JPH04217895A - コンデンサ形単相誘導電動機の運転装置 - Google Patents

コンデンサ形単相誘導電動機の運転装置

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JPH04217895A
JPH04217895A JP2403652A JP40365290A JPH04217895A JP H04217895 A JPH04217895 A JP H04217895A JP 2403652 A JP2403652 A JP 2403652A JP 40365290 A JP40365290 A JP 40365290A JP H04217895 A JPH04217895 A JP H04217895A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
induction motor
voltage
power supply
capacitor
Prior art date
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Pending
Application number
JP2403652A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Kawaomo
河面 英則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電車等に搭載されるコ
ンデンサ形単相誘導電動機において瞬停復電時に過大な
過渡トルクの発生を抑制することができる運転装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば「電気百科事典(昭和57
年オーム社発行)」等に示されるこの種従来のコンデン
サ形単相誘導電動機の運転装置を示す回路図である。図
において、1はコンデンサ形単相誘導電動機、2はこの
電動機1の一次巻線のうちの第1相巻線(以下、d軸巻
線という)、3は一次巻線のうちの第2相巻線(以下、
q軸巻線という)である。4はq軸巻線3に直列に接続
されたコンデンサ、5は降圧トランス、6は電源を取り
入れるパンタグラフ、7は架線であり図示しない単相交
流電源(以下電源という)に接続されている。
【0003】次に動作について説明する。架線7からの
電圧はパンタグラフ6により取込まれトランス5により
降圧される。この電圧が誘導電動機1に印加されるが、
単相交流電源であるため誘導電動機1には交番磁界しか
できず、回転磁界が形成されない。そのため、回転トル
クが発生しない。そこで、d軸巻線2に印加される電圧
と位相が約90度ずれた電圧を作るためq軸巻線3に直
列にコンデンサ4を接続し誘導電動機1に回転磁界を作
り、単相の交流電源でも回転トルクを発生させるように
したものである。
【0004】このように電動機1にコンデンサ4が接続
されているため、電車が無電圧区間を通過する瞬停時に
は、電動機1の回転エネルギーにより巻線とコンデンサ
との間で電流が流れ、巻線には電圧が発生し続け無電圧
区間通過後の復電時には図6に示すように電圧が逆相で
投入された場合、電動機1に過大な過渡トルクが発生す
ることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の運転装置は、以
上のように構成されているので、瞬停後の復電時に逆位
相の電圧が印加された場合には過大な過渡トルクが発生
し、軸や、軸に直結された負荷装置等は破壊することが
あった。この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、瞬停復電時に過大な過渡トルクの発
生を抑制する運転装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るコンデン
サ形単相誘導電動機の運転装置は、請求項1においては
、瞬停発生時には単相交流電源から誘導電動機を切り離
すとともに、瞬停の復電時には誘導電動機の端子電圧が
充分に小さくなったことを確認した後、単相交流電源を
誘導電動機に接続するようにしたものであり、又、請求
項2においては、瞬停発生時には単相交流電源から誘導
電動機を切り離すとともに、瞬停の復電時には単相交流
電源側電圧と誘導電動機側電圧との位相差が小さくなっ
たことを確認した後、単相交流電源を誘導電動機に接続
するようにしたものである。
【0007】
【作用】この発明におけるコンデンサ形単相誘導電動機
の運転装置の制御手段は、瞬停の復電時には誘導電動機
の端子電圧が充分小さくなったことを確認した後、又、
単相交流電源側電圧と誘導電動機側電圧との位相差が小
さくなったことを確認した後、それぞれ単相交流電源を
誘導電動機に接続することにより、復電時に過大な過渡
トルクが発生するのを防止する。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例におけるコンデンサ形
単相誘導電動機の運転装置を示す回路図である。図にお
いて、コンデンサ形単相誘導電動機1,第1相巻線2,
第2相巻線3,コンデンサ4,降圧トランス5,パンタ
グラフ6および単相交流電源7は図5における従来装置
のものと同様である。8はコンデンサ形単相誘導電動機
1と単相交流電源7との間の接続を開閉する開閉器、9
は単相交流電源7側の電圧を検出する電圧センサ9aお
よびコンデンサ形単相誘導電動機1側の電圧を検出する
電圧センサ9bを有する制御手段で、電圧センサ9aで
検出される電圧が零の時、すなわち、瞬停時には開閉器
8を開に、又、瞬停の復電時には電圧センサ9bで検出
される電圧が充分に小さくなった時点で開閉器8を閉に
それぞれ制御する。
【0009】次に、上記のように構成されたこの発明の
一実施例におけるコンデンサ形単相誘導電動機の運転装
置の動作について説明する。まず、パンタグラフ6に単
相交流電源7から電圧が印加されなくなる瞬停発生時に
は、電圧センサ9aで図2(A)に示すように電源電圧
が零であることを検出し、制御手段9は開閉器8を開に
制御して単相交流電源7からコンデンサ形単相誘導電動
機1を切り離す。一方、この時に電圧センサ9bで検出
