JPH0419810A - 磁気抵抗効果型ヘッド - Google Patents

磁気抵抗効果型ヘッド

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JPH0419810A
JPH0419810A JP12249890A JP12249890A JPH0419810A JP H0419810 A JPH0419810 A JP H0419810A JP 12249890 A JP12249890 A JP 12249890A JP 12249890 A JP12249890 A JP 12249890A JP H0419810 A JPH0419810 A JP H0419810A
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current
magnetic
magnetic field
conductor layer
head
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JP12249890A
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Inventor
Hitoshi Kanai
均 金井
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 磁気抵抗効果型ヘットに関し、 磁気抵抗効果型ヘッドの再生波形に生じるバルクハウゼ
ン雑音を防止し、磁気抵抗効果素子の出力レベルの変動
を回避することを目的とし、2つの磁気シールド体の間
に非磁性絶縁層を介して配設される磁気抵抗効果素子の
抵抗値の変化により磁界を検出する磁気抵抗効果型ヘッ
トにおいて、該磁気シールド体の一方を絶縁性磁性体と
し、該絶縁性磁性体と該非磁性絶縁層との間に設けられ
、一端か前記絶縁性磁性体の外部へ露出する導体層と、
該導体層により前記磁気抵抗効果素子の容易軸方向に電
流磁界を印加するために前記導体層に電流を供給する部
材とを有する構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、磁気抵抗効果型ヘット(以下、MRヘッドと
いう。)に関する。
近年、コンピューターの外部記憶装置である磁気ディス
ク装置の大容量化に伴い、高性能磁気ヘッドか要求され
ている。この要求を満足するものとして記録媒体の速度
に依存せず高出力か得られるMRヘッドか注目されてい
る。
〔従来の技術〕
MRヘッドは強磁性薄膜(MR膜)で構成された再生専
用の磁気ヘッドてあり、パーマロイ等によって形成され
る強磁性薄膜の電気抵抗が外部磁界によって変化すると
いう磁気抵抗効果を利用して信号磁界の変化を電気抵抗
の変化として検出するものである。そして、上記強磁性
薄膜によって構成される素子は磁気抵抗効果素子(以下
、MR素子という。)といわれている。
従来のMRヘッドは、第2図(a)、(b)に示すよう
な構造となっていた。21は矩形のMR素子、22は引
き出し導体層、23a、23bは磁気シールドである。
MR素子21は、その長手方向(y軸方向)にMR膜の
磁化容易軸(以下、容易軸という。)方向か一致するよ
うにパターン形成されている。引き出し導体層22は、
MR素子21の長手方向に対して所定幅て切除されてM
R素子21の両端で素子に接合している。MR素子21
及び引き出し導体層22は、2つの磁気シールド23a
、23bの間(再生キャップに相当)に配置されるが、
非磁性絶縁層24を介して磁気シールド23a、23b
と電気的に絶縁されている。センス電流25は引き出し
導体層22を通して素子に流れ、MR素子21及び引き
出し導体層22によって画定される長方形の信号検出領
域26に流れる。そして、磁気記録媒体27はヘッドの
下をX軸方向に移動し、MRヘッドは、媒体からの信号
磁界を該信号検出領域26で抵抗変化として検知する。
またこの場合、センス電流25は、信号磁界に対してM
Rヘットの再生を線型化するためにも利用されていた。
即ち、MR素子21は、一方の磁気シールド23aに近
接させて配置され、センス電流によって磁化した磁気シ
ールド23a表面からの漏洩磁界によって素子高さ方向
にバイアス磁界か印加されていた(この)\イアス方式
をセルフバイアス法という。)〔発明か解決しようとす
る課題〕 従来のMR素子21の形状ては、容易軸(y軸方向)の
磁化方向に対してMR素子21か有限長であるため素子
端部に磁極(N、S極)が生し、素子内部には磁化方向
とは反対向きの磁界(反磁界)か発生していた。このた
めMR素子21は、反磁界によって誘起された静磁エネ
