JPH04197134A - フライ用油脂組成物 - Google Patents

フライ用油脂組成物

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JPH04197134A
JPH04197134A JP2331755A JP33175590A JPH04197134A JP H04197134 A JPH04197134 A JP H04197134A JP 2331755 A JP2331755 A JP 2331755A JP 33175590 A JP33175590 A JP 33175590A JP H04197134 A JPH04197134 A JP H04197134A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、フライ用油脂組成物に関する。更に詳しくは
、本発明は、フライ製品の歯切れ、口溶けなどの食感が
改良されたフライ用油脂組成物に関する。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]イース
トドーナツ、ケーキドーナツなどのドーナツに代表され
るフライ製品を作るために使用されるフライ用油脂は、
加熱媒体として、生地中の水分の蒸発、澱粉のα化、蛋
白質の熱変性等をおこさせ、ふっくらとした軽い仕上が
りの製品を作る役割りを果たすものである。従来からフ
ライ用油脂は、熱安定性(耐熱性)に優れていること、
また生地の中に浸透して製品の風味を構成する重要な成
分となるために、油脂自体の風味が良いと同時に製品自
体の風味を生かすものであること、さらにはフライ後、
製品の表面に現われる油脂の結晶化による白色化を起さ
ないこと(加工性に優れていること)などがその特性と
して必要とされている。
上記のような観点から、ドーナツフライ用油脂としては
、白絞油やサラダ油として知られている、大豆油、ピー
ナツ油、サフラワー油、カポック油、菜種油、米ぬか油
、綿実油、コーン油等の植物性液体油、ラード、牛脂、
パーム油のような天然の固型油脂が使用されている。ま
た固型油脂としては、植物性液体油を水素添加して固型
化させたものも使用されている。固型油脂には、さらに
は動植物固型油脂を混合したもの、植物液体油を混合し
たもの、硬化の度合を調整したものなどの硬さや性質を
代えたものが必要に応じて使用されている。
しかしながら、上記のようなフライ用油脂を使用して揚
げた製品は、これを食したとき、日中で塊状、いわゆる
ダンゴ状になる傾向にあり、歯切れ(いわゆる、サクミ
)、口溶は等の食感において充分満足のいくものではな
かった。
[課題を解決するための手段] 従って、本発明は、上・記のフライ用油脂としての特性
を備えていると共に、さらに食感の点においても改良さ
れたフライ製品が得られるフライ用油脂組成物を提供す
ることを目的とする。
本発明者は、前述のように、歯切れ、口溶けのような食
べたときに感じる、°食感に重点をおいてさらに研究を
進めた。その結果、特定の油脂組成からなる油層組成物
をフライ用油脂として使用することにより、前記風味と
共に、食感の改良されたフライ製品が得られることを見
出し、本発明を完成させたものである。
即ち、本発明は、構成脂肪酸として炭素数20〜24の
飽和脂肪酸を15〜70重量%(好ましくは40〜65
重量%)、炭素数16〜22の不飽和脂肪酸20〜60
重量%(好ましくは25〜50!!量%)含有し、かつ
1分子中に炭素数20〜24の飽和脂肪酸残基と炭素数
16〜22の不飽和脂肪酸残基を少なくとも各1個以上
有する混酸基トリグリセリドを含有(好ましくは3重量
%以上を含有)するフライ用油脂組成物を提供すること
にある。
