JPH04212451A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法

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JPH04212451A
JPH04212451A JP3044969A JP4496991A JPH04212451A JP H04212451 A JPH04212451 A JP H04212451A JP 3044969 A JP3044969 A JP 3044969A JP 4496991 A JP4496991 A JP 4496991A JP H04212451 A JPH04212451 A JP H04212451A
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insulating film
capacitor
electrode
groove
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Katsuhiko Hieda
克彦 稗田
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 [発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、一個のMOSトランジ
スタと一個のキャパシタによりメモリセルを構成するダ
イナミック型の半導体記憶装置(DRAM)およびその
製造方法に関する。
【0003】
【従来の技術】近年、DRAMの高集積化は目覚ましい
ものがある。DRAMの更なる高集積化を図るためのメ
モリセル構造として、半導体基板に溝を掘りこの溝の内
壁を利用してキャパシタを形成するものが各種提案され
ている。この種のメモリセルの中で、基板を共通電極と
し、溝内に各キャパシタ毎に独立のキャパシタ電極を埋
め込み形成するものは、記憶ノードが基板から分離され
るために耐ソフトエラー特性が優れたものとして注目さ
れる(例えば、IEDM85;p.710〜713)。
【0004】第1従来例として、図22はその様なメモ
リセル構造を示す平面図とそのA−A´断面図であり、
隣接する2ビット分を示している。P+ 型Si基板2
1にP型層22をエピタキシャル成長させたウェハーが
用いられ、フィールド絶縁膜31で素子分離された各メ
モリセル領域にキャパシタとMOSトランジスタからな
るメモリセルが形成されている。即ち各メモリセル領域
内に溝23が形成され、この溝23内にキャパシタ絶縁
膜24を介してキャパシタ電極25が埋め込み形成され
ている。キャパシタ領域に隣接する領域に、ゲート絶縁
膜26を介して第3層多結晶シリコン膜によるゲート電
極27が形成され、これをマスクとして不純物をドープ
してソース、ドレイン拡散層281 ,282 が形成
されて、MOSトランジスタが構成されている。ゲート
電極27は基板の一方向に複数のメモリセルに連続的に
配設されて、ワード線となる。ここでキャパシタ電極2
5は、溝23の途中まで埋め込んだ第1層多結晶シリコ
ン膜電極251 とこの上に重ねた第2層多結晶シリコ
ン膜電極252 とからなる。第2層多結晶シリコン膜
電極252 は、基板上面に形成された孔を介して基板
に接続されている。そして第2層多結晶シリコン膜電極
252 の不純物が基板に拡散され、この拡散層はゲー
ト電極27をマスクとして形成される拡散層281 と
一体のものとなる。こうしてキャパシタ電極25は基板
上面でMOSトランジスタの拡散層と電気的に接続され
、これが記憶ノードとなる。P+ 型Si基板21は従
来のセルプレートに代わって全キャパシタの共通電極と
なる。素子形成された基板上はCVDの絶縁膜29が覆
われ、これにコンタクト孔が開けられて、MOSトラン
ジスタの一方の拡散層282 と電気的に接続されるビ
ット線30が配設される。
【0005】ところが、この基板電極型のメモリセル構
造は、基板に1/2Vccの正の電圧をかける事ができ
ず(かけるとP−N接合に順方向バイアスをかける事に
なり異常電流が流れる)通常は0Vを印加する。この場
合1/2Vcc方式の時にくらべて、キャパシタ絶縁膜
に倍の電界がかかり、キャパシタ絶縁膜の破壊がおこり
やすくなるという信頼性上の大きな問題がある。
【0006】一方、MOS型DRAMの高集積化に伴っ
て、情報を記憶するキャパシタの面積が減少し、この減
少と共に蓄積される電荷量が減少する結果を招いている
【0007】そのため、メモリ内容が誤って読み出され
、あるいはα線等の放射線によりメモリ内容が破壊され
るといった問題が生じている。
【0008】このような問題を解決するため、MOSキ
ャパシタの領域に溝(トレンチ)を掘り、MOSキャパ
シタの占有面積を拡大すること無く実質的に表面積を大
きくしてMOSキャパシタ容量を増大させ、これにより
電荷の蓄積容量を増大させる方法が提案されている。
【0009】以下に、第2の従来例であるDRAM40
0を図23に示す。
【0010】DEAM400は、半導体基板401内に
掘られた溝に形成されるキャパシタ部402と、該キャ
パシタ部402間に形成されるMOSトランジスタ部4
03とを備える。
【0011】前記キャパシタ部402は、溝の周囲に拡
散する拡散層404と、前記基板401表面を覆う絶縁
性のSiO2 膜405と、該SiO2 膜405及び
前記拡散層404表面上に形成された絶縁性のキャパシ
タ絶縁膜406と、前記溝を埋めて前記キャパシタ絶縁
膜406を介して前記拡散層404との間で電荷を保持
するプレート電極407と、該プレート電極407表面
を覆ってキャパシタ部402を保護及び絶縁する酸化膜
408とから構成される。
【0012】前記MOSトランジスタ部403は、前記
基板401表面を覆う絶縁性のゲート絶縁膜409を介
して前記基板401上に設けられワード線を構成するゲ
ート電極401と、該ゲート電極410間及びゲート電
極410と前記キャパシタ部402との間をゲート絶縁
膜409を介して前記基板401上部に設けられたn型
層411とから構成される。
【0013】さらに、DRAM400は、ゲート電極4
10及び酸化膜408上方にCVD絶縁膜412と、該
CVD絶縁膜412上方に配線され、かつゲート電極4
10間のn型層411に電気的に接触するビット線41
3と、該ビット線413表面を覆う保護膜414とを備
える。
【0014】以上の従来のDRAM400の構成におい
て、ワード線を構成するゲート電極410に電荷が印加
