JPH04212466A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH04212466A
JPH04212466A JP3048404A JP4840491A JPH04212466A JP H04212466 A JPH04212466 A JP H04212466A JP 3048404 A JP3048404 A JP 3048404A JP 4840491 A JP4840491 A JP 4840491A JP H04212466 A JPH04212466 A JP H04212466A
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JP
Japan
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field effect
effect transistor
forming
conductive layer
substrate
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Application number
JP3048404A
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English (en)
Inventor
Seiichi Takedai
竹大 精一
Koji Hashimoto
耕治 橋本
Akihiro Nitayama
仁田山 晃寛
Naoko Okabe
岡部 直子
Toru Ozaki
徹 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置及びその製造
方法に係り、特に電界効果トランジスタの構造に関する
【0003】
【従来の技術】最近、半導体集積回路の高集積化が一段
と進み、半導体素子の微細化が著しい。
【0004】中でも、MOS型FET等の電界効果トラ
ンジスタ(FET)の微細化は代表的なものであり、サ
ブミクロンオーダーの素子の試作が盛んに行われている
【0005】しかしながら、FET特にMOSFETが
微細化してくると、ソースとドレインの間には局所的に
電界集中が起こり、ホットキャリアの発生を招いてしま
う。その結果、素子の誤動作が起こり、半導体装置とし
ての信頼性が全く損なわれてしまうという問題があった
【0006】この問題を解決するFETとしてLDD(
Lightly Doped Drain )構造のF
ETがある。図79は従来のLDD構造のnチャネルM
OS型FETの構造を示す断面図である。この図に示す
ように、p型の半導体基板141表面には、チャネル部
141aを介してn型のソース143a及びドレイン1
43bが形成される。また、チャネル部141a側のソ
ース143aとドレイン143bにはそれらよりも不純
物濃度が低いn− 型の導電層(LDDn− 層)14
2a,142bがそれぞれ形成される。さらにまた、基
板141表面にはゲート絶縁膜144が形成され、この
ゲート絶縁膜144を介してチャネル部141a上にゲ
ート電極145が形成される。ここで、前記LDDn−
 層142a及び142bの一部は、このゲート電極1
45の一部とオーバーラップしている。
【0007】さらに、ケート電極145,ソース143
a,ドレイン143bはその上に形成される層間絶縁膜
147で絶縁されてそれぞれの電極148に接続される
。また、149はゲート電極145側壁に形成された窒
化膜であり、146は素子分離用のフィールド絶縁膜で
ある。このようなLDD構造のFETであれば、LDD
n− 層142a,142bがソース143a及びドレ
イン143bとチャネル141aとの間に介在するので
、これらの間の電界集中を緩和することができる。  
しかしながら、上記LDD構造のFETには次のような
問題があった。すなわち、半導体素子の微細化に伴い、
LDDn− 層とゲート電極間のオーバーラップ面積を
かせぐことができなくなり、ソースとドレイン間の電界
集中が生じやすくなってしまう。このため、半導体装置
としての信頼性が損なわれてしまうという問題があった
。 逆に、前記オーバーラップ面積をかせぐため、LDDn
− 層をゲート電極下部に広く形成しようとすると、チ
ャネル長が短くなり、ショートチャネル効果を高めてし
まうという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
電界効果トランジスタは、ソースとドレイン間に局所的
に電界集中が起こりやすいという問題を持っていた。ま
たこの問題を解決しようとすると、ショートチャネル効
果を高めてしまうという問題があった。
【0009】本発明は、前記実情に鑑みてなされたもの
であり、ショートチャネル効果を高めることなくソース
とドレイン間の電界集中を抑制し、微細化に際しても信
頼性の高い電界効果トランジスタを提供することを目的
とする。
【0010】[発明の構成]
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の半導体
装置は、表面に段差部が形成される半導体基板と、この
段差部の側壁に形成される前記半導体基板と反対の導電
型の1対の第1の導電層と、前記段差部を除く前記半導
体基板の表面部分に、前記1対の第1の導電層とそれぞ
れ接続するように形成される、前記第1の導電層と同じ
導電型でこの導電層よりも高い導電性を有する1対の第
2の導電層と、前記段差部の表面に形成される絶縁膜と
、この絶縁膜を介して前記第1の導電層と対向し、かつ
前記段差部を被覆するように形成された制御電極とを具
備している。
【0012】また本発明は、一導電型の半導体基板に段
差部を形成する工程と、前記段差部の側壁に相対向する
ように、基板と逆導電型の1対の第1の導電層を形成す
る工程と、前記段差部の両側の基板表面に前記第1の導
電層のそれぞれと接続され、前記第1の導電層よりも高
い導電性を有する1対の第2の導電層を形成する工程と
、前記段差部及び前記第2の導電層の形成される基板表
面に絶縁膜を形成する工程と、前記段差部に形成した絶
縁膜を介して前記段差部を被覆する制御電極を形成する
工程とを含む電界効果トランジスタの製造方法を提供す
る。
【0013】
【作用】本発明の半導体装置によれば、半導体基板の表
面に形成される段差部の側壁に、この半導体基板に対し
て反対の導電型1対の第1の導電層が形成され、この第
1の導電層を被覆するように制御電極が設けられるので
、この制御電極と前記第1の導電層間のオーバーラップ
面積をかせぐことができる。従って、1対の第2の導電
層間で、電界集中が起こらず、ホットキャリアの発生は
防止される。従って、素子の誤動作は起こらず、半導体
装置としての信頼性は向上する。さらに、この構造の電
界効果トランジスタでは、チャネルは1対の第1の導電
層間の段差部の表面に形成されるのでチャネルが短くな
ることはなく、ショートチャネル効果も起こらない。
【0014】また、本発明の方法によれば、前述したよ
うにショートチャネル効果や電界集中が起こらず、信頼
性の高い電界効果トランジスタを製造することができる