以下に、本発明のフライ用油脂組成物を詳細に説明する
本発明のフライ用油脂組成物に含まれる混酸基トリグリ
セリドを構成する脂肪酸は、炭素数20〜24の飽和脂
肪酸(好ましくはアラキン酸、ベヘン酸、更に好ましく
はベヘン酸)、そして炭素数16〜22の不飽和脂肪酸
(好ましくはオレイン酸、リノール酸、リルン酸等の炭
素数18の不飽和脂肪酸)である。
上記混酸基トリグリセリドの最も典型的なものは、ジベ
ヘニルモノリル−ト、あるいはジベヘニルモノオレエー
トであるが、飽和脂肪酸の一部がバルミチン酸またはス
テアリン酸またはアラキン酸に代わっていてもよいし、
それらの混合物でも良い。また不飽和脂肪酸の結合位置
はα位、β位のいずれでも良く、混合物でもよい。
本発明のフライ用油脂組成物に含まれる混酸基トリグリ
セリドの製造方法は特に限定されない。
例えば、エステル交換反応を利用する方法を挙げること
ができる。
エステル交換反応を利用する方法は、ベヘン酸トリグリ
セリドまたは極度硬化したバイエルシンナタネ油や極度
硬化した魚油/およびあるいはこれらと他の油脂を結合
して炭素数20〜24の飽和脂肪酸を30重量%以上含
有する脂肪酸トリグリセリドと、60重量%以上の不飽
和脂肪酸を含有する植物油(例えば大豆油、オリーブ油
、ナタネ油、サフラワー油)および/あるいはこれらの
混合油を、エステル交換反応させることにより、目的と
する混酸基トリグリセリドを得る方法である。
エステル交換は、脂肪酸の無作意配置を行なうものであ
り、通常は、反応に際してナトリウムメチラートなどの
公知の触媒を油脂に対して0.1〜0.3重量%用いる
。また反応は70〜150℃の温度で行う。反応後、触
媒を水洗によって除去する。
エステル交換反応によって得られたエステル交換油は、
アセトン、n−ヘキサン等の溶剤に溶解させた後、冷却
し、0〜40℃の範囲の温度て三飽和トリグリセリドを
析出させ、濾別する(−段目の分別)。溶剤は、油脂に
対して通常2〜10倍量用いる。次に、得られた減液を
、溶剤を用いて上記と同様な手法で溶解させ、−25〜
25℃に冷却し、混酸基トリグリセリドを析出させ、こ
れを採取する(二段目の分別)。
なお、−段目と二段目の分別溶剤が異なる場合には一段
目の分別濾液の溶剤を留去した後、残留部に対して2〜
10倍量の溶剤を加えて、これを溶解させた後、−25
〜25℃に冷却し、混酸基トリグリセリドを析出させ、
これを採取する。
以上のようにして目的とする混酸基トリグリセリドを得
ることができる。
また、上記の製造方法の他の例としては、酵素処理を利
用する方法を挙げることができる。
酵素処理を利用する方法は、トリグリセリドのα−位を
選択的にエステル交換するリパーゼ等の酸素を用いる方
法であり、β−位に60重量%以上の不飽和脂肪酸を含
有する植物油(例えば大豆油、オリーブ油、サフラワー
油)或はこれらの混合油と、炭素数20〜24の飽和脂
肪酸を30%以上含有する脂肪酸とをα−位選択的エス
テル交換反応させて、α−位選択的エステル交換油を得
たのち、そのα−位選択的エステル交換油から分子蒸留
により遊離脂肪酸を除去し、目的とする混酸基トリグリ
セリドを得る方法である。更に前述のような溶剤分別を
適宜性なえば目的の濃縮した混酸基トリグリセリドを得
ることができる。この製法によって得た混酸基トリグリ
セリドは、そのトリグリセリド構造がα−1α゛−位に
飽和脂肪酸、モしてβ−位に不飽和脂肪酸を有するもの
である。
上記のような方法で得られた混酸基トリグリセリドは、
本発明のフライ用油脂組成物中に3重量%以上含まれて
いることが、好ましい。さらに好ましくは、10〜50
重量%、特に、15〜30重量%である。
本発明のフライ用油脂組成物は、通常、従来からフライ
用油脂として使用されている油脂と混合して使用する。
