J Dixon
ジョージ・ジェフェリーズ・ディクソン
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BP Corp North America Inc
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Publication date
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    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/05Construction or shape of optical resonators; Accommodation of active medium therein; Shape of active medium
    • H01S3/06Construction or shape of active medium
    • H01S3/0627Construction or shape of active medium the resonator being monolithic, e.g. microlaser
    • HELECTRICITY
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    • H01S3/109Frequency multiplication, e.g. harmonic generation
    • H01S3/1095Frequency multiplication, e.g. harmonic generation self doubling, e.g. lasing and frequency doubling by the same active medium

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体レーザ一般に関し
、特に、高調波出力を内部空洞発生させるレーザポンプ
マイクロレーザに関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロレーザは、その改良された効率
、信頼性及び小型であるという点で興味深いものである
。フィリップ・イー・チャンブレイ(Philip  
E.  Chumbley)は「Microlaser
s  offer  New  Reliabilit
y  for  R&D」,Reserch  and
  Development(1989年6月)72ペ
ージにおいて、内部空洞結晶を、通常赤外光を放射する
マイクロレーザが可視光を放射することを可能にするた
めに使用することができ、さらに、ブリュスター板(B
rewster)を、強度損失が最小となる偏光出力を
提供するために空洞内部に加えることができることを示
唆した。しかし、チャンブレイの考えたマイクロレーザ
はかなり大型であり、ゲイン媒質と2倍化結晶との間に
内部空洞レンズが使用されている。
【0003】米国特許第4,847,851号において
、ディクソン(Dixon)は、コンパクトでダイオー
ドポンプされる固体レーザを示した。このダイオードポ
ンプは、500ミクロンより短い波長の光ポンプ輻射の
63%を吸収するレーザゲイン材に基部結合(butt
−coupling)されている。このような素子では
、ダイオードポンプからの光ポンプ輻射の発散光線は、
ただ1つの伝送モードでレーザ作動をさせるために十分
に小さな伝送断面積を持ったゲイン媒質に直接注入され
る。光学レンズは結合のためには必要がない。
【0004】ザイホウスキー(J.J.Zayhows
ki)とムーラディアン(A.Mooradian)は
「Single−frequency  Microc
hipNd  Lases」,  Optics  L
etters  14巻No1の22〜46ページ(1
989年1月1日)において、単周波数マイクロチップ
レーザの構造について報告した。それは、小型でモノリ
ス的かつ両面が平らである固体空洞(たとえば、730
ミクロン長の空洞)を用いており、その固体空洞のモー
ドスペーシングはゲイン媒質のゲイン幅よりも大きい。 そして、このマイクロチップレーザは、近接的に結合さ
れたレーザダイオードの合焦しない出力により米国特許
第4,860,340号において、五燐酸ニオビウムの
ような化学量論的なレーザ材からなるゲイン媒質を採用
し、そして、10〜100ミクロンの範囲の空洞波長を
持ったマイクロレーザを示した。
【0005】光学的空洞を含む非線形光学材との相互作
