JPH0420391A - 洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、洗剤投入手段を有する洗濯機に関する。

従来の技術 一般洗濯機において洗浄の各工程を自動制御すをどのタ
イミングで投入するかは使用者にまかされていた。

発明が解決しようとする課題 しかし、衣類が著しく汚染されている場合は、洗浄水に
汚染物が拡散し、投入された洗剤が衣類に付着した汚染
物質に作用するのではなく、この洗浄水に拡散した汚染
物質に作用して、本来の目３ベー、・ 的である衣類に付着している汚染物質の除去効果を低下
させるということがあった。また衣類の汚染が著しい場
合は、洗剤を投入せずに洗浄する、いわゆる予洗を行な
えばよいわけであるが、従来の洗濯機ではこの予洗を行
うか、行わないかは使用者の判断にまかされていた。ま
た、予洗の終了を待ってその後に洗剤を投入するという
ことは、使用者にとってはけん雑な作業であった。

本発明は洗剤が汚染衣類に対して有効に作用できるタイ
ミングで投入できるようにすることを目的としている。

課題を解決するための手段 上記の目的を達成するために、本発明は洗浄槽内に所定
量の洗浄水を給水し、撹拌翼によシ洗浄槽内を所定時間
撹拌した後、濁度検知手段によって洗浄水の濁度を検知
し、濁度判定手段によって洗浄水の濁度が所定の濁度以
下であると判定すれば洗剤投入手段によシ洗剤を投入し
、所定の濁度以上であると判定すれば、洗浄水を排水す
るようにしだものである。

作　　用 本発明の洗濯機は、上記構成によシ洗浄水が所定の濁度
以下のときに洗剤を投入するため洗剤が洗浄水中に拡散
している汚染物質に作用して著しい洗浄効果の低下を生
じることなく所定量の洗剤で衣類の汚染物質に対して有
効に作用させることができることとなる。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。なお本実施例では一槽式の全自動洗濯機を例にあげ
て説明する。

第１図において１は外槽２に内装され、衣類の洗濯兼脱
水を行なう洗浄槽である。前記洗浄槽１の内底部には撹
拌翼３を設けてあシ、この撹拌翼３は減速機構４を介し
てモータ５によシ駆動されるようになっている。また、
外槽２の底部には排水弁６が設けられ、外槽２の上方に
は給水弁７および洗剤投入手段８が配設されている。前
記モータ５、排水弁６給水弁７、および洗剤投入手段８
は、工程制御手段９によシ制御されるモータ制御５　ベ
ー、゛ 手段１０、排水弁制御手段１１、給水弁制御手段１２お
よび洗剤投入制御手段１３を介して各々駆動されるよう
になっている。工程制御手段９は設定手段１４からの設
定にもとづき、工程記憶手段１５から必要なデータを読
み出し、設定内容にもとづいた予洗（洗剤の入っていな
い水洗い）洗濯、すすぎ、脱水工程を、各種制御手段１
０〜１３の制御によシ実行するようにしている。また、
洗′浄水の濁度を検知するために濁度検知手段１６を外
槽２の底部に接続している。この濁度検知手段１６で検
知された濁度を計数する計数手段１７の出力と基準値記
憶手段１８の出力とは、濁度判定手段１９に入力される
ようにしている。濁度判定手段１９の出力と、外槽２内
の水位を検知する水位検知手段２ｏの出力とは工程制御
手段９に入力されるようにしている。

上記構成の洗濯機の動作について以下に説明する。

まず、設定手段１４により工程内容を設定した後に運転
を開始すると、工程制御手段９は水位検６　ページ 細手段２０から水位情報を入力し、所定の水位になるま
で給水制御手段１２を制御して給水弁７を動作させて外
槽２内に給水する。

所定の水位に達しだ時点で、工程制御手段９はモータ制
御手段１ｏを制御して、所定時間モータ５を駆動して撹
拌翼３を回転させる。所定時間経過後、濁度検知手段１
６によシ洗浄水の濁度を検知し、゛計数手段１７によシ
計数する。

