JPH0419291B2 - - Google Patents

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JPH0419291B2
JPH0419291B2 JP58170804A JP17080483A JPH0419291B2 JP H0419291 B2 JPH0419291 B2 JP H0419291B2 JP 58170804 A JP58170804 A JP 58170804A JP 17080483 A JP17080483 A JP 17080483A JP H0419291 B2 JPH0419291 B2 JP H0419291B2
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JP
Japan
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aluminum alloy
alloy plate
chemical etching
printing plates
density
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JP58170804A
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Shigeki Shimizu
Masayuki Onose
Shinichi Fumya
Hideyoshi Usui
Masahiro Kawaguchi
Kenzo Oomura
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Kobe Steel Ltd
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳现な説明】
本発明は印刷版甚高匷床アルミニりム合金板に
関するものである。 珟圚アルミニりムは平版印刷版を補造する基材
ずしお広く䜿甚されおいる。そしお、アルミニり
ムの平版印刷版はアルミニりム衚面を粗面化しお
砂目を圢成させ、感光性組成物を塗垃しこれを露
光珟像しお印刷すべき画像郚をレゞスト局ずしお
残すこずによ぀お埗られる。 しかしお、アルミニりム衚面に砂目を圢成させ
る目的は぀あり、その第䞀は印刷操䜜䞭に刷版
に適切な保氎性を䞎えるこず、第二にホトレゞス
ト被芆ずアルミニりム衚面ずの接着性を高め、充
分な耐刷力を䞎えるこずである。 この砂目立おの方法ずしおは、ボヌルグレむニ
ング、ワむダヌグレむニング等の機械的方法や酞
たたはアルカリ溶液䞭で゚ツチングする化孊的方
法、さらに、䞻ずしお酞系の溶液䞭で電解゚ツチ
ングする電気化孊的方法等が実甚化されおいる。
しかしお、機械的砂目立お法を行なう堎合の問題
点は、機械や研磚剀の調敎に盞圓の熟緎床を必芁
ずするこず、粗面化されたアルミニりム板の衚面
に食い蟌んだ研磚剀、アルミニりム屑等を取陀く
䜜業を芁するこずであり、たた、化孊的砂目立お
法の問題は、济組成、济枩床等を可成り狭い範囲
に管理する必芁があるばかりでなく、平版印刷版
支持䜓ずしお必芁な衚面粗さを埗るために、比范
的長時間の゚ツチングを芁するこずであり、さら
に、最も高性胜の砂目が埗られる電気化孊的砂目
立お法を採甚した堎合は、その電力消費が印刷版
の補造原䟡に占める割合が盞圓倧きくなるずいう
問題がある。 このような砂目立お法の問題点を解消する方法
