JP3129750B2 - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法

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JP3129750B2
JP3129750B2 JP03044969A JP4496991A JP3129750B2 JP 3129750 B2 JP3129750 B2 JP 3129750B2 JP 03044969 A JP03044969 A JP 03044969A JP 4496991 A JP4496991 A JP 4496991A JP 3129750 B2 JP3129750 B2 JP 3129750B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 [発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、一個のMOSトランジ
スタと一個のキャパシタによりメモリセルを構成するダ
イナミック型の半導体記憶装置(DRAM)およびその
製造方法に関する。
【0003】
【従来の技術】近年、DRAMの高集積化は目覚ましい
ものがある。DRAMの更なる高集積化を図るためのメ
モリセル構造として、半導体基板に溝を掘りこの溝の内
壁を利用してキャパシタを形成するものが各種提案され
ている。この種のメモリセルの中で、基板を共通電極と
し、溝内に各キャパシタ毎に独立のキャパシタ電極を埋
め込み形成するものは、記憶ノードが基板から分離され
るために耐ソフトエラー特性が優れたものとして注目さ
れる(例えば、IEDM85;p.710〜713)。
【0004】第1従来例として、図22はその様なメモ
リセル構造を示す平面図とそのA−A´断面図であり、
隣接する2ビット分を示している。P+ 型Si基板21
にP型層22をエピタキシャル成長させたウェハーが用
いられ、フィールド絶縁膜31で素子分離された各メモ
リセル領域にキャパシタとMOSトランジスタからなる
メモリセルが形成されている。即ち各メモリセル領域内
に溝23が形成され、この溝23内にキャパシタ絶縁膜
24を介してキャパシタ電極25が埋め込み形成されて
いる。キャパシタ領域に隣接する領域に、ゲート絶縁膜
26を介して第3層多結晶シリコン膜によるゲート電極
27が形成され、これをマスクとして不純物をドープし
てソース、ドレイン拡散層281 ,282 が形成され
て、MOSトランジスタが構成されている。ゲート電極
27は基板の一方向に複数のメモリセルに連続的に配設
されて、ワード線となる。ここでキャパシタ電極25
は、溝23の途中まで埋め込んだ第1層多結晶シリコン
膜電極251 とこの上に重ねた第2層多結晶シリコン膜
電極252 とからなる。第2層多結晶シリコン膜電極2
2 は、基板上面に形成された孔を介して基板に接続さ
れている。そして第2層多結晶シリコン膜電極252
不純物が基板に拡散され、この拡散層はゲート電極27
をマスクとして形成される拡散層281 と一体のものと
なる。こうしてキャパシタ電極25は基板上面でMOS
トランジスタの拡散層と電気的に接続され、これが記憶
ノードとなる。P+ 型Si基板21は従来のセルプレー
トに代わって全キャパシタの共通電極となる。素子形成
された基板上はCVDの絶縁膜29が覆われ、これにコ
ンタクト孔が開けられて、MOSトランジスタの一方の
拡散層282 と電気的に接続されるビット線30が配設
される。
【0005】ところが、この基板電極型のメモリセル構
造は、基板に1/2Vccの正の電圧をかける事ができ
ず(かけるとP−N接合に順方向バイアスをかける事に
なり異常電流が流れる)通常は0Vを印加する。この場
合1/2Vcc方式の時にくらべて、キャパシタ絶縁膜
に倍の電界がかかり、キャパシタ絶縁膜の破壊がおこり
やすくなるという信頼性上の大きな問題がある。
【0006】一方、MOS型DRAMの高集積化に伴っ
て、情報を記憶するキャパシタの面積が減少し、この減
少と共に蓄積される電荷量が減少する結果を招いてい
る。
【0007】そのため、メモリ内容が誤って読み出さ
れ、あるいはα線等の放射線によりメモリ内容が破壊さ
れるといった問題が生じている。
【0008】このような問題を解決するため、MOSキ
ャパシタの領域に溝(トレンチ)を掘り、MOSキャパ
シタの占有面積を拡大すること無く実質的に表面積を大
きくしてMOSキャパシタ容量を増大させ、これにより
電荷の蓄積容量を増大させる方法が提案されている。
【0009】以下に、第2の従来例であるDRAM40
0を図23に示す。
【0010】DEAM400は、半導体基板401内に
掘られた溝に形成されるキャパシタ部402と、該キャ
パシタ部402間に形成されるMOSトランジスタ部4
03とを備える。
【0011】前記キャパシタ部402は、溝の周囲に拡
散する拡散層404と、前記基板401表面を覆う絶縁
性のSiO2 膜405と、該SiO2 膜405及び前記
拡散層404表面上に形成された絶縁性のキャパシタ絶
縁膜406と、前記溝を埋めて前記キャパシタ絶縁膜4
06を介して前記拡散層404との間で電荷を保持する
プレート電極407と、該プレート電極407表面を覆
ってキャパシタ部402を保護及び絶縁する酸化膜40
8とから構成される。
【0012】前記MOSトランジスタ部403は、前記
基板401表面を覆う絶縁性のゲート絶縁膜409を介
して前記基板401上に設けられワード線を構成するゲ
ート電極401と、該ゲート電極410間及びゲート電
極410と前記キャパシタ部402との間をゲート絶縁
膜409を介して前記基板401上部に設けられたn型
層411とから構成される。
【0013】さらに、DRAM400は、ゲート電極4
10及び酸化膜408上方にCVD絶縁膜412と、該
CVD絶縁膜412上方に配線され、かつゲート電極4
10間のn型層411に電気的に接触するビット線41
3と、該ビット線413表面を覆う保護膜414とを備
える。
【0014】以上の従来のDRAM400の構成におい
て、ワード線を構成するゲート電極410に電荷が印加
されると、ゲート電極410とn型層411との間及び
ゲート電極410と拡散層404との間が導通する。次
いで、ビット線413を介してDRAM400へ信号が
送られると、その信号が有する電荷がn型層411及び
拡散層404を介してキャパシタ部402に蓄積され