【0015】
【実施例】以下、本発明実施例のnチャネルMOS型F
ETについて図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0016】 実施例1 図1は、本発明による電界効果トランジスタの第1の実
施例のnチャネルMOS型FETの構造を示す断面図で
ある。
【0017】この図において、1はp型半導体基板であ
り、この半導体基板1上には凸状の突起部1aが形成さ
れている。この突起部1aの側壁部の両側には相対向す
るように1対の第1の導電層として、n− 型の導電層
(LDDn− 層)2a,2bが形成される。さらに、
突起部1aの両側の半導体基板1の表面には、1対の第
2の導電層として、LDDn− 層2a,2bより不純
物濃度が高い(即ち、導電性が高い)n型のソース及び
ドレイン拡散層3a,3bが形成され、これらはそれぞ
れLDDn− 層2a,2bと接続する。
【0018】一方、前記突起部1a及び半導体基板1の
表面には絶縁膜4が形成され、突起部1aには前記突起
部1aを覆うようにゲート電極5が形成される。また、
上記構造の素子上には層間絶縁膜7が設けられ、ソース
3a,ドレイン3b,ゲート電極5をそれぞれ引き出す
ための電極8a,8b,8cが層間絶縁膜7を貫通して
形成される。
【0019】上記の構造を有するFETによれば、ゲー
ト電極5がLDDn− 層2a,2bを広く覆うので、
従来のLDD構造のFETに比べてソース,ドレイン間
の局所的な電界集中が抑制され、これによりホットキャ
リアの発生は防止される。さらに、この時チャネル部1
bの長さを短くすることはなく、ショートチャネル効果
を抑えることができる。
【0020】次に、上述した本発明の第1の実施例によ
る電界効果トランジスタの製造方法を説明する。
【0021】図2乃至図9は前述した本発明実施例の電
界効果トランジスタの製造工程を示す工程断面図である
【0022】まず、図2に示すように、表面を酸化した
p型シリコン基板1上にCVD法により酸化シリコン膜
21を堆積し、更にその上にレジストパターン22を形
成してゲート形成予定部を覆う。
【0023】次に、図3に示すようにレジストパターン
22をマスクにして、異方性エッチングを用い、レジス
トパターン22の下部以外の酸化シリコン膜21を選択
的に除去する。
【0024】次に、図4に示すようにレジストパターン
22を除去し、酸化シリコン膜21をマスクにして異方
性エッチングを行い、基板1に凸状の突起部1aが形成
されるようにエッチングを行う。なお、ここで、この高
さは非常に低い(例えばゲート長の数%程度の)ものと
する。
【0025】さらに、図5に示すように、シリコン基板
1の露出した表面に酸化シリコン膜23a,23bを形
成し、シリコン基板1に対して逆導電型すなわちn型の
不純物層24を基板1に対して回転イオン注入法により
斜めにイオン注入する。その結果、この図に示すように
低濃度のソース部(LDDn− 層)2a,低濃度のド
レイン部(LDD− 層)2bが突起部1aの側壁部に
形成される。ここで、酸化シリコン膜23a,23bは
基板1表面の損傷を防止するために用いられる。
【0026】次に、図6に示すように基板1に対して逆
導電型すなわちn型の不純物25を前記LDDn− 層
よりも高濃度となるように基板1に対して垂直にイオン
注入する。その結果、この図に示すように、n型のソー
ス及びドレイン領域3a,3bが形成される。
【0027】次に、図7に示すように、エッチングによ
り酸化シリコン膜21及び酸化シリコン膜23a,23
bを除去する。
【0028】さらに、図8に示すように、基板1の表面
にゲート絶縁膜となる酸化シリコン膜4を形成し、その
上にゲート電極となる導電層例えば多結晶シリコン層5
を堆積する。
【0029】次に、図9に示すように基板1の突起部1
aを覆うように多結晶シリコン層5をパターニングし、
ゲート電極5を形成する。
【0030】最後に、全面に層間絶縁膜7を堆積した後
、この絶縁膜7にソース3a,ドレイン3b,ゲート電
極5とそれぞれ接続するコンタクト孔を開口し、電極8
a,8b,8cを形成する。
【0031】このようにして、図1に示した電界効果ト
ランジスタが完成する。
【0032】 実施例2 図10乃至図13は、本発明の電界効果トランジスタの
製造方法の他の実施例を示す工程断面図である。以下、
図10乃至図13において、同一の部分には同一の符号
を示し、詳細な説明は省略する。
【0033】まず、図2乃至図5に示した工程と同様の
工程を経て低濃度のソース部(LDDn− 層)2a,
低濃度のドレイン部(LDD−層)2bを突起部1aの
側壁部に形成した後、図10に示すように全面に酸化シ
リコン膜31などの絶縁膜を例えばCVD法により被覆
する。
【0034】次に、図11に示すように、この酸化シリ
コン膜31に対して異方性エッチングを行うことにより
、基板1の突起部1aの側壁にこの酸化シリコン膜31
を残存せしめる。
【0035】さらに、図12に示すように前述した側壁
の酸化シリコン膜31及びCVD法で形成した酸化シリ
コン膜21をマスクにして基板1に対して垂直にn型不
純物32のイオン注入を行い、LDDn− 層2a,2
bよりも不純物濃度が高いn型のソース及びドレイン(
第2の導電層)33a,33bをそれぞれ形成したのち
前記酸化シリコン膜21,酸化シリコン膜23a,23
b,酸化シリコン膜31を除去する。
【0036】そして、前記第1の実施例の図8および図
9と同様の工程を経て、ゲート絶縁膜4及びゲート電極
5を形成し、ソース33a,33b,ゲート電極5とそ
れぞれ接続する電極8a,8b,8cを形成して、図1
3に示す本発明による電界効果トランジスタの実施例が
完成する。
【0037】この方法によれば、前記第1の実施例と比
べ、工程的には複雑になるが、LDDn− 層2a,2
bを長くとりたい場合には有効である。この方法によっ
て形成した電界効果トランジスタも第1の実施例に示し
た電界効果トランジスタとほぼ同様の効果がある。
【0038】 実施例3 次に、図14乃至図21は本発明の電界効果トランジス
タの製造方法のさらに他の実施例を示す工程断面図であ
る。
【0039】図14に示すように、まずシリコン基板1
上に酸化シリコン膜41を形成して、さらにこの上にレ
ジストパターン42を設ける。さらに、このレジストパ
ターン42をマスクにしてn型の不純物43を基板1に
対して垂直に高加速度でイオン注入して基板1の深い位
置までLDDn− 層(第1の導電層)44a,44b
を形成する。
【0040】次に、図15に示すように、レジストパタ
ーン42及び酸化膜41を除去する。  さらに、図1
6に示すようにCVD法により全面に酸化シリコン膜4
5を形成し、その上に突起部を形成するためのレジスト
パターン46を前記LDDn− 層44a及び44bに
またがるように形成する。
【0041】次に、図17に示すように前記レジストパ
ターン46をマスクにしてCVD酸化シリコン膜45を
選択的にエッチングし、これをパターン加工する。
【0042】さらに、図18に示すようにパターン加工
されたCVD酸化シリコン膜45をマスクにして、基板