されると、ゲート電極410とn型層411との間及び
ゲート電極410と拡散層404との間が導通する。次
いで、ビット線413を介してDRAM400へ信号が
送られると、その信号が有する電荷がn型層411及び
拡散層404を介してキャパシタ部402に蓄積される
。つまり、外部から送られてきた上記信号はキャパシタ
部402に書き込まれる。また、逆に、ゲート電極41
0に電荷が印加されると、キャパシタ部402に蓄積さ
れた電荷は信号としてビット線413を介して外部へ読
み出される。
【0015】従って、従来のRAM400において、信
号の書き込み及び読み出しが自在に行われる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上のように第1従来
例で提案されている基板電極型の溝掘りキャパシタ構造
のメモリセルはキャパシタ絶縁膜にかかる電界が増加し
、信頼性上大きな問題が発生する。
【0017】また、第2の従来例では、以下のような問
題があった。
【0018】第1に、キャパシタ部402の溝の底の形
状が不均一になるので、溝底部の一部で絶縁性能が損な
われ、キャパシタ耐圧の劣化を招くことになる。
【0019】第2に、キャパシタ部402を構成する各
部材は熱膨脹率が異なるので、溝の底部に熱応力が集中
して結晶欠陥をもたらし、キャパシタ部402から基板
401へのリーク電流が増加することになる。
【0020】第3に、溝はその形成時のエッチングによ
って格子欠陥などのダメージを被むる。このエッチング
ダメージの除去は困難であるため、溝底部に形成される
酸化膜の膜質が劣化し、第2の問題と同様にリーク電流
が増加することになる。
【0021】そこで、本発明の第1の目的は、キャパシ
タ絶縁膜に印加される電界を小さくでき、信頼性を向上
させることができる基板電極型の溝掘りキャパシタ構造
をもつ半導体記憶装置及びその製造方法を提供すること
にある。
【0022】本発明の第2の目的は、溝の内部でキャパ
シタ耐圧の劣化を招くことなく、かつリーク電流の発生
を最小限に押さえることができる半導体記憶装置及びそ
の製造方法を提供することにある。
【0023】 [発明の構成]
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の半導体記憶装置は、基板電極型の溝掘り
キャパシタ構造を有し、MOSトランジスタを形成する
領域は基板と完全に分離されており、基板を用いたキャ
パシタ共通電極は例えば+1.5Vなどの任意の電圧を
印加する事ができる構造となっている事を特徴とする。
【0025】また、請求項2記載の製造方法は、この様
なDRAMセル構造を実現するに当り、高濃度基板と厚
さ例えば約1000オングストローム程度の通常の濃度
の基板(例えば5Ω・cm)の間が例えばシリコン酸化
膜で分離された多層基板を用意し、メモリセル間の素子
分離領域の形成を行なった後、溝を形成し、この溝内に
キャパシタ絶縁膜を介して第1の導電体膜でキャパシタ
電極の一部を埋め込み形成し、次に上側基板の側面のキ
ャパシタ絶縁膜をエッチング除去して上側基板側面を露
出させ、この状態でさらに第2の導電体膜を埋め込む。 ここで第2の導電体膜からの不純物が上側基板の側面に
拡散される。この拡散層は後に形成されるMOSトラン
ジスタのソース,ドレイン拡散層の一方と一体のものと
なりこの結果、第1,第2の導電体膜からなるキャパシ
タ電極は溝上部の基板2の側面でMOSトランジスタの
一方の拡散層と電気的に接続されることになる。
【0026】また、請求項3記載の半導体記憶装置の製
造方法は、半導体基板内の一定深さ部分に絶縁膜層を形
成する工程と、前記基板表面から前記一定深さの絶縁膜
層へ達し、かつ前記基板絶縁層との境界面が平坦である
溝を形成する工程と、前記溝の内壁を、その一部を残し
て絶縁膜で覆う工程と、前記絶縁膜を介して前記基板と
電気的に絶縁され、かつ前記一部残されて露出する内壁
を介してのみ前記基板に電気的に接触する蓄積電極を前
記絶縁膜上の内壁に形成する工程と、前記蓄積電極の表
面を覆う絶縁性のキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、
前記キャパシタ絶縁膜の表面にキャパシタ絶縁膜を介し
て前記蓄積電極との間で電荷を保持するプレート電極を
形成する工程と、MOSトランジスタを、そのソース又
はドレインの拡散層の一方が前記一部露出する内壁を介
して前記蓄積電極に電気的に接触するように、前記溝に
隣接する前記基板内に形成する工程とを備えたことを特
徴とする。
【0027】また、請求項4記載の半導体記憶装置は、
半導体基板内の一定深さ部分に形成された絶縁膜層と、
前記基板表面から前記一定深さの絶縁膜層へ達し、かつ
前記絶縁膜層との境界面が平坦な溝と、前記溝の内壁を
、その一部を残して覆う絶縁膜と、前記絶縁膜を介して
前記基板と電気的に絶縁され、かつ前記一部残されて露
出する内壁を介してのみ前記基板に電気的に接触する蓄
積電極と、前記蓄積電極の表面を覆う絶縁性のキャパシ
タ絶縁膜と、前記キャパシタ絶縁膜を介して前記蓄積電
極との間で電荷を保持するプレート電極と、前記溝に隣
接する前記基板内に、ソース又はドレインの拡散層の一
方が前記一部露出する内壁を介して前記蓄積電極に電気
的に接触するMOSトランジスタとを備えたことを特徴
とする。
【0028】
【作用】請求項1記載のDRAM構造では、共通キャパ
シタ電極がMOSトランジスタ基板と完全に分離されて
いるので基板共通電極型にもかかわらず、基板共通電極
に正の電圧を印加することができる様になり、これによ
り、従来のメモリセルと同じ1/2Vcc方式が使える
。よってキャパシタ絶縁膜にかかる電界は0Vしか印加
できなかった場合にくらべて約半分となり、キャパシタ
絶縁膜の信頼性を向上させることができる。また、この
事により薄いキャパシタ絶縁膜を使うことができる事を
示しておりセルの蓄積容量(Cs)を大きくできる。
【0029】また基板共通電極方式であるので、基板上
に大きな段差が飛び出さないので、次工程の加工がやり
易くなり、製造工程の安定化が図れる。また基板共通電
極を形成するためのマスク工程、及びエッチング工程が
不要であるから工程の簡略化が達成できる。
【0030】また基板共通電極となっており、又MOS
トランジスタ部は基板と完全に絶縁分離されているので
α線等によるソフトエラーに非常に強い。
【0031】またMOSトランジスタは基板と完全に絶
縁分離された薄膜シリコン層に作られるので、パンチス