る。つまり、外部から送られてきた上記信号はキャパシ
タ部402に書き込まれる。また、逆に、ゲート電極4
10に電荷が印加されると、キャパシタ部402に蓄積
された電荷は信号としてビット線413を介して外部へ
読み出される。
【0015】従って、従来のRAM400において、信
号の書き込み及び読み出しが自在に行われる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上のように第1従来
例で提案されている基板電極型の溝掘りキャパシタ構造
のメモリセルはキャパシタ絶縁膜にかかる電界が増加
し、信頼性上大きな問題が発生する。
【0017】また、第2の従来例では、以下のような問
題があった。
【0018】第1に、キャパシタ部402の溝の底の形
状が不均一になるので、溝底部の一部で絶縁性能が損な
われ、キャパシタ耐圧の劣化を招くことになる。
【0019】第2に、キャパシタ部402を構成する各
部材は熱膨脹率が異なるので、溝の底部に熱応力が集中
して結晶欠陥をもたらし、キャパシタ部402から基板
401へのリーク電流が増加することになる。
【0020】第3に、溝はその形成時のエッチングによ
って格子欠陥などのダメージを被むる。このエッチング
ダメージの除去は困難であるため、溝底部に形成される
酸化膜の膜質が劣化し、第2の問題と同様にリーク電流
が増加することになる。
【0021】そこで、本発明の第1の目的は、キャパシ
タ絶縁膜に印加される電界を小さくでき、信頼性を向上
させることができる基板電極型の溝掘りキャパシタ構造
をもつ半導体記憶装置及びその製造方法を提供すること
にある。
【0022】本発明の第2の目的は、溝の内部でキャパ
シタ耐圧の劣化を招くことなく、かつリーク電流の発生
を最小限に押さえることができる半導体記憶装置及びそ
の製造方法を提供することにある。
【0023】 [発明の構成]
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の半導体記憶装置は、基板電極型の溝掘り
キャパシタ構造を有し、MOSトランジスタを形成する
領域は基板と完全に分離されており、基板を用いたキャ
パシタ共通電極は例えば+1.5Vなどの任意の電圧を
印加する事ができる構造となっている事を特徴とする。
【0025】さらに、請求項2記載の半導体記憶装置
は、導電膜が、第1の導電膜と第2の導電膜とから構成
され、第2の導電膜が、第2の半導体基板の側面を介し
て、MOS型トランジスタのソース又はドレインのいず
れか一方と電気的に接続されていることを特徴とする。
【0026】また、請求項記載の半導体記憶装置の製
造方法は、半導体基板内の一定深さ部分に絶縁膜層を形
成する工程と、前記基板表面から前記一定深さの絶縁膜
層へ達し、かつ前記絶縁膜層との境界面が平坦である溝
を形成する工程と、前記溝の上部内壁を介してのみ直接
前記基板に電気的に接触する蓄積電極を前記溝の内壁に
形成する工程と、前記蓄積電極に接するように絶縁性の
キャパシタ絶縁膜を形成する工程と、MOSトランジス
タを、そのソース又はドレインの拡散層の一方が前記
の上部内壁を介して前記蓄積電極に電気的に接触するよ
うに、前記溝に隣接する前記基板内に形成する工程とを
含むことを特徴とする。
【0027】また、請求項記載の半導体記憶装置は、
半導体基板内の一定深さ部分に形成された絶縁膜層と、
前記基板表面から前記一定深さの絶縁膜層へ達し、かつ
前記絶縁膜層との境界面が平坦な溝と、前記溝の上部内
壁を介してのみ前記基板に電気的に接触する蓄積電極
と、前記蓄積電極に接して溝の中に形成されたキャパシ
タ絶縁膜と、前記溝に隣接する前記基板内に形成された
MOSトランジスタとを少なくとも具備し、MOS型ト
ランジスタのソース又はドレインの拡散層の一方は、前
記溝の上部内壁を介して、前記蓄積電極と電気的に接触
することを特徴とする。
【0028】
【作用】請求項1乃至3記載のDRAM構造では、共通
キャパシタ電極がMOSトランジスタ基板と完全に分離
されているので基板共通電極型にもかかわらず、基板共
通電極に正の電圧を印加することができるようになり、
これにより、従来のメモリセルと同じ1/2Vcc方式
が使える。よってキャパシタ絶縁膜にかかる電解は0V
しか印加できなかった場合にくれべて約半分となり、キ
ャパシタ絶縁膜の信頼性を向上させることができる。ま
た、この事により薄いキャパシタ絶縁膜を使うことがで
きる事を示しておりセルの蓄積容量(Cs)を大きくで
きる。
【0029】また基板共通電極方式であるので、基板上
に大きな段差が飛び出さないので、次工程の加工がやり
易くなり、製造工程の安定化が図れる。また基板共通電
極を形成するためのマスク工程、及びエッチング工程が
不要であるから工程の簡略化が達成できる。
【0030】また基板共通電極となっており、又MOS
トランジスタ部は基板と完全に絶縁分離されているので
α線等によるソフトエラーに非常に強い。
【0031】またMOSトランジスタは基板と完全に絶
縁分離された薄膜シリコン層に作られるので、パンチス
ルーがおこりにくく、ショートチャネル効果が抑えられ
る。
【0032】また、請求項記載の方法では各メモリセ
ル毎のキャパシタ電極は溝内に完全に埋め込まれている
ので特別のマスク工程は必要なく、工程の簡略化ができ
る。
【0033】また、MOSトランジスタを形成する絶縁
膜上のシリコン基板が薄いので薄膜基板をエッチング
し、絶縁膜を埋め込むだけで完全な素子分離を行なう事
ができ工程が簡略化される。
【0034】請求項記載の半導体記憶装置の製造方法
では、半導体基板内の一定深さ部分に絶縁膜層が形成さ
れるので、各溝の深さは半導体基板表面から絶縁膜層ま
での距離になる。従って、蓄積電極、キャパシタ絶縁
膜、及びプレート電極によって形成されるキャパシタ領
域の蓄積容量は一定値に容易に設定され得る。
【0035】また、半導体基板内に形成される溝は、そ
の底は絶縁膜層に沿って形成されるので、絶縁膜層との
境界面において平坦な構造を有することになる。従っ
て、エッチング条件の変動などが生じても、溝の底部は
鋭利な形状に成ることはなく、キャパシタ耐圧の劣化を
招かない。
【0036】また、溝の底部は平坦な構造であるため、
溝形成後に熱応力が生じても結晶欠陥の発生を防ぐこと
ができる。従って、リーク電流の発生を押さえることが
できる。
【0037】また、溝の底部に比較的厚い絶縁膜が存在
するため、絶縁膜がエッチングダメージを被っても、絶
