JPH04213562A - 綾巻きボビンを製造する方法及び該方法によって製造された綾巻きボビン - Google Patents

綾巻きボビンを製造する方法及び該方法によって製造された綾巻きボビン

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JPH04213562A
JPH04213562A JP3052077A JP5207791A JPH04213562A JP H04213562 A JPH04213562 A JP H04213562A JP 3052077 A JP3052077 A JP 3052077A JP 5207791 A JP5207791 A JP 5207791A JP H04213562 A JPH04213562 A JP H04213562A
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bobbin
winding
thread
yarn
twill
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グレゴール ゲバルト
Manfred Langen
ランゲン マンフレート
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    • B65H54/02Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
    • B65H54/28Traversing devices; Package-shaping arrangements
    • B65H54/2893Superposed traversing, i.e. traversing or other movement superposed on a traversing movement
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボビンの周面にまで達
しているアイを備えた糸ガイドを用いて、糸特に精紡糸
から綾巻きボビンを製造する方法であって、糸を綾巻き
するために糸ガイドアイを、ボビンに対して相対的にボ
ビン軸線に対して平行に綾振りさせる形式のものに関す
る。本発明はさらにこの方法に基づいて製造された綾巻
きボビンにも関する。
【0002】
【従来の技術】製織時、編成時、2重撚糸・撚りかけ時
、染色時等における加工段階のための綾巻きボビンの構
造は、精紡範囲のためにも著しく進歩しており、そして
25.4cmまでの汎用のボビン長さ及び320mmま
でのボビン直径に対しては、基本的な技術的な構造問題
は現在大部分解決されている。しかしながら一方では、
特に自動式の機械における取扱いを完全するために、巻
成体を増大させて、特にボビン軸線の方向におけるより
大きな長さで製造したい場合に、問題の生じることがあ
り、かつ他方では従来のボビン構造が、速度によって上
昇するボビン繰出し条件をもはや最適に満たすことがで
きず、この結果相応な繰出しエラーが発生する場合に、
問題の生じることがある。ボビン長さと共に増すボビン
行程によって、巻成時つまり綾巻きボビンの製造時にお
ける糸負荷及び、さらに続く処理における綾巻きボビン
からの糸引出し時における糸負荷は、ますます問題にな
る。
【0003】糸の巻成時に糸は常に綾巻きボビンの全行
程にわたって、溝付きドラムによって又は糸ガイドを用
いて案内される。例えば1800m/minの巻成速度
によってかつ150mmのボビン行程で巻成動作が実施
される場合には、糸の綾振り頻度は、28°の汎用の糸
綾振り角度において毎秒約50回である。つまり糸は毎
秒約25回往復運動させられる。この行程が大きくなる
ほど、糸は反転箇所つまりボビン側面においてますます
臨界的な特性を有するようになり、糸に対する負荷がま
すます大きくなる。また、縁部つまりボビン側面のきれ
いな構成も、糸が中心から左右に向かって行わねばなら
ない行程距離が大きくなるほど、ますます困難になる。 この結果、糸が飛んでいる溝状のボビン、緊張の交番、
縁部における損傷した糸片及びこれに類したものが生ぜ
しめられる。
【0004】大きな問題は、糸引出し時にも発生する。 糸引出し時には、ボビンから糸に加えられる面摩擦が、
軸線方向におけるボビン長さの増大に連れてより大きく
なる。実地においては、特に細い糸において、綾振り行
程が大きくなるほど、糸をボビンから確実に引き出すこ
とがより困難になる。そしてもつれ、引っ掛かり、引き
出された糸ループ及び糸切れが生ぜしめされる。