ルーがおこりにくく、ショートチャネル効果が抑えられ
る。
【0032】また、請求項2記載の方法では各メモリセ
ル毎のキャパシタ電極は溝内に完全に埋め込まれている
ので特別のマスク工程は必要なく、工程の簡略化ができ
る。
【0033】また、MOSトランジスタを形成する絶縁
膜上のシリコン基板が薄いので薄膜基板をエッチングし
、絶縁膜を埋め込むだけで完全な素子分離を行なう事が
でき工程が簡略化される。
【0034】請求項3記載の半導体記憶装置の製造方法
では、半導体基板内の一定深さ部分に絶縁膜層が形成さ
れるので、各溝の深さは半導体基板表面から絶縁膜層ま
での距離になる。従って、蓄積電極、キャパシタ絶縁膜
、及びプレート電極によって形成されるキャパシタ領域
の蓄積容量は一定値に容易に設定され得る。
【0035】また、半導体基板内に形成される溝は、そ
の底は絶縁膜層に沿って形成されるので、絶縁膜層との
境界面において平坦な構造を有することになる。従って
、エッチング条件の変動などが生じても、溝の底部は鋭
利な形状に成ることはなく、キャパシタ耐圧の劣化を招
かない。
【0036】また、溝の底部は平坦な構造であるため、
溝形成後に熱応力が生じても結晶欠陥の発生を防ぐこと
ができる。従って、リーク電流の発生を押さえることが
できる。
【0037】また、溝の底部に比較的厚い絶縁膜が存在
するため、絶縁膜がエッチングダメージを被っても、絶
縁膜の絶縁性能は安定である。従って、安定した高品質
の絶縁膜を溝内壁面に形成できる。
【0038】また、MOSトランジスタ及びキャパシタ
領域は絶縁膜層によって該絶縁膜層下部の基板と分離さ
れているため、α線などにより上記基板内10〜20μ
m程度の深さ部分に発生する2次電子の影響を防ぐこと
ができる。従って、ソフトエラーの発生を大幅に減少で
きる。
【0039】請求項4記載の半導体記憶装置は、上述の
製造方法で製造されるので、キャパシタ耐圧の劣化を招
くことなく、かつリーク電流の発生を最小限に押さえる
ことができる。
【0040】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。
【0041】請求項1記載の半導体記憶装置の第1の実
施例として、図1(a),図1(b),図1(c)に基
板電極型トレンチ構造のDRAMを示す平面図、そのA
−A´断面図、およびB−B´断面図を示す。
【0042】このDRAMでは、N型シリコン基板1上
に絶縁膜層2が設けてあり、その上にP型シリコン層3
がある、いわゆるS0I基板を用い、フィールド絶縁膜
4で素子分離された領域がそれぞれのメモリセル領域で
ある。各メモリセル領域には、N型Si基板1内に所定
深さ食い込む溝6が形成され、この溝6内にキャパシタ
絶縁膜7を介してキャパシタ電極8が埋め込まれている
。キャパシタ領域の溝に隣接する領域にゲート絶縁膜1
3を介してワード線となるゲート電極14が形成され、
このゲート電極14に自己整合的にソース,ドレインの
n型拡散層15が形成されて、MOSトランジスタが構
成されている。キャパシタ電極は溝の途中まで埋め込ま
れた第1の多結晶シリコン膜8とこの上に重ねて埋め込
まれた第2の多結晶シリコン膜10からなる。キャパシ
タ絶縁膜7のうち、第1の多結晶シリコン8より上の部
分は除去されてMOSトランジスタ形成のための基板の
側面領域が露出され、ここから第2の多結晶シリコン膜
10の中の不純物が拡散されて、n型拡散層15と一体
化されるn型拡散層11が形成されている。即ち、キャ
パシタ電極8は、溝6の上部側面でMOSトランジスタ
の拡散層15,11と電気的に接続される。16はCV
D絶縁膜であり、これにコンタクト孔17が開けられて
MOSトランジスタの拡散層151 ,154 に接続
されるビット線18が配設されている。19は保護膜で
ある。
【0043】次にこのDRAMの製造工程について説明
する。図2(a),(b),(c)〜図9(a),(b
),(c)は、このDRAMの製造工程を示す図1(a
),(b),(c)に対応する断面図である。
【0044】具体的にその製造工程を説明すると、不純
物濃度1×1019/cm3 程度のN+ 型Si基板
1上に厚さ200nm程度のSiO2 膜層2をもち、
その上に厚さ100nm程度で不純物濃度5×1015
/cm3 程度のP型Si層3をもつ積層構造基板を用
意する(図2(a),(b),(c))。この様な積層
構造基板を用意するには、いくつかの方法があるが、こ
こではその中の代表的な方法を示す。
【0045】まず第1の方法として、図12に示すよう
に例えば170KeVで1.0×1018cm−2程度
酸素イオンをイオン注入し、1275℃程度で16時間
程度アニールすることにより絶縁膜層103を形成する
ことができる。この時あらかじめ、N型基板101の上
に膜厚400nm程度のP型層102をエピタキシャル
成長させておく。
【0046】次に第2の方法は図13に示すようにウェ
ハ張り合わせ法を用いるものである。まず2枚のウェハ
ー(シリコン基板201,203)を用意し、そのうち
1枚203はN型で高濃度(1×1019/cm3 )
のものとする。このN型ウェハーはキャパシタの基板側
共通電極とするものである。またエピタキシャル成長に
より通常濃度のN基板の上に高濃度N型層を成長しても
良い。 この方法も容易に均一な濃度の膜を厚く形成できる。P
型(100)基板201の上には、例えばN− 型のエ
ピタキシャル成長層202を例えば約100nm程度成
長する。次にP型(100)基板201及びN型(10
0)基板203の表面にはH2 +O2 雰囲気の熱酸
化により厚さ50nmから1μm(ここでは例えば20
0nm程度)の酸化膜2041 ,2042 を形成す
る。この後、このようにして表面に酸化膜2を形成した
2枚のシリコン基板201,203を図13(b)に示
すような支持用のシリコン基板203と重ね合わせるが
、その際酸化膜204どうしを重ね合わせn型エピタキ
シャル層202が内側になるようにする。このように2
枚の基板の表面を重ね合わせる際、例えばこれらシリコ
ン基板201,203の間にパルス状の電圧(±100
〜±500V)を加え、例えば10−1Pa程度に減圧
して接着する。このとき基板は最大800℃程度まで加
熱する。またこの後さらに通常の熱処理(例えば110
0℃,N2中で30分)を行なっても良い。このように
して2枚のシリコン基板201,203を接着した後、
図13(c)に示すようにシリコン基板201の側から
通常の研磨を行ない薄膜化する。研磨には通常の物理研
