JPH04201927A

JPH04201927A - 媒体発行装置

Info

Publication number: JPH04201927A
Application number: JP32910490A
Authority: JP
Inventors: Yasuhiro Shibuya; 渋谷　安洋; Makoto Hasegawa; 誠長谷川; Kaname Furuya; 要古谷
Original assignee: Hitachi Ltd; Hitachi Asahi Electronics Co Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd; Hitachi Asahi Electronics Co Ltd
Priority date: 1990-11-30
Filing date: 1990-11-30
Publication date: 1992-07-22
Anticipated expiration: 2014-08-03
Also published as: JP2928629B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、単票や通帳等の紙葉類（媒体）を取り扱う自
動取引装置における媒体発行装置に関し、特に媒体収容
部への媒体補充時に媒体の姿勢を自動的に矯正し、また
、媒体ガイドの解除忘れを無くして、操作性を向上させ
ることが可能な媒体発行装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の自動取引装置では、出金取引時、紙幣の繰り出し
を速く正確に行うため、種々の提案がなされている。

例えば、特開昭５６−４８３４７号公報に記載されてい
る方法では、紙幣の繰り出し速度を高低２種類有し、低
速の第１速で繰り出しを制御する所定枚数を設定し、１
回の繰り出し枚数が所定枚数より多い場合、その所定枚
数より多い枚数までは高速の第２速で紙葉類を繰り出し
、残りの繰り出し枚数が所定枚数以下になると、第１速
で繰り出し制御している。

これにより、繰り出し終了／停止時に紙幣の連れ出しが
生じることはなく、処理時間を短縮することができる。

しかし、この方法では、紙葉類収容時における紙葉類の
機構的姿勢矯正は行われておらず１紙葉類の姿勢の影響
による繰り出し不可等の不具合については述べられてい
ない。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術では、媒体発行装置の媒体収容部において
、搭載時の媒体の姿勢を整えるための手段は設けられて
おらず、媒体収容時、様々な状態の媒体が斜めに立て掛
けるようにセットされた場合、繰り出し力を発生させる
ための押板等により媒体姿勢の矯正をはかっても、矯正
し切れず、繰り出し部とうまく接触させることができず
に、媒体分離条件に悪影響を及ぼし、繰り出し不可等の
不具合を発生させるという問題があった。

本発明の目的は、このような問題点を改善し、媒体収容
時に媒体セット姿勢を整えることが可能であり、さらに
、媒体収容部をレール等で引き出し可能にして、これを
引き出した場合には、自動的に媒体ガイドがセットされ
、媒体収容部を本体装置にセットし直す場合には、自動
的に媒体ガイドが解除されて、媒体ガイドの解除忘れを
無くし、操作性を向上させることが可能な媒体発行装置
を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、本発明の媒体発行装置は、自
動取引装置の媒体発行部における収容部側に、シャフト
で回転支持され、媒体の上端部を押して姿勢を矯正する
手段（媒体ガイド）と、その媒体ガイドをセット・リセ
ットする手段（解除ブラケット、解除レバー）と、収容
部を自在に出入れする手段（スライドレール等）とを備
え、装置本体側から収容部を引き出して媒体を搭載する
際、解除ブラケットは解除レバーに作用せず、媒体ガイ
ドは自動的にセットされ、媒体の上端部を押して姿勢を
矯正し、媒体搭載後、収容部が本体装置内に押し戻され
て定位置にセットされると、解除ブラケットは解除レバ
ーを押し上げて媒体ガイドとともに回転させ、媒体ガイ
ドは自動的にリセットされることに特徴がある。

〔作用〕

本発明においては、収容部は本体装置に対して引き出し
可能な構造となっており、媒体は収容部を引き出してか
ら搭載されるが、この時、セットされた媒体の姿勢を矯
正するための媒体ガイドは、収容部が引き出されると同
時に、本体装置に取り付けられている解除ブラケットよ
り解除される。

これにより、媒体ガイドは媒体の上端部を押す位置に自
動的にセットされる。この状態で媒体をセットすれば、
繰り出し力を発生させる押板により媒体が押され、媒体
の下端は繰り出し部へ導びかれる。

また、収容部に媒体を搭載後、収容部は本体装置内に押
し戻されて定位置にセットされるが、これと同時に、セ
ット位置にあった媒体ガイドは、８除−ブラケットによ
り自動的に解除される。従って、媒体ガイドの解除忘れ
は無く、媒体繰り出し時の繰り出し不可等の不具合を防
止できる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面により説明する。

