JPH04222342A - スポット空調装置 - Google Patents

スポット空調装置

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Publication number
JPH04222342A
JPH04222342A JP2414325A JP41432590A JPH04222342A JP H04222342 A JPH04222342 A JP H04222342A JP 2414325 A JP2414325 A JP 2414325A JP 41432590 A JP41432590 A JP 41432590A JP H04222342 A JPH04222342 A JP H04222342A
Authority
JP
Japan
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person
air outlet
sensor
rotating
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP2414325A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Komachi
小町 洋
Masaya Ichikawa
雅弥 市川
Hisatsugu Matsunaga
久嗣 松永
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP2414325A priority Critical patent/JPH04222342A/ja
Publication of JPH04222342A publication Critical patent/JPH04222342A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スポット空調装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、人体検知式空調装置は、人体の位
置を検知し、人***置を集中的に空調するものであり、
その一例としての特開平1−297587号公報に示さ
れている装置は、空調領域内を走査し人体からの赤外線
を受光して人***置を検知し、ルーバにてその領域に気
流を偏向させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この装置は冷
房対象が一人の場合のみ考慮したシステムであり、複数
の人には対応できない。複数の人に対応するシステムと
しては、首振りダクトやスイングルーバにて気流方向を
連続的に変化させる技術があるが、人***置とは無関係
に空調領域全体を首振りにてカバーするため人体部に気
流が当たる時間は短く快適性は十分ではなかった。
【0004】この発明の目的は、多数の人に対して快適
なる空調を行うことができるスポット空調装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、図1に示
すように、装置本体に回動可能に支持された空気吹出口
M1と、前記空気吹出口M1を回動させる吹出口回動手
段M2と、前記装置本体に回動可能に支持され、指向性
を有する人検知センサM3と、前記人検知センサM3を
回動させるセンサ回動手段M4と、前記センサ回動手段
M4を制御して前記人検知センサM3を回動させ、その
回動動作に伴う検知領域内にいる各人の方向を求める人
データ取込手段M5と、前記人データ取込手段M5によ
る人の方向データを記憶する記憶手段M6と、前記記憶
手段M6の各人の方向データに基づき前記吹出口回動手
段M2を制御して各人の最小なる存在領域に向けて前記
空気吹出口M1を繰り返し往復動させる吹出口制御手段
M7とを備えたスポット空調装置をその要旨とする。
【0006】第2の発明は、第1の発明における人デー
タ取込手段M5を、所定のタイミングで各人の方向を求
めて記憶手段M6の方向データを更新するものとした。 第3の発明は、図2に示すように、装置本体に回動可能
に支持され、内部を空気の主流が通過する主流形成管と
、前記主流形成管の外周側において少なくとも2段以上
の多重管構造をなし、かつ、その内外管の隙間を副流が
通過する副流形成管とを有する空気吹出口M11と、前