磨とエッチング液としてフッ酸,硝酸,酢酸液の混合液
を用いたエッチング法等による化学的研磨とを組み合わ
せて行なっても良い。またP型とN型の差を用いてエッ
チングストップ作用をもたせて化学的研磨を行なって良
い。そして、通常のシリコン基板と同じようにして表面
の鏡面の研磨を行ない。図2に示すようなN型シリコン
基板1上に酸化膜2、n− 型不純物層3が順次積層さ
れた積層構造のSi基板を得ることができる。
【0047】さらにまた、レーザーアニール法等を用い
ても良い。図14はその例を示したものである。まず基
板301の表面に酸化膜302を形成し、素子分離を行
なう領域や溝を形成する領域の少なくとも一部の領域の
酸化膜を除去し,基板301を露出させる。次に全面に
例えば多結晶シリコンを堆積し、レーザーアニールを行
なう事により単結晶化させる(図14(b))。
【0048】次にこのようにして形成された積層基板の
フィールド絶縁膜形成領域の例えば厚さ100nmのS
i基板3を異方性エッチングによりエッチング除去し、
下部の例えば厚さ400nmの絶縁膜(ここでは酸化膜
とする)2を露出させる。さらに、例えばCVD法によ
り酸化膜を全面に堆積し、レジスト等の平坦化膜を用い
たいわゆるエッチバック法を用いてフィールド領域にの
み酸化膜4を埋め込む(図3)。(尚,図14の例では
このようにして埋め込まれた酸化膜を304,溝形成マ
スクを305で示す)この後、NMOSトランジスタ領
域にはPWell層の形成、PMOSトランジスタ領域
にはN− Wellの形成を行なっても良いが、この工
程は後の各々のハアニジスタのチャネルイオン注入工程
で兼ねても良い。この後、例えば50nm厚のCVD酸
化膜51 と例えば100nm厚のシリコン窒化膜52
 と例えば200nm厚のCVD酸化膜53 を順次積
層堆積し、溝を形成するためのレジストパターンを形成
し、まず異方性エッチングにより前記積層膜(51 ,
52 ,53 )および埋め込み酸化膜4をエッチング
する。次に残る積層膜(51 ,52 ,53 )をマ
スクとして基板1を異方性エッチングし深さ5μm程度
の溝61 ,62 を形成する。(図4)。このとき、
溝6はフィールド領域の酸化膜4に一部かかる様に形成
する。この様にして、溝の側面がセル側を除き酸化膜4
で囲まれている構造を得ることができる。
【0049】この後、アルカリ溶液を含むウェット処理
を行ない溝(トレンチ)形成時のエッチングダメージを
除去したのち、さらに露出した溝6の内壁を850℃の
酸素雰囲気中で酸化を行ない、例えば膜厚10nmの酸
化シリコン膜7を形成する。ここではキャパシタ絶縁膜
として熱酸化膜を用いたが窒化膜と酸化膜からなるいわ
ゆるNO膜を用いても良い。
【0050】さらに、全面にCVD法によりPをドープ
した第1の多結晶シリコン層8を全面に堆積し、次にこ
の多結晶シリコン膜18をCF4 とO2 ガスを含む
例えばケミカルドライエッチング(CDE)法によりエ
ッチバックして、溝6の途中まで埋め込み形成する。即
ち、溝6内に残される第1の多結晶シリコン膜8の表面
が基板3の表面より低い位置になるように、また基板3
の下部より高い位置になるようにエッチングする(図5
)。 その後レジストパターンにより側面コンタクトを取りた
い領域を含むように穴が形成されたレジストパターンを
形成した後、第1の多結晶シリコン膜8上の溝側面で、
かつ基板3の側面の一部であるキャパシタ絶縁膜7をエ
ッチング除去して基板3の側面を一部露出させる(図6
)。
【0051】その後、レジストを除去し、リンドープの
第2の多結晶シリコン膜10をCVD法により全面に堆
積し、例えば900℃  N2 中で、30分の熱処理
を行なって第2の多結晶シリコン膜10中の不純物(リ
ン)を基板3の側面に拡散させてn型層11を形成する
。この後、第2の多結晶シリコン膜10を例えば先の第
1の多結晶シリコン膜8の場合と同様のCDE法により
エッチバックして溝6内に埋め込む(図7)。このよう
にして、本実施例では図示のように第1の多結晶シリコ
ン膜8と第2の多結晶シリコン膜10からなるキャパシ
タ電極は、溝6内に限定されて埋め込み形成され、また
将来MOSトランジスタの拡散層とつながるn型層11
を自己整合的に形成することができる。
【0052】この後、CVD酸化膜53 をNH4 F
液などによりエッチング除去し、さらに露出した第2の
多結晶シリコン膜10の表面を例えば50nm程度酸化
して窒化シリコン膜52 を除去するときの保護膜12
を形成する(図8)。この後、図では省略してあるが、
保護膜12をマスクとして窒化シリコン膜52 をCF
4 とN2 とO2 ガスを用いた雰囲気でケミカル・
ドライ・エッチング(CDE)を行ない、除去する。
【0053】この後、酸化膜51 を除去して基板3の
表面を露出させ、15nm程度の熱酸化膜からなるゲー
ト絶縁膜13を形成して、この上に第3の多結晶シリコ
ン膜によりワード線となるゲート電極14を形成し、こ
のゲート電極14をマスクとして例えばリンをイオン注
入してソース,ドレインとなるn型拡散層151 ,1
52 …も形成する。MOSトランジスタのしきい値電
圧を調整するためにNMOSトランジスタについては、
ボロンなどのP型不純物を、またPMOSトランジスタ
については、PなどのN型不純物をイオン注入するいわ
ゆるチャネルイオン注入工程をゲート絶縁膜13の形成
前に行なう。さらに前記拡散層152 ,153 は前
述のように拡散層11とつながって一体としてMOSト
ランジスタのソースまたはドレイン領域となる。この後
図では示さないが、例えば周辺回路部では、LDD構造
とするためにゲート電極側壁にスペーサを形成し、これ
をマスクとして用いてn+ 型拡散層の形成等を行なう
。そして、全面にCVD絶縁膜16を堆積し、これにコ
ンタクト孔17を開け、モリブデンシリサイド膜と多結
晶シリコン膜を用いたいわゆるポリサイド膜により拡散
層15に接続されるビット線18を形成する(図9)。 このようにして、N+ 型Si基板1を全キャパシタの
共通電極とし、各溝内に埋め込まれたキャパシタ電極8
,10がそれぞれキャパシタ毎に独立の記憶ノードとな
り、またMOSトランジスタ部は共通電極となりN+ 
型Si基板1と絶縁分離された基板3から成っている基
板電極型の溝掘り型メモリセル構造が得られる。
【0054】N+ 型Si基板1には、プレート電位と
して例えば+1.5Vが印加され、溝6内のキャパシタ
電極8,10に信号電極を蓄えることにより、情報記憶
が行われる。
【0055】また、この他の実施例として、基板共通キ
