JPH0419011B2 - - Google Patents

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JPH0419011B2
JPH0419011B2 JP61062020A JP6202086A JPH0419011B2 JP H0419011 B2 JPH0419011 B2 JP H0419011B2 JP 61062020 A JP61062020 A JP 61062020A JP 6202086 A JP6202086 A JP 6202086A JP H0419011 B2 JPH0419011 B2 JP H0419011B2
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JP
Japan
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platen
mold
servo motor
moving
cpu
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JP61062020A
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JPS62220314A (ja
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Zenji Inaba
Fumio Mitoguchi
Shuichi Wakebe
Hiromasa Ootake
Hiromasa Yamashita
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Fanuc Corp
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Fanuc Corp
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Publication date
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Publication of JPS62220314A publication Critical patent/JPS62220314A/ja
Publication of JPH0419011B2 publication Critical patent/JPH0419011B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1751Adjustment means allowing the use of moulds of different thicknesses

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、トグル式型締装置を有する射出成形
機における型厚調整方法に関する。
従来の技術 トグル式型締装置は、金型を交換する場合に
は、金型の厚さに応じて型厚調整操作を行つて型
締力を調整設定しなければならず、この型厚調整
操作は従来作業者が経験に基づいて行つていた
が、型締力が強いとタイバーに力がかかりすぎて
破損する恐れがあり、弱すぎると射出成形がきれ
にいできない欠点があつた。
そこで、自動的に型厚調整を行う装置が開発さ
れたが(特願昭59−190473号、特願昭60−62142
号、特願昭61−2164号)、しかし、これらの自動
型厚調整装置の駆動源に使用されるモータはサー
ボモータであり、それだけ高価なものにしてい
た。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、型厚調整のためリアプラテンを移動
させるのに誘導電動機等のギヤードモータを使用
したことを特徴とする型厚調整方法を提供するこ
とを目的としている。
問題点を解決するための手段 本発明は、トグル式型締機構8を備え、リアプ
ラテン6を移動させるギヤードモータMaと上記
トグル式型締機構8を駆動しムービングプラテン
4を移動させるサーボモータMbを有する射出成
形機における型厚調整方法であつて、 ●上記サーボモータMbを駆動して設定型締力を
生じるムービングプラテン4の位置に対応する
位置に上記型締機構8のクロスヘツド10を位
置決めすると共に、上記ギヤードモータMaを
駆動して金型1,3が開いた状態にし、 ●サーボモータMbにトルク制限をかけて、ギヤ
ードモータMaを駆動してリアプラテン6及び
ムービングプラテン4を前進させ、上記サーボ
モータMbの回路内のエラーレジスタ51の値