記空気吹出口M11を回動させる吹出口回動手段M12
と、前記空気吹出口M11の副流形成管における内外管
の隙間を開閉する開閉手段M13と、前記装置本体に回
動可能に支持され、指向性を有する人検知センサM14
と、前記人検知センサM14を回動させるセンサ回動手
段M15と、前記センサ回動手段M15を制御して前記
人検知センサM14を回動させ、その回動動作に伴う検
知領域内にいる各人の方向及び距離を求める人データ取
込手段M16と、前記人データ取込手段M16による人
の方向及び距離データを記憶する記憶手段M17と、前
記記憶手段M17の各人の方向データに基づき前記吹出
口回動手段M12を制御して各人の最小なる存在領域に
向けて前記空気吹出口M11を繰り返し往復動させる吹
出口制御手段M18と、前記吹出口制御手段M18によ
る空気吹出口M11の往復動作中において、前記記憶手
段M17の距離データに基づき各人までの距離に応じて
前記開閉手段M13を制御して前記主流形成管による主
流に加えて前記副流形成管による所定数の副流を人に向
かって吹き出させる副流制御手段M19とを備えたスポ
ット空調装置をその要旨とするものである。
【0007】
【作用】第1の発明は、人データ取込手段M5がセンサ
回動手段M4を制御して人検知センサM3を回動させ、
その回動動作に伴う検知領域内にいる各人の方向を求め
る。記憶手段M6は人データ取込手段M5による人の方
向データを記憶する。さらに、吹出口制御手段M7は、
記憶手段M6の各人の方向データに基づき、吹出口回動
手段M2を制御して各人の最小なる存在領域に向けて空
気吹出口M1を繰り返し往復動させる。
【0008】第2の発明は、第1の発明の作用に加え、
人データ取込手段M5は所定のタイミングで各人の方向
を求めて記憶手段M6の方向データを更新する。第3の
発明は、第1の発明の作用に加え、空気吹出口M11に
おける主流形成管の内部から空気の主流が人に向かって
吹き出されるとともに、主流形成管の外周側において主
流形成管と最内方の副流形成管との間から第1の副流が
吹き出され、さらに、最内方の副流形成管の外周側にお
いて最内方の副流形成管とその外側の副流形成管の間か
ら第2の副流が吹き出される。そして、副流制御手段M
19は、吹出口制御手段M18による空気吹出口M11
の往復動作中において、記憶手段M17の距離データに
基づき各人までの距離に応じて開閉手段M13を制御し
て主流形成管による主流に加えて副流形成管による所定
数の副流を人に向かって吹き出させる。即ち、第1及び
第2の副流を制御して吹出口部の気流温度、風速の減衰
を制御する。
【0009】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図面
に従って説明する。図3に示すように、スポット空調装
置の装置本体1は箱型に形成されている。装置本体1の
正面上部には、運転スイッチ2が取り付けられている。 又、装置本体1の上面には円筒形の空気吹出ダクト3が
突設され、同空気吹出ダクト3の先端部が空気吹出口と
なり、前方を向いている。図4に示すように、この空気
吹出ダクト3はその基部が二重管構造をなし、装置本体
1に対し回動可能に支持されている。空気吹出ダクト3
の基部の外管には吹出口回動用ギア4が固定され、この
吹出口回動用ギア4は、装置本体1に固定されたケース
5内に収納されている。同ケース5には吹出口回動手段
としての吹出口回動用モータ6が固定されている。吹出
口回動用モータ6の出力軸6aには吹出口回動用ピニオ
ン7が設けられ、この吹出口回動用ピニオン7が吹出口
回動用ギア4と噛み合っている。よって、吹出口回動用
モータ6の駆動により吹出口回動用ピニオン7と吹出口
回動用ギア4を介して空気吹出ダクト3を回動させるこ
とができる。
【0010】この空気吹出ダクト3の先端部は、三重管
構造となっている。即ち、中心に設けられた主流形成管
8と、主流形成管8の外側の第1副流形成管9と、第1
副流形成管9の外側の第2副流形成管10とを備えてい
る。主流形成管8は、空気吹出ダクト3の基部の内管か
ら延びる大径部8aと、先端側の小径部8bと、大径部
8aと小径部8bをつなぐテーパ部8cとからなる。第
1副流形成管9は主流形成管8から所定間隔だけ離間し
た構造となっている。又、第2副流形成管10は第1副
流形成管9から所定間隔だけ離間した構造となっており