ャパシタ電極(プレート電極)の取り方について説明す
る。従来はN+ 型基板1の裏面から基板プレート電極
端子を引き出す事ができるが、この他に、図10に示す
ように基板の表面から端子を取り出す手法もある。まず
、溝6を開孔するとき、周辺部のフィールド領域のプレ
ート端子を取りたい領域にも溝6を同時に開孔する。こ
の後、レジストを用いたリソグラフィーにより前記溝の
側面の絶縁膜7を除去し、基板1の溝の表面を露出させ
る。(図10(a))。その後第1の多結晶シリコン層
8、第2の多結晶シリコン層10を順次埋め込み、不純
物を基板側へ拡散させ、電気的に接続する。この後、層
間絶縁膜16,17を堆積した後、第2の多結晶シリコ
ン膜へのコンタクトホールを開け、Al配線20を配設
して、表面からプレート電極(基板1)への配線取り出
しを可能としている。この様にすると全ての端子を基板
表面から取れる様になりアセンブリの際に自由度が大き
くなる。
【0056】また、本実施例では、MOSトランジスタ
領域の基板3とキャパシタ電極8のコンタクトを取る際
に多結晶シリコン膜を2度埋め込む工程の途中で側壁コ
ンタクトを取る方法を示したが、レジストを用いた通常
のリソグラフィー工程によりMOSトランジスタの基板
への側壁コンタクトを実現してもよい。図11にその工
程例を示す。この場合、キャパシタ電極としての多結晶
シリコン膜の埋め込みは1回ですむことになり、工程の
簡略化が図れる。
【0057】なお、本実施例では、ワード線方向に隣接
する複数のメモリセルの相互関係は示していない。もし
,メモリセル配置をフォールデッド・ビット線方式とす
る場合には、図のキャパシタ電極8,10の領域上をワ
ード線方向に隣接するメモリセルのゲート電極が通過す
ることになる。上記実施例の製造工程では、この場合ゲ
ート電極とキャパシタ電極の間はキャパシタ電極10を
熱酸化して得られる酸化膜を介して容量結合される。 この熱酸化膜は多結晶シリコン膜の熱酸化膜であるため
、単結晶Si上の熱酸化膜であるゲート絶縁膜13より
は厚くなるが、この電極間の結合容量を低減させるため
に別途キャパシタ領域にCVD酸化膜等を堆積すること
は有効である。もちろん、本発明はオープン・ビット線
構成のDRAMに適用することも可能である。
【0058】次に、請求項4記載の半導体記憶装置(以
下、DRAMと呼称する)に係わる一実施例を図15(
a),(b)及び(c)に示す。
【0059】図15(a)はDRAMの隣接する2ビッ
ト分を示す平面図であり、図15(b)は図15(a)
におけるA−A´線断面図であり、図15(c)は図1
5(a)におけるB−B´線断面図である。
【0060】図15(a),(b),及び(c)におい
て、絶縁膜層42が半導体基板41とP型Si基板43
の間に形成され、メモリセル領域内に溝(トレンチ)が
上記絶縁膜層42に達する様に形成される。この溝の内
壁面には絶縁膜49,(491 ,492 ,493 
)が形成され、さらに溝内部には第1層多結晶シリコン
膜による蓄積電極51(511 ,512 ,513 
)がメモリセル毎に形成される。溝の中の蓄積電極51
の表面にキャパシタ絶縁膜54(541 ,542 ,
543 )を介して第2層多結晶シリコン膜からなるプ
レート電極55(551 ,552 )が埋込み形成さ
れる。キャパシタ絶縁膜54はこの実施例ではCVD法
によるSi3 N4 膜とその表面を酸化したいわゆる
NO膜である。プレート電極55は複数のメモリセルに
共通配設される。また、キャパシタ領域49,51,5
4,55に隣接する位置にはゲート絶縁膜57を介して
第3層多結晶シリコン膜からなるゲート電極58(58
1 ,582 )が配設され、各ゲート電極に自己整合
されたMOSトランジスタのソース・ドレイン拡散層で
あるn型層59(591 ,592 ,593 )が形
成される。このn型層59は蓄積電極51と電気的に接
続するように形成されている。例えば蓄積電極51から
基板43側への不純物の部分的な拡散層53(531 
,532 ,533 )とn型層59とが接するように
形成され電気的に互いに接続している。これにより溝の
中の蓄積電極51はMOSトランジスタ57,58,5
9のソース・ドレイン59の一方に電気的に接続される
。又ゲート電極58はマトリックス状に配列されたメモ
リセル群の一方向に連続的に配設されワード線を構成す
る。このようにしてMOSトランジスタ57,58,5
9およびキャパシタ49,51,54,55が形成され
た基板43上はCVD絶縁膜60で覆われる。またゲー
ト電極58間にはコンタクトホールが開けられ、このコ
ンタクトホールにn型層59に接続されるポリサイドか
ら成るビット線63が配設されている。ビット線63は
ワード線58と直交かつ非接触に形成される。
【0061】以下、請求項3記載の半導体記憶装置の製
造方法に係わる一実施例を図16乃至図21を用いて説
明する。
【0062】なお、図16(a),図17(a),…図
21(a)はDRAMの各製造工程における平面図であ
り、図16(b),図17(b)、…図21(b)はそ
れぞれ対応する製造工程におけるDRAMのA−A´線
断面図である。
【0063】図16(a),(b)に第1製造工程を示
すように、先ず2枚のSi基板41,43を用意し、そ
のうちの1枚のP− 型Si基板43にはメモリセルが
形成される。
【0064】次に通常のH2 +O2 雰囲気の熱酸化
により各Si基板41,43の表面に厚さ400nm程
度の酸化膜42(42a,42b)を形成し、酸化膜4
2aに酸化膜42bを重ね合わせて支持用のSi基板4
1とP− 型Si基板43とを合体させる。合体方法は
、例えば、10−1Pa程度に減圧し、次いで、Si基
板41,43の間にパルス状の電圧(±100〜±50
0V)を加えて接着する。このとき、基板を800℃程
度に加熱しても良い。また、この後さらに通常の熱処理
(例えば1100℃,N2 雰囲気中で30分程度)を
行なっても良い。この様にして2枚のSi基板41,4
3を接着した後、Si基板43の側から通常の研磨を行
ない、Si基板43を薄膜化する、研磨には通常の物理
的研磨と、エッチング液としてフッ酸,硝酸,酢酸液の
混合液を用いたエッチング法等による化学的研磨とを組
み合わせて行なっても良い。次いで、通常のSi基板に
対する取り扱いと同様に表面の鏡面研磨を行ない、Si
基板41上に酸化膜42,P− 型層43が順次積層さ
れた積層構造のSi基板を得ることができる。他の方法
とて、この積層構造基板を得るためにレーザーアニール
