JP2947925B2 - 封筒及び単一シート預入装置 - Google Patents

封筒及び単一シート預入装置

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JP2947925B2
JP2947925B2 JP2321366A JP32136690A JP2947925B2 JP 2947925 B2 JP2947925 B2 JP 2947925B2 JP 2321366 A JP2321366 A JP 2321366A JP 32136690 A JP32136690 A JP 32136690A JP 2947925 B2 JP2947925 B2 JP 2947925B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は預入装置に関し、特にシート状及び封筒に
入れた預入物を受入れる預入装置に関する。
〔従来の技術〕
この発明は、例えば、客の希望による紙幣の支払いか
又は預金を受入れるような金融取引を行いうるように設
置された自動出納機(ATM)に含まれている預入装置に
応用がある。このようなATMの動作において、客(ATMの
使用者)は客識別カードを機械に入れてからあるデータ
(個人識別番号、取引の種類及び要求又は支払われるべ
き金額のようなデータ)を機械の客用コンソールにある
キーボードから挿入する。機械はその取引を処理し、紙
幣を払出すか預入金を受入れ、機械の動作の一部として
識別カードを返還する。金銭を預入する場合、使用者は
典型的に客コンソールにある預入溝を通して金銭を入れ
た封筒を挿入し、ATMの預入装置がその封筒を装置のコ
ンテナまで転送して保護する。その上、ATMは小切手又
は支払票のような封筒に入れていないシート状物を受入
れる装置を持つことができ、そのため別の挿入孔を含む
別の預入手段を持つかもしれない。
封筒及びシートを受入れる公知の預入装置は連続番
号、預入時間及び預入物の検査情報のような情報をプリ
ントするよう構成されている。又、そのような公知の装
置は各シートに付された磁気インキ又は光学文字のよう
な文字を読取る読取手段を有する。その装置は、その
上、各シートが読取手段に対して正しく整列され、シー
ト上の文字を認識できることを保証する整列機構を含
む。
US−A−4696426に開示されている預入装置は金額の
入った封筒と小切手のような単独シートとを挿入できる
共通挿入孔を含み、又その預入物が封筒かシートかを表
わす出力を発生する厚さ感知手段を含む。更に、この装
置は封筒及びシート両方に共通のキャリッジに預入物を
転送するトランスポート手段を含む。預入物がシートで
あると厚さ感知手段が表示すると、預入物は別の読取ト
ランスポート機構の入口に転送され、別の読取通路に沿
って進む。シートが別の読取通路を通る間に、シートは
整列され読取られ、必要に応じて正しく整列され読取ら
れるために数回その読取通路を通過する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の公知の技術では、別の読取転送通路を設けなけ
ればならず、そのため、広い場所を必要とし、装置を複
雑にしている。
この発明の目的は上記の欠点を除去した封筒及び単独
シートを受入れる共通挿入装置を有する預入装置を提供
することである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は上記の問題を下記のようにして解決した。
すなわち、本願は、封筒及びシートの預入物を受け入れ
るための挿入孔(14)と、前記預入物を移送するための
トランスポート手段(38)と、前記挿入孔(14)に挿入
された預入物が封筒又はシートの何れかであることを感
知するための厚さ感知手段(216)と、摩擦ローラ(19
6)及び整列板(170)とを備え、移送されてきたシート
を整列するためのシート整列手段と、前記シート整列手
段によって整列された前記シートに予め記載されている
データを読取るためのデータ読取手段(40)と、前記挿
入孔(14)から共通フィード通路に沿って移送される前
記預入物に対して当該預入物に係る情報をプリントする
