JPH04217834A - プラスチック・マグネット付きロータ - Google Patents

プラスチック・マグネット付きロータ

Info

Publication number
JPH04217834A
JPH04217834A JP2403683A JP40368390A JPH04217834A JP H04217834 A JPH04217834 A JP H04217834A JP 2403683 A JP2403683 A JP 2403683A JP 40368390 A JP40368390 A JP 40368390A JP H04217834 A JPH04217834 A JP H04217834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plastic magnet
disk
rotor
shaft
magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2403683A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Tatsumi
辰己 純一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamauchi Corp
Original Assignee
Yamauchi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamauchi Corp filed Critical Yamauchi Corp
Priority to JP2403683A priority Critical patent/JPH04217834A/ja
Publication of JPH04217834A publication Critical patent/JPH04217834A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プラスチック・マグ
ネット付きロータに関し、さらに詳しくは、モータの回
転数検出に用いるFG(Frequency Gene
rator、周波数発生器)に好適なプラスチック・マ
グネット付きロータに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来よりVTR(ビデオテープ
レコーダ)やDAT(デジタルオーディオテープレコー
ダ)などに用いられている薄型ブラシレスモータの一例
を示す要部概略断面図である。
【0003】ロータ31は、ディスク32と、ディスク
32の中央部にボス33を介して接続されたシャフト3
6と、ディスク32の周縁にリング状に固着された周波
数検出用のプラスチック・マグネット34と、ディスク
32の下面に固着されたロータ駆動用のリング状のメイ
ンマグネット35から構成されている。
【0004】ディスク32は、周縁部にリング状の突起
32bを、中央部に中央孔32dをそれぞれ形成した板
金から形成され、メインマグネット35の磁気シールド
作用を行なう。ボス33は、真鍮などの金属から形成さ
れ、ディスク32の中央孔32dにかしめて取り付けて
ある。プラスチック・マグネット34は、プラスチック
・マグネット材料をディスク32の外周縁に成形・固着
した後、多極着磁したものである。メインマグネット3
5は、焼結マグネットである。
【0005】シャフト36は、上端部をボス33のシャ
フト挿入孔33aに圧入して固着してあり、また、ケー
シング37に取り付けられたシャフト支持部材41,4
2によって回転自在に支持してある。
【0006】ケーシング37は、金属製で、その上面に
は、メインマグネット35の直下にロータ駆動用の複数
のコイル38が取り付けてある。さらに、プラスチック
・マグネット34の外周縁の近傍に、取付台39を介し
てMR(磁気抵抗効果)素子40が取り付けてある。
【0007】各コイル38に電流を流すと、その電流と
メインマグネット35の磁界との相互作用によってロー
タ31が回転せしめられ、それに伴なってプラスチック
・マグネット34の各磁極がMR素子39の近傍を通過
する。MR素子39は、磁極が通過する度に電気信号を
発生する。こうして、ロータ31の回転数に応じた周波
数の電気信号が得られるので、この電気信号を利用して
上記モータの回転数を検出する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の薄型ブラシ
レスモータでは、メインマグネット35はコイル38に
、またプラスチック・マグネット34はMR素子39に
、それぞれ近接して回転する。このため、シャフト36
は、ディスク32の中央に位置付けされ、且つディスク
32との間の角度が直角になっている必要がある。
【0009】しかし、上記従来のロータ31では、ボス
33をディスク32にかしめて取り付けているため、ボ
ス33のシャフト挿入孔33aがディスク32の中央位
置からずれたり、シャフト挿入孔33aとディスク32
間の角度が直角から外れることが多い。このため、かし
めた後に、後加工でシャフト挿入孔33aの位置および
角度の調整を行なう必要がある問題点がある。
【0010】そこで、この発明の目的は、ディスクにシ
ャフト接続部材を簡単に固着することが出来、しかも固
着したシャフト接続部材の後加工が不要であるプラスチ
ック・マグネット付きロータを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明のプラスチック
・マグネット付きロータは、プラスチック・マグネット
を取り付けたディスクと、前記ディスクに固着されたシ
ャフト接続部材を備えたプラスチック・マグネット付き
ロータにおいて、前記シャフト接続部材が、前記プラス
チック・マグネットと同じ材料からなる結合部を介して
前記ディスクに接続されていることをその構成上の特徴
とする。
【0012】
【作用】この発明のプラスチック・マグネット付きロー
タでは、結合部がプラスチック・マグネットと同じ材料
から形成されるので、ディスクにプラスチック・マグネ
ットを成形・固着するのと同じ工程で結合部を成形する
と共に、その結合部によってディスクとシャフト接続部
材を結合することが出来る。従って、ディスクとシャフ
ト接続部材との固着が簡単に行なえる。
【0013】また、ディスクとシャフト接続部材の相対
位置は、成形型内において高精度で設定できる。このた
め、シャフト接続部材ひいてはシャフト接続部材に形成
したシャフト挿入孔を正確な位置および方向に設定する
ことが出来、固着後にシャフト接続部材の後加工を行な
う必要がなくなる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て詳細に説明する。なお、これによりこの発明が限定さ
れるものではない。
【0015】図1は、この発明のプラスチック・マグネ
ット付きロータを、VTRやDATなどに用いられる薄
型ブラシレスモータに適用した実施例を示す要部概略断
面図である。
【0016】ロータ1は、ディスク2と、ディスク2の
中央部に略円筒状のブッシュ3および結合部13を介し
て接続されたシャフト6と、ディスク2の周縁にリング
状に固着された周波数検出用のプラスチック・マグネッ
ト4と、ディスク2の下面に固着された焼結マグネット
からなるリング状のメインマグネット5を備えて構成さ
れている。
【0017】ディスク2は、磁気シールド可能な板金か
らなり、内周縁部および外周縁部にそれぞれ内側突起2
aおよび外側突起2bを備えている。また、中央部には
中央孔2dを有し、その周囲には複数の位置決め孔2c
が間隔をおいて並設してある。
【0018】ブッシュ3は、真鍮などの金属から形成さ
れ、中央部にシャフト挿入孔3aを備えており、また、
