JPH0419710B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0419710B2
JPH0419710B2 JP943482A JP943482A JPH0419710B2 JP H0419710 B2 JPH0419710 B2 JP H0419710B2 JP 943482 A JP943482 A JP 943482A JP 943482 A JP943482 A JP 943482A JP H0419710 B2 JPH0419710 B2 JP H0419710B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
read
dopant atoms
storage region
charge storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP943482A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57143789A (en
Inventor
Tei Dowaan Shingu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unisys Corp
Original Assignee
Unisys Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unisys Corp filed Critical Unisys Corp
Publication of JPS57143789A publication Critical patent/JPS57143789A/ja
Publication of JPH0419710B2 publication Critical patent/JPH0419710B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/20Memory cell initialisation circuits, e.g. when powering up or down, memory clear, latent image memory
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/005Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor comprising combined but independently operative RAM-ROM, RAM-PROM, RAM-EPROM cells
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C11/403Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells with charge regeneration common to a multiplicity of memory cells, i.e. external refresh
    • G11C11/404Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells with charge regeneration common to a multiplicity of memory cells, i.e. external refresh with one charge-transfer gate, e.g. MOS transistor, per cell
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C17/00Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards
    • G11C17/08Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements
    • G11C17/10Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements in which contents are determined during manufacturing by a predetermined arrangement of coupling elements, e.g. mask-programmable ROM
    • G11C17/12Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements in which contents are determined during manufacturing by a predetermined arrangement of coupling elements, e.g. mask-programmable ROM using field-effect devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、集積回路技術に関し、より特定的