プリント手段(42)と、を有し、 厚さ感知手段(216)からの信号に基づいて前記預入
物が封筒であると判断した場合には、前記プリント手段
(42)による印字後に、当該封筒を前記トランスポート
手段(38)によって封筒格納用のコンテナ(146)側へ
搬出し、前記預入物がシートであると判断した場合に
は、当該シートを前記整列手段によって整列させて前記
データを前記データ読取手段(40)に読取らせ、さら
に、前記プリント手段(42)による印字後に前記トラン
スポート手段(38)によってシート格納用のコンテナ
(138、140)に移送する、ように制御する制御手段(22
8)と、を具備することを特徴とする封筒及び単一シー
ト預入装置を提供するものである。
〔実施例〕
第1図及び第2図の預入装置10はATM12内に使用され
ており、金銭を入れた封筒か小切手又は支払票のような
単独シートで表わされる預入物を挿入孔14を通して受入
れるか又は孔16を通して金銭の支払いを受けるように構
成される。以下、預入装置10で取扱う単独シートは小切
手であるものと仮定する。又、ATM12はそこを通して顧
客識別カードを挿入するカード挿入孔18と、取引の種類
又は支払いを求める金額などを打鍵するキーボード20
と、使用者案内をディスプレイするCRTスクリーン22と
を持つ。
第2図において、預入装置10は支持骨組23を持ち、そ
れは挿入孔14が設けられている前壁28の金庫26に取付け
られている側壁24,25を有する。挿入孔14は通常ソレノ
イド36のアーマチュア34に対し作動機構32で接続されて
いるシャッタ30によって閉じられている。ソレノイド36
が付勢すると、第2図に示す閉位置からシャッタ30を開
けて、孔14を通し預入物を預入装置に挿入できるように
する。
第8図においても、預入装置10は挿入孔14から光学読
取ヘッド40及びインキ・ジェット・プリンタ42を通過し
て預入物を内部に転送するトランスポート機構38を含
む。トランスポート機構38は固定回転軸を有するプーリ
48を通過する2本の対の下エンドレス・ベルト44,46及
び2本の上エンドレス・ベルト50,52を含む。ベルト50
はベルト44,46に対して共同するよう取付けられ、ベル
ト52はベルト46に対して共同するよう取付けられる。ベ
ルト44に対する2つのプーリ48とベルト46に対する2つ
のプーリ48はベルト44,46をドライブするドライブ・プ
ーリである。
各ベルト50はプーリ54及びピンチ・ローラ56,58を通
り、プーリ54は固定回転軸を持ち、ピンチ・ローラ56,5
8は可動回転軸を持つ。ピンチ・ローラ56は骨格23の側
壁24,25間に延びる軸64に回転自在に取付けられている
概ねU形の1対の支持部材62に取付けられ、その間に延
びている軸60に回転自在に取付けられる。同様に、ピン
チ・ローラ58は軸70に回転自在に取付けられている概ね
U形の1対の支持部材68に取付けられている軸66に回転
自在に取付けられる。引張ばね72は第2図に示すように
支持部材62,68に接続され、それによって支持部材62と
ピンチ・ローラ56とのアセンブリが軸64のまわりを反時
計方向(第2図において)にバイアスされ、支持部材68
とピンチ・ローラ58とのアセンブリは軸70のまわりを時
計方向にバイアスされる。これにより、ベルト50は、ベ
ルト50,44間及びベルト50,46間に預入物をはさんで送行
させるため、ベルト44とベルト46の左部分とに弾力的に
係合される。夫々ベルト52はピンチ・ローラ74,75を廻
る。ピンチ・ローラ74は軸80に回転しうるように取付け
られている大概L形の1対の支持部材78に取付けられて
いる軸76に取付けられ、ピンチ・ローラ75は軸84に回転
自在に取付けられている大概L形の1対の支持部材82に
取付けられる。引張ばね86はピンチ・ローラ74及び支持
部材78のアセンブリと、ピンチ・ローラ75及び支持部材
82のアセンブリとを夫々反時計方向及び時計方向にバイ
アスし、それによってベルト52はベルト46と弾力的に接
触してその間で預入物を転送する。
支持ベルト88はベルト44の上部の直下に延び、挿入孔
14の下端からベルト44が掛けられている右端ベルト46