【0005】これらの問題は、綾巻きボビンが長くなる
ほど、そして後続の処理過程への糸の引出し速度が大き
くなるほど、より大きなものとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題は
、巻成時にも糸の繰出し時にも糸負荷を増大させること
なしに、軸線方向において測定されるボビン長さを、今
日汎用の寸法に比べて著しく増大させることができる、
綾巻きボビン製造方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の方法では、糸を綾巻きするために糸ガイドア
イを、ボビンに対して相対的にボビン軸線に対して平行
に綾振りさせる形式の綾巻きボビン製造方法において、
糸を綾巻きするための綾振り運動を区分毎にそれぞれ、
ボビン長さに比べて小さな行程で行い、この短時間の綾
振り運動に、ボビン軸線の方向における糸ガイドアイの
全体として比較的ゆっくりとした往復送りを重畳させる
ようにした。
【0008】
【発明の効果】本発明による綾巻きボビン製造方法によ
って、次のことが可能になる。すなわち、糸を綾巻きす
るために重要な綾振り運動が、ボビン長さに比べて小さ
な振幅において実施され、従って糸には、溝付きドラム
又は糸ガイドを用いた汎用の巻成時においてそれぞれボ
ビン長さ全体にわたって行われる綾振り運動に比べて、
小さな負荷しか加えられない。汎用の綾巻きボビンにお
ける例えば150mmの行程の代わりに、本発明によれ
ば、綾振り運動は、150mmの数分の1例えば10〜
40mm特にほぼ30mmの行程しか有していない。そ
して比較的小さな綾振り行程にわたる糸の引出し時には
、相応に比較的小さな糸緊張の変動しか生ぜず、つまり
、綾振り行程がその都度ボビン長さ全体にわたって行わ
れる従来の綾巻きボビンの繰出し時に比べて、より均一
な糸引出し力で、極めて高い引出し速度が可能になる。
【0009】本発明の別の方法によれば、糸の綾巻きの
ために働く短時間の綾振り運動に重畳される往復送りは
、連続的に又は、短時間の綾振り運動の振幅において段
階的に実施することができる: (イ)第1の選択においては次のことが可能である。す
なわち、右から左への及び左から右への糸ガイド運動を
常に連続的に行い、薄い綾巻き層が互いに並んでかつ互
いに上下に有利には鱗状に形成されるように制御するこ
とが可能である。つまり、例えば30mmの狭い糸ガイ
ドを連続的にボビンの全行程にわたってシフトさせ、移
動しかつ重畳する糸層によって巻成体を形成することが
できる。
【0010】 (ロ)他方の選択においては、糸が短時間の綾振り運動
の振幅つまり例えば30mmの小さな範囲において糸ガ
イドを用いて綾巻きされ、これによって段階的に複数の
円板状巻成区分が構成される。これらの円板状巻成区分
は1実施例においては相前後して完全なボビン直径まで
形成され得る。本発明の別の実施例では綾巻きは、小さ
な段階が互いに並んで設置されひいては全体的なボビン
組織が生ぜしめられるように、ずらされるようになって
いる。この場合つまり層状の巻条は、短時間の綾振り運
動の各1つの(ダブル)振幅だけボビンの全長にわたっ
てずらされ得る。
【0011】本発明による方法によって、糸の綾巻き角
度を、従来汎用の角度に比べて小さく選択することがで
きる。そして糸飛びのおそれを回避することができる。 なぜならば糸の綾振り運動は、行程が小さいことに基づ
いてもはや不都合な影響を及ぼさないからである。ボビ
ン長さにおける種々様々な綾巻き角度を、例えば糸のた
めの硬い巻成時において、実施することが可能である。 この場合この角度範囲の中において、実際に巻かれる糸
角度は規則的に又は不規則的に変化させられ、これによ
ってリボン巻きをブレークすることができる。いずれに
せよ糸ガイドの重畳された送りによって、いかなる任意
のリボン巻きをもブレークすることができる。
【0012】本発明によればさらに、最終的なボビン形
状を、糸ガイドの重畳された往復送りの制御によって規
定することも可能である。このようにして、既に述べた
ように、リボン巻きのブレークを最適に実施するのみな
らず、可能なすべてのボビン形状及びボビン行程をも製
造することができる。また、糸ガイドの重畳された送り
運動の制御によって、円錐形又は円筒形のボビンを製造
することが可能である。糸ガイドのこの制御はしかしな
がらまた、糸玉状の、パイナップルボビン状の巻成体を
構成することをも可能にする。編み物のためにしばしば
所望である付加的な円錐度を容易に生ぜしめることがで
きる。結局使用技術の観点から見て、行程、縁部形成、
直径、円錐度、付加的な円錐度及びこれに類したものに
