JPH04201353A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH04201353A
JPH04201353A JP32951790A JP32951790A JPH04201353A JP H04201353 A JPH04201353 A JP H04201353A JP 32951790 A JP32951790 A JP 32951790A JP 32951790 A JP32951790 A JP 32951790A JP H04201353 A JPH04201353 A JP H04201353A
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JP
Japan
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ink
waste
waste liquid
liquid tank
tank
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JP32951790A
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Inventor
Hiroshi Fukui
博 福井
Shinichi Men
眞一 面
Takayuki Murata
村田 隆之
Kimio Nishitani
公男 西谷
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インクタンクが単独で、または廃液タンクと
ともに設けられたディスポーザブルタイプのインクカー
トリッジを複数個具備するインクジェット記録装置に関
する。
[従来の技術] 一般に、この種のインクジェット記録装置においては、
記録ヘッドの目詰まり等を回復させる目的で、加圧また
は吸引により記録ヘッドからヘッド回復機構を介してイ
ンクカートリッジ内の廃液タンクに排出し、収容する回
復処理が行なわれる。廃液タンクに収容されたインクで
ある廃インクは、通常再利用できず、適宜な時点で廃液
タンクとともに、すなわちインクカートリッジとともに
捨てられる。
と−ころで、モノクロームインクを使用する、インクカ
ートリッジが1個装着されるインクジエツト記録装置の
場合には、供給用のインクを貯留するインクタンクも1
個のため、インクカートリッジ内にインクタンクと同容
量の廃液タンクを設け、インクタンクが空になった時点
でインクカートリッジを捨てればよい。
しかしながら、複数の色のインクを使用するインクジェ
ット記録装置の場合には、各色のインクをそれぞれ貯留
する各インクタンクおよび廃液タンクを一体化したイン
クカートリッジとすると、各色のインクタンクのうち1
個でも空になるとそのインクカートリッジは使用できな
くなり、不経済である。また、各色毎にインクタンクお
よび廃液タンクを備えたインクカートリッジとヘッド回
復機構とをそれぞれ設けるようにすると装置の製造費用
が高くなるうえに小型化が困難となる。
そのため、従来のインクジェット記録装置においては、
主として複数のインクカートリッジのうち、1個のみに
インクタンクおよび廃液タンクを持たせ、残りのインク
カートリッジにはインクタンクのみを設け、各色の廃イ
ンクを一括して1個の廃液タンクに収容するようにして
いた。
〔発明が解決しようとする課題1 上記従来の技術では、どのインクカートリッジに廃液タ
ンクを持たせるかが問題になる。すなわち、あまり使用
しないインクを貯留しているインクタンクが設けられた
インクカートリッジに廃液タンクを持たせると、インク
タンク内のインクが多量に残っているにもかかわらず廃
液タンクが満杯になることがあり、この場合、廃液タン
クを有するインクカートリッジを捨てなければならない
ので不経済であり、また、当該インクカートリッジを捨
てる時期を遅らせると廃液タンクから廃インクが漏れ出
すという問題点がある。
本発明は、上記従来の技術の有する問題点に鑑みてなさ
れたものであり、インクタンク内にインクが残っている
にもかかわらずインクカートリッジを捨てなければなら
ない従来の技術のような不経済性を解消し、インクが漏
れ出すおそれをなくしたインクジェット記録装置を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明のインクジェット記録装置は、 ディスポーザブルタイプのインクカートリッジを複数個
具備するインクジェット記録装置において、 各インクカートリッジにはインクタンクおよび廃液タン
クがそれぞれ設けられているとともに、各廃液タンクに
廃インクをそれぞれ排出する流路毎にそれぞれ設けられ
た開閉弁と、 該開閉弁を各別に開閉可能な切替制御回路と、各廃液タ
ンクの容量と、各廃液タンクと同一インクカートリッジ
に設けられたインクタンクのインク消費量とにそれぞれ
比例するように、各開閉弁の開時間を前記切替制御回路
に定める中央処理装置とを備えていることを特徴とする
また、記録ヘッドは、熱エネルギーを利用して吐出口か
