JPH04228235A - バー又はロッドのひずみ取り・直線化用複合組立体 - Google Patents

バー又はロッドのひずみ取り・直線化用複合組立体

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JPH04228235A
JPH04228235A JP3128841A JP12884191A JPH04228235A JP H04228235 A JPH04228235 A JP H04228235A JP 3128841 A JP3128841 A JP 3128841A JP 12884191 A JP12884191 A JP 12884191A JP H04228235 A JPH04228235 A JP H04228235A
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JP
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rod
strain relief
bar
composite assembly
roll
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JP3128841A
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English (en)
Inventor
Fabro Giorgio Del
デル ファブロ ジョルジオ
Fabro Marcello Del
マルチェロ デル ファブロ
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MEP Macchine Elettroniche Piegatrici SpA
Original Assignee
MEP Macchine Elettroniche Piegatrici SpA
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D3/00Straightening or restoring form of metal rods, metal tubes, metal profiles, or specific articles made therefrom, whether or not in combination with sheet metal parts
    • B21D3/02Straightening or restoring form of metal rods, metal tubes, metal profiles, or specific articles made therefrom, whether or not in combination with sheet metal parts by rollers
    • B21D3/05Straightening or restoring form of metal rods, metal tubes, metal profiles, or specific articles made therefrom, whether or not in combination with sheet metal parts by rollers arranged on axes rectangular to the path of the work

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は請求項1に記載したよう
にバー又はロッドのひずみ取り・直線化用複合組立体に
関する。
【0002】本発明により、バー又はロッドは略円形の
断面を有し或いは円形に似た断面を有する。
【0003】バー又はロッドには、リブを有する円形断
面のもの、突起部を有する円形断面のもの、TOR型ら
せん状リブを有する円形断面のもの、三葉断面のもの、
十字形断面のもの、星形断面のものがあり、ひずみ取り
をされ或いはよられたものがあり、或いは例えば建築工
事に使用されるものがある。
【0004】本発明の複合組立体は円形の筒にも使用さ
れる。
【0005】本発明の複合組立体は巻き束から繰り出さ
れたバー又はロッドをひずみ取りするのに好都合である
が、定長のバーをひずみ取りするのにも使用される。上
記の複合組立体は少なくとも1.2から1.5メートル
/秒の速度でバー又はロッドのひずみ取りと直線化をす