(第2図)まで延びる。第2の支持板90はベルト46がか
けられている1対のプーリ48間に延び、ベルト46の上部
の直下まで延びる。第3図及び第4図の分岐ゲート92
(第2図にはない)は軸96に固定され、平上面94を持
ち、ベルト44の右端とベルト46の左端との間に置かれ、
軸96は骨格23に対して回転自在に取付けられる。通常、
分岐ゲート92は第3図に示すような閉位置に保持され、
その面94は大体ベルト44,46の上部と整列される。アー
ム98の一端は軸96に固定される。ゲート92から離れたア
ーム98の一端に形成されているラグ100はソレノイド106
のアーマチュア104に回転自在に取付けられているカム
・ロール102と接触している弱いばね101によって保持さ
れ、アーマチュア104はリード・ヘッド40が取付けられ
ている板108に固定される。ソレノイド106が無付勢状態
にある間、板108の下端に取付けられている1対のロー
ラ110はベルト46の1つの上部と回転状態に接触する
(又は小切手がトランスポート機構38で転送される)。
ローラ110はリード・ヘッド40で読取られている小切手
の上表面からリード・ヘッドを所定の距離だけ離すよう
に動作する。ソレノイド106が付勢されると、板108及び
リード・ヘッド40のアセンブリはベルト46から第4図に
示す位置まで引上げられる。同時に、分岐ゲート92及び
アーム98のアセンブリは第4図に示す開位置に対しばね
101の作用によって反時計方向に回転する(第3図及び
第4図で)よう力がかけられる。ソレノイド106が除勢
されると、分岐ゲート92,板108及びリード・ヘッド40は
板108に取付けられているばねの作用により第3図の位
置に戻される。
分岐ゲート92は、その開位置で、トランスポート機構
38の下にある第2のトランスポート機構111に小切手を
分岐し、機構111は分岐ゲート92から下に離れて延びる
2つの共同ガイド手段112,114を含む。ガイド手段114は
ゲート92が閉位置にあるときにゲート92の直下にくる曲
線上部116を含む。ガイド手段114はその他ガイド手段11
2に平行に延びる中間部118とガイド手段112から斜めに
延びる下部120とを含む。軸124に取付けられている分岐
ゲート122(第2図にはない)はガイド手段114の部分12
0及びガイド手段112の隣接部とに連係される。各ガイド
部材112,114は横方向に配置された2つの分離した部分
である。分岐ゲート122はガイド手段112の2つの部分の
間とガイド手段114の2つの部分の間を移動しうるよう
に配置される。リンク部材126の1端は分岐ゲート122に
接続され、その他端はソレノイド130のアーマチュア128
に固定される。ソレノイド130が付勢されていないと
き、分岐ゲート122は第5図の実線で示す位置にばね132
で保持され、分岐ゲート122の左ガイド面134はガイド手
段112と並行に延びる。ソレノイド130が付勢されたと
き、分岐ゲート122はばね132に対抗して第5図の一点鎖
線で示す位置122′に回転する。ゲート122の右ガイド面
136はガイド手段114の部分120に平行に延びる 2つのコンテナ138,140(第2図)はガイド手段112,1
14の下の金庫26内に取付けられる。各コンテナ138,140
はその上部に開孔142が設けられ、2つのコンテナ138,1
40の開孔142は夫々ガイド手段112,114の下端の直下に配
置される。1対の共同フィード・ローラ144は第2図,
第5図に見られるように、トランスポート機構111に及
びガイド手段112,114に含まれる。フィード・ローラ144
はトランスポート機構111に分岐されて第2のインキ・
ジェット・プリンタ145(第2図)を通過する小切手を
転送し、その後、小切手は分岐ゲート122の設定に従
い、夫々の開口142を介してコンテナ138,140の選ばれた
1つに送られる。次のコンテナ146(第2図)はトラン
スポート機構38の右端(第2図)で下の金庫26内に取付
けられる。トランスポート機構38はコンテナ146の上部
の開口148を通してその中に金銭を入れた封筒でよい預
入物を挿入する。
主ドライブ・モータ150は骨格23に取付けられ、モー