1を異方的にエッチング加工して、凸状の突起部1aを
形成する。この時、凸状突起部1aの側壁と側壁の両側
の基板1表面にはLDDn− 層44a,44bの一部
が残存するようにする。
【0043】次に、図19に示すように、露出した基板
1の表面を酸化シリコン膜47a,47bで被覆した後
、CVD酸化シリコン膜45をマスクにしてn型の不純
物48を基板1に対して垂直にイオン注入する。これに
より、突起部1aの両側に前記残存せしめたLDDn−
 層44a,44bとオフセットにならないようにオー
バーラップさせて、前記LDDn− 層44a,44b
より不純物濃度が高いn型のソース,ドレイン領域(第
2の導電層)49a,49bを、それぞれ形成する。 
 次に、図20に示すようにCVD酸化シリコン膜45
および酸化シリコン膜47a,47bを除去する。
【0044】この後、第1の実施例で述べた図8および
図9の工程と同様の工程を行うことにより、図21に示
すような電界効果トランジスタの実施例が完成する。
【0045】この方法で形成した電界効果トランジスタ
も第1の実施例とほぼ同様の効果を有する。但し、LD
Dn− 層を斜めからのイオン注入で行う場合と比べる
と、ゲート電極5とのオーバーラップ領域を凸部の上部
まで広くとれるという利点がある。
【0046】このように、半導体基板に段差部を形成す
る工程は、半導体基板上に第1の導電層等を形成した後
に行うようにしてもよい。
【0047】 実施例4 図22は本発明の第4の実施例の電界効果トランジスタ
の構造を示す断面図である。
【0048】この電界効果トランジスタが図1に示した
前記第1の実施例の電界効果トランジスタと異なる点は
、ゲート電極が5a,5b,5cの3つの領域に分れて
いる点である。
【0049】すなわち、この図に示すように、ゲート電
極5aは絶縁膜4aを介してLDDn− 層2a及びn
型のソース領域3aと、ゲート電極5bは絶縁膜4bを
介してLDDn− 層2b及びn型のドレイン領域3b
と、ゲート電極5cは絶縁膜4cを介して基板1の突起
部1aの上面とそれぞれ対向するように形成されている
。また、ゲート電極5a,5b,5cはこの3つの領域
にまたがった電極8cにより同じ電位に保たれ、チャネ
ル部1b及びLDDn− 層2a,2bを流れるキャリ
アの制御を行うように構成されている。
【0050】この電界効果トランジスタも、前述した第
1の実施例の電界効果トランジスタと同様の効果がある
【0051】なおここで、前記ゲート電極5a,5b,
5c上にそれぞれ独立して電極を設け、これら3つの電
極の電位を独立して制御するようにしてもよい。この場
合、電界集中の場所をドレインとチャネル部のジャンク
ション近傍から別の場所に移動せしめる効果を期待する
こともできる。
【0052】次に、この電界効果トランジスタの製造工
程について説明する。
【0053】図23乃至図30は、この工程断面図であ
る。
【0054】まず、図23に示すようにp型シリコン基
板1上にゲート絶縁膜4cとなる酸化膜例えば酸化シリ
コン61を形成し、その上にゲート電極5cとなる導電
層例えば多結晶シリコン層62,CVD酸化シリコン膜
63を順次堆積する。更にこの上層に、レジストパター
ン64を形成し、これにより、ゲート形成領域を覆う。   次に図24に示すように、このレジストパターン6
4をマスクにしてCVD酸化シリコン膜63に対して異
方性エッチングを行った後、レジストパターン64を除
去する。
【0055】さらに、図25に示すようにCVD酸化シ
リコン膜63をマスクとして、基板1に入り込むように
エッチングを行い、凸状の突起部1aが形成されるよう
にエッチングを行う。この結果、多結晶シリコン層62
はゲート電極5cに、酸化シリコン膜61はゲート絶縁
膜4cに加工される。
【0056】次に、図26に示すように露出した基板1
の表面及びゲート電極5cの側面に、酸化膜例えば酸化
シリコン膜64a,64bを形成する。さらに、n型の
不純物65を基板1に対して斜めに回転イオン注入する
ことにより、少なくとも前記突起部1aの側壁に、LD
Dn− 層2a,2bを形成する。
【0057】次に、図27に示すように基板1に対して
垂直に不純物66をイオン注入しn型のソース及びドレ
イン領域3a,3bを形成する。
【0058】次に、図28に示すようにCVD酸化シリ
コン膜63及び酸化シリコン膜64a,64bをエッチ
ングにより除去する。
【0059】この後、図29に示すように、ゲート絶縁
膜4a,4bとなる酸化シリコン膜などの絶縁膜67を
基板1の露出した表面及びゲート電極5c表面に形成し
、さらに全面にゲート電極5a,5bとなる導電層例え
ば多結晶シリコン層68を堆積する。
【0060】次に、図30に示すように異方性エッチン
グにより、ゲート電極5c及び突起部1aの側部に多結
晶シリコン層68を残存せしめ、ゲート電極5a,5b
を形成する。
【0061】最後に、前述した第1の実施例の方法と同
様にして、層間絶縁膜7及びコンタクト層8a,8b,
8cを設ける。
【0062】このようにして、図22に示したような電
界効果トランジスタが完成する。
【0063】なお、ここでは、電極8cはゲート電極5
a,5b,5cにまたがるように形成されるが、ゲート
電極5a,5b,5cに対して別々にコンタクト孔を形
成し、これらのゲート電極5a,5b,5cそれぞれに
対して電極を独立して設けてもよい。
【0064】 実施例5 次に、図22に示した本発明の第4の実施例の電界効果
トランジスタのようにゲート電極を3つに分割した構造
の変形例について説明する。
【0065】図31乃至図33は、その工程断面図であ
る。
【0066】まず、前述した図23乃至図25と同様の
工程を行い、突起1aを形成した後、CVD酸化シリコ
ン膜63及び酸化シリコン膜64a,64bをエッチン
グにより選択除去する(図31)。
【0067】次に、全面に絶縁膜例えば酸化シリコン膜
71及び導電層例えば多結晶シリコン層72を順次形成
する(図32)。
【0068】この後、図33に示す如く異方性エッチン
グを行って、基板1の突起部1aの側部にポリシリコン
層72を残存せしめて、ゲート電極5c及びゲート電極
5a,5bを形成する。
【0069】さらに、図34に示すようにn型の不純物
73をゲート電極5a,5b,5cをマスクとして基板
1に対して垂直にイオン注入し、n型のソース及びドレ
イン領域(第2の導電層)74a,74bを形成する。
【0070】以下、図30の工程と同様の工程を行うこ
とにより、層間絶縁膜7及び電極8a,8b,8cを設
ける。
【0071】このようにして、図35に示すように電界
効果トランジスタ完成する。
【0072】この電界効果トランジスタが第4の実施例
における電界効果トランジスタ(図22)と異なる点は
LDDn− 層2a,2bが前述した第4の実施例の電
界効果トランジスタに比べて長くなっているという点で
あり、これにより制御ゲート5a又は5bとのオーバー
ラップ面積を大きくとることができる。この電界効果ト
ランジスタも第1の実施例とほぼ同様の効果を有する。
【0073】 実施例6 図36乃至図41は本発明による第6の実施例の電界効