用により、ある周波数の光輻射を他の周波数の光輻射に
変換することについては、アントン(D.W.Anth
on)及びサイプス(D.L.Sipes)の「Fre
quency  Conversion  of  O
ptical  Radiation」と題された特許
出願(出願日1989年5月18日出願番号353,8
70号)により示された。
【0006】高調波発生器を備えたダイオードポンプレ
ーザは、ロバート・バイヤー(Robert  Bye
r)、ディクソン及びケーン(T.J.Kane)の米
国特許4,739,507号、及び、バイヤーの論文〔
「Diode  Laser−Pumped  Sol
id−State  Lasers」,Science
  239巻745ページ(1988年2月12日)〕
により示された。しかし、バイヤーの示したダイオード
ポンプレーザはかなり大型であり、レンズ1又は曲面鏡
が使用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする問題点】曲面鏡やレンズが必
要でなく、小型で、レーザ発振効率が良く、組み立て易
いという長所を有した固体レーザ共振器において高調波
変換を実現できる方法と装置とが望まれている。このよ
うなマイクロレーザは可視光の発生への広い応用だけで
なく、大量生産を可能にしコストを下げ、より多くの分
野において実用にされるであろう。
【0008】本発明のひとつの目的は、内部で周波数を
2倍にする組立空洞マイクロレーザを提供することであ
る。
【0009】本発明のひとつの目的は、光学的な結合を
用いることなしにレーザダイオードポンプ源と近接的に
結合させることのできる、平面部のみを有したマイクロ
レーザを提供することである。
【0010】本発明のもうひとつの目的は、各部材の被
覆面を分離させ、かつ、マイクロレーザにおけるエタロ
ン面の平行性を保つ新しいスペーサー技術を提供するこ
とである。
【0011】本発明のもうひとつの目的は、化学量論的
ゲイン媒質を用い、かつ、ゲイン媒質の出力輻射の高調
波を出力する効率的なマイクロレーザを提供することで
ある。
【0012】本発明のもうひとつの目的は、1ミリメー
トルよりも薄い厚さの小板から組み立てられる、組み立
て易いマイクロレーザを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明のマイクロレーザは、光ポンプ輻射の源に近
接的に結合された面とその反対側の輻射面とを有するゲ
イン媒質と、このゲイン媒質の輻射面に近接して配置さ
れ基底波長のレーザ光に対して高い透過率及び高調波波
長のレーザ光に対して高い反射率を持った近接面と基準
波長のレーザ光に対して高い透過率及び高調波波長のレ
ーザ光に対して若干の透過率を持つ上記近接面の反対側
の面とを有する高調波変換手段と、この高調波変換手段
の上記近接面の反対側の面に近接して配置され高調波変
換を最大にし高調波波長の輻射を出力する位相制御手段
とを備える。
【0014】ひとつの好ましい具体例として、本発明の
マイクロレーザは、1ミリメートル以下の厚さのカリウ
ムチタンホスフェート(KTP)及び4分の1波長板を
エタロンとなるまで磨かれた2つの平行面を持つ化学量
論的ネオジムレーザ材の1ミリメートル以下の厚さの結
晶を備える。誘電体コーティングが、磨かれた面に直接
なされることによりレーザ共振器及び高調波副共振器が
形成される。マイクロレーザは、単一縦モード出力をす
ることができ、さらに、レーザダイオードアレイ(すな
わち、近接結合ポンピング幾何)のサブマウントに取り
付けることでポンプされる。
【0015】
【作用】このときの主ないくつかの長所は、1ミリメー
トル以下のサイズ、近接結合ポンピング幾何により効率
的にレーザ発振すること、モードホッピングノイズ(m
ode−hopping  noise)がないこと、
デザイン及び組み立ての簡単さ、平らな部材を使用する
ことによる大量生産可能性の高さなどである。加えるに
、縦モードスペクトルは制御が簡単である。言い換えれ
ば、縦モード拮抗ノイズ(competition  
noise)が存在しない。
【0016】本発明の他の長所及び特徴は、以下の実施
例、図面及び前述の特許請求の範囲の記載からより明ら
かとなるであろう。
【0017】
【実施例】本発明は多用な形において実施することがで
きるが、以下、本発明の一実施例を図面と共に説明する
。この実施例は本発明の一つの具体例であって、本発明
はこの実施例に制限されるものではない。
【0018】組立て空洞であり内部空洞で周波数を2倍
化するマイクロレーザ10が図1に示されている。この
マイクロレーザ10は、ゲイン媒質14、高調波結晶2