タ150は変速手段(図に示していない)を介してベルト4
4,46及びフィード・ローラ144をドライブする。ベルト5
0,52はそれとベルト44,46との摩擦接触によってドライ
ブされる。タイミング・ディスク(図に示していない)
はモータ150のドライブ軸151に取付けられる。タイミン
グ・ディスクはモータ150が動作している間、一連のタ
イミング・パルスを発生するセンサ152(第10図)と共
に動作する。
第6図は、ソレノイド154の付勢に応答して、ピンチ
・ローラ56,58をベルト44,46から離して引上げる機構15
3(第2図にはない)を示す。図を簡単にするために、
側壁25に近い支持部材62,68は第6図から省略した。機
構153は夫々2つのベルト50間に配置され、軸64,70に取
付けられた2つのレバー156,158を含む。レバー156は2
つの支持部材62間に延びる軸160と係合するよう配置さ
れた突起159を持つ。突起159から離れたレバー156の一
部はリンク部材162の一端に接続され、その他端はソレ
ノイド154のアーマチュア163に固定される。レバー158
は2つの支持部材68間に延びる軸165と係合するよう配
列された突起164を持つ。突起164から遠いレバー158の
一部は骨格23に固定された軸168に取付けられたリンク
部材166の一端に接続され、リンク部材166の他端はリン
ク部材162に回転しうるように取付けられる。通常、ソ
レノイド154は前述のように付勢されていない状態にあ
り、ベルト50はばね72(第2図)の力によりベルト44,4
6と弾力的に接触しているピンチ・ローラ56,58によって
保持される。第6図において、ソレノイド154が付勢さ
れたときに、リンク部材162及びアーマチュア163は左か
ら右に移動されて、レバー156を時計方向に回転し、突
起159と軸160とが接触したときに支持部材62を時計方向
に回転する。同時に、リンク部材166は軸168を中心に時
計方向に回転して、レバー158の反時計方向の回転を行
い、その後、突起164と軸165との接触のため支持部材68
を反時計方向に回転する。かくして、ソレノイド154が
付勢すると、その作用によりばね72(第2図)の力に対
抗してピンチ・ローラ56,58をベルト44,46から引上げ
る。ベルト50は延引可能且つ緊張状態にあるため、ピン
チ・ローラ56,58が引上げられると、ベルト50をベルト4
4,46から離すように引上げることになる。
第2,7,8図は2つの上突起整列ラグ172を有する板170
の形の整列部材を示す。板170は互いに並列に延び、夫
々対応する端部が板170に接続されている1対のアーム1
74,176に取付けられる。板170に接続されていないアー
ム174の一端はアーム176の中間位置で壁24にも固定され
ているスタッド182に取付けられる。板170に接続されて
いないアーム176の一端はリンク部材184の一端に回転し
うるように接続され、その他端はソレノイド188のアー
マチュア186に回転自在に接続される。ソレノイド188が
付勢されていない状態のとき、ラグ172の端部は支持板8
8に形成されている2つのアーマチュア190に夫々配置さ
れ、更に板88の上面の直下に配置される。アーマチュア
190(第8図)は側壁24に近いベルト44の一端付近に配
置される。ソレノイド188が付勢されたとき、リンク部
材184が下に移動してアーム174,176をスタッド178,182
のまわりを時計方向に回転する(第7図)。アーム174,
176のこの回転は板170を引上げて、ラグ172を第8図の
一点鎖線で示すような支持板88の上に突出した位置17
2′に移動させる。ラグ172が位置172′にきたとき、そ
れは預入装置10に預入物として挿入された小切手192
(第8図)のための整列面として働く。ソレノイド188
が付勢されていないとき、板170はばね194の力で第7図
の位置に戻る。
板170で表わされた整列部材は1対の摩擦ローラ196
(第2図にはない)と共に動作する。ローラ196は、支
持板88の下側に固定された第1の小ブラケット200(第
8図にはない)と第2の大ブラケット202との間に延び
るように回転自在に取付けられた軸198に固定される。