濁度判定手段１９はこの計数手段１７の計数した値と基
準値記憶手段１８の濁度判定基準値とを比較し、洗浄水
の濁度を判定する。この濁度判定手段１８によシ判定し
た洗浄水の濁度の情報は工程制御手段９に送られ、工程
制御手段９は洗浄水の濁度にもとづいてそれ以降の各工
程を制御する。

次に洗浄水濁度検知後の動作について説明する。

濁度判定手段によって洗浄水の濁度が所定の濁度以下で
あると判定すれば工程制御手段９を介して洗剤投入制御
手段１３を制御し、洗剤投入手段８を動作して所定量の
洗剤を洗浄槽１内に投入し、その後は設定手段１４によ
シ設定された工程内容７　ベー。

の動作を行なう。濁度が少ないということは洗浄水中に
拡散している汚染物の量が比較的に少ないということで
あるから、投入した洗剤は洗浄水中に拡散している汚染
物に作用して、いわゆる洗剤のロスを生じることなく、
本来の目的である衣類に付着している汚染物の除去に対
して効果的に作用することができるということになる。

また反対に濁度が所定の濁度以上であるということは、
洗浄水中に拡散している汚染物が比較的に多いというこ
とであるから、この状態で洗剤を投入しても、洗剤は洗
浄水中に拡散している汚染物に作用し洗剤のロスが生じ
て本来の目的を達成しなくなってしまうこととなる。こ
のように濁度が高いと判定した場合は、工程制御手段９
を介して排水弁制御手段１１を制御して排水弁６を動作
して濁度の高い洗浄水を排水する。その後は中間脱水を
行ない、新しい洗浄水の給水を行ない同様の予洗工程を
行なうようにする。

第２図は、洗浄水の濁度とこの洗浄水に所定量の洗剤を
投入し、所定時間の洗濯を行なったときの洗浄効果の関
係を示したものである。この図よシ洗浄水の濁度が高く
なるに従って洗浄効果が低下していることがわかる。第
２図における濁度Ａを基準値として基準値記憶手段１８
に記憶させ、上述した洗浄水の濁度の判定を濁度判定手
段１９によって基準値以上であるか、または基準値以下
であるかを判断する。

発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明は洗剤
を投入する前の予洗工程において洗浄水の濁度を検知し
、洗浄水濁度が所定の濁度以下の時に洗剤を投入するも
のであるので、洗剤が洗浄水中の拡散している汚染物に
作用して著しく洗浄効果の低下をまねくことなく、所定
量の洗剤で衣類に付着している汚染に対して有効に作用
させることができるため所定量の洗剤で効率的な洗浄を
実現することができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の洗濯機の構成を示すブロッ
ク図、第２図は洗浄水の濁度と洗浄効果９　ベーン この関係を示す図である。 １・・・・・・洗浄槽、２・・・・・・外槽、３・・・
・・・撹拌翼、６・・・・・・排水弁、了・・・・・・
給水弁、８・・・・・・洗剤投入手段、１６・・・・・
・濁度検知手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 衣類の洗浄を行う洗浄槽と、この洗浄槽内に配した撹拌
   翼を駆動するモータと、このモータへの通電制御を行な
   うモータ制御手段と、前記洗浄槽への給水を制御する給
   水制御手段と、前記洗浄槽内の洗浄水の排水を制御する
   排水制御手段と、前記洗浄槽内への洗剤投入を制御する
   洗剤投入制御手段と、前記洗浄槽内の水位を検知する水
   位検知手段と、洗濯機の工程を制御する工程制御手段と
   、前記洗浄槽内の洗浄水の濁度を検知する濁度検知手段
   と、この濁度検知手段からの信号と濁度判定基準値を比
   較し、濁度を判定する濁度判定手段を備え、前記給水制
   御手段によって給水し、前記水位検知手段によって所定
   量の給水を検知した時点で前記モータ制御手段を介して
   所定時間モータを動作し、その後、前記濁度検知手段に
   よって洗浄水の濁度を検知し、前記濁度判定手段が所定
   の濁度以下と判定すれば、前記工程制御手段を介して前
   記洗剤投入制御手段を動作して洗剤を投入し、所定濁度
   以上と判定すれば前記工程制御手段を介して前記排水制
   御手段を動作して洗浄水の排水を行なう構成とした洗濯
   機。