JPH0419804Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0419804Y2
JPH0419804Y2 JP9265987U JP9265987U JPH0419804Y2 JP H0419804 Y2 JPH0419804 Y2 JP H0419804Y2 JP 9265987 U JP9265987 U JP 9265987U JP 9265987 U JP9265987 U JP 9265987U JP H0419804 Y2 JPH0419804 Y2 JP H0419804Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead
leads
lead frame
chip
sectional area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9265987U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63201342U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9265987U priority Critical patent/JPH0419804Y2/ja
Publication of JPS63201342U publication Critical patent/JPS63201342U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0419804Y2 publication Critical patent/JPH0419804Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はダイオード等の製造に使用するための
リードフレームに関する。
〔従来の技術〕
一対のリードを有するダイオードを製作するた
めにリードフレームを使用し、一対のリードの先
端部の相互間にダイオードチツプを配置すること
は、例えば特公昭47−43868号公報に開示されて
いる。
又、第5図〜第7図に示す如く、例えば銅板の
プレス加工によつて形成された第1のリードフレ
ーム1とこれと同一形状の第2のリードフレーム
2とを用意し、各リード3,4の先端部5,6の
相互間にダイオードチツプ7を配置し、クリーム
半田8,9を使用して固着する方法もある。この
方法に使用する各リードフレーム1,2は複数の
リード3,4を片持ち梁状に支持する帯状の連結
部10,11を有する。各リード3,4は各連結
部10,11の延びる方向に対して直角な方向に
延び、幅広部12,13、幅狭部14,15、屈
曲部16,17、先端部5,6、樹脂との結合を
強めるための突出部18,19を有する。各先端
部5,6にはダイオードチツプ7に対する接続を
容易に行うための突出部20,21が設けられて
いる。
ダイオードの組み立て時には、型22に第1及
び第2のリードフレーム1,2を配置する。各連
結部10,11に設けられているガイド孔23,
24に型22のピン(図示せず)を挿通すること
によつて、第1及び第2のリードフレーム1,2
は正確に位置決めされる。各リード3,4の先端
突出部20,21に予め塗布されているクリーム
半田8,9によつてチツプ7を仮付けするように
錘型25を第1のリード3の先端部5の上に置
く。又、各連結部10,11の上にも錘型26,
27を置く。第7図では第1のリード3の先端部
5がチツプ7に接していないが、接することが可
能な錘型25を使用する。しかる後、第1及び第
2のリードフレーム1,2を型22,25,2
6,27で保持したまま加熱炉に入れ、クリーム
半田8,9をリフロー(再溶融)することによつ
てチツプ7を第1及び第2のリード3,4に固着
し、トランスフアーモールド等の工程で樹脂封止
体(図示せず)をチツプ7を囲むように設け、連
結部10,11を切断除去することによつてダイ
オードを完成させる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、各リードフレーム1,2を銅板等の
金属板の打ち抜き加工等で作製する時、又は搬送
時等にリード3,4に外力が加わることによつて
例えば第7図に示す如くリード3が連結部10と
の境界部分で折れ曲がり、バネ作用が生じること
がある。このバネ作用はリード3の先端部5を下
方に変位させても第7図の位置に戻るように生じ
る。従つて、この様なバネ作用を有するときには
錘型25の効果が弱められ、ダイオードチツプ7
の固着が不完全になるおそれがある。この問題を
解決するために、錘型25を重くすることが考え
られるが、大きなバネ作用を有するようにリード
3が変形していないものに対しては錘型25によ
る押圧力が過大になり、クリーム半田8,9に基
づく半田層が薄くなり過ぎて、半田付部分の熱疲
労特性が劣化する。リード3の変形の程度に合せ
て錘型25の重量を変えることも考えられるが、
作業の煩雑化を招く。
そこで、本考案の目的は、上述の如き問題点を
解決することができるリードフレームを提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するための本考案は、実施例
を示す第1図〜第4図の符号を参照して説明する
と、連結部10によつて複数のリード3を片持ち
梁状に支持したリードフレームにおいて、前記リ
ード3と前記連結部10との境界又は境界近傍部
分の断面積をこれに隣接する部分の断面積よりも
小さくしたことを特徴とするリードフレームに係
わるものである。
〔作用〕
リード3と連結部10との境界又はこの近傍部
分の断面積を小さくすると、この部分のバネ力が
弱くなる。従つて、たとえリード3が変形したと
しても、弱い力で補正することができ、リード3
に対するチツプ7の結合を容易且つ良好に達成す
ることができる。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例に係わるリードフレーム
及びこれを使用したダイオードの製造方法を第1
図〜第4図に基づいて説明する。但し、第1図〜
第4図において符号1〜27で示すものは第5図
〜第7図で同一符号で示すものと実質的に同一で
あるので、その説明を省略する。
この実施例の第1及び第2のリードフレーム
1,2は、リード3,4と連結部10,11との
境界部分に貫通孔28,29を有している。この
貫通孔28,29を設けることによつてリード
3,4に小断面積部分30,31が生じている。
幅広部12の幅をL、貫通孔28の両側部の幅を
それぞれa、小断面積部30の全体の幅をl=
2aとすれば、小断面積部30の幅lをL/3〜
L/2の範囲にすることが望ましい。幅lを上記
範囲よりも小さくするとリード3の支持が困難に
なり、上記範囲よりも大きくするとバネ作用低減
効果が十分に得られない。なお、貫通孔28,2
9は第1及び第2のリードフレーム1,2のプレ
ス加工時に同時に形成する。
第1図及び第2図のリードフレーム1,2を使
用してダイオードを製造する方法は第5図〜第7
図の従来方法と同じであり、第2図及び第3図に
示す如く各リード3,4の先端部5,6を重ね合
せ、錘型25でチツプ7に先端部5,6を押し当
ている。もしプレス加工時等においてリード3が
第7図に示すようにチツプ7から浮き上る方向に
変形していたとしても、リード3の根元が小断面
積部30に形成され、バネ性が弱められているの
で、弱い力でリード3の変形を補正することがで
きる。従つて、リード3の変形量に合せて錘型2
5の重量を変えずに一定に保つても、チツプ7に
対するリード3の圧着力のバラツキがさほど生じ
ない。この結果、種々のリードフレームに対して
同じ重量の錘型25を使用してダイオードを製作
しても、半田層8a,9aの厚さの大幅なバラツ
キが生じない。
半田リフローによつてチツプ7がリード3,4
に固着されたら、チツプ7、先端部5,6、屈曲
部16,17、突出部18,19を含むように樹
脂封止体32を設け、貫通孔28,29に隣接す
る幅広部12,13を切断し、第4図に示す独立
のダイオードを得る。
〔変形例〕
本考案は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。
(1) 第2のリードフレーム2は貫通孔29を備え
ていないものであつてもよい。
(2) 第1及び第2のリードフレーム1,2は対称
形であることが望ましいが、非対称の場合に
も、適用可能である。
(3) 貫通孔28,29を連結部10,11とリー
ド3,4との境界に設けると、リード3,4の
有効長を長くするために有利になるが、貫通孔
28,29の全部をリード3,4の根元部分に
移してもよい。
(4) 貫通孔28,29が小さい場合には、完成品
のリード3,4に貫通孔28,29の全部又は
一部が含まれるようにしてもよい。又、連結部
10,11を完成品のリードの一部として使用
するように切断してもよい。
(5) 貫通孔28,29によつて小断面積部分3
0,31を設ける代りにリード3,4の一方の
又は両方の側面から切り込みを入れてくびれ部
分を設け、これによつて小断面積部分30,3
1を得てもよい。
(6) 整流ダイオードに限ることなく、コンデン
サ、抵抗等の2端子電子回路部品、トランジス
タ等の回路素子にも適用可能である。トランジ
スタ等のように3端子以上を有する場合には、
同一のリードフレームの複数本のリードをチツ
プに接続する。又、ブリツジ整流回路素子の製
造にも適用可能である。
〔考案の効果〕
上述から明らかな如く、本考案によつてリード
フレームにおける連結部とリードとの境界又はこ
の近傍部分の断面積を小さくすると、リードのバ
ネ性が弱められ、チツプのリードに対する接続を
容易に達成することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係わるリードフレー
ムを示す斜視図、第2図は一対のリードフレーム
の組み合せ配置を示す平面図、第3図は第2図の
−線に相当する部分によつてチツプに対する
リードの接続を説明するための断面図、第4図は
完成したダイオードを示す断面図、第5図は従来
のリードフレームを示す斜視図、第6図は従来の
一対のリードフレームの組み合せ配置を示す平面
図、第7図は第6図の−線に相当する部分に
よつてチツプのリードに対する接続方法を説明す
るための断面図である。 1……第1のリードフレーム、2……第2のリ
ードフレーム、3,4……リード、7……チツ
プ、10,11……連結部、28,29……貫通
孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 連結部10によつて複数のリード3を片持ち梁
    状に支持したリードフレームにおいて、 前記リード3と前記連結部10との境界又は境
    界近傍部分の断面積をこれに隣接する部分の断面
    積よりも小さくしたことを特徴とするリードフレ
    ーム。
JP9265987U 1987-06-16 1987-06-16 Expired JPH0419804Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9265987U JPH0419804Y2 (ja) 1987-06-16 1987-06-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9265987U JPH0419804Y2 (ja) 1987-06-16 1987-06-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63201342U JPS63201342U (ja) 1988-12-26
JPH0419804Y2 true JPH0419804Y2 (ja) 1992-05-06