電気モータ204はブラケット202に取付けられる。モータ
204はプーリ205及びベルト206を介して軸198をドライブ
し、プーリ205の1つはブラケット202を越えて突き出て
いる軸198の部分に固定される。タイミング・ディスク2
07(第9図)はモータ204のドライブ軸208に取付けられ
る。タイミング・ディスク207は、摩擦ローラ196の各回
転ごとに出力パルスを発生するセンサ209と共に働く。
摩擦ローラ196はD形の外形を持ち、通常モータ204は不
作動状態にあり、各ローラ196の外周の平坦部210は支持
板88の下側(第8図,第9図)に平行にその下に配置さ
れる。ローラ196は夫々支持板88に形成された2つの孔2
12と共同してローラ196がモータ204によって正常な位置
から回転したときに、ローラ196の外周の曲線部214は部
分214′(第8図及び第9図の一点鎖線で示す)で示す
板88の上面上に突出ることができる。モータ204が動作
して小切手192が摩擦ローラ196の上のベルト44に置かれ
ると、ソレノイド188が付勢状態にあり、小切手192は第
8図の左から右に、すなわち小切手192の移動方向に直
角にローラ196で引上げられ、運搬されて、小切手192の
長辺の一方を引上げられた部分172′にあるラグ172と接
触させる。小切手192の長辺がラグ172と接触している上
記の状態に小切手が置かれているとき、小切手192は正
しくリード・ヘッド40及びプリンタ42(第2図)と整列
され、小切手192に対する適当なリード及びライト動作
を行わせることができる。
第2図の預入物厚さ感知手段216はシャッタ作動機構3
2及びピンチ・ローラ56間に配置される。感知手段216は
公知のものであり、その発光器から発射された光が預入
物を通して受光器に到達する光の量に基づき、挿入され
た預入物が小切手か又は封筒かを示す出力を発生する。
更に、トランスポート機構38のフィード路に沿って光感
知手段218,220,222が配置され、感知手段218は整列板17
0と右プーリ48との間に配置され、感知手段220は2対の
ピンチ・ローラ74,75に対しその中央に配置される。感
知手段222はトランスポート機構38の右端に置かれる。
感知手段218は封筒又は小切手の先端を感知し、感知手
段220は小切手の先端を感知する。感知手段222は、封筒
のコンテナ146が一ぱいになり、封筒がトランスポート
機構38からコンテナ146に入るのを失敗したのを感知し
たときにそれを表わす。トランスポート機構111には、
更に2つの光感知手段224,226が設けられる。感知手段2
24は最上部フィード・ローラ144とプリンタ145との間に
設けられる。感知手段226はガイド手段112,114の下端付
近に置かれ、小切手がトランスポート機構111からコン
テナ138又は140に落ちるのに失敗したときを感知するこ
とによってコンテナ138,140の1つが一ぱいになったこ
とを知らせる。
預入装置10の動作を第10図で説明する。客の要求によ
りキーボード20から適当なデータを挿入して預入取引に
入ると、ATM12の電子制御手段228はソレノイド36を付勢
して、シャッタ30を開き、主モータ150の動作を開始す
る。主モータ150の動作開始の際は、すべてのソレノイ
ド106,130,154,188は付勢されておらず、ローラ196に関
するモータ204は動作していない。そこで、客は預入物
(金銭を入れた封筒か又は小切手)をフィード・ベルト
44,50のニップに達するまで挿入孔14から挿入し、預入
物がベルト44,50で捕獲されたときに挿入孔14から第2
図の左から右にフィードされる。それが小切手の場合、
客は小切手をその表面を上にし、短辺を先に、長辺を右
に(第1図で)して挿入孔14に入れる。預入物がベルト
44,50のニップに届く前に厚さ感知手段216が預入物の小
切手か封筒かを表わす信号を電子制御手段228に送る。
厚さ感知手段216が預入物が封筒であることを示す
と、ソレノイド154(第6図)は付勢されないままの状
態に留まり、まずベルト44,50が、次にベルト46,50が、
最後にベルト46,52が封筒を途中遮ぎることなく挿入孔1