らインクを吐出させるもので、熱エネルギーを発生させ
る手段として電気熱変換体を有していることが可能であ
る。
〔作用〕
各廃液タンクの容量と、各廃液タンクと同一インクカー
トリッジのインクタンクのインク消費量とにそれぞれ比
例するように、中央処理装置が各開閉弁の開時間を定め
ると、該定められた時間に従って切替制御装置が各開閉
弁をそれぞれ開閉する。したがって、各廃液タンクには
、それぞれ該当する開閉弁の開時間に比例した量の廃イ
ンクがそれぞれ排出される。
〔実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は本発明の好適な一実施例として、電気熱変換体
を吐出エネルギ発生手段に有する所謂バブルジェット(
BJ)方式のカラーインクジェット記録装置の構成の一
例を示す。
第1図において、用紙またはプラスチックシートなどの
記録媒体1は、記録領域の上下にそれぞれ配置された二
対の搬送ローラ2.3によって支持され、シート送りモ
ータ4で駆動される搬送ローラ2によって矢印へ方向へ
搬送される。各搬送ローラ2.3の前方にはこれと平行
にガイドシャフト5が設けられている。このガイドシャ
フト5に沿ってキャリッジ6がキャリッジモータ7の出
力によりワイヤ8を介して矢印PT力方向よび矢印CR
力方向往復駆動される。
また、キャリッジ6が図示左側のホームポジションに導
かれた際に記録ヘッドユニット90と対向する位置には
、各記録ヘッド9A、9B。
9C,9Dの不吐出の回復処理を行なって廃インクを切
替制御装置41に排出するヘッド回復機構40が設けら
れている。該ヘッド回復機構4゜は、第3図に示すよう
に、各記録ヘッド9A。
9B、9C,9Dとそれぞれ対向し、各記録ヘッド9A
、9B、9G、9Dの吐出面をそれぞれ覆う4個のキャ
ップ47A、47B、47C。
47Dと、各キャップ47A、47B、47C。
47Dを介して各記録ヘッド9A、9B、9C。
9Dから廃インクを吸引し、該廃インクをその流路であ
る分配管51を介して切替制御装置41に排出する吸引
ポンプ50とを有している。前記分配管51は吸引ポン
プ5o側では1本のチューブであるが、前記切替制御装
置41内で4本に分岐している。
前記切替制御装置41は、第3図に示すように、前記分
配管51の4本に分岐した先端部にそれぞれ設けられた
4個の開閉弁48A、48B。
48C,48Dと、これら各開閉弁48A。
48B、48C,48Dを各別に開閉制御できる切替制
御回路49とを有している。さらに、前記切替制御装置
41は、4本の戻し管44A。
44B、44C,44Dによって4個のインクカートリ
ッジ42A、42B、42C,42D(任意の1個を指
すときは、以下、「インクカートリッジ42」という。
)内の各廃液タンク46A、46B、46C,46D 
(任意の1個を指すときは、以下、「廃液タンク46」
という。)とそれぞれ連通されている。そして、各イン
クカートリッジ42A、42B、42C。
42D内の各インクタンク45A、45B。
45C,45D (任意の1個を指すときは、以下、「
インクタンク45」という。)は4本の供給管43A、
43B、43C,43Dを介して各記録ヘッド9A、9
B、9C,9Dとそれぞれ連通されている。インクタン
ク45および廃液タンク46は、それぞれ柔軟な袋状に
形成されており、堅牢な筐体として形成されたインクカ
ートリッジ42内に互いに押し合うように収納されてい
るので、インクタンク45および廃液タンク46の合計
が、常にほぼ一定、すなわちインクカートリッジ42の
容積とほぼ等しくなるように構成されている。本実施例
では、インクカートリッジ42の容積は100ccとす
る。
キャリッジ6には、BJ方式のインクジェットヘッドで
ある記録ヘッドユニット90(以下、「ヘッド90Jと
いう。)が搭載されている。
このヘッド90は、カラー画像作成用であり、操作方向
に配置され、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー
(Y)、ブラック(Bk)の各色のインクに対応させて
設けた4個の記録ヘッド9A、9B、9C19D(以下
、任意の1個を指すときは「記録ヘッド9」という。)
からなっている。各記録ヘッド9の前面、すなわち記録
媒体1と所定間隔(例えば0.8mm)をおいて対向す
る面には複数(例えば48個または64個)のインク吐
出口を縦1列に配置して記録部が設けられている。
第2図は、各記録ヘッド9(記録ヘッド9A〜9Dのい
ずれでも同じ)のインク吐出部の部分縦断面を模式的に
示す。
第2図において、記録ヘッド9の記録媒体1に対向する
面には、縦方向に所定ピッチで複数のインク吐出口10
が形成され、記録情報に基いて各インク吐出口10の電
気熱変換体(発熱抵抗体など)11を駆動(通電加熱)
してインク内にバブル(泡)11Aを発生せしめ、この
ときの圧力により、飛翔インク滴12を形成し、記録媒
体lの所定パターンでインクドツトを付着させながら記
録が行なわれる。
各記録ヘッド9には、上述のように駆動を行なうための