2及び位相制御手段18の3つの長方形をした小板を備
える
【0019】ゲイン媒質14は、発光ダイオード(ここ
では、スーパールミネセント(高輝度)ダイオード及び
スーパールミネセントダイオードアレイを含む)及びレ
ーザダイオード(ここでは、レーザダイオードアレイを
含む)を含む種々の源により光ポンプすなわち励起され
る。これらの源は当業者によく知られているものである
。たとえば、ネオジムをドープされたYAGロッドを端
部ポンプ(end−pump)するために1つ以上の発
光半導体ダイオードを使用することは、米国特許第3,
753,145号において示されている。さらに、ネオ
ジムをドープされたYAGのような固体レーザ材を端部
ポンプするためにパルスレーザダイオードのアレイを使
用することは、米国特許第3,982,201号におい
て示されている。コンパクトで組立て易いものになると
いう点でレーザダイオードはポンピング源として好まし
いものである。
【0020】結晶性又はガラス性の基材に3価のネオジ
ムイオンのような活性材をドープした材を含む固体レー
ザに一般的に使用されるレーザ材も存在する。希土類(
Nd、Tm、Edなど)をドープされたY3 Al5 
O12(YAG)、YLiF4 、(YLF)、及びY
VO4 と同様に、活性材がレーザ材(たとえば、ネオ
ジムアルミニウムボラート(NAB)の化学量論的成分
である物質を含む固体レーザ材はより好ましい。このよ
うな化学量論的材は、たとえば、五リン酸ネオジム、四
リン酸リチウムネオジム(LNP)及び四リン酸カリウ
ムネオジム(KNP)を含む。より詳細な固体レーザ材
の従来技術は、ウェーバー(M.J.Weber)編集
によるCRC  Handbook  of  Las
er  Science  and  Technol
ogy),I巻1982,72〜135ページ、及び、
カミンスキー(A.A.Kaminskii)によるL
aser  Crystals,光学におけるシュプリ
ンガーシリーズの第14巻、1981,にて記載されて
いる。
【0021】レーザ10の空洞は、ゲイン媒質14の外
側面12と4分の1波長板18の外側面16とにより形
成される。ゲイン媒質14の外側面すなわちポンピング
面12は、ゲイン媒質をレーザ発振させることにより生
じた基底波長(ゲイン媒介物がNABのとき1064n
m)に対して高い反射率、及び、ポンプ波長(NABの
ポンプ源として、アルゴンイオン、レーザポンプTi:
サファイアポンプが使用された場合は800nm)に対
して高い透過率を持つように被覆されるのが好ましい。 ゲイン媒質14の内側面20は、基底波長に対して非反
射性を持つように被覆される。ゲイン媒質14の2つの
面12、20は平坦に磨かれ、かつ、エタロンとなるよ
うに平行(たとえば、典型的には2アークカウント以下
の平行度)にされる。当業者にとっては、曲面に磨くこ
とよりも平坦面に磨くことの方が簡単であることは当然
のことである。厚さ1ミリメートル以下の小板を用いる
ことの1つの利点は、大量生産に適しており、組み立て
易いことである。よって、本発明は特に大量生産を行う
ときに有効である。
【0022】高調波結晶22もまた長方形の小板である
。そして、それは1ミリメートル以下の厚さを用い、エ
タロンとなるように磨かれるのが好ましい。結晶22の
ゲイン媒質14に近い方の面24は、基底波長に対して
高い透過率(すなわち、90%以上)、及び、高調波(
たとえば、NABがゲイン媒質として使用されていると
きの第2高調波は532nm)に対して高い反射率を持
つように被覆される。その反対側の面26は、基底波長
に対して高い透過率及び高調波に対して若干の透過率(
典型的には1%から20%)を持つように被覆される。 高調波結晶22は、高調波出力をするためにレーザ空洞
の内部に副共振器を形成する。
【0023】高調整結晶22として用いるのに好適な材
料は、非線形光学的特性を有する材料である。たとえば
、ビェーライン(Bierlein)他による米国特許
第3,949,323号(1976年4月6日)は、M
TiO(XO4 )という化学式(MはK、Pb、Tl
及びNH4 のうちの少なくとも1つ、そして、XはP
及びAsのうちの少なくとも1つであるが、MとしてN
H4 が存在するときはXはPのみである)で表される
物質が非線形光学的特性を有することを示した。この一
般式は、特に有効な非線形材であるチタン酸リン酸カリ
ウム(KTP)、すなわちKTiOPO4 を含む。K
TPの焦電素子への応用(特に第2高調波発生での)は
、米国特許第4,231,838号及び第4,305,
778号により明らかにされた。他の非線形光学材とし
ては、これに限られるものではないが、NH4 PO4