が設定量を越えると金型1,3が当接したと判
断し、その時点でギヤードモータMaの駆動を
停止し、 ●次いでギヤードモータMaを設定時間T3逆転し
てリアプラテン6及びムービングプラテン4を
後退させ金型当接を解除させることによつて、
エラーレジスタ51に蓄積されていたエラー量
分だけサーボモータMbが駆動してムービング
プラテン4が設定型締力に対応する位置に自動
的に復帰させ、 ●その後、サーボモータMbにかけたトルク制限
を解除して、ギヤードモータMaを駆動しリア
プラテン6及びムービングプラテン4を、上記
設定時間T3よりもやや大きく設定した時間T4
だけ前進させて金型当接を起こさせてリアプラ
テン6の位置を固定することによつて、上記問
題点を解決した。
作 用 金型をムービングプラテンC及びフロントプラ
テンに固着した後型締力を設定し、自動型厚調整
指令を入力すると上記初期状態検出手段Gは上記
サーボモータMbをトルク制限手段Fでトルク制
限をかけて駆動し、トグル機構Bのクロスヘツド
が前進しトグル機構Bに連結されたムービングプ
ラテンCも前進する。そして、クロスヘツド位置
検出手段Dによりトグル機構Bのリンクが伸びき
つたロツクアツプ状態の位置にクロスヘツドが達
するか、又は上記金型タツチ検出手段により金型
が当接したことを検出するとサーボモータMbの
駆動を停止する。金型が当接したことを検出して
サーボモータMbを停止させた場合には、トグル
機構Bはロツクアツプ状態になつておらず、その
ため、プラテン位置調整手段Hは金型を破損させ
ることなく安全に設定型締力に対応する位置へム
ービングプラテンCを移動させるために、上記ギ
ヤードモータMaを一定時間駆動し一定量リアプ
ラテンAを後退させると共に、上記サーボモータ
Mbを該一定量に対応するだけ前進させ、ムービ
ングプラテン位置が設定型締力に対応するムービ
ングプラテン位置になるまで上記動作を繰り返
す。そして、プラテン位置の調整が終ると、又は
上記初期状態検出手段Gがトグル機構Bのロツク
アツプ状態を先に検出したときは、上記型締力設
定制御手段により、上記サーボモータMbを駆
動し設定型締力に対応する位置へムービングプラ
テンCを位置決めし、上記トルク制限手段Hによ
りサーボモータMbのトルク制限をかけて、上記
ギヤードモータMaを正転させてリアプラテンA
を前進させる。リアプラテンAの前進によりトグ
ル機構BもムービングプラテンCを設定型締力位
置に保持しながら前進し、金型が当接する。金型
が当接するとサーボモータMbにはトルク制限が
かかつているため、トグル機構Bは屈曲しサーボ
モータMbを逆転させることとなる。一方、上記
金型タツチ検出手段Eが金型の当接を検出する
と、次にギヤードモータを逆転させて一定量リア
プラテンAを後退させる。リアプラテンAの後退
によりサーボモータMbには力が加わらなくなる
ので、指令位置、即ち設定型締力位置へ復帰す
る。そして、次にサーボモータMbにトルク制限
をかけずに、ギヤードモータMaを正転させリア
プラテンAを金型が当接するまで前進させる。金
型が当接すると、今回はサーボモータMbにトル
ク制限がかけられないので、トグル機構B、サー
ボモータMbは変動せず、ムービングプラテンC
は設定型締力位置を保持した状態であり、ギヤー
ドモータMaの回転が停止することとなる。この
状態でギヤードモータMaの駆動を停止すれば、
設定型締力の位置にリアプラテン位置が位置決め
されたこととなり型厚調整は終了する。
実施例 第1図は、本発明の一実施例の方法に使用され
る射出成形機の型締機構を示す図で、第2図は上
記射出成形機における制御部の構成を示す図で、
第3図は通実施例の動作処理フローチヤート、第
4図はクロスヘツドの移動量に対するムービング
プラテンの移動量を求める説明図である。
第1図において、一方の金型1はフロントプラ
テン2に、他方の金型3はムービングプラテン4
にそれぞれ取付けられている。フロントプラテン
2は4本のタイバー5の一端に取付けられ、各タ
イバー5の他端には、リアプラテン6が設けら
れ、リアプラテン6のムービングプラテン4との
間には二組のトグル機構8,8が設けられ、該ト
グル機構8,8は後述するボールスクリユー9の
軸線に対し対称で同一構成になつており、ムービ
ングプラテン4にピンP1,P1で回動自在に固
着された第1のリンク12,12とリアプラテン
6にピンP2,P2で回動自在に固着された略L
字状の第2のリンク13,13とクロスヘツド1
0にピンP3,P3で回動自在に固着された第3
のリンク14,14とを有し、上記第1のリンク
12,12と第2のリンク13,13はピンP
4,P4で回動自在に固着され、また、上記第2