4からコンテナ146に転送する。ピンチ・ローラ56,58,7
4,75が弾力的に取付けられることにより、それらベルト
間を通しうる厚さの1.25センチメートルまで封筒に金銭
を封入することができる。預入物が封筒であると厚さ感
知手段216が感知すると、制御手段228がリード・ヘッド
・ソレノイド106(第3図)を付勢して、リード・ヘッ
ド40をベルト46から第4図の位置まで引上げ、封筒(第
4図の230)はプリント・ヘッド40の下を自由に通過で
きるようにする。同時に、リード・ヘッド40がベルト46
から引上げられ、分岐ゲート92とアーム98のアッセンブ
リはばね101の力によって反時計方向(第4図)に回転
する。しかし、ばね101は単なる軽いばねであるから、
封筒がゲート92に近付くと、それはゲート92を第3図の
閉位置に押動する。そして封筒はゲート92を通過してベ
ルト46,50のニップに入る。封筒230(第4図)がベルト
46,50を通してフィードされ、プリンタ42を越えて通過
する間、電子制御手段228はプリンタ42によって、封筒
の下に、封入されている金額(客がキーボードから挿入
した)や日時などをプリントする。感知手段218は封筒
の先端の感知に応答して電子制御手段228にパルスを送
り、その後、主モータ・タイミング・ディスク感知器15
2から供給されたタイミング・パルスをカウントし、こ
のカウントが所定の数に達したときにプリンタ42に動作
を開始させる。
封筒コンテナ・フル感知手段222はトランスポート機
構38の右端(第2図)付近に取付けられる。感知手段22
2から電子制御手段に対して信号“コンテナフル”を送
信したことに応答して、電子制御手段はコンテナ146が
一ぱいであることを示す信号を供給し、コンテナ146が
空になるまで預入装置10の動作を遮断する。コンテナ14
6が一ぱいでない場合、封筒がコンテナ146に入った後、
電子制御手段228は預入装置10を静止状態に戻し、主モ
ータ150の動作を止め、シャッタ・ソレノイド36及びリ
ード・ヘッド・ソレノイド106の付勢を取って次の封筒
の挿入の準備をする。ソレノイド36,106の付勢が解かれ
ると、ばねによってシャッタ30が閉位置に戻され、リー
ド・ヘッド40及び分岐ゲート92がばねによって第3図の
位置に戻る。
厚さ感知器216がその預入物を小切手と感知すると、
電子制御手段228は、感知手段218が小切手の先端を感知
したことに応答して主モータ150を停止する。このと
き、小切手は摩擦ローラ196(第8図、第9図)の上に
ある。次に、電子制御手段228はピンチ・ローラ56,58及
びベルト50をベルト44から引上げ、ソレノイド188(第
7図)を付勢して、支持板88の上面の上にラグ172が突
出される位置まで整列板170を引上げる。更に、電子制
御手段228は整列モータ204の動作を開始して、小切手19
2を第8図に示すように引上げられたラグ172′に対して
小切手の長辺がのるような正しい整列位置に移動するよ
う摩擦ローラ196を作動する。モータ204の軸208が何回
転かした後に、電子制御手段228はモータ204の動作を停
止し、所定数のパルスが感知器209(第9図)から電子
制御手段228に供給される。摩擦ローラ196は再びそのホ
ーム位置に戻り、支持板88の下側の直下に、及び平行し
てその外周の平坦部210が配置される。ピンチ・ローラ5
6,58及びベルト50がベルト44から引上げられると、それ
は、ベルト50を小切手から離し、小切手を完全に整列す
ることを保証する。
小切手が正しく整列された後、電子制御手段228がソ
レノイド154の付勢を解き、ベルト50をベルト44と再び
接触させ、主ドライブ・モータ150の回転を開始して、
トランスポート機構38に小切手を挿入孔14からコンテナ
146に近いトランスポート機構38の端部の方にフィード
させる。このとき、ソレノイド106は付勢されていない
状態に留まり、分岐ゲート92はその閉位置(第3図)に
あり、リード・ヘッド40に関するローラ110はベルト46
の上部と回転接触する。小切手はこのフィード中光学リ
ード・ヘッド40の下を及びプリンタ42を越えて小切手を
通過させる。小切手がリード・ヘッド40の下を通過中、
