JPH04132529A

JPH04132529A - 電気掃除機用吸込口体の回転ブラシ

Info

Publication number: JPH04132529A
Application number: JP25302490A
Authority: JP
Inventors: Akio Iguchi; 井口　穐夫; Toshihiko Nagashima; 俊彦長島; Ritsuo Takemoto; 律雄竹本
Original assignee: Tokyo Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba TEC Corp
Priority date: 1990-09-21
Filing date: 1990-09-21
Publication date: 1992-05-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、モータやタービン等の駆動手段により回転
駆動されて塵埃を掻き揚げるブレードを備えた電気掃除
機用吸込口体の回転ブラシに関するものである。

（従来の技術）この種の回転ブラシを備える吸込口体としては、例えば
第４図に示したようなものがある。

この第４図に示した吸込口体１は吸込口本体２を備え、
この吸込口本体２には下方に開口する吸込口３が設けら
れ、この吸込口３には回転ブラシ４が装着されている。

この回転ブラシ４は、軸受部材５．５と、この軸受部材
５．５に両端部が回転自在に支持された軸状のブラシ台
６と、このブラシ台６の外面に突設されたゴム製のブレ
ード７を有する。そして、このブラシ台６は、軸受部材
５，５を吸込口本体２に保持させることにより、吸込口
本体２に回転自在に保持されることになる。

また、吸込口体１にはモータ８が回転駆動手段として取
り付けられていて、このモータ８の回転力はベルト９を
介してブラシ台６に伝達されるようになっている。

この様な第４図の吸込口体１では、モータ７の回転をベ
ルト８でブラシ台６に伝達させて、ブラシ台６を高速回
転させることにより、ブラシ台６のブレード７がＭｆｆ
ｌ等に付着した謳埃等を掻き上げることになる。

ところで、ブレード７には、第５図（特公昭６３３５２
４６号公報参照）に示した様に四角錐状の小突起７ａ（
第６図参照）を多数設けたり、第７図に示した様に多数
の凹部７ｂを設けたりするようにしているものもある。

一方、第８図（実開平２−８３４９号公報参照）に示し
た様に、ブレード７の自由縁部７ｃを回転方向に折曲し
たものもある。

（発明が解決しようとする課題〉しかし、第５図、第７図に示したブレード７では全体が
可撓性のある軟質のゴムから一様に形成され、第８図に
示したブレード７では自由縁に向うに従って薄肉になる
ようにけいせいされていた。このため、自由縁部のこし
く剛性）が弱く、床面や絨毬等の被掃除面の叩き力が小
さいものであった。しかも、この叩き力が小さいと、ブ
レード７によるゴミの掻き上げ効果が期待しにくいもの
であった。

しかも、ブレード７は、自由縁部が主に床等に高速で叩
き付けられるものであるため、全体が上述したように一
様であると、自由縁部が破損し１いものであった。

更に、第８図に示したようなブレード７においては、自
白縁部が角ぼっているため、モータ８で高速回転させら
れると、騒音の原因となる大きな風切音が発生していた
。

そこで、この発明の第１の目的は、可撓性のブレードの
自由縁部のこしを強くすると共に、この自由縁部の質量
を大きくして叩き効果を向上することができ、且つ、自
由縁部の補強を行うことのできる電気掃除機用吸込口体
の回転ブラシを提供することにある。

また、この発明の第２の目的は、ブレードの風切音の低
減を図ることのできる電気掃除機用吸込口体の回転ブラ
シを提供することにある。

（課題を解決するための手段）この第１の目的を達成するため、この発明は、駆動手段
により回転駆動される軸状のブラシ台と、該ブラシ台の
外面に突設され且つ長手方向に向けて延びる可撓性のブ
レードを備える電気掃除機用吸込口体の回転ブラシにお
いて、前記ブレードの自由縁部に沿って肉厚突部が設け
られた電気掃除機用吸込口体の回転ブラシとしたことを
特徴とするものである。

また、上述した第２の目的を達成するため、この発明は
、前記肉厚突部は横断面形状が円弧状に形成されている
構成としたことを特徴とするものである。

（作　用）この様な構成によれば、自由縁部に設けた肉厚突部によ
りブレードのこしく剛性）が高くなり、ブラシ台の回転
に伴う、掻き上げ力が強くなる。

また、質量の高い肉厚突部がブレードの自由縁部にある
ので、ブラシ台の回転に伴っ肉厚突部の慣性効果により
、床やＭ［等の被掃除面の叩き力を大きくなる。

更に、自由縁部の肉厚突部の横断面形状を円弧状にする
ことにより、ブレードが高速回転させられたとき、空気
がブレードの自白縁に対して相対的に清らかに流れるこ
とになる。