縁膜の絶縁性能は安定である。従って、安定した高品質
の絶縁膜を溝内壁面に形成できる。
【0038】また、MOSトランジスタ及びキャパシタ
領域は絶縁膜層によって該絶縁膜層下部の基板と分離さ
れているため、α線などにより上記基板内10〜20μ
m程度の深さ部分に発生する2次電子の影響を防ぐこと
ができる。従って、ソフトエラーの発生を大幅に減少で
きる。
【0039】請求項記載の半導体記憶装置は、上述の
製造方法で製造されるので、キャパシタ耐圧の劣化を招
くことなく、かつリーク電流の発生を最小限に抑えるこ
とができる。
【0040】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。
【0041】請求項1記載の半導体記憶装置の第1の実
施例として、図1(a),図1(b),図1(c)に基
板電極型トレンチ構造のDRAMを示す平面図、そのA
−A´断面図、およびB−B´断面図を示す。
【0042】このDRAMでは、N型シリコン基板1上
に絶縁膜層2が設けてあり、その上にP型シリコン層3
がある、いわゆるS0I基板を用い、フィールド絶縁膜
4で素子分離された領域がそれぞれのメモリセル領域で
ある。各メモリセル領域には、N型Si基板1内に所定
深さ食い込む溝6が形成され、この溝6内にキャパシタ
絶縁膜7を介してキャパシタ電極8が埋め込まれてい
る。キャパシタ領域の溝に隣接する領域にゲート絶縁膜
13を介してワード線となるゲート電極14が形成さ
れ、このゲート電極14に自己整合的にソース,ドレイ
ンのn型拡散層15が形成されて、MOSトランジスタ
が構成されている。キャパシタ電極は溝の途中まで埋め
込まれた第1の多結晶シリコン膜8とこの上に重ねて埋
め込まれた第2の多結晶シリコン膜10からなる。キャ
パシタ絶縁膜7のうち、第1の多結晶シリコン8より上
の部分は除去されてMOSトランジスタ形成のための基
板の側面領域が露出され、ここから第2の多結晶シリコ
ン膜10の中の不純物が拡散されて、n型拡散層15と
一体化されるn型拡散層11が形成されている。即ち、
キャパシタ電極8は、溝6の上部側面でMOSトランジ
スタの拡散層15,11と電気的に接続される。16は
CVD絶縁膜であり、これにコンタクト孔17が開けら
れてMOSトランジスタの拡散層151 ,154 に接続
されるビット線18が配設されている。19は保護膜で
ある。
【0043】次にこのDRAMの製造工程について説明
する。図2(a),(b),(c)〜図9(a),
(b),(c)は、このDRAMの製造工程を示す図1
(a),(b),(c)に対応する断面図である。
【0044】具体的にその製造工程を説明すると、不純
物濃度1×1019/cm3 程度のN+ 型Si基板1上に厚
さ200nm程度のSiO2 膜層2をもち、その上に厚さ
100nm程度で不純物濃度5×1015/cm3 程度のP型
Si層3をもつ積層構造基板を用意する(図2(a),
(b),(c))。この様な積層構造基板を用意するに
は、いくつかの方法があるが、ここではその中の代表的
な方法を示す。
【0045】まず第1の方法として、図12に示すよう
に例えば170KeVで1.0×1018cm-2程度酸素イオ
ンをイオン注入し、1275℃程度で16時間程度アニ
ールすることにより絶縁膜層103を形成することがで
きる。この時あらかじめ、N型基板101の上に膜厚4
00nm程度のP型層102をエピタキシャル成長させて
おく。
【0046】次に第2の方法は図13に示すようにウェ
ハ張り合わせ法を用いるものである。まず2枚のウェハ
ー(シリコン基板201,203)を用意し、そのうち
1枚203はN型で高濃度(1×1019/cm3 )のもの
とする。このN型ウェハーはキャパシタの基板側共通電
極とするものである。またエピタキシャル成長により通
常濃度のN基板の上に高濃度N型層を成長しても良い。
この方法も容易に均一な濃度の膜を厚く形成できる。P
型(100)基板201の上には、例えばN- 型のエピ
タキシャル成長層202を例えば約100nm程度成長す
る。次にP型(100)基板201及びN型(100)
基板203の表面にはH2 +O2 雰囲気の熱酸化により
厚さ50nmから1μm(ここでは例えば200nm程度)
の酸化膜2041 ,2042 を形成する。この後、この
ようにして表面に酸化膜2を形成した2枚のシリコン基
板201,203を図13(b)に示すような支持用の
シリコン基板203と重ね合わせるが、その際酸化膜2
04どうしを重ね合わせn型エピタキシャル層202が
内側になるようにする。このように2枚の基板の表面を
重ね合わせる際、例えばこれらシリコン基板201,2
03の間にパルス状の電圧(±100〜±500V)を
加え、例えば10-1Pa程度に減圧して接着する。この
とき基板は最大800℃程度まで加熱する。またこの後
さらに通常の熱処理(例えば1100℃,N2中で30
分)を行なっても良い。このようにして2枚のシリコン
基板201,203を接着した後、図13(c)に示す
ようにシリコン基板201の側から通常の研磨を行ない
薄膜化する。研磨には通常の物理研磨とエッチング液と
してフッ酸,硝酸,酢酸液の混合液を用いたエッチング
法等による化学的研磨とを組み合わせて行なっても良
い。またP型とN型の差を用いてエッチングストップ作
用をもたせて化学的研磨を行なって良い。そして、通常
のシリコン基板と同じようにして表面の鏡面の研磨を行
ない。図2に示すようなN型シリコン基板1上に酸化膜
2、n- 型不純物層3が順次積層された積層構造のSi
基板を得ることができる。
【0047】さらにまた、レーザーアニール法等を用い
ても良い。図14はその例を示したものである。まず基
板301の表面に酸化膜302を形成し、素子分離を行
なう領域や溝を形成する領域の少なくとも一部の領域の
酸化膜を除去し,基板301を露出させる。次に全面に
例えば多結晶シリコンを堆積し、レーザーアニールを行
なう事により単結晶化させる(図14(b))。
【0048】次にこのようにして形成された積層基板の
フィールド絶縁膜形成領域の例えば厚さ100nmのSi
基板3を異方性エッチングによりエッチング除去し、下
部の例えば厚さ400nmの絶縁膜(ここでは酸化膜とす
る)2を露出させる。さらに、例えばCVD法により酸
化膜を全面に堆積し、レジスト等の平坦化膜を用いたい
わゆるエッチバック法を用いてフィールド領域にのみ酸
化膜4を埋め込む(図3)。(尚,図14の例ではこの