のリンク13,13と第3のリンク14,14は
ピンP5,P5で回動自在に固着されている。ま
た、クロスヘツド10はボールスクリユー9に螺
合するボールナツト11にボルト等で固着され、
該ボールスクリユー9は上記リアプラテン6の中
に設けられた透孔に固着された軸受部15で軸受
され、連結部16によりトグル駆動用サーボモー
タMbのモータ軸17に固着されている。
リアプラテン6の背面には、各タイバー5に切
られたネジと螺合するナツト18が各々設けられ
ており、該ナツト18上にはスプロケツト19が
固着され、該ナツト18の他端はフランジ状部と
係合するようにカラー20がリアプラテン6に固
着されている。
そして、上記スプロケツト19は支持部材23
を介してリアプラテン6に固着されたリアプラテ
ン移動用のギヤードモータMaの駆動により、減
速機25を介して該減速機の出力軸に設けられた
スプロケツト、チエーン(図示せず)により駆動
するようになつており、スプロケツト19の回動
により該スプロケツト19に固着されたナツト1
8が回動し、カラー20、リアプラテン6を押圧
してリアプラテン6を第1図中左右に移動させる
ようになつている。
なお、ギヤードモータMaの出力トルクはサー
ボモータMbの出力トルクより小さいものが選定
されている。又、21はリアプラテン6に設けら
れたタイバー5を貫通させる孔、22はトグル駆
動用サーボモータMbを固着するためのリアプラ
テン6に固着された支持部材、24はベアリン
グ、Pbはトグル駆動用のサーボモータMbに設け
られたパルスエンコーダ等の位置検出器である。
以上のように型締機構は構成され、リアプラテ
ン6は上述したように、ギヤードモータMaの駆
動により移動し、ムービングプラテン4はトグル
駆動用サーボモータMbを駆動することによりボ
ールスクリユー29を回転させ、ボールスクリユ
ー9に螺合するボールナツト11を第1図中左右
に移動させることにより、ボールナツト11に固
着されたクロスヘツド10を左右に移動させ、ト
グル機構8,8を駆動して第1図中左右にタイバ
ー5上を摺動して移動させるものである。
第2図は、本発明の一実施例の方法に使用され
る射出成形機の自動型厚調整装置の制御部の要部
ブロツク図で、30は射出成形機の制御を行う制
御手段としてのコンピユータを有する数値制御装
置(以下CNCという)、50はトグル駆動用のサ
ーボモータMbのサーボ回路である。
CNC30はNC用のマイクロプロセツサ(以下
CPUという)31と、プログラマブルコントロ
ーラ(以下PCという)用のCPU32を有してお
り、PC用CPU32には自動型厚調整等の射出成
形機の各シーケンスプログラム等を記憶した
ROM33が接続され、NC用CPU31には射出
成形機を全体的に制御する管理プログラムを記憶
したROM34及び射出用、クランプ用、スクリ
ユー回転用、エジエクタ用等の各軸のサーボモー
タを駆動制御するサーボ回路を接続するサーボイ
ンターフエイス35が接続され、本実施例におい
てはトグル駆動用サーボモータMbを駆動制御す
るサーボ回路50のみ接続した図を示している。
また、36はバツクアツプ用電源を有する不揮
発性の共有RAMで、射出成形機の各動作を制御
するプログラムや後述の各種設定値、パラメータ
等を記憶するものである。37はMDI/CRTで、
オペレータパネルコントローラ38を介してバス
アービタコントローラ(以下BACという)39
に接続され、該BAC39にはNC用CPU31及び
PC用CPU32、共有RAM36、出力回路40、
入力回路41が各々バス接続されている。出力回
路40にはリアプラテン移動用のモータMaの駆
動回路42が接続され、さらに、サーボ回路50
のD/A変換器58にトルクリミツト値を出力す
るように接続されている。なお、42はデータの
一時記憶用のRAMである。
50は公知のサーボ回路であつて、CNC30
のサーボインターフエイス35を介して単位時間
の移動量としてパルス列で構成される移動指令が
入力されると、この移動指令とエンコーダPbで
検出したサーボモータMbの移動量との差分をエ
ラーレジスタ51で算出し、これをデジタル−ア
ナログ変換器(以下D/A変換器という)52で
速度指令値としてのアナログ量電圧に変換する。
さらに、本サーボ回路は応答性を良くするために
速度フイードバツクが行われており、これはエン
コーダPbからの信号をF/V変換器57で電圧
に変換し、実際のサーボモータの速度に対応する
電圧を上記速度指令値から減算し、その差、即ち
指令速度と実速度との誤差を補償器53で増幅し
てトルク指令として出力する。このトルク指令は
サーボモータMbの電機子に流す電流値に対応す