法を用いたSOI技術を用いても良い。また、いわゆる
SIMOX法(酸素イオン注入後、高温処理)を用いて
も良い。
【0065】いずれの場合にもP− 型Si基板43の
厚さをキャパシタ容量の確保の観点から所望の厚さ、例
えば5μm程度にする。
【0066】次に、Si基板43の表面に熱酸化法によ
り20nm程度の酸化膜46,CVD法により膜厚15
0nm程度のSi3 N4膜47を順次形成する。この
後、通常のフォトリソグラフィー法を用いてレジスト(
図示せず)マスクでSi3 N4 膜47,SiO2 
膜46,Si基板43を順次エッチングする。このとき
,エッチングにより得られる凹領域の深さは0.5μm
程度となる様にする。さらにこの時形成されるパターン
は後の工程で更にエッチングされて形成される溝8の予
定されるパターンの大きさよりも小さくなるようにSi
O2 膜46,Si3 N4 膜47を残置しておく。 その理由は、溝48の作成時におけるパターン合わせに
余裕をもたせるためである。次に、Si基板13のエッ
チング面のダメージ処理のために熱酸化を施した後、C
VD法によりSi基板全面に例えばSiO2 膜44を
堆積した後、レジスト等を用いたエッチバック法により
前記Si基板43の凹領域(素子分離領域)SiO2 
膜44を選択的に埋込む。
【0067】この後,図17に第2製造工程を示すよう
に,溝の形成領域に窓を有するフォトレジストパターン
(図示省略)を利用して、反応性イオンエッチング法に
よりSi3 N4 膜47、SiO2 膜46,44、
Si基板43を順次エッチングして基板中の酸化膜42
に達する様に溝48(481 ,482 ,483 )
を形成する。 この後、溝48の側面のエッチングダメージを除去する
ため例えば熱酸化をし、次いで得られた酸化膜を除去す
るなどの処理を行なっても良い。
【0068】次に、図18に第3製造工程を示すように
、溝48の側面に酸化膜49(491 ,492 ,4
93 )を例えば50nm厚み程度形成した後、通常の
フォトリソグラフィー法によりレジストRを利用して、
溝側面の酸化膜の一部をNH4 F液等により選択除去
し、Si基板43を露出させて露出部50(501 ,
502 ,503 )を形成する。
【0069】次に、酸素プラズマ雰囲気でO2 アッシ
ングしてレジストRを除去した後、図19に第4製造工
程を示すように、CVD法により約50nm膜厚の多結
晶Siを全面に堆積して蓄積電極51(511 ,51
2 ,513 )の元を形成する。
【0070】次いで、ひ素(As+ )を露出部10上
の蓄積電極51を介してP− 型Si基板43へ斜め方
向へイオン注入することにより溝44の側面にもイオン
注入し全面にヒ素を入れn型化し、さらに例えば900
℃  N2 中で30分の熱処理を行なう。このように
Si基板43中へn型不純物(As)を再拡散すること
により、蓄積電極51はSi基板43の一部53(53
1 ,532 ,533 )と電気的に接触する。この
後、全面にフォトレジストを塗布し、次い全面を露光し
、現像する事により溝48の中にのみフォトレジスト5
2(521 ,522 ,523 )を所望の位置に充
填する。このフォトレジスト52は後述のエッチングか
ら蓄積電極51を保護する役割を有する。さらに、溝4
8の中以外の前記多結晶Siを例えば反応性イオンエッ
チング法を用いて除去し、溝の中のみに蓄積電極となる
N型の多結晶Si膜51を残置する。
【0071】この後、レジスト52を除去し蓄積電極5
1の表面を洗浄した後、図20に第5製造工程を示すよ
うに、キャパシタ絶縁膜54(541 ,542 )を
洗浄した蓄積電極51の表面上に堆積する。キャパシタ
絶縁膜54としてSi3 N4 膜とその表面の酸化膜
あるいはこれらの多層膜等を用いることができる。この
ときSi3 N4膜はCVD法により形成され、溝48
の側壁,底面にも均一な膜が形成され、キャパシタ絶縁
膜54の信頼性を向上させることができる。例えば各膜
厚はSi3 N4 膜が8nm、その表面の熱酸化膜が
2nm程度である。 次に全面にn型不純物をドープした第2層多結晶Si膜
55(551 ,552 )を堆積し、パターニングし
て共通セルプレートとなるプレート電極55を形成する
【0072】このときプレート電極55は溝48より外
のMOSトランジスタ領域へ張り出さない様に厳密にパ
ターニングされて加工される。その理由は、後の工程で
のプレート電極55に対するゲート電極のマスク合わせ
余裕を少さくすることが可能となり、メモリセルの一層
の微細化が可能となるからである。
【0073】次に、図21に第6製造工程を示すように
、例えば850℃の水蒸気雰囲気中で熱酸化を行ない、
プレート電極55の表面に100nm程度の酸化膜56
(561 ,562 )を形成する。このとき、溝48
間のMOSトランジスタ形成領域には、図20に示すよ
うに、Si3 N4 膜47の一部が残置されており、
その表面は酸化されない。あるいは、図示しないが、図
19に示した工程でキャパシタ絶縁膜54を形成する前
に、例えばホットリン酸などを用いて選択的にSi3 
N4 膜47を除去しておき、第5製造工程では、プレ
ート電極55上を覆うようにCVD法によるSiO2 
膜を堆積・加工して前記酸化膜56の代わりに用いても
良い。このようにすればプレート電極55の酸化により
プレート電極55が薄膜化して高抵抗になることを防ぐ
ことができる。次にMOSトランジスタが所望のしきい
値電圧(Vth)になるように不純物をSi3N4 膜
47,SiO2 膜46を通過してチャネル不純物層(
図示省略)をP− 型Si基板43上部に選択的に形成
した後、MOSトランジスタ領域のSi3 N4 膜4
7及び酸化膜46をいったん除去してSi基板43の表
面を露出させ例えば10nm程度のゲート酸化膜57を
形成する。このとき先にゲート絶縁膜57を形成してか
らチャネル不純物層を形成しても良い。さらに、n型の
不純物をドープした第3層多結晶Si膜の堆積、パター
ニングによりワード線となりゲート電極58(581 
,582 )をチャネル不純物層の上方に形成する。次
にこのゲート電極58をマスクとして例えばヒ素(As
)又はリン(P)をゲート酸化膜57を介してイオン注
入し、ソース・ドレイン拡散層となるn型層59(59
1 ,592 ,593 ,594 )を形成する。n
型拡散層59は、その一部が既に形成されている蓄積電
極51と電気的に接触する再拡散層53と重なり合う。 したがって、溝48の内壁の蓄積電極51とMOSトラ
ンジスタのソース・ドレインのn型拡散層59は電気的