には、デイジタル半導体メモリ技術に関する。基
本的には、デイジタル半導体メモリは、デイジタ
ル情報を記憶するように動作する半導体チツプ上
の回路である。最近の10年間にわたり、単一の半
導体メモリチツプ内に記憶され得るビツト数は、
連続的に増大されてきており、今日ではメモリチ
ツプは65536データビツトまで記憶する。典型的
には、これらのメモリチツプは、デイジタルコン
ピユータまたは特別の目的のコントローラを構成
するためのデイジタル論理チツプに関連して用い
られている。
さて、従来技術においては、リードライト半導
体メモリおよびリードオンリ半導体メモリの双方
が存在する。リードライトメモリは、記憶された
データビツトが予め定められたパターンに固定さ
れておらずその代りにいずれかの所望のパターン
に電気的に変化され得るメモリである。すなわ
ち、メモリの動作の間、すべての所望のデータパ
ターンがメモリ内に書込まれることができ、かつ
適当なメモリ制御信号を与えることによりそこか
ら読出されることができる。
これに対して、リードオンリメモリでは、デー
タビツトは固定されている。すなわち、リードオ
ンリメモリ内のデータビツトは、ただ一度だけ予
め定められたパターンに書込まれ、その後には、
これらのデータビツトはメモリから読出されるこ
とができるが、他の書込み動作により変更され得
ることはない。
リードライトメモリおよびリードオンリメモリ
の双方は、それぞれ固有の長所と短所を有する。
たとえば、リードライトメモリは、情報が検索さ
れかつ演算ユニツトに送られ得る、スクラツチパ
ツドとして使用するのに適当であり、その結果は
リードライトメモリ内に戻されて記憶され得る。
他方、リードライトメモリ内に記憶され得るビツ
ト数は、一般的にはリードオンリメモリ内に記憶
され得るビツト数よりも少ない。さらに、リード
ライトメモリ内のデータは揮発であるので、出力
がチツプ上で偶然失われたときにはいつでも破壊
され得る。
このように、特定の用途により、デジタルシス
テムはそのアーキテクチヤ内に、リードライトメ
モリ、リードオンリメモリまたはこれらの双方を
含むであろう。たとえば、あるデジタルシステム
は、64000ワードのリードライトメモリおよび
64000ワードのリードオンリメモリを含むかもし
れない。
デジタルシステムがリードライトメモリおよび
リードオンリメモリの双方を含むが、デジタルシ
ステムは2個のメモリからの情報が決して同時に
かつ即座にアクセスされないように動作すること
を考慮されたい。たとえば、リードオンリメモリ
はデジタルシステムの残りの部分を初期設定する
ためのパワーオンシーケンスの間のみ利用される
デジタル情報を含むことができる。次に、この初
期設定シーケンスの後に、リードライトメモリが
演算ユニツトにより動作されるデータのためのス
クラツチパツドとして用いられ得る。
このようなシステムにおける1つの問題点は、
装置が不所望なほど高価であることであり、他の
問題点は物理的大きさが望ましくないほど大きい
ことである。これは、これらの2つの機能が同時
に果たされなくとも、リードオンリメモリ記憶機
能およびリードライトメモリの双方を果たすため
に別個のメモリチツプが備えられているからであ
る。このように、システムのコストおよび物理的
大きさを減少させるために、あるモードではリー
ドオンリメモリとして動作し、他のモードではリ
ードライトメモリとして動作する。単一の半導体
メモリを提供することが強く要望されていた。
したがつて、この発明の主たる目的は、リード
オンリモードでアクセスされ得る1組の固定され
たデータが記憶されており、かつリードライトモ
ードで変更可能なデータの組が記憶されかつアク
セスされ得る、半導体メモリを提供することであ
る。
この主たる目的およびその他の目的は、第1の
導電型のドーパント原子を有する半導体サブスト
レートと、前記サブストレート内の複数個の電荷
蓄積領域と、電荷蓄積領域を覆う導電手段と、電
荷蓄積領域のサブセツト内配置された第1の導電
形式と反対の第2の導電形式のドーパント原子
と、導電手段に対して第1の電圧および第2の電
圧を選択的に与えるための手段とを含むメモリに
より、すなわちこの発明により達成される。第1
の電圧が導電手段に与えられるとメモリはリード
オンリモードで動作し、そこでは蓄積領域内のデ
ータは固定されかつ第2の導電形式のドーパント
原子の存在または不存在により示され、かつ第2
の電圧が与えられるとメモリはリードライトモー
ドで動作し、そこでは蓄積領域内のデータが変更
可能でありかつ第2の導電形式のドーパント原子
の存在または不存在と無関係である。
さて、第1図を参照して、この発明の好ましい
実施例の詳細な回路図が示される。この実施例
は、行および列のマトリツクス内に配列される複
数個のメモリセルを含む。他の行も同様に配列さ
れているため、第1図においてはi番目の行のメ
モリセルのみが示される。
各行は全部でn個のメモリセルを含み、ここで
