JPH04219448A - 内燃機関における不点火検出装置 - Google Patents

内燃機関における不点火検出装置

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JPH04219448A
JPH04219448A JP3021216A JP2121691A JPH04219448A JP H04219448 A JPH04219448 A JP H04219448A JP 3021216 A JP3021216 A JP 3021216A JP 2121691 A JP2121691 A JP 2121691A JP H04219448 A JPH04219448 A JP H04219448A
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JP
Japan
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internal combustion
measurements
misfire
combustion engine
measurement
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Application number
JP3021216A
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English (en)
Inventor
Michael Holmes
ミカエル・ホルムズ
Benjamin J Bradshaw
ベンジャミン・ジェームス・ブラッドショウ
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ZF International UK Ltd
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Lucas Industries Ltd
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Priority claimed from GB909021226A external-priority patent/GB9021226D0/en
Priority claimed from GB909021225A external-priority patent/GB9021225D0/en
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M15/00Testing of engines
    • G01M15/04Testing internal-combustion engines
    • G01M15/11Testing internal-combustion engines by detecting misfire

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関(エンジン)
における不点火(ミスフアイヤ)検出装置および方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般には、内燃機関における不点火を信
頼し得るように検出することは困難であると考えられて
いる。不点火検出はエンジン出力軸の変化に基礎が置か
れることができ、そして公知の装置において、これは可
変リラクタンス変換器または出力軸に取り付けられた歯
車との協働によつて決定される。タイマ装置は変換器を
通過するような連続する歯に関して取られる時間を決定
しかつこの時間周期、または速度を表示するその逆数が
エンジン速度の変化を検出するのに使用される。しかし
ながら、歯車の歯は一定の許容誤差で機械加工され連続
する歯の通過の時間の結果として生じる変化は不点火を
検出することにおいて誤差を生じる速度変化の擬似検出
を結果として生じることができる。
【0003】
【発明が解決すべき課題】幾つかの内燃機関は変換器を
通る連続する歯の通過の間の時間周期の測定を再び行う
それらのクランク軸の筒状回転振動を発生する。かかる
振動はエンジンの点火周波数の半分の倍数で発生するこ
とができかつ再び誤った不点火検出に至るかも知れない
【0004】車両を駆動するための内燃機関の出力速度
は、もちろん、一定ではないが、車両の速度につれて変
化する。また、粗くかつ不均一な表面上の車両の運動は
エンジン出力軸に対する速度変化をフイードバツクする
ことができる。かくして、エンジン出力軸は直線加速お
よび減速に従わされかつ車両の正常な運転の間中速度の
変化を変化しそしてこれは誤った不点火検出に至るかも
知れない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様によ
れれば、エンジンのシリンダおよびピストンサイクルの
同一点間のエンジン速度を表す測定を行うための手段、
測定間の差としての変化を決定するための手段、および
しきい値レベルと前記変化を比較しかつ前記しきい値レ
ベルを超えるとき不点火を表示するための比較器とから
なる内燃機関における不点火を検出するための不点火検
出装置が提供される。
【0006】本発明の第2の態様によれば、エンジンの
シリンダおよびピストンの同一点間のエンジン速度を表
す測定を行ない、測定間の差としての変化を決定し、し
きい値レベルと前記変化を比較しかつ前記しきい値レベ
ルを超えるとき不点火を表示する工程からなる内燃機関
における不点火検出方法が提供される。
【0007】かくして、エンジン不点火が簡単な方法で
かつ高度の信頼性によりエンジン速度を表示する測定に
基づいて検出されることができることが認められた。異
なるシリンダおよびピストンサイクルの同一点で、例え
ば各ピストンの圧縮および点火ストローク間の上死点で
測定を行うことにより、エンジンの可動部分の慣性およ
びジオメトリによつて発生される速度変化は不点火によ
つて発生されるいかなるエンジン速度変化も遮断しない
。とくに、慣性およびジオメトリによつて発生されるエ
ンジン速度変化は異なるピストンおよびシリンダサイク
ルの同一点で実質上同じでありかつしたがつて除去され
るかまたはそれらの作用が、例えばエンジン速度測定の
連続する対間の差を形成することにより、エンジン速度
の変化を決定する過程において大幅に減じられる。好ま
しくは、不点火は、周期測定に対向されるような、エン
ジン速度測定に基づいて決定される(例えば、周期測定
の逆数を取ることにより)。不点火は安定であるかまた
はエンジン速度により僅かに変化するしきい値を使用す
るエンジン速度の全範囲にわたつて検出されることがで
きることが認められた。
【0008】しきい値レベルは一定のしきい値にするこ
とができる。代表的な6シリンダ四ストロークサイクル
エンジンによる実験において、15RPMの速度変化に
対応する一定のしきい値が十分であることを立証した。 かくしてエンジン速度の全範囲にわたつて一定の速度変
化を使用することができ、したがつて不点火を検出する
のに要求されるる処理を簡単化する。
【0009】エンジン速度がセンサを通ってエンジンの
周期的可動部分上の基準点の通過時間を測定しかつエン
ジン速度として測定された時間の逆数を取ることにより
、好ましくは同一基準点が一連のサンプリング点での各
エンジン速度測定に使用される。これは基準点の相対的
な位置の変化によつて発生される測定されたエンジン速
度のいかなる変化をも回避する。例えば、歯の通過を検
出するように、可変リラクタンス変換器のごとき、セン
サと協働するエンジンクランク軸上に歯車を設けること
は通常の慣行である。歯の幅および空間の許容誤差は測
定されるエンジン速度の変化を生起する。エンジン速度