、第2副流形成管10の基端側は空気吹出ダクト3の基
部の外管が延設された構造となっている。さらに、第1
副流形成管9におけるテーパ部9aを含む先端部分が可
動部S1となっているとともに、第2副流形成管10に
おけるテーパ部10aを含む先端部分が可動部S2とな
っている。そして、可動部S1,S2は、主流形成管8
の延設方向(図4のA矢印方向)に移動可能に支持され
ている。この図4に示す状態では主流形成管8と第1副
流形成管9と第2副流形成管10とが離間した状態とな
っている。
【0011】又、第2副流形成管10の可動部S2は開
閉手段としての後記副流用サーボモータ25により前後
方向(図4中、左右方向)に移動させることができるよ
うになっている。さらに、第1副流形成管9のテーパ部
9aの外周部にはマグネット11が固定されている。そ
して、装置本体1で温度調節された空気(冷風)が空気
吹出ダクト3に供給されると、図5に示すように、同ダ
クト3から人に向かって吹き出される。この際、主流形
成管8内から空気の主流Fm が吹き出され、主流形成
管8と第1副流形成管9との隙間から第1副流Fs1が
吹き出され、さらに、第1副流形成管9と第2副流形成
管10との隙間から第2副流Fs2が吹き出される。
【0012】そして、図5に示す状態から後記副流用サ
ーボモータ25により第2副流形成管10の可動部S2
が後方に所定量だけ移動すると、図6に示すように、可
動部S2のテーパ部10aが第1副流形成管9のテーパ
部9aに当接した状態となる。この状態では、第1副流
形成管9と第2副流形成管10の隙間が可動部S2によ
り閉じられ、主流形成管8から主流Fm が人に向かっ
て吹き出されるとともに、主流形成管8と第1副流形成
管9との隙間から第1副流Fs1が吹き出される。
【0013】さらに、図6に示す状態から後記副流用サ
ーボモータ25によりさらに第2副流形成管10の可動
部S2が第1副流形成管9の可動部S1と共に後方に移
動されると、図7に示すように、第1副流形成管9の可
動部S1のテーパ部9aが主流形成管8のテーパ部8c
に当接する。この状態では、第1副流形成管9と第2副
流形成管10の隙間が可動部S2により閉じられるとと
もに、主流形成管8と第1副流形成管9との隙間が可動
部S1により閉じられ、主流形成管8から主流Fm の
みが人に向かって吹き出される。
【0014】又、第7図に示す状態から後記副流用サー
ボモータ25により第2副流形成管10の可動部S2が
前方に移動して第1副流形成管9の可動部S1がマグネ
ット11により可動部S2とともに移動し、図6に示す
状態にて、第2副流形成管10の可動部S2が停止する
。さらに、図6に示す状態から、後記副流用サーボモー
タ25により第2副流形成管10の可動部S2が前方に
移動すると図5のようになる。
【0015】一方、図3,4に示すように、スポット空
調装置の装置本体1の上面にはセンサ支持ケース12が
空気吹出ダクト3を中心に回動可能に支持されている。 センサ支持ケース12には人検知センサとしての超音波
パルスセンサ13が前方を向けて支持され、同センサ1
3は超音波振動子(図示せず)及びホーン13aにて構
成されている。そして、超音波振動子からパルス状の超
音波が前方に向けて出力されるとともに、障害物に当た
って反射した超音波がホーン13aにて受信される。こ
の超音波の発信から受信までの時間計測にて空気吹出ダ
クト3の開口部から人を含む被反射物までの距離を検出
することができるようになっている。
【0016】図4に示すように、センサ支持ケース12
にはセンサ回動用ギア14が固定され、このセンサ回動
用ギア14は、装置本体1に固定されたケース15内に
収納されている。同ケース15にはセンサ回動手段とし
てのセンサ回動用モータ16が固定されている。センサ
回動用モータ16の出力軸16aにはセンサ回動用ピニ
オン17が設けられ、このセンサ回動用ピニオン17が
センサ回動用ギア14と噛み合っている。よって、セン
サ回動用モータ16の駆動によりセンサ回動用ピニオン
17とセンサ回動用ギア14を介して超音波パルスセン
サ13を回動させることができる。この超音波パルスセ
ンサ13の回動動作に伴う検知領域は、空気吹出ダクト
3の回動動作に伴う空調領域と一致している。
【0017】図8にはスポット空調装置の冷凍サイクル