果トランジスタの製造方法を説明するための工程断面図
である。
【0074】まず前述した図2及び図3と同様の工程を
経てCVD酸化シリコン膜21をパターニングした後、
レジストパターン22を除去して、さらにCVD酸化シ
リコン膜21をマスクにして等方的なエッチングを行う
。この時、CVD酸化シリコン膜21の下面のエッジ部
21aが露出するとともに、基板1の表面にはテーパー
状の突起部1a′が形成される(図36)。
【0075】次に、図37に示すように、露出した基板
1の表面を酸化シリコン膜81a,81bで覆い、n型
の不純物82を基板1に対して垂直にイオン注入する。 この結果、基板1の表面に第2の導電層としてソース8
3a、ドレイン83bが形成される。
【0076】この時、前記突起部1a′のテーパーには
CVD膜21がマスクとなるため、イオン注入は行われ
ない。
【0077】次に、図38に示すようにCVD酸化シリ
コン膜21及び酸化シリコン膜81a,81bに対して
等方的なエッチングを行い、酸化シリコン膜81a,8
1bを除去するとともに、CVD酸化シリコン膜21を
その下面のエッジ部21aが前記テーパー状の突起部1
a′の上面のエッジ部と一致する(CVD酸化シリコン
膜21が前記テーパーのマスクとならないように)まで
エッチング加工する。次に、図39に示すように、露出
した基板1の表面を再度酸化シリコン膜84a,84b
で覆った後、n型の不純物85を基板1に対して斜めに
回転イオン注入することによりテーパー状の突起部1a
′の側壁部に第1の導電層としてLDDn− 層86a
,86bを形成する。
【0078】次に、図40に示すようにエッチングによ
りCVD酸化シリコン膜21及び酸化シリコン膜84a
,84bを除去した後、図8および図9の工程と同様の
工程により、電極形成を行い図41に示すように電界効
果トランジスタが完成する。なお、ここで4′はゲート
絶縁膜、5′はゲート電極である。
【0079】この電界効果トランジスタは、突起部の形
状がテーパー状であること以外は、前記第1の実施例の
電界効果トランジスタと同様である。また、この実施例
における方法及び装置は、第1の実施例での方法及び装
置とほぼ同様の効果を有するが、前記第1及び第2の実
施例と比較して、突起部はテーパー状となっているので
、電界集中が起こりにくいという点でより優れている。
【0080】 実施例7 図42は本発明の第7の実施例の電界効果トランジスタ
の構成を示す断面図である。
【0081】この電界効果トランジスタが図1に示した
第1の実施例の電界効果トランジスタと異なる点は、基
板1の表面に形成される段差が凸状の突起部ではなく凹
状の開口部となっている点である。
【0082】すなわち、p型シリコン基板1の表面には
開口部91が設けられ、この開口部の底面には、前記p
型シリコン基板1よりも不純物濃度が高いp型の拡散層
(第3の導電層)92が設けられている。この拡散層9
2はチャネルの一部に相当し、その不純物濃度を調節す
ることにより、電界効果トランジスタのしきい値電圧を
設定する。
【0083】さらに、前記開口部91の側壁には第1の
導電層としてn型の低濃度の不純物拡散層(LDDn−
 層)93a,93bが形成され、その周囲の基板1の
表面には第2の導電層としてn型のソース94a,、ド
レイン94bが形成される。また、開口部91の表面を
含む基板1の表面には絶縁膜(ゲート絶縁膜)95が形
成され、この絶縁膜95を介して前記開口部91を埋め
込むようにゲート電極96が形成される。
【0084】この電界効果トランジスタは、ゲート電極
96が開口部91の側壁に形成されるLDDn− 層9
3a,93bにより広く覆われるので、前述した第1の
実施例の電界効果トランジスタとほぼ同様の効果がある
。 しかも、前記第1乃至第6の実施例と異なり、ソース9
4a、ドレイン94bの間隔を大きく確保できるので、
パンチスルーの問題も防止することができるという効果
を得ることができる。
【0085】次に上述した電界効果型トランジスタの実
施例の製造方法について説明する。図43乃至図54は
、その工程断面図である。
【0086】まず、図43に示すように、素子分離用の
フィールド絶縁膜(図示せず)の形成されたp型シリコ
ン基板の表面に酸化膜例えば酸化シリコン膜101、窒
化膜例えば窒化シリコン膜102、及びレジストパター
ン103を順次形成する。
【0087】次に前記パターン103に従って窒化シリ
コン膜102,酸化シリコン膜101を異方性エッチン
グによりエッチングし、さらに基板1の表面を前記レジ
ストパターン103及びその下のパターン加工された窒
化シリコン膜102及び酸化シリコン膜101をマスク
として反応性イオンエッチング等により異方的にエッチ
ング加工し、開口部91を形成する(図44)。
【0088】次に図45に示すように、レジストパター
ン103を除去した後、開口部91の基板1の露出した
表面(この場合、開口部91の表面)を酸化して、酸化
シリコン膜101aを形成する。
【0089】さらに、図46に示すように、開口部91
を埋め込むようにレジスト層104を酸化シリコン膜の
上に形成する。
【0090】次に、このレジスト層104に全面露光を
行い、開口部91の底部にのみレジスト層104を残存
せしめる(図47)。
【0091】次に、前記開口部91内の露出した酸化膜
101aをフッ化アンモニウムの溶液エッチング等で除
去する。この時、底部の酸化膜はレジスト104により
保護されてエッチングされない。
【0092】そしてさらに図48に示すように、残存す
るレジスト層104を除去し、開口部91を埋め込むよ
うに全面に絶縁膜例えばAsSG膜等のガラス膜105
を形成した後、熱拡散により開口部の側壁にLDDn−
 層93a,93bを形成する。  次に、図49に示
すように、AsSG膜105及び酸化シリコン膜103
をエッチングにより除去する。なお、ここで窒化シリコ
ン膜102は、素子分離用のフィールド絶縁膜(図示せ
ず)がエッチングされないようにそれぞれ保護する役割
を果たす。
【0093】さらに、開口部91の表面を再び酸化膜1
06で被覆した後、p型の不純物107を基板1に対し
て垂直にイオン注入して、開口部91の底面(チャネル
領域)にp型の拡散層92を形成する(図50)。
【0094】次に、図51に示すように、窒化シリコン
膜102,酸化シリコン膜101,及び酸化膜106を
選択的にエッチング除去する。
【0095】この後、図52に示すように、全面に絶縁
膜(ゲート絶縁膜)95及びゲート電極となる導電層例
えば多結晶シリコン層96をこの順に形成する。
【0096】次に図53に示すように多結晶シリコン層
96をパターン加工してゲート電極96とし、さらにソ
ースドレイン形成用のレジストマスクRを新たに形成す
る。この後、このレジストマスクRおよびゲート電極9
6をマスクとしてn型の不純物108を基板1に対して
垂直にイオン注入し、図54に示すように、n型のソー
ス94a及びドレイン94bを形成する。
【0097】最後に、第1の実施例の工程と同様の工程
を経て、図42に示したような電界効果トランジスタが
完成する。