 (KDP),LiNbO3 ,KNbO3 ,p−B
aB2 O4 (BBO),Ba2 NaNb5 O1
5,LiIO3 ,HIO3 ,KB5 O8 ・4H
2 O,ニオブ酸カリウムリチウム、尿素及び有機物の
非線形材などがある。多くの異なった単軸結晶の非線形
光学的特性については、Sov.J.Quantum 
 Electron.,Vol.7,No.1,197
7年1月、1〜13ページに示された。その他にも、シ
ン(S.Singh)は、CRC  Handbook
of  Laser  Science  and  
Technology,III巻1986,3〜228
ページにおいて非線形光学材について記載しているが、
一般的にいって、フェイズマッチングをすることができ
る非線形係数を有する材がより有効である。このような
物質では、結晶の対称性が非線形性(非線形テンソル成
分が大きい)に大きく影響する。
【0025】非線形光学材との相互作用を通してのある
周波数の光輻射から他の周波数の光輻射への変換はよく
知られた概念であり、盛んに研究が行われた。このよう
な変換の例としては、高調整発生、光学的混合(opt
ical  mixing)及びパラメトリック共振な
どがある。第2高調波発生、すなわち「周波数の2倍化
」は、非線形光学の最も一般的で最も重要な例である。 基本的には、非線形光学結晶中を伝播する角周波数ωの
光波のエネルギーの一部は、角周波数2ωの波のエネル
ギーに変換される。第2高調波発生については、ヤリフ
(A.Yariv)のQuantum  Electr
onics2版(1975),407〜434ページ、
及び、ケーヒナー(W.Koechner)のSoli
d  State  Laser  Engineer
ing(1976)、491〜524ページに記載され
ている。
【0026】効率を倍化する際の高調波共振の効果につ
いてもよく知られており、種々の文献に述べられている
(たとえば、アクマノフ(S.A.Akhmanov)
、コブリギン(A.I.Kovrygin)及びスコル
コフ(A.P.Sukhorukov)による「Opt
ical  Harmonic  and  Opti
cal  Frequency  Multiplie
rs」,Quantum  Electronics 
 1巻,PartB,1975)。
【0027】2鏡面において高調波反射率Rを有する対
称共振器の非線形結晶についての高調波変換効率は、共
振のない場合の1/(1−R)倍だけ増える。最適なガ
ウス焦点においては、これは非線形結晶の長さを1/(
1−R)だけ延ばすのと同じ効果がある。高調波結晶2
2の反射面は、レーザを小型に保ったまで高調波への変
換を可能にする。
【0028】マイクロレーザの第3の成分、すなわち位
相制御手段18は、基底状態へ戻る位相及び(等方ゲイ
ン媒質及び/又はタイプIIの2倍化の場合)高調波変
換を最大にする偏光の両方を制御する機能を有する。タ
イプIIのフェイズマッチングは、2つの偏光軸を有す
る高調波結晶22(たとえば、KTP)を用いたときに
効率よく周波数を2倍化する点で好ましい。このような
場合、4分の1波長板が位相制御手段として使用される
。MgO:LiNbO3 のようなその他の結晶におい
ては、タイプIのフェイズマッチングのみが可能である
。どちらの場合においても、この第3の成分での分散す
なわち複屈折は、高調波変換を最大とするために往復で
正しく基底及び高調波に位相を合わすことができる。
【0029】4分の1波長板18が使用された時には、
その板18は、高調波結晶22の2つの直交軸に沿って
等しい大きさの内部空洞場を生成する。ゲイン結晶14
、結晶22及び4分の1波長板18の相対的な配置が図
1に示されている。4分の1波長板18の2つの面16
、28はエタロンとなるように磨かれる。内側面28は
、高調波及び基底波の両方に対して非反射性を持つよう
に被覆されることが望ましい。外側面16は光学的空洞
の一端を形成し、基底波長に対して高反射率及び高調波
に対して高透過率を持つように被覆されることが好まし
い。
【0030】一般的に用いられる化学量論的結晶(たと
えば、LNP、KNP、NABなど)はすべてゲインの
点で異方性を有し、他の内部空洞複屈折要因がない場合
は偏光を発する。高調波結晶22軸と化学量論的ゲイン
結晶14軸(図1の矢印参照)をそろえること及び4分
の1波長板18の軸をこのそろえられた軸に関して45
°回転させることによって、空洞の内部に位置し、高調
波結晶22の2つの直交軸に沿って等しい大きさの固有
モードが形成される。これは内部空洞場の最適な高調波
変換を確実にする。
【0031】図2において、高調波結晶22には、約1