測定をセンサを通る特定の歯または歯のグループ、例え
ば4ストロークインラインエンジンの平面クランク軸の
各回転に関して同一の歯または歯のグループの通過に偏
倚することにより、かかる許容誤差によつて発生される
測定された速度変化は実質上除去されるかまたはそれら
が不点火によつて発生されるエンジン速度変化の信頼し
得る検出と干渉しないレベルに低減される。
【0010】選択的にまたは追加的に、補正技術が使用
されそれにより連続するシリンダに関する周期測定間の
平均差が瞬時の測定に適用される補正要因を確立するの
に使用される。
【0011】本発明の第1実施例によれば、複数のシリ
ンダを有する内燃機関において、エンジンのピストンお
よびシリンダの各サイクルの第1点と第2点間の周期ま
たは速度を測定する手段;比較値を発生するために各々
x番目、(x+1)番目、(x+a)番目、および(x
+a+1)番目の周期または速度を比較するための比較
手段、ここでaは規則正しい測定変動またはその倍数の
周期当たりの燃焼発生の数、x番目および(x+a)番
目の周期または速度は比較において反対の極性または符
号からなり、そして(x+1)番目および(x+a+1
)番目の周期または速度は比較において反対の極性また
は符号からなり;そして不点火の発生を検出するために
比較値をしきい値と比較するための比較器からなる不点
火検出装置を提供する。
【0012】パラメータaはエンジン出力軸の回転あた
りの燃焼発生の数またはその倍数に等しくされることが
できる。かくして、例えば出力軸によつて駆動されるタ
イミング又は測定装置から生じる装置誤差は減少される
かまたは除去されることができる。
【0013】比較手段はT(x)−T(x+1)−T(
x+a)+T(x+a+1)のような比較値を形成する
ことができ、ここでT(i)はi番目の周期または速度
である。
【0014】測定手段はエンジン出力軸によつて駆動さ
れる歯車と協働する可変リラクタンス変換器からなるこ
とができる。
【0015】しきい値は一定の値にするかまたは、例え
ば、エンジン速度およびエンジン負荷の関数として変化
することができる。
【0016】本発明の第2の実施例は、複数のシリンダ
を有する内燃機関において、エンジンのピストンおよび
シリンダの各サイクルの第1点と第2点間の周期または
速度を測定し、;比較値を発生するために各々x番目、
(x+1)番目、(x+a)番目、および(x+a+1
)番目の周期または速度を比較し、;ここでaは規則正
しい測定変動またはその倍数の周期当たりの燃焼発生の
数、x番目および(x+a)番目の周期または速度は比
較において反対の極性または符号からなり、そして(x
+1)番目および(x+a+1)番目の周期または速度
は比較において反対の極性または符号からなり;そして
不点火の発生を検出するために比較値をしきい値と比較
することからなる不点火検出方法を提供する。
【0017】本方法は各シリンダおよびピストンに関し
てそれぞれ一連の同一サイクル間の速度測定を行うこと
により多シリンダエンジンの各シリンダおよびピストン
に関して実施されることができる。例えば、エンジン速
度は、例えば各ピストンの点火ストロークの上死点でま
たはその後で、シリンダおよびピストンの各々のサイク
ルの同一点間で測定されることができ、速度変化は各シ
リンダおよびピストンに対応する各一連の点に関して決
定される。これは各シリンダおよびピストンに関して不
点火検出を許容するだけでなく、また表示されるような
不点火シリンダおよびピストンの識別を許容する。それ
ゆえ使用されることができる原因分析のための情報を提
供することができる、すなわち、補正作動を取るために
エンジン管理装置により、車両のドライバに考え得る欠
陥を警告し;そして修理員が欠陥を識別しかつ調整する
ことを助けることができる。エンジン不点火の履歴は、
例えばエンジンの欠陥を診断するために修理員による次
の評価を容易にするために記憶されることができる。
【0018】本方法はデジタル装置、例えばプログラム
されたマイクロプロセツサを含んでいるマイクロコント
ローラとして具体化される装置によつて実施されること
ができ、そしてエンジン測定装置の1部分として設けら
れることができる。例えば、クランク軸位置/速度セン
サはインターフエイス回路を介してマイクロコントロー
ラのタイマ入力端子に接続されることができる。したが
つて、不点火検出は本方法を実施するように制御ソフト
ウエアを単に増やすことにより現存するエンジン管理装
置内に設けられることができる。かかる場合において、
追加の処理能力の要求は不点火検出がエンジン管理装置
に非常に小さいかまたは追加のコストで設けられること
ができるように比較的小さい。
【0019】かくして車両の内燃機関において信頼し得
る不点火検出を提供いることができそして適宜な作動が
不点火が検出されるとき取られることがてきる。このこ
とは、順次幾つかの燃焼生成物を除去するための排気触
媒の低減された劣化または「中毒」に遭遇されるような
非燃焼または部分的に燃焼された炭化水素のごとき汚染
物質の放出を減少することができる。
【0020】本発明の第3実施例は、nが1より大きい
nシリンダ内燃機関においてエンジンの各ピストンおよ
びシリンダの各サイクルのそれぞれの第1点とそれぞれ
の第2点との間の周期または速度を測定するための手段
;合計(T(x)+T(x+n−1)および(T(y)
+T(z))間の差として時間または速度値Tを形成す
るための計算手段で、ここでT(x+n−1)は周期ま
たは速度の(x+n−1)番目の周期または速度であり
、そしてT(y)およびT(z))は周期または速度の
x番目および(x+n−1)番目の間の周期または速度
であり;そして不点火の発生を検出するために時間また
は速度値Tしきい値と比較するための比較器からなる不
点火検出装置を提供する。
【0021】この技術は偶数のシリンダを有するエンジ
ンとともに使用されることができる。この技術は奇数の
シリンダを有するエンジンとともに使用されることがで
きると思われる。
【0022】周期または速度T(y)およびT(z)は
好ましくはx番目と(x+n−1)番目の周期または速
度の間の中間である。例えば、偶数のシリンダを有する
4ストロークサイクルエンジンの場合において、周期ま
たは速度T(y)およびT(z)は好ましくは(x+(
n/2)−1)番目および(x+(n/2))番目の周
期または速度である。奇数のシリンダを有する4ストロ
ークサイクルエンジンの場合において、周期または速度
T(y)が(x+((n−1)/2))番目の周期また
は速度でありそして周期または速度T(z)が(x+(
(n−1)/2)−1)番目の周期または速度、(x+
((n−1)/2))番目の周期または速度、または(
x+((n−1)/2)+1)番目の周期または速度、
すなわち、先行する、同一、または連続する周期または
速度である。
【0023】nが1より大きいnシリンダ内燃機関にお
いてエンジンの各ピストンおよびシリンダの各サイクル
の第1点と第2点との間の周期または速度を測定するた
めの手段;以下の制約、すなわち、 (i)  周期または速度がエンジンの出力軸の同一位
置範囲にわたつて測定されている各対の周期または速度
と対として比較され、 (ii)  各x番目の周期または速度が(x+p)番
目(ここでpは偶数の整数である)周期または速度と比
較され、 (iii)  少なくとも3つの周期または速度が少な
くとも3つの測定はx番目の測定および(x+n−1)
番目の測定を含んで比較される少なくとも2つにしたが
つて比較値を形成するために周期または速度を比較する
ための比較手段;および比較値を不点火の発生を検出す
るためにしきい値レベルと比較するための比較器からな
る不点火検出装置を提供する。
【0024】かくして歯付きタイミング円板の歯の空間
