JPH04220581A - トロール網の音波位置決定装置 - Google Patents

トロール網の音波位置決定装置

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JPH04220581A
JPH04220581A JP6539691A JP6539691A JPH04220581A JP H04220581 A JPH04220581 A JP H04220581A JP 6539691 A JP6539691 A JP 6539691A JP 6539691 A JP6539691 A JP 6539691A JP H04220581 A JPH04220581 A JP H04220581A
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JP
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underwater object
frequency
underwater
sonic
pulse
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Application number
JP6539691A
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English (en)
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De Solminihac Francois
フランソワ、ド、ソルミニアク
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Thales SA
Original Assignee
Thomson CSF SA
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K73/00Drawn nets
    • A01K73/02Trawling nets
    • A01K73/025Regulation of net depth
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S5/00Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations
    • G01S5/0009Transmission of position information to remote stations
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S5/00Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations
    • G01S5/18Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations using ultrasonic, sonic, or infrasonic waves

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船引きまたは自力推進
水中物体の音波位置探知方法およびその装置ならびに、
この方法のトロール船および海底に関するトロール網の
位置探知への応用に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】水中
物体の位置を精確に知ることは極めて重要である。特に
、物体が船舶によって引かれているものである場合、そ
の位置を知ることは、物体をより良好に誘導し、船舶と
その物体によって形成された一団のいっそう巧みな航行
を可能にし、物体を失う危険(多くの場合、多額の出費
となる)を低減し、危険とみなされる岩礁を避けること
により船員の安全を高めることができる。さらに、トロ
ール網を引くトロール船の場合、しばしば岩場に位置す
る既知の漁場でトロール網を誘導することは、ごくわず
かな引索(トロール網を引くために用いる綱)のずれも
トロール網が十分にはらむ速度を著しく低下させるので
、漁獲高の最大収益性を得るために、より多くの漁獲を
上げ、(網の水平な開口のために)漁具を対称的に精確
に設置するために精確に行う必要がある。
【0003】現在、水中物体の位置を管理するために使
用される各種のシステムがあるが、これらのシステムは
精確さを欠いている。水面上の船舶および海底に対する
物体の位置は、ごく近似的にしか決定されず、物体が船
引きされるものである場合、これらのシステムは物体を
船引きするために使用される綱に前もって参照点を作ら