nは奇数の整数である。さらに、個々のメモリセ
ル内には、電荷蓄積領域11およびMOSFETト
ランジスタ12が含まれている。動作において
は、デジタル情報は電荷蓄積領域内に記憶され、
かつこの情報は1個のトランジスタ12をターン
オンすることにより選択的にアクセスされる。
トランジスタ12を選択的にターンオンするた
めに、複数個のコラム選択ラインすなわちワード
ラインWL1ないしWLnが設けられている。これ
らのワードラインは、図示されているようにトラ
ンジスタ12のゲートに接続されている。また、
各行内のトランジスタ12のドレインは図示され
ているように、1対のビツトラインBL−Liおよ
びBL−Riに接続されている。ビツトラインBL−
Liは、i番目の行の左のビツトラインであり、か
つビツトラインBL−Riはi番目の行の右側のビ
ツトラインである。
ビツトラインBL−LiおよびBL−Riは、センス
増幅器SAiに接続されている。動作において、こ
のセンス増幅器は、1個のトランジスタ12を介
して1個の電荷蓄積領域11から選択的に対応す
るビツトラインまでトランスフアされる電荷を検
出するように機能する。この検出動作を達成する
ために、1対のダミーセルDC−LiおよびDC−Ri
が各行に含まれている。
各ダミーセルは、電荷蓄積領域13および1対
のトランジスタ14,15からなる。電荷蓄積領
域13は、面積が半分であり、したがつて蓄積容
量が半分であることを除いては、電荷蓄積領域1
1と同様に構成されている。トランジスタ14
は、ダミー蓄積領域13からビツトラインまで電
荷をトランスフアするために、ダミーワードライ
ンDWL−L,DWL−R上の信号に応答して動作
するという点において、トランジスタ12と同様
である。トランジスタ15は、検出動作に先立ち
ダミーセルにOボルトを書込むために予充電ライ
ンPC−L,PC−R上の信号に応答して動作す
る。
ダミーセルがチヤージされた後に、1個の電荷
蓄積領域11から電荷を読出すために、信号がそ
の行の左側半分または右側半分のいずれか上の1
本のワードラインに選択的に与えられ、同時に、
その行の反対側に存在するダミーワードラインに
信号が与えられる。たとえば、メモリセル10−
1から電荷を読出すために、信号がワードライン
WL1およびダミーワードラインDWL−Rに与
えられる。次に、センス増幅器SAiが、センス増
幅器が接続されるビツトライン上の電荷のすべて
のアンバランスを検出しかつ増幅するように動作
する。さらに、これらの動作が完了された後に、
ROWiから1個のI/Oデータバス16まで情報
を転送するために信号が、i番目の行内の行選択
トランジスタRSiに選択的に与えられる。
さてこの発明においては、電荷蓄積領域11内
の電荷は、リードオンリモードまたはリードライ
トモードのいずれかにおいて選択的に読出され
る。さらに、動作モードに基づいて、2個の全く
異なる組の電荷が、このメモリセルから読出され
るであろう。セルがリードライトモードで読出さ
れるとき、検出された電荷は、書込み動作を経由
して所望のごとく荷電され得る変更可能な2進デ
ータを表示する。この書込み動作の間、I/Oデ
ータライン16上のデータは、行選択トランジス
タRSi、センス増幅器SAiおよび1個のセル選択
トランジスタ12を介して、そのデータを通過さ
せることにより、ROWi内の1個のメモリセルに
選択的に転送される。逆に、セルがリードオンリ
モードで読出されるときには、検出された電荷
は、メモリセルへの書込みにより破壊され得ない
固定された2進データを示す。
たとえば、第1図のメモリが全部で65536個の
メモリセルを含むならば、他の方法が揚げられ
る。リードオンリモードの動作においては、
65536ビツトのデータが、そのメモリから読出さ
れることができ、これらのデータビツトのそれぞ
れの論理1の値あるいは論理0の値が、いくつか
の予め定められた方法で固定される。しかしなが
ら、リードライトモードの動作においては、これ
らの同一のメモリセルは、65536個の変更可能な
ビツトのデータを記憶することができるであろ
う。そして、これらの変更可能なデータは、固定
されたデータとして、同一の電荷蓄積領域11内
に記憶されるが、固定されたデータを破壊するこ
とはない。このように、65536個の電荷蓄積領域
11では、全部で131072ビツトのデータが記憶さ
れる。
この能力は、電荷蓄積領域11の1個のサブセ
ツトを、デプリーシヨンタイプのドーパント原子
でドープすることにより、および電荷蓄積領域1
1の残りの部分を、エンハンスメントタイプのド
ーパント原子によりドープすることにより、達成
される。ここでは、エンハンスメントタイプのド
ーパント原子は、その内部にメモリが構成される
半導体サブストレートの導電形式と同一の原子と
意味され、かつデプリーシヨンタイプのドーパン
ト原子はサブストリートと反応の導電形式の原子
として示される。第1図において、D,Eは、そ
れぞれ、これらの電荷蓄積領域がデプリーシヨン
タイプのドーパント原子と、エンハンスメントタ
イプのドーパント原子とを有することを示す。