される電動機側には、図2(B)に示すようにコンデン
サ4があるための残留電圧が存在している。
【0010】次に、電圧が回復する復電時には、電圧セ
ンサ9bで検出される電圧、すなわち残留電圧が充分に
小さくなった時点で、制御手段9は開閉器8を閉に制御
して、単相交流電源7をコンデンサ形単相誘導電動機1
に接続する。このように、復電時には開閉器8を即時閉
にするのではなく、残留電圧が充分に小さくなった時点
で閉にしているので、過大な過渡トルクが発生すること
もなく電動機の運転が再開できる。
【0011】図3はこの発明の他の実施例におけるコン
デンサ形単相誘導電動機の運転装置を示す回路図である
。図において、コンデンサ形単相誘導電動機1,第1相
巻線2,第2相巻線3,コンデンサ4,降圧トランス5
,パンタグラフ6,単相交流電源7および開閉器8は図
5における従来装置のものと同様である。10は単相交
流電源7側の電圧を検出する電圧センサ10a および
コンデンサ形単相誘導電動機1側の電圧を検出する電圧
センサ10b を有する制御手段で、電圧センサ10a
 で検出される電圧が零の時、すなわち、瞬停時には開
閉器8を開に、又、瞬停の復電時には両電圧センサ10
a ,10b で検出されるそれぞれの電圧の位相差が
小さくなった時点で開閉器8を閉にそれぞれ制御する。
【0012】次に、上記のように構成されたこの発明の
他の実施例におけるコンデンサ形単相誘導電動機の運転
装置の動作について説明する。まず、上記一実施例と同
様にパンタグラフ6に単相交流電源7から電圧が印加さ
れなくなる瞬停発生時には、電圧センサ10a で第4
(A)に示すように電源電圧が零であることを検出し、
制御手段10は開閉器8を開に制御して単相交流電源7
からコンデンサ形単相誘導電動機1を切り離す。一方、
この時に電圧センサ10b で検出される電動機側には
、第4(B)に示すようにコンデンサ4があるための残
留電圧が存在している。
【0013】次に、電圧が回復する復電時には、両電圧
センサ10a ,10b で検出されるそれぞれの電圧
の位相差が小さくなった時点で、制御手段10は開閉器
8を閉に制御して、単相交流電源7をコンデンサ形単相
誘導電動機1に接続する。このように、復電時には開閉
器8を即時閉にするのではなく、電源側および電動機側
両電圧の位相差が小さくなった時点で閉にしているので
、過大な過渡トルクが発生することもなく電動機の運転
が再開できる。
【0014】尚、上記各実施例は電車に搭載されたコン
デンサ形単相誘導電動機について説明したが、これに限
定されるものではなく他の機器にも適用できることは言
うまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば瞬停発生時には単相交流電源から誘導電動機を切り
離すとともに、瞬停の復電器には誘導電動機の端子電圧
が充分に小さくなったことを確認した後、単相交流電源
を誘導電動機に接続するようにし、又、請求項2によれ
ば瞬停発生時には単相交流電源から誘導電動機を切り離
すとともに、瞬停の復電時には単相交流電源側電圧と誘
導電動機側電圧との位相差が小さくなったことを確認し
た後、単相交流電源を誘導電動機に接続するようにした
ので、瞬停復電時に過大な過渡トルクの発生を抑制し得
るコンデンサ形単相誘導電動機の運転装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例におけるコンデンサ形単相
誘導電動機の運転装置の構成を示す回路図である。
【図2】図1における運転装置の要部を構成する制御手
段によって検出される瞬停復電時における電圧をそれぞ
れ示す図で、(A)は電源側電圧、(B)は電動機側電
圧である。
【図3】この発明の他の実施例におけるコンデンサ形単
相誘導電動機の運転装置である。
【図4】図3における運転装置の要部を構成する制御手
段によって検出される瞬停復電時における電圧をそれぞ
れ示す図で、(A)は電源側電圧、(B)は電動機側電
圧をそれぞれ示す。
【図5】従来のコンデンサ形単相誘導電動機の運転装置
の構成を示す回路図である。
【図6】図5における従来の運転装置での瞬停復電時の
電圧および電動機トルクを示す図で、(A)は電圧、(
B)は電動機トルクをそれぞれ示す。
【符号の説明】
1はコンデンサ形単相誘導電動機、7は単相交流電源、
8は開閉器、9,10は制御手段である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  単相交流電源にそれぞれ接続された第
    1相巻線および第2相巻線と、この第2相巻線と直列に
    接続されたコンデンサとからなる誘導電動機、上記単相
    交流電源と上記誘導電動機との間の接続を開閉する開閉
    器、瞬停発生時には上記開閉器を開にして上記単相交流
    電源から上記誘導電動機を切り離すとともに上記瞬停の
    復電時には上記誘導電動機の端子電圧が充分に小さくな
    ったことを確認し且つ上記開閉器を閉にして上記単相交
    流電源を上記誘導電動機に接続する制御手段を備えたこ
    とを特徴とするコンデンサ形単相誘導電動機の運転装置
  2. 【請求項2】  単相交流電源にそれぞれ接続された第
    1相巻線および第2相巻線と、この第2相巻線と直列に
    接続されたコンデンサとからなる誘導電動機、上記単相
    交流電源と上記誘導電動機との間の接続を開閉する開閉
    器、瞬停発生時には上記開閉器を開にして上記単相交流
    電源から上記誘導電動機を切り離すとともに上記瞬停の
    復電時には上記単相交流電源側電圧と上記誘導電動機側
    電圧との位相差が小さくなったことを確認し且つ上記開
    閉器を閉にして上記単相交流電源を上記誘導電動機に接
    続する制御手段を備えたことを特徴とするコンデンサ形
    単相誘導電動機の運転装置。
JP2403652A 1990-12-19 1990-12-19 コンデンサ形単相誘導電動機の運転装置 Pending JPH04217895A (ja)

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