なければならない。この作業は全乗組員を少なくともま
る2日以上多忙にさせ、著しい時間の損失となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】こうした課題を解決する
ために、本発明は、水中物体の音波位置探知方法および
それに従った装置に関し、その方法および装置により、
船舶などの基準点に関して、また、海底(数メートル以
内で海底の位置を知ることができる)に関して、物体を
精確に位置探知することができる。このために、本発明
の装置は、第1に、物体に設置され、位置センサと連携
した音波送信装置、第2に、船舶などの基準点に固定的
に結合されており、電子式データ処理・表示装置と連携
した音波受信装置を含む。物体および船舶それぞれに位
置する2の同期クロックが、位置センサ、信号の送信、
受信および処理、ならびに情報の表示を制御する。
【0005】本発明が提起する水中物体の音波位置探知
方法は、水中物体から、水中物体ならびに、海底および
水中環境の表面に対する位置探知の特性パラメータを測
定する段階と、測定されたパラメータを、水中環境にお
いて音響信号として送信できるように符号化する段階と
、水中物体から既知の位置にある基準点に基準音響信号
を送信し、また、水中物体から基準点に、符号化された
パラメータを、選択された符号および送信される測定値
に適合された速度および周波数の音響信号として送信す
る段階と、基準点で音響信号を受信し、この信号にもと
づき、復号化および計算によって、測定パラメータおよ
びその基準点に対する水中物体の位置探知に関するパラ
メータを抽出し、その結果、水中物体と基準点との間の
距離に関する情報が参照音響信号の送信と受信との間の
時間差を計算することによって得られる段階と、を備え
ている。
【0006】また、本発明に関する水中物体の音波位置
探知装置は、水中物体の位置を測定するための装置に装
備され、水中物体に固定的に結合された1以上の音波ビ
ーコン、音響信号送信装置、測定装置および送信装置を
制御するためのクロックと、基準点において、その水中
位置が既知であるゴニオメータを形成する音響信号の受
信用の2個のハイドロフォンと、2個のハイドロフォン
から入来する信号を受信するように設計された第1のチ
ャネルにおいて、直列に接続された、1送信周波数を選
択するためのろ波装置および各ハイドロフォンから入来
する信号間の位相差を測定するための装置、および1個
のハイドロフォンから入来する信号を受信するように設
計された第2のチャネルにおいて、直列に接続された、
ろ波装置および異なる送信周波数の検出装置を有する処
理装置とを備え、第1のチャネルおよび第2のチャネル
から入来する信号は、制御クロックと同期された装置に
より制御される計数・計算装置に転送され、水中物体の
位置探知に関する情報を出力することを特徴とする。
【0007】
【実施例】トロール船および海底に対するトロール網の
位置を精確に知ることは特に重要であるので、以下では
この特殊な例に関して説明する。しかし、本発明が他の
水中用途に利用できることは極めて明白である。
【0008】図1(a)および(b)は、それぞれ、本
発明に従ったトロール網の位置探知システムを装備し、
トロール網を引いているトロール船の縦断面図および平
面図である。トロール船1は、一方をトロール船の各船
端A1およびA2に、他方をトロール網の各翼端B1お
よびB2に固定された引索3と称する2本の綱によって
トロール網2を引いている。トロール網2および引索3
によって形成された一体を漁具と称する。
【0009】パネル6は各引索に付いている。このパネ
ル6は木またはプラスチックなどで作られている。これ
は、ドリフト抑制用浮き板またはオッターボードの役目
を果たしており、トロール網2が開口するように2本の
引索3を引き離すように設計されている。
【0010】音波送信用の2の音波ビーコン7は、その
位置を精確に知らなければならない地点に取り付けられ
ている。これらの地点は、例えばトロール網の場合、ト
ロール網の翼端4の前面である。これらのビーコン7は
、トロール船後部に設置され、漁具を海中に放出する際
またはトロール船上に引き上げる際に引索を誘導するた
めに使用される滑車の反復的な衝撃および動きに耐えら
れる小型パックの形状をしている。音波ビーコンの浮遊
性は、トロール網が水中にある時にビーコンが適切な位
置をとれるようにすることに関して消極的である。
【0011】音波受信用の2個のハイドロフォン8は、
トロール船1に固定的に結合されたロッド9に据え付け
られている。このロッドは、トロール船の片側または船
体内にある。2個のハイドロフォンは、ゴニオメータを
形成するように水平方向に配置されている。ハイドロフ
ォンは、音波ビーコンから入来する音響信号を受信し、