ヘッド制御回路29(第3図参照)の回路基板が装着さ
れている。
再び第1図を参照するに、記録装置の制御回路(CPU
)やこれに併設されたROM、RAM等を含む制御部は
制御基板15上に形成されており、この制御部は、コン
ピュータ等のホスト装置14から指令信号やデータ信号
(記録情報)を受信し、これに基いて各種モータ等の駆
動源などとともにヒートドライバ13(第2図参照)を
介して各記録ヘッド9A〜9Dに電気熱変換体の駆動電
圧(ヒート電圧)を印加する。
記録装置の外装ケース(不図示)に取り付けられる操作
パネル160には、オンライン/オフライン切り替えキ
ー16A、ラインフィードキー16B、フオームフィー
ドキー16C1記録モード切り替えキー16D等のキー
設定部の他、いくつかのアラームランプ16Eや電源ラ
ンプ16F等の警告ランプを含む表示部が設けられてい
る。
第4図は、第1図に示すBJ方式のインクジェット記録
装置の制御系を示す図である。
第4図において、マイクロプロセッサ形態の中央処理装
置21 (以下、rCPU21Jという、)は、インタ
ーフェイス22を介してコンピュータ等のホスト装置1
4に接続されており、ホスト装置14からデータメモリ
23内に領域として設けられた受信バッファに読み込ま
れた指令信号(コマンド)や記録情報信号、ならびにR
OM形態のプログラムメモリ24やRAM形態のワーキ
ングメモリ25等に格納されたプログラムやデータに基
いて記録動作を制御する。
前記ワーキングメモリ25内には、各色毎に印字ドツト
数を累計する4個の印字色カウンタと、後述する記録サ
イクルを計数する記録サイクルカウンタとがそれぞれ領
域として設けられている。
また、前記ワーキングメモリ25には各廃液タンク46
A、46B、46C,46Dの最大容量を示すデータが
予めそれぞれ設定され、格納されている(ワーキングメ
モリ25に代えて、データメモリ23またはプログラム
メモリ24に各廃液タンク46A、46B、46C,4
6Dの最大容量を示すデータを格納してもよい)。
CPU21は、出力ボート37を介して前記切替制御装
置41内の切替制御回路49に接続されており、後述す
る切替制御時間を設定する。
また、CPU21は、それぞれ後述する各タイマtH,
tc、tv、ty、txを備えている。また、CPU2
1は、出力ボート26およびモータドライバ27を介し
てキャリッジモータ7(第1図参照)、シート送りモー
タ4(第1図参照)および吸引ポンプ50(第3図参照
)を制御するとともに、データメモリ23に格納されて
いる記録情報に基きヘッド制御回路29を介して記録ヘ
ッド9を制御する。
第4図中の参照符号30は、シートセンサであり、搬送
ローラ2と3(第1図参照)との間に記録媒体1が存在
するか否かを検出し、入力ボート31を介してCPU2
1に検出信号が伝達される。
前述した操作パネル160上の各操作キー16A〜16
D(第1図、第4図では符号16にで示す。)からの出
力は、入力ボート32を介してCPU21に伝達され、
また、アラームランプ16Eや電源ランプ16F等の警
告用のランプ16Lに対しては、出力ボート36を介し
て制御信号が供給される。
第4図中の符号33は、装置の外装の底面部分などに設
けられたDIPスイッチであり、その出力は入力ボート
34を介してCPU21に伝達される。
また、第4図において、電源回路28からは、制御ロジ
ック回路を動作させるためのロジック駆動電圧VCC(
5V) 、各種モータ駆動電圧VM(30V)、リセッ
ト電圧RESET、記録ヘッド9のドツト形成素子(電
気熱変換体11)を加熱するためのヒート電圧(ヘッド
電圧)VH(25V)および記録ヘッド9保護用バツク
アツプ電圧VDDHが出力される。
そして、ヒート電圧VHは記録ヘッド9に、バックアッ
プ電圧VDDHはヘッド制御回路29および記録ヘッド
9に、それぞれ印加される。
次に、第1図ないし第4図に示す本実施例の処理手順に
ついて第5図(a) 、 (b)を参照して説明する。
本実施例におけるホスト装置14とのカラー設定は拡張
子用コード(以下、rESCJという。)によって行な
うものとする。そして、ESCは0ないし6の7通りと
し、それぞれESCOをブラック、ESC1をレッド、
ESC2をグリーン、ESC3をブルー、ESC4をイ
エロー、ESC5をマゼンタ、ESC6をシアンとする
まず。第5図(a)に示すように、電源がオンされると
CPU21  (第4図参照)等の初期化(イニシャル
)が行なわれ(ステップ5101)、その後、操作キー
16Kからの指示等により回復処理を行なうか否か判断
する(ステップ5102)。ステップ5102で回復処
理を行なわないと判断した場合は、CPU21はホスト
装置14から制御コマンド、ESCおよび印字データを
含むホストデータが送信されるまで待機する(ステップ
5103)。
ステップ5103において前記ホストデータを受信、入
力すると、CPU21はデータメモリ23内に設けられ
た受信バッファにこのホストデータを格納し、ホストデ
ータの終了を示す規定のデータを受信してホストデータ