このような油脂としては、前述した油脂を挙げることが
できる。本発明のフライ用油脂組成物は、このように前
記混酸基トリグリセリドと従来から使用されている油脂
とを併用して調製されたものであることが好ましい。
本発明のフライ用油脂組成物は、前述した、ケーキドー
ナツ、イーストドーナツ、餡ドーナツ等のドーナツ類の
他に、揚げパン(カレーパン、餡パン)、フライドポテ
トなどの製造にも通している。
なお、本発明のフライ用油脂組成物は、従来の方法と同
様な方法で用いることができる。
[発明の効果] 本発明のフライ用油脂組成物を使用すると、フライ時に
生地からの水分蒸散が防止されるために、蒸発潜熱によ
る生地内部の温度降下が防止される。このため、生地内
部においても高温フライ(適正な温度でフライ)が可能
となり、生地内部のデンプンのα化が効率よく進む。従
って、得られた製品は、歯切れがよく、口溶けのよいも
のとなる。また、風味も良好である。特に、ドーナツの
製造に好適な油脂である。
以下に、実施例および比較例を用いて本発明を更に詳し
く説明する。ただし、これらの例は本発明を制限するも
のではない。なお、実施例中のr%」は、「重量%」を
意味する。
[実施例1] ゛    リグリセリドの4 ベヘン酸トリグリセリド(脂肪酸組成ニステアリン酸2
.4%、アラキン酸9.9%、ベヘン酸84.9%)5
0%、サフラワー油(脂肪酸組成:バルミチン酸6.9
%、ステアリン2.7%、オレイン酸13.0%、リノ
ール酸76.0%)50%の混合油を、油脂に対して0
.1%のナトリウムメチラートを触媒とし、80tで3
0分間反応を行い、エステル交換油を得た。このエステ
ル交換油を1g当たり4mlのn−ヘキサンに溶解し、
ゆフくり攪拌しながら40℃から28℃迄冷却して析出
した三飽和トリグリセリドを主体とした高融点部(収率
:エステル交換油に対して14%)を濾別した。得られ
た減液から常法により溶剤留去した後、残留部を1g当
たり5mAのアセトンに溶解し、ゆっくり攪拌しながら
30℃から10℃まで冷却して析出した目的とする区分
を採増した。
この区分は、溶剤を留去した後、常法により脱臭して混
酸基トリグリセリド(TG)(1)を得た(エステル交
換油に対する収率:46.9%、沃素価:56.8、融
点:41.9℃)。
得られた混酸基TG(1)の脂肪酸組成を下記の第1表
に、またトリグリセリド組成を第2表に示す。
なお、第1表中、上段は、トータル脂肪酸組成を、下段
は、常法により測定したトリグリセリ丁のβ位脂肪酸組
成を表わす。
また、第2表中、Cr、。〜Cr、4は、以下の成分を
主体とすることを意味する。ただし、Pはバルジ ゛チ
ン酸、Sはステアリン酸、UはCl8の不飽和酸、Aは
アラキン酸、Bはベヘン酸をそれぞれ示す。
C5゜: P P U、 C62: P S U、 C
54: S2 UlCss: ASU% Csa: A
AU% BSU、Cao:ABU%C6□:B2U%C
64:B2A以下余白 第1表 TG  CIs C1s C1a−+ Cl8−2 C
Is−3C2゜C22G243.72.4 4.9 2
9.8.0.1 3.253.92.03.52.3 
5.1 30.4 0.2 3.453.21.9第2
表 TG   Cso C52Cs<  Csa  Cao
 cso  C62C64(1)  −0,82,47
,828,811,947,50,9上記で得た混酸基
トリグリセリド5%、コーン/パーム(7:3)硬化油
(1,V、61.0)75%、およびコーン白絞油20
%を配合してなる本発明に従うフライ用油脂組成物を調
製した。
ツー       の 上記で得たフライ用油脂組成物を用いて、下記に示すフ
ライテストを実施し、評価した。
フライテストは、下記の方法で製造したイーストドーナ