〜2ミクロン厚であり2つの平行面24、26の外端部
に近接した場所に配置される。e−線(e−beam)
で蒸発されたAl2 O3 であるスペーサすなわち「
レール」30,32が取り付けられる。これらのレール
は、各小板14、18、22の被覆された面を互いに分
離した状態にし、マイクロレーザ10の配置を保持する
【0032】マイクロレーザ10は、上述のように軸を
そろえられてから、3つの小板14、18、22をプレ
スすることにより組み立てられる。組み立てられた空洞
の2端面12、16の平行性は、各部材の平行性及びレ
ールスペーサ30、32が各部材の被覆された面をわず
かに分離させてこれらの平行性を保つという事から保証
される。平行性が簡単に保持できるという事及び組み立
てが簡単であるということが、本発明を大量多量すると
きの2つの利点である。
【0033】実  験 本発明の1つの具体例として組み立て空洞マイクロレー
ザが製作及び試験された。0.5mm厚のNABエタロ
ンが、化学量論的ゲイン媒質14として用いられた。高
調波結晶22としては0.5mm厚のKTOエタロンが
、さらには、0.25mm厚の4分の1波長板18が用
いられた。NABエタロンの断面は円形であったが、他
の小板の断面は正方形であった。もし、すべての小板の
断面が正方形であったならば、組み立てられたマイクロ
レーザは立方体となったであろう。しかし、断面が正方
形である必要はなく、本質的なことは結晶の軸を上述の
ようにそろえることである。
【0034】3つの構成物14、18、22は、銅とプ
ラスチックとの2枚の板の間に置かれた。Al2 O3
 のスペーサレールが3つの構成物14、18、22を
分離した。4つの螺旋軸がこれら構成物を組み立てる際
に利用された。マイクロレーザ10は、25mmの焦点
距離を有するレンズによりゲイン媒質14のポンプ面(
すなわち外側面)12上に結像された、アルゴンイオン
、レーザポンプ、Ti:サファイアレーザの出力(図1
の矢印34、たとえば、800nmのポンピング波長を
有する)によりポンプされた。1mWのCW出力(矢印
36)は、ポンプ入力(矢印34)が140mWのとき
に観測された。8mWの最大高調波出力は375mWの
入力のときに記録された。その出力波長は532nmで
あった。
【0035】高調波出力は空洞の全長に大きく依存する
ことがわかった。ゲイン媒質14はKTPの共振波長の
正確に2倍の波長で稼動させるべきであるが、実験の結
果、波長の幅が広いほど高調波変換の効率がよくなるこ
とが明らかとなった。これはKTPの厚さが1ミリメー
トル以下であることが原因であると考えられる。実験を
進めることによりこの現象は説明されることであろう。
【0036】共振器ミラーにわずかな傾きがあったとき
に、これを共振条件を充たすようにする最も簡単な方法
は、レーザ共振器10をポンプに垂直にすることであっ
た。レーザの出力安定性は数秒間に渡り良好であったが
、空洞の構成物の発熱により、基底レーザ出力は数10
秒間に渡って高調波結晶エタロンとの共振を妨げられた
。空間的なモードはすべての条件において高い空間的な
質であった。非線形のエタロンを使用することにより予
期された緑環が主出力の周りに存在した。しかし、この
緑環は、レーザ空洞から約3フィート離れた所から視覚
することはできなかった。所望であれば、この緑環は、
外部空洞の絞りにより除去できる。1GHzまでは出力
中に重大なノイズのピークは発見されなかった。加うる
に、この出力は、実質的に縦モード拮抗ノイズを免れて
いる。
【0037】マイクロレーザは高調波共振の増強により
より強い安定性を持った。緑色の出力は、30分間にわ
たってわずか10%の変動で観測されたが、これは、ポ
ンプ源の変動が数%であることを考えると良好であると
いえる。またいくつかの熱的な効果があった。マイクロ
レーザは、銅の基台近くの端部をポンプさせられたとき
に最も安定であった。よって、温度は効果的に下がって
いく。安定性は結晶の中央付近をポンプさせられたとき
に明白に下降する。それにもかかわらず、小型であるた
めに熱的な効果を最小にすることができる。これが本発
明のもうひとつの利点である。
【0038】本発明のもうひとつの好ましい具体例は、
ゲイン媒質14としてLNP、1047−カットのKT
P結晶22及びポンピングのためのレーザダイオードを
用いるものである。より好ましくは、組み立てられたレ
ーザ共振器は、レーザダイオードに近接している。端部
ポンピング(end−pumping)、すなわち、ダ
イオードレーザとレーザ空洞の基部基合は米国特許第4
,847,851号に述べられかつ図示されている。 基部結合とは、出力面16から発し原則的に空洞の光軸