るように構成されている。また限定されないが3から4
メートル/秒の速度で行なうことが好ましい。
【0006】本発明は、バー又はロッドが、その幾何学
的な構造及び/又はその製造工程及び/又はその巻き束
への巻き取り又はその繰り出しのために、ひずみ取り段
階の間、それ自身の軸線回りに回転しがちである全ての
場合に適切に適用される。
【0007】本発明は、円形又はそれと同等な断面及び
4から20mmの間の直径を有するバー又はロッドのひ
ずみ取りに使用される。
【0008】
【従来の技術】中実又は中空の管形状断面の熱間又は冷
間工程で作られるバー又はロッドが、回転ロールの摩耗
のために回転工程の間、徐々に増大するゆがみを受ける
ことによって、その最初の断面に連続的に変化すること
が知られている。
【0009】さらに、巻き上げ機械の回転方向に依存す
る回転を、バー又はロッドが中実又は管形状のいずれで
あっても、巻き上げ機械を離れるバー又はロッドの周囲
に引き起こすことがが知られている。
【0010】この周囲の回転は、可変のピッチを有する
捩れを作ることを生じる。この捩れは、バー又はロッド
がコイル状に巻き上げられる時に製品に固定され、この
ような固定は、製品が熱い状態で巻き上げられ、冷却状
態に冷却される時、より明確になる。
【0011】巻き束から製品を繰り出すのに使用される
装置に依存して、この捩れは、保持され又は繰り出す間
に増大する傾向がある。
【0012】たとえば、建築作業用として意図された円
形のロッドにおいて、長手方向の表面リブは、回転段階
の間に作られ、一般に均一な直線状の展開を有する。
【0013】巻き上げられた後、バー又はロッドは、依
然として表面リブを有するが、それらの展開は実質的に
螺旋状となっている。
【0014】さらに、バー又はロッドにおいて、不均一
な力が現われ、製品の軸線に従属的な捩りを与えること
を生じて固定され、この捩りがこのような製品の表面に
現われることが知られている。
【0015】この従属的な捩れが、製品の一部だけに作
用し、巻き上げ捩り及び繰り出し捩りに代数的に加えら
れる。
【0016】ひずみ取りの間、バー又はロッドの不均一
な断面と共にこの複数の捩れ(従属的な捩れと共に巻き
上げ及び繰り出し捩れ)が、製品自身の軸線回りの製品
の回転動作を有する不連続の反作用を製品にもたらす。
【0017】ひずみ取り段階の間の製品自身の軸線回り
の製品のこの不連続の動作は、製品全体に沿って、一定
の跡も、一定の程度も有さない。
【0018】この構造の連続性の不足は、現在使用され
ている方法によって製品が決して十分にひずみ取りされ
ない結果を有する。
【0019】次に、低速度におけるバー又はロッドのひ
ずみ取りが、高速又は非常に高速で移動するバー又はロ
ッドのひずみ取りと非常に異なることは、注意されるべ
きである。
【0020】低速度は、物体に、それ自身の変形を生じ
るのに適した必要な時間を与えるが、これは、少なくと
も2メートル/秒で移動するバー又はロッドがひずみ取
りされる時には起こらない。
【0021】この高速度の普通の装置は、物体の固有の
ヒステリシスが、物体が反応してそれ自身を安定した新
しい状態に適合することを可能とするために、多くの時
間を必要とするので、効果的に反応することができない
【0022】さらに、従来技術により高速度でひずみ取
りされた製品が、たとえば、建築作業用のロッドのよう
な所定の幾何学的な形状を作るために使用される時、こ
れらの所定の幾何学的な形状が、製品に残り、ひずみ取
りが除去されずまた固定されない張力のために、理論的
な幾何学的な形状等と同一形状に得られることは困難で
ある。
【0023】さらに、これらの幾何学的な形状の最終的
な均一性は、可変であることがわかり、均一性のかなり
の不足によってでさえ変化する。
【0024】色々な装置が、上述の欠点を除去するため
に開示されている。
【0025】米国特許第299615号は、螺旋状に設
置された複数のロールがひずみ取り機能を実行すること
を提案する。これらのロールの組立体は、ワイヤの仮想
の軸線回りに回転する。この装置は、ワイヤを処理する
のに満足されるが、製品のそれ自身の軸線回りの回転を
防止すること及び広い幅の断面を処理することには適さ
ない。
【0026】米国特許第731675号は、バーと共に
始動し、T型バー及び鉄のアングルをひずみ取りするひ
ずみ取り機械を開示する。この特許は、本発明とつなが
ることなく製品を処理し、アングルに位置決めされ、実
質的に直線に保たれたバーを処理する複数のロールを提