の受信終了を判別するまで(ステップ5104)、ステ
ップ8102〜5104を繰り返す。
受信が終了すると、CPU21は、前記受信バッファに
格納したホストデータから前記ESCを読出し、カラー
設定を検出する(ステップ5105)。例えばESCO
を読出したときはカラー設定は黒であることがわかる。
ステップ5105においてカラー設定を検出すると、検
出したカラー設定に該当する印字色カウンタによる色毎
のカウントを開始する(ステップ5106)。
この状態から、キャリッジ6を記録方向である矢印PT
力方向第1図参照)に1ドツト分移動させるために、出
力ボート26およびモータドライバ27を介してキャリ
ッジモータ7を正方向に励磁する(ステップ5107)
。次いで、制御回路29より各記録ヘッド9A、9B、
9C,9Dにそれぞれ印字データをセットしくステップ
5108)、セット後各記録ヘッド9A、9B。
9C,9Dにそれぞれヒート電圧■。のパルスを印加し
て通電(ヒートオン)する(ステップ5109)。この
通電なCPU21が備えるタイマt8にあらかじめ規定
された時間だけ継続しくステップ5110)、その後、
前記通電を遮断(ヒートオ))する(ステップ5ill
)。この1回の通電を1記録サイクルとし、1記録サイ
クル毎にワーキングメモリ25に設けられた記録サイク
ルカウンタの計数値に1を加算する(ステップ5112
)。この記録サイクルカウンタにより1ラインの印字完
了か否かを判別する(ステップ5113)。すなわち、
記録サイクルカウンタの計数値が規定値を超えていない
場合にはステップ5107に戻り、ステップ5107〜
5113を繰り返す。一方、記録サイクルカウンタの計
数値が規定値を超えた場合には、反記録方向である矢印
CR力方向キャリッジ6を移動させて動作開始時の位置
であるホームポジションへ戻すキャリッジリターン(C
R)処理を行なうために、出力ボート26およびモータ
ドライバ27を介して、キャリッジモータ7を逆方に励
磁する(ステップ5114)とともにシート送りモータ
4を励磁してシート送り(LF)処理を行ない(ステッ
プ5115)、1ラインの印字を完了させてステップ5
102へ戻る。
ステップ5102で回復処理(ステップ5200)を行
なうと判断した場合には、第5図(a)に示すように、
ワーキングメモリ25を参照して各インクカートリッジ
42A、42B、42C,42D内の各廃液タンク46
A、46B。
46C,46Dの容量をそれぞれチエツクする(ステッ
プ5201)。次に、ワーキングメモリ25を再び参照
して各印字色カウンタの計数値をそれぞれチエツクする
(ステップ5202)ことにより、印字による各色のイ
ンクの消費量をそれぞれ求める。これらステップ520
1.5202でそれぞれ求めた各容量および各消費量に
それぞれ比例するように切替制御時間をそれぞれ求め、
CPU21が各色に対応して備えるタイマtc。
tM、ty、txにそれぞれ切替制御時間を設定する(
ステップ5203)。すなわち、廃液タンク46の容量
が大きいほど多量の廃インクを収容できるので、切替制
御時間を長くする。また、インクの消費量が多いほど該
当するインクカートリッジ42を早く捨てることになる
とともに、インクタンク45内のインクが減った分だけ
廃液タンク46の容量が増えるので、該当する廃液タン
ク46にできるだけ多量の廃インクが収容されるように
、切替制御時間を長くする。ステップ5203終了後、
出力ボート26およびモータドライバ27を介して吸引
ポンプ50の駆動を開始する(ステップ5204)。
そして、第1の廃液タンク46Aに廃インクを収納すべ
く切替制御回路49(第3図参照)に対し第1の開閉弁
48A(第5図(a)においては「Cゲート」と記す。
)のみを開き、他の開閉弁48B、48C148D(第
5図においてはそれぞれ「Mゲート」、「Yゲート」、
「Kゲート」と記す。)を閉じる(ステップ5205)
とともに、該ステップ5205を、ステップ5203で
タイマtcに設定された時間、継続する(ステップ52
06)。次いで、これらステップ5205.5206と
同様の制御を、残りの各色において実行する(ステップ
8207〜5212)。これら各ステップ5205〜5
212で各色における切替制御時間、各開閉弁48A。
48B、48C,48Dを順次開けて、廃インクを各廃
液タンク46A、46B、46C,46Dにそれぞれ収
納した後、各印字色カウンタを初期化しくステップ52
13)、吸引ポンプ50の駆動を終了しくステップ52
14)、ステップ5102へ戻って次のホストデータま
たは指示があるまで待機する。
本実施例では、インクカートリッジの数を4個としたが
、2個以上であればいくつでもよいことはもちろんであ
る。
本発明は、特にインクジェット記録方式の中でもキャノ
ン■が提唱するバブルジェット方式の記録ヘッド、記録
装置に於いて、優れた効果をもたらすものである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許
第4723129号明細書、同第4740796号明細