を示す。冷凍サイクルは、コンプレッサ18、コンデン
サ19、エキスパンジョンバルブ20、エバポレータ2
1から構成され、サイクル内へ冷媒を循環させてエバポ
レータ用ファン23にてエバポレータ21に空気を通過
させて冷風を作り空気吹出ダクト3に供給される。一方
、コンデンサ用ファン22によりコンデンサ19に空気
を通過させて熱を放出させる。
【0018】図9にはスポット空調装置の電気的構成を
示す。人データ取込手段、記憶手段、吹出口制御手段、
副流制御手段としてのマイコン24には超音波パルスセ
ンサ13及び運転スイッチ2が接続され、マイコン24
は超音波パルスセンサ13からの信号により人を含む被
反射物までの距離を検知するとともに運転スイッチ2の
オン・オフを検知する。又、マイコン24は吹出口回動
用モータ6が接続され、マイコン24は同モータ6を制
御して空気吹出ダクト3の向きを制御する。又、マイコ
ン24にはセンサ回動用モータ16が接続され、マイコ
ン24はセンサ回動用モータ16を制御して超音波パル
スセンサ13の向きを変更する。さらに、マイコン24
には副流用サーボモータ25が接続され、マイコン24
は副流用サーボモータ25を制御して第2副流形成管1
0の可動部S2を所定の位置に移動させる。又、マイコ
ン24には冷凍機器(コンプレッサ18、コンデンサ用
ファン22、エバポレータ用ファン23)が接続され、
マイコン24はこれら冷凍機器を制御する。
【0019】又、マイコン24にはメモリ24aが備え
られ、同メモリ24aに人の方向データと人までの距離
データが記憶される。次に、このように構成したスポッ
ト空調装置の作用を図10〜12を用いて説明する。マ
イコン24は運転スイッチ2がオン操作されると図10
の処理を開始する。そして、マイコン24は運転スイッ
チ2のオン操作により冷凍機器(コンプレッサ18、コ
ンデンサ用ファン22、エバポレータ用ファン23)を
駆動させるとともに、ステップ100でセンサ回動用モ
ータ16を駆動制御して超音波パルスセンサ13を図1
3での左端の向きYと右端の向きZとの間を往復動させ
、その往復動に伴いステップ101で背景の記憶を行う
。つまり、角度に対応する検知領域内の人以外の背景を
記憶する。
【0020】その後、マイコン24は、所定時間毎に、
図11の超音波パルスセンサ13による人検知のための
ルーチン処理、及び図12の空気吹き出し制御のための
ルーチン処理を実行する。マイコン24はステップ20
0でセンサ回動用モータ16を駆動して超音波パルスセ
ンサ13を往復動させ、ステップ201でその回動動作
に伴い人体の方向と距離を検知してメモリ24aに記憶
する。
【0021】即ち、例えば、図13に示すように、領域
内に一人(P1)がいるときには、基準となる向きYか
らの角度θ1〜θ2を求めるとともにその距離L1を求
め、メモリ24aに図15に示すようにθ1〜θ2、L
1を記憶する。又、図14に示すように、領域内に三人
(P1,P2,P3)がいるときには、基準となる向き
Yからの角度θ1〜θ2,θ3〜θ4,θ5〜θ6を求
めるとともにその距離L1,L2,L3を求め、メモリ
24aに図16に示すようにθ1〜θ2、θ3〜θ4、
θ5〜θ6、L1、L2、L3を記憶する。
【0022】さらに、マイコン24は図12のステップ
300でメモリ24aに記憶したデータにより人を検知
しているか否か判断する。そして、マイコン24は人を
検知していると、ステップ301で空気吹出ダクト3の
首振りの角度を決定する。即ち、例えば、図13に示す
ように一人(P1)の場合にはθ1 〜θ2 の範囲を
首振りの範囲とし、又、図14に示すように三人(P1
,P2,P3)の場合にはθ1 〜θ6 の範囲を首振
りの範囲とする。そして、マイコン24はステップ30
2で吹出口回動用モータ6を駆動制御して空気吹出ダク
ト3の首振り制御を行うとともに、その首振り動作中に
おいては人までの距離に応じて副流用サーボモータ25
を駆動制御して副流制御を行う。
【0023】即ち、人体までの距離が所定値La以上で
あれば、図5の状態にして主流Fm と第1副流Fs1
と第2副流Fs2とを人に向かって吹き出させる。又、
人までの距離が前記所定値Laより小さく、かつ、所定
値Lb(<La)より大きいと、図6に示すように、主
流Fm と第1副流Fs1とを人に向かって吹き出させ