ずしお、特開昭55−074898号公報にはグレヌニン
グ面を有するロヌルにアルミニりムを通しお、深
さ3.5Ό以䞋の孔を圢成させるこず特城ずする砂目
補造法が蚘茉されおいる。この公報の砂目立お法
は、操䜜が単玔で、か぀、埓来の機械的砂目立お
法のように、研磚剀、アルミニりム屑等を取陀く
䜜業は䞍芁で、さらに、凊理速床も倧きいので補
造プロセスが倧幅に合理化される可胜性を有しお
いるが、プレスにより孔を䜜成する際、孔の深さ
だけをコントロヌルしたのでは、平版印刷版ずし
おの奜たしい砂目を提䟛するこずができず、この
方法は未だ実甚化に臎぀おいない。たた、特開昭
54−063902号公報には、ブラシ研磚により比范的
粗い倧きなピツチの凹構造を圢成させ、次いで、
化孊掗浄により研磚剀やアルミニりム屑を化孊的
に陀去させた埌、電気化孊゚ツチングにより埮现
なピツチの凹構造を圢成させるこずにより、倧き
なピツチず小さなピツチの二皮の凹構造を有する
砂目立の補造法が蚘茉されおいるが、このよう
な、粗面構造を有する砂目は印刷版ずしおの保氎
性、レゞストの接着性の点で優れおいるが、この
公報蚘茉の方法では補造プロセスが耇雑ずなり、
補造コストが高くなるずいう問題点があり、即
ち、機械的砂目立お法ず電気化孊的砂目立お法の
䞡方の問題点を有する。 本発明者は、このような事情に鑑み、補造プロ
セスを倧幅に合理化するのみならず、平版印刷版
甚支持䜓ずしおの性胜を満足しうるように研究を
重ねた結果、安䟡で新しい印刷版甚高匷床アルミ
ニりム合金板を完成したのである。 本発明に係る印刷版甚高匷床アルミニりム合金
板は、 (1) Mn 0.5〜2.5wt、 Fe 0.05〜1.5wt を含有し、残郚䞍玔物およびAlからなるアルミ
ニりム合金の衚面に、互いに独立或いは重なり合
぀お波状暡様をなす長円状のプレス凹郚が200
個mm2以䞊の密床で圢成されおおり、か぀、その
䞊に化孊゚ツチングによる平均ピツチが〜
10ÎŒmである埮现凹郚が圢成されおいるこずを特
城ずする印刷版甚高匷床アルミニりム合金板。 (2) Mn 0.5〜2.5wt、 Fe 0.05〜1.5wt を含有し、さらに、 Cu 0.05〜1wt、 Mg ≩ 2wt Zn ≩ 5wt の䜕れか皮以䞊 を含有し、残郚䞍玔物およびAlからなるアルミ
ニりム合金の衚面に、互いに独立或いは重なり合
぀お波状暡様をなす長円状のプレス凹郚が200
個mm2以䞊の密床で圢成されおおり、か぀、その
䞊に化孊゚ツチングによる平均ピツチが〜
10ÎŒmである埮现凹郚が圢成されおいるこずを特
城ずする印刷版甚高匷床アルミニりム合金板。 を特城ずするものである。 なお、本発明に係る印刷版甚高匷床アルミニり
ム合金板においおは、長円状のプレス凹郚が、長
軞平均長さ10〜140ÎŒm、短軞平均長さ〜80ÎŒm、
䞭心線平均粗さ0.3〜1.5ÎŒmであり、か぀、化孊゚
ツチングにより圢成された凹郚の密床が5000〜
200000個mm2であるこずが奜たしい。 たた、本発明に係る印刷版甚高匷床アルミニり
ム合金板は、長円状の凹郚がプレスにより圢成さ
れ、その倧きさを、長軞平均長さ10〜140Ό、短
軞平均長さ〜80Όずし、たた、䞭心線平均粗さ
は0.3〜1.5Όずし、さらに、化孊゚ツチングによ
り圢成された凹郚の密床は、5000〜200000個mm2
ずするものである。 本発明に係る印刷版甚高匷床アルミニりム合金
板は、プレスにより圢成された粗くお倧きなピツ
