JPH0420847Y2 - - Google Patents

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JPH0420847Y2
JPH0420847Y2 JP11386186U JP11386186U JPH0420847Y2 JP H0420847 Y2 JPH0420847 Y2 JP H0420847Y2 JP 11386186 U JP11386186 U JP 11386186U JP 11386186 U JP11386186 U JP 11386186U JP H0420847 Y2 JPH0420847 Y2 JP H0420847Y2
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plate
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rotating frame
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Description

【考案の詳細な説明】 本願考案は次に述べる問題点の解決を目的とす
る。
(産業上の利用分野) この考案は板状物を反転させる板状物反転装置
に関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種の装置にあつては、多数のローラ
ーを多数のギヤー又はベルトを使用した複雑な駆
動機構によつて回転させるようにしてあるので、
力の伝動に無理を生じて故障を生じ易く、製造コ
ストが高くて保守点検も面倒であるという問題点
があつた。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は上記従来の問題点を除き、板状物を
高速で反転供給できてしかも構造を簡単にし得る
ようにした板状物反転装置を提供しようとするも
のである。
(問題点を解決する為の手段) 本願考案は前記請求の範囲記載の通りの手段を
講じたものであつてその作用は次の通りである。
(作用) ローラー駆動装置によつて中心ギヤーを一方向
へ回転させると、その中心ギヤーが各ピニオンを
回転させて各ローラー対の一方のローラーを回転
させ、それらの一方のローラーが伝動機構を介し
て他方のローラーを同方向へ同調回転させる。こ
の状態で前段装置から受入位置の板状物存置空間
に板状物を送り込むと、その板状物を下側のロー
ラーで支えて板状物存置空間に受入れる。次に、
中心ギヤーの回転を停止させた状態で、回転枠を
反回転させると上記板状物存置空間の板状物を送
出位置に移動させると共に反転させる。次に、再
び中心ギヤーを同方向へ回転させると、各ローラ
ー対のローラーが回転して上記板状物存置空間の
板状物を次段装置へ送出し、このとき次の板状物
を受入位置の板状物存置空間を送り込む。
(実施例) 以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。1はフレームで、底壁1aと、側壁1b,1
bを備えている。2は上記側壁1bに止着してあ
る軸受、3は一対の軸受2によつて回転自在に支
承されている回転枠である。上記回転枠3におい
て、4,4は相対向する一対の支承板で、同一軸
線上に中心を有する円板によつて構成してある。
これらの支承板4,4は反転供給すべき板状物5
の横幅よりも広い間隔を隔てて対向するようにス
テー6,6によつて一体的に連結されている。
7,7は支承板4,4の中心部に固着してある支
軸で、上記軸受2,2によつて支承されている。
8,9は板状物5を保持するようにしてある板状
物存置空間で、第5図に示すように回転枠3の回
転軸線10を挟んで相対向する位置に夫々回転軸
線10と平行でかつ互いに平行な面を両側に有す
るように形成されている。上記板状物存置空間
8,9は回転軸線10に対して対称な位置に位置
する受入位置Aと送出位置Bとに交互に位置させ
得るようにしてある。また上記板状物存置空間
8,9には回転枠3の円周方向における同じ側の
一端に板状物5の出し入れを可能にする開口部8
a,9aが設けてある。11a,11b,11c
は一方の板状物存置空間8の上側に回転軸線10
と平行に並設してある3本のローラー(以下総称
してローラー11とも記す)、12a,12b,
12cは上記板状物存置空間8の下側に回転軸線
10と平行に並設してある3本のローラー(以下
総称してローラー12とも記す)で、これらのロ
ーラー11,12は上記支承板4,4によつて回
転自在に支承されている。また、13a,13
b,14cは他方の板状物存置空間9の上側に回
転軸線10と平行に並設してある3本のローラー
(以下総称してローラー13とも記す)、14a,
14b,14cは同じく板状物存置空間9の下側
に回転軸線10と平行に並設してある3本のロー
ラー(以下総称してローラー14とも記す)で、
これらのローラー13,14は支承板4,4によ
つて回転自在に支承されている。上記ローラー1
1,12,13,14は対応するものが対を成す
ように配設され、また各ローラー対の一方のロー
ラーは回転軸線から等距離に位置されている。各
ローラー対のローラー間〓Sは板状物5の厚み寸
法tより僅かに(例えば2〜3mm)大きく設定
し、受入位置Aと送出位置Bとで下側のローラー
によつて板状物5を支えたとき上側のローラーと
板状物5間に空間を生じるようにしてある。
次に、15は回転軸線10から等距離に位置さ
れているローラー11a,12b,11c,13
a,14b,13cに固着してあるピニオンで、
後述の中心ギヤーに噛合している。16はローラ
ー11,12の環状溝11A,12Aに懸回して
あるベルト、17はローラー13,14の環状溝
13A,14Aに懸回してあるベルトで、これら
