JPH0422567A - 再使用タンディッシュの加熱方法 - Google Patents

再使用タンディッシュの加熱方法

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JPH0422567A
JPH0422567A JP12765190A JP12765190A JPH0422567A JP H0422567 A JPH0422567 A JP H0422567A JP 12765190 A JP12765190 A JP 12765190A JP 12765190 A JP12765190 A JP 12765190A JP H0422567 A JPH0422567 A JP H0422567A
Authority
JP
Japan
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tundish
amount
reused
air
steel
Prior art date
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Pending
Application number
JP12765190A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Moriya
守屋 哲也
Yuichi Tsukaguchi
友一 塚口
Yasuo Sugawara
康夫 菅原
Masaki Imanishi
今西 正記
Kazuhisa Sato
和久 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Priority to JP12765190A priority Critical patent/JPH0422567A/ja
Publication of JPH0422567A publication Critical patent/JPH0422567A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、連続鋳造用タンディツシュを再使用する際に
、このタンディツシュをガスバーナによって予備加熱す
る方法に関する。
(従来の技術) 連続鋳造用タンディツシュは、−度使用して鋼を鋳造し
た後にも再使用されるが、初めて使用する場合にも再使
用の場合にも、使用前にはガスバーナで予備加熱される
従来は、初めて使用されるタンディツシュも再使用され
るタンディツシュも同じように加熱していた。すなわち
、いずれのタンディツシュについても、ガスバーナに供
給する空気量を、供給ガス量に対する理論必要空気量の
約1.2倍、すなわち120%にして燃焼加熱していた
。ここで「理論必要空気量」とは、燃料を燃焼させるの
に理論上必要とされる空気の量であり、コークスガスの
場合、コークスガス量に4.714を乗じて求められる
。本願明細書においては、こうして求められた理論必要
空気量に対する実際の空気量の比を「空気比」とする。
(発明が解決しようとする課題) 鋳込終了後の連続鋳造用タンディツシュ内の底部には「
残鋼」が存在する。この残鋼は、モールド内にスラグが
流れ込むのを防ぐために意識的に溶鋼をタンディツシュ
内に残すことによって、あるいは、タンディツシュ底部
の凹部内に溶鋼が捕らえられて流出しないままになって
しまうことによって生ずる。この残鋼は、タンディツシ
ュを鋳込時の位置から移動する際に、または移動後に凝
固する。凝固した残鋼は、表面は酸化しているが、内部
は酸化していないことが多い。
再使用のため、残鋼の存在するタンディツシュをガスバ
ーナで加熱すると、タンディツシュ内の雰囲気温度は1
000°C以上になるため、従来のように空気比が約1
.2と高く、したがって雰囲気内酸素濃度が高いと、残
鋼の酸化が著しく進行する。
酸化した残鋼は固くて除去しにくく、また、タンディツ
シュ内に新たに溶鋼を注入したとき、酸化した残鋼が新
しい溶鋼中に混入することによって、新しい溶鋼の品質
を著しく低下させるという問題が生じていた。
そこで本発明の課題は、このような従来の問題点を解消
すべく、再使用タンディツシュを加熱する際に残鋼の酸
化を抑制することにある。
(課題を解決するt;めの手段) 本発明によれば、連続鋳造用タンディツシュを再使用す
る際に該タンディツシュをガスバーナによって予備加熱
する方法において、該ガスバーナに供給する空気量を、
供給ガス量に対する理論必要空気量の70%ないし10
0%とすることを特徴とする再使用タンディツシュの加
熱方法が提供される。
(作 用) 本発明の加熱方法によれば、ガスバーナに供給される空
気量が理論必要空気量以下とされるため、再使用される
タンディツシュ内の雰囲気における酸素濃度は従来に比
して低くなり、したがって残鋼の酸化も従来より抑制さ
れる。また、供給空気量の下限が、理論必要空気量の7
0%とされているため、排ガス中のCo濃度が著しく高
くなるということもなく、必要以上に加熱にガスを消費
することもない。
(実施例) 次の表は、再使用されるタンディツシュ、すなわち残鋼
の存在するタンディツシュを予備加熱する際に、ガスバ
ーナにおける空気比を種々変更した場合における、排ガ
ス中のCo濃度を比較したものである。
表 この表から分かるように、空気比を1,0以下にするこ
とにより排ガス中のCo濃度が9%以上となり、タンデ
ィツシュ内における酸化作用が抑制されることが推定さ
れる。しかしながら、空気比を0.7未満とすると、不
完全燃焼によりCOガス濃度が高くなり、危険かつ不経
済である。したがって、空気比の下限を0.7とする。
第1図は、再使用されたタンディツシュによって作られ
た鋼の品質の良・不良が、予熱加熱時の空気比いかんに
よってどのように変化するかを示したグラフである。縦
軸における「0」は、新品のタンディツシュを使用した
場合の鋼の品質を示し、「十」は品質の改善、「−」は
品質の劣化を示す。
第1図から分かるように、空気比が1.0以下だと、作
られる鋼の品質は、新品のタンデイ・ンシュを使用した
場合とほとんど変わりない。しかしながら、空気比が1
.0を越えると、品質は著しく劣化する。
このように、製造される鋼の品質を維持することと、排
ガス中のCo濃度に関する安全性・経済性の観点から、
再使用されるタンディツシュの予備加熱時の空気比を0
.7ないし1.0(70%ないしioo%)とする。
(発明の効果) 本発明の再使用タンディツシュの加熱方法によれば、ガ
スバーナに供給する空気量を理論必要空気量よりも低く
抑えることにより、再使用タンディツシュ内の残鋼の酸
化を抑制することができる。
したがって、再使用タンディツシュ内に新たに溶鋼を注
入したとき、酸化した残鋼が新しい溶鋼中に混入するこ
とによって新しい溶鋼の品質を著しく低下させるという
問題を解消することができる。
また、空気比の下限を70%としたことにより、排ガス
中のCO濃度をある程度の値に抑えることができるので
、安全性および経済性に関して著しい不利益を伴うこと
もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、再使用されたタンディツシュによって作られ
た鋼の品質の良・不良が、予熱加熱時の空気比いかんに
よってどのように変化するかを示したグラフである。縦
軸における「0」は、新品のタンディツシュを使用した
場合の鋼の品質を示し、「+]は品質の改善、「−」は
品質の劣化を示す。 特許出願人 住友金属工業株式会社 代 理 人 弁理士  、、よ S !耳4第 図 q 1.0 7.2 堂 気 比

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 連続鋳造用タンディッシュを再使用する際に該タンディ
    ッシュをガスバーナによって予備加熱する方法において
    、該ガスバーナに供給する空気量を、供給ガス量に対す
    る理論必要空気量の70%ないし100%とすることを
    特徴とする再使用タンディッシュの加熱方法。
JP12765190A 1990-05-17 1990-05-17 再使用タンディッシュの加熱方法 Pending JPH0422567A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0677691U (ja) * 1993-04-21 1994-11-01 株式会社ネピア 衛生用紙収納箱
US5700420A (en) * 1994-12-02 1997-12-23 Kawasaki Steel Corporation Non-oxidizing heating method and apparatus
JPWO2021106484A1 (ja) * 2019-11-29 2021-12-02 Jfeスチール株式会社 溶鋼の鋳造方法、連続鋳造鋳片の製造方法及び軸受用鋼材の製造方法

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