それらを電気信号に変換し、変換された信号はケーブル
によってトロール船上にある電子装置に再転送される。 ハイドロフォンは、音波ビーコンの相対方位、トロール
船1の進行軸に対するビーコンの最大45°までの偏角
の角度Gおよび、漁具の方向の平面上における放射の測
定が可能である。潜水部分Iは、音波ビーコン7と海面
との間の距離である。高度Aは、音波ビーコン7と海底
との間の距離である。これらの測定および計算を実行す
るために、各音波ビーコンには、電子装置にあるマスタ
クロックと同期されたクロックが装備されている。
【0012】図2は情報の表示例を示す。情報の表示は
電子装置で実施可能である。この図では、2個のボック
スC1およびC2は、音波ビーコンとトロール船との間
の距離の常時的表示を行う。第3のボックスC3では特
定の指示が、2個の音波ビーコンの位置の相対方位、潜
水深度および海底に対する高度に関する情報を与える。
【0013】図3は、本発明に従った送信装置のブロッ
ク図を示す。送信時、各音波ビーコン7は、プローブ2
1を、双方向リンクによって、ビーコンの位置の海底に
対する高度および潜水深度をそれぞれ計算するために、
高度ΔtA測定装置22、ΔtI変換装置24に接続さ
れた圧力センサ23、および、ハイドロフォン8に向け
て音響信号として海底からの高度および潜水深度に関す
る情報を送信するための送信装置25と接続させる。プ
ローブ21および圧力センサ23は、例えば、プローブ
21については、最大高度50  m、精度±0.5 
 m、分解能±0.1  m、圧力センサについては、
最大潜水深度500m、精度±0.5  mといったよ
うに希望の特性の関数として選択される。送信装置では
、到達レンジを、例えば、1500  mとすべきであ
る。
【0014】音波ビーコンは、例えば、温度センサ、電
圧センサ、トロール網開口センサ、トロール網充満セン
サなどの他のセンサを備えることもできる。各音波ビー
コンは、電子装置にあるマスタクロックと同期するクロ
ック26が装備されており、これは、音響信号の測定お
よび送信の速度を決定する。ビーコンのクロックは、そ
れぞれ識別できるように、相互に時差的にずらされてい
る。
【0015】図4は、1再現に対応する1周期の測定に
関する音波ビーコンとハイドロフォンとの間の送信信号
および受信信号のタイミング図を示す。音波ビーコンの
センサによって測定された各種パラメータを受信ハイド
ロフォンに音響信号として送信するために、これらのパ
ラメータは符号化される。選択された符号は、時間間隔
が測定された各パラメータ値に対応するような時間的符
号である。このような符号を送信するために使用される
一手段は、センサによって測定された全パラメータを送
信するのに十分である多数の音響パルスの送信であり、
これらのパルス間の時間間隔は測定されるパラメータに
特徴的なものとする。図4のタイミング図は、トロール
船に関するトロール網の位置を計算するために必要な信
号の送信および受信にのみ関するものであり、測定パラ
メータは音波ビーコンの位置の高度Aおよび音波ビーコ
ンの潜水深度Iである。しかし、同様にして、他のパラ
メータも符号化して送信することができる。そのような
パラメータは、例えば、温度および電圧の測定値、トロ
ール網の開口または漁獲率の測定値とすることができる
【0016】各再現において、各音波ビーコンの送信装
置は、ハイドロフォンに向けて、異なる時点または瞬間
に3のパルスを送信する。これらのパルスは、時点t0
に周波数f1(例えば、f1=18  kHz)による
距離用パルス、時点t0+ΔtAに周波数f2(例えば
、f2=20  kHz)による高度用パルスおよび、
時点t0+ΔtIに周波数f2による潜水深度用パルス
である。
【0017】時間間隔ΔtAは、音波ビーコン7の位置
の高度の測定に関連する。この測定は、プローブ21に
より標準的な方法で行われる。すなわち、プローブ21
は、時点t0で海底に向けて周波数fs(fsは、f1
およびf2とは著しく異なるものとし、例えば300 
 kHzとする)で信号を送信し、プローブと海底との
距離にもとづく時間間隔ΔtAの終わりにその同一信号
fsの反響を受信する。高度ΔtA測定装置22によっ
て測定されたこの時間間隔ΔtAは、瞬間t1がプロー
ブによって測定できる最大距離に一致するような、瞬間
t0およびt1との間の時間的窓FAの内部にある。
【0018】音波ビーコンの潜水深度は、t2>t1で
あるような時点t2で圧力センサ23によって測定され
る。この測定値は、その後、変換装置24によって時間
間隔Δt2に変換される。従って、時間間隔Δt2は、
それから(t2−t0)を引くことにより、時間間隔Δ
tIから得られた、音波ビーコン7の潜水深度の測定値