デプリーシヨンタイプのドーパント原子を有す
るものとして第1図において示される電荷蓄積領
域11の特定のサブセツトは、単に一例であるこ
とを注意されたい。すなわち、すべての特定の電
荷蓄積領域11はデプリーシヨンタイプのドーパ
ント原子あるいはエンハンスメントタイプのドー
パント原子のいずれかを有する。さらに、デプリ
ーシヨンタイプのドーパント原子を有するこれら
の電荷蓄積領域は、リードオンリモードの動作に
おいて、論理1を記憶し、これに対してエンスハ
ンスメントタイプのドーパント原子を有するこれ
らの電荷蓄積領域は、リードオンリモードの動作
において、論理0を記憶するであろう。
さらに上述された能力を達成するために、デプ
リーシヨンタイプのドーパント原子は、常に、2
個のダミーセルの電荷蓄積領域13内に含まれ
る。加えて、第1図のメモリは、電荷蓄積領域全
体にわたる電場を選択的に変化させるための回路
を含む。この回路は、電荷蓄積領域11,13の
上に存在するコンダクタ17と、1対のトランジ
スタ18,19とを含む。
トランジスタ18は、そのゲートにおいて論理
信号R/Oを受け、それが真実であるとき、トラ
ンジスタ18が導通し、コンダクタ17に第1の
モードの電圧VM=V1を与える。トランジスタ1
9は、そのゲートに論理信号R/Wを受け、それ
が真実であるとき、トランジスタ19が導通しか
つコンダクタ17上に第2のモードの電圧VM
V2を与える。それぞれ、5ボルトおよび0ボル
トのように、電圧V2は電圧V1よりも実質的に大
きい。電圧V1がコンダクタ17に加えられると、
メモリは、リードオンリモードで動作し、かつ電
圧V2がコンダクタ17に加えられると、メモリ
はリードライトモードで動作する。
今、第2A図および第2B図を参照して、メモ
リセルおよびダミーセルのための好ましい物理的
レイアウトの非常に大きく拡大された断面図が示
される。これらの図において、参照番号12は、
再び、電荷蓄積領域をビツトラインBL−Liまた
はBL−Riに結合するトランジスタを示し、参照
番号17は、このモードの電圧VMが選択的に加
えられる電荷蓄積領域11の上に存在するコンダ
クタを示し、参照番号20は、その内部でメモリ
セルが構成される半導体サブストレートを示し、
かつ参照番号21は、セルの周辺部を画成するフ
イールド酸化物を示す。
これらの2個の物理的レイアウトは、第2A図
におけるセルがその電荷蓄積領域11内にエンハ
ンスメントタイプのドーパント原子を有するこ
と、および第2B図のセルがその電荷蓄積領域1
1内に、デプリーシヨンタイプのドーパント原子
を有することを除いては、同一である。さらに、
エンハンスメントタイプのドーパント原子とデプ
リーシヨンタイプのドーパント原子とは、それぞ
れ、文字EおよびDにより示されている。好まし
くは、これらのドーパント原子は、サブストレー
トの表面上あるいは表面から5000Å以内に存在す
る。
今、第2A図および第2B図の物理的構造がい
かにして上述された機能を果たすように動作する
かということを理解するために、注意は第3図お
よび第4図に向けられるべきである。第3図は、
水平軸上にプロツトされた電圧VM,VGを有し、
垂直軸にプロツトされたサブストレート表面の電
位Φ3を有するグラフである。電圧VM,VGは、サ
ブストレート20のバルク内の電位に関連する。
3個の曲線31,32,33は、第3図に含ま
れる。曲線31は、表面電位Φ3がトランジスタ
12のゲートの下でゲート電圧の関数としていか
に変化するかということを示し、曲線32は表面
電位がその内部に含まれるデプリーシヨンタイプ
のドーパント原子を有する電荷蓄積領域内でどの
ように変化するかを示し、さらに曲線33は、表
面電位がその内部に含まれるエンハンスメントタ
イプのドーパント原子を有する電荷蓄積領域内で
いかに変化するかを示す。
デプリーシヨンタイプのドーパント原子とエン
ハンスメントタイプのドーパント原子とが電荷蓄
積領域内に全く含まれていないならば、電荷蓄積
領域内の表面電位はゲート領域内と同様に変化す
ることを注意されたい。このように、第3図にお
いて理解され得るように、蓄積領域内にデプリー
シヨンタイプのドーパント原子を含む効果は、任
意のモードの電圧に対して表面電位を上昇するこ
とであり、かつ蓄積領域内にエンハンスメントタ
イプのドーパント原子を含むことの効果は、任意
のモードの電圧に対して表面電位を降下させるこ
とである。
蓄積領域内での表面電位が上昇されるあるいは
降下される正確な量は、ドーパント原子の特定の
濃度に基づくであろう。第3図において示されて
いるように、デプリーシヨンタイプのドーパント
原子の濃度は、好ましくは、エンハンスメントタ
イプのドーパント原子よりも実質的に大きい。一
例として、デプリーシヨンタイプおよびエンハン
スメントタイプのドーパント原子に対する1個の
好ましいピーク濃度は、それぞれ、1×1020A/
cm3と、1×1016A/cm3である。
さて、4個の異なる条件の下にある電荷蓄積領
域内で拡張される表面電位を考慮されたい。これ
らの4個の条件は、第4A図ないし第4D図にお
いて示される。第4A図においては、コンダクタ