供する。
【0027】英国特許第124574号は、ひずみ取り
される製品の軸線回りに回転し、回転支持案内部材内で
所定に位置決めされたスリーブを有するひずみ取り機械
を開示する。この発明は、ロッドが比較的低速度でひず
み取りされる場合に働くことができるが、前述の種類の
バー又はロッドをひずみ取りする必要がある時、役に立
たない。
【0028】米国特許第2084746号は、バー又は
ロッドをより良くガイドするローラ形の回転体を使用す
るひずみ取り機械を開示する。この装置は、米国特許第
299615号と同じ制限を有する。
【0029】米国特許第2720243号は、ロールが
確実なガイドを得ることを可能とする幾何学的な形状の
製品だけの処理ができるバー又はロッドをひずみ取りす
るための機械を開示する。
【0030】米国特許第3068931号は、断面を処
理すること及びすでに重大な捩りを有する製品を処理す
ることに適さない回転マンドレルを有するひずみ取り機
械を開示する。
【0031】仏国特許第1469905号は、回転スリ
ーブの装置による断面のひずみ取りを開示する。これは
、ひずみ取り機械の一区画において、円形又は楕円形を
展開を引き起こすように配置されたひずみ取り機械のひ
ずみ取り手段を提供する。この装置は、正方形又は矩形
の断面を有し、捩れのないすでに実質的に直線である中
空又は中実体に適する。
【0032】仏国特許第2138615号は、互いに関
して回転された複数の三角形の頂点に設置された複数の
ロール組立体を開示する。この方法は、前述の種類のバ
ー又はロッドのそれら自身の軸線回りの回転を防止する
ことができない。
【0033】本発明の出願人の名義のヨーロッパ特許公
開第86102121.0号は、一つ以上の平面に互い
に角度をもって設置された複数のひずみ取り組立体を開
示する。この装置は、バー又はロッドがそれ自身の軸線
回りに回転しないことを保証するが、非常に高価であり
、製作及び調節が難しく、非常に大きな場所を取る。
【0034】さらに、この装置は回転を防止するが、1
2メートル以上の長さを有するバーにおいてでさえ必要
とされるひずみ取りの品質又は不変性を提供しない。
【0035】ひずみ取りの間、バー又はロッドのそれ自
身の軸線回りの回転を防止するために、一つのつかみが
常にバー又はロッドの回転を妨げるように係合されてい
るような二つのつかみの引張り装置をさらに使用するこ
とは可能である。この装置は、非常に遅く、前述の色々
な種類のバー又はロッドを適切に扱うことを保証しない
【0036】本出願人の名義のヨーロッパ特許公開第8
7202107.6は、バー又はロッドのひずみ取りに
おいての回転を不可能とする方法及びひずみ取り機械を
開示し、それにより、バー又はロッドが、実際のひずみ
取り段階の間、悪化した形状のS形又はZ形の展開を有
する環に沿って向けられる。
【0037】それ自身のひずみ取り段階は、前もっての
ひずみ取り段階によって先行され、直線化及び最終段階
によって続けられる。この形状処理の結果は容認できる
が、依然として、バー又はロッドの速度が2メートル/
秒を越える時は全て、本出願人を完全には満足させない
【0038】仏国特許公開第2252879号は、造船
に使用される大きな寸法の鉄アングルのひずみ取りを教
示する。この教示は、単に鉄アングルの所定位置に保つ
仕事を有する対向ロールを、通常のひずみ取りロールに
連結することを提供する。
【0039】この教示は、昔のひずみ取り機械を有し、
この機械において、機械的な押圧対向ロールが、特定の
形状の鉄アングルをひずみ取りするように、各ひずみ取
りロールと協働することを有する。
【0040】英国特許公開第2085774号は、独立
の上部ロールと、前側及び後側の引張り組立体とを有す
る通常のひずみ取り機械を提供する。この機械は、非常
に大きな力を有し、主に鉄アングル及びI形鋼などのひ
ずみ取りに使用される。これはさらに円形のバーをひず
み取りするが、しかし実際は、おおわれた分野の展開だ
けをひずみ取りする。巻き束から繰り出される円形のバ
ーの捩れを整えること及びこの問題に取り組むことはで
きない。
【0041】このために、本出願人は、バー又はロッド
が2メートル/秒以上の速度で通過する最も必要な要求
を満足することのできる改良されたひずみ取り装置を、
作り、試験し、具体化した。
【0042】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、中実
又は中空の円形又はそれと同等な断面と、4mmと20
