JPH04210868A - 継手金具の製造方法 - Google Patents

継手金具の製造方法

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JPH04210868A
JPH04210868A JP34066790A JP34066790A JPH04210868A JP H04210868 A JPH04210868 A JP H04210868A JP 34066790 A JP34066790 A JP 34066790A JP 34066790 A JP34066790 A JP 34066790A JP H04210868 A JPH04210868 A JP H04210868A
Authority
JP
Japan
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hole
fitting
copper
pipe part
joined
Prior art date
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Pending
Application number
JP34066790A
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English (en)
Inventor
Masashi Suzuki
正志 鈴木
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OOKAWA SEIRA KOGYO KK
Original Assignee
OOKAWA SEIRA KOGYO KK
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は継手金具の製造方法に係り、特に車両の操舵輪
のブレーキ用油圧配管などに用いられ、フレキシブルホ
ースが接続されるソケットを固定部の外周面に形成され
た穴へ挿入しロウ付けする継手金具の製造方法に関する
〔従来の技術〕
金属を繋ぐには多様な方法があり、その一つにロウ付け
による接合方法がある。
ロウ付げによる金属の接合は、接合させる金属を溶融さ
せることはなく、また、金属に極端に大きな力を加える
ことがないため金属の本来の性質を損なうことなく接合
することができる。
このロウ付けには、銅ロウを用いる銅ロウ付けがある。
−船釣に溶けた銅ロウには、温度が下がるにしたがって
粘度を増し、粘度が高い部分に表面張力により集まる性
質があり、また、狭い隙間に毛細管現象により入り込む
性質がある。この溶けた銅ロウが金属の表面に付着する
ことにより、金属表面に共晶組織が形成され金属表面に
付着力が働く性質がある。銅ロウ付けは、この銅ロウの
性質を利用して金属同志を接合している。
この銅ロウ付けがフレキシブルホースの接続に用いられ
る継手金具の製造に使用される場合がある。例えば、第
5図に示す車両のブレーキ用の油圧配管の接続部に用い
られる継手金具70の製造に用いられている。この継手
金具70は固定部12と管部14を備えたソケット16
により構成されており、固定部12とソケット16の管
部14止の接合に銅ロウ付けが用いられている。
この継手金具70の固定部12の外周面には貫通孔2O
Aが穿設されており、この貫通孔2OAへソケット16
の管部14の先端部分が圧入され銅ロウ付けにより緊密
に接合さている。また、貫通孔2OAの外周付近と管部
14の外周面との間には、銅ロウにより肉盛りが行われ
疲労強度の向上が成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
この銅ロウ付けによる接合は、金属が重ね合わせられた
部分の隙間が、広すぎても狭すぎても接合不良が生じ、
挿入される金属の表面と穴の内面との隙間は0. Om
m〜0.05mmが理想とされている。
即ち、接続部分の隙間が広かったり、また、圧入するこ
とにより、接合面の一部に極端に高い圧力が係ったりし
た場合(狭すぎる場合)、銅ロウが接合部の隙間に完全
に浸透せず、接合部分に銅ロウが入り込んでいない[l
iJが残るために接合不良が生じることになる。
継手金具の固定部と管部との接合部分には銅ロウによる
肉盛りを行わなければならないため、この銅ロウの流出
防止のために固定部の穴へ管部をきつく圧入しなければ
ならない。このため、固定部の穴の内面と管部の外周面
との隙間に銅ロウが十分に廻らず接合不良が生ずること
になる。
この継手金具の銅ロウ付けの不良を防ぐためには、継手
金具の固定部の穴とソケットの外周面との加工精度を高
くしなければならず、熟練した技術が必要となり、生産
コストも高くなってしまう。
本発明は上記事実を考慮し、簡単な加工により固定部と
ソケットとを確実にロウつけにより接合された継手金具
の製造方法を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る継手金具の製造方法は、固定部の外周面に
穿設された穴へ円筒状の管部を挿入しロウ付けにより接
合する継手金具の製造方法であって、前記固定部の穴を
形成する壁面及び前記管部の外周面の少なくとも一方に
複数の切り欠きを設け、前記固定部の穴へ前記管部を挿
入しロウ付けにより接合することを特徴とする。
〔作用〕
上記構成の本発明によれば、固定部の外周面に穿設され
た穴、あるいはこの穴へ挿入される管部の外周面のいず