【0098】このようにして形成した電界効果トランジ
スタは、前述したように、第1の実施例と同様の効果が
ある。
【0099】 実施例8 次に、前述した実施例7の電界効果トランジスタの他の
製造方法について説明する。
【0100】図55および図56はこの製造方法の実施
例を示す工程断面図である。
【0101】まず、実施例7の工程で図43及び図44
に示した工程と同様の工程を行い凹部を形成した後、レ
ジストパターン103を除去し、さらに開口部91を埋
め込むように全面に絶縁膜例えば酸化シリコン膜111
を形成する(図55)。
【0102】次に、図56に示すように、異方性エッチ
ングを行って、開口部91の底部のみに酸化シリコン膜
111を残存せしめる。さらに、図48以降の工程と同
様の工程を行うことにより、図42に示したような本発
明の実施例7の電界効果トランジスタを完成することが
できる。
【0103】この方法によれば、前記実施例7の方法に
比べて工程的に簡単であり、また、底部に残存せしめる
酸化シリコン膜の膜厚を厚めにすることができるので、
その後の、AsSG膜105からの固相拡散時にチャネ
ル領域92へAsが拡散することがないためより優れた
方法である。
【0104】 実施例9 次に、本発明による第7の実施例の電界効果トランジス
タを製造するためのさらに他の製造方法について説明す
る。
【0105】図57乃至図61はその製造方法を示す工
程断面図である。
【0106】まず、図57に示すように素子分離用のフ
ィールド絶縁膜(図示せず)が形成されたp型シリコン
基板1の上に絶縁膜95a及びパターニングした窒化シ
リコン膜121を順次形成した後、図58に示すように
窒化膜121をマスクとして、基板1に開口部91が形
成されるまで異方性エッチングを行う。
【0107】次に、図59に示すように、開口部91の
表面に酸化シリコン膜122を形成した後、n型の不純
物123を基板1に対して斜めに回転イオン注入し、開
口部91の側壁にLDDn− 層93a,93bを形成
する。
【0108】更に、図60に示すようにp型の不純物1
24を基板1に対して垂直にイオン注入することにより
、p型の拡散層92を開口部91の底面に形成する。
【0109】さらに図61に示すように前記酸化シリコ
ン膜122を除去した後、一番上層の窒化膜をとり、再
び、ゲート絶縁膜95bを開口部91の表面に形成する
【0110】次に、図52に示したのと同様の工程によ
り、全面にゲート電極となる導電層例えば多結晶シリコ
ン層96を形成し、その後、図53以下の工程と同様の
工程により、図42に示した本発明の第7の実施例によ
る電界効果トランジスタを完成する。
【0111】このようにして形成された電界効果トラン
ジスタは、第1の実施例と同様の効果を奏効する。
【0112】 実施例10 図62乃至図68は本発明による電界効果トランジスタ
の第10の実施例及びその製造方法を説明するための工
程断面図である。
【0113】まず、図62に示すように、素子分離用の
フィールド絶縁膜(図示せず)が形成されたp型シリコ
ン基板1の上に熱酸化による酸化シリコン膜131及び
CVD酸化シリコン膜132を順次形成した後、これら
をパターン加工する。
【0114】次に図63に示すように、前記パターン化
された酸化シリコン膜131及びCVD酸化シリコン膜
132の端部の下側の基板1がエッチングされるように
等方性のエッチングを行いテーパー状の開口部133を
形成する。
【0115】さらに、図64に示すように開口部133
の表面に酸化シリコン膜134を形成した後、p型の不
純物135を基板1に対して垂直にイオン注入する。こ
の結果p型の拡散層92が開口部133の底面に形成さ
れる。
【0116】次に図65に示すようにCVD酸化シリコ
ン膜132,酸化シリコン膜131,134を選択的に
除去した後、図66に示すように再び全面に酸化シリコ
ン膜136を形成した後、n型の低濃度の不純物137
を基板に対して斜めに回転イオン注入する。この結果、
LDDn− 層(第1の導電層)138a,138bが
開口部133の側壁に形成される。
【0117】次に図67に示すように酸化膜136を除
去する。
【0118】この後、図52乃至図54の工程と同様の
工程を経て、図68に示される本発明による電界効果ト
ランジスタを完成する。ここで95′はゲート絶縁膜,
96′はゲート電極である。
【0119】この方法により形成した電界効果トランジ
スタも第1の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0120】 実施例11 図42に示した、凹部に形成する電界効果トランジスタ
は、図43乃至図54の工程で形成されるが、凹部側壁
にLDDn− 層を形成する際のマスクを基板凹部底面
に形成するにあたり、レジストの異方性エッチングまた
は酸化シリコン膜の異方性エッチングを用いるようにし
ているが、この膜厚の制御を十分に行うことができない
ため、LDDn− 層の制御性が悪く、特性が不安定に
なるという問題があった。
【0121】ここでは、このLDDn− 層を制御性よ
く形成するための方法について説明する。
【0122】図69乃至図74は、その工程断面図であ
る。
【0123】まず、実施例7の方法と同様に図69に示
すように、素子分離用のフィールド絶縁膜(図示せず)
の形成されたp型シリコン基板の表面に酸化膜例えば酸
化シリコン膜101、窒化膜例えば窒化シリコン膜10
2、及びレジストパターン103を順次形成する。
【0124】次に前記パターン103に従って窒化シリ
コン膜102,酸化シリコン膜101を異方性エッチン
グによりエッチングし、さらに基板1の表面を前記レジ
ストパターン103及びその下のパターン加工された窒
化シリコン膜102及び酸化シリコン膜101をマスク
として反応性イオンエッチング等により異方的にエッチ
ング加工し、開口部91を形成する(図70)。
【0125】次に図71に示すように、レジストパター
ン103を除去した後、全面に窒化シリコン膜150を
形成する。
【0126】そして図72に示すように、異方性エッチ
ングにより、この窒化シリコン膜150をエッチングし
、凹部側壁に残す。
【0127】この後図73に示すように、酸素雰囲気中
で熱処理を行い開口部91の底面にのみ酸化シリコン膜
151を形成する。
【0128】そして図74に示すように、等方性エッチ
ングを用いて凹部側壁の窒化シリコン膜150を除去し
、基板表面を酸化して開口部91を埋め込むように(図
48に示したのと同様に)、開口部91を埋め込むよう
に全面に絶縁膜例えばAsSG膜等のガラス膜152を
形成した後、熱拡散により開口部の側壁にLDDn− 
層93a,93bを形成する。
【0129】この後は図49乃至図54に示したのと同
様に、p型の不純物を基板1に対して垂直にイオン注入
して、開口部91の底面(チャネル領域)にp型の拡散
層92を形成し、ゲート絶縁膜、ゲート電極を形成しさ
らに、ゲート電極をマスクとしてn型の不純物を基板1
に対して垂直にイオン注入し、n型のソース94a及び
ドレイン94bを形成する。
【0130】最後に、第1の実施例の工程と同様の工程