のベルト16,17は本願の伝動手段を構成して
いる。18は板状物存置空間8,9に送り込まれ
た板状物5を受止める為のストツパーで、上記ス
テー6によつて構成されている。
次に、19は上記支軸7にベアリング20を介
して回転自在に嵌合されている中心ギヤーで、支
軸7に止着されている抜止体21によつて抜止し
てある。22は中心ギヤー19を矢印方向へ回転
させ得るようにしてあるローラー駆動装置であ
る。上記ローラー駆動装置22において、23は
上記中心ギヤー19と一体のプーリー、24は底
壁1aに止着してある電磁クラツチ、25は電磁
クラツチ24の入力軸(図示省略)を回転駆動す
る電動機、26は同じく出力軸24aに止着して
あるプーリー、27は歯付ベルトである。
次に、28は上記回転枠3を矢印方向へ間欠的
に反回転させ得るようにしてある反転駆動装置で
ある。上記反転駆動装置28において、29は支
軸7に止着してあるプーリー、30は底壁1aに
止着してある間欠駆動装置、31は間欠駆動装置
30の入力軸(図示省略)を回転駆動する電動
機、32は同じく出力軸30aに止着してあるプ
ーリー、33は歯付ベルトである。上記間欠駆動
装置30はゼネバ機構やパラレルカム機構等の一
般的な間欠機構によつて構成されている。上記歯
付ベルト27,33はチエーン等に変更しても良
い。
次に、34は回転枠3が反転したことを検出す
る検出装置である。上記検出装置34において、
35はプーリー29に固定的に設けた突起体で、
回転軸線10に対して対称な位置に夫々設けられ
ている。36は側壁1bに止着してあるリミツト
スイツチや近接スイツチ等の検出器で、上記突起
体35を検出して検出信号を発信するようにして
ある。37は板状物5が板状物存置空間8,9に
供給されたことを検出する為の光電管で、フレー
ム1に止着されている。38は受入位置Aの板状
物存置空間8,9に板状物5を送り込む為の前段
装置として示す移送コンベア、39は送出位置B
の板状物存置空間8,9から送出された板状物5
を移送する為の次段装置として示す移送コンベア
で、これらは矢印方向へ回転される複数のローラ
ーによつて構成されている。
上記構成のものにあつては、電動機31が停止
されているときには第3図〜第5図に示すように
ローラー11,12間の板状物存置空間8とロー
ラー13,14間の板状物存置空間9が夫々受入
位置Aと送出位置Bとに位置した状態で回転枠3
が停止されている。板状物5を反転供給する場合
には、上記の状態で電動機25が駆動されると共
に電磁クラツチ24がON(入)作動され、中心
ギヤー19が矢印方向へ回転される。この中心ギ
ヤー19の回転によつて各ピニオン15が矢印方
向へ回転され、その結果各ローラー11,12,
13,14は同方向へ同調回転される。こられの
ローラー11,12,13,14の回転方向はロ
ーラー12が板状物5を受入れ、ローラー13が
板状物5を送り出す方向となつている。この状態
で、移送コンベア38によつて板状物5を横向状
態で移送すると、その板状物5がローラー12上
に移行され、そのローラー12によつて受入位置
Aの板状物存置空間8内に移送される。板状物存
置空間8内に移送された板状物5はストツパー1
8に当たつて停止する。また、板状物5が板状物
存置空間8に送り込まれてその板状物5の後端が
光電管37の光軸から外れると、その光電管37
が信号を発信し、その信号に基づきタイマー等の
制御手段(図示省略)の働きによつて僅かな時間
後に板状物5が受入位置8に完全に受入れられた
ことを示す検出信号を発信する。
上記検出信号が発信されると、電磁クラツチ2
4がOFF(切)作動され、中心ギヤー19及び各
ローラー11,12,13,14の回転が停止す
る。また上記制御手段の検出信号によつて電動機
31が駆動されて間欠駆動装置30を作動させ、
これにより出力軸30aが所定量回動されて回転
枠3を180度矢印方向へ回転させる。従つて、受
入位置Aの板状物5は支承板4,4、ローラー1
1,12及びストツパー18によつて保持されて
反転された後上方の送出位置Bに移動され、その
結果板状物5は今度はローラー11上に支持され
る。上記のように回転枠3が半回転される場合、
プーリー26は電磁クラツチ24のOFF作動に
より自由回転可能となつているので、中心ギヤー
19がプーリー26を矢印E方向へ回転させつつ
支承板4,4と一体的に回転し、各ローラー1
1,12,13,14が自転することは無い。従
つて、回転枠3の半回転中に各ローラー11,1
2,13,14の表面が板状物5とこすり合うの
を防止でき、板状物5の損傷やローラー11,1
2,13,14表面の摩耗を防ぐことができる。
上記回転枠3が完全に180度回転されると、検
出器36が突起体35を検出して検出信号を発信
し、その検出信号によつて電動機31が停止され
る。従つて、回転枠3は半回転された状態で停止
される。また、上記検出器36の検出信号によつ
て電磁クラツチ24が再びON作動され、各ロー
ラー11,12,13,14が再び矢印方向へ回
転される。その結果上記送出位置Bに移動されて
ローラー11上に支持されていた反転後の板状物
5は移送コンベア39上に送出され、所望の次工
程へ供給される。この場合、次の板状物5が上記
と同様に受入位置Aに向けて移送されると、その
板状物5が上記送出位置Bからの板状物5の送出
作業と同時、平行的に受入位置Aに送り込まれ
る。以後、上記作動を繰り返すことによつて連続
的に板状物5を高速で反転供給することができ
る。なお、上記のように板状物5を受入位置Aに
送り込んだり、送出位置Bから送り出すとき、上
側に位置されるローラーが板状物5の進行方向に
対して逆行回転するが、それらのローラーが板状
物5上に接触することがなく、板状物5は支障な
く移送される。