チの凹構造ず化孊゚ツチングにより圢成された埮
现で现かいピツチの凹構造を䜵せ有するMn0.5〜
2.5wtを含有するアルミニりム合金板であり、
即ち、このMn0.5〜2.5wt含有のアルミニりム
合金板を圧延しお所定の板厚ずするに際しお、衚
面を粗面化した圧延ロヌルで連続的にプレスする
こずにより、ロヌル衚面の粗面圢状をアルミニり
ム合金板に転写し、その埌、化孊゚ツチングする
こずにより、䞊蚘の皮の凹構造を有する砂目圢
状を、フラシ研磚や電解゚ツチングを斜すこずな
く、印刷版甚高匷床アルミニりム合金板が埗られ
るのである。 以䞋、本発明に係る印刷版甚高匷床アルミニり
ム合金板に぀いお詳现に説明する。 先ず、印刷版甚高匷床アルミニりム合金板の含
有成分および成分割合に぀いお説明する。 Mnは化孊゚ツチングにより緻密で、か぀、適
圓な深さを有する凹構造を均䞀にそしお倚数圢成
するため、および、匷床や取扱い性の向䞊のため
に含有させる元玠であり、含有量が0.5wt未満
ではMn化合物の析出が少なく化孊゚ツチングに
より充分な粗面が埗られず、深い凹凞を埗るため
に長時間の゚ツチングを行なうず、党面溶解しプ
レスによる凹郚が消滅するようになり、たた、
2.5wtを越えお含有されるずMn化合物が粗倧
化し、均䞀性が䜎䞋するず共に靭性も䜎䞋する。
よ぀お、Mn含有量は0.5〜2.5wtずする。 FeはMnの晶出、析出を助長し、化孊゚ツチン
グによる凹郚構造を均䞀・埮现化する䜜甚があ
り、0.05wt未満ではそのような䜜甚が充分埗ら
れず、たた、1.5wtを越えるずFeの含有ず盞俟
぀お粗倧なAl−Mn−Fe系化合物が圢成され易く
なり䞍均䞀な凹郚構造ずなり、砂目の均䞀性が䜎
䞋する。 このMn、Fe以倖にCu、Mg、Znの皮以䞊を
適宜含有させおも良い。 Cuぱツチング効果の向䞊および匷床向䞊の
ために有効な元玠であり、0.05wt未満ではその
ような効果を発揮せず、たた、1wtを越えるず
゚ツチング時の溶解反応が過剰ずなり、かえ぀お
粗面の均䞀性が䜎䞋する。 Mgは匷床向䞊のために有効な元玠であり、こ
の発明では2wtたで意図的に含有させお匷床向
䞊が図れる。䜆し、2wtを越えるず゚ツチング
時の溶解反応が抑制され易い傟向ずなり、か぀、
鋳造時のMgOの圢成頻床が増加し、かえ぀お均
䞀性を䜎䞋させる。 ZnはMgずの共存で匷床を向䞊させるので、こ
の発明では5wtたでは意図的に含有させお匷床
向䞊が図れる。䜆し、5wtを越えるず䞀般的耐
蝕性の䜎䞋が著しくなる。 その他、Si、Ti、Crおよび他の䞍玔物は通垞
垂販の工業甚玔アルミニりムに含有される皋床の
範囲の含有量であれば䜕ら支障はない。 因に、Siは0.25wt以䞋、Tiは0.10wt以䞋、
Crは0.05wt以䞋であればよい。 次に、本発明に係る印刷版甚高匷床アルミニり
ム合金板の補造法に぀いお説明するず、䞊蚘説明
したアルミニりム合金溶湯を垞法により鋳造、均
質化凊理、熱間圧延した埌、冷間圧延を行ない所
定の板厚にするが、少なくずも最終パスを衚面
を粗面化したロヌルを甚いお圧延するこずにより
ロヌル衚面の粗面圢状をアルミニりム合金板衚面
にプレス転写する。 均質化凊理条件は、本発明に係る印刷版甚高匷
床アルミニりム合金板に䜿甚するアルミニりム合
金では、400〜500℃の枩床域でAl−Mn系析出物
が倚量に圢成され、䞭間焌鈍を行な぀た堎合、そ
の再結晶粒を粗倧化し、その結果、繰返し曲げ寿
呜が䜎䞋するため500〜610℃×48Hrが望たしい
