JPH04193388A - 油性廃液吸着材 - Google Patents

油性廃液吸着材

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JPH04193388A
JPH04193388A JP32779490A JP32779490A JPH04193388A JP H04193388 A JPH04193388 A JP H04193388A JP 32779490 A JP32779490 A JP 32779490A JP 32779490 A JP32779490 A JP 32779490A JP H04193388 A JPH04193388 A JP H04193388A
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JP
Japan
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waste liquid
fiber aggregate
oily waste
peat
adsorbent
Prior art date
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Pending
Application number
JP32779490A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Misago
三砂 義廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KATSURA ROLLER SEISAKUSHO KK
Original Assignee
KATSURA ROLLER SEISAKUSHO KK
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Publication date
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  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は油性廃液吸着材、特に、オフセット印刷機の版
胴などに付着した印刷用油性インキを洗浄液で洗浄、除
去した際に生じる廃インキを吸着できるものに関する。
(従来技術と発明か解決しようとする課題)従来、例え
ば、オフセット印刷機では色刷りか終った後、他の色の
インキを印刷する前工程として版胴等に付着したインキ
を洗浄液で洗浄し、これによって生じた廃インキを受は
皿で受け、廃インキ溜め容器に捨てていた。しかし、こ
の方法では廃インキがこぼれやすく、作業者の衣服を汚
すとともに、1日の作業時間の間に何回も廃インキを捨
てなければならず、メンテナンスに手間がかかった。こ
のため、乾燥したピートモス細片を売インキ吸着材とし
て使用することが考えられる。
しかしながら、顔料等を含む廃インキをピートモス細片
だけで吸着しても吸着量が少なく、所望量の廃インキを
吸着できないという問題点があった。
本発明にかかる油性廃液吸着材は、前記問題点に鑑み、
吸着量が多い油性廃液吸着材を提供することを目的とす
る。
(w、題を解決するための手段) 本発明にかかる油性廃液吸着材は、前記目的を達成する
ため、乾燥泥炭細片と綿状繊維集合材とからなる構成と
したものである。
特に、この油性廃液吸着材は乾燥泥炭細片50〜30重
量%、綿状繊維集合材50〜70重量%の配合比が好適
である。
そして、前記油性廃液吸着材は単独で使用することもで
きるが、袋体に充填して使用してもよく、前記袋体は一
重構造のもの限らず、二重構造のものであってもよい。
乾燥泥炭細片としては、ランドラ、草炭、樹木デイ炭、
デイ質デイ炭などが挙げられ、これらは任意の大きさに
破砕して使用すればよく、また、市販のもの、例えば、
商品名ビートソーブ(ビートソーブ社製)を使用しても
よい。
綿状繊維集合材としては、例えば、ポリプロピレン、ビ
スコースレーヨン、アセテートなどの繊維をパイル編み
して得た生地にンヤーリング加工□を施して得られるも
のが挙げられるが、必ずしもこれに限らず、前記繊維を
綿状に直接集合させたものでもよい。