上に存在する光ポンピング輻射の発散光線が、本質的に
ただひとつの伝送モードでレーザ稼動をするために十分
に小さな伝送断面積を有するレーザ材中において1モー
ド量だけ光ポンプするほどに近い(たとえば、0.00
1インチより短い距離)結合を意味する。Nd:YAG
を端部ポンプするため(ポンプ波長として810nmを
使用)及び1064nmの出力を発生させるための確実
に焦点合わせをされた半導体レーザダイオードアレイは
、サイプス(D.L.Sipes)により明らかにされ
た(Appl.Phys.Letters,47巻No
.2,1985,74ページ)。その中である例として
近接的に結合したレーザダイオードが使用された。20
0mWのダイオード源のときは、2.0mWから2.5
mWまでの出力は523nmで観測された。このような
、近接−結合−組み立て−空洞という特徴をもった立方
体レーザは、従来のレーザダイオードのパッケージに十
分収まるほどの小型であるという利点を有する。他の利
点としては、小型であるためにマイクロレーザの空洞の
熱の制御が容易であるということもあげられる。ダイオ
ードポンプマイクロレーザの空洞中の副共振器を効果的
に利用するという策は、当業者には明白であろう。
【0039】以上の説明から、様々の設計偏光が当業者
には可能となろう。本記述は、当業者に本発明の主旨を
説明するためのものであるから、本発明は種々の変更が
可能である。たとえば、上述の原理は異なった周波数発
生、周波数和発生及びパラメトリック共振体にも応用で
きる。種々の、内部空洞を変更するための共振副空洞も
また示唆される。さらには、有機物及び非有機物の周波
数変換材も示唆される。ひとつのコヒーレント波長と同
じ厚さも示唆される。最後に、種々の理由(たとえば、
組み立ての容易さ)からすべての構成物は平坦面で形成
されることが望ましいが、本発明の複雑さを増すことが
なければ、曲面を含んでもよい。このような曲面は、レ
ーザビームを集めることにより変換率を増すために用い
られる。このようなすべての変更は、特許請求の範囲に
記載された事項に基づいてなされる。
【0040】
【発明の効果】本発明により、曲面鏡やレンズが必要で
なく、小型で、レーザ発振効率が良く、組み立て易いマ
イクロレーザが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマイクロレーザの横断面図である。
【図2】図1の2−2線での断面図である。
【符号の説明】
10    マイクロレーザ 14    ゲイン媒質 18    位相制御手段 22    高調波結晶

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ポンピング輻射の源に近接的に結合され
    基底波長のレーザ光に対して高い反射率を持つ第1の面
    と、その反対側の面であり上記基底波長のレーザ光をほ
    とんど透過させる第2の面とを有するゲイン媒質と、上
    記ゲイン媒質の第2の面に近接して配置され上記基底波
    長のレーザ光に対して高い透過率及び上記基底波長のレ
    ーザ光の高調波であるレーザ光に対して高い反射率を持
    つ第3の面と、上記基底波長のレーザ光に対して高い透
    過率及び上記高調波波長のレーザ光に対して若干の透過
    率を持つ上記第3の面の反対側の面である第4の面とを
    有する高調波変換手段と、上記第4の面に近接して配置
    され、上記基底波長のレーザ光の位相を高調波への変換
    が最大になるように調整し、上記高調波波長の光輻射を
    出力し、かつ、上記基底波長のレーザ光を反射するため
    の制御手段とを備えることを特徴とする内部空洞を有し
    周波数を2倍化するマイクロレーザ。
  2. 【請求項2】上記ゲイン媒質が、エタロンとなるように
    磨かれた1組の平行研磨面を有する厚さが1ミリメート
    ル以下の化学量論的結晶を備えた請求項1記載のマイク
    ロレーザ。
  3. 【請求項3】上記光ポンピング輻射の源がポンピング波
    長を有し、かつ、上記第1の面が上記基底波長のレーザ
    光に対して高い反射率及び上記源の上記ポンピング波長
    に対して高い透過率を有する請求項2記載のマイクロレ
    ーザ。
  4. 【請求項4】上記第3の面及び第4の面が互いに実質的
    に平行である請求項1記載のマイクロレーザ。
  5. 【請求項5】上記第2及び第3の面の少なくとも1つに
    備わっており、上記高調波変換手段と上記ゲイン媒質と
    を分離する被覆されたスペーサレールをさらに含む請求
    項1記載のマイクロレーザ。