17のモード電圧は、(たとえば0ボルト)のよ
うなV1に等しく、かつ電荷蓄積領域はエンハン
スメントタイプのドーパント原子を含む。第4B
図において、コンダクタ17上のモード電圧は、
再び、V1に等しいが、電荷蓄積領域はデプリー
シヨンタイプのドーパント原子を含む。第4C図
では、モード電圧は、(たとえば5ボルトのよう
な)V2に等しく、電荷蓄積領域はエンハンスメ
ントタイプのドーパント原子を含む。さらに、第
4D図においては、モード電圧は、再び、V2
等しいが、電荷蓄積領域はデプリーシヨンタイプ
のドーパント原子を含む。
第4A図の条件のもとでは、電荷蓄積領域内の
表面電位は、値ΦS1に固定されている。この値は、
第3図の曲線33から得られ、かつ0ボルトまた
は0ボルトの近傍である。また、トランジスタ1
2のゲート領域のもとでの表面電位は、ΦS2また
はΦS3のいずれかである。これらの値は、第3図
の曲線31から得られる。表面電位ΦS2は、トラ
ンジスタ12がターンオフされたとき、すなわち
そのゲート上に低い電圧を有するときに、発生
し、かつ表面電位ΦS6はトランジスタ12がター
ンオンされたとき、すなわちそのゲート上に高い
電圧を有するときに、発生する。
第4A図から理解を得るように、電荷蓄積領域
内の表面電位ΦS1は、常に、トランジスタ12の
ゲート領域内の表面電位よりも小さい。このよう
に、移動可能な電荷は電荷蓄積領域内に記憶され
得ない。言い換えれば、トランジスタ12がター
ンオンにされたときには、表面電位ΦS1がこれら
の電荷に対してポテンシヤル障壁40として作用
するため、移動可能な電荷がビツトラインから電
荷蓄積領域内まで流れることはあり得ない。この
ように、移動可能な電荷の不存在は、常に、エン
ハンスメントタイプの蓄積領域がリードオンリモ
ードで読出されるときにセンス増幅器により検出
されるであろう。
これに対して、今、第4B図の条件のもとでの
メモリセルの動作を考慮されたい。そこでは、メ
モリセルがリードオンリモードで動作し続ける
が、蓄積領域は、デプリーシヨンタイプの蓄積領
域である。これらの条件のもとでは、電荷蓄積領
域内表面電位は、ΦS4である。これは、第3図の
曲線32から得られる。さらに、第4A図におけ
る場合と同様に、トランジスタ12のゲートのも
とでの表面電位は、トランジスタ12がターンオ
フされるかあるいはターンオンされるかというこ
とに基づいて、ΦS2、ΦS6の間で再度変化する。こ
のように、トランジスタ12がターンオンされる
と、ビツトライン上の移動可能な電荷が電荷蓄積
領域に入り込むことを停止させるためのポテンシ
ヤル障壁はもはや存在しない。その結果、トラン
ジスタ12がターンオンされると、電荷蓄積領域
は移動可能な電荷41で満たされ、かつこれらの
移動可能な電荷はトランジスタ12がターンオフ
するとき電荷蓄積領域内に捕捉される。その後、
検出動作の間、移動可能な電荷41aの一部が、
セルから読出され、かつセンス増幅器により検出
されるであろう。このことは、センス増幅器が常
に移動可能な電荷の不存在を検出するであろうリ
ードオンリモードでのエンハンスメントタイプの
蓄積領域の動作に比べられるはずである。
要約すれば、リードオンリモードでの開示され
たメモリの動作は、以下のとおりである。最初
に、モード電圧VMが、相対的に低い値V1にセツ
トされる。その後、注意は、すべてのメモリセル
への移動可能な電荷の書込みに対して与えられ
る。しかしながら、もはやすべてセルが実際には
その内部に書込まれることはない。さらに、移動
可能な電荷は、デプリーシヨンタイプのドーパン
ト原子を含むこれらの蓄積領域内に蓄えられるの
みであろう。次に、電荷蓄積領域内の移動可能な
電荷の存在または不存在は、センス増幅器により
選択的に読出されかつ検出され得る。そして、こ
れらの移動可能な電荷の存在または不存在は、メ
モリ内の固定されたデータを表わすデプリーシヨ
ンタイプのドーパント原子の存在または不存在を
示すであろう。
次に、第4C図、第4D図を参照して、リード
ライトモードにおけるメモリの動作が説明される
であろう。このモードにおいては、電圧VMが、
相対的に高い電圧V2にセツトされる。この条件
のもとでは、エンハンスメントタイプの蓄積領域
における表面電位は、ΦS5であり、かつデプリー
シヨンタイプの蓄積領域における表面電位はΦS6
であるだろう。これらの値は第3図の曲線33,
32から得られる。先に述べられたように、トラ
ンジスタ12のゲートのもとでの表面電位は、ト
ランジスタ12がターンオフされているかまたは
ターンオフされているかに基づくΦS2またはΦS6
いずれかであるだろう。
第4C図において示されているように、表面電
位ΦS5は、表面電位ΦS6よりも大きい。このよう
に、移動可能な電荷は、リードライトモードの動
作においてエンハンスメントタイプの蓄積領域内
に蓄積されるであろう。事実、リードライトモー
ドにおけるエンハンスメントタイプの蓄積領域の
動作は、リードオンリモードにおけるデプリーシ
ヨンタイプの蓄積領域の動作に類似している。
このように、トランジスタ12がリードライト