ルギーを下げるために、第2図(C)に示すようないく
つかの磁区に分割した磁区構造を示し、磁区の境界には
磁壁か生じていた。
一方、一般にはMR膜においては、成膜の不完全さから
結晶粒界、格子欠陥、不純物介在等の不均一性かある。
このため従来のMRヘッドては、記録媒体からの信号磁
界に対して磁壁は引っ掛かりながら移動し、磁化回転か
不連続となって再生波形にはバルクハウゼン雑音か生じ
たり、MR素子の出力レベルか変動するという課題かあ
った。
〔課題を解決するだめの手段〕
上記課題を解決するために、本発明では、2つの磁気シ
ールド体の間に非磁性絶縁層を介して配設されるMR素
子の抵抗値の変化により磁界を検出するMRヘットにお
いて、 該磁気シールド体の一方を絶縁性磁性体とし、該絶縁性
磁性体と該非磁性絶縁層との間に設けられ一端か前記絶
縁性磁性体の外部へ露出する導体層と、 該導体層により前記MR素子の容易軸方向に電流磁界か
印加されるために前記導体層に電流を供給する部材とを
有する構成とした。
〔作用〕
MR素子か導体層からの電流磁界によって、素子内の反
磁界をなくすことによって、素子を磁壁の無い単一軸構
造とすることかできる。
〔実施例〕
第1図(a)に本発明の実施例によるMRヘッドの要部
断面図を示す。
MRヘッドは同図に示すように、2つの磁気シールド1
3a13bの間に、非磁性絶縁層14を介して引き出し
導体層12の内部にMR素子11か配置される構造とな
る。
ここに、MR素子11は、例えば、NiFe膜等の強磁
性体から成り、厚さtlは400〜500人の薄膜で、
幅t2は3μm、長手方向の長さt3は、50〜100
μm程度に設定されている。ここで、MR素子の形状は
同図(b)に示すように従来のMR素子同様長方形とな
っているか、本実施例のように導体層118aを設けた
場合は容易軸方向か導体層118aと直角方向てあれば
形状は問わない。そして、所定幅t4て切除され、MR
素子の輻t、に合わせた幅を有する引き出し導体層12
と同図(C)に示すように信号検出領域16の両端で接
続している。
かかるMR素子の形状異方性からMR素子11の容易軸
方向は長手方向となる。即ち、容易軸の方向は形状によ
って異なり、容易軸の方向は一般に長さの長い方向、こ
の場合長手方向と一致するということである。ここて、
MR素子11かその磁化方向に対して、その長さか育限
長に形成されているために素子内部に磁壁か生じ、第2
図(C)に示すような反磁界か生じることとなる。
引き出し導体層12はAu膜等からなる。本実施例では
、第1図のようにMR素子と同一の輻t2を有し、直角
り型に形成されているか、かかる形状に限定されること
はない。信号検出領域16にセンス電流15が流れれば
十分だからである。信号検出領域の輻t4は2〜3μm
程度である。
磁気シールドは13aか絶縁性磁性のNiZnフェライ
ト材からなり、13bはNiFeあるいはフェライト材
からなる。これらは、記録媒体17からの信号磁界に対
しMR素子11の再生分解能を高める働きをするもので
ある。
MR素子11及び引き出し導体層12は2つの磁気シー
ルド13a・+3bの間に配置され、両者はSiO2膜
あるいはAI、O,膜の非磁性絶縁層14を介して磁気
シールドと電気的に絶縁される構成となっている。MR
素子11は非磁性絶縁層14の内部に配置されている。
電流導体層118a以外の外部磁界あるいは外部電流を
遮断するためである。
非磁性絶縁層14と磁気シールド13aの間には電流導
体層118aか設けられている。電流導体層118aは
引き出し導体層12と同様なAu膜等からなる。この電
流導体層118aはMR素子11の近傍に設けられる。
具体的には第1図(a)におけるMR素子11と電流導
体層118aとの距離t、は数μm程度である。ここで
、近傍としたのはMR素子11に接触してMR素子に電
流か流れてしまうのを防ぐためである。このように、本
発明は磁気シールドを有するシールド型のMRヘットの
素子近傍に電流導体層を置く構造で、例えば1、ヨーク
型のMRヘッドを対象としていない。また、素子そのも
のにコイル等を巻く構造とも相違する。
本実施例では、電流供給機構として電流導体層118a
の一端か磁気シールド13aと共に絶縁性基板へに埋め
込まれて形成され、該磁気ノール’r” l 3 aの
記録媒体17と対向する側の外部へ露出する構成となっ
ている。そして、かかる露出する一端は電流導体層l1
18bと接合し、電流導体層l118bの他端はスライ
ダ加工される際に露出されて電流供給用端子となる。こ
こに、電流導体層■は本実施例のように磁気記録媒体に
対して垂直方向に延びなくてもよく、第1図(d)、第
