JPH02169406A - 側面駆動型間欠送り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、直線送シ機構に係り、特に搬送設備におい
て使用するに好適な搬送体の停止、移動等を可能ならし
めた送シ装置に関するものである。

（従来の技術） 従来の搬送技術は、いずれも搬送体を所定の方向に送り
続けることを目的としているので、これを自動組立設備
に使用するには、搬送体を停止せしめる停止装置や、搬
送体の位置決め装置等を設けることが必要不可欠の条件
であった。また最近の生産性の高速化要求は著しく、従
って搬送。

位置決め等の高速化、高精度等に鑑みＩＪ　ニアモータ
ー等も開発されている。

（発明が解決しようとする課題） 上記前者の技術によると、搬送体を停止させる停止装置
や搬送体の位置決め装置が必要であり。

その上高速化に対応す′べく搬送速度を速めても。

停止時の衝撃力の問題もあり、かつ停止後再発進に当り
立上が９速度が遅く、その高速化には限界があり、また
後者の如くリニアモーターを使用する装置によるときは
１価格が一般の搬送装置に比して高価になり過ぎる欠陥
がある。

この発明は、モーターの特性を効果的に発揮させること
によυ、搬送はもとよシのこと、搬送体の停止、および
停止時の衝撃緩和、搬送体同志の衝突防止、さらには搬
送体の定位置停止等をも可能ならしめた送シ装置に関す
るものである。

（課題を解決するための手段） この発明は、搬送体の移動方向を規制するレールと、移
動をレールによって規正された搬送体と、モーターと回
転子からなる駆動部の多数をレールに沿って適度な間隔
で配置したことからなり。

この駆動モーターを各々制御することによって。

搬送体の移動、停止を可能ならしめるようになしたもの
である。

（作　　用） 上記のように構成したこの発明は、駆動用モニターを適
切に配置すること、および個々のモーターを各々制御す
ることによって１部分的増速。

減速が可能となシ、また一方向のみならず、逆方向への
移動をも可能で、搬送体間の衝突も防止でき、ｆＭ送体
の歩行部にポールベアリングのような回転体を取υ入れ
極めて摩耗の少ない部品や、レールおよび搬送体に設け
た伝達パーや伝達パーに力を与える回転子に摩耗しにく
い部材や形状を容易に選択できる関係上、摩耗粉を嫌う
クリーンルーム内設備や、低騒音設備、またショックを
嫌う製品等の組立設備等に適切である。

（実　施　例） 以下図示例について説明すれば、第１図は側面図、第２
図は第１図の横断拡大図で、同図において、（１）はパ
レットの如き搬送体。（２）は床上に定設した左右一対
のレールで、搬送体（１）の進行を円滑にするため、搬
送体（１）の下部に支軸（３）を以て取付けたポールベ
アリングの如き摩耗の少ない回転体（４）をローラとし
てレール（１）上に乗せ、同時にレール（１）の側面を
両側から挾むように、前記と同様ボールベアリングの如
き摩耗の少ない誘導回転子（５）を支軸（６）によって
搬送体（１）の下部に取付ける。

（７）は搬送体（１）の側面に固着した伝達体で、モー
ター（８）の回転軸（９）に取付けた回転子（１０）か
らなる駆動部（ａ）を、その回転子（１０）が前記伝達
体（７）が搬送体（１）の伝達体（７）に圧接するよう
、適切な間隔でレール（２）に活って配置する。この駆
動部（ａ）は個々に制御し、搬送体（１）の移動および
停止を行うものであるから、＠記伝達体（７）をラック
とし回転子（１０）をビニオ／として互にかみ合せるよ
うに構成してもよい。

このように構成すると、駆動部（ａ）のモーター（８）
を起動することによシ搬送体（１）はレール（２）ＫＧ
って送られ、ｉたモーター（８）を停止することで。

搬送体（１）は停止する。したがって前記伝達体（７）
は搬送体（１）そのもので代替することができる。

また、これらモーター（８）の回転速度を制御すること
で送シ速度の部分的な増減速ができ、かつ停止位置を制
御することで、搬送体（１）を停止させるためのストッ
パの機能を持たせることも可能である。

また、第３図、第４図に示した例は、第１図。

第２図の場合と搬送体の歩行部の構成が異なシ。

搬送体（１１）には回転体を設けず、搬送体（１１）は
フレーム（１２）の各内側面に配設した横支軸（１３）
上に設けた「ボールベアリング」状の回転体（１４）上
に載置するとともに、フレーム（１２）の上部に支軸（
１５）に設けたボールベアリングの如き円滑に回転する
回転子（１６）によって搬送体（１１）の進行方向を規
制するようにし、また搬送体（１１）の駆動は、前記の
場合と同様にモーター（１８）の回転軸（１９）に取付
けた回転子（２０）からなる駆動部（ａ）をフレーム（
１２）内に設け、その回転子（２０）を搬送体（１１）
の下面においてその進行方向に沿って形成した凹溝（２
１）の内壁面に圧接させたもので、この回転子（２０）
は圧接力によって搬送体（１１）を進行させるようにな
してもよいが、その送りを一層確実ならしめるため１回
転子（２０）の周囲に歯を刻んで、ピニオンとなし、ま
た凹溝（２１）の内面にも歯を刻んでラック状となし、
これをビニオンである回転子（２０）とかみ合せ、（よ
うにしてもよい。