書に開示されている基本的な原理を用いて行なうものが
好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニ
ュアス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデ
マンド型の場合には、液体(インク)が保持されている
シートや液路に対応して配置されている・電気熱変換体
に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度
上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印加すること
によって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、
記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的にこの駆
動信号に一対一対応し液体(インク)内の気泡を形成で
きるので有効である。この気泡の成長、収縮により吐出
用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少なくと
も一つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とす
ると、即時適切に気泡の成長収縮が行なわれるので、特
に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、よ
り好ましい。このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。尚、
上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4
313124号明細書に記載されている条件を採用する
と、さらに優れた記録を行なうことができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わせ
構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱作用部が
屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許
第4558333号明細書、米国特許第4459600
号明細書にそれぞれ記載されたものでもよい、加えて、
複数の電気熱変換体に対して、共通するスリットを電気
熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭59年第
123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収する
開孔を吐出部に対応せる構成を開示する特開昭59年第
138461号公報に基づいた構成としても本発明は有
効である。
又、本発明の記録装置の構成として設けられる、記録ヘ
ッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので好ましいも
のである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対
しての、キャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別
に吐出を行なう予備吐出モードを行なうことも安定して
記録を行なうために有効である。
更に、記録装置の記録モードとしては黒色等の主流色の
みの記録モードだけではなく、記録ヘッドを一体的に構
成するか複数個の組み合わせによってでもよいが、異な
る色の複色カラー又は、混色によるフルカラーの少なく
とも一つを備えた装置にも本発明は極めて有効である。
以上説明した本発明実施例においては、インクを液体と
して説明しているが、室温やそれ以下で固化するインク
であって、室温で軟化もしくは液体となるもの、或いは
、インクジェットにおいて一般的に行なわれている温度
調整の温度範囲である30℃以上70℃以下の温度範囲
で軟化もしくは液体となるものでもよい。すなわち、使
用記録信号付与時にインクが液状をなすものであれば良
い。加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温をインク
の固形状態から液体状態への態度化のエネルギーとして
使用せしめることで防止するか又は、インクの蒸発防止
を目的として放置状態で固化するインクを用いるかして
、いずれにしても熱エネルギーの記録信号に応じた付与
によってインクが液化してインク液状として吐出するも
のや記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるも
の等のような、熱エネルギーによって初めて液化する性
質のインク使用も本発明には適用可能である。このよう
な場合インクは、特開昭54−56847号公報あるい
は特開昭60−71260号公報に記載されるような、
多孔質シート凹部又は貫通孔に液状又は固形物として保
持された状態で、電気熱変換体に対して対向するような