に接触される。
【0074】この後、図15に示すように、基板43の
上方全面にCVD法により絶縁膜として例えばSiO2
 膜60を堆積し、このSiO2 膜60にコンタクト
ホール62をゲート電極58間に開け、例えば多結晶S
iとタングステンシリサイド(WSi2 )から成るい
わゆるポリサイド膜を用いて前記n型拡散層592 と
電気的に接続されたビット線63を形成する。このビッ
ト線63の形成のため他の材料を用いることもできる。
【0075】さらに全面にパッシベーション(不動態化
)のためのCVD絶縁膜、例えばBPSG膜を堆積して
、DRAMセルが製造される。
【0076】従って、上記実施例のDRAMは、半導体
基板内の一定深さ部分に絶縁膜層42が形成されるので
、各溝の深さは半導体基板表面から絶縁膜層42までの
距離になる。それで蓄積電極51、キャパシタ絶縁膜5
4、及びプレート電極55によって形成されるキャパシ
タ領域の蓄積容量は一定値に容易に設定され得る。
【0077】また、半導体基板内に形成される溝は、そ
の底は絶縁膜層42に沿って形成されるので、絶縁膜層
42との境界面において平坦な構造を有することになる
。従って、エッチング条件の変動などが生じても溝の底
部は鋭利な形状に成ることなく、キャパシタ耐圧の劣化
を招かない。それで、製品歩留りは大幅に向上される。
【0078】また、溝の底部は平坦な構造であるため、
溝形成後に熱応力が生じても結晶欠陥の発生を防ぐこと
ができる。従って、リーク電流の発生を押さえることが
できる。
【0079】また、溝の底部に比較的厚い絶縁膜42が
存在するため、絶縁膜42がエッチングダメージを被っ
ても、絶縁膜42の絶縁性能は安定である。従って、安
定した高品質の絶縁膜49を溝内壁面に形成できる。
【0080】また、MOSトランジスタ及びキャパシタ
領域は絶縁膜層によって該絶縁膜層下部の基板と分離さ
れているため、α線などにより上記基板内10〜20μ
m程度の深さ部分に発生する2次電子の影響を防ぐこと
ができる。従って、ソフトエラーの発生を大幅に減少で
きる。
【0081】以上の実施例では、ワード線58方向に隣
接するメモリセルの相互関係は示されていない。もしメ
モリセル配置をフォールディッド・ビット線構成(折り
返しビット線構成)とした場合には、プレート電極55
の領域上をワード線58方向に隣接するメモリセルのゲ
ート電極が通過することになる。もちろん、本発明はオ
ープンビット線構成のDRAMにも適用することができ
る。
【0082】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、適宜の設計変更を行うことにより、この他適宜
の態様で実施し得るものである。
【0083】
【発明の効果】以上述べたように請求項1及び請求項2
記載の半導体記憶装置及びその製造方法によれば、共通
キャパシタ電極(プレート電極)がMOSトランジスタ
を形成する基板と完全に絶縁分離されているので、基板
電極型にもかかわらず基板電極に正の電圧を印加するこ
とができ、これにより、従来のメモリセルと同じ1/2
Vcc方式が使用できる。よってキャパシタ絶縁膜にか
かる電界は従来の基板電極型セルの約1/2となり、キ
ャパシタ絶縁膜の信頼性を向上できる。またより薄いキ
ャパシタ絶縁膜を用いることができるためメモリセルの
蓄積容量を大きくできメモリセルの安定動作を達成でき
る。
【0084】またプレート電極が基板の上に飛び出さず
、平坦な表面形状を保てるので次のゲート電極加工など
が易しくなり、製造工程の安定化が図れる。また、キャ
パシタ電極やプレート電極を形成するためのマスク工程
及びエッチング工程が不要であるから、工程の簡略化が
達成できる。
【0085】また、MOSトランジスタ部は完全に絶縁
分離されており、α線等によるソフトエラーに非常に強
い。
【0086】また、MOSトランジスタ部は基板と完全
に絶縁された薄膜シリコン層に作られるので、パンチス
ルーがおこりにくく、従来の構造にくらべてショートチ
ャネル効果が抑えられるためMOSトランジスタを微細
化でき高密度化に有利である。
【0087】また、MOSトランジスタを形成する絶縁
膜上のシリコン基板は薄いので基板をエッチングし、絶
縁膜を埋め込むだけで完全な素子分離が行なえると共に
、PMOS,NMOSトランジスタはそれぞれ基板から
完全に絶縁分離されているため、P−ウェル、N−ウェ
ルを形成する必要はなく、工程の著しい簡略化が図れる
【0088】また、請求項3記載の半導体記憶装置の製
造方法によれば、半導体基板内の一定深さ部分に絶縁膜
層を形成する工程と、前記基板表面から前記一定深さの
絶縁膜層へ達し、かつ前記絶縁膜層との境界面が平坦で
ある溝を形成する工程と、前記溝の内壁をその一部を残
して絶縁膜で覆う工程と,前記絶縁膜を介して前記基板
と電気的に絶縁され、かつ前記一部残されて露出する内
壁を介してのみ前記基板に電気的に接触する蓄積電極を
前記絶縁膜上の内壁に形成する工程と、前記蓄積電極の
表面を覆う絶縁性のキャパシタ絶縁膜を形成する工程と
、前記キャパシタ絶縁膜の表面に、前記キャパシタ絶縁
膜を介して前記蓄積電極との間で電荷を保持するプレー
ト電極を形成する工程と、MOSトランジスタを、その
ソース又はドレインの拡散層の一方が前記一部露出する
内壁を介して前記蓄積電極に電気的に接触するように、
前記溝に隣接する前記基板内に形成する工程とを備え、
また、請求項4記載の半導体記憶装置によれば、半導体
基板内の一定深さ部分に形成された絶縁膜層と、表面か
ら前記一定深さの絶縁膜へ達し、かつ前記絶縁膜層との
境界面が平坦な溝と、前記溝の内壁を、その一部を残し
て覆う絶縁膜と、前記絶縁膜を介して前記基板と電気的
に絶縁され、かつ前記一部残されて露出する内壁を介し
てのみ前記基板に電気的に接触する蓄積電極と、前記蓄
積電極の表面を覆う絶縁性のキャパシタ絶縁膜と、前記
キャパシタ絶縁膜を介して前記蓄積電極との間で電荷を
保持するプレート電極と、前記溝に隣接する前記基板内
に、ソース又はドレインの拡散層の一方が前記一部露出
する内壁を介して前記蓄積電極に電気的に接触するMO
Sトランジスタとを備えたので、溝の内部でキャパシタ
耐圧の劣化を招くことなく、かつリーク電流の発生を最
小限に押さえることができる半導体記憶装置を容易に製
造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載のDRAMの一実施例を示す平面
図及び断面図である。
【図2】図1に示されたDRAMの製造工程を示す説明
図である。