ようにして埋め込まれた酸化膜を304,溝形成マスク
を305で示す)この後、NMOSトランジスタ領域に
はPWell層の形成、PMOSトランジスタ領域には
- Wellの形成を行なっても良いが、この工程は後
の各々のハアニジスタのチャネルイオン注入工程で兼ね
ても良い。この後、例えば50nm厚のCVD酸化膜51
と例えば100nm厚のシリコン窒化膜52 と例えば20
0nm厚のCVD酸化膜53 を順次積層堆積し、溝を形成
するためのレジストパターンを形成し、まず異方性エッ
チングにより前記積層膜(51 ,52 ,53 )および埋
め込み酸化膜4をエッチングする。次に残る積層膜(5
1 ,52 ,53 )をマスクとして基板1を異方性エッチ
ングし深さ5μm程度の溝61 ,62 を形成する。(図
4)。このとき、溝6はフィールド領域の酸化膜4に一
部かかる様に形成する。この様にして、溝の側面がセル
側を除き酸化膜4で囲まれている構造を得ることができ
る。
【0049】この後、アルカリ溶液を含むウェット処理
を行ない溝(トレンチ)形成時のエッチングダメージを
除去したのち、さらに露出した溝6の内壁を850℃の
酸素雰囲気中で酸化を行ない、例えば膜厚10nmの酸化
シリコン膜7を形成する。ここではキャパシタ絶縁膜と
して熱酸化膜を用いたが窒化膜と酸化膜からなるいわゆ
るNO膜を用いても良い。
【0050】さらに、全面にCVD法によりPをドープ
した第1の多結晶シリコン層8を全面に堆積し、次にこ
の多結晶シリコン膜18をCF4 とO2 ガスを含む例え
ばケミカルドライエッチング(CDE)法によりエッチ
バックして、溝6の途中まで埋め込み形成する。即ち、
溝6内に残される第1の多結晶シリコン膜8の表面が基
板3の表面より低い位置になるように、また基板3の下
部より高い位置になるようにエッチングする(図5)。
その後レジストパターンにより側面コンタクトを取りた
い領域を含むように穴が形成されたレジストパターンを
形成した後、第1の多結晶シリコン膜8上の溝側面で、
かつ基板3の側面の一部であるキャパシタ絶縁膜7をエ
ッチング除去して基板3の側面を一部露出させる(図
6)。
【0051】その後、レジストを除去し、リンドープの
第2の多結晶シリコン膜10をCVD法により全面に堆
積し、例えば900℃ N2 中で、30分の熱処理を行
なって第2の多結晶シリコン膜10中の不純物(リン)
を基板3の側面に拡散させてn型層11を形成する。こ
の後、第2の多結晶シリコン膜10を例えば先の第1の
多結晶シリコン膜8の場合と同様のCDE法によりエッ
チバックして溝6内に埋め込む(図7)。このようにし
て、本実施例では図示のように第1の多結晶シリコン膜
8と第2の多結晶シリコン膜10からなるキャパシタ電
極は、溝6内に限定されて埋め込み形成され、また将来
MOSトランジスタの拡散層とつながるn型層11を自
己整合的に形成することができる。
【0052】この後、CVD酸化膜53 をNH4 F液な
どによりエッチング除去し、さらに露出した第2の多結
晶シリコン膜10の表面を例えば50nm程度酸化して窒
化シリコン膜52 を除去するときの保護膜12を形成す
る(図8)。この後、図では省略してあるが、保護膜1
2をマスクとして窒化シリコン膜52 をCF4 とN2
2 ガスを用いた雰囲気でケミカル・ドライ・エッチン
グ(CDE)を行ない、除去する。
【0053】この後、酸化膜51 を除去して基板3の表
面を露出させ、15nm程度の熱酸化膜からなるゲート絶
縁膜13を形成して、この上に第3の多結晶シリコン膜
によりワード線となるゲート電極14を形成し、このゲ
ート電極14をマスクとして例えばリンをイオン注入し
てソース,ドレインとなるn型拡散層151 ,152
も形成する。MOSトランジスタのしきい値電圧を調整
するためにNMOSトランジスタについては、ボロンな
どのP型不純物を、またPMOSトランジスタについて
は、PなどのN型不純物をイオン注入するいわゆるチャ
ネルイオン注入工程をゲート絶縁膜13の形成前に行な
う。さらに前記拡散層152 ,153 は前述のように拡
散層11とつながって一体としてMOSトランジスタの
ソースまたはドレイン領域となる。この後図では示さな
いが、例えば周辺回路部では、LDD構造とするために
ゲート電極側壁にスペーサを形成し、これをマスクとし
て用いてn+ 型拡散層の形成等を行なう。そして、全面
にCVD絶縁膜16を堆積し、これにコンタクト孔17
を開け、モリブデンシリサイド膜と多結晶シリコン膜を
用いたいわゆるポリサイド膜により拡散層15に接続さ
れるビット線18を形成する(図9)。このようにし
て、N+ 型Si基板1を全キャパシタの共通電極とし、
各溝内に埋め込まれたキャパシタ電極8,10がそれぞ
れキャパシタ毎に独立の記憶ノードとなり、またMOS
トランジスタ部は共通電極となりN+ 型Si基板1と絶
縁分離された基板3から成っている基板電極型の溝掘り
型メモリセル構造が得られる。
【0054】N+ 型Si基板1には、プレート電位とし
て例えば+1.5Vが印加され、溝6内のキャパシタ電
極8,10に信号電極を蓄えることにより、情報記憶が
行われる。
【0055】また、この他の実施例として、基板共通キ
ャパシタ電極(プレート電極)の取り方について説明す
る。従来はN+ 型基板1の裏面から基板プレート電極端
子を引き出す事ができるが、この他に、図10に示すよ
うに基板の表面から端子を取り出す手法もある。まず、
溝6を開孔するとき、周辺部のフィールド領域のプレー
ト端子を取りたい領域にも溝6を同時に開孔する。この
後、レジストを用いたリソグラフィーにより前記溝の側
面の絶縁膜7を除去し、基板1の溝の表面を露出させ
る。(図10(a))。その後第1の多結晶シリコン層
8、第2の多結晶シリコン層10を順次埋め込み、不純
物を基板側へ拡散させ、電気的に接続する。この後、層
間絶縁膜16,17を堆積した後、第2の多結晶シリコ
ン膜へのコンタクトホールを開け、Al配線20を配設
して、表面からプレート電極(基板1)への配線取り出
しを可能としている。この様にすると全ての端子を基板
表面から取れる様になりアセンブリの際に自由度が大き
くなる。
【0056】また、本実施例では、MOSトランジスタ
領域の基板3とキャパシタ電極8のコンタクトを取る際
に多結晶シリコン膜を2度埋め込む工程の途中で側壁コ
ンタクトを取る方法を示したが、レジストを用いた通常
のリソグラフィー工程によりMOSトランジスタの基板