モードの動作においてターンオンされると、ビツ
トライン上の移動可能な電荷は、自由に、エンハ
ンスメントタイプの電荷蓄積領域内に通過し、か
つこれらの電荷42は、トランジスタ12がター
ンオフされるときに捕捉される。次に、検出動作
の間、捕捉された移動可能な電荷の部分42a
は、センス増幅器により検出されるビツトライン
上に送られる。電荷の部分42aは、電荷の部分
41aと量的に同一である。電荷部分42bは、
エンハンスメントタイプの蓄積領域内に捕捉され
たままであり、部分42bは部分41bと量的に
異なる。しかしながら、捕捉された移動可能な電
荷41b,42bは、検出のために増幅器に送ら
れないので、これらの相対的な量はメモリの動作
に無関係である。
次に、第4D図において示されるように、移動
可能な電荷43もまた、リードライトモードの動
作の間デプリーシヨンタイプの蓄積領域内に記憶
され得る。そして、これらの電荷が記憶された後
に、その一部43aがセンス増幅器により送られ
る。この検出動作の間、電荷部分43bはデプリ
ーシヨンタイプの蓄積領域内に残る。部分43b
は、部分42b,41bよりも大きさにおいて実
質的に大きいが、再び、これらの捕捉された移動
可能な電荷の相対的な量は、これらの電荷がセン
ス増幅器に決して送られないため、メモリの動作
とは無関係である。移動可能な電荷部分41a,
42a,43aのみが、検出のためにセンス増幅
器に送られ、これらの電荷部分の量は同一であ
る。第4B図、第4C図および第4D図において
示されるように、これらの量は、トランジスタ1
2のゲートのもとでの表面電位ΦS6により決定さ
れる。
この発明の好ましい実施例は、今や詳細に説明
されてきた。さらに、多くの変更および修正が、
この発明の性質および精神から離れることなく、
これらの詳細な説明になされ得るであろう。1つ
の修正として、デプリーシヨンタイプのドーパン
ト原子が上述されたように電荷蓄積領域のサブセ
ツト内に配置されているが、エンハンスメントタ
イプのドーパント原子は残りの蓄積領域内に含ま
れない。この修正では、エンハンスメントタイプ
の蓄積領域の表面電位は、トランジスタ12のゲ
ート領域における表面電位と同一に変化し、かつ
メモリの動作は、リードオンリモードの動作であ
ることを除いては、第3図および第4図を参照し
て説明されたものと同様となり、エンハンスメン
トタイプの蓄積領域内の表面電位は、ΦS1の代り
にΦS2となるであろう。言い換えれば、移動可能
な電荷に対する障壁40の高さは、幾分減少され
るであろう。
したがつて、このような多くの変更および修正
が、説明された好ましい実施例に対してなされ得
るので、この発明は前述の実施例に限定されるも
のでなく、特許請求の範囲により規定されるもの
であることが理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明により構成されたメモリの
好ましい一実施例の詳細な回路図である。第2A
図および第2B図は、第1図の実施例のメモリセ
ルの大きく拡大された断面図である。第3図は、
第2A図および第2B図のメモリセル内のモード
電圧とゲート電圧との関数としての表面電位の類
型を示す1組の曲線を含む図である。第4A図な
いし第4D図は、第2A図および第2B図のメモ
リセルがリードオンリモードおよびリードライト
モードの双方においていかに動作するかというこ
とを示す1組の曲線を含む図である。 図において、11は電荷蓄積領域、12はトラ
ンジスタ、13は電荷蓄積領域、14,15は1
対のトランジスタ、16はI/Oベータライン、
17はコンダクタ、18,19は1対のトランジ
スタ、20は半導体サブストレート、21はフイ
ールド酸化物、41,41aは移動可能な電荷、
を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1の導電型のドーパント原子を含む本体を
    有する半導体サブストレートと、前記サブストレ
    ートの表面における一対の互いに隔てられた電荷
    蓄積領域と、前記サブストレートの表面において
    前記一対の電荷蓄積領域から隔てられたビツトラ
    インと、前記サブストレートの表面における、前
    記ビツトラインと前記電荷蓄積領域との間のそれ
    ぞれのMOSFETトランジスタゲート領域と、前
    記蓄積領域上の導体とを備えたリードオンリ/リ
    ードライト半導体メモリであつて、 第2の導電型のドーパント原子を前記蓄積領域
    の一方に含み、かつ前記サブストレートの本体に
    おけるドーピング濃度よりも高いドーピング濃度
    を有する前記第1の導電型のドーパント原子を前
    記蓄積領域の他方に含み、 前記蓄積領域の両方において電荷が蓄えられる
    ようにリードライトモード電圧を前記導体へ、前
    記他方の蓄積領域に電位障壁を形成することによ
    つて前記一方の蓄積領域に電荷が蓄えられるよう
    にすると同時に前記他方の蓄積領域内に電荷が蓄
    えられることを防ぐようにリードオンリモード電
    圧を前記導体へ、そして2つの制御電圧レベルを