る。さらに、人までの距離が前記Lbより小さいと、図
7に示すように、主流Fm のみを人に向かって吹き出
させる。
【0024】つまり、図17には外気温度が35℃のと
きの空気吹出ダクト3の開口部から一定の気流を吹き出
した場合における、人までの距離と主流Fm の中心部
温度及び中心部速度の関係を示す。この際、人までの距
離が2m以上であれば図5のように主流Fm と第1副
流Fs1と第2副流Fs2とを吹き出させる。又、人ま
での距離が1〜2mであると、図6のように、主流Fm
 と第1副流Fs1とを吹き出させる。さらに、人まで
の距離が1m以下のときには、図7のように、主流Fm
 のみを人に向かって吹き出させる。その結果、どの距
離においても、図17に示すような快適領域を作ること
ができる。
【0025】これは、2m以上では主流Fm が第1副
流Fs1と第2副流Fs2により大気の影響を受けにく
く最も遠方に気流温度・速度が到達し、1〜2mでは主
流Fm に対し第2副流Fs2がない分だけ大気からの
巻き込みを受けやすく気流温度・速度到達距離が短くな
り、さらに、1m以内では副流Fs1,Fs2がないた
め主流Fm が直接大気を巻き込み気流温度・速度到達
距離が最も短くなるためである。
【0026】その後、マイコン24が図11の人検知ル
ーチンを実行すると、ステップ200で超音波パルスセ
ンサ13を往復動させステップ201で人の方向と距離
を検知してこの方向データと距離データを最新のデータ
としてメモリ24aに記憶させる。即ち、前回取り込ん
だ人の方向データと距離データをクリアした後、今回の
人の方向データと距離データを格納する。
【0027】このメモリ24aの更新されたデータに基
づいて図12での首振り制御が行われ、人が移動した場
合にも人の移動に追従した空調が行われる。尚、図12
においてステップ300で人を検知しないと、ステップ
301,302の処理は行わない。このように本実施例
では、マイコン(人データ取込手段、記憶手段、吹出口
制御手段、副流制御手段)24は、指向性を有する超音
波パルスセンサ(人検知センサ)13をセンサ回動用モ
ータ(センサ回動手段)16により回動させ、その回動
動作に伴い人の方向と距離とを求め、その人の方向と距
離のデータをメモリ24aに記憶し、このデータに基づ
き吹出口回動用モータ(吹出口回動手段)6を制御して
各人の最小なる存在領域に向けてダクト3を繰り返し往
復動させる。その結果、各人の方向データに基づいて各
人の最小なる存在領域に向けて首振り動作が行われ、従
来の人とは無関係に全空調領域を首振りする場合に比べ
、快適気流が当たる時間が長くなり、多数の人に対して
快適なる空調を行うことができることとなる。
【0028】又、マイコン24は所定のタイミングで人
の方向と距離とを求めてメモリ24aに記憶した人の方
向と距離のデータを更新するようにした。よって、人の
移動に追従して冷風を人に当てることができる。さらに
、空気吹出ダクト3には主流形成管8の外周側において
2段の多重管構造をなす副流形成管9,10を設けると
ともに、人までの距離に応じて副流用サーボモータ(開
閉手段)25を制御して主流形成管8による主流Fm 
に加えて副流形成管9,10による所定数の副流Fs1
,Fs2を人に向かって吹き出させるようにした。その
結果、副流形成管9,10の可動部S1,S2の位置に
より第1及び第2副流Fs1,Fs2を制御して吹出口
部の気流温度、風速の減衰を細やかに制御でき、細やか
なる空調が可能となる。
【0029】尚、この発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、上記実施例では、空気吹出ダクト
3の先端部には三重管構造を採用するとともに人の方向
と距離を検出し、首振り制御の際に人の距離に応じて副
流制御を行ったが、副流制御を行わず人の方向のみを検
出して首振り制御のみを行うようにしてもよい。又、上
記実施例では、2段の多重管構造をなす副流形成管9,
10を設けたが、2段以上の副流形成管を設けてもよい
。さらに、冷房装置に限ることなく暖房装置に具体化し
てもよい。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
各人の方向データに基づいて各人の最小なる存在領域に
向けて首振り動作が行われ、多数の人に対して快適なる