への側壁コンタクトを実現してもよい。図11にその工
程例を示す。この場合、キャパシタ電極としての多結晶
シリコン膜の埋め込みは1回ですむことになり、工程の
簡略化が図れる。
【0057】なお、本実施例では、ワード線方向に隣接
する複数のメモリセルの相互関係は示していない。も
し,メモリセル配置をフォールデッド・ビット線方式と
する場合には、図のキャパシタ電極8,10の領域上を
ワード線方向に隣接するメモリセルのゲート電極が通過
することになる。上記実施例の製造工程では、この場合
ゲート電極とキャパシタ電極の間はキャパシタ電極10
を熱酸化して得られる酸化膜を介して容量結合される。
この熱酸化膜は多結晶シリコン膜の熱酸化膜であるた
め、単結晶Si上の熱酸化膜であるゲート絶縁膜13よ
りは厚くなるが、この電極間の結合容量を低減させるた
めに別途キャパシタ領域にCVD酸化膜等を堆積するこ
とは有効である。もちろん、本発明はオープン・ビット
線構成のDRAMに適用することも可能である。
【0058】次に、請求項記載の半導体記憶装置(以
下、DRAMと呼称する)に係わる第2の実施例を図1
5(a),(b)及び(c)に示す。
【0059】図15(a)はDRAMの隣接する2ビッ
ト分を示す平面図であり、図15(b)は図15(a)
におけるA−A´線断面図であり、図15(c)は図1
5(a)におけるB−B´線断面図である。
【0060】図15(a),(b),及び(c)におい
て、絶縁膜層42が半導体基板41とP型Si基板43
の間に形成され、メモリセル領域内に溝(トレンチ)が
上記絶縁膜層42に達する様に形成される。この溝の内
壁面には絶縁膜49,(491 ,492 ,493 )が形
成され、さらに溝内部には第1層多結晶シリコン膜によ
る蓄積電極51(511 ,512 ,513 )がメモリセ
ル毎に形成される。溝の中の蓄積電極51の表面にキャ
パシタ絶縁膜54(541 ,542 ,543 )を介して
第2層多結晶シリコン膜からなるプレート電極55(5
1 ,552 )が埋込み形成される。キャパシタ絶縁膜
54はこの実施例ではCVD法によるSi3 4 膜とそ
の表面を酸化したいわゆるNO膜である。プレート電極
55は複数のメモリセルに共通配設される。また、キャ
パシタ領域49,51,54,55に隣接する位置には
ゲート絶縁膜57を介して第3層多結晶シリコン膜から
なるゲート電極58(581 ,582 )が配設され、各
ゲート電極に自己整合されたMOSトランジスタのソー
ス・ドレイン拡散層であるn型層59(591 ,5
2 ,593 )が形成される。このn型層59は蓄積電
極51と電気的に接続するように形成されている。例え
ば蓄積電極51から基板43側への不純物の部分的な拡
散層53(531 ,532 ,533 )とn型層59とが
接するように形成され電気的に互いに接続している。こ
れにより溝の中の蓄積電極51はMOSトランジスタ5
7,58,59のソース・ドレイン59の一方に電気的
に接続される。又ゲート電極58はマトリックス状に配
列されたメモリセル群の一方向に連続的に配設されワー
ド線を構成する。このようにしてMOSトランジスタ5
7,58,59およびキャパシタ49,51,54,5
5が形成された基板43上はCVD絶縁膜60で覆われ
る。またゲート電極58間にはコンタクトホールが開け
られ、このコンタクトホールにn型層59に接続される
ポリサイドから成るビット線63が配設されている。ビ
ット線63はワード線58と直交かつ非接触に形成され
る。
【0061】次に、請求項記載の半導体記憶装置の製
造方法に係わる一実施例を図16乃至図21を用いて説
明する。
【0062】なお、図16(a),図17(a),…図
21(a)はDRAMの各製造工程における平面図であ
り、図16(b),図17(b)、…図21(b)はそ
れぞれ対応する製造工程におけるDRAMのA−A´線
断面図である。
【0063】図16(a),(b)に第1製造工程を示
すように、先ず2枚のSi基板41,43を用意し、そ
のうちの1枚のP- 型Si基板43にはメモリセルが形
成される。
【0064】次に通常のH2 +O2 雰囲気の熱酸化によ
り各Si基板41,43の表面に厚さ400nm程度の酸
化膜42(42a,42b)を形成し、酸化膜42aに
酸化膜42bを重ね合わせて支持用のSi基板41とP
- 型Si基板43とを合体させる。合体方法は、例え
ば、10-1Pa程度に減圧し、次いで、Si基板41,
43の間にパルス状の電圧(±100〜±500V)を
加えて接着する。このとき、基板を800℃程度に加熱
しても良い。また、この後さらに通常の熱処理(例えば
1100℃,N2 雰囲気中で30分程度)を行なっても
良い。この様にして2枚のSi基板41,43を接着し
た後、Si基板43の側から通常の研磨を行ない、Si
基板43を薄膜化する、研磨には通常の物理的研磨と、
エッチング液としてフッ酸,硝酸,酢酸液の混合液を用
いたエッチング法等による化学的研磨とを組み合わせて
行なっても良い。次いで、通常のSi基板に対する取り
扱いと同様に表面の鏡面研磨を行ない、Si基板41上
に酸化膜42,P- 型層43が順次積層された積層構造
のSi基板を得ることができる。他の方法とて、この積
層構造基板を得るためにレーザーアニール法を用いたS
OI技術を用いても良い。また、いわゆるSIMOX法
(酸素イオン注入後、高温処理)を用いても良い。
【0065】いずれの場合にもP- 型Si基板43の厚
さをキャパシタ容量の確保の観点から所望の厚さ、例え
ば5μm程度にする。
【0066】次に、Si基板43の表面に熱酸化法によ
り20nm程度の酸化膜46,CVD法により膜厚150
nm程度のSi3 4膜47を順次形成する。この後、通
常のフォトリソグラフィー法を用いてレジスト(図示せ
ず)マスクでSi3 4 膜47,SiO2 膜46,Si
基板43を順次エッチングする。このとき,エッチング
により得られる凹領域の深さは0.5μm程度となる様
にする。さらにこの時形成されるパターンは後の工程で
更にエッチングされて形成される溝8の予定されるパタ
ーンの大きさよりも小さくなるようにSiO2 膜46,
Si3 4 膜47を残置しておく。その理由は、溝48
の作成時におけるパターン合わせに余裕をもたせるため
である。次に、Si基板13のエッチング面のダメージ
処理のために熱酸化を施した後、CVD法によりSi基
板全面に例えばSiO2 膜44を堆積した後、レジスト
