JPH04214548A - 画像形成方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、光源と光シャッタとし
てのＬＣＤパネルによって感光記録媒体に露光を行なう
画像形成方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の画像形成装置を用いた画
像形成装置において、一枚の出力画像上に複数の画像の
合成画像を表示したい時は、ＬＣＤパネル上で画像を合
成していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
方法では大変手間がかかってしまう。

【０００４】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、簡単に合成画像を出力することの
できる画像出力方法を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段及び作用】この目的を達成
するために本発明の画像形成方法においては、ＬＣＤパ
ネルに表示される画像を複数回変化させ、且つ画像を変
化させる毎に露光を行うことにより、感光記録媒体上に
複数画像の合成された画像を記録する。

【０００６】

【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。

【０００７】図１は本発明のマイクロカプセル紙を適用
した液晶プリンタの概略構成図である。

【０００８】この液晶プリンタ１では、感光感圧紙であ
るマイクロカプセル紙７と顕色紙８とからなる感光記録
媒体が使用されている。

【０００９】本実施例に使用されているマイクロカプセ
ル紙７の支持体の表面にはマイクロカプセルが塗布され
ており、そのマイクロカプセル内には顕色剤と反応する
染料前駆体等が包含されている。顕色紙８の支持体の表
面には、顕色剤が塗布されており染料前駆体と反応する
ことで発色するが、詳細は米国特許第４３９９２０９号
明細書等に記載されており、ここでは省略する。

【００１０】露光光源としてはハロゲンランプ３が用い
られ、その上方にはリフレクタ２が配置されている。ま
た、ハロゲンランプ３の下方には集光レンズ４が配置さ
れ、更に、その下方には赤外線カットフィルタ５が配置
されている。赤外線カットフィルタ５の下方には、色フ
ィルタ２２Ｒ、２２Ｇ、２２Ｂからなるフィルタユニッ
ト２２と、ＬＣＤ６が配設されている。

【００１１】遮光性のカートリッジ１８の内部には、カ
ートリッジ軸１５に未露光のマイクロカプセル紙７が巻
回された状態で入っている。そしてカートリッジ１８の
右方には送りローラ１９が配設されており、この送りロ
ーラ１９によってＬＣＤ６方向へ搬送され、マイクロカ
プセル紙７はＬＣＤ６の下部で静止した状態で露光され
、潜像が形成される。更にマイクロカプセル紙７は一対
の加圧ローラ１１ａ，１１ｂ間を通過して、巻き取り軸
１６に巻き取られる。

【００１２】顕色紙８の上方には半月ローラ９が配設さ
れ、左方には給紙ローラ１０と給紙ガイド１７が配設さ
れている。また顕色紙８の下方には熱定着装置１２が配
設され、その内部にはヒータ１３と下部には搬送ベルト
１４が配設されている。

【００１３】次に、液晶プリンタ１の動作について説明
する。

【００１４】まず、プリントスタートキー（図示しない
）が押下されると、ＬＣＤ６に外部から入力された画像
信号に応じた画像が表示される。次に光源であるハロゲ
ンランプ３が点灯され、ハロゲンランプ３の光はリフレ
クタ２と集光レンズ４とで効率よく集光され、ほぼ平行
光線にされて、赤外線カットフィルタ５と赤色フィルタ
２２Ｒを介してＬＣＤ６に照射される。静止しているマ
イクロカプセル紙７は記録すべき画像の赤色信号に応じ
て制御されるＬＣＤ６で選択された光で露光される。 赤色露光が終了すると赤色フィルタ２２Ｒは緑色フィル
タ２２Ｇに入れ換えられ、ＬＣＤ６の赤色信号は緑色信
号に切り替えられ、同様に露光される。青色についても
同様であり、３回の露光が終了するとハロゲンランプ３
は消灯される。こうしてマイクロカプセル紙７にカラー
の潜像が形成される。

【００１５】通常の画像出力の時はこの時点でマイクロ
カプセル紙７は巻き取りローラ１６と送りローラ１９の
駆動力により加圧ローラ１１ａ、ｂの方向に送られる。 一方、顕色紙８は半月ローラ９により一枚ずつ給紙され
、給紙ガイド１７を通り給紙ローラ１０により加圧ロー
ラ１１ａ、ｂまで送られる。マイクロカプセル紙７の露
光面と顕色紙８の顕色剤塗布面が対面する状態で加圧ロ
ーラ１１ａ、ｂによって加圧され、画像は顕色紙８に転
写される。更に、顕色紙８は、更に搬送ベルト１４で搬
送されながらヒーター１３を有す熱定着装置１２によっ
て発色が促進され、画像として出力される。

【００１６】次に同一画面上に複数の画像の合成された
画像を形成する場合について説明する。

【００１７】一画像分のカラー画像がマイクロカプセル
紙７上に形成された時点において、ＬＣＤ６に別の画像
が表示するように制御し、上述の例と同様に３枚の色フ
ィルタを用いてその画像の潜像をマイクロカプセル紙７
上に形成する。よってマイクロカプセル紙７上には２つ
の画像の合成画像の潜像が形成されていることになる。 そして露光終了後、上述のように圧力現像及び熱定着し
た後、出力される。３画像以上の合成画像を出力したい
時は同様な露光を繰り返せば良い。

【００１８】以上、詳述したことから明らかなように本
実施例の液晶プリンタ１においては、ＬＣＤ６に表示さ
れる画像を複数回変化させ、且つ画像を変化させる毎に
露光を行うことにより、マイクロカプセル紙７上に複数
画像の合成された画像を記録するので、簡単に合成画像
を出力することができる。

【００１９】尚、本発明は以上詳述した実施例に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲の変更は
可能である。

【００２０】

【発明の効果】以上、詳述したことから明らかなように
本発明の画像形成方法においては、ＬＣＤパネルに表示
される画像を複数回変化させ、且つ画像を変化させる毎
に露光を行うことにより、感光記録媒体上に複数画像の
合成された画像を記録するので、簡単に合成画像を出力
することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本実施例の液晶プリンタの概略構成図である。

【符号の説明】

３　　ハロゲンランプ ６　　ＬＣＤ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　光源と光シャッタとしてのＬＣＤパネ
   ルによって感光記録媒体に露光を行なう画像形成方法に
   おいて、前記ＬＣＤパネルに表示される画像を複数回変
   化させ、且つ画像を変化させる毎に露光を行うことによ
   り、前記感光記録媒体上に複数画像の合成された画像を
   記録することを特徴とする画像形成方法。