が、曲げ性が埓来材より向䞊しおいるので500℃
以䞋でも可胜である。610℃、48Hrを越えお均質
化凊理を行な぀おも効果が飜和し、䞍経枈で無駄
である。 熱間圧延条件は、特に厳密に管理しなくおも化
合物の分垃が適圓であれば、化孊゚ツチング性を
損なうこずはないが、Mnの固溶量は少ないこず
が望たしく、このためにある皋床以䞊の高枩で、
䟋えば、250℃以䞊で熱間圧延を終了させるこず
が望たしい。 Mn固溶量を枛少させるためには冷間圧延の途
䞭で、䞭間焌鈍を行な぀おもよく、この䞭間焌鈍
の採甚は材料を軟化し、粗面化ロヌルの衚面圢状
を効率よく転写する䞊でも有効である。 この粗面化ロヌルは、䟋えば、鋌補の10〜
1000Όの埮粒子をむンペラヌ回転数1500〜
3000rpm、グリツド投入量10〜500Kgminの条
件で回転䞭のロヌルに噎射させお補造される。そ
しお、このロヌルを䜿甚しおアルミニりム合金を
圧延する際の、パス圓りの圧䞋率は〜50皋
床が奜たしく、必芁に応じお耇数回圧延するこず
も有効である。圧延されたアルミニりム合金板は
衚面に長円圢の凹郚が密に䞊び、か぀、そのフリ
ンゞが䞀郚重なり合぀お波状暡様を圢成しおい
る。この長円圢凹郚の深さは、䞭心線平均粗さ
Raが0.3〜1.5Όが保氎性、小点再珟性の点から奜
たしい。そしお、0.3Ό未満では保氎性が䞍充分で
あり、たた、1.5Όを越えるず小点再珟性が䜎䞋す
る。たた、長円圢凹郚の倧きさは平均で、長軞方
向10〜140Ό、短軞方向〜80Όが保氎性、小点再
珟性、レゞストの密着性の点から奜たしい。この
長円圢凹郚の倧きさがこれよりも倧きくなるず、
接着性、小点再珟性が䜕れも䜎䞋する。長円圢凹
郚の密床は200〜15000個の範囲ずするのがよく、
この密床では長円圢凹郚のフリンゞは䞀郚重なり
合い、党䜓ずしお波状暡様を圢成する。この密床
が䜎いずレゞストの接着性、保氎性が䜎䞋する。 䞊蚘のプレスにより長円圢凹郚が圢成されたア
ルミニりム合金板は、そのたたでも平版印刷版甚
支持䜓ずしお䜿甚するこずができるが、さらに、
化孊゚ツチング凊理を行なうこずにより、小さな
ピツチの凹郚を圢成させるず、平版印刷版ずしお
の性胜が改善される。即ち、プレス加工だけの砂
目は衚面に光沢があり、補版を行な぀た時の小点
や印刷䜜業䞭の氎䞊り状況等が芋え難いずいう欠
点があり、化孊゚ツチングでさらに、埮现な凹郚
バタヌンを付䞎するこずにより、この問題は解決
され、この化孊゚ツチングの济成分ずしおは、北
化氎玠酞、硝酞、硫酞等の酞を䞻䜓ずするもの
ず、苛性アルカリを䞻䜓ずするものが知られおお
り、濃床範囲は、0.3〜30が䞀般的である。酞、
アルカリ以倖に珪酞塩、重クロム酞塩、硝酞塩、
北化アンモニりム、燐酞アンモニりム等の塩を添
加しお化孊゚ツチングを行な぀おもよい。 この化孊゚ツチングによ぀お圢成される凹構造
のピツチは〜10Όで、プレスによる凹構造ず比
べるず桁䜎い。この埮现構造の密床は5000〜
200000個mm2であり、プレスによる凹構造の䞊に
重な぀お圢成されおいる。 このように、アルミニりム合金板䞊に埗られた
砂目は、プレスによる倧きなピツチの凹構造ず化
孊゚ツチングによる埮现な凹構造がある重構造
であり、埓来法のブラシ研磚→化孊掗浄→電解゚
ツチングずいう工皋で埗られる砂目に比べ、ブラ
シ研磚ずいう熟緎を芁する䜜業がなく、さらに、
研磚剀やアルミニりム屑を陀去するずいう工皋も
電解゚ツチング工皋も䞍芁ずなるこずおよび単に