ツ(生地整形品)20個をフライ用油脂組成物800g
中で揚げ(揚げ温度180℃、揚げ時間60秒/片面)
、得られたドーナツについてその風味、食感(歯切れ、
口溶け)を10人のパネラ−によるパネルテストで評価
した。
なお、評価の基準は、以下の通りである。
A:10中8名以上が良いことを認めた。
B:10中5〜7名が良いことを認めた。
C:10中3〜4名が良いことを認めた。
D=10中8名以上が悪いと認めた。
イーストゝ−ツの−の A A ミックス粉本   100重量部 水        50重量部 イースト       4重量部 ミックス粉*(商品名:イーストドーナツミックス#2
02、日清デイ・シー・ニー■製)工程   条件 低速(100rpm)  3分 ミキシング  中速(20Orpm)  3分(混捏)
   高速(320rpm)  8分捏上げ温度   
 28℃ 温度       27℃ 醗酵     時間       30分湿度    
   75% 分割     生地重量     40gベンチタイム
          15分ガス抜き・整形 温度       38℃ ホイロ    時間       30分湿度    
   70% [実施例2〜4]および[比較例1] 実施例1において、フライ用油脂組成物の配合を下記第
3表に示すように代えた以外は、実施例1と同様に て
各種の本発明に従うフライ用油脂組成物および比較用の
フライ用油脂組成物を調製した。そして実施例1と同様
な方法で評価した。
以上の結果をまとめて下記の第3表に示す。
第3表 混酸基 コーン/     歯切 口溶TG     
パーム    コーン    れ    け実施例15
7520    BB 実施例215  6520    A   A実施例3
30  5020    A   A実施例450  
3020   8   B比較例108020CD 上記第3表に示された結果から明らかなように、本発明
の油脂組成物を使用すれば、歯切れ、口溶けのよいドー
ナツを得ることができる。
なお、上記の「歯切れ」を定性的に評価するために、上
記実施例2及び比較例1において得られた各製品ドーナ
ツについて、下記のような「歯切れ」テストを実施した
「歯切れ」テストは、レオメータ−(不動工業■製)を
用いて、以下の方法に従った。
第1図(A)および(B)に示すようなくさび型のプラ
ンジャーp(a鳳鵬(L)X20■m(W)xlomm
()I))を、第2図に示すようにドーナツ(Do)(
直径; 30〜35mm)の上部に配置し、これを10
cm/分の速度で降下させた時のプランジャーPにかか
る応力を測定し、その挙動により評価した。
その結果を第3図に示す。
第3図に示されているように、実施例2の白線は、荷重
800gr付近で一旦応力が急激に減少し、再び増加し
ていることがわかる。すなわち、本発明に従う油脂組成
物で揚げたドーナツは、プランジャーの降下に従って内
部組織の圧縮(中の気泡がつぶされる現象に対応)が発
生し、これにつれて応力が増加するが、プランジャーが
ある一定の位置まで降下すると内部組織の圧縮が止まっ
て、−旦、組織の一部破断が起こり、さらにプランジャ
ーの降下を進めると、全部の組織が破断されることがわ
かる。
一方、比較例1の曲線は、応力の減少を伴うことなく、
プランジャーの降下に従って応力は増加してあり、これ
によりドーナツが内部組織の圧縮が最後まで持続され、
そのまま全部の組織が破断されることがわかる。
[実施例5] 極度硬化したバイエルシンナタネ油(脂肪酸組成;バル
ミチン酸3.9%、ステアリン酸41゜3%、アラキン
酸5.5%、ベヘン酸46.9%)50%と、サフラワ
ー油(脂肪酸組成;パルミチン酸6.9%、ステアリン
酸2.7%、オレイン酸13.0%、リノール酸76.