れかに切り欠きを形成している。
この切り欠きを形成することにより、固定部の穴へ管部
を圧入することにより、嵌め合わせかきつい部分では、
固定部あるいは管部が塑性変形し、余肉をこの切り欠き
付近へ寄せることができる。
これによって、嵌め合わせが極端にきつい部分、即ち、
穴と管部の隙間が極端に狭くなる部分を無くすことがで
きるため、穴と管部の隙間に確実に溶けたロウを浸透さ
せることができる。この浸透したロウによって、各々の
金属の表面に共晶組織が形成され、固定部とソケットを
確実にロウ付けにより接合することができる。また、固
定部と管部との接合部分近傍には、ロウが表面張力によ
り肉盛りされ接合部の疲労強度が向上された継手金具を
製造することができる。
さらに、切り欠きの長さを圧入代より僅かに短くするこ
とにより、接合部分近傍にロウの肉盛りを確実に形成さ
れた継手金具を製造することができる。
〔実施例〕
第1図から第4図には本実施例に係る継手金具10が示
されている。この継手金具10は、固定部12及びソケ
ット16により構成されている。
第2図及び第4図に示す如く、継手金具10の固定部1
2は鋼材を加工し円筒状に製作したものであり、軸心部
に貫通孔18が形成されている。
この貫通孔18の内面には溝20が貫通孔18と同軸に
形成されている。
本実施例では、固定部12の貫通孔18に溝20を形成
したが、溝20を形成しないものであってもよく、また
、貫通孔18を軸方向の中間部から一端に向けて拡径す
る拡径部を貫通孔18と同軸に形成したものでもよい。
この固定部12には、固定部12の軸心と直交する方向
に貫通する貫通孔2OAが穿設されておリ、この貫通孔
2OAは、固定部12の外周めんから溝20に向けて開
口されている。
また、固定部12の外周面には、固定部12の軸方向に
沿って溝32が形成されている。この溝32は、固定部
12の軸方向と直交する方向の断面が略半円状とされて
いる。この固定部12の溝32には、円柱状のピン34
が装着可能とされている。
この固定部12には、ソケット16が取り付けられる。
このソケット16一端には、絞り加工により縮径された
略円筒状の管部14が形成されている。
また、第1図及び第3A図に示す如く、管部I4の先端
部の外周面には、管部14の先端から軸方向に沿って深
さA(第3A図に示す)の切り欠き26が形成されてお
り、切り欠き26の長さは、略管部14の貫通孔2OA
への圧入代とされている。この切り欠き26は管部14
の外周面の円周に沿って複数設けられている。
ソケット16の管部14の先端部は、固定部1八へ管部
14の先端部を圧入することにより、管部14と貫通孔
2OAの嵌め合わせが極端にきつい部分が生じた場合、
管部14が塑性変形し外周の余肉が押されて切り欠き2
6付近へ寄ることになる。これによって切り欠き26部
分では、貫通孔2OAと管部14との外周の隙間が狭め
られるが、切り欠き26が形成されていることにより大
きめにされているので極端に隙間が狭くなることはない
この貫通孔2OAと管部14とは、銅ロウ付けにより接
合する。管部14の外周面には、線状の銅ロウを切断し
リング状に曲げた銅ロウ(図示省略)を配置し、継手金
具10と共に加熱し行われる。これによって、溶けた銅
ロウ56は、貫通孔2OAと管部14との隙間に確実に
浸透し、第3B図に示す如く、固定部12の貫通孔2O
Aの内面と、管部14の外周面とに銅ロウ56によって
共晶組織56Δが形成され付着力が働き、固定部12と
管部14とが接合される。
また、固定部12と管部14との接合部近傍には、銅ロ
ウ56が表面張力により付着し肉盛りが形成される。
一方、第4図に示す如くこのソケッ)16には、軸心に
沿って連通孔22が穿設されている。また、連通孔22
には、管部14とソケット16との境界付近に縮径され
た縮径部24が形成され、さらに管部14で縮径され先
端部14Aへ達している。
このソケット16には、ソケット16の開口側から連通
孔22の縮径部24方向へ、ニップル28が挿入され銅
ロウ付けにより接合されている。
このようにして製造された継手金具10には、第2図及
び第4図に示す如く、ソケット16ヘフレキシブルホー
ス30の一端が挿入され、フレキシブルホース30の内
面にはニップル28が挿入されている。
このフレキシブルホース30は、ソケット16の外周部
分をかしめる(第4図に示す)ことにより、継手金具1
0へ緊密に締結されている。
フレキシブルホース30の他端は、図示しないブレーキ
のマスクシリンダが接続されている。
第4図に示す如く、フレキシブルホース30が接続され
た継手金具10は、車両前輪(図示省略)のブレーキキ
ャリパ60のシリンダブロック36へ固定される。この
固定は、固定部12の貫通孔18の軸方向の両側に銅ワ
ッシャーパツキン38を配置し、これらの銅ワッシャー
パツキン38及び貫通孔18ヘユニオンボルト40を挿
入し、ユニオンボルト40をシリンダブロック36に穿
設された係合孔48に形成された酸ネジ48Aへ螺合し
て行われる。
この継手金具10のシリンダブロック36への固定の際
、ピン34の先端をシリンダブロック36に形成された
廻り止め穴46へ打ち込み、この固定部12の溝32ヘ
ピン34を装着し、ユニオンボルト40を螺合すること
により、シリンダブロック3Bと継手金具10とを固定
している。
このピン34は、フレキシブルホース30が接合された
継手金具10の溝32へ装着し、その後、継手金具10