形態としても良い。本発明においては、上述した各イン
クに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実
行するものである。
〔発明の効果j 本発明は、以上説明したように構成されているので、次
に記載する効果を奏する。
各インクの消費量にそれぞれ比例して廃インクを排出さ
せる時間を定めるので、インクが多量に残っているイン
クタンクが設けられたインクカートリッジでは、廃液タ
ンクにほとんど廃インクが排出されることがなく、イン
クが漏れ出すおそれがなくなるとともに、廃液タンクが
満杯になってインクカートリッジを捨てなければならな
い従来の技術のような不経済性が解消する。
また、各廃液タンクの容量にそれぞれ比例して廃インク
を排出させる時間を定めるので、廃液タンクから廃イン
クが漏れ出すおそれが一層なくなり、装置の信頼性が向
上する。
さらに、各廃液タンクが満杯になりにくく、廃インクが
漏れ出すおそれがないので、各廃液タンクの容量を必要
最小限にすることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明のインクジェット記録装置の一実施例を
示す斜視図、第2図は第1図に示す記録ヘッドの部分断
面図、第3図は本実施例の供給用のインクおよび廃イン
クの流路を示す模式図、第4図は本実施例の制御系を示
すブロック図、第5図(a)、(b)は本実施例の処理
手順を示すフローチャートである。 ■・・・記録媒体、     2.3・・・搬送ローラ
、4・・・シート送りローラ、5・・・ガイドシャフト
、6・・・キャリッジ、   7・・・キャリッジモー
タ、8・・・ワイヤ、 9A、9B、9C,9D、9・・・記録ヘッド、10・
・・インク吐出口、  11・・・電気熱変換体、11
A−・・バブル、    12・・・飛翔インク滴、1
3・・・ヒートドライバ、14・・・ホスト装置、15
・・・制御基板、 16A、  16B、  16C。 16D、16K・・・操作キー、 16E、16F、16L・・・ランプ、21・・・CP
U、     22・・・インタフェース、23・・・
データメモリ、24・・・プログラムメモリ、25・・
・ワーキングメモリ、 26.36.37・・・出力ボート、 27・・・モータドライバ、28・・・電源回路、29
・・・制御回路、    30・・・シートセンサ、3
1.32.34・・・入力ボート、 33・・・DIPスイッチ、40・・・ヘッド回復機構
、41・・・切替制御装置、 42A、42B、42C,42D・・・インクカートリ
ッジ、 43A、43B、43C,43D−・・供給管、44A
、44B、44C,44D・・・戻し管、45A、45
B、45C,45D−・・インクタンク46A、46B
、46C,46D・・・廃液タンク、47A、47B、
47C,47D・・・キャップ、48A、48B、48
C,48D・・・開閉弁、49・・・切替制御回路、 
50・・・吸引ポンプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ディスポーザブルタイプのインクカートリッジを複
    数個具備するインクジェット記録装置において、 各インクカートリッジにはインクタンクおよび廃液タン
    クがそれぞれ設けられているとともに、各廃液タンクに
    廃インクをそれぞれ排出する流路毎にそれぞれ設けられ
    た開閉弁と、 該開閉弁を各別に開閉可能な切替制御回路と、各廃液タ
    ンクの容量と、各廃液タンクと同一インクカートリッジ
    に設けられたインクタンクのインク消費量とにそれぞれ
    比例するように、各開閉弁の開時間を前記切替制御回路
    に定める中央処理装置とを備えていることを特徴とする
    インクジェット記録装置。 2、記録ヘッドは、熱エネルギーを利用して吐出口から
    インクを吐出させるもので、熱エネルギーを発生させる
    手段として電気熱変換体を有している請求項1記載のイ
    ンクジェット記録装置。
JP32951790A 1990-11-30 1990-11-30 インクジェット記録装置 Pending JPH04201353A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7222935B2 (en) * 2002-10-11 2007-05-29 Riso Kagaku Corporation Apparatus for ink-jet recording, and method for controlling ink-jet recording apparatus
US7726773B2 (en) * 2004-12-22 2010-06-01 Seiko Epson Corporation Waste liquid recovery apparatus, relay and liquid jetting apparatus

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