0%)50%の混合油を用い、油脂に対して0.1%の
ナトリウムメチラートを触媒とし、80℃で30分間反
応を行い、エステル交換油を得た。このエステル交換油
を1g当たり5m1のアセトンに溶解し、ゆっくり攪拌
しながら35℃迄冷却して析出した三飽和トリグリセリ
ドを主体とした高融点部(収率:エステル交換油に対し
て26%)を濾別した。この濾液を10℃までゆフ〈り
攪拌しながら冷却して、析出した結晶を採取し、さらに
溶剤を留去した後、常法により°脱臭して本発明にかか
る混酸基トリグリセリド(TG)(2)を得た。
得られた混酸基TG (2)の脂肪酸組成を下記の第4
表に、またトリグリセリド組−成を第5表に示す。なお
、第4表および第5表の表記方法は、前記第1表および
第2表と同様である。
第4表 TG  C16ela Cla・I Cl8m2 CI
aQ C20G22 G244.317.33.7 2
8.6 0.1 6.838.81.44.616.8
4.0 28.9 0.2 6.937.01.6第5
表 TG   Cs。C112C54G66  Csa  
Ca。CG2  cg4(2)  −2,69,27,
234,77,63B、30.4上記で得た混酸基トリ
グリセリド20%、ノ\−ム硬化油(1,V、47.0
)35%、ラード硬イヒ油(1,V、55.0)35%
、およびコーン白絞油10%を配合してなる本発明に従
うフライ用油脂組成物を調製した。
フーイ ゛    の2 上記で得たフライ用油脂組成物を用いて、下記に示すフ
ライテストを実施し、評価した。
フライテストは、下記の工程で製造した餡ドーナツ(生
地整形品)20個をフライ用油脂組成物800g中で揚
げ(揚げ温度180℃、揚げ時間90秒/片面)、得ら
れた餡ドーナツについて実施例1と同様に評価した。
ドー ツの 地の AA ミックス粉本   100重量部 水        55重量部 イースト        3重量部 ミックス粉本(商品名:イーストドーナツミックス#2
56、日清デイ・シー・ニー■製)ドー ツの 6エ 工程   条件 低速(100rpm)  3分 ミキシング  中速(200rpm)  3分(混捏)
   高速(320rpm)  8分捏上げ温度   
 28℃ 温度       27℃ 醗酵     時間       45分湿度    
   75% パンチング          90秒包餡本    
生地重量     50g(−個当たり) こし餡重量
    30g温度       38℃ ホイロ    時間       45分湿度    
   65% なお、包餡*は、包餡機(商品名ニレオン208型、レ
オン自動機械■製)を用いて行弓た。
[比較例2] 実施例5において、フライ用油脂組成物の配合を下記第
6表に示すように代えた以外は、実施例5と同様にして
比較用のフライ用油脂組成物を調製した。そして実施例
5と同様な方法で評価した。
以上の結果をまとめて下記の第6表に示す。
第6表 混酸基          歯切 口溶TG    バ
ーム  ラード   コーン     れ    け実
施例 5  20353510   A   A比較例 2   0454510   B   C上記第6表に
示された結果から明らかなように、本発明の油脂組成物
を使用すれば、歯切れ、口溶けのよいドーナツを得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ドーナツの「歯切れ」テストに使用するプラ
ンジャーの概略図であり、(A)は正面図を表わし、(
B)は側面図を表わす。 第2図は、ドーナツの「歯切れ」テストに使用するプラ
ンジャーとドーナツの配置図である。 第3図は、ドーナツの「歯切れ」テストの結果を示すグ
ラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、構成脂肪酸として炭素数20〜24の飽和脂肪酸を
    15〜70重量%、炭素数16〜22の不飽和脂肪酸を
    20〜60重量%含有し、かつ1分子中に炭素数20〜
    24の飽和脂肪酸残基および炭素数16〜22の不飽和
    脂肪酸残基を少なくとも各1個以上有する混酸基トリグ
    リセリドを含有するフライ用油脂組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002018524A1 (fr) * 2000-08-28 2002-03-07 The Nisshin Oillio,Ltd. Composition huileuse et grasse a fonction antimousse

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