をシリンダブロック36へ固定してもよい。
一方、ユニオンボルト40には、固定部12の貫通孔1
8内の溝20部分に位置する部分から先端にかけて連通
孔42が形成されている。また、シリンダブロック36
には、係合孔48からシリンダ62へ連通孔48Bが形
成されている。
フレキシブルホース30の内部のブレーキオイル(図示
省略)は、継手金具10の連通孔22、溝20、ユニオ
ンボルト40の連通孔42、シリンダブロック36の連
通孔48Bを介してシリンダ62内へ送り込まれる。継
手金具10は銅ロウ付けにより緊密に接合されているた
め、ブレーキオイルの高い圧力が作用しても継手金具1
0が漏れを起こすことはない。
本実施例に係る継手金具10の製造方法によれば、継手
金具10の固定部12の貫通孔2OAへ切り込み26が
形成された管部14を圧入し銅ロウ付けすることにより
、固定部12とソケット16とが緊密に接合された継手
金具10を得ることができる。
本実施例として、直径7mmの管部14を貫通孔2OA
へ3mm挿入し銅ロウ付けする場合、切り欠き26の深
さA(第3A図に示す)を0.03〜0.05mmとし
、管部14の外周面に6ケ所設けることにより最適の状
態で銅ロウ付けを行うことができた。
また、本実施例の変形例として、切り欠き26の深さA
(第3A図に示す)を0.03〜0.05mmとし、管
部14の先端から2mm〜2.5mmの長さで管部14
の外周面に6カ所設けることも可能である。
この場合、管部14の外周面には、線状の銅ロウを切断
しリング状に曲げた銅ロウ(図示省略)を配置し、貫通
孔2OAの内面には図示しない銅ロウを配置している。
管部14の切り欠き56が短いために、貫通孔2OAの
圧入口付近では嵌め合わせかきつくなり、リング状の銅
ロウが溶けても貫通孔2OAと管部14との隙間に多量
に浸入せず、管部14と固定部12との間で肉盛りを形
成することになる。また、貫通孔2OAの内部に配置さ
れた銅ロウは、貫通孔2OAと管部14との隙が極端に
狭い部分が無いため、貫通孔2OAと管部14との隙間
に確実に浸透する。
これによって、第3B図に示す固定部12の貫通孔2O
Aの内面と、管部14の外周面とに銅ロウ56によって
共晶組織56Aが形成され付着力が働くため、固定部1
2とソケット16とを緊密にかつ強固に接合することが
できる。また、固定部12と管部14との接合部近傍に
は、銅ロウ56が表面張力により付着して肉盛りを形成
することができる。
このようにソケット16の管部14の外周面に切り欠き
26を形成する簡単な加工で確実に銅ロウ付けを行うこ
とができ、接合不良の無い継手金具10を製造すること
ができる。
尚、第6図に示す如く、固定部12の貫通孔20Aの内
面に切り欠き26Aを形成することも可能である。本実
施例では、管部14に切り欠き26を形成したが、固定
部12の貫通孔2OAに切り欠き26Aを形成しても同
様の効果を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明のよれば、管部の外周面あるい
は固定部の穴の内面に複数の切り欠きを形成する簡単な
加工により、固定部の穴と挿入された管部との間を所望
の隙間としている。これによって、固定部と管部とを確
実にロウ付けにより接合して継手金具を製造することが
できる優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された継手金具の要部斜視図、第
2図は本実施例に係る継手金具の斜視図、第3A図は第
1図3A−3A線に沿った断面図、第3B図は第1図3
 B−3B線に沿った要部断面図、第4図は本実施例に
係る継手金具の取り付けを示す断面図、第5図は従来例
を示す第2図と同様の斜視図、第6図は本実施例の変形
例を示す第1図6−6線に沿った要部断面図である。 10・・・継手金具、 12・・・固定部、 14・・・管部、 l6・・・ソケット、 2OA・・・貫通孔、 26・・・切り欠き、 56A・・・共晶組織。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定部の外周面に穿設された穴へ円筒状の管部を
    挿入しロウ付けにより接合する継手金具の製造方法であ
    って、前記固定部の穴を形成する壁面及び前記管部の外
    周面の少なくとも一方に複数の切り欠きを設け、前記固
    定部の穴へ前記管部を挿入しロウ付けにより接合するこ
    とを特徴とする継手金具の製造方法。
JP34066790A 1990-11-30 1990-11-30 継手金具の製造方法 Pending JPH04210868A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013029169A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Bosai Kikaku:Kk 樹脂被覆金属三層管の接続構造及びその接続方法
JP2014152815A (ja) * 2013-02-06 2014-08-25 Mitsubishi Electric Corp ろう付継手、電磁弁装置、及びろう付方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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