誤差または許容誤差によつて発生されるエンジン出力軸
速度変化、エンジン点火周波数の半分の整数倍でのクラ
ンク軸振動、および少なくとも1つのエンジンサイクル
に持続する直線加速および減速に対してより大きな信頼
性およびより少ない故障発生度によりエンジン不点火検
出装置を提供することができる。本装置は、周期または
速度測定手段として、歯車および可変リラクタンス変換
器のごととき変換器とともに使用されることができるけ
れども、他のあらゆる適宜な手段が設けられることがで
き、そしてかかる手段の製造における許容誤差が同様に
補正される。
【0025】便宜上、エンジンの各シリンダおよびピス
トンの第1および第2点はその圧縮および点火ストロー
ク間のピストンの頂部死点にまたはその近傍に配置され
ることができる。一般に、第1および第2点はピストン
の点火ストロークの間中のこの頂部死点位置後発生する
【0026】比較器により使用されるしきい値レベルは
一定のしきい値レベルにすることができる。選択的に、
しきい値レベルはエンジン速度および負荷要求のごとき
エンジンパラメータにより変化することができる。
【0027】本発明の第5実施例は、nが1より大きい
nシリンダ内燃機関においてエンジンの各ピストンおよ
びシリンダの各サイクルの第1点と第2点との間の周期
または速度を測定し;合計(T(x)+T(x+n−1
)および(T(y)+T(z))間の差として時間また
は速度値Tを計算し、ここでT(x)はx番目の周期ま
たは速度であり、T(x+n−1)は周期または速度の
(x+n−1)番目の周期または速度であり、そしてT
(y)およびT(z))は周期または速度のx番目およ
び(x+n−1)番目の間の周期または速度であり;そ
して不点火の発生を検出するために時間値Tしきい値と
比較することからなる不点火検出方法を提供する。
【0028】本発明の第6実施例は、nが1より大きい
nシリンダ内燃機関においてエンジンの各ピストンおよ
びシリンダの各サイクルの第1点と第2点との間の周期
または速度を測定し;比較値を形成するように周期を以
下の制約、すなわち、 (i)  周期または速度をエンジンの出力軸の同一位
置範囲にわたつて測定されている各対の周期または速度
と対として比較し、 (ii)  各x番目の周期または速度を(x+p)番
目(ここでpは偶数の整数である)周期または速度と比
較し、 (iii)  x番目の周期および(x+n−1)番目
の周期または速度を含んでいる少なくとも3つの周期ま
たは速度を比較する、 少なくとも2つにしたがつて比較し;および比較値を不
点火の発生を検出するためにしきい値レベルと比較する
ことからなる不点火検出方法を提供する。
【0029】本発明の第7実施例は、少なくとも2つの
連続するエンジン燃焼発生に対応する不点火対を検出す
るための手段、および連続する燃焼発生のうちの第1が
生じたシリンダを識別するための手段からなる多シリン
ダ内燃機関の不点火シリンダを識別する装置を提供する
【0030】本発明の第8実施例は、少なくとも2つの
連続するエンジン燃焼発生に対応する不点火を検出し、
そして連続する燃焼発生のうちの第1が生じたシリンダ
を識別することからなる多シリンダ内燃機関の不点火シ
リンダを識別する方法を提供する。
【0031】不点火の検出は本発明の第3ないし第6実
施例による装置および方法、または不点火を検出するた
めの他の適宜な手段によつて提供されることができる。
【0032】単一燃焼発生の不点火は連続する不点火が
実際の単一不点火に対応して検出されるようなエンジン
速度の変動を生じる傾向があることが認められた。した
がつて、各連続する不点火は「錯覚」でありそして不点
火は実際には不点火検出を生起した第1燃焼発生の間中
行われた。単一不点火は、例えば、使用されている不点
火検出の型に依存する連続する不点火検出の対、3組ま
たはより大きいグループを生起することができる。これ
は試験により確認されることができる。単一不点火が1
対の連続する検出を生じる場合において、もしも2つの
連続する不点火が実際に発生するならば、3つの連続す
る不点火発生は一般に各連続する対の不点火を独立して
取り扱うことにより、第1および第2燃焼発生が3組の
不点火検出を生じたとして識別されるように検出される
。同様に、不点火のより大きな連続するグループが実際
の不点火シリンダを識別するように分析されることがで
きる。
【0033】以下に本発明を添付図面を参照して例とし
て説明する。
【0034】
【実施例】添付図面に示された不点火検出装置は4スト
ローク6シリンダ火花点火自動車の内燃機関(エンジン
)のエンジン管理装置の1部分を形成する。エンジン(
図示せず)は円板10がそれに固定されるクランク軸を
有している。円板は歯付き周部を有しそしてセンサ、例
えば、可変リラクタンス変換器と協働して、センサを通
る歯の通過に対応する各パルスを有する脈動電気信号を
供給する。図1には3つの歯、符号0,1および2のみ
が、これら3つの歯の各々がエンジンのピストンの2つ
が上死点にあるときセンサ11を通過するように示され
ている。
【0035】センサ11の出力は入力回路12に接続さ
れ、該入力回路12はアナログセンサ信号をデジタル出
力信号に変換するためのパルス成形回路を含んでいる。 デジタル出力信号はセンサ11を通る1または複数の歯
の通過を指定するタイマ13に供給する。例えば、図1
に示されるように、3つの歯の各々のクランク軸追随方
向の120°回転に対応する点火周期(期間)はタイマ
13によつて測定されかつ不点火検出回路14に供給さ
れる。該不点火検出回路14はエンジンの各点火ストロ
ークの間中エンジン速度の指示を供給するように各点火
周期の逆数(レシプロカル)を形成しかつセンサ11を
通る図1に示した円板10の3つの歯の通過によつて定
義される測定周期に対応する3つの測定連続に連続して
速度測定を割り当てる。不点火検出回路14は各連続の
連続する速度測定対間の差を形成するために配置される
【0036】3組の速度差は、例えば15RPMの変化
に対応する一定のしきい値と各速度差を比較する、不点
火検出回路14内の比較器に供給される。速度差がしき
い値を超えるたびに、比較器は平均化回路15に信号を
供給する。不点火の検出は必要ならば、不点火シリンダ
およびピストンが識別されることができるように点火ス
トローク経験しているシリンダにより容易に補正される
ことができる。
【0037】平均化回路15は低域フイルタとして作用
し、その目的は不点火が触媒に対する実質的な損傷また
は望ましくない排気放出の許容し得ないレベルを生じる
のに十分には存在しない状態における所望しない不点火
表示を回避することにある。平均化回路の出力は不点火
のパーセント表示を付与しかつ比較器16に接続される
。該比較器16は不点火のパーセントを触媒に対する損
傷および/または過剰炭化水素放出がそれ以上で発生す
るかも知れないレベルに対応する、例えば不点火の5%
を表示する、一定のしきい値と比較する。しきい値が超
されるとき、比較器16は可視および/または可聴指示
を供給する不点火指示器17に信号を供給する。
【0038】図1に示した不点火検出装置はアナログ回
路、別個の配線によるデジタル回路、またはこれら2つ
の組み合わせとして実施されることができるが、好まし
くは図2に示されるようなプログラムされたマイクロコ
ントローラを基礎にした装置として実施される。センサ
11は入力インターフエイス12に接続され、該入力イ
ンターフエイス12の出力は内燃機関の点火タイミング
および燃料供給を制御するエンジン管理装置20に接続
される。エンジン管理装置20はマイクロコントローラ
21を含み、その作動は読み取り専用メモリ22に記憶
されたプログラムによつて制御される。マイクロコント
ローラ21は入力インターフエイス12の出力が接続さ
