JPH04200518A

JPH04200518A - 電気掃除機用吸込口体の回転ブラシ

Info

Publication number: JPH04200518A
Application number: JP33594990A
Authority: JP
Inventors: Akihito Iwasa; 岩佐　昭仁
Original assignee: Tokyo Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba TEC Corp
Priority date: 1990-11-30
Filing date: 1990-11-30
Publication date: 1992-07-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分１ｊＦ）この発明は、モータやタービン等の駆動手段により回転
駆動されて塵埃を掻き揚げるブレードを備えた電気掃除
機用吸込口体の回転ブラシに関するものである。

（従来の技術）この種の回転ブラシを備える吸込口体としては、例えば
第７図に示したようなものがある。

この第７図に示した吸込口体１は吸込口本体２を備え、
この吸込口本体２には下方に開口する吸込口３が設けら
れ、この吸込口３には回転ブラシ４が装着されている。

この回転ブラシ４は、軸受部材５，５と、この軸受部材
５．５に両端部が回転自在に支持された軸状のブラシ台
６と、このブラシ台６の外面に突設されたゴム製のブレ
ード７を有する。そして、このブラシ台６は、軸受部材
５．５を吸込口本体２に保持させることにより、吸込口
本体２に回転自在に保持されることになる。

また、吸込口体１にはモータ８が回転駆動手段として取
り付けられていて、このモータ８の回転力はベルト９を
介してブラシ台６に伝達されるようになっている。

この様な第４図の吸込口体１では、モータ８の回転をベ
ルト９でブラシ台６に伝達させて、ブラシ台６を高速回
転させることにより、ブラシ台６のブレード７が絨穂等
に付着した塵埃等を掻き上げることになる。

ところで、ブレード７には、第８図（特公昭６３−３５
２４８号公報参照）に示した様に四角錐状の小突起７ａ
（第９図参照）を多数設けたり、ブレード７に多数の孔
を設けたりするものもある（特公昭６３−３５２４６号
公報参照）。

それらの突１１７．７　ａや孔によて絨穂等にからみつ
いた綿ゴミや髪の毛等を掻きあげるものである。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、ブレード７全体が可撓性のある軟質の合
成ゴム等から形成されているため、その表面が滑らかな
ものとなっている。このため、単なる小突起７ａや孔で
は、絨穂等にからみついている綿ゴミや髪の毛を十分に
掻き上げることができないという問題があった。

そこで、この発明の目的は、ブレードが可撓性のある軟
質の合成ゴム等から形成されていても、絨毬等にからみ
ついている綿ゴミや髪の毛を十分に掻き上げることので
きる電気掃除機用吸込口体の回転ブラシを提供すること
にある。

（課題を解決するための手段）この発明は、上記目的を達成するため、駆動手段により
回転駆動される軸状のブラシ台と、該ブラシ台の外面に
突設され且つ長手方向に向けて延びる可撓性のブレード
を備える電気掃除機用吸込口体の回転ブラシにおいて、前記ブレードに長手方向に沿って複数の孔を設け、前記
ブレードの回転方向側の面に前記孔を囲む肉厚突部を形
成したことを特徴とする。

また、ブレードに長手方向に沿って複数の孔を設け、前
記孔の内周面の前記ブラシ台から遠ざかる側に鋭角な突
起を形成したことを特徴とする。

（作　用）このような構成によれば、回転ブラシが回転するとブレ
ードに設けた孔によって風の抵抗が低下される。そして
肉厚突部が孔を設けたことによる強度の低下を防止する
とともに、絨穂等にからみついている綿ゴミや髪の毛を
掻き上げる。このとき、孔と肉厚突部が綿ゴミや髪の毛
を引っ掛けることになるので、その掻き上げ効果は十分
なものとなる。

また、孔の内周面に鋭角な突起を有する突部を形成した
ので、ブレードの回転によりその鋭角な突起が絨穂等に
からみついている綿ゴミや髪の毛を掻き上げるので、そ
の掻き上げ効果は十分なものとなる。

（実　施　例）以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第３図において、１１は吸込口本体１２を備えた吸込口
体で、吸込口本体１２には下方に開口する吸込口１３が
設けられ、この吸込口１３には回転ブラシ１４が装着さ
れている。

回転ブラシ１４は、軸受部材１５．１５と、この軸受部
材１５．１５に両端部が回転自在に支持された輪状のブ
ラシ台１６と、このブラシ台１６の外面に突設されたゴ
ム製のブレード１７を有する。

ブレード１７には、第１図に示すように、その先端すな
わちブレード１７が被清掃面に接触した状態で被清掃面
と対向する部位の所に、長手方向に沿って複数の孔２０
が設けられており、ブレード１７の回転方向側の面には
、第２図に示すように、孔２０を囲む肉厚突部２１がそ
れぞれ形成されている。