関して実地において望まれているすべてのバリエーショ
ンを満たすことが可能である。
【0013】糸ガイドの短時間の綾振り運動に重畳され
る、連続的に又は断続的に実施される比較的ゆっくりと
した往復送りは、糸ガイドの運動によってか又は、巻成
体の運動によって生ぜしめることができる。重畳される
往復送りは比較的ゆっくりと実施されるので、この運動
を、糸ガイドに比べて重いボビンによって実施すること
も、難無く可能である。
【0014】しかしながら本発明によれば、増大するボ
ビンの周面に接近させられるアイを備えた糸ガイドを使
用することが、重要である。なぜならば、糸はアイと周
面との間において、例えば5〜10mmの極めて短い区
間においてしか自由に延びておらず、溝付きドラムに関
するボビンによって公知のバルーンは形成され得ないか
らである。つまり走出する糸は、本発明による比較的小
さな綾振り行程において極めて正確に綾巻きされ、かつ
糸ガイドもしくはそのアイは高速で移動することができ
る。それというのはこの場合、糸ガイドもしくはそのア
イは小さな行程だけ進めばよいからである。
【0015】小さな行程を生ぜしめるために、糸ガイド
は極めて様々な形式でそれぞれの綾振り周期で往復運動
することができる。例えばレールガイドにおける糸ガイ
ドの直線的な駆動、溝付きドラムを用いた糸綾振り形式
による糸ガイド(全体として)の駆動又は、機械式、磁
石式又はニューマチック式に駆動されるばね舌片におけ
る糸ガイドアイの固定が問題になる。
【0016】また前記課題の別の解決策は、本発明の方
法によって製造された綾巻きボビンにおいて、ボビン軸
線の方向において測定された行程もしくは糸層の2つの
反転点の間における間隔が、ボビン長さに比べて小さい
ことによって、特徴付けられている。このような綾巻き
ボビンは、従来のボビンに比べて簡単に製造することが
できるのみならず、より問題のない糸の引出しが可能に
なる。綾振り行程が小さいことに基づいて引き出される
糸の緊張はほとんど変動せず、引き出される糸によって
糸層が一緒に引き出されることもなくなる。なぜならば
、次の小さな糸層は、小さな行程においてしか走出せず
、次いで後続の糸層に変わるからである。本発明による
綾巻きボビンのこのミクロ構造によって、綾巻きボビン
の全体の大きさつまりマクロ構造は、課題及び解決策の
枠内において理論的に制限されていない。
【0017】本発明による綾巻きボビンは、既に述べた
ように個々の層から成っており、これらの層の綾振り行
程はボビン軸線の方向において、ボビン長さに比べて小
さく設定されている。綾巻きボビンのこの構造はさらに
次のような本発明の別の構成を可能にする。すなわち、
第1の層が巻管の規定の箇所において、有利にはボビン
を巻き付けるために設けられている巻管の一方の長手方
向端部において、信号巻条として構成されている。巻管
に巻かれたこの第1の糸層は、該糸層が繰り出され始め
る瞬間に信号を発生するという可能性を提供する。この
信号は、例えばほぼ100m規定の残留糸長さを繰り出
した後でボビンが空になることを示すことができる。こ
の信号は、最後の糸範囲の前における空になった巻管部
分によって与えられてもよく、例えばボビン交換のため
の手段又はその他の制御処置、例えばゆっくりとした機
械運転又は、特別の課題のためのなんらかの装置の配設
を導入することも可能である。
【0018】このような形式の信号巻条は、例えば、そ
れぞれのボビン巻管に直接配置された導電性の金属条片
に位置している。金属条片には接触コンタクトが、例え
ばボビンを駆動する駆動するドラムに対向して配置され
、この接触コンタクトは、信号巻条の繰出し開始時に、
巻管に位置しているコンタクト条片を接触し、その都度
所望の信号をトリガする。しかしながら信号発生の形式
は、当業者に任されており、接触コンタクトによってト
リガされる信号発生の代わりに、それぞれの回路が無接
触式に作動させられるようになっていてもよい。この場
合接近スイッチを、しかしながらまた、ポテンシオメー
タのような連続的に作動する装置も使用することができ
る。重要なことは、本発明による形式の巻条において初
めて、綾巻きボビンに信号巻条を設けることが可能にな
ったということである。なぜならば本発明による巻条は
、常に小さな区分にわたってしかボビン長手方法におい
て往復運動しないので、第1の巻条層も、互いに並んで
いる又はずれ重なっている個々の「ミクロ・巻条」から
成っているからである。そして信号巻条としては、巻付
け時には第1のミクロ・巻条を、繰出し時には最後のミ
クロ・巻条を利用することができる。正確に作業を行う
信号巻条は、糸が常に巻管の全長にわたって綾巻きされ