れるタイマ入力「タイマ」を有している。マイクロコン
トローラ21はセンサ11によつて発生されかつ円板1
0の歯がセンサ11を通過し始めるとき入力インターフ
エイス12によつて処理される各パルスの先端縁に応答
して遮断要求ルーチンを実行する。
【0039】マイクロコントローラ21の遮断ルーチン
の部分は図3のフローチヤートに示されそして不点火検
出装置14に対応する。ソフトウエアによつて実行され
る他の検出装置機能はそれらが当該技術に熟練した者に
より容易に提供されることができるので図面には示して
ない。
【0040】センサを通る1または複数の歯の通過のタ
イミングが合った周期の終わりににおいて、タイミング
が合った周期がステツプ30において点火周期で定数K
を割り算することによりエンジン速度に変換される。決
定ステツプ31はその歯0,1,2がセンサ11を通る
これら3つの歯の通過に数Nを帰することにより達成さ
れた点火周期決定をトリガしたことを決定する。Nが2
に等しいならば、Nの値はステツプ32においてゼロに
リセツトされる。Nが2に等しくないならば、その場合
にNの値はステツプ32において1だけ増分される。
【0041】速度変化が次いでステツプ34において歯
Nに関して速度の予め記憶された値からステツプ30に
おいて決定された速度を減算することにより決定される
。ステツプ35は、速度変化が、例えば15RPMの速
度変化に対応する、しきい値より大きいかどうかを決定
する。速度変化がしきい値以下であるならば、不点火フ
ラグがステツプ36において擬似に設定される。速度変
化がしきい値を超えるならば、不点火フラグはステツプ
37において実際に設定される。歯Nに関する記憶され
た速度は次いで以前の値をステツプ30において計算さ
れた値と交換するることによりステツプ38で更新され
る。遮断ルーチンは次いで終了されかつ制御は読み取り
専用メモリ22内に存する他のソフトウエアに進む。
【0042】図4は時間軸上に示されている各点火スト
ロークを有する時間に対するエンジン速度のグラフを示
す。とくに、エンジンの各完全なサイクルは文字A,B
,C・・・によつて表示されかつ各シリンダの点火スト
ロークはシリンダの点火の順序に下付文字によつて示さ
れる。したがつて、A1 はエンジンサイクルAの第1
ピストンの点火ストローク、A2 はエンジンサイクル
Aの第2シリンダの点火ストロークを示し、B1 はエ
ンジンサイクルBの第1点火ストローク等を示す。順次
、速度測定解像度を定義するタイマ解像度は符号40で
示される。図4のグラフはしたがつて低負荷条件下のか
つ5000RPMのエンジン速度でのエンジンに関する
個々のシリンダの速度差を示す。エンジン不点火はエン
ジン速度の作用を示すように20の点火ストロークにつ
いての1つの不点火の割合で故意に導入される。
【0043】図4から見ることができるように、連続す
るエンジン速度測定は円板10上の歯の間隔のかなりの
変化を示す。しかしながら、3つのインターリーブされ
た連続のエンジン速度として速度を考えることにより、
各連続の、すなわち図4の各第3の測定における連続す
る点火ストローク間の速度差は不点火の不存在において
大幅に減少される。
【0044】不点火はストロークA4 , D6  ,
H2 で行われる。それゆえ、エンジン速度の実質的な
降下は不点火に対応するストロークA1 とA4 との
間、ストロークD3 とD6 との間、およびストロー
クG5 とH2 との間で発生しそしてこれらの速度差
は図4に示されるように発生している通常の速度差に拘
わらず容易に検出されることができる。
【0045】1つのシリンダの不点火を取り囲んで、隣
接するストロークがまた作用されることが認められた。 これは周期測定の個々のサンプリングの性質のためかつ
速度が不点火に続いている幾つかの点火に関して低いま
まであるためである。これらの点火の間中、速度降下は
さらにシリンダの以前の3つの点火に比して記録される
【0046】図5は図4におけると同一の作動条件にお
いてかつそれと同一の不点火割合で運転しているエンジ
ンによる不点火検出を示す。曲線は、200回の不点火
が、図5に鎖線で示されるように、行われたときのエン
ジン運転周期にわたつての不点火検出の回数を示す。
【0047】「有効な」不点火検出を表示している実線
は検出された不点火がエンジン速度差の比較がそれに対
してなされるしきい値の実際の値にどのように関連付け
られるかを示す。「擬似」不点火検出を表示する破線は
同一試験条件下であるが発生されている不点火なしに得
られた。検出しきい値があまりにも高い値、例えば、2
5RPMに設定されるならば、検出された不点火の回数
は、実際に200回の不点火が行われたとき20ないし
30回の不点火と小さすぎる。比較はそれゆえあまりに
も感度が悪くそして測定周期の間中に発生した実際の不
点火のおよそ90%を逸する。
【0048】逆に、検出しきい値が、5RPMのごとく
比較的低い値に設定されるならば、不点火検出装置は擬
似不点火を示す。それゆえ比較は感度が良すぎかつエン
ジン運転の間中自然に発生するる比較的小さな速度差が
不点火として虚偽に検出される。また、不点火に続いて
いる点火ストロークの間中低いままになつているエンジ
ン速度の傾向は実際に1つのみが発生したとき検出され
ている幾つかの不点火を結果として生じる。これらの余
分な検出は事実上誤りではないが不点火の「副次的な等
級」の作用を示す。
【0049】その作動が図6に示されるエンジンの場合
において、15ないし20RPM間の検出しきい値が適
切でありそして事実上15RPMの検出しきい値が非常
に良好な信頼性および一貫性により検出されるような不
点火を許容し、図5における擬似検出の曲線は、このし
きい値により、擬似不点火検出が存在しないことを示し
ている。
【0050】図6は図5と同様であるが3000RPM
の速度での低い負荷により運転しているエンジンに関し
て検出しきい値を変化する作用を示している。再び、測
定周期の間中発生した実際の数の不点火は鎖線によつて
示される。35点火ストロークごとの単一の不点火を有
するエンジン運転は実線によつて示されかつ70点火ス
トロークごとに発生している2つの連続する不点火を有
する運転は破線によつて示される。単一不点火を表示す
る曲線は図5の「有効」曲線と同じでありそして15R
PMのしきい値が信頼し得るかつ一貫性のある不点火検
出を付与することを示す。2重不点火を表示する曲線は
このしきい値に関してほぼ同一の不点火検出を付与する
【0051】図5と比較して、擬似検出は図6に示され
た運転条件において発生しない。これは図5に示された
運転条件のより高いエンジン速度で発生するより大きな
背景速度変化のため予想されることができる。
【0052】選択的な実施例において、図1および図2
に示した不点火検出装置の作動は以下のように前述され
た作動とは異なる。不点火検出回路14はエンジンの各
点火ストロークの間中エンジン速度の指示を設けるよう
に各点火周期の逆数を形成しかつ速度変化信号をT(x
)−T(x+1)−T(x+a)+T(x+a+1)と
して形成し、ここでaは回転あたりのクランク軸のエン
ジン点火回数である。
【0053】速度変化または差の信号は、例えば20R
PMの変化に対応する、一定のしきい値と各速度差を比
較する不点火検出装置14内の比較器に供給される。速
度差がしきい値を超えるたびに、比較器は平均化回路1
5に信号を供給する。
【0054】図7に示されるように、センサを通る1ま
たは複数の歯の通過のタイミングの合った周期の終わり
に、タイミングの合った点火周期がステツプ30におい
て点火周期で定数Kを割り算することによりエンジン速
度に変換される。速度変化は次いでT(x)−T(x+
1)−T(x+a)+T(x+a+1)としてステツプ