る電圧として出力されるもので、このトルク指令
に対し、サーボモータの出力トルクを制限するた
めのトルクリミツト回路54が設けられており、
このトルクリミツト回路54の出力に対しさらに
応答性をよくするため、サーボモータMbの電機
子電流を検出する電流検出器59からの電機子電
流に対応する電圧がフイードバツクされ、上記ト
ルク指令と電機子電流のフイードバツク信号との
差を補償器55で増幅し、電力増幅器56で増幅
してサーボモータMbを駆動制御している。な
お、58はCNC30からのトルクリミツト指令
値をアナログ信号に変換してトルクリミツト回路
54に印加するD/A変換器である。
以上のようにサーボ回路50は作動するもので
あるが、サーボ回路50のエラーレジスタ51の
値はサーボインターフエイス35に入力され、
CNC30はエラー量を検出できるようになつて
いる。
サーボモータMbの移動量(回転量)とクロス
ヘツド10の移動量及びギヤードモータMaの移
動量とリアプラテン6の移動量は比例関係にある
が、クロスヘツド10の移動量とムービングプラ
テン4の移動量はトグル機構8,8が存在するた
め非線形の関係にある。そこで、このクロスヘツ
ド10の移動量とムービングプラテン4の移動量
の関係を次に求める。
第4図に示すように、ムービングプラテン4上
のピンP1と第1のリンク12と第2のリンク1
3との結合点のピンP4間の距離、すなわちリン
ク12の長さをd、リアプラテン6上のピンP2
と上記ピンP4間の距離をa、ピンP4とピンP
5間の距離をb、ピンP2とピンP5間の距離を
c、ピンP5とクロスヘツド10上のピンP3間
の距離をe、ピンP2とピンP3間の第1図上で
垂直方向の距離をhとする。そして、トグル機構
8のリンクの伸びきつた状態であるロツクアツプ
状態における状態を第4図イで示し、このときの
ピンP2とピンP3の水平距離をyとする。すな
わち、ロツクアツプ状態でクロスヘツド10がリ
アプラテン6上のピンP2の第1図中における左
右方向の距離をyとするもので、これは機械の固
有値で、型締機構によつて一定の値である。
そこで、クロスヘツド10が移動し、ムービン
グプラテン4をxだけ移動させた場合、クロスヘ
ツド10の移動量Ycは第4図ロに示すように次
の第(1)式のようになる。
Yc=y+y′+y″ ……(1) そこで、y′の値を求めると、 y′=c・cos{π−(B+θ)} =−c・cos(B+θ) ……(2) y″については y″=[e2−{h−c ・sin(π−(B+θ)}21/2 =[e2−{h−c・sin(B+θ)}21/2……(3) また、角度θを求めると、第2余弦定理より d2=a2+(a+d−x)2 −2a(a+d−x)cosθ 故に θ=arc・cos{a2+(a+d−x)2−d2/2a(a+
d−x)} ……(4) 同様に、第2余弦定理より角度Bを求めると、 b2=a2+c2−2ac・cosB 故に B=arc・cos{(a2+c2−b2)/(2ac)) ……(5) 以上より Y=y+y′+y″=y−c・cos(B+θ) +[e2−{h−c・sin(B+θ)}21/2 上記第(4)式、第(5)式を代入し、 Yc=y−c・cos{cos-1a2+c2−b2/2ac +cos-1a2+(a+d−x)2−d2/2a(a+d−x
)} +〔e2−{h−c・sin(cos-1a2+c2−b2/2ac +cos-1a2+(a+d−x)2−d2/2a(a+d−x
))}21/2……(6) この第(6)式によつてムービングプラテン4の移
動量xに対するクロスヘツド10の移動量Ycへ
の変換式が導入できた。
次に、クロスヘツド10の移動量Ycからムー
ビングプラテン4の移動量への変換式を求める
と、 cos-1a2+c2−b2/2ac +cos-1a2+(a+d−x)2−d2/2a(a+d−x
)=X……(7) とおき、第(6)式に代入すると、 Yc=y−c・cosX+[e2{h−c・sinX}21/2
……(8) 第(8)式より (Yc−y+c・cosX)2 =e2−(h−c・sinX)2 ……(9) 第(9)式を分解して (Yc−y)2+2c・cosX・(Yc−y)+c2 ・cos2X=e2−h2+2hc sinX−c2sin2X……(10) 第(10)式を整理して 2c(Yc−y)cosX−2hc sinX=e2−h2−c2 −(Yc−y)2 ……(11) 故に (Yc−y)cosX−h sinX =e2−h2−c2−(Yc−y)2/2c ……(12) 第(12)式左辺は加法定理より −√(−)22 sin(X−α) =e2−h2−c2−(Yc−y)2/2c ……(13) 第(13)式より 故に 一方、第(7)式を変形して第(16)式のようにP