mmの間の直径、とを有するバー又はロッドの高速度の
ひずみ取りを、バー又はロッドがそれらの軸線回りの回
転を持たないで、またそれらの内側又は外側構造が変形
を受けないで、達成することである。
【0043】高速度のひずみ取りとは、2メートル/秒
より高い速度のひずみ取りを意味する。
【0044】本発明のさらなる目的は、それらの断面と
して、異なる断面を有する複数の異なる幾何学的形状を
有し、しかし全ての形状が実質的に円形又は円形断面と
同類であるバー又はロッドを、同じ装置でひずみ取りで
きることである。
【0045】本発明のもう一つの目的は、ひずみ取り段
階の間のバー又はロッドの引張りを改良することである
【0046】さらにもう一つの目的は、長手方向にわた
ってでさえも、全ての角度上の位置のバー又はロッドの
ひずみ取りを、それらの中心及びこのような各角度上の
位置を貫通する直径方向の平面に沿って得ることであり
、このバー又はロッドの断面が、この平面に沿って異な
る幾何学的形状及び一定でない形状を有する(たとえば
、建築作業用の突起を有する円形形状)。
【0047】本発明のさらなる目的は、ひずみ取りされ
る製品に高いひずみ取り速度での直線化作用を加えるこ
とである。
【0048】本発明は、同一平面上に実質的に完全に設
置される装置でひずみ取りを達成する目的を有する。
【0049】
【課題を解決するための手段】本発明は請求項1に述べ
られ、一方請求項2から16は本発明の色々な特徴を述
べる。
【0050】本発明によるひずみ取り及び直線化の複合
組立体は、バー又はロッドのための実質的に直線の経路
を提供する第1のひずみ取り装置を具備する。この第1
のひずみ取り装置は、第1の取入れ送り装置によって先
行され、第2の出口送り装置によって続けられる。
【0051】所望の制御された展開を有する半環状態が
、第2の送り装置を離れるバー又はロッドに与えられる
【0052】第2ひずみ取り装置のロールの配置は、半
環状態を区画形成し、バー又はロッドのそれ自身の軸線
回りの回転を防止する。
【0053】上記装置の各対のロールの少なくとも一つ
のロールは、バー又はロッドがひずみ取り工程の間、常
に引張られていることを保証するために駆動される。
【0054】変更により、垂直方向に不動の第1ひずみ
取り装置の少なくとも一つの下部ロールが、伸ばすため
の手段として作用し、バー又はロッドの捩れを整えるよ
うに、またつかみ要素のように軸方向の移動ができる。
【0055】もう一つの変更により、垂直方向に不動で
ある第2ひずみ取り装置の少なくとも一つの下部ロール
が、伸ばすための手段として作用し、バー又はロッドの
捩れを整えるように、またつかみ要素のように軸方向に
移動することができる。
【0056】このような下部ロールは、ひずみ取り装置
の出口ロールであると好都合である。
【0057】環状部分の端部において必要な力は、直線
化のために与えられ、その端部に欠点のない直線形状を
与えることによって製品を完成する。これは、連続の対
比装置と協働する直交状調節装置によって達成される。
【0058】直交状調節装置は、他のロールを含む垂直
平面及び軸方向の両方を可動なロールを具備し、それで
、この装置が、いかなる最終的に必要な修正及び必要な
つかみ及び捩れを整えることを行なうのに必要であるよ
うに位置決めされることができる。
【0059】取入れ送り装置から最後の対比装置までの
本発明の複合組立体は、実質的に一つの同一平面上に展
開する。
【0060】変更により、挿入されるバー又はロッドを
楽に通すことのできる固定方向変換手段が、ひずみ取り
装置の出口に設けられ、また入口に設けることも可能で
あり、垂直方向に可動な上部ロールに強固に固定される
【0061】本発明により、ロールは、異なる断面又は
一団の断面を処理するのに適した一つ以上の中空体を有
する。
【0062】本発明のこれらの及び他の特別な特徴は、
以下の記述において明らかとなる。添付図面は、限定さ
れない例として与えられる。
【0063】
【実施例】数枚の図面に示すように、本発明のひずみ取
り・直線化用複合組立体10は、この実施例の場合、公
知の供給リール13上に配設された巻き束12から繰り
出されるバー又はロッド11に使用される。
【0064】巻き束12の巻付け中に巻付けの種類によ
っては、バー又はロッド11に捩りをかけて、長手方向
の繊維組織の展開をらせん状にし、さらに、ロール工程
及び準備工程中に、一般にバー又はロッドの軸線に沿っ
て直線状であったリブの展開をらせん状にすることがあ
る。