131において決定され、ここでaはクランク軸の回転
あたりのエンジン点火回数である。ステツプ135は速
度変化が、例えば20RPMの速度差に対応するしきい
値より大きいかどうかを決定する。速度変化がしきい値
以下であるならば、不点火フラグはステツプ136にお
いて擬似に設定される。速度変化がしきい値を超えるな
らば、不点火フラグはステツプ137において実際に設
定される。指数xは次いでステツプ138において更新
される。遮断ルーチンは次いで終了されかつ制御は読み
取り専用メモリ22に存する他のソフトウエアに進む。
【0055】図8は図7のステツプ131において実施
されるアルゴリズムを示す。上方列は周期測定情報を供
給するのに使用されかつ図1に示された歯0,1,2で
始まっているクランク軸円板10の周部の部分に対応す
るクランク軸部分a,b,cを表示する。次の列はPA
 ないしPD としてこれらの部分の通過の測定された
周期を示し、そして下方列は周期PA の間中発生する
不点火を示すエンジン出力速度の滑らかな曲線を示す。 かくして、PA はT(x)に対応し、PB はT(x
+1)、PC はT(x+1)に対応し、そしてPD 
は6シリンダ4ストロークエンジンに関してT(x+a
+1)に対応する。
【0056】不点火シリンダの有効な識別を供給するた
めに、隣接の測定された周期が比較されることができる
。これは速度の急激な降下および、図8の下方列に示さ
れるように、不点火後に発生する遅い速度回復のためで
ある。エンジンの幾つかの点火サイクルによつて間隔が
置かれた周期測定の比較は擬似の不点火検出を結果とし
て生じるが、隣接周期の比較は不点火シリンダの識別を
許容する。
【0057】しかしながら、比較目的のための隣接する
周期の使用はクランク軸円板10の歯の製造における許
容誤差によつて発生される誤差の追加を結果として生じ
る。かかる許容誤差は不均一な歯の間隔を生じかつこれ
は擬似不点火検出を導くことができる。
【0058】図7のステツプ131に使用されかつ上述
されたアルゴリズムはこれらの問題を回避する。とくに
、比較は不点火に続いているエンジン速度の急激な降下
を検出するためであるが擬似検出を発生しないように隣
接測定周期間で行われる。クランク軸円板10の同一部
分は製造における許容誤差等によつて発生された不均一
性が測定から除去されるようにアルゴリズムの正および
負の量に寄与する。
【0059】このアルゴリズムのさらに他の利点は直線
加速および減速による誤差がまた大幅に減少されて除去
されるということである。
【0060】図9は図7のステツプ135に関する分当
たりの回転数(RPM)におけるしきい値に対する不点
火検出の数を示す。この試験に関して、エンジンは20
00RPMで運転されかつ3000エンジン点火サイク
ルの検出数が異なるしきい値に関してアクセスされた。 滑らかなおよび粗い道路を付した曲線は比較的低いしき
い値レベルでの誤ったまたは擬似不点火検出を示す一方
1%不点火を付した曲線は30回の実際の不点火を示す
。19RPMのしきい値以下で、道路面からのフイード
バツクによつて発生される擬似不点火検出が発生するこ
とができる。ほぼ正しい数の不点火検出は20RPMの
領域のしきい値により行われ、そしてこれはそれゆえ試
験下の特別なエンジンに適すると思われた。
【0061】本発明のさらに他の実施例において、図1
および図2に示した不点火検出装置の作動は以下のよう
に前述された作動と異なる。各点火周期後、回路14は
いま決定された点火周期および以前のエンジンの5つの
点火サイクルの点火周期に対応するエンジン速度の合計
を形成しかつこれから以前のエンジンの2つおよび3つ
の点火サイクルの点火周期に対応する速度の合計を減算
する。この計算は、例えば18RPMの速度変化に対応
するしきい値と不点火検出装置14内で比較される。速
度差がこのしきい値を超えるたびに、比較器は信号を平
均化回路15に供給する。不点火検出は不点火シリンダ
およびピストンが識別されることができるように燃焼発
生をいま生じたシリンダと容易に相関されることができ
る。連続する不点火検出に関して、シリンダ識別は後述
されるように実行されることができる。
【0062】図10に示されるように、センサを通る1
つまたは複数の歯の通過のタイミングが合った周期の終
わりにおいて、タイミングが合った点火周期はステツプ
230において点火周期で定数Kを割り算することによ
りエンジン速度に変換される。速度変化はステツプ23
1においてS(x−2)−S(x−3)−S(x)−S
(x−5)として決定され、速度S(x−2)−S(x
−3)およびS(x−5)は運転の第2、第3および第
5先行サイクルの間中ステツプ231において得られた
【0063】ステツプ235は速度変化が、例えば18
RPMの速度変化に対応する、しきい値より大きいかど
うかを決定する。速度変化がしきい値以下であるならば
、不点火フラグはステツプ236において擬似に設定さ
れる。速度変化がしきい値を超えるならば、不点火フラ
グはステツプ237において実際に設定される。最後に
、ステツプ238は運転の連続するサイクルに関して容
易に指数xをリセツトする。遮断ルーチンは次いで終了
されかつ制御は読み取り専用メモリ22に存する他のソ
フトウエアに進む。
【0064】図11ないし図13は図10のステツプ2
31において実行された計算の導出を示す表である。か
くして、円板10の歯を機械加工することにおける許容
誤差によつて発生される歯の間隔誤差を回避するために
、点火周期は円板10の同一物理的部分にわたつて測定
を行うことにより比較される。検討されている6シリン
ダエンジンに関して、比較される測定は各第3点火サイ
クルにまたはこの整数倍で配置されるべきである。
【0065】点火周波数の半分の整数倍でのクランク軸
変化を示す内燃機関に関して、図12に示されるアルゴ
リズムが使用されることができる。したがつて、各第2
の点火周期、またはこの整数倍が比較のために使用され
る。
【0066】少なくとも1つのエンジンサイクルを持続
するエンジンクランク軸の直線加速および減速を補正す
るために、図13に示されるアルゴリズムが使用される
ことができる。
【0067】図11ないし図13において、留意される
べきことは、シリンダの数がエンジンの前方で開始する
シリンダの従来の配置に言及しないが代わりにそれらが
エンジンサイクル内で点火される順序においてシリンダ
に言及するということである。これらの図面において示
される「プラス記号」および「マイナス記号」はエンジ
ン速度または点火周期が速度差信号を供給するために結
合される方法を示す。したがつて、図11に示されたア
ルゴリズムの場合において、差はその点火ストロークを
実施しているシリンダの点火周期に対応する速度と以前
にその点火ストロークの3つの点火サイクルを実施した
シリンダとの間に形成される。
【0068】図14ないし図16は異なるエンジンの大
きさに関してステツプ231において使用されることが
できる実際のアルゴリズムの例を示す。図14は6シリ
ンダインラインエンジンに関して本件の場合を示す。図
15は4シリンダエンジンに関しての対応するアルゴリ
ズムを示しそして図16は8シリンダエンジンに関して
のアルゴリズムを示す。他の型のエンジンに関しての適
宜なアルゴリズムは容易に得られることができる。した
がつて、図14ないし図16に示したアルゴリズムは図
11ないし図13に示した技術の合成を示す。言い換え
れば、図14のアルゴリズムは図11ないし図13に示
したアルゴリズムの合成を示す。
【0069】図11ないし図13に示したアルゴリズム
を完全に結合する合成アルゴリズムは偶数のシリンダを
有するどのようなエンジンにも提供されることができる
。奇数のシリンダを有するエンジンに関しては、これは