(考案の効果) 以上のように本考案にあつては、前段装置から
送り込まれる板状物5を次段装置に供給する場
合、前段装置から送り込まれる板状物5を先ず回
転枠3の受入位置Aの板状物存置空間8,9に受
入れ、その回転枠3を半回転させて上記板状物5
を送出位置Bに移動させると共に反転させ、その
反転状態の板状物5を次段装置へ送り出すように
してあるので、前段装置から送り込まれる板状物
5を次段装置へ反転させて供給できる利点があ
る。
また、上記のように板状物5を送出位置Bの板
状物存置空間8,9から次段装置へ送り出すと
き、回転枠3の受入位置Aの板状物存置空間8,
9に次の板状物5を同時、平行的に受入れ得るよ
うにしてあるので、次段装置へ板状物5を次々反
転供給する場合、各板状物5の反転供給を短時間
に行うことができ、これにより次段装置への板状
物5の供給速度を高速化できて板状物の反転供給
能力を高く維持することができる。
また、上記のように板状物5を短時間に反転供
給し得るようにしたものであつても、その構成は
回転枠3の夫々の板状物存置空間8,9の半径方
向の寸法を板状物5の厚み寸法より大きく設定
し、夫々の板状物存置空間8,9の両側に少なく
とも2本のローラー11〜14を互いに対を成す
ように配設し、それらの各ローラー対のローラー
11〜14を伝動機構16,17を介して同方向
へ回転するようにし、上記各ローラー対の何れか
一方のローラー11〜14を回転枠3の回転軸線
10から等距離に位置させると共にそれらの等距
離のローラーにピニオン15を設け、それらのピ
ニオン15を中心ギヤー19に噛合させ、中心ギ
ヤー19の回転によつて各ローラーを同方向へ回
転させることでもつて板状物5の受入れと送出し
を行えるようにしてあるので、各ローラーの駆動
関係部分の構造を極めて簡単にできて保守点検を
容易化し得ると共に製造コストの大幅低減を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は正
面図、第2図は−線断面図、第3図は−
線断面図、第4図は−線断面図、第5図は
−線断面図。 3……回転枠、5……板状物、A……受入位
置、B……送出位置、8,9……板状物存置空
間、10……回転軸線、11〜14……ローラ
ー、15……ピニオン、19……中心ギヤー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略水平な軸線を中心にして回動するようにして
    ある回転枠を備え、その回転枠には自体の回転軸
    線を挟んで対称的な位置にその回転軸線と平行で
    かつ互いに平行な面を面側に有する板状物存置空
    間を設け、それらの板状物存置空間には、夫々回
    転枠の円周方向における同じ側の一端に板状物の
    出し入れを可能にする開口部を設けて、上記回転
    枠が回転を停止した状態で前段装置から送り込ま
    れる横向状態の板状物を上記開口部から一つの板
    状物存置空間に受入れ、回転枠を反転させた後そ
    の板状物存置空間の板状物を次段装置に送り出す
    ようにしてある板状物反転装置において、上記板
    状物存置空間の回転軸線からみて半径方向の寸法
    は、上記板状物の厚み寸法より大きく設定してあ
    り、上記板状物存置空間における上記半径方向の
    両側には少なくとも夫々2本のローラーを夫々板
    状物存置空間に沿う状態で、かつ上記回転枠の回
    転軸線と平行で、しかも互いに対を成すように並
    設し、上記各ローラー対のローラー間にはそれら
    のローラーを同方向へ同調回転させるようにして
    ある伝動機構を介設し、上記各ローラー対の何れ
    か一方のローラーは回転枠の回転軸線から等距離
    に位置するように設定し、上記回転線から等距離
    にあるローラーにはピニオンを一体的に設け、上
    記各ピニオンと噛合する中心ギヤーを上記回転枠
    の回転中心線を中心として回転自在に配設し、更
    に上記中心ギヤーを所定の一方向へ回転させ得る
    ようにしてあるローラー駆動装置を備えているこ
    とを特徴とする板状物反転装置。
JP11386186U 1986-07-24 1986-07-24 Expired JPH0420847Y2 (ja)

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JP11386186U JPH0420847Y2 (ja) 1986-07-24 1986-07-24

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JP11386186U JPH0420847Y2 (ja) 1986-07-24 1986-07-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6321642U JPS6321642U (ja) 1988-02-13
JPH0420847Y2 true JPH0420847Y2 (ja) 1992-05-13

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ID=30996062

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11386186U Expired JPH0420847Y2 (ja) 1986-07-24 1986-07-24

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JPS6321642U (ja) 1988-02-13

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