  6. 【請求項6】上記被覆されたスペーサレール手段が、上
    記高調波変換手段と上記ゲイン媒質とを分離するための
    少なくも1片のe−線(e−beam)蒸発Al2 O
    3 を備える請求項5記載のマイクロレーザ。
  7. 【請求項7】上記第3の面が、上記基底波長のレーザ光
    に対して90%を超える透過率を有することができるよ
    うに被覆手段で覆われている請求項1記載のマイクロレ
    ーザ。
  8. 【請求項8】上記第4の面が、上記高調波波長のレーザ
    光に対しては反射率が透過率よりも実質的に高くなるよ
    うに被覆手段で覆われている請求項1記載のマイクロレ
    ーザ。
  9. 【請求項9】上記高調波変換手段が、1ミリメートル以
    下の厚さの非線形光学材を備える請求項1記載のマイク
    ロレーザ。
  10. 【請求項10】上記高調波変換手段が2つの直交する偏
    光軸を有し、かつ、上記ゲイン媒質が上記高調波変換手
    段の上記偏光軸と同じ方向にそろえられた結晶軸を有す
    る請求項1記載のマイクロレーザ。
  11. 【請求項11】上記制御手段が4分の1波長板を備え、
    この4分の1波長板の軸が、上記偏光軸に対して鋭角を
    なし、かつ、一般的には、上記偏光軸に対して同一平面
    上にある請求項10記載のマイクロレーザ。
  12. 【請求項12】1組の実質的に平行な第1及び第2の表
    面を有し、光ポンピングに応答してレーザ出力を発生し
    、上記1組の面の内いずれかの表面がレーザ光に対して
    高い反射率を持っている、厚さが1ミリメートル以下の
    レーザゲイン媒質と、高調波共振をさせるための被覆手
    段を被覆された1組の実質的に平行な第3及び第4の面
    を有しかつ上記ゲイン媒質の上記第2の面に近接した面
    である第3の面を有する厚さが1ミリメートル以下の非
    線形光学的結晶を備え、上記ゲイン媒質のレーザ出力を
    高調波に変換する高調波副共振器手段と、上記第4の面
    に近接して配置され、高調波への変換を最大にし、かつ
    、上記ゲイン媒質の1つの上記表面に向けて光を反射さ
    せる位相制御手段と、上記位相制御手段及び上記高調波
    副共振器手段の内の少なくとも1つに被覆され、上記1
    つの表面と上記1つの面とを分離し、かつ、これらの平
    行性を保持するための保持手段とを備えることを特徴と
    するレーザ。
  13. 【請求項13】第1の所定波長のレーザ光に対して高い
    反射率及びポンピング波長のレーザ光に対して高い透過
    率を持った第1の被覆表面と、上記第1の所定波長のレ
    ーザ光に対して非反射性となるように被覆をされた上記
    第1の被覆表面の反対側の表面である第2の被覆表面と
    を有する厚さが1ミリメートル以下の固体ゲイン媒質と
    、上記ゲイン媒質の上記第2の被覆表面に近接して配置
    され上記第1の所定波長のレーザ光に対して高い透過率
    及び上記第1の所定波長の高調波である第2の所定波長
    のレーザ光に対して高い反射率を持つように被覆された
    第3の面と、この第3の面と互いに実質的に平行であり
    、上記第1の所定波長のレーザ光に対して高い透過率を
    持ちかつ上記第2の所定波長のレーザ光に対しては反射
    率が透過率よりも実質的に高くなるように被覆された上
    記第3の面の反対側の面である第4の面とを有する厚さ
    が1ミリメートル以下の非線形光学的結晶手段と、上記
    非線形光学的結晶手段の上記第4の面に近接して配置さ
    れた上記第1の所定波長のレーザ光及び上記第2の所定
    波長のレーザ光に対して非反射性となるように被覆され
    た第5の表面と、上記第1の所定波長のレーザ光に対し
    て高い反射率及び上記第2の所定波長のレーザ光に対し
    て高い透過率を持つように被覆された上記第5の面の反
    対側の面である第6の表面とを有する4分の1波長板手
    段と、上記第2及び第3の面の少なくとも1つと、上記
    第4及び第5の面の少なくとも1つとに備えられる複数
    の蒸発金属酸化物片からなる、上記第2から第5までの
    面の平行性を保持し、かつ、これらの面を分離する手段
    とを備えることを特徴とする、レーザダイオード手段に
    近接的に結合してこれによってポンプされる周波数を2
    倍化するマイクロレーザ。
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