可能ではなくそしてアルゴリズムは図11ないし図13
に示した3つの型のアルゴリズムのうちのいずれか2つ
を表すように設けられねばならない。2つのアルゴリズ
ムが結合されるべきである実際の選択は状況に依存し、
かつとくに、図11ないし図13のアルゴリズムによつ
て克服されるその3つの困難が特別な用途に少なくとも
重要である。例えば、エンジンが交互の点火周期に関し
てクランク軸変化を示さないならば、図11および図1
3からのアルゴリズムは奇数のシリンダを有するエンジ
ンに関しての合成アルゴリズムとして結合されることが
できる。
【0070】図17は速度変化信号がそれに対してステ
ツプ235において比較されるしきい値を選択する作用
を示す。とくに、垂直軸は不点火検出の数を表しかつ水
平軸は分当たりの回転数(RPM)によつてしきい値を
表す。曲線は4000エンジン点火サイクルに対応する
周期だけ2000RPMで運転しているエンジンに関し
て得られた。かくして、「Tarmac」を付した曲線
は不点火なしで滑らかなタルマツク舗装道路に沿って走
行しているエンジンの作動を示す。これから、11RP
M以下のしきい値が擬似不点火検出を生起することが理
解されることができる。「粗い道路」を付した曲線は比
較的粗い面に沿って走行する車両を表し、そして擬似不
点火検出が約16RPMのしきい値以下で行われること
を示す。「1/101不点火」を付した曲線は101点
火サイクル当たりの1つの実際の不点火の発生を示し、
そして曲線「1/48不点火」は同様に48点火サイク
ル当たりの1つの不点火に関連する。これらの曲線から
、18RPMのしきい値レベルがほぼ正しい数の不点火
を検出しかつ多くの、たとえあるとしても、擬似不点火
を検出しないことが理解されることができる。約20R
PMのしきい値レベル以上では、実質的な数の不点火は
検出されない。したがつて、図17に示した結果を生起
した装置に関しての最適なしきい値レベルは18または
19RPMである。
【0071】シリンダ内の実際の不点火に続いて、連続
するストロークがまた影響を及ぼされることが認められ
た。これは周期測定の個々のサンプリング性質のためか
つ速度が不点火に続いている幾つかの点火に関して低い
ままであるためである。これらの点火周期の間中、しき
い値以上の速度変化はさらに擬似信号として記録される
ことができる。
【0072】しきい値レベルの適宜な選択はこの擬似不
点火検出を減少することができるけれども、しきい値レ
ベルは実際の不点火と関連付けられる擬似検出が発生す
る点にまで減少されるべきではない。したがつて、約1
5RPM以下のしきい値レベルは、例えば、粗い道路面
上の運動によつて発生されるかかる擬似検出を生起する
。それゆえ、顕著な数の擬似不点火を検出することを回
避する一方すべての実際の不点火が検出されることを保
証するために15または16にしきい値レベルを設定す
るのがより適切であるかも知れない。
【0073】連続するる不点火検出が不点火シリンダを
識別するのに使用されることができることが認められた
。とくに、図18はその間中500回の実際の不点火が
生じたエンジンについての試験の結果を示す。第1欄は
種々のしきい値レベルを示しそして第2欄は不点火検出
の合計数を示す。残りの欄は各シリンダに関して検出さ
れた不点火の合計数を示す。かくして、12RPM以下
のしきい値レベルに関して、不点火はシリンダ番号3,
4および5に関して検出された。このしきい値以上では
、不点火はシリンダ3および4のみにおいて検出された
。実際には、同数の不点火がこれら2つのシリンダにお
いて検出され、そして連続する燃焼発生の間中不点火対
として発生された。実際には、シリンダ3のみが不点火
に従わせられた。
【0074】したがつて、不点火が連続する対として発
生するときそのシリンダが実際に不点火であったことを
識別することができる。不点火シリンダを識別するため
に、図10のフローチヤートに付加されることができる
アルゴリズムは連続する不点火検出を調べかつ次いで不
点火を燃焼発生に巻き込まれる2つのシリンダの最初の
シリンダのせいにする。したがつて、不点火がシリンダ
点火サイクルiかつ再びシリンダ点火サイクル(i+1
)において検出されるならば、その場合にアルゴリズム
は不点火がシリンダiに関連して実際に検出されたこと
を決定する。連続する不点火が2つ以上の連続する点火
サイクルに関して発生するならば、上記アルゴリズムは
連続する不点火に関してかかる第1および第2の不点火
検出で、かつ次いで第2および第3の不点火検出等で作
動する。これは図18に示したデータにこのアルゴリズ
ムを適用する作用を示す図19に示される。したがつて
、不点火はシリンダ番号3に正しく帰され、かつあまり
にも低く設定されたしきい値レベルを有する3組の不点
火検出に関して、追加の不点火がシリンダ番号4に帰さ
れた。しきい値レベルがより適切な値、例えば15RP
Mに設定されるとき、すべての擬似不点火はデータから
除去されそして不点火シリンダ番号3と関連付けられる
不点火のみが識別される。したがつて、不点火の擬似検
出は減少されるかまたは除去されそして不点火シリンダ
が識別されることができる。
【0075】不点火検出は種々の方法において使用され
ることができる。例えば、エンジン管理装置20は不点
火に対して警報を出してもよくそして空気/燃料比また
は点火タイミングを変化すること、または持続的に不点
火するシリンダに関して、そのシリンダへの燃料の供給
を遮断することのごとき救済的処置を採るように配置さ
れるかまたはそのように試みることができる。目視およ
び/または可聴指示がドライバに考え得る問題を警告す
るように車両のドライバに付与されることができる。不
点火はエンジン管理装置20内のメモリに記録されるこ
とができかつエンジン運転における潜在的な問題の有効
なかつ多分早期の診断を許容するように修理員が接近す
ることができる。
【0076】かくして、例えばエンジン管理装置内のソ
フトウエアにより以上の追加を要求することなしに、非
常に低コストで容易に設けられることができる信頼しう
るエンジン不点火検出を提供することができる。不点火
を結果として生じる考え得る問題または欠陥の指示を与
えることによりおよび/または即座の救済処置を採るこ
とにより、未燃焼または部分的に燃焼された炭化水素に
よる排気汚染が顕著に減少されることができる。これは
、とくに、排気ガス中のかかる炭化水素の存在がコンバ
ータ内の触媒を劣化または「力を弱く」するので、排気
ガス触媒コンバータを備えた車両に望ましい。法律が自
動診断チエツクがなされることを要求して制定される場
合には、例えば、現存するエンジン管理装置に、実質的
な変更なしにこの情報を提供することができる。
【0077】
【発明の効果】上述したごとく、本発明は、エンジン速
度を表す測定を行うための測定手段、測定間の差として
の変化を決定するための手段、およびしきい値レベルと
前記変化を比較しかつ前記しきい値レベルを超えるとき
不点火を表示するための比較器とからなる内燃機関にお
ける不点火を検出するための不点火検出装置において、
前記測定手段がエンジンのシリンダおよびピストンサイ
クルの同一点間の測定をなすべく配置される構成とした
ので、通常のエンジン管理装置内のソフトウエアに追加
を生じることなく、低コストで、しかも容易に信頼し得
るエンジン不点火を検出できる内燃機関における不点火
検出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を構成する不点火検出装置を示
す概略ブロツク図である。
【図2】図1の不点火検出装置のマイクロコントローラ
構体を示す概略ブロツク図である。
【図3】図2のマイクロコントローラ構体の作動の1部
分を示すフローチヤートである。
【図4】時間に対する一連の速度測定としてシリンダ速