ローラ110はリード・ヘッド40の下端を小切手の表面か
ら正しい距離だけ離して保持することによって正しく読
取れるようにし、リード・ヘッド40が予めプリントされ
ていた光学E13B文字を読取って電子制御手段228にその
文字を表わす信号を供給する。リード・ヘッド40から供
給された信号に基づき、電子制御手段228は有効な読取
りが行われたかどうかを確認する。すなわち、それはE1
3B文字の読取りが有効に行われたかどうかを確認するこ
とである。
小切手の転送は感知手段220が小切手の先端を感知す
るまで続行される。感知手段220による先端の感知及び
主モータ・タイミング・ディスク感知器152から電子制
御手段228に対して供給されたタイミング・パルスに応
答して、電子制御手段は、小切手の尾端がプリンタ42の
付近にきたときに主モータ150の動作を停止する。例え
ば、客が小切手の面を下側にして挿入孔14に入れたか、
又は小切手の左端を先に入れるかして、その読取が無効
であると電子制御手段が決定すると、電子制御手段228
は主モータ150を逆感知で動作し、分岐ゲート92が閉位
置に留まり、小切手を逆に戻す。客は小切手の方向を変
えて再び挿入孔14に挿入する機械が与えられる。有効読
取が行われたことを電子制御手段228が決定すると、電
子制御手段は主モータ150を逆感知で動作する。しか
し、このときは、制御手段228はソレノイド106を付勢し
て、分岐ゲート92を回転し、第4図に示すようなその閉
位置に移動する。そこで、小切手は、分岐ゲート92によ
ってトランスポート機構に分岐され、フィード・ローラ
144で更にフィードするためにガイド手段112,114の上端
間に挿入される。小切手が分岐ゲート92の方に移動中、
電子制御手段228は小切手の下側に日時などのデータを
プリンタ42にプリントさせる。
小切手がトランスポート機構111に分岐された後、小
切手の先端は感知手段224で感知される。感知手段によ
る感知と主モータ・タイミング・ディスク感知器152か
ら電子制御手段228に供給されたタイミング・パルスと
に応答して、電子制御手段228はプリンタを制御してキ
ーボード20から客が挿入した金額のようなデータを小切
手の面にプリントさせる。トランスポート機構111の小
切手が下分岐ゲート122(第5図)に達する前に、電子
制御手段228は2つのコンテナ138,140のどちらに小切手
を入れるか決定する。この決定は光リード・ヘッド40で
読取られた、例えば銀行支店番号のようなある文字にも
とづいて行われる。電子制御手段228がコンテナ138に小
切手を供給するべきことを決定すると、ソレノイド130
(第5図)は付勢されずに残り、小切手はガイド手段11
2と分岐ゲート122の左案内面134との間で適当なフィー
ド・ローラ144により、夫々の開口142を介してコンテナ
138にフィードされる。電子制御手段が小切手をコンテ
ナ140に供給すると決定すると、電子制御手段228はソレ
ノイド130を付勢して分岐ゲート122を第5図の一点鎖線
で示す位置122′に回転する。そこで小切手は適当なフ
ィード・ローラ144によって分岐ゲート122の右案内面13
6とガイド手段114の下部120との間にフィードされ、夫
々の開口142を介してコンテナ140に転送される。
コンテナ138,140がフルかどうかを検知する感知手段2
26はガイド手段112,114の下端に設けられる。電子制御
手段228は感知手段226からのコンテナフル信号を受信し
たことに応答して、コンテナ138,140の1つが一ぱいで
あり、それが空になるまで預入装置10の動作を停止する
ということを表示する。コンテナ138,140のどちらもフ
ルでないと、小切手を適当なコンテナ138,140に入れた
後、電子制御手段228は預入装置10をその静止状態に戻
して、主モータ150を停止し、ソレノイド36,106,130
(コンテナ140が選ばれた場合)及び188の付勢を解くこ
とによって、次の預入物の受入準備を行う。ソレノイド
188の付勢が解かれると、整列板170が第7図に示すホー
ム位置に戻る。
〔発明の効果〕
以上説明した預入装置は簡単な構造でリード・ヘッド
40及びプリンタ42を通り、封筒と小切手の両方に使える