Family

ID=30954560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9265987U Expired JPH0419804Y2 (ja) 1987-06-16 1987-06-16

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0419804Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3344396B2 (ja) * 2000-01-18 2002-11-11 サンケン電気株式会社 リード端子及び半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63201342U (ja) 1988-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101321190B1 (ko) Mosfet bga용 절곡 프레임 캐리어
US20020022304A1 (en) Semiconductor device, method for fabricating the same, circuit board and electronic device
JPH0419804Y2 (ja)
JPS62118555A (ja) 集積回路パツケ−ジ
JP2583353B2 (ja) 半導体装置用リードフレーム
CN215731684U (zh) 半导体器件及引线框架
KR970007128B1 (ko) 반도체장치
KR200153438Y1 (ko) 탭테이프를 이용한 칩스케일 패키지
KR910000018B1 (ko) 리이드프레임을 갖춘 반도체장치 및 그 제조방법
JPH0626280U (ja) 半導体装置のリード構造
JP2648385B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPS6156623B2 (ja)
JPH06252326A (ja) 多端子部品、配線基板、多端子部品の実装構造
JPS62198143A (ja) リ−ドフレ−ム
JPS63311732A (ja) 半導体素子の実装方法
JPH01128456A (ja) 面実装型半導体デバイスおよびリードフレーム
JPH1092998A (ja) 電子デバイス製造用リードフレーム
JPH0442934Y2 (ja)
JP3063587B2 (ja) 電子部品および電子部品の製造方法
JPS59191360A (ja) 半導体装置用リードフレーム
JPS62169354A (ja) 半導体装置の実装構造
JPH0753276Y2 (ja) Icソケット
JPH01176681A (ja) コネクタ実装方法
JPS6258651B2 (ja)
JPH03290937A (ja) バンプ付き金属リード及びその製造方法