等を用いたエッチバック法により前記Si基板43の凹
領域(素子分離領域)SiO2 膜44を選択的に埋込
む。
【0067】この後,図17に第2製造工程を示すよう
に,溝の形成領域に窓を有するフォトレジストパターン
(図示省略)を利用して、反応性イオンエッチング法に
よりSi3 4 膜47、SiO2 膜46,44、Si基
板43を順次エッチングして基板中の酸化膜42に達す
る様に溝48(481 ,482 ,483 )を形成する。
この後、溝48の側面のエッチングダメージを除去する
ため例えば熱酸化をし、次いで得られた酸化膜を除去す
るなどの処理を行なっても良い。
【0068】次に、図18に第3製造工程を示すよう
に、溝48の側面に酸化膜49(491 ,492 ,49
3 )を例えば50nm厚み程度形成した後、通常のフォト
リソグラフィー法によりレジストRを利用して、溝側面
の酸化膜の一部をNH4 F液等により選択除去し、Si
基板43を露出させて露出部50(501 ,502 ,5
3 )を形成する。
【0069】次に、酸素プラズマ雰囲気でO2 アッシン
グしてレジストRを除去した後、図19に第4製造工程
を示すように、CVD法により約50nm膜厚の多結晶S
iを全面に堆積して蓄積電極51(511 ,512 ,5
3 )の元を形成する。
【0070】次いで、ひ素(As+ )を露出部10上の
蓄積電極51を介してP- 型Si基板43へ斜め方向へ
イオン注入することにより溝44の側面にもイオン注入
し全面にヒ素を入れn型化し、さらに例えば900℃
2 中で30分の熱処理を行なう。このようにSi基板
43中へn型不純物(As)を再拡散することにより、
蓄積電極51はSi基板43の一部53(531 ,53
2 ,533 )と電気的に接触する。この後、全面にフォ
トレジストを塗布し、次い全面を露光し、現像する事に
より溝48の中にのみフォトレジスト52(521 ,5
2 ,523 )を所望の位置に充填する。このフォトレ
ジスト52は後述のエッチングから蓄積電極51を保護
する役割を有する。さらに、溝48の中以外の前記多結
晶Siを例えば反応性イオンエッチング法を用いて除去
し、溝の中のみに蓄積電極となるN型の多結晶Si膜5
1を残置する。
【0071】この後、レジスト52を除去し蓄積電極5
1の表面を洗浄した後、図20に第5製造工程を示すよ
うに、キャパシタ絶縁膜54(541 ,542 )を洗浄
した蓄積電極51の表面上に堆積する。キャパシタ絶縁
膜54としてSi3 4 膜とその表面の酸化膜あるいは
これらの多層膜等を用いることができる。このときSi
3 4膜はCVD法により形成され、溝48の側壁,底
面にも均一な膜が形成され、キャパシタ絶縁膜54の信
頼性を向上させることができる。例えば各膜厚はSi3
4 膜が8nm、その表面の熱酸化膜が2nm程度である。
次に全面にn型不純物をドープした第2層多結晶Si膜
55(551 ,552 )を堆積し、パターニングして共
通セルプレートとなるプレート電極55を形成する。
【0072】このときプレート電極55は溝48より外
のMOSトランジスタ領域へ張り出さない様に厳密にパ
ターニングされて加工される。その理由は、後の工程で
のプレート電極55に対するゲート電極のマスク合わせ
余裕を少さくすることが可能となり、メモリセルの一層
の微細化が可能となるからである。
【0073】次に、図21に第6製造工程を示すよう
に、例えば850℃の水蒸気雰囲気中で熱酸化を行な
い、プレート電極55の表面に100nm程度の酸化膜5
6(561 ,562 )を形成する。このとき、溝48間
のMOSトランジスタ形成領域には、図20に示すよう
に、Si3 4 膜47の一部が残置されており、その表
面は酸化されない。あるいは、図示しないが、図19に
示した工程でキャパシタ絶縁膜54を形成する前に、例
えばホットリン酸などを用いて選択的にSi3 4 膜4
7を除去しておき、第5製造工程では、プレート電極5
5上を覆うようにCVD法によるSiO2 膜を堆積・加
工して前記酸化膜56の代わりに用いても良い。このよ
うにすればプレート電極55の酸化によりプレート電極
55が薄膜化して高抵抗になることを防ぐことができ
る。次にMOSトランジスタが所望のしきい値電圧(V
th)になるように不純物をSi34 膜47,SiO2
膜46を通過してチャネル不純物層(図示省略)をP-
型Si基板43上部に選択的に形成した後、MOSトラ
ンジスタ領域のSi3 4 膜47及び酸化膜46をいっ
たん除去してSi基板43の表面を露出させ例えば10
nm程度のゲート酸化膜57を形成する。このとき先にゲ
ート絶縁膜57を形成してからチャネル不純物層を形成
しても良い。さらに、n型の不純物をドープした第3層
多結晶Si膜の堆積、パターニングによりワード線とな
りゲート電極58(581 ,582 )をチャネル不純物
層の上方に形成する。次にこのゲート電極58をマスク
として例えばヒ素(As)又はリン(P)をゲート酸化
膜57を介してイオン注入し、ソース・ドレイン拡散層
となるn型層59(591 ,592 ,593 ,594
を形成する。n型拡散層59は、その一部が既に形成さ
れている蓄積電極51と電気的に接触する再拡散層53
と重なり合う。したがって、溝48の内壁の蓄積電極5
1とMOSトランジスタのソース・ドレインのn型拡散
層59は電気的に接触される。
【0074】この後、図15に示すように、基板43の
上方全面にCVD法により絶縁膜として例えばSiO2
膜60を堆積し、このSiO2 膜60にコンタクトホー
ル62をゲート電極58間に開け、例えば多結晶Siと
タングステンシリサイド(WSi2 )から成るいわゆる
ポリサイド膜を用いて前記n型拡散層592 と電気的に
接続されたビット線63を形成する。このビット線63
の形成のため他の材料を用いることもできる。
【0075】さらに全面にパッシベーション(不動態
化)のためのCVD絶縁膜、例えばBPSG膜を堆積し
て、DRAMセルが製造される。
【0076】従って、上記実施例のDRAMは、半導体
基板内の一定深さ部分に絶縁膜層42が形成されるの
で、各溝の深さは半導体基板表面から絶縁膜層42まで
の距離になる。それで蓄積電極51、キャパシタ絶縁膜
54、及びプレート電極55によって形成されるキャパ
シタ領域の蓄積容量は一定値に容易に設定され得る。
【0077】また、半導体基板内に形成される溝は、そ
の底は絶縁膜層42に沿って形成されるので、絶縁膜層