    前記MOSFETトランジスタの前記ゲートへ、そ
    れぞれ与える手段をさらに含む、半導体メモリ。 2 前記第1の導電型の前記ドーパント原子はP
    型であり、前記第2の導電型の前記ドーパント原
    子はN型である、特許請求の範囲第1項記載のメ
    モリ。 3 前記第1の導電型の前記ドーパント原子はN
    型であり、前記第2の導電型の前記ドーパント原
    子はP型である、特許請求の範囲第1項記載のメ
    モリ。 4 前記第2導電型ドーパント原子のピークドー
    ピング濃度は少なくとも1×1019原子/cm3であ
    る、特許請求の範囲第1項記載のメモリ。 5 前記電圧を与える手段は、それぞれの論理信
    号に応答して前記電圧を前記導体へ選択的に与え
    る第1および第2のトランジスタを含む、特許請
    求の範囲第1項記載のメモリ。 6 前記導体は多結晶シリコンのパターン化され
    た層である、特許請求の範囲第1項記載のメモ
    リ。
JP943482A 1981-02-10 1982-01-21 Read only/read writing memory Granted JPS57143789A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/233,066 US4380803A (en) 1981-02-10 1981-02-10 Read-only/read-write memory

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57143789A JPS57143789A (en) 1982-09-06
JPH0419710B2 true JPH0419710B2 (ja) 1992-03-31

Family

ID=22875748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP943482A Granted JPS57143789A (en) 1981-02-10 1982-01-21 Read only/read writing memory

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4380803A (ja)
EP (1) EP0057784B1 (ja)
JP (1) JPS57143789A (ja)
BR (1) BR8107810A (ja)
CA (1) CA1181847A (ja)
DE (1) DE3176752D1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3202028A1 (de) * 1982-01-22 1983-07-28 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Integrieter dynamischer schreib-lese-speicher
JPS60103587A (ja) * 1983-11-09 1985-06-07 Toshiba Corp 半導体記憶装置のメモリセルキヤパシタ電圧印加回路
JPH0766659B2 (ja) * 1986-01-30 1995-07-19 三菱電機株式会社 半導体記憶装置
JPS62202397A (ja) * 1986-02-28 1987-09-07 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置
JPH0775248B2 (ja) * 1990-06-07 1995-08-09 株式会社東芝 ダイナミック型半導体メモリ
JPH0685173A (ja) * 1992-07-17 1994-03-25 Toshiba Corp 半導体集積回路用キャパシタ
JP3922653B2 (ja) * 1993-03-17 2007-05-30 ゲイトフィールド・コーポレイション ランダムアクセスメモリ(ram)ベースのコンフィギュラブルアレイ
US7337282B2 (en) * 2003-11-28 2008-02-26 Infineon Technologies Ag Memory system and process for controlling a memory component to achieve different kinds of memory characteristics on one and the same memory component

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53148395A (en) * 1977-05-31 1978-12-23 Toshiba Corp Semiconductor memory device

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3755793A (en) * 1972-04-13 1973-08-28 Ibm Latent image memory with single-device cells of two types