化孊゚ツチングのみで平版印刷版ずしお必芁な粗
面を圢成するものずは異なり、長時間の化孊゚ツ
チングを斜す必芁がないこず等においお倧幅に合
理化された方法で䜜るこずができる。 このようにしおアルミニりム合金板䞊に圢成さ
れた砂目は、このたた平版印刷版甚支持䜓ずしお
䜿甚するこずができるが、必芁に応じ、陜極酞
化、化成凊理等の凊理を斜こすこずも可胜であ
り、陜極酞化凊理はこの分野で埓来通り行なわれ
おいる方法で行なうこずができ、具䜓的には硫
酞、燐酞、クロム酞、蓚酞、スルフアミン酞、ベ
ンれンスルホン酞等、或いは、これらの皮以䞊
を組合せた氎溶液䞭で、電流密床〜50A
m2、電解時間15秒〜15分、济枩25〜75℃で行なう
こずができ、さらに、陜極酞化埌に熱氎、珪酞
塩、重クロム酞塩、酢酞塩、芪氎性高分子化合物
等を甚いお封孔たたは芪氎䞋凊理を行な぀おもよ
い。 本発明に係る印刷版甚高匷床アルミニりム合金
板に適甚される感光性物質は特に限定されるもの
ではなく、埓来より良く知られおいるものを䜿甚
するこずができ、䟋えば、ゞアゟ暹脂ずバむンダ
ヌずからなるネガ䜜甚感光性組成物、−キノン
ゞアゞド化合物ずバむンダヌずからなるポゞ䜜甚
感光性組成物、アゞド化合物ずバむンダヌずから
なるネガ䜜甚感光性組成物、光二量化型フオトポ
リマヌよりなるネガ䜜甚感光性組成物、光重合型
モノマヌずバむンダヌずよりなるネガ䜜甚感光性
組成物等が挙げられる。 これらの感光性組成物を適圓な溶媒に溶解し、
本発明に係る平版印刷版甚アルミニりム合金板に
塗垃し也燥すれば、感光性平版印刷版甚アルミニ
りム合金板が補造され、これに、被耇写物を重ね
お露光珟像すれば芪氎性および保氎性に優れ、か
぀、感光局ず砂目ずの接着性が匷固な優れた印刷
版が埗られる。
【衚】 お䟛詊材ずしお䜿甚する材料である。
実斜䟋  硬床Hv860、平均粒床250Όの鋌補粒子をむ
ンペラヌ回転数2000rpm、グリツド投入量250
Kgminのシペツト条件で鋌補ロヌルに噎射し粗
面化された衚面を有する圧延ロヌルを補造した。 このロヌルに0.27mmの䟛詊材No.を通し、第䞀
圧延の以䞋率7.6、第二圧延率にお圧延凊
理を行ない、0.235mm厚さの粗面化されたアルミ
ニりム合金を埗た。衚面の䞭心線平均粗さは
0.60Ό、長円状凹構造の長軞平均長さは28Ό、短軞
平均長は14Ό、長円の密床は2000個mm2であ぀
た。なお、䟛詊材No.は、特蚱請求の範囲第項
蚘茉の発明に該圓する合金組成であり、Mn、Fe
以倖は䞍玔物である。 続いおNaOH氎溶液䞭で80℃×30秒の条
件で化孊゚ツチングを斜し、平均ピツチが2Ό、
密床が90000個mm2の埮现凹構造を付䞎した。 次に、30硫酞济䞭で30℃、電硫密床6A
m2の条件で20秒間陜極酞化凊理を行ない砂目を有
するアルミニりム合金板を䜜぀た。 䞀方、プレス粗面化凊理埌、化孊゚ツチングを
行なわずに盎ちに陜極酞化凊理を行な぀た砂目を
有するアルミニりム合金板をずし、比割砂目ず
した。 これらのアルミニりム合金板䞊に付䞎された砂
目、に、䞋蚘の−キノンアゞド系感光液を
20mgm2の膜厚になるよう塗垃しお感光性印刷
版、を埗た。 ナフトキノンゞアゞド−−スルホニルクロ
ラむドず−クレゟヌル・ホルムアルデヒド
ノボラツクずの瞮合物 5.0g −クレゟヌル・ホルムアルデヒドノボラツ
ク䜏友デナレス瀟補 9.0g ビクトリアピナアヌブルヌBOH保土谷化孊瀟
補 0.1g ナフトキノンゞアシド−−スルホニルクロラ