【0065】公知のように、バー又はロッド11を巻き
束12から繰り出す場合に、繰り出しの種類によっては
、このらせん状展開が残留し或いは該らせん状展開の程
度がひどくなる。
【0066】本実施例では、バー又はロッド11は最初
ロール15と215の対からなる第1の取入れ送り装置
14内を通過する。この場合、下部ロール15は付勢さ
れた駆動ロールであり、上部ロール215は遊びロール
である。
【0067】取入れ送り装置14のロール15,215
は互いに対向して配設され、ロール15はバー又はロッ
ド11を収容する溝16を備え、ロール215は上記溝
16と協働する雄状突起を備える。
【0068】詳しく述べると、一方のロール15は、頂
角が約90°の収容用溝16を備え、下部ロール15と
一対の他方のロール215は頂角が約90°であり、溝
16と協働する周囲突起17を備える。
【0069】遊びロールである上部ロール215は、バ
ー又はロッド11に関する作動位置の垂直方向の調節を
提供する装置18に接続される。このような調節は、上
部ロール215だけに適用され、この場合において、ロ
ール215は独立した支持部材33で支持される。又は
、後に判るようにこの調節は他のロールにも適用するこ
とができる。
【0070】取入れ送り装置14の遊びロール215が
押圧装置19も備えると好都合である。この押圧装置1
9は、バー又はロッド11に一定値の押圧力或いは必要
があれば可変値の押圧力を付与する。これらの押圧装置
19は、一定値の押圧を要求される場合はばねを使用し
、又は可変値の押圧を要求される場合はジャッキを使用
する。
【0071】第1のひずみ取り装置20は、複数の下部
ロール15と複数の上部ロール115とからなる。この
実施例では3個の下部ロール15と2個の上部ロール1
15とを備える。上部ロール115は下部ロール15に
対して間隔をあけて対向して配設される。
【0072】上部ロール115は、それらの抑制平面内
で移動することができるが、下部ロール15のうちの2
個は位置が固定で、中央の1個の下部ロール15Fだけ
が軸線方向に可動である。
【0073】第1のひずみ取り装置20は略直線状の経
路に沿って配列されたバー又はロッド11を処理する。
【0074】本発明によれば、軸線方向に可動の中央の
下部ロール15Fが遊びロールであることが好ましく、
また符号15Mを付した他の2個の下部ロールが駆動ロ
ールであることが好ましい。
【0075】中央の下部ロール15Fが装置26によっ
て軸線方向に移動できて、該ロール15Fによってバー
又はロッド11を該ロール15が設置される面に対して
直角或いはある角度をもって押圧することができるので
、その点において通過するバー又はロッド11に存在す
る捩れを引っ張って固定する作用を付与することができ
る。
【0076】ロール移動装置26は中央の下部ロール1
5Fを支持する支持部材29を備える。この支持部材2
9は該下部ロール15Fを適宜遊び状態に支持し又は例
えば案内上を軸線方向に移動されるように支持する。
【0077】支持部材29に従って可動の下部ロール1
5Fの位置決めは、例えばモータ31で駆動される螺切
作動軸30によって得られる。
【0078】前述したように、遊びロールである上部ロ
ール115は該ロールが設置される平面内で移動するこ
とができる。これらの上部ロール115は、一つの支持
部材32に働らく第1の調節装置18によって同時に移
動される。この支持部材32は交互に位置した上部ロー
ル115と215とを支持する。
【0079】支持部材32は案内上を移動することがで
きる。また第1の調節装置18は例えばモータ131で
駆動される螺切作動軸130を備える。
【0080】第1のひずみ取り装置20の上部ロール1
15と下部ロール15とは、バー又はロッド11が該バ
ー又はロッドの経路に沿った好ましい保持が得られる所
定の値だけ互いに食違い状に配設される。
【0081】本発明によれば第1のひずみ取り装置20
の入口及び/又は出口に夫々協働するように設けられた
第1の方向転換器28と第2の方向転換器128とが図
3に概略的に示されている。この場合方向転換器28及
び/又は128は遊びロール115を移動するための板
に固着され、かつバー又はロッド11を次のロールに向
けるように、バー又はロッド11の進入方向に対してあ
る角度をなして配設されている。
【0082】続いてバー又はロッド11は取入れ送り装
置14と同様の機能を有する出口送り装置21に遭遇す
る。
【0083】二つの送り装置14,21は引張り作用の