結合部13を介してディスク2の中央孔2dに固着して
ある。シャフト挿入孔3aには、シャフト6の上端部が
圧入して固着してある。
【0019】結合部13は、プラスチック・マグネット
4と同じ材料で略円筒状に形成してある。結合部13の
内周面は、ブッシュ3の外周面に固着してあり、その外
周部は、ディスク2の内周縁部に内側突起2aを覆うよ
うに固着してある。結合部13を内側突起2aを覆う形
状にすることにより、プラスチック・マグネット材料の
硬化時に生じる収縮によって、ディスク2との固着強度
がいっそう増加する利点がある。結合部13の形成は、
後述するように、プラスチック・マグネット4の成形・
固着工程と同一工程で行なう。結合部13には着磁しな
くてよい。
【0020】プラスチック・マグネット4は、ディスク
2の外周縁部に、外側突起2bを内外両面から挟むよう
に固着してある。この外側突起2bを挟む形状にするこ
とにより、結合部13の場合と同様に、プラスチック・
マグネット材料の硬化時の収縮をプラスチック・マグネ
ット4の固着強度の増加に利用することが出来る。プラ
スチック・マグネット4の外周端面には、多極着磁が施
してある。
【0021】プラスチック・マグネット4および結合部
13を形成するプラスチック・マグネット材料の磁性材
料としては、バリウムフェライト、鉛フェライトおよび
ストロンチウムフェライト等のフェライト系、SmCo
系、NdFe系(例えばNd−Fe−B系)等の希土類
系等が使用され、そのバインダーとしては、ポリフェニ
レンサルファイド樹脂、ポリアミド樹脂等の熱可塑性樹
脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂等
が使用される。なお、バインダーとしては、これらのう
ち、強度、耐熱性、熱膨張係数等の点より、ポリフェニ
レンサルファイド樹脂、ポリアミド樹脂の使用が好まし
い。
【0022】シャフト6は、シャフト支持部材11,1
2によってケーシング7に回転自在に支持してある。
【0023】ケーシング7は、金属製で、その上面には
、メインマグネット5の直下にロータ駆動用の複数のコ
イル8が、プラスチック・マグネット4の外周縁の近傍
に取付台9を介してMR素子10が、それぞれ取り付け
てある。各コイル8は、シャフト6の周りに並列してい
る。
【0024】ディスク2は、メインマグネット5とケー
シング7の間に作用する磁気的吸引力によって常に下方
に押圧されているため、結合部13にはそれを下方に撓
める力が作用するが、結合部13はプラスチック・マグ
ネット4と同じ材料で形成してあるので、十分な耐久性
があると共に信頼性も向上する。
【0025】各コイル8に電流を流すと、ロータ1が回
転し、それに伴なってプラスチック・マグネット4の各
磁極がMR素子9の近傍を通過する。MR素子9は、各
磁極の通過を検知して、ロータ1の回転数に応じた周波
数の電気信号を発生するので、この電気信号を利用して
ロータ1の回転数の検出を行なう。
【0026】次に、図2を参照しながら、ディスク2と
ブッシュ3にプラスチック・マグネット4と結合部13
を成形・固着する工程を説明する。
【0027】図2に示す金型は、上型21と下型22か
ら成り、下型22の中央にはブッシュ3の位置決めを行
なう位置決めピン23が立設してあり、その位置決めピ
ン23の周囲には、ディスク2の位置決めを行なう複数
の位置決めピン24が立設してある。
【0028】成形時には、まず、中央の位置決めピン2
3をブッシュ3のシャフト挿入孔3aに嵌合し、周囲の
位置決めピン24をディスク2の位置決め孔2cにそれ
ぞれ嵌合する。この状態では、ブッシュ3とディスク2
の間に、結合部13用のリング状空間25が形成され、
ディスク2の外側突起2bの周囲に、プラスチック・マ
グネット4用のリング状空間26が形成される。
【0029】そこで、供給流路27,28を通って各リ
ング状空間25,26にそれぞれ溶融したプラスチック
・マグネット材料を流し込み、硬化させる。すると、一
つの工程で、プラスチック・マグネット4および結合部
13が成形される。また、成形と同時に、プラスチック
・マグネット4のディスク2への固着と、結合部13の
ディスク2およびブッシュ3への固着が行なわれる。
【0030】以上のようにして成形・固着が完了すると
、金型から取り出し、ブッシュ3のシャフト挿入孔3a
にシャフト6の先端を圧入する。こうしてロータ1が完
成する。
【0031】この発明のロータ1は、成形時に金型内で
ディスク2およびブッシュ3の位置決めが正確に行なえ
るので、ディスク2およびブッシュ3の寸法および金型
の寸法を高精度に製作しておけば、プラスチック・マグ
ネット材料により成形するだけで、上記精度と同程度の
高精度でディスク2とブッシュ3を結合することが可能
となる。このため、成形後にブッシュ3の後加工をする
必要がないと共に、製造工程が簡略化される。また、金
属製ブッシュ3を小さく出来るので、ロータ1の軽量化
が図れる。
【0032】以上の説明では、VTRなどの薄型ブラシ
レスモータ用として説明したが、この発明のプラスチッ
ク・マグネット付きロータは、他のモータにも適用する
ことが出来る。またFG以外に適用してもよい。
【0033】
【発明の効果】この発明のプラスチック・マグネット付
きロータによれば、ディスクにシャフト接続部材を簡単
に固着することが出来、しかも固着したシャフト接続部
材の後加工が不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のプラスチック・マグネット付きロー
タをFG付き薄型ブラシレスモータに適用した実施例を
示す要部概略断面図である。
【図2】同ロータの成形工程を示す断面説明図である。
【図3】プラスチック・マグネット付きロータを備えた
従来の薄型ブラシレスモータの要部概略断面図である。
【符号の説明】
1  ロータ 2  ディスク 2a  内側突起 2b  外側突起 2c  ピン挿入孔 2d  中央孔 3  ブッシュ 3a  シャフト挿入孔 4  プラスチック・マグネット 5  メインマグネット 6  シャフト 7  ケーシング 8  コイル 9  MR素子 10  取付台 11,12  シャフト支持部材 13  結合部 21  上型 22  下型 23,24  位置決めピン 25,26  リング状空間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  プラスチック・マグネットを取り付け
    たディスクと、前記ディスクに固着されたシャフト接続
    部材を備えたプラスチック・マグネット付きロータにお
    いて、前記シャフト接続部材が、前記プラスチック・マ
    グネットと同じ材料からなる結合部を介して前記ディス
    クに接続されていることを特徴とするプラスチック・マ
    グネット付きロータ。
JP2403683A 1990-12-19 1990-12-19 プラスチック・マグネット付きロータ Pending JPH04217834A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2403683A JPH04217834A (ja) 1990-12-19 1990-12-19 プラスチック・マグネット付きロータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2403683A JPH04217834A (ja) 1990-12-19 1990-12-19 プラスチック・マグネット付きロータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04217834A true JPH04217834A (ja) 1992-08-07