空調を行うことができる優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレーム対応図である。
【図2】クレーム対応図である。
【図3】実施例のスポット空調装置の斜視図である。
【図4】スポット空調装置の空気吹出ダクトの断面図で
ある。
【図5】空気吹き出し状態を示す図である。
【図6】空気吹き出し状態を示す図である。
【図7】空気吹き出し状態を示す図である。
【図8】冷凍サイクルを示す図である。
【図9】スポット空調装置の電気的構成を示す図である
【図10】作用を説明するためのフローチャートである
【図11】作用を説明するためのフローチャートである
【図12】作用を説明するためのフローチャートである
【図13】空調領域を説明するための平面図である。
【図14】空調領域を説明するための平面図である。
【図15】データの記憶内容を説明するための図である
【図16】データの記憶内容を説明するための図である
【図17】人までの距離に対する中心部温度及び中心部
速度を示す図である。
【符号の説明】
M1    空気吹出口 M2    吹出口回動手段 M3    人検知センサ M4    センサ回動手段 M5    人データ取込手段 M6    記憶手段 M7    吹出口制御手段 M11  空気吹出口 M12  吹出口回動手段 M13  開閉手段 M14  人検知センサ M15  センサ回動手段 M16  人データ取込手段 M17  記憶手段 M18  吹出口制御手段 M19  副流制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  装置本体に回動可能に支持された空気
    吹出口と、前記空気吹出口を回動させる吹出口回動手段
    と、前記装置本体に回動可能に支持され、指向性を有す
    る人検知センサと、前記人検知センサを回動させるセン
    サ回動手段と、前記センサ回動手段を制御して前記人検
    知センサを回動させ、その回動動作に伴う検知領域内に
    いる各人の方向を求める人データ取込手段と、前記人デ
    ータ取込手段による人の方向データを記憶する記憶手段
    と、前記記憶手段の各人の方向データに基づき前記吹出
    口回動手段を制御して各人の最小なる存在領域に向けて
    前記空気吹出口を繰り返し往復動させる吹出口制御手段
    とを備えたことを特徴とするスポット空調装置。
  2. 【請求項2】  前記人データ取込手段は所定のタイミ
    ングで各人の方向を求めて記憶手段の方向データを更新
    する請求項1に記載のスポット空調装置。
  3. 【請求項3】  装置本体に回動可能に支持され、内部
    を空気の主流が通過する主流形成管と、前記主流形成管
    の外周側において少なくとも2段以上の多重管構造をな
    し、かつ、その内外管の隙間を副流が通過する副流形成
    管とを有する空気吹出口と、前記空気吹出口を回動させ
    る吹出口回動手段と、前記空気吹出口の副流形成管にお
    ける内外管の隙間を開閉する開閉手段と、前記装置本体
    に回動可能に支持され、指向性を有する人検知センサと
    、前記人検知センサを回動させるセンサ回動手段と、前
    記センサ回動手段を制御して前記人検知センサを回動さ
    せ、その回動動作に伴う検知領域内にいる各人の方向及
    び距離を求める人データ取込手段と、前記人データ取込
    手段による人の方向及び距離データを記憶する記憶手段
    と、前記記憶手段の各人の方向データに基づき前記吹出
    口回動手段を制御して各人の最小なる存在領域に向けて
    前記空気吹出口を繰り返し往復動させる吹出口制御手段
    と、前記吹出口制御手段による空気吹出口の往復動作中
    において、前記記憶手段の距離データに基づき各人まで
    の距離に応じて前記開閉手段を制御して前記主流形成管
    による主流に加えて前記副流形成管による所定数の副流
    を人に向かって吹き出させる副流制御手段とを備えたこ
    とを特徴とするスポット空調装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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