ることに基づいて汎用の綾巻きボビンでは設けることが
不可能であった。
【0019】
【実施例】次に図面につき本発明の実施例を説明する。
【0020】図1に示された綾巻きボビンは、円筒形の
巻管1と、該巻管に巻かれた円筒形の巻成体2とを有し
ている。巻管1は長手方向端部に信号範囲3を有してお
り、この信号範囲は例えば金属シートから成っていて、
ボビンの繰出し時に例えば支持との接触によって、例え
ばなお100mの残留糸しか巻管に残っていないことを
示す信号を発信するようになっている。
【0021】図1に示された巻成体2の本発明による構
成は、鱗状に互いに上下に位置している個々の糸層4に
よって特徴付けられている。この鱗状の構成は、糸を綾
巻きする短時間の綾振り運動に重畳された又は比較的ゆ
っくりとした往復送りを連続的に実施することによって
、生ぜしめられる。糸を自動的にボビンに供給するアイ
(図1には示されていない)は、ある程度のステップバ
ック運動を行う。短時間の綾振り運動に重畳されたこの
ステップバック運動は、図1における左から右及び右か
ら左への糸ガイドの送り時に行われるので、短時間の綾
振り運動によって生ぜしめられる個々の糸層の鱗状の構
成が図示のように得られる。
【0022】図2には、円錐形の巻管5と円錐形の巻成
体6とを備えた円錐形の綾巻きボビンが略示されている
。図2に示された円錐形の巻成体は、個々の円板状巻成
区分7から成っており、これらの円板状巻成区分は、短
時間の綾振り運動に重畳される糸ガイドの往復送りが、
綾振り運動の振幅の大きさのステップで実施されること
によって、生ぜしめられる。図2にはこのために2つの
択一的な方法が示されている。円板状巻成区分7は順番
に例えば図2の左端部において開始されて完全に巻かれ
るか、又はボビンが段階的に徐々に巻かれる。後者の場
合まず初め、左の円板状巻成区分7が図示のレベル8ま
で巻かれ、次いで次の円板状巻成区分7が図示のレベル
9まで巻かれ、その後で初めにレベル8が、次いでレベ
ル9が高められ、その後で第3の円板状巻成区分の形成
が開始される。
【0023】最後にこのようにして第1の(図1におい
て左の)円板状巻成区分が完全に完成させられ、残りの
円板状巻成区分は、図2に符号10で示されたレベルを
有している。これらのレベル10はそれまでの原理に基
づいて区分毎に徐々に形成され、最終的には円錐形の巻
成体6が完成する。
【0024】本発明による方法を実施する装置の原理的
な構成は、図3に示されている。この図3では、巻管1
2を備えた綾巻きボビン11は、駆動装置13を有する
駆動ローラ14に沿って運動する。原則的には綾巻きボ
ビン11は軸方向駆動装置を有していてもよい。この軸
方向駆動装置はしかしながら一般に、直径を増大させる
綾巻きボビンのほぼ一定の周速度を生ぜしめるように、
制御されることが望ましい。軸方向駆動装置は、例えば
巻かれる糸が周方向駆動装置に対して敏感である場合に
有利である。
【0025】任意の繰出しボビン例えばコップ15から
もたらされる糸16は、図3の実施例では、糸ガイド1
7を用いて該糸ガイドのアイ18を介して綾巻きボビン
11の周面19にもたらされる。糸ガイド17は原理的
には往復台20として、ボビン軸線21に対して平行に
延びているガイド22に沿って矢印23の方向で移動可
能に構成することができる。ガイド22における往復台
20の運動時に、糸16の綾巻きはガイド22によって
規定された行程24において行われ、この行程はボビン
長さ25よりも小さい。ガイド22における往復台20
の短時間の綾振り運動には、本発明によれば糸ガイド1
7の全体として比較的長い往復送りが、例えば往復台2
6を用いて、ボビン軸線21に対して平行に位置してい
るガイド27において重畳されている。往復台26がガ
イドにおいて連続的に運動させられるか又は断続的に運
動させられるかに応じて、図1及び図2に示されたボビ
ン形成体が生じる。そして往復台26の制御によって、
その都度任意のボビン構成を得ることができる。第3図
に示されたガイドエレメントを備えた糸ガイド17は、
単に1実施例に過ぎず、もちろん糸ガイドの任意の構成
も可能である。特に、往復台26を用いて往復台20の
短時間の綾振り運動に重畳される運動は、綾巻きボビン
11自体の適当な駆動によっても、例えば駆動ローラ1
4を介しても実施することが可能である。重要なことは
、単に両運動の独立した重畳である。
【図面の簡単な説明】
【図1】鱗状に互いに上下に位置していて短時間の綾振
り運動によって製造された個々の糸層を備えた円筒形の
綾巻きボビンを示す図である。
【図2】個々の円板状巻成区分から構成された円錐形の