Family

ID=18513408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2403683A Pending JPH04217834A (ja) 1990-12-19 1990-12-19 プラスチック・マグネット付きロータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04217834A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108713283A (zh) * 2016-03-25 2018-10-26 大金工业株式会社 转子及其制造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108713283A (zh) * 2016-03-25 2018-10-26 大金工业株式会社 转子及其制造方法
CN108713283B (zh) * 2016-03-25 2021-05-11 大金工业株式会社 转子及其制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5500994A (en) Method of manufacturing a rotor
US7067944B2 (en) Motor with encapsulated stator and method of making same
US6043583A (en) Motor structure
US6892439B1 (en) Motor with stator made from linear core preform
US7723877B2 (en) Motor
JP6689416B2 (ja) 回転子、電動機、空気調和装置、および回転子の製造方法
JP4782083B2 (ja) 電動機の回転子及び電動機及び空気調和機
JP4208683B2 (ja) 電動機の回転子及び電動機及び空気調和機
JP2740140B2 (ja) ブラシレスモーター
JP4432231B2 (ja) 回転検出装置
JPH04217834A (ja) プラスチック・マグネット付きロータ
JPH04222430A (ja) プラスチック・マグネット付きロータ
JPS58222769A (ja) マイクロモ−タのステ−タ製造方法
JP2563276B2 (ja) ブラシレスモ−タ
JP2617921B2 (ja) ブラシレスモータ
JPH025662Y2 (ja)
JPH0774020A (ja) 多極着磁磁石とその着磁方法
JP2508954Y2 (ja) モ―タのロ―タ
JPS6311889Y2 (ja)
JPS6260452A (ja) プ−リ−付電動機
JPS63114554A (ja) ブラシレスモ−タ
JPH0552130B2 (ja)
JPH1080104A (ja) モータ
JPH1198766A (ja) モータ
JPH0216106B2 (ja)