DE2450116C2 (de) * 1974-10-22 1976-09-16 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Dynamisches Ein-Transistor-Speicherelement für nichtflüchtige Speicher und Verfahren zu seinem Betrieb
US3983544A (en) * 1975-08-25 1976-09-28 International Business Machines Corporation Split memory array sharing same sensing and bit decode circuitry
US4230954A (en) * 1978-12-29 1980-10-28 International Business Machines Corporation Permanent or semipermanent charge transfer storage systems

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53148395A (en) * 1977-05-31 1978-12-23 Toshiba Corp Semiconductor memory device

Also Published As

Publication number Publication date
EP0057784A3 (en) 1984-09-05
US4380803A (en) 1983-04-19
EP0057784A2 (en) 1982-08-18
DE3176752D1 (en) 1988-06-23
CA1181847A (en) 1985-01-29
BR8107810A (pt) 1983-04-12
EP0057784B1 (en) 1988-05-18
JPS57143789A (en) 1982-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4630879B2 (ja) 半導体メモリ装置
KR100650244B1 (ko) 게이트 다이오드 메모리 셀, 메모리 어레이 및 게이트다이오드 메모리 셀에 대한 기록 방법
JPH0775116B2 (ja) 半導体記憶装置
TWI704559B (zh) 記憶體胞元、記憶體裝置、及具有其之電子裝置
US11804260B2 (en) Multiplexors under an array of memory cells
US4079462A (en) Refreshing apparatus for MOS dynamic RAMs
US8107278B2 (en) Semiconductor storage device
JPH0419710B2 (ja)
EP1421589B1 (en) Multiple word-line accessing and accessor
US5666306A (en) Multiplication of storage capacitance in memory cells by using the Miller effect
JP2504831B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US6072713A (en) Data storage circuit using shared bit line and method therefor
US6477098B1 (en) Dynamic random access memory array having segmented digit lines
US4198694A (en) X-Y Addressable memory
KR100621769B1 (ko) 반도체 메모리 장치에서의 비트라인 배치구조
US5995410A (en) Multiplication of storage capacitance in memory cells by using the Miller effect
US6021064A (en) Layout for data storage circuit using shared bit line and method therefor
US6765253B2 (en) Semiconductor memory device
JPS6255234B2 (ja)
JPH0554635A (ja) 半導体メモリ装置
JP2755232B2 (ja) 不揮発性半導体メモリ
US11915746B2 (en) Memory device with word line pulse recovery
JP2908095B2 (ja) 半導体記憶装置
JPH043595B2 (ja)
JPH02146769A (ja) 配線構造を有する半導体記憶装置