他にバー又はロッド11に圧縮作用を及ぼすので、これ
らの送り装置を通過した後には、バー又はロッド11は
対比・測定装置27によって無理なく測定することがで
きる。
【0084】出口送り装置21を出たバー又はロッド1
1は半環状態22に沿って移動する。この場合半環状態
22は下方を向いて突出しているが、上向きにしてもよ
い。
【0085】この実施例において、出口送り装置21は
半環状態22の最高部分に位置し、第2のひずみ取り装
置23は半環状態22の経路に沿って作動する。この第
2のひずみ取り装置23は互いに食い違い状の2対の上
下部ロール15,115からなり、上下部ロール15,
115の第1の対は半環状態22の部分に配置され、上
下部ロール15,115の第2の対は半環状態22の下
部分に位置する。
【0086】これらの下部ロールのうちの一つ15Fは
第1のひずみ取り装置20の下部遊びロール15Fを類
似で、同様の方法で軸線方向に移動させることができる
。第2のひずみ取り装置23のこの下部遊びロール15
Fがバー又はロッド11の移動方向における該第2のひ
ずみ取り装置23の最終のロールであることが好ましい
【0087】第2のひずみ取り装置23は、第1の調節
装置18と類似の第2の垂直方向調節装置18に接続さ
れ、かつ支持部材132と、螺切作動軸130とモータ
131を含む。
【0088】第2のひずみ取り装置23の出口に方向転
換器228を設けることができる。
【0089】半環状態22の出発端部においてバー又は
ロッド11は、この場合調節ロール25を有する直交状
調節装置24に遭遇する。調節ロール25は、支持部材
232と螺切作動軸230とモータ231とを含む第3
の垂直方向調節装置118によって移動され、また水平
方向の調節装置26を支持する。
【0090】調節ロール25は、バー又はロッド11の
軸線に略直交した平面に含まれた二つのデカルト軸に沿
った四つの方向に移動可能である。
【0091】直交状調節装置24は、取入れ送り装置1
4、出口送り装置21、第1,第2のひずみ取り装置2
0,23と略同一の平面上に設置されると共に、下流に
ある対比・測定装置27の下部ロール15と協働するこ
とによってバー又はロッド11を正確に直線化すること
ができる。
【0092】対比装置27が互いに対向した一対の上下
部ロール315,15を備えるならば、測定装置として
の働らきも兼ねることができる。
【0093】直交状調節装置24が占める位置によって
対比装置27から出たバー又はロッド11は、対比装置
27の上下部ロール315,15間に頂角を有する円錐
形内の任意の3次元位置を占める。
【0094】上下部ロール15,115,215,31
5に、一つの溝即ち通路を設けてバー又はロッドを適宜
処理し、或いは二つ以上の溝即ち通路を設け、処理すべ
きバー又はロッドを必要な溝即ち通路内に移動させて、
寸法の異なったバー又はロッドまたは寸法の異なったバ
ー及びロッドの群を適宜処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるバー又はロッドのひずみ取り・
直線化用複合組立体の概略側面図である。
【図2】図1の組立体の平面図である。
【図3】図1のA−A線についての部分断面図である。
【符号の説明】
11…バー又はロッド 12…巻き束 14…第1の送り装置 15,115,215,315…ロール15F…下部ロ
ール 16,17…案内・保持手段 18,118…垂直方向調節装置 19…押圧装置 20…第1のひずみ取り装置 21…第2の送り装置 22…半環状態経路 23…第2のひずみ取り装置 24…直交状調節装置 25…調節ロール 26…水平方向調節装置 27…対比装置 28,128,228…方向変換器

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  バー又はロッド(11)のひずみ取り
    ・直線化用複合組立体であって、上記バー又はロッド(
    11)は略円形の断面、或いはリブを有する円形断面、
    突起部を有する円形断面、TOR型らせん状リブを有す
    る円形断面、又は三葉断面、十字形断面、星形断面等の
    ものを含み、また上記バー又はロッド(11)は巻き束
    (12)から到来し、上記複合組立体は、一度にバー又
    はロッドを処理するのに適し、同一平面上に送り装置と
    ひずみ取り装置とを備えているバー又はロッド(11)
    のひずみ取り・直線化用複合組立体において、上記複合