袋体を形成するシート状素材としては、ポリプロピレン
、ポリエステル繊維からなる不織布、又は、商品名ウオ
セップオイルキャッチャ(東し)、商品名ハニーファイ
バ(ハニーファイバ製)等からなるものがある。さらに
、袋体が二重構造である場合には前述のシート状素材で
内袋を形成するとともに、外袋をポリプロンピレン、ポ
リエステル繊維からなる不織布、又は、商品名ルックリ
ン(旭化成)、商品名タフネルオイルプロッタ(旭化成
)等からなるシート状素材で形成してもよい。
(作用) 乾燥泥炭細片は油性廃液中のワニスなどの油分を主に吸
着する一方、綿状繊維集合材は油性廃液中の白燈油など
の洗浄液を主に毛細管現象で吸着するとともに、前記乾
燥泥炭細片に嵩高効果を付与して泥炭細片間に適度な空
隙を形成し、泥炭細片の吸着面積を増大させるものでる
さらに、本発明にかかる油性廃液吸着材が、乾燥泥炭細
片50〜30重量%、綿状繊維集合材50〜70重量%
の配合比としているのは、この配合比の範囲外であると
、乾燥が遅くなったり油分吸着力が低下したりして所望
の効果が得られないからである。
また、袋体は前記油性廃液吸着材の散逸を防止するとと
もに、吸着後の後始末を容易にするものであり、袋体自
身が油性廃液を吸着できるものであれば、吸着量の増大
が図れることになる。
(実施例) 以下、本発明にかかる油性廃液吸着材の実施例を説明す
る。
実施例1 市販のピートモス細片(商品名ビートソーブ、ビートソ
ーブ社製)+ 2.5gと、ポリプロピレン繊維をパイ
ル編みした生地にシャーリング加工を施l−で得た綿状
繊維集合材12.59とを混合してなる油性廃液吸着材
259をサンプルとし、これを長さ2.Ocx、巾!2
c*の不織布上に均一な厚さとなるように配した。
比較例1 実施例1で使用したと同一のピートモス細片25gをサ
ンプルとし、これを実施例1と同様に不織布上に配した
比較例2 実施例1で使用したと同一の綿状繊維集合材259をサ
ンプルとし、これを実施例1と同様に不織布上に配した
そして、印刷用油性インキ(商品名スペースカラー、大
日本インキ化学製)と洗浄液(商品名ロールクリーン、
ヤナセ製油製)とをl対lOの割合で混合して得た混合
液を150ccずつ前記実施例1、比較例1.2にそれ
ぞれ注いで吸着性、保液性を調べた。
ピートモス細片だけの比較例1では、混合液中、大部分
のインキがピートモス細片の表面に溜まるとともに、洗
浄液が不織布にンミ出ていた。また、綿状繊維集合材だ
けの比゛較例2では、混合液中のインキが綿状繊維集合
材にほぼ吸収されていたが、比較例1よりも少ない程度
の洗浄液によるシミが不織布に認められた。これに対し
、実施例1では混合液がすべて吸収され、更にまだ吸収
できる余裕があるとともに、不織布にシミは認められな
かった。
以上の結果より、本発明にかかる油性廃液吸着材が、ピ
ートモス細片単独または綿状繊維集合材単独の吸着材よ
りも、吸着量および保液性の点において優れていること
が判明した。
実施例2 長さ1!00mm、巾50n+m、厚さ0 、3 mm
の不織布(商品名ハニーファイバ、ハニーファイバ製)
を筒状内袋とし、実施例1で使用したと同一のピートモ
ス細片と綿状繊維集合材とを各種割合で混合して得た油
性廃液吸着材209を前記筒状内袋に充填し、さらに、
長さ1100mm、巾50omの不織布(商品名タフネ
ルオイルプロッター、サイ石油化学製)で形成した筒状
外袋に、前記油性廃液吸着材を充填した内袋を挿入して
サンプル1〜7を得た。
一方、油性インキ(商品名スペースカラー、大日本イン
キ化学製)と洗浄液(商品名ロールクリーン、ヤナセ製
油製)とを1対10の割合で混合して実施例1と同一組
成の混合液を得た。
そして、各サンプルに前記混合液150ccを1時間お
きに3回、計450ccを注ぎ、3回目の注ぎか終った
直後の吸着性および保液性を調べた。
更に、24時間室内に放置した後、再度、各サンプルに
前記混合液を150ccずつ1時間おきに3回、計45
0ccを注ぎ、3回目の注ぎが終った直後の吸着量およ
び保液性を調べた。観察結果を第1表に示す。
第1表 表中の◎、○、△、×の意味は下記の通りである。
◎:完全に洗浄液を吸着し、更に吸着てきる余裕があっ
た。
O:完全に洗浄液を吸着したが、更に吸着できる余裕は
なかった。