（実施例）以下、この発明の実施例を第１図〜第３図に基づいて説
明する。

この第３図に示した吸込口体１１は吸込口本体１２を備
え、この吸込口本体１２には下方に開口する吸込１１１
３が設けられ、この吸込０１３には回転ブラシ１４が装
着されている。

この回転ブラシ１４は、軸受部材Ｉｓ、　１５と、この
軸受部材１５．２５に両端部が回転自在に支持された軸
状のブラシ台１６と、このブラシ台１６の外面に突設さ
れたゴム製のブレード１７を有する。そして、このブラ
シ台】６は、軸受部材１５．１５を吸込口本体１２に保
持させることにより、吸込口本体１２に回転自在に保持
されることになる。

また、吸込口体よ】にはモータ】８が回転駆動手段とし
て取り付けられていて、このモータ１８の回転力はベル
ト１９を介してブラシ台１６に伝達されるようになって
いる。

しかも、ブレード１７は第１図に示した如くブラシ台１
６の長手方向に向けて螺旋状に延び、このブレード１７
の自由縁部にはこれ沿って延びる肉厚突部２０（第２図
参照）が設けられている。この肉厚突部２０は、回転方
向２１側に突出していて、その横断面形状が円弧状に形
成されている。

次に、このような構成の作用を説明する。

この様な第３図の吸込口体ｌでは、モータ１７の回転を
ベルト１８でブラシ台１６に伝達させて、ブラシ台１６
を高速回転させることにより、ブラシ台１６のブレード
１７が絨毬等の被掃除面に付着した塵埃等を掻き上げる
ことになる。

この回転ブラシ１４では、自由縁部に設けた肉厚突部２
０によりブレード１７のこしく剛性）が高くなり、ブラ
シ台１６の回転に伴う、掻き上げ力が強くなる。

また、質量の高い肉厚突部２０がブレード１７の自由縁
部にあるので、ブラシ台１６の回転に伴う肉厚突部２０
の慣性効果により、床や絨穂等の被掃除面の叩き力が大
きくなる。

更に、自由縁部の肉厚突部２０の横断面形状を円弧状に
することにより、ブレード１７が高速回転させられたと
き、空気がブレード】７の自白縁に対して相対的に滑ら
かに流れることになる。この結果、ブレード１７の高速
回転に伴う大きな風切音が従来の様に生ぜず、静かな吸
込口体とすることができる。

尚、以上説明した実施例では、肉厚突部２０をブレード
１７の回転方向にのみ突出させた例を示したが、この肉
厚突部２０はブレード１７の回転方向両側に突出させた
構成とすることもできる。

（発明の効果）この発明は、以上説明したように、ブレードの自由縁部
に沿って肉厚突部を設けた構成としたので、可撓性のブ
レードの自由縁部のこしを強くすると共に、この自由縁
部の質量を大きくして叩き効果を向上することができ、
且つ、自由縁部の補強を行うことができる。

また、上述した第２の目的を達成するため、この発明は
、前記肉厚突部は横断面形状が円弧状に形成されている
構成としたので、ブレードの風切音の低減を図ることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明に係る電気掃除機用吸込口体の回転
ブラシの斜視図である。第２図は、第１図の要部拡大図である。第３図は、第１図に示した回転ブラシを備える電気掃除
機用吸込口体の平面図である。第４図は、従来の回転ブラシを備える電気掃除機用吸込
口体の平面図である。第５図は、従来の回転ブラシの一例を示す要部拡大斜視
図である。第６図は、第５図に示した小突起の拡大斜視図である。第７図は、従来の回転ブラシの他の例を示す要部拡大斜
視図である。第８図は、従来の回転ブラシの他の例を示す断面図であ
る。１４・・・回転ブラシ１６・・・ブラシ台１７・・・ブレード２０・・・肉厚突部第１図第２図第図第図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）駆動手段により回転駆動される軸状のブラシ台と
、該ブラシ台の外面に突設され且つ長手方向に向けて延
びる可撓性のブレードを備える電気掃除機用吸込口体の
回転ブラシにおいて、前記ブレードの自由縁部に沿って肉厚突部が設けられた
ことを特徴とする電気掃除機用吸込口体の回転ブラシ。
（２）前記肉厚突部は横断面形状が円弧状に形成されて
いることを特徴とする請求項１に記載の電気掃除機用吸
込口体の回転ブラシ。