である。
【0019】時間間隔Δt2は、瞬間t3が圧力センサ
23によって測定できる最大潜水深度に一致するような
、瞬間t2およびt3との間の時間的窓FIに含まれる
【0020】距離用パルスと高度用パルスとの識別は、
周波数によって行われる。高度用パルスと潜水深度用パ
ルスとの識別は、t2>t1を選択することによって得
られる時間的識別である。
【0021】音波ビーコン7の一方によって送信された
パルスは、時間間隔ΔtDの終わりに2のハイドロフォ
ン8によって受信される。この時間間隔は、この音波ビ
ーコン7とハイドロフォン8との間の斜角距離Dの測定
値である。
【0022】1周期の測定は、1音波ビーコンに対応す
る信号の送信、受信および処理に一致する。第1の測定
周期が終了すると、第2の音波ビーコンが信号を送信す
る。1再現は、この2の音波ビーコンにそれぞれ対応す
る2周期の測定を有する。
【0023】図5は、本発明に従った受信装置のブロッ
ク図である。2個のハイドロフォン8は、音波ビーコン
7によって送信された音響信号を受信し、それらを電気
信号に変換する。これらの電気信号は、前置増幅器10
で予備増幅され、ケーブルによって電子装置11に転送
される。電子装置11では、それらの信号は以下の2の
チャネルで処理される。
【0024】第1のチャネルでは、各ハイドロフォンで
受信された周波数f1の距離用パルスが、ろ波によって
選択され、フィルタ/増幅器30によって増幅された後
、特定の処理動作の実行および同一ビーコンから入来す
る2のパルスf1の間の位相差ΔΦの測定を行う処理・
位相指示装置31に送られる。この位相差は、ハイドロ
フォン/音波ビーコン平面における音波ビーコンの偏角
αを推定する、計数・計算装置34に転送される。
【0025】第2のチャネルでは、右舷側のハイドロフ
ォンといった1ハイドロフォンによって受信された3の
パルス、すなわち、距離用パルス、高度用パルスおよび
潜水深度用パルスは、フィルタ/増幅器32によってろ
波され増幅され、処理・検出装置33で処理および検出
された後、計数・計算装置34に転送される。
【0026】計数・計算装置34で実行される動作は、
マスタクロック35によって制御される。音波ビーコン
の距離、位置の高度および潜水深度にそれぞれ対応する
時間間隔ΔtD、ΔtAおよびΔtIは、この装置34
で決定される。これらの時間間隔は、音波ビーコンによ
ってパルスが送信された時の時点t0と受信されたパル
スの立ち上がり区間に対応する時点との間に経過した時
間を計数することによって得られる。音波ビーコンの位
置の斜角距離Dおよび高度Aは、その後、ΔtDおよび
ΔtAに音速cを掛けることによって得られる。音波ビ
ーコンの潜水深度は、ΔtIを水深に変換することによ
って得られる。音波ビーコンの水平距離Dhおよび相対
方位の角度Gは、ハイドロフォンに対する音波ビーコン
の相対位置を示す図6に図示されたパラメータの計算に
よって得られる。
【0027】装置34において、偏角αの計算は、各ハ
イドロフォンによって受信された周波数f1による2の
パルスの間の位相差ΔΦの測定によって得られる。既知
の距離d(例えば、5〜20  cm)の間隔をおかれ
た2個のハイドロフォンについて、この位相差は以下の
式に等しい。     ΔΦ=(2πf1d/c)・sinα    
              …(1)式中、c:音速
音波ビーコンの水平距離Dhおよび相対方位の角度Gは
、以下の公式によって得られる。式中、Zは、既知であ
るハイドロフォンの潜水深度である(例えば、船体下1
  m)。  水平距離Dhについては、    si
n  S=(I−Z)/D             
             …(2)式中、Sは、以下
の式によって決定される音波ビーコンの仰角である。     Dh=D  cos  S         
                       …(
3)相対方位の角度Gについては、     sin  G=(D/Dh)・sinα   
               …(4)式中、αは、
以前に、位相差ΔΦの測定および式(1)から得られた
音波ビーコンの地理的方位の角度である。
【0028】計数・計算装置34によって実行された計
算結果は、その後、表示装置36に表示される。電子装
置11の装置31および35により実行される信号の処
理には、別の変更例も使用することができる。特に、1
°を超える角度測定の範囲および精度を向上させるため
に公知の信号処理技法が使用できる。
【0029】こうした技法の一つは、例えば、コヒーレ
ント処理動作に関連したいわゆる「超短波ベース」技法
である。この技法では、音波ビーコンによって送信され
る音響パルスは、周波数変調パルスである。受信時に、