△:洗浄液はすべて吸着されていたが、洗浄液のしたた
り落ちが見受けられた。
X:洗浄液は完全に吸着されず、残っていた。
箪1表の結果から油性廃液吸着材としては、配合比が3
Q:70〜50:50、特に、40・60〜50:50
の範囲が好適であることがわかる。
なお、サンプル3.4の吸着量はほぼ同等であったが、
サンプル3の方が乾燥しやすいことがわかった。これは
、綿状繊維集合材の配合量が多いので、より大きい空隙
が形成されるためであると考えられる。
また、配合比が等しい実施例2のサンプル4と前述の実
施例1とを比較すると、実施例2の油性廃液吸着材の総
量が209であり、実施例1の油性廃液吸着材とほぼ同
量であるにもかかわらず、実施例1の吸着量の3倍に相
当する450ccの混合液を3時間の間に実施例2のサ
ンプル4が吸着したことから、実施例1の吸着能力より
も実施例2の吸着能力の方が大きいことがわかる。この
ため、外袋、内袋を形成する素材が油性廃液中のインキ
、洗浄液をそれぞれ吸着しやすい材質であれば、吸着特
性の向上に有効である。
実施例3 実施例2のサンプル2,4.6と同一の配合比からなる
油性廃液吸着材40gを実施例2と同様に同一の内袋、
外袋に充填してサンプル8.9.I Oを得た。
そして、各サンプルに洗浄液(商品名ロールクリーン、
ヤナセ製油製)200ccを注いて吸着量。
保液性を調べ、更に、2時間経過後に前述と同一の洗浄
液200ccを注いで吸着性、保液性を調へた。観察結
果を第2表に示す。
■、01△、Xの意味は前述の実施例2と同一のである
ので、説明を省略する。
本実施例から、配合比が50対50のサンプル9が最っ
とも吸着量が多く、保液性に優れていることがわかった
。また、配合比をピートモス30重量%、残部を綿状繊
維状集合材としたサンプル1でも、洗浄液のみを吸着す
る場合には実用に供せることがわかった。
実施例4 袋体を構成する外袋、内袋に適したシート状素材を選択
するため、以下のような実験をおこなった。
すなわち、長さ10cm、巾20CIの各種シート状素
材で袋を形成し、実施例1で使用したと同一のピートモ
ス細片10gを前記袋内に充填してサンプルlO〜17
を得た。
そして、各サンプルに洗浄液(商品名ロールクリーン、
ヤナセ製油製)を1回目に20cc、2回目に25cc
、3回目に35ccずつ、順次、連続して注ぎ、その毎
に吸着性、保液性を調べた。観察結果を第3表に示す。
(以下余白) 第3表 ◎、○、Δ、Xの意味は前述の実施例2と同一であるの
で、説明を省略する。
以上の観察結果より、ピートモス細片を充填する袋のシ
ート状素材としては、サンプル1(旭化成、ルックリン
)、サンプル2(グンゼ、ポリプロピレン)、サンプル
4(グンゼ、ポリエステル(2′))、サンプル5(東
し、ウオセップオイルキャッチャ(1))が好適である
ことがわかった。
なお、適当な素材を選択することにより、袋体は二重構
造に限らず、−重構造であってもよいことは勿論である
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明にかかる油性廃
液吸着材は、乾燥泥炭細片と綿状繊維集合材とからなる
ものであり、綿状繊維集合材が乾燥泥炭細片間に適度な
空隙を形成するので、乾燥泥炭細片の吸着面積が増大す
る。このため、乾燥泥炭細片が目詰まりを起こさずに油
性廃液を吸着。
保持するとともに、前記綿状繊維集合材が油性廃液を毛
細管現象で吸着、保持することにより、両者がそれぞれ
の吸着特性を発揮して油性廃液を効果的に吸着、保持す
るので、吸着性に優れた油性廃液−吸着材が得られると
いう効果がある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)乾燥泥炭細片と綿状繊維集合材とからなることを
    特徴とする油性廃液吸着材
  2. (2)乾燥泥炭細片と綿状繊維集合材とが重量比で30
    :70ないし50:50であることを特徴とする請求項
    2記載の油性廃液吸着材。
JP32779490A 1990-11-27 1990-11-27 油性廃液吸着材 Pending JPH04193388A (ja)

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