また、第５図に示す実施例は、駆動部（ａ）の回転子（
３０）と搬送体（３１）との接触を斜めになるよう角度
を変えて設定し、進行方向に働く推進力の分力を以て搬
送体（３１）が進行中に浮き上らないように下方へ押圧
するようになしたもので、この場合も回転子（３０）お
よびこれが接触する搬送体（３１）にそれぞれ歯を刻む
ことができる。

（発明の効果） この発明は２以上の如く構成したから、駆動部（ａ）の
有するモーターの特性を有効に発揮、利用すれば、従来
の搬送設備に欠くことができなかった停止装置、緩衝装
置、増速あるいは減速装置等の附属装置が一切不要とな
り、クリーン度の高い静粛な移送を行うことができ、ま
た、特定の駆動部（ａ）のモーターを制御することによ
って、搬送体を所望の位置に位置決めさせることができ
るので。

自動組型機械に求められるフレキシブル性の自由度を減
するという効果もあり、頗る有効な装置である。

【図面の簡単な説明】 図面は、この発明の実施例を示すもので。 第１図は、駆動部側からみた側面図。　第２図は。 その横断拡大断面図。　第３図は、他の実施例を示す横
断面図。　第４図は、第３図の平面図。 第５図は、駆動部を傾斜させて搬送体に接触させた状態
を示す側面図である。 （９）・・・・・・回転軸 （ａ）・・・・・駆動部 （１工）・・・搬送体 （１５）・・・支軸 （１８）・・・モーター （２０）・・・回転子 （ｌＯ）・・・回転子 （１２）・・・フレーム （１６）・・・回転子 （１９）・・・回転軸 （２１）・・・凹溝 （１）・・・搬送体　　　　　（２）・・・レール（３
）・・・支軸　　　　　　（４）・・・回転体（５）・
・・誘導回転子　　　（６）・・・支軸（７）・・・伝
達体　　　　　（８）・・・モーター第　４１羽 第　５　図 ｘ　３　固 手続補正書（方式） 事件の表示 昭和６３年特許願第３２１８１、 発明の名称 側面駆動型間欠送り装置 補正をする者 事件との関係　　特許出願人 住所　東京部品用区戸越３丁目９番２０号名称　　平田
機工株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ２−１、個々のモーター（８）によって回転する回転子
   （１０）を備えた駆動部（ａ）と、その回転子（１０）
   の回転力によって移動する搬送体（１）と、さらに搬送
   体（１）の移動方向を誘導するレール（２）とからなり
   、前記駆動部（ａ）を搬送体の移動方向に複数個配置し
   、駆動部（ａ）の回転子（１０）と搬送体（１）とを係
   接させ、またはこれら両者に歯を刻んでかみ合せるとと
   もに、前記駆動部（ａ）のモーター（８）を個々に制御
   することによって、搬送体（１）を所定位置に停止させ
   たり、所望の速度で移動させること ができるように構成した側面駆動型間欠送 ２−２、フレーム（１２）の内側に横支軸（１３）を以
   て回転自在に設けたボールベアリング状の回 転体（１４）上に乗せた搬送体（１１）の側面をフレー
   ム（１２）上に支軸（１５）に取付けたボールベアリン
   グ状の回転子（１６）によって搬送体（１１）の進行を
   誘導するようになすとともに、搬送体（１１）の下面に
   進行方向に沿って形成した凹溝（２１）に駆動部（ａ）
   の回転子（２０）を挿入し、この回転子（２０）と凹溝
   （２１）の一側内壁面とを係合またはこれら両者に歯を
   刻ん で互にかみ合せ、モーター（１８）による回転子（２０
   ）の回転によって搬送体（１１）を移動し、モーター（
   １８）の制御によって搬送体（１１）を停止させるよう
   に構成した側面駆動型間欠 送り装置。 ２−３、搬送体（３１）に対し、駆動部（ａ）を傾斜状
   態に設置し、搬送体（３１）に対し駆動部（ａ）の回転
   子（３０）を斜めに係接し、またはこれら両者間に歯を
   刻んで互にかみ合せ、搬送体 （３１）を駆動する力の分力によって搬送体（３１）の
   浮き上がりを防止するように構成した側面駆動型間欠送
   り装置。