1図(e)のような方向でもよい。後述するように、電
流導体層1)8aによりMR素子11の容易軸方向に電
流磁界Hか印加されれば本発明の目的は達成されるから
゛である。ここに、第1図(d)は電流導体層n18b
を斜め上方に延はしたものであり、第1図(e)は電流
導体層II+8bを水平横向きに延ばしたものである。
また、基板Aか導体(例えば、Al2O,やTi C等
)であれば、電流導体層T18aと接合する部分さえ設
けられていれば、電流導体層II+8bを独立して設け
る必要はない。そして、この場合は基板Aに電源供給端
子が設けられる。電流導体層118により電流磁界Hが
MR素子11に印加される点は同様である。
第1図(b)に、本発明のMRヘッドの原理図を示す。
MR素子11の近傍の電流導体層18に流れる電流J1
9が作る電流磁界HをMR素子11の容易軸方向に印加
して反磁界を打ち消そうとするものである。もっとも、
印加される電流磁界はMR素子11に生じる反磁界を打
ち消す以上のものであればよい。電流Jの大きさは図示
しない電源により調節可能である。
このように、本発明は電流導体層118aの一端は磁気
シールド13aの外部に出ることを特徴とする。電源を
電流導体層Iと■に接続する上で磁気シールド13a・
13bの間にない方か望ましいからである。
センス電流15は、引き出し導体層12を通してMR素
子11の信号検出領域16に流れる。この様子は第1図
(C)のMRヘッドの要部斜視図に明示されている。そ
して、前述のセルフバイアス方式によりMRか線形動作
することによってMRヘッドは、直下を移動する磁気記
録媒体17からの信号磁界を検知する。この際、前述し
た発明原理に従いMR素子11は単一磁区構造となって
バルクハウゼン雑音は発生しない。また、MR素子の出
力レベルの変動を回避できる。
本発明の実施例のMRヘットの作成工程の第−例として
第1図(f)のように基板Ai:電流導体層l118b
(例えば、Au膜等をスパッタ法により作成)を、その
上に片面に電流導体層I[+8b(Au膜等)を付着さ
せたブロック型の磁気シールド13a(例えば、NiZ
n等)を、というように次々に積層し、その後加工面で
切断するという方法かある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によればMR素子に生じる
反磁界と同様の磁界を電流磁界として印加することによ
りMR素子を磁壁の無い単一磁区構造とし、バルクハウ
ゼン雑音の発生を抑えるとともに、MR素子の出力レベ
ルの変動を防止する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の実施例によるMRヘッドの要部
断面図、 第1図(b)は本発明のMRヘッドの原理図、第1図(
c)は本発明の実施例によるMRヘットの要部斜視図、 第1図(d)は電流導体層■の配置を変えた本発明の実
施例の図、 第1図(e)は電流導体層■の配置を変えた本発明の実
施例の図、 第1図(f)は本発明の実施例のMRヘッドを作成する
工程を説明する図、 第2図(a)は従来のMRヘッドを示す要部断面図、 第2図(b)は従来のMRヘッドを示す要部斜視図、 第2図(C)は従来のMRヘットにおけるMR素子磁区
構造である。 図において、 1はMR素子、 2は引き出し導体層、 3aは磁気シールド、 3bは磁気シールド、 4は非磁性絶縁層、 5はセンス電流、 6は信号検出領域、 7は磁気記録媒体、 8は電流導体層、 8aは電流導体r@I、 8bは電流導体層■、 9は電流J、 1はMR素子、 2は引き出し導体層、 3aは磁気シールド、 3bは磁気シールド、 4は非磁性絶縁層、 25はセンス電流、 26は信号検出領域 を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 2つの磁気シールド体(13a・13b)の間に非磁性
    絶縁層(14)を介して配設される磁気抵抗効果素子(
    11)の抵抗値の変化により磁界を検出する磁気抵抗効
    果型ヘッドにおいて、該磁気シールド体の一方(13a
    )を絶縁性磁性体とし、該絶縁性磁性体(13a)と該
    非磁性絶縁層(14)との間に設けられ、一端が前記絶
    縁性磁性体(13a)の外部へ露出する導体層(18a
    )と、 該導体層(18a)により前記磁気抵抗効果素子(11
    )の容易軸方向に電流磁界を印加するために前記導体層
    (18a)に電流を供給する部材とを有することを特徴
    する磁気抵抗効果型ヘッド。
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