共通のトランスポート機構38を提供するという利点を有
する。共通のトランスポート機構を使用したことによ
り、2つの小切手用コンテナ138,140の選ばれた方に第
2のプリンタ145を介して小切手をフィードする第2の
トランスポート111を設けるスペースを作ることができ
た。2つのプリンタ42,145の使用は小切手の両面にプリ
ントしてそのチェック手段を補助するのに役立つ。更
に、2つの小切手用コンテナ138,140及び別の封筒用コ
ンテナ146を設けることにより、それらを預入装置10か
ら出した後の取扱いを容易にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明による預入装置を有するATMの斜視
図、 第2図は、図を明確にするため一部省略した預入装置の
立面図、 第3図は、この預入装置に使用されている閉状態の上転
送(分岐)ゲートの立面図、 第4図は、開状態の分岐ゲートの第3図と同じ立面図、 第5図は、この預入装置に含まれている下分岐ゲートの
立面図、 第6図は、下2対フィード・ベルトから離れた預入装置
の上対フィード・ベルトが掛けられているピンチ・ロー
ラを持上げる機構の立面図、 第7図は、預入装置に含まれている整列板機構の立面
図、 第8図は、第7図の整列板機構と共同する摩擦ロール及
びドライブ機構を示すよう第2図の8−8線から見た預
入装置の一部断面部分背立面図、 第9図は、第8図の摩擦ロール及びドライブ機構の一部
断面側立面図、 第10図は、預入装置の電気接続を表わすブロック図であ
る。 図中、10……預入装置、12……ATM、14……挿入孔、18
……カード挿入孔、20……キーボード、22……CRTスク
リーン、23……支持骨格、26……金庫、30……シャッ
タ、38……トランスポート機構、40……光学読取ヘッ
ド、42……プリンタ、44,46,50,52……ベルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゴードン バーク イギリス国 ダンディー デーデー2 2ビーエヌ ウィンザー ストリート 21 (56)参考文献 特開 昭62−287398(JP,A) 特開 平1−8159(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07D 11/00 - 13/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】封筒及びシートの預入物を受け入れるため
    の挿入孔(14)と、 前記預入物を移送するためのトランスポート手段(38)
    と、 前記挿入孔(14)に挿入された預入物が封筒又はシート
    の何れかであることを感知するための厚さ感知手段(21
    6)と、 摩擦ローラ(196)及び整列板(170)を備え、移送され
    てきたシートを整列するためのシート整列手段と、 前記シート整列手段によって整列された前記シートに予
    め記載されているデータを読取るためのデータ読取手段
    (40)と、 前記挿入孔(14)から共通フィード通路に沿って移送さ
    れる前記預入物に対して当該預入物に係る情報をプリン
    トするプリント手段(42)と、を有し、 厚さ感知手段(216)からの信号に基づいて前記預入物
    が封筒であると判断した場合には、前記プリント手段
    (42)によるプリント後に、当該封筒を前記トランスポ
    ート手段(38)によって封筒格納用のコンテナ(146)
    へ移送し、前記預入物がシートであると判断した場合に
    は、当該シートを前記整列手段によって整列させて前記
    データを前記データ読取手段(40)に読取らせ、さら
    に、前記プリント手段(42)によるプリント後に前記ト
    ランスポート手段(38)によってシート格納用のコンテ
    ナ(138、140)に移送する、ように制御する制御手段
    (228)と、 を具備することを特徴とする封筒及び単一シート預入装
    置。
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