ハイドロフォンによって受信された信号は、予備増幅さ
れて、電子装置に転送され、そこで、適切なろ波および
パルス圧縮などの動作を実行する信号処理系でディジタ
ル化され、処理される。
【0030】このようにして得られた各信号は最大交番
を有しており、希望の位相差ΔΦは、これらの交番のピ
ーク間の時間差を測定することによって、電子装置11
の第1の処理チャネルで得られる。その後、それにもと
づいて、地理的偏角αが、式(1)に従って、公式si
n  α=cΔΦ/(2πf1d)によって推定される
【0031】最大ピークを探索するためのこの技法はま
た、比較される交番の選択に対する不明瞭さを除去する
ことによって、2個のハイドロフォン間の距離dをλ/
2(λは周波数f1に一致する波長)を超えるほど大き
くすることを可能にする。コヒーレント処理動作に関連
した別の「超短波ベース」技法も使用できる。この技法
では、ハイドロフォンによって受信された信号の処理は
、前述のすべての段階を含むほか、さらに復調を含む。 地理的偏角αは、式(5)に従って処理された信号の2
のエンベロープの最大値間の時間差Δtによって直接得
られる。     sin  α=c・Δt/d        
                    …(5)本
発明は、特定的に説明した実施例に制限されるものでは
ない。特に、この位置探知のためのシステムは、鉱物採
集装置の位置探知、各種船引きシステム(測定装置、ソ
ナー、埋設システム)の位置探知、潜水船と潜水者間の
位置探知、潜水者間の位置探知といったように、広範な
水中用途に使用できる。
【0032】いずれの場合も、システムの必須構成要素
(音波ビーコン、ハイドロフォンおよび電子装置)の原
理は変わらない。その各種副次構成要素を設けるための
手段だけが個別の適応を受ける可能性がある。再現、範
囲、測定尺度といった一定のパラメータも、本願の範囲
を超えなければ、その用途に従って修正することができ
る。
【0033】同様に、この説明において、水中物体はト
ロール網であるので、2個の音波ビーコンが使用されな
ければならない。他の用途の場合、本発明の範囲を超え
なければ、他の数の音波ビーコンを使用することができ
る。音波ビーコンはまた、対応するパルス数が送信され
る場合、異なる数の情報を送信するために別の数のセン
サを装備することができる。音波ビーコンからハイドロ
フォンに情報を送信するために使用する符号も、本発明
の範囲を超えなければ、異なるものとすることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】位置探知システムを装備したトロール網を引く
トロール漁の説明図。
【図2】情報の表示例を示す図。
【図3】本発明に従った送信装置のブロック図。
【図4】本発明に従った1再現に対応する1周期の測定
における音波ビーコンとハイドロフォンとの間の送信信
号および受信信号のタイミング図。
【図5】本発明に従った受信装置のブロック図。
【図6】本発明に従った音波ビーコンとハイドロフォン
との相対位置を示す説明図。
【符号の説明】
1  トロール船 2  トロール網 3  引索 4  網の翼端 6  パネル 7  音波ビーコン 8  ハイドロフォン 9  ロッド 10  前置増幅器 11  電子装置 21  プローブ 22  高度ΔtA測定装置 23  圧力センサ 24  ΔtI変換装置 25  送信装置 26  同期クロック 30  フィルタ/増幅器 31  処理・位相指示装置 32  フィルタ/増幅器 33  処理・検出装置 34  計数・計算装置 35  マスタクロック 36  表示装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水中物体から、水中物体ならびに海底およ
    び水中環境の表面に対するその位置の特性パラメータを
    測定することと、測定されたパラメータを、水中環境に
    おいて音響信号として伝達できるように符号化すること
    と、水中物体から既知の位置にある基準点に基準音響信
    号を送信し、また、水中物体から基準点に、符号化され
    たパラメータを、選択された符号および送信される測定
    値に適合する速度および周波数の音響信号として送信す
    ることと、基準点で音響信号を受信し、その信号にもと
    づく復号化および計算によって、測定パラメータおよび
    、その基準点に対する水中物体の位置探知に関するパラ
    メータを抽出し、基準信号の送信と受信との間の時間差
    を計算することにより水中物体と基準点との間の距離に
    関する情報を得ることとを備えていることを特徴とする
    水中物体の音波位置探知方法。
  2. 【請求項2】使用される符号は時間間隔が各パラメータ