度変化をグラフで示す説明図である。
【図5】5000RPMのエンジン速度についての検出
しきい値に対する不点火検出をグラフで示す説明図であ
る。
【図6】3000RPMのエンジン速度についての図5
と同様なグラフで示す説明図である。
【図7】図2のマイクロコントローラ構体の作動の選択
的な型式を示すフローチヤートである。
【図8】図7に示した作動に使用される不点火検出技術
をグラフで示す説明図である。
【図9】2000RPMのエンジン速度についての検出
しきい値に対する不点火検出をグラフで示す説明図であ
る。
【図10】図2のマイクロコントローラ構体の作動のさ
らに他の選択的な型式を示すフローチヤートである。
【図11】図10に示した作動についての不点火検出技
術の導出を表で示す説明図である。
【図12】図10に示した作動についての不点火検出技
術の導出を表で示す説明図である。
【図13】図10に示した作動についての不点火検出技
術の導出を表で示す説明図である。
【図14】異なる数のシリンダを有するエンジンに適用
される不点火検出技術を表で示す説明図である。
【図15】異なる数のシリンダを有するエンジンに適用
される不点火検出技術を表で示す説明図である。
【図16】異なる数のシリンダを有するエンジンに適用
される不点火検出技術を表で示す説明図である。
【図17】2000RPMのエンジン速度についての検
出しきい値に対する不点火検出をグラフで示す説明図で
ある。
【図18】連続して不点火になつている1つのシリンダ
による連続する不点火検出を表で示す説明図である。
【図19】図18に示した検出された不点火に基礎を置
いた不点火シリンダの識別を表で示す説明図である。
【符号の説明】
10  円板 11  センサ 13  タイマ 14  不点火検出装置(回路) 16  比較器 17  不点火指示器 20  エンジン管理装置

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エンジン速度を表す測定を行うための
    測定手段、測定間の差としての変化を決定するための手
    段、およびしきい値レベルと前記変化を比較しかつ前記
    しきい値レベルを超えるとき不点火を表示するための比
    較器とからなる内燃機関における不点火を検出するため
    の不点火検出装置において、前記測定手段(10,11
    )がエンジンのシリンダおよびピストンサイクルの同一
    点間の測定をなすべく配置されることを特徴とする内燃
    機関における不点火検出装置。
  2. 【請求項2】  前記測定手段(10,11)が前記シ
    リンダおよびピストンサイクルの各々において第1およ
    び第2点を検出すべく配置されそして前記決定手段(1
    3,14)が前記第1および第2点間の検出の時間間隔
    を形成しかつ前記変化としての時間間隔の逆数間の差を
    形成すべく配置されることを特徴とする請求項1に記載
    の内燃機関における不点火検出装置。
  3. 【請求項3】  前記比較器(16)は前記変化を一定
    の速度変化を表す一定のしきい値レベルと比較するため
    に配置されることを特徴とする請求項2に記載の内燃機
    関における不点火検出装置。
  4. 【請求項4】  複数のピストンおよびシリンダを有す
    る内燃機関とともに使用するものであつて、前記測定手
    段(10,11)が前記複数のピストンおよびシリンダ
    のうちの第1のもののサイクルの同一点間の一連の測定
    を行うために配置されそして前記決定手段(13,14
    )は前記一連の測定の連続測定間の変化を決定するため
    に配置されることを特徴とする前記請求項のいずれか1
    項に記載の内燃機関における不点火検出装置。
  5. 【請求項5】  前記測定手段(10,11)はそれぞ
    れのピストンおよびシリンダに対応するそれぞれの一連
    の測定を行うために配置されそして前記決定手段(13
    ,14)は前記一連の各々の連続する測定間の変化を決
    定するために配置されることを特徴とする請求項4に記
    載の内燃機関における不点火検出装置。
  6. 【請求項6】  前記測定手段(10,11)はエンジ
    ン出力軸が前記シリンダおよびピストンの各々について
    それぞれの第1位置およびそれぞれの第2位置にあると
    き検出するために配置された変換器からなることを特徴
    とする請求項5に記載の内燃機関における不点火検出装
    置。
  7. 【請求項7】  複数のピストンおよびシリンダを有す
    る内燃機関とともに使用するものであつて、前記測定手
    段(10,11)は各ピストンおよびシリンダの各サイ
    クルのそれぞれの第1点とそれぞれの第2点間の測定を
    行うために配置されそして前記決定手段(13,14)
    は各々x番目、(x+1)番目、(x+a)番目、およ
    び(x+a+1)番目の測定を比較することにより前記
    変化を決定するために配置され、ここでaは規則正しい
    測定変動またはその倍数の周期当たりの燃焼発生の数、
    x番目および(x+a)番目の測定は比較において反対
    の符号からなり、そして(x+1)番目および(x+a
    +1)番目の測定は比較において反対の符号からなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の内燃機関における不点
    火検出装置。
  8. 【請求項8】  aはエンジン出力軸の回転あたりの燃
    焼発生の数またはその倍数に等しいことを特徴とする請
    求項7に記載の内燃機関における不点火検出装置。
  9. 【請求項9】  前記決定手段(13,14)はT(x
    )−T(x+1)−T(x+a)+T(x+a+1)の
    ような各変化を形成するために配置され、ここでT(i
    )はi番目の測定であることを特徴とする請求項7また
    は9に記載の内燃機関における不点火検出装置。
  10. 【請求項10】  nが1より大きいnシリンダ内燃機
    関とともに使用するものであつて、前記測定手段(10
    ,11)が各ピストンおよびシリンダの各サイクルのそ
    れぞれの第1点とそれぞれの第2点との間の測定を行う
    ために配置されそして前記決定手段(13,14)が合
    計(T(x)+T(x+n−1)および(T(y)+T
    (z))間の差としての変化を決定するために配置され
    、T(x+n−1)は(x+n−1)番目の測定であり
    、そしてT(y)およびT(z))はx番目および(x
    +n−1)番目の間の測定であることを特徴とする請求
    項1に記載の内燃機関における不点火検出装置。
  11. 【請求項11】  前記測定T(y)およびT(z)は
    x番目と(x+n−1)番目の測定の間の中間であるこ
    とを特徴とする請求項10に記載の内燃機関における不
    点火検出装置。
  12. 【請求項12】  偶数のシリンダを有する4ストロー
    クサイクルエンジンに関して、前記測定T(y)および
    T(z)は(x+(n/2)−1)番目および(x+(
    n/2))番目の測定であることを特徴とする内燃機関
    における不点火検出装置。
  13. 【請求項13】  奇数のシリンダを有する4ストロー
    クサイクルエンジンに関して、前記測定T(y)が(x
    +((n−1)/2))番目の測定でありそして前記測
    定T(z)が(x+((n−1)/2)−1)番目、(
    x+((n−1)/2))番目、または(x+((n−
    1)/2)+1)番目の測定であることを特徴とする請