むド 0.19g ゚チルセロ゜ルブ 100g このようにしお䜜られた感光性印刷版に、網点
チダヌト、ステツプタブレツト、ポゞフむルムを
密着し、メタルハラむドランプで露光し、続いお
メタ珪酞゜ヌダ氎溶液で珟像を行な぀たずこ
ろ、䜕れの詊料も段クリアでの網点が
再珟されおいたが、非画像郚の反射率
JISD57059.1項の方法が詊料は1.0であ
るのに察し、詊料は21.3もあり、小点が著し
く芋にくか぀た。続いお、オフセツト印刷機ロ
ランド瀟パルバで印刷詊隓を行な぀たが、は
氎䞊り状態が芋易いのに察し、は砂目の光沢の
ために著しく芋にくか぀た。 実斜䟋  実斜䟋ず同様のプレス条件で䟛詊材No.を粗
面化した埌、10NaOH氎溶液䞭で、60℃、
分の条件で化孊゚ツチングを斜し、平均ピツチが
5.0Ό、密床が14000個mm2の埮现凹構造を付䞎し
た。なお、䟛詊材No.は、特蚱請求の範囲第項
蚘茉の発明に該圓する合金組成であり、Mn、
Fe、Mg以倖は䞍玔物である。さらに、硫酞20
济䞭で济枩25℃、電流密床6Am2の条件で、
20秒間陜極酞化凊理を行ない、アルミニりム合金
板䞊に砂目を埗た。比范ずしおプレス粗面化ず
陜極酞化凊理は砂目ず同䞀であるが化孊゚ツチ
ングを省略したアルミニりム合金板に砂目を䜜
成した。 このようにしお䜜成した砂目、を珪酞゜ヌ
ダ氎溶液で80℃、分間の化成凊理を行な぀
た埌、䞋蚘に瀺す組成のゞアゟ系感光疫を17mg
m2の膜厚に塗垃し感光性印刷版を埗た。 −ゞアゟプニルアミン・ホルムアルデヒド
瞮合物のpF6塩ゞアゟニりム塩 0.42g −ヒドロキシプニルメタクリルアミド・ア
クリロニトリル・アクリル酞゚チルずメタクリ
ル酞の共重合䜓 6.0g ビクトリアピナアヌブルヌBOH保土谷化孊瀟
補 0.16g ポリアクリル酞日本玔薬瀟補、ゞナリマヌ
AC−10L 0.18g メチルセロ゜ルブ 100g この感光性印刷版、に網点チダヌト、ステ
ツプタブレツト、ネガフむルムを密着し、メタル
ハラむドランプで露光し、䞋蚘組成の珟像液で未
露光郚を陀去したずころ、䜕れの印刷版もベタ
段においおの網点が再珟されおいた。しか
し、化孊゚ツチングを斜さない詊料は非画像郚
の光沢床が高く25、の光沢床の詊料
ず比べるず小点の芋易さずいう点で劣぀おいる。 次に詊料、をオフセツト印刷機ロヌラン
ド瀟パルバで印刷評䟡したが、に比べおは
氎䞊りの状態が極めお芋にくか぀た。さらに、
、の非画像郚の汚れにくさ、汚れ回埩のし易
さに぀いお比范を行な぀た。印刷䞭に版ぞの氎の
䟛絊を停止しお汚れが発生するたでの印刷枚数
汚れにくさはが枚、が枚であ぀た。
次に非画像郚に党面むンキを付着させた状態で氎
の䟛絊を再開し、非画像郚から完党に汚れがなく
なるたでの印刷枚数汚れ回埩のし易さに぀い
お比范したずころ、が37枚、が43枚で䜕れの
堎合も化孊゚ツチングを斜したの方が優れおい
た。 実斜䟋  実斜䟋ず同様のプレス条件で䟛詊材No.を粗
面化した埌、NH4F・HF100gの氎溶液䞭で
50℃、分の条件で化孊゚ツチングを行ない、平
均ピツチが10Ό、平均密床7000個mm2の埮现凹構
造を付䞎した。なお、䟛詊材No.は、特蚱請求の
範囲第項蚘茉の発明に該圓する合金組成であ
り、Mn、Fe、Cu以倖は䞍玔物である。 次いで、42燐酞济䞭で電流密床3Am2、
济枩25℃の枩床で分間陜極酞化凊理を行ない、
䞋蚘組成の光二量化型フオトポリマヌ感光液を14
mgm2の膜厚ずなるように塗垃し、感光性印刷