ブラシ台１６は、軸受部材１５．１５を吸込口本体１２
に保持させることにより、吸込口本体１２に対して回転
自在に保持されることになる。

また、吸込口体１１にはモータ１８が回転駆動手段とし
て取り付けられていて、このモータ１８の回転力はベル
ト１９を介してブラシ台に伝達されるようになっている
。

次ぎに、上記のように構成される電気掃除機用吸込口体
の回転ブラシの作用について説明する。

モータ１８を回転させると、この回転がベルト１９を介
してブラシ台１６に伝達され、ブラシ台１６が高速回転
していく、ブラシ台１６の高速回転によりブレード１７
がブラシ台１６とともに高速回転していき、絨穏等の被
清掃面に付着した塵埃等を掻き上げることになる。

ところで、ブレード１７はゴム族なのでその表面は滑ら
かであるが、ブレード１７には多数の孔２０が設けられ
ており、さらに、ブレード１７の回転方向側の面には孔
２０を囲む肉厚突部２１が形成されているので、ブレー
ド１７の掻き上げの際に、孔２０および肉厚突部２１に
が絨穂等に付着している綿ゴミや髪の毛を引っ掛けるの
で、その掻き上げ効果が十分なものとなる。

また、肉厚突部２１は、上記のように綿ゴミや髪の毛を
引っ掛ける機能と、孔２０によってブレード１７０強度
が低下するのを防止する機能とを有する。

また、ブレード１７に設けた多数の孔２０により、ブレ
ード１７の高速回転による空気抵抗が減少するので、モ
ータ１７の負荷は小さくなる。

第４図および第５図は他の実施例を示したものであり、
これは、ブレード１７に長手方向に沿って設けた複数の
孔３０の内肩面に鋭角な突起３１を複数形成したもので
ある。この突起３１によって絨穂等に付着している綿ゴ
ミや髪の毛等を掻き上げるものである。

この実施例では、突起３１を孔３０の内周面全周に亘っ
て設けているが、ブレード１７は、ブラシ台１６の回転
により、第６図に示すように、折曲して絨１１１Ｊを掻
き上げていくので、Ａ部すなわちブラシ台１６から遠ざ
かる側の内周面にだけ突起３１を設けても、綿ゴミや髪
の毛等を十分に掻き上げることができる。

（発明の効果）この発明によれば、回転ブラシの駆動源への負荷を低減
できる。また、肉厚突部によりブレードを補強すること
ができるとともに絨毬等にからみついている綿ゴミや髪
の毛等を効果的に掻き上げることができる。

また、孔の内周面に鋭角な突起を有する突部を形成した
ので、ブレードの回転によりその突起が絨穂等にからみ
ついている綿ゴミや髪の毛を掻き上げるので、その掻き
上げ効果は十分なものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明に係る電気掃除機用吸込口体の回転
ブラシの斜視図、第２図は上記回転ブラシの断面を示した断面図、第３図
は、第１図に示した回転ブラシを備える電気掃除機用吸
込口体の平面図、第４図および第５図は他の実施例を示した説明図、第６図はブレードの作用を説明するための説明図、第７図は従来の回転ブラシを備える電気掃除機用吸込口
体の平面図、第８図は従来の回転ブラシの一例を示す斜視図、第９図
は第８図に示した小突起の拡大斜視図である。１１・・・吸込口体１４・・・回転ブラシ１６・・・ブラシ台１７・・・ブレード１８・・・モータ（駆動手段）２０、３０・・・孔２１・・・肉厚突部３１・・・突起

Claims

【特許請求の範囲】

（１）駆動手段により回転駆動される軸状のブラシ台と
、該ブラシ台の外面に突設され且つ長手方向に向けて延
びる可撓性のブレードを備える電気掃除機用吸込口体の
回転ブラシにおいて、前記ブレードに長手方向に沿って複数の孔を設け、前記
ブレードの回転方向側の面に前記孔を囲む肉厚突部を形
成したことを特徴とする電気掃除機用吸込口体の回転ブ
ラシ。
（２）駆動手段により回転駆動される軸状のブラシ台と
、該ブラシ台の外面に突設され且つ長手方向に向けて延
びる可撓性のブレードを備える電気掃除機用吸込口体の
回転ブラシにおいて、前記ブレードに長手方向に沿って複数の孔を設け、前記
孔の内周面の前記ブラシ台から遠ざかる側に鋭角な突起
を形成したことを特徴とする電気掃除機用吸込口体の回
転ブラシ。