42との境界面において平坦な構造を有することにな
る。従って、エッチング条件の変動などが生じても溝の
底部は鋭利な形状に成ることなく、キャパシタ耐圧の劣
化を招かない。それで、製品歩留りは大幅に向上され
る。
【0078】また、溝の底部は平坦な構造であるため、
溝形成後に熱応力が生じても結晶欠陥の発生を防ぐこと
ができる。従って、リーク電流の発生を押さえることが
できる。
【0079】また、溝の底部に比較的厚い絶縁膜42が
存在するため、絶縁膜42がエッチングダメージを被っ
ても、絶縁膜42の絶縁性能は安定である。従って、安
定した高品質の絶縁膜49を溝内壁面に形成できる。
【0080】また、MOSトランジスタ及びキャパシタ
領域は絶縁膜層によって該絶縁膜層下部の基板と分離さ
れているため、α線などにより上記基板内10〜20μ
m程度の深さ部分に発生する2次電子の影響を防ぐこと
ができる。従って、ソフトエラーの発生を大幅に減少で
きる。
【0081】以上の実施例では、ワード線58方向に隣
接するメモリセルの相互関係は示されていない。もしメ
モリセル配置をフォールディッド・ビット線構成(折り
返しビット線構成)とした場合には、プレート電極55
の領域上をワード線58方向に隣接するメモリセルのゲ
ート電極が通過することになる。もちろん、本発明はオ
ープンビット線構成のDRAMにも適用することができ
る。
【0082】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、適宜の設計変更を行うことにより、この他適宜
の態様で実施し得るものである。
【0083】
【発明の効果】以上述べたように請求項1乃至請求項4
記載の半導体記憶装置及びその製造方法によれば、共通
キャパシタ電極(プレート電極)がMOSトランジスタ
を形成する基板と完全に絶縁分離されているので、基板
電極型にもかかわらず基板電極に正の電圧を印加するこ
とができ、これにより、従来のメモリセルと同じ1/2
Vcc方式が使用できる。よってキャパシタ絶縁膜にか
かる電界は従来の基板電極型セルの約1/2となり、キ
ャパシタ絶縁膜の信頼性を向上できる。またより薄いキ
ャパシタ絶縁膜を用いることができるためメモリセルの
蓄積容量を大きくできメモリセルの安定動作を達成でき
る。
【0084】またプレート電極が基板の上に飛び出さ
ず、平坦な表面形状を保てるので次のゲート電極加工な
どが易しくなり、製造工程の安定化が図れる。また、キ
ャパシタ電極やプレート電極を形成するためのマスク工
程及びエッチング工程が不要であるから、工程の簡略化
が達成できる。
【0085】また、MOSトランジスタ部は完全に絶縁
分離されており、α線等によるソフトエラーに非常に強
い。
【0086】また、MOSトランジスタ部は基板と完全
に絶縁された薄膜シリコン層に作られるので、パンチス
ルーがおこりにくく、従来の構造にくらべてショートチ
ャネル効果が抑えられるためMOSトランジスタを微細
化でき高密度化に有利である。
【0087】また、MOSトランジスタを形成する絶縁
膜上のシリコン基板は薄いので基板をエッチングし、絶
縁膜を埋め込むだけで完全な素子分離が行なえると共
に、PMOS,NMOSトランジスタはそれぞれ基板か
ら完全に絶縁分離されているため、P−ウェル、N−ウ
ェルを形成する必要はなく、工程の著しい簡略化が図れ
る。
【0088】また、請求項記載の半導体記憶装置の製
造方法によれば、半導体基板内の一定深さ部分に絶縁膜
層を形成する工程と、前記基板表面から前記一定深さの
絶縁膜層へ達し、かつ前記絶縁膜層との境界面が平坦で
ある溝を形成する工程と、前記溝の上部内壁を介しての
み直接前記基板に電気的に接触する蓄積電極を前記溝の
内壁に形成する工程と、前記蓄積電極に接するように絶
縁性のキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、MOSトラ
ンジスタを、そのソース又はドレインの拡散層の一方が
前記溝の上部内壁を介して前記蓄積電極に電気的に接触
するように、前記溝に隣接する前記基板内に形成する工
程とを含み、また、請求項記載の半導体記憶装置によ
れば、半導体基板内の一定深さ部分に形成された絶縁膜
層と、前記基板表面から前記一定深さの絶縁膜層へ達
し、かつ前記絶縁膜層との境界面が平坦な溝と、前記溝
の上部内壁を介してのみ前記基板に電気的に接触する蓄
積電極と、前記蓄積電極に接して溝の中に形成されたキ
ャパシタ絶縁膜と、前記溝に隣接する前記基板内に形成
されたMOSトランジスタとを少なくとも具備し、MO
S型トランジスタのソース又はドレインの拡散層の一方
は、前記溝の上部内壁を介して、前記蓄積電極と電気的
に接触するので、溝の内部でキャパシタ耐圧の劣化を招
くことなく、かつリーク電流の発生を最小限に押さえる
ことができる半導体記憶装置を容易に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載のDRAMの一実施例を示す平面
図及び断面図である。
【図2】図1に示されたDRAMの製造工程を示す説明
図である。
【図3】図1に示されたDRAMの製造工程を示す説明
図である。
【図4】図1に示されたDRAMの製造工程を示す説明
図である。
【図5】図1に示されたDRAMの製造工程を示す説明
図である。
【図6】図1に示されたDRAMの製造工程を示す説明
図である。
【図7】図1に示されたDRAMの製造工程を示す説明
図である。
【図8】図1に示されたDRAMの製造工程を示す説明
図である。
【図9】図1に示されたDRAMの製造工程を示す説明
図である。
【図10】プレート電極の端子を表面から取り出す方法
の一例を示す説明図である。
【図11】他の実施例の説明図である。
【図12】図1に示された実施例に用いた積層基板を示
す説明図である。
【図13】図1に示された実施例に用いた積層基板を示
す説明図である。
【図14】図1に示された実施例に用いた積層基板を示
す説明図である。
【図15】(a)は請求項記載の半導体記憶装置の一
実施例である隣接する2ビット分を示す平面図、(b)
は(a)に示された半導体記憶装置のA−A´線断面
図,(c)は(a)に示された半導体記憶装置のB−B
´線断面図である。
【図16】請求項記載の半導体記憶装置の製造方法の
一実施例に係わり、図15に示された半導体記憶装置の
製造工程例を示す説明図である。
【図17】請求項記載の半導体記憶装置の製造方法の
一実施例に係わり、図15に示された半導体記憶装置の