綾巻きボビンを示す図である。
【図3】本発明による綾巻きボビン製造方法を実施する
装置の原理を示す図である。
【符号の説明】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ボビンの周面(19)にまで達してい
    るアイ(18)を備えた糸ガイド(17)を用いて、糸
    から綾巻きボビン(11)を製造する方法であって、糸
    (15)を綾巻きするために糸ガイドアイを、ボビンに
    対して相対的にボビン軸線(21)に対して平行に綾振
    りさせる形式のものにおいて、糸(16)を綾巻きする
    ための綾振り運動を区分毎にそれぞれ、ボビン長さ(2
    5)に比べて小さな行程(24)で行い、この短時間の
    綾振り運動に、ボビン軸線(21)の方向における糸ガ
    イドアイ(18)の全体として比較的ゆっくりとした往
    復送りを重畳させることを特徴とする、綾巻きボビンを
    製造する方法。
  2. 【請求項2】  往復送りを連続的に実施する、請求項
    1記載の方法。
  3. 【請求項3】  往復送りを断続的に制御する、請求項
    1記載の方法。
  4. 【請求項4】  各2つの往復台の間において、短時間
    の綾振り運動に相当する長さを備えた円板状巻成区分を
    、少なくとも部分的に構成する、請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】  往復送りを、短時間の綾振り運動の振
    幅の大きさを有する往復台で実施する、請求項1から4
    までのいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】  最終的なボビン形状を、ゆっくりとし
    た往復送りの制御によって規定する、請求項1から5ま
    でのいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】  請求項1から6までのいずれか1項記
    載の方法に基づいて製造された綾巻きボビンであって、
    ボビン軸線(21)の方向において測定された行程(2
    4)もしくは糸層の2つの反転点の間における間隔が、
    ボビン長さ(25)に比べて小さいことを特徴とする綾
    巻きボビン。
  8. 【請求項8】  2つの反転点の間において直接ボビン
    巻管に位置している糸層が、巻管の一方の長手方向端部
    において、信号巻条として構成されている、請求項7記
    載の綾巻きボビン。
  9. 【請求項9】  信号巻条の下に、導電性の条片が直接
    ボビン巻管に位置しており、導電性の金属条片に、該金
    属条片に位置している糸巻条の繰出し時に金属条片と接
    触して信号をトリガする接点が向かい合って配置されて
    いる、請求項8記載の綾巻きボビン。
JP3052077A 1990-03-23 1991-03-18 綾巻きボビンを製造する方法及び該方法によって製造された綾巻きボビン Pending JPH04213562A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4009370.0 1990-03-23
DE4009370A DE4009370A1 (de) 1990-03-23 1990-03-23 Verfahren zum herstellen einer kreuzspule und danach hergestellte kreuzspule

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04213562A true JPH04213562A (ja) 1992-08-04

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3052077A Pending JPH04213562A (ja) 1990-03-23 1991-03-18 綾巻きボビンを製造する方法及び該方法によって製造された綾巻きボビン

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JP (1) JPH04213562A (ja)
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DE (1) DE4009370A1 (ja)
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