を経て、図42に示したような電界効果トランジスタが
完成する。
【0131】このようにして形成した電界効果トランジ
スタは、実施例1の効果に加え、凹部側壁へのLDDn
− 層の形成が制御性よく行われるため、閾値電圧およ
び駆動能力の安定したものとなる。
【0132】 実施例12 ここでも、このLDDn− 層を制御性よく形成するた
めの方法について説明する。
【0133】この方法は、実施例11の変形例である。 実施例11では凹部の側壁に窒化シリコン膜を形成し、
これをマスクとして選択酸化を行うようにしたが、この
例では側壁に窒化シリコン膜を形成するに先立ち、開口
部91全体を酸化シリコン膜154で被覆しておくよう
にしたことを特徴とするものである。
【0134】図75乃至図77は、その工程断面図であ
る。
【0135】まず、実施例11の方法と同様に、素子分
離用のフィールド絶縁膜(図示せず)の形成されたp型
シリコン基板の表面に、開口部91を形成し、レジスト
パターン103を除去した後、図75に示すように、熱
酸化により開口部91内壁に酸化シリコン膜154を形
成しさらに全面に窒化シリコン膜153を形成する。
【0136】そして図76に示すように、異方性エッチ
ングにより、この窒化シリコン膜153を選択的にエッ
チングし、凹部側壁に残す。
【0137】この後図77に示すように、酸素雰囲気中
で熱処理を行い開口部91の底面にのみ選択的に酸化シ
リコン膜155を形成する。
【0138】そして、等方性エッチングを用いて凹部側
壁の窒化シリコン膜153を除去し、さらに開口部91
の側壁の酸化シリコン膜をフッ化アンモニウム溶液を用
いたウェットエッチングで除去する。
【0139】このとき、底部の酸化シリコン膜15は側
壁の酸化シリコン膜154に比べて十分に厚いため、こ
のエッチングでは除去されない。
【0140】そして基板表面を酸化した後、実施例11
と同様にして(図74)、開口部91を埋め込むように
全面に絶縁膜例えばAsSG膜等のガラス膜152を形
成した後、熱拡散により開口部の側壁にLDDn− 層
93a,93bを形成する。そしてさらに、同様の工程
を経て、図42に示したような電界効果トランジスタが
完成する。
【0141】この方法によれば、側壁に窒化シリコン膜
を形成するに先立ち、開口部91全体を酸化シリコン膜
154で被覆しておくようにしているため、前記実施例
11の効果に加え、基板の直接窒化シリコン膜を形成し
た場合にかかるストレスを緩和することができ、信頼性
をより高めることができる。
【0142】 実施例13 以上に示したような構造の電界効果トランジスタは、占
有面積が小さく特性が良好であるため、DRAMのメモ
リセル構成用のトランジスタとしても有効である。
【0143】次に、この電界効果トランジスタを用いて
形成したDRAMについて説明する。  このDRAM
は図78に示すように実施例12で形成した電界効果ト
ランジスタを用い、このドレイン領域94bにストレー
ジノード電極201が接続するようにトレンチ構造のキ
ャパシタを配設してメモリセルを構成するようにしたも
のである。
【0144】このキャパシタは、基板表面に形成された
トレンチT内に絶縁膜200としての酸化シリコン膜を
介して、多結晶シリコン膜からなるストレージノード電
極201,窒化シリコン膜と酸化シリコン膜との2層膜
からなるキャパシタ絶縁膜202,多結晶シリコン膜か
らなるプレート電極203とから構成されている。
【0145】204は層間絶縁膜、205は通過ワード
線、206は層間絶縁膜、207は電界効果トランジス
タのソース領域94aにコンタクトするように形成され
たポリサイド膜等からなるビット線である。208はフ
ィールド酸化膜である。
【0146】かかる構造のDRAMによれば、信頼性を
維持しつつ、セルの大幅な微細化をはかることが可能と
なる。
【0147】なお、この構造の電界効果トランジスタの
みならず、前記実施例1乃至前記実施例11の電界効果
トランジスタ等、本発明の電界効果トランジスタのいず
れをもDRAMへの適用は可能である。
【0148】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはない。例えば、段差部の形状は、基板の表面が加工
されて形成される様々な形状を有する突起部,開口部等
のうちで、適宜選択可能である。例えば逆テーパー状の
突起部,CVD膜,導電層,n型及びp型の不純物,基
板等の材料は適宜変更可能である。さらに、イオン注入
や回転イオン注入による損傷を防止するために、基板の
表面に設けられる酸化膜も他の材料で置き換えることが
できる。
【0149】さらにまた、本発明は上述したnチャネル
MOS型FETに限られず、pチャネルMOS型FET
や、他の電界効果トランジスタ例えばMESFET等に
対しても適用可能である。
【0150】その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
、種々変形して実施することができる。
【0151】
【発明の効果】本発明によれば、ショートチャネル効果
を高めることなく、ゲート電極と第1の導電層,具体的
にはLDDn− 層との間のオーバーラップ面積をかせ
ぐことができる。従って半導体素子を微細化しても、し
きい値電圧を安定に保つことができる。さらにソースと
ドレイン間の局所的な電界集中を抑制することができ、
ホットキャリアの発生を防止し、信頼性を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の電界効果トランジスタ
を示す断面図。
【図2】本発明の第1の実施例の電界効果トランジスタ
の製造工程図。
【図3】本発明の第1の実施例の電界効果トランジスタ
の製造工程図。
【図4】本発明の第1の実施例の電界効果トランジスタ
の製造工程図。
【図5】本発明の第1の実施例の電界効果トランジスタ
の製造工程図。
【図6】本発明の第1の実施例の電界効果トランジスタ
の製造工程図。
【図7】本発明の第1の実施例の電界効果トランジスタ
の製造工程図。
【図8】本発明の第1の実施例の電界効果トランジスタ
の製造工程図。
【図9】本発明の第1の実施例の電界効果トランジスタ
の製造工程図。
【図10】本発明の第2の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図11】本発明の第2の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図12】本発明の第2の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図13】本発明の第2の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図14】本発明の第3の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図15】本発明の第3の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図16】本発明の第3の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図17】本発明の第3の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図18】本発明の第3の実施例の電界効果トランジス