【図3】図1に示されたDRAMの製造工程を示す説明
図である。
【図4】図1に示されたDRAMの製造工程を示す説明
図である。
【図5】図1に示されたDRAMの製造工程を示す説明
図である。
【図6】図1に示されたDRAMの製造工程を示す説明
図である。
【図7】図1に示されたDRAMの製造工程を示す説明
図である。
【図8】図1に示されたDRAMの製造工程を示す説明
図である。
【図9】図1に示されたDRAMの製造工程を示す説明
図である。
【図10】プレート電極の端子を表面から取り出す方法
の一例を示す説明図である。
【図11】他の実施例の説明図である。
【図12】図1に示された実施例に用いた積層基板を示
す説明図である。
【図13】図1に示された実施例に用いた積層基板を示
す説明図である。
【図14】図1に示された実施例に用いた積層基板を示
す説明図である。
【図15】(a)は請求項4記載の半導体記憶装置の一
実施例である隣接する2ビット分を示す平面図、(b)
は(a)に示された半導体記憶装置のA−A´線断面図
,(c)は(a)に示された半導体記憶装置のB−B´
線断面図である。
【図16】請求項3記載の半導体記憶装置の製造方法の
一実施例に係わり、図15に示された半導体記憶装置の
製造工程例を示す説明図である。
【図17】請求項3記載の半導体記憶装置の製造方法の
一実施例に係わり、図15に示された半導体記憶装置の
製造工程例を示す説明図である。
【図18】請求項3記載の半導体記憶装置の製造方法の
一実施例に係わり、図15に示された半導体記憶装置の
製造工程例を示す説明図である。
【図19】請求項3記載の半導体記憶装置の製造方法の
一実施例に係わり、図15に示された半導体記憶装置の
製造工程例を示す説明図である。
【図20】請求項3記載の半導体記憶装置の製造方法の
一実施例に係わり、図15に示された半導体記憶装置の
製造工程例を示す説明図である。
【図21】請求項3記載の半導体記憶装置の製造方法の
一実施例に係わり、図15に示された半導体記憶装置の
製造工程例を示す説明図である。
【図22】従来のDRAMを示す断面図である。
【図23】従来の他のDRAMを示す断面図である。
【符号の説明】
1  N+ 型Si基板(共通キャパシタ電極,プレー
ト電極) 2  基板分離絶縁膜 3  MOSトランジスタ形成基板 4  フィールド絶縁膜 5  CVD絶縁膜 6  溝 7  キャパシタ絶縁膜 8  第1の多結晶シリコン膜 10  第2の多結晶シリコン膜 11  n型拡散層 13  ゲート絶縁膜 14  ゲート電極 15  ソース・ドレイン拡散層 18  ビット線 41  半導体基板 42  絶縁膜層 43  P型Si基板 44  SiO2 膜 49  絶縁膜 51  蓄積電極 53  拡散層 54  キャパシタ絶縁膜 55  プレート電極 56  酸化膜 57  ゲート絶縁膜 58  ゲート電極 59  n型層 60  CVD絶縁膜 63  ビット線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第1の半導体基板上に電気的に分離し
    て形成された第2の半導体基板と、この第2の半導体基
    板に形成された素子分離領域と,この積層基板に対し、
    第1の基板に達する如く設けられた溝と、この溝に、前
    記第2の半導体基板側面を露出する如く形成された絶縁
    薄膜を介して設けられたキャパシタ電極と、前記第2の
    半導体基板に設けられたMOS型トランジスタとを備え
    た事を特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】  第1の半導体基板上に電気的に分離し
    て設けられた第2の半導体基板からなる積層基板を形成
    する工程と、前記第2の半導体基板に素子分離領域を形
    成する工程と、前記積層基板に対し、第1の基板に達す
    る如く溝を設ける工程と、この溝に、前記第2の半導体
    基板側面を露出する如く形成された絶縁薄膜を介してキ
    ャパシタ電極を埋め込む工程と、前記第2の半導体基板
    にMOS型トランジスタを形成する工程とを備えた事を
    特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  3. 【請求項3】  半導体基板内の一定深さ部分に絶縁膜
    層を形成する工程と、前記基板表面から前記一定深さの
    絶縁膜層へ達し、かつ前記絶縁膜層との境界面が平坦で
    ある溝を形成する工程と、前記溝の内壁を、その一部を
    残して絶縁膜で覆う工程と、前記絶縁膜を介して前記基
    板と電気的に絶縁され、かつ前記一部残されて露出する
    内壁を介してのみ前記基板に電気的に接触する蓄積電極
    を前記絶縁膜上の内壁に形成する工程と、前記蓄積電極
    の表面を覆う絶縁性のキャパシタ絶縁膜を形成する工程
    と、前記キャパシタ絶縁膜の表面に、前記キャパシタ絶
    縁膜を介して前記蓄積電極との間で電荷を保持するプレ
    ート電極を形成する工程と、MOSトランジスタを、そ
    のソース又はドレインの拡散層の一方が前記一部露出す
    る内壁を介して前記蓄積電極に電気的に接触するように
    、前記溝に隣接する前記基板内に形成する工程とを備え
    たことを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  4. 【請求項4】  半導体基板内の一定深さ部分に形成さ
    れた絶縁膜層と、前記基板表面から前記一定深さの絶縁
    膜層へ達し、かつ前記絶縁膜層との境界面が平坦な溝と
    、前記溝の内壁を、その一部を残して覆う絶縁膜と、前
    記絶縁膜を介して前記基板と電気的に絶縁され、かつ前
    記一部残されて露出する内壁を介してのみ前記基板に電
    気的に接触する蓄積電極と、前記蓄積電極の表面を覆う
    絶縁性のキャパシタ絶縁膜と、前記キャパシタ絶縁膜を
    介して前記蓄積電極との間で電荷を保持するプレート電
    極と、前記溝に隣接する前記基板内に、ソース又はドレ
    インの拡散層の一方が前記一部露出する内壁を介して前
    記蓄積電極に電気的に接触するMOSトランジスタとを
    備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
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