    求項11に記載の内燃機関における不点火検出装置。
  14. 【請求項14】  nが1より大きいnシリンダ内燃機
    関とともに使用するものであつて、前記測定手段(10
    ,11)が各ピストンおよびシリンダの各サイクルのそ
    れぞれの第1点とそれぞれの第2点との間の測定を行う
    ために配置されそして前記決定手段(13,14)が以
    下の制約、すなわち、 (i)  前記測定が前記決定手段(13,14)にお
    いて対としてエンジンの同一範囲の位置にわたつて測定
    されている各対の測定と比較され、 (ii)  x番目の測定が前記決定手段(13,14
    )において(x+p)番目(ここでpは偶数の整数であ
    る)の測定と比較され、 (iii)  少なくとも3つの測定が前記決定手段(
    13,14)において比較され、少なくとも3つの測定
    はx番目の測定および(x+n−1)番目の測定を含ん
    でいる、 の少なくとも2つにしたがつて前記変化を決定するため
    に配置されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機
    関における不点火検出装置。
  15. 【請求項15】  内燃機関における不点火を検出する
    ための内燃機関における不点火検出方法において、エン
    ジンのシリンダおよびピストンの同一点間のエンジン速
    度を表す測定を行ない、測定間の差としての変化を決定
    し、しきい値レベルと前記変化を比較しかつ前記しきい
    値レベルを超えるとき不点火を表示する工程からなるこ
    とを特徴とする内燃機関における不点火検出方法。
  16. 【請求項16】  前記測定工程が前記シリンダおよび
    ピストンサイクルの各々において第1および第2点を検
    出することからなりそして前記決定工程が前記第1およ
    び第2点間の検出の時間間隔を形成しかつ前記変化とし
    ての時間間隔の逆数間の差を形成することからなること
    を特徴とする請求項15に記載の内燃機関における不点
    火検出方法。
  17. 【請求項17】  前記比較工程が前記変化を一定の速
    度変化を表す一定のしきい値レベルと比較することから
    なることを特徴とする請求項16に記載の内燃機関にお
    ける不点火検出方法。
  18. 【請求項18】  複数のピストンおよびシリンダを有
    する内燃機関とともに使用する方法であつて、前記測定
    工程が前記複数のピストンおよびシリンダのうちの第1
    のもののサイクルの同一点間の一連の測定を行うことか
    らなりそして前記決定工程は前記一連の測定の連続測定
    間の変化を決定することからなるることを特徴とする前
    記請求項15ないし17のいずれか1項に記載の内燃機
    関における不点火検出方法。
  19. 【請求項19】  前記測定工程はそれぞれのピストン
    およびシリンダに対応するそれぞれの一連の測定を行う
    ことからなりそして前記決定工程は前記一連の各々の連
    続する測定間の変化を決定することからなることを特徴
    とする請求項18に記載の内燃機関における不点火検出
    方法。
  20. 【請求項20】  前記測定工程はエンジン出力軸が前
    記シリンダおよびピストンの各々についてそれぞれの第
    1位置およびそれぞれの第2位置にあるとき検出するこ
    とからなることを特徴とする請求項19に記載の内燃機
    関における不点火検出方法。
  21. 【請求項21】  複数のピストンおよびシリンダを有
    する内燃機関とともに使用する方法であつて、前記測定
    工程は各ピストンおよびシリンダの各サイクルのそれぞ
    れの第1点とそれぞれの第2点間の測定を行うことから
    なりそして前記決定工程は各々x番目、(x+1)番目
    、(x+a)番目、および(x+a+1)番目の測定を
    比較することにより前記変化を決定することからなり、
    ここでaは規則正しい測定変動またはその倍数の周期当
    たりの燃焼発生の数、x番目および(x+a)番目の測
    定は比較において反対の符号からなり、そして(x+1
    )番目および(x+a+1)番目の測定は比較において
    反対の符号からなることを特徴とする請求項15に記載
    の内燃機関における不点火検出方法。
  22. 【請求項22】  aはエンジン出力軸の回転あたりの
    燃焼発生の数またはその倍数に等しいことを特徴とする
    請求項21に記載の内燃機関における不点火検出方法。
  23. 【請求項23】  前記決定工程はT(x)−T(x+
    1)−T(x+a)+T(x+a+1)のような各変化
    を形成するために配置され、ここでT(i)はi番目の
    測定であることを特徴とする請求項21または22に記
    載の内燃機関における不点火検出方法。
  24. 【請求項24】  nが1より大きいnシリンダ内燃機
    関とともに使用する方法であつて、前記測定工程が各ピ
    ストンおよびシリンダの各サイクルのそれぞれの第1点
    とそれぞれの第2点との間の測定を行うことからなりそ
    して前記決定工程が合計(T(x)+T(x+n−1)
    および(T(y)+T(z))間の差としての変化を決
    定し、T(x+n−1)は(x+n−1)番目の測定で
    あり、そしてT(y)およびT(z))はx番目および
    (x+n−1)番目の間の測定であることを特徴とする
    請求項15に記載の内燃機関における不点火検出方法。
  25. 【請求項25】  前記測定T(y)およびT(z)は
    x番目と(x+n−1)番目の測定の間の中間であるこ
    とを特徴とする請求項24に記載の内燃機関における不
    点火検出方法。
  26. 【請求項26】  偶数のシリンダを有する4ストロー
    クサイクルエンジンに関して、前記測定T(y)および
    T(z)は(x+(n/2)−1)番目および(x+(
    n/2))番目の測定であることを特徴とする請求項2
    5に記載の内燃機関における不点火検出方法。
  27. 【請求項27】  奇数のシリンダを有する4ストロー
    クサイクルエンジンに関して、前記測定T(y)が(x
    +((n−1)/2))番目の測定でありそして前記測
    定T(z)が(x+((n−1)/2)−1)番目、(
    x+((n−1)/2))番目、または(x+((n−
    1)/2)+1)番目の測定であることを特徴とする請
    求項25に記載の内燃機関における不点火検出方法。
  28. 【請求項28】  nが1より大きいnシリンダ内燃機
    関とともに使用するものであつて、前記測定工程が各ピ
    ストンおよびシリンダの各サイクルのそれぞれの第1点
    とそれぞれの第2点との間の測定を行うことからなりそ
    して前記決定工程が以下の制約、すなわち、(i)  
    前記測定が対としてエンジンの出力軸の同一範囲の位置
    にわたつて測定されている各対の測定と比較され、 (ii)  x番目の測定が(x+p)番目(ここでp
    は偶数の整数である)の測定と比較され、(iii) 
     少なくとも3つの測定がx番目の測定および(x+n
    −1)番目の測定を含んで比較される、の少なくとも2
    つにしたがつて前記変化を決定することからなることを
    特徴とする請求項15に記載の内燃機関における不点火
    検出方法。
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