    組立体は、順次に第1の送り装置(14)と、第1のひ
    ずみ取り装置(20)と、第2の送り装置(21)と、
    第2のひずみ取り装置(23)とを有し、その下流側に
    、対比装置(27)と協働する直交状調節装置(24)
    が設けられ、第2のひずみ取り装置(23)は、バー又
    はロッド(11)に半環状態(22)から成る特定の経
    路を生じることを特徴とするバー又はロッド(11)の
    ひずみ取り・直線化用複合組立体。
  2. 【請求項2】  第1のひずみ取り装置(20)の少な
    くとも一つの下部ロール(15F)は、該ロールの軸線
    に沿って移動可能である請求項1に記載の複合組立体。
  3. 【請求項3】  第2のひずみ取り装置(23)の少な
    くとも一つの下部ロール(15F)は、該ロールの軸線
    に沿って移動可能である請求項1または2に記載の複合
    組立体。
  4. 【請求項4】  第2のひずみ取り装置(23)の上記
    の下部ロール(15F)は、バー又はロッド(11)の
    移動方向における第2のひずみ取り装置(23)の最後
    尾の下部ロール(15)である請求項1から3までのい
    ずれか一つに記載の複合組立体。
  5. 【請求項5】  直交状調節装置(24)は二つのデカ
    ルト軸に従って調節可能な調節ロール(25)を含んだ
    請求項1から4までのいずれか一つに記載の複合組立体
  6. 【請求項6】  第1の送り装置(14)の出口に、バ
    ー又はロッド(11)の前端の向きを変える方向変換器
    (28)が設けられた請求項1から5までのいずれか一
    つに記載の複合組立体。
  7. 【請求項7】  第1のひずみ取り装置(20)の出口
    にバー又はロッド(11)の前端の向きを変える方向変
    換器(128)が設けられた請求項1から6までのいず
    れか一つに記載の複合組立体。
  8. 【請求項8】  第2のひずみ取り装置(23)の出口
    にバー又はロッド(11)の前端の向きを変える方向変
    換器(228)が設けられた請求項1から7までのいず
    れか一つに記載の複合組立体。
  9. 【請求項9】  送り装置(14,21)及びひずみ取
    り装置(20,23)の上部ロール(115,215)
    は、それらが位置する平面上を調節可能である請求項1
    から8までのいずれか一つに記載の複合組立体。
  10. 【請求項10】  送り装置(14,21)の少なくと
    も一つの上部ロール(215)は、弾性押圧装置(19
    )を備えた請求項1から9までのいずれか一つに記載の
    複合組立体。
  11. 【請求項11】  第2の送り装置(21)は特定の半
    環状態の経路(22)の最高位置に位置する請求項1か
    ら10までのいずれか一つに記載の複合組立体。
  12. 【請求項12】  第2のひずみ取り装置(23)の少
    なくとも一対の上下部ロール(15,115)は実質的
    に  特定の半環状態の経路(22)の最低の部分上に
    配列された請求項1から11までのいずれか一つに記載
    の複合組立体。
  13. 【請求項13】  第2のひずみ取り装置(23)の少
    なくとも一対の上下部ロール(15,115)は実質的
    に特定の半環状態の経路(22)の部分上に配列された
    請求項1から12までのいずれか一つに記載の複合組立
    体。
  14. 【請求項14】  対比装置(27)は互いに対向した
    一対の遊びロール(15,315)からなる請求項1か
    ら13までのいずれか一つに記載の複合組立体。
  15. 【請求項15】  対比装置(27)はバー又はロッド
    (11)を測定する測定装置である請求項1から14ま
    でのいずれか一つに記載の複合組立体。
  16. 【請求項16】  上下部ロール(15,115)はひ
    ずみ取りされるバー又はロッド(11)を案内・保持す
    る手段(16,17)を備えた請求項1から15までの
    いずれか一つに記載の複合組立体。
JP3128841A 1990-03-15 1991-03-15 バー又はロッドのひずみ取り・直線化用複合組立体 Pending JPH04228235A (ja)

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