タを示す断面図。
【図19】本発明の第3の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図20】本発明の第3の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図21】本発明の第3の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図22】本発明の第4の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図23】本発明の第4の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図24】本発明の第4の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図25】本発明の第4の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図26】本発明の第4の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図27】本発明の第4の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図28】本発明の第4の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図29】本発明の第4の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図30】本発明の第4の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図31】本発明の第5の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図32】本発明の第5の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図33】本発明の第5の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図34】本発明の第5の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図35】本発明の第5の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図36】本発明の第6の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図37】本発明の第6の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図38】本発明の第6の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図39】本発明の第6の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図40】本発明の第6の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図41】本発明の第6の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図42】本発明の第7の実施例の電界効果トランジス
タを示す図。
【図43】本発明の第7の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図44】本発明の第7の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図45】本発明の第7の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図46】本発明の第7の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図47】本発明の第7の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図48】本発明の第7の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図49】本発明の第7の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図50】本発明の第7の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図51】本発明の第7の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図52】本発明の第7の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図53】本発明の第7の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図54】本発明の第7の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図55】本発明の第8の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図56】本発明の第8の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図57】本発明の第9の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図58】本発明の第9の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図59】本発明の第9の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図60】本発明の第9の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図61】本発明の第9の実施例の電界効果トランジス
タの製造工程図。
【図62】本発明の第10の実施例の電界効果トランジ
スタの製造工程図。
【図63】本発明の第10の実施例の電界効果トランジ
スタの製造工程図。
【図64】本発明の第10の実施例の電界効果トランジ
スタの製造工程図。
【図65】本発明の第10の実施例の電界効果トランジ
スタの製造工程図。
【図66】本発明の第10の実施例の電界効果トランジ
スタの製造工程図。
【図67】本発明の第10の実施例の電界効果トランジ
スタの製造工程図。
【図68】本発明の第10の実施例の電界効果トランジ
スタの製造工程図。
【図69】本発明の第11の実施例の電界効果トランジ
スタの製造工程図。
【図70】本発明の第11の実施例の電界効果トランジ
スタの製造工程図。