第１図は、本発明の一実施例における媒体発行部のセッ
ト時および引き出し時における媒体ガイドの動作を示す
説明図、第２図は本発明の一実施例における通帳・単票
印字装置の概略を示す断面図、第３図は本発明の一実施
例における媒体発行部の構成図である。

第２図により、本実施例の通帳・単票印字装置の構成に
ついて述べる。

本実施例の挿入口１は、本装置が取り扱う通帳４５や単
票３９の入口および受取口として使用される。また、挿
入口１の直後に配置されたシャッタ２は、矢印イの示す
両方向に動作して挿入口１を開閉し、外部からの異物挿
入による装置の誤動作や損傷を防ぐ。これは、ソレノイ
ド３を電気的に制御してリンク系等の結合により伝達さ
れた動力による。

また、ソレノイド４は、シャッタ２の後で電気的に制御
され、リンク系レバー等の結合によってローラ５を動作
させる。これにより、ローラ５は矢印口の示す両方向へ
動いて、ローラ５とローラ６の間を開閉しく搬送路を開
閉し）、後方の搬送路より送り込まれた通帳４５や単票
３９を複数枚集積したり、通帳４５と単票３９の搬送を
切換えたりする。

また、ローラ５，６の後方には、ローラ７〜１０が配置
され、その後方のイメージセンサ１１は、通帳４５の頁
数を示すバーコードの読み取り、印字済行の読み取り、
印字濃度レベルの検知等を行う。

また、ローラ１２，１３の後方の磁気ヘッド１４は、一
般に通帳４５の裏表紙の表面に貼付られている磁気スト
ライプの情報の読み取りおよび書き込みを行う。

また、ローラ１５，１６の後方に配置された印字部（印
字ヘッド１７、プラテン１８）は、通帳４５や単票３９
への印字を行い、この印字部の後方のローラ１９，２０
の直後にはゲート２１が設けられている。

このゲート２１は１紙葉の搬送方向を２方向に切り換え
る。一方の搬送路は、ローラ２２とローラ２３へと繋が
り、その出口に、通帳４５や単票３９を一時貯留する回
収箱４６が設けられている。

また、他方の搬送路は、ローラ２４とローラ２５へと繋
がり、その後には、頁替ローラ２６等から構成される頁
替部があって、通帳４５の頁替えや通帳４５の閉じを行
う。さらに、その後に、ローラ２７，２８で搬送路が構
成されている。

また、装置の後上方には、媒体発行部４９があり、その
中に単票３９の収容部が設けられている。

この収容部は、スプリング等の押圧付勢手段（図示せず
）を有するスライド自在の押板４０と、矢印ハの示す方
向へ回転し、単票３９をへの方向に繰り出すピックアッ
プローラ３８と、ピックアップローラ３８の繰り出しを
補助するフィードローラ３７と、表面がゴム等で構成さ
れ、摩擦抵抗によって複数枚の繰り出しを防止するゲー
トローラ３６とを有する。これにより、押板４０により
単票３９をピックアップローラ３８に押付け、ピックア
ップローラ３８を矢印ハの方向へ回転させることで、単
票３９を矢印二の方向へ駆動し、フィードローラ３７は
繰り出し補助力を与える。この際、ゲートローラ３６に
より複数枚の繰り出しを防止して単票３９を１枚ずつ分
離し、以降の搬送路へ送り出す。

また、収容部は、単票３９の追加、補充等の目的で、ス
ライドレール等により、本体装置に対して矢印ホの示す
方向へ引き出し可能に構成されている。また、収容部に
はピン４３が設けられており、収容部が装置内にあると
きは、本体装置側に設けたソレノイド４２に繋がるラッ
チレバー４１が、支点４４を介して電気的にソレノイド
４２を動作させるので、ピン４３にラッチレバー４１が
噛み合い、本体装置より引き出し不可となる。

また、ローラ３４，３５は、収容部からの出口部分の本
体装置側に配置され、１枚ずつ繰り出された単票３９を
以降の搬送路へと導く。

また、ローラ３４，３５の後方に配置された第１センサ
３２、およびローラ３０，３１の後方に配置された第２
センサ２９は、単票３９等の検出を行い、ローラ２７，
２８で構成される搬送路へと繋がっている。

なお、装置装置全体の搬送の動力は、例えばモータによ
りギヤやベルト類（図示せず）の連結により伝達される
。また、クラッチ（図示せず）により、単票３９の収容
部、およびローラ３４，３５の搬送駆動力を装置全体の
駆動力とは分断独立できるように構成する。