製造工程例を示す説明図である。
【図18】請求項記載の半導体記憶装置の製造方法の
一実施例に係わり、図15に示された半導体記憶装置の
製造工程例を示す説明図である。
【図19】請求項記載の半導体記憶装置の製造方法の
一実施例に係わり、図15に示された半導体記憶装置の
製造工程例を示す説明図である。
【図20】請求項記載の半導体記憶装置の製造方法の
一実施例に係わり、図15に示された半導体記憶装置の
製造工程例を示す説明図である。
【図21】請求項記載の半導体記憶装置の製造方法の
一実施例に係わり、図15に示された半導体記憶装置の
製造工程例を示す説明図である。
【図22】従来のDRAMを示す断面図である。
【図23】従来の他のDRAMを示す断面図である。
【符号の説明】
1 N+ 型Si基板(共通キャパシタ電極,プレート電
極) 2 基板分離絶縁膜 3 MOSトランジスタ形成基板 4 フィールド絶縁膜 5 CVD絶縁膜 6 溝 7 キャパシタ絶縁膜 8 第1の多結晶シリコン膜 10 第2の多結晶シリコン膜 11 n型拡散層 13 ゲート絶縁膜 14 ゲート電極 15 ソース・ドレイン拡散層 18 ビット線 41 半導体基板 42 絶縁膜層 43 P型Si基板 44 SiO2 膜 49 絶縁膜 51 蓄積電極 53 拡散層 54 キャパシタ絶縁膜 55 プレート電極 56 酸化膜 57 ゲート絶縁膜 58 ゲート電極 59 n型層 60 CVD絶縁膜 63 ビット線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/108 H01L 21/822 H01L 21/8242 H01L 27/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の半導体基板及び該第1の半導体基
    板上に電気的に分離して形成された第2の半導体基板か
    らなる積層基板と、 前記第2の半導体基板に形成された素子分離領域と、 前記積層基板に対し、前記素子分離領域の近傍に前記第
    2の半導体基板表面から前記第1の半導体基板に達する
    如く設けられた溝と、該溝内部の前記第1の半導体基板表面に形成された絶縁
    薄膜と、 該溝に形成された、前記第2の半導体基板の側面に至る
    キャパシタ電極と、 前記溝の中に、該キャパシタ電極と前記第2の半導体基
    板の間に達する如く形成された導電膜と、 前記第2の半導体基板上に形成されたMOS型トランジ
    スタとを少なくとも具備し、 前記導電膜は、前記第2の半導体基板の側面を介して、
    前記MOS型トラジスタのソース又はドレインのいずれ
    か一方に隣接形成されるとともに、前記ソース又はドレ
    インと同じ導電型である不純物がドープされていること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記導電膜上に絶縁膜が形成され、 該絶縁膜の膜厚は、前記MOS型トランジスタのゲート
    絶縁膜の膜厚より厚いことを特徴とする請求項2記載の
    半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記絶縁薄膜は、NO膜であることを特
    徴とする請求項1または2記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 第1の半導体基板及び該第1の半導体基
    板上に電気的に分離して形成された第2の半導体基板か
    らなる積層基板を形成する工程と、 前記第2の半導体基板に素子分離領域を形成する工程
    と、 前記積層基板に対し、前記素子分離領域の近傍に前記第
    2の半導体基板表面から第1の半導体基板に達する如く
    溝を設ける工程と、該溝の内部の前記第1の半導体基板表面に絶縁薄膜を形
    成する工程と、 該溝に、前記第2の半導体基板の側面に至る如くキャパ
    シタ電極を形成する工程と、 前記第2の半導体基板上にMOS型トランジスタを形成
    する工程と、 前記溝中に、該キャパシタ電極と前記第2の半導体基板
    の間に達する如く、前記MOS型トランジスタのソース
    又はドレインと同じ導電型となる不純物がドープされた
    導電膜を形成し、前記第2の半導体基板に前記不純物に
    よる拡散層を形成する工程とを含み、 前記MOS型トランジスタを形成する工程では、前記第
    2の半導体基板の側面を介して、前記MOS型トランジ
    スタのソース又はドレインのいずれか一方前記拡散層
    に隣接形成することを特徴とする半導体記憶装置の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板内の一定深さ部分に絶縁膜層
    を形成する工程と、 前記基板表面から前記一定深さの絶縁膜層へ達し、かつ
    前記絶縁膜層との境界面が平坦である溝を、該溝の底面
    が前記絶縁膜層に沿うように形成する工程と、 前記溝の上部内壁を介してのみ直接前記基板に電気的に
    接触する蓄積電極を前記溝の内壁に形成する工程と、 前記蓄積電極に接するように絶縁性のキャパシタ絶縁膜
    を形成する工程と、 MOSトランジスタを、そのソース又はドレインの拡散
    層の一方が前記溝の上部内壁を介して前記蓄積電極に電
    気的に接触するように、前記溝に隣接する前記基板内に
    形成する工程とを含むことを特徴とする半導体記憶装置
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 半導体基板内の一定深さ部分に形成され
    た絶縁膜層と、 前記基板表面から前記一定深さの絶縁膜層へ達し、かつ
    その底面が前記絶縁膜層に沿って形成されるとともに、
    前記絶縁膜層との境界面が平坦な溝と、 前記溝の上部内壁を介してのみ前記基板に電気的に接触
    する蓄積電極と、 前記蓄積電極に接して溝の中に形成されたキャパシタ絶
    縁膜と、 前記溝に隣接する前記基板内に形成されたMOSトラン
    ジスタとを少なくとも具備し、 MOS型トランジスタのソース又はドレインの拡散層の
    一方は、前記溝の上部内壁を介して、前記蓄積電極と電
    気的に接触することを特徴とする半導体記憶装置。
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