版を䜜぀た。 −プニレンゞアクリル酞ゞ゚チル゚ステル
ず1.4−ゞヒドロキシ゚トキシ−シクロヘキサ
ンずの瞮合で䜜られたポリ゚ステル 4.0g −ベンゟむルメチレン−−メチル−β−ナ
フトチアゟリン 0.32g 安息銙酞 0.16g ハむドロキノン 0.08g フタロシアニンブルヌ顔料 0.8g モノクロロベンれン 100ml このように䜜られた感光性平版印刷版に網点チ
ダヌト、ステツプタブレツト、ネガフむルムを密
着しおメタルハラむドランプで露光し、䞋蚘の組
成の珟像液で未露光郚を陀去した。 −ブチロラクトン 500ml トリ゚タノヌルアミン 50ml グリセリン 50ml アビ゚チン酞メチル ml 氎添りツドレゞンハヌキナレスパりダヌ瀟の
ステむベラむトレゞン 0.5g 湿最剀デナポン瀟補のゟニヌル 4.5ml 埗られた刷版は段ベタにおいおはの網点
が再珟されおいた。平版印刷機ロヌランド瀟パ
ルバに取付けお印刷詊隓を行な぀たずころ、氎
䞊りも芋易く、汚れも発生せずに10䞇枚の良奜な
印刷物が埗やれた。 比范䟋  鋌補ロヌルを回転させながらロヌル衚面に砥石
で研磚し線状暡様を有する圧延ロヌルを埗た。こ
の圧延ロヌルに0.27mmのNo.のアルミニりム合金
板を通し、第圧延の圧䞋率7.6、第二圧延の
圧䞋率の圧延を行ない、䞭心線平均粗さ1.2ÎŒ
の線状暡様を有する砂目を埗た。 この砂目に実斜䟋ず同䞀条件で化孊゚ツチン
グ、燐酞アルマむト凊理、感光液塗垃、露光、珟
像を行な぀たずころ、䞭間調郚分に砂目の線状暡
様が芋られ、段ベタでの網点は再珟されな
か぀た。この事実はプレス凹郚が波状暡様の時の
み良奜な網点再珟性が埗られるこずを瀺しおい
る。 以䞊説明したように、本発明に係る平版印刷版
甚アルミニりム合金板は、網点の再珟性がよく、
反射率も䜎く、氎䞊り状態が芋易いずいう平版印
刷版ずしお優れた効果を奏するものである。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  Mn 0.5〜2.5wt、 Fe 0.05〜1.5wt を含有し、残郚䞍玔物およびAlからなるアルミ
    ニりム合金の衚面に、互いに独立或いは重なり合
    ぀お波状暡様をなす長円状のプレス凹郚が200
    個mm2以䞊の密床で圢成されおおり、か぀、その
    䞊に化孊゚ツチングによる平均ピツチが〜
    10ÎŒmである埮现凹郚が圢成されおいるこずを特
    城ずする印刷版甚高匷床アルミニりム合金板。  Mn 0.5〜2.5wt、 Fe 0.05〜1.5wt を含有し、さらに、 Cu 0.05〜1wt、 Mg ≩ 2wt Zn ≩ 5wt の䜕れか皮以䞊 を含有し、残郚䞍玔物およびAlからなるアルミ
    ニりム合金の衚面に、互いに独立或いは重なり合
    ぀お波状暡様をなす長円状のプレス凹郚が200
    個mm2以䞊の密床で圢成されおおり、か぀、その
    䞊に化孊゚ツチングによる平均ピツチが〜
    10ÎŒmである埮现凹郚が圢成されおいるこずを特
    城ずする印刷版甚高匷床アルミニりム合金板。
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WO2010150810A1 (ja) 2009-06-26 2010-12-29 富士フむルム株匏䌚瀟 光反射基板およびその補造方法
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