    の値に対応するような時間的符号であり、測定パラメー
    タは、水中物体から測定された全パラメータを送信する
    ために十分な数の音響パルスの送信によって伝達され、
    これらの時間間隔は測定パルスに特徴的であり、基準点
    で受信された信号の復号化は、第1に、水中物体によっ
    て測定されたパラメータを推定するような方法で受信さ
    れた第1のパルスと以降の各パルスとの間の時間間隔を
    計数することと、第2に、水中物体と基準点との間の斜
    角距離を推定するために第1のパルスの送信と受信間の
    時間間隔を計数することを備えていることを特徴とする
    請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】水中物体から測定されるパラメータは、水
    中物体の位置の高度(A)および水中物体の潜水深度(
    I)であり、これらのパラメータは、異なる時点での、
    周波数f1による第1のパルスが基準パルスであり、ま
    た、周波数f2による第2および第3のパルスは、第1
    のパルスと分離する時間間隔(ΔtAおよびΔtI)が
    それぞれ水中物体の位置の高度および水中物体の潜水深
    度の測定値に特徴的であるようなパルスである、3の音
    響信号の基準点に向けた送信によって伝達されることを
    特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】周波数f1による第1のパルスの基準点に
    向けた送信と同時に、周波数fsによる音響信号が物体
    から海底に対して送信され、この周波数fsの音響信号
    の反響は水中物体の位置の高度に比例した時間間隔の終
    わりに受信され、周波数fsの音響信号の反響の受信は
    、周波数f2の第2のパルスの基準点への送信を作動さ
    せ、水中物体の潜水深度の測定は周波数f2の信号の反
    響の最大受信時より後の時点で実行される圧力の測定で
    あり、周波数f2による第3のパルスは、圧力の時間的
    変換後の測定値に対応する、圧力の測定時点から計数さ
    れた時間間隔の終わりに送信されることを特徴とする請
    求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】上記の請求項のいずれかに従った方法を実
    施するための水中物体の音波位置探知装置であって、水
    中物体の位置を測定するための装置に装備され、水中物
    体に固定的に結合された1以上の音波ビーコン、音響信
    号送信装置、測定装置および送信装置を制御するための
    クロックと、基準点において、その水中位置が既知であ
    るゴニオメータを形成する音響信号受信用の2個のハイ
    ドロフォンと、2個のハイドロフォンから入来する信号
    を受信するように設計された第1のチャネルにおいて直
    列に接続された、1送信周波数を選択するためのろ波装
    置および各ハイドロフォンから入来する信号間の位相差
    を測定するための装置、および1個のハイドロフォンか
    ら入来する信号を受信するように設計された第2のチャ
    ネルにおいて直列に接続された、ろ波装置および異なる
    送信周波数の検出装置を有する処理装置とを備えており
    、第1のチャネルおよび第2のチャネルから入来する信
    号は、制御クロックと同期された装置により制御された
    計数・計算装置に転送され、水中物体の位置探知に関す
    る情報を出力することを特徴とする音波位置探知装置。
  6. 【請求項6】処理装置はさらに、処理チャネルの1以上
    において、ディジタル化手段および、適切なろ波および
    パルス圧縮動作を行うための信号連鎖を含むことを特徴
    とする請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】トロール網は、第1のビーコンによる送信
    信号がハイドロフォンによって受信された時に第2のビ
    ーコンが送信を開始するように時間的にずらされている
    2系列の音響信号の送信用の2個の音波ビーコンを装備
    しており、これらのビーコンはトロール船の船体に固定
    されていることを特徴とする請求項5又は6のいずれか
    に記載の装置を応用したトロール漁装置。
JP6539691A 1990-03-06 1991-03-06 トロール網の音波位置決定装置 Pending JPH04220581A (ja)

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