また、装置下部に設けられた制御部４７は、装置全体の
電気的制御を行い、電源部４８が電力の供給を行う。

次に、第１図および第３図により、媒体発行部４９の動
作について述べる。

第３図は本実施例の媒体発行部４９を上面から見たもの
であり、第３図において、４９は収納ガイド５２を介し
てスライドレール５１に固定された媒体発行部、５０は
本体装置側フレーム、５１は本体装置側フレーム５０に
固定されたスライドレール、５２は収納ガイド、５３は
搭載された媒体３９の姿勢を繰り出しガイド５７に沿う
ように矯正するための媒体ガイド、５４は解除レバーで
ある。また、第１図は媒体発行部４９が装置本体から引
き出された場合（ａ）およびセットされた場合（ｂ）に
おける媒体ガイド５３の状態を示すものであり、第１図
において、５５は媒体ガイド５３を支持するシャフト、
５６は装置本体側に固定されて、媒体ガイド５３をセッ
ト・リセットするための解除ブラケット、５７は繰り出
しガイドである。

本実施例では、媒体発行部４９は、スライドレール５１
により、第２図の矢印ホの方向に引き出し自在に構成さ
れ、その中の収納部では、押板４０により繰り出し力が
与えられている。

この収容部は、第１図（ｂ）のように、媒体発行部４９
が装置本体にセットされている場合、解除ブラケット５
６により、解除レバー５４が矢印トの方向に動き、媒体
ガイド５３は矢印への方向に動いて解除され、搭載され
た媒体３９は繰り出しガイド５７に沿う姿勢となる。

一方、媒体の追加や補充のため、媒体発行部４９を装置
本体より引き出した場合は、（ａ）のように、解除レバ
ー５４は、解除ブラケット５６から解除され、媒体ガイ
ド５３は自動的にセットされる。従って、収容部に搭載
された媒体３９は、悪い姿勢で搭載されても、矢印チの
方向に媒体ガイド５３を支点として下端部が回転し、繰
り出しガイド５７に沿うように自動的にセットされる。

本実施例によれば、媒体搭載時の媒体３９の姿勢を自動
的に繰り出しガイド５７に沿うようにセットできるため
、繰り出し時の繰り出し不可やスキュー等の不具合を防
止でき、また、解除ブラケット５６により媒体ガイド５
３を自動的にセット解除することで、解除忘れを無くし
、操作性を向上させる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、媒体発行部への媒体搭載時において、
媒体の姿勢を常に繰り出しガイドに沿わせるように、自
動的にセットできるので、媒体繰り出し時のスキューや
繰り出し不可等の不具合を防止できる。

また、媒体ガイドは、媒体発行部の装置本体へのセット
時、自動的に解除されるので、操作性の向上がはかれる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における媒体発行部のセット
時および引き出し時における媒体ガイドの動作を示す説
明図、第２図は本発明の一実施例における通帳・単票印
字装置の概略を示す断面図、第３図は本発明の一実施例
における媒体発行部の構成図である。１：挿入口、２：シャッタ、３，４：ソレノイド。５〜１０，１２，１３，１５，１６，１９，２０゜２２
〜２５，２７，２８，３０，３１．３４〜３８：ローラ
、１１：イメージセンサ、１４：磁気ヘッド、１７：印
字ヘッド、１８ニブラテン、２１：ゲート、２６：頁替
ローラ、２９：第２センサ。３２：第１センサ、３９：単票、４ｏ：押板、４１：ラ
ッチレバー、４２：ソレノイド、４３，４４：ピン、４
５：通帳、４６：回収箱、４７：制御部。４８：電源部、４９：媒体発行部、５０：本体装置側フ
レーム、５１ニスブイトレール、ｂ２：収納ガイド、５
３：媒体ガイド、５４：解除レバー。５５：シャフト、５６：解除ブラケット、５７：繰り出
しガイド。第　　１　　　図（ａ）

Claims

【特許請求の範囲】

１、単票、通帳を含む媒体の挿入・排出手段と、媒体の
搬送手段と、媒体を繰り出して印字・発行する手段と、
媒体駆動手段とを備えた自動取引装置において、上記媒
体印字・発行手段の媒体収容部側に回転支持され、媒体
の上端部分を押して姿勢を矯正する手段と、該矯正手段
をセット・リセットする手段と、媒体収容部を自在に出
入れする手段とを備え、該収容部を引き出して媒体を搭
載する際、該矯正手段は自動的にセットされ、媒体の上
端部分を押すことによって姿勢を矯正し、媒体搭載後、
該収容部が本体装置内に押し戻されて定位置にセットさ
れると、該矯正手段は自動的にリセットされることを特
徴とする媒体発行装置。