【図71】本発明の第11の実施例の電界効果トランジ
スタの製造工程図。
【図72】本発明の第11の実施例の電界効果トランジ
スタの製造工程図。
【図73】本発明の第11の実施例の電界効果トランジ
スタの製造工程図。
【図74】本発明の第11の実施例の電界効果トランジ
スタの製造工程図。
【図75】本発明の第12の実施例の電界効果トランジ
スタの製造工程図。
【図76】本発明の第12の実施例の電界効果トランジ
スタの製造工程図。
【図77】本発明の第12の実施例の電界効果トランジ
スタの製造工程図。
【図78】本発明実施例のDRAMの構成を示す断面図
【図79】従来例のLDD構造のnチャネルMOS型F
ETの構成を示す断面図。
【符号の説明】
1,141  p型半導体基板 1a,1a′  突起部 1b,141a  チャネル部 2a,2b,44a,44b,86a,86b,93a
,93b,138a,138b,142a,142b 
 LDDn−層 3a,33a,49a,74a,83a,94a,14
3a  ソース3b,33b,49b,74b,83b
,94b,143b  ドレイン 4,4a,4b,4c,4′,95,95′,144 
 ゲート絶縁膜 5,5a,5b,5c,5′,96,96′,145 
 ゲート電極 7,147  層間絶縁膜 8a,8b,8c,148  電極 21,45,63,132  CVD膜22,42,4
6,103,121  レジストパターン23a,23
b,41,47a,47b,61,64a,64b,8
1a,81b,84a,84b,101,106,12
2,131,134,136  酸化膜24,25,3
2,43,48,65,66,73,82,85,10
8,123,137  n型の不純物107,124,
135  p型の不純物31,67,71,95,10
5  絶縁膜62,68,72  導電層(多結晶シリ
コン層)91  開口部 92  p型の導電層 101,111  酸化シリコン膜 102  窒化シリコン膜 104  レジスト層 133  テーパー状の開口部 T  トレンチ 200  絶縁膜 201  ストレージノード電極 202  キャパシタ絶縁膜 203  プレート電極 204  層間絶縁膜 205  通過ワード線 206  層間絶縁膜 207  ビット線 208  フィールド絶縁膜

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  表面に段差部が形成される半導体基板
    と、この段差部の側壁に形成される前記半導体基板と反
    対の導電型の1対の第1の導電層と、前記段差部を除く
    前記半導体基板の表面部分に、前記1対の第1の導電層
    とそれぞれ接続するように形成される、前記第1の導電
    層と同じ導電型でこの導電層よりも高い導電性を有する
    1対の第2の導電層と、前記段差部の表面に形成される
    絶縁膜と、この絶縁膜を介して前記第1の導電層と対向
    し、かつ前記段差部を被覆するように形成された制御電
    極とを備えた電界効果トランジスタを含むことを特徴と
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】  前記段差部は凸型であることを特徴と
    する請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】  前記制御電極は3つの領域に分割され
    ており、各々の制御電極は同電位に保持されることを特
    徴とする請求項2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】  前記段差部は凹型であることを特徴と
    する請求項1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】  前記段差部の底面に相当する前記半導
    体基板の表面部分に、前記半導体基板と同じ導電型でこ
    の半導体基板よりも高い導電性を有する第3の導電層が
    形成されることを特徴とする請求項4記載の半導体装置
  6. 【請求項6】  表面に段差部が形成される半導体基板
    と、この段差部の側壁に形成される前記半導体基板と反
    対の導電型の1対の第1の導電層と、前記段差部を除く
    前記半導体基板の表面部分に、前記1対の第1の導電層
    とそれぞれ接続するように形成される、前記第1の導電
    層と同じ導電型でこの導電層よりも高い導電性を有する
    1対の第2の導電層と、前記段差部の表面に形成される
    絶縁膜と、この絶縁膜を介して前記第1の導電層と対向
    し、かつ前記段差部を被覆するように形成された制御電
    極とを備えた電界効果トランジスタと、前記一対の第2
    の導電層の一方に接続されたキャパシタとを含むことを
    特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】  一導電型の半導体基板に段差部を形成
    する段差部形成工程と、前記段差部の側壁に対向する基
    板と逆導電型の1対の第1の導電層を形成する第1の導
    電層形成工程と、前記段差部の両側の基板表面に前記第
    1の導電層のそれぞれと接続され、前記第1の導電層よ
    りも高い導電性を有する1対の第2の導電層を形成する
    第2の導電層形成工程と、前記段差部及び前記第2の導
    電層の形成される基板表面に絶縁膜を形成する絶縁膜形
    成工程と、前記段差部に形成した絶縁膜を介して前記段
    差部を被覆する制御電極を形成する制御電極形成工程と
    を含む半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】  前記段差部形成工程は凸型の段差部を
    形成する工程であることを特徴とする請求項7記載の半
    導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】  前記段差部形成工程は凹型の段差部を
    形成する工程であることを特徴とする請求項7記載の半
    導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】  前記第1の導電層形成工程は、回転
    イオン注入または熱拡散により不純物を前記段差部の側
    壁に導入せしめる工程であることを特徴とする請求項7
    記載の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】  前記第1の導電層形成工程は、凹型
    の段差部形成工程の後、凹型の段差部の側壁に選択的に
    絶縁性マスクを形成する工程と、この絶縁性マスクを介
    して段差部底部に酸化膜を形成する選択酸化工程とし、
    さらに絶縁性マスク除去後、前記酸化膜をマスクとして
    拡散層を形成する拡散工程とを含むことを特徴とする請
    求項9記載の半導体装置の製造方法。
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