とおく cos-1a2+(a+d−x)2−d2/2a(a+d−x) =X−cos-1a2+c2−b2/2ac=P ……(16) 故に a2+(a+d−x)2−d2/2a(a+d−x)=c
osP……(17) 第(17)式より a2+(a+d-x)2−d2 =2a cosP(a+d-x) ……(18) 故に (a+d−x)2−2a cosP(a+d−x) +a2−d2 ……(19) (a+d−x)を変数と考え、第(19)式の2
次方程式を解くと、 a+d−x=a cosP±√2 222
……(20) 故に x=a+d−a cosP±√2 222
……(21) 第(16)式より P=X−cos-1a2+c2−b2/2ac ……(22) また、第(15)式より第(22)式は 第(23)式のPを第(21)式に代入して 上記第(24)式よりクロスヘツド10の移動量
Ycからムービングプラテン4の移動量xへの変
換式が導かれる。
そこで、第(6)式及び第(24)式の計算をCPU
によつて行なうプログラムすることによつて、本
発明は正確に型厚調整を行うものである。なお、
第4図イのロツクアツプ状態におけるムービング
プラテン4の位置をムービングプラテンの原点と
して「0」とし、これに対応するクロスヘツド1
0の位置もクロスヘツドの原点として「0」とす
れば、上記移動量Yc、xは各々位置とすること
ができる。上記第(6)式、第(24)式において、パ
ラメータとしてのa、b、c、d、e及びyの値
は機械の固有値であり、各機械毎に設定されてい
るものである。
次に、第3図イ〜トの動作フローチヤートに基
づき、本実施例の型厚調整動作について説明す
る。
金型1,3をフロントプラテン2及びムービン
グプラテン4に取付け、型締力をCRT &
MDI37より入力設定した後型厚調整指令を入
力すると、NC用CPU31は自動型厚調整開始の
プラグF1を共有RAM36にオンさせると共に
CRT & MDI37のCRT表示装置画面に自動
型圧調整中の表示を行う(ステツプS1)、次に、
NC用CPU31はBAC39を介してPC用CPU3
2にクランプ軸、即ち型締用のトグル駆動用サー
ボモータMbへのトルク制限開始指令をMコード
によつて出力し(ステツプS2)、PC用CPU32
はこの指令をBAC39を介して読出すと、BAC
39、出力回路40を介して設定されたトルクリ
ミツト値をサーボ回路50のD/A変換器58に
出力し、D/A変換器58は指令されたトルクリ
ミツト値をアナログ信号(電圧)に変換し、トル
クリミツト回路54を該トルクリミツト値に設定
し、該トルクリミツト回路54からはこのトルク
リミツト値以上のトルク指令は出力されなくな
る。即ち、サーボモータMbはこのトルクリミツ
ト値以下のトルクで駆動されることとなる。こう
して、トルクリミツト値を出力した後PC用CPU
32は、NC用CPU31からのトルク制限開始指
令に対する処理が終了したとしての信号FINを
PC用CPU32に返す(ステツプS3)。NC用CPU
31はFIN信号が返されてくると、クランプ軸の
サーボモータMbを設定速度でクランプ軸のトグ
ル機構8,3が伸び切つた状態、即ちロツクアツ
プ状態になるまで駆動する。なお、このロツクア
ツプ状態のクランプ軸位置を原点0としている。
又、NC用CPU31はPC用CPU32に対し、ク
ランプ軸のエラーレジスタ51の値を読出し設定
値と比較するよう出力する(ステツプS4)。PC用
CPU32はこの指令を受けて、BAC39、NC用
CPU31、サーボインターフエイス35を介し
てサーボ回路50のエラーレジスタ51の値、即
ちエラー値を読取り(ステツプS5)、設定値と比
較する(ステツプS6)。この設定値はフイードリ
ミツト値に設定しておき、この設定値以上にエラ
ーレジスタ51がなるとCNC30からのパルス
分配を停止させるようにしておく。なお、このエ
ラーレジスタ51のエラー値が設定値以上になつ
たか否かによつて金型の当接を検出する金型タツ
チ検出手段を構成している。
一方、NC用CPU31はサーボ回路50に対し
パルス分配を行い、エラーレジスナ51にパルス
を加算していくが、このエラーレジスタ51の値
は前述したようにD/A変換器52で変換された
速度指令値として出力され、F/V変換器57か
らの現在の実速度との差が補償器53で増幅され
トルク指令として補償器53から出力されるが、
トルクリミツト回路54によつて、前述したよう
にトルクリミツトがかけられているのでトルクリ
ミツト回路54からは一定トルク以上のトルク指
令(電機子に流す電流値に対応する電圧)は出力
されることはない。そして、電流検出器59から
の現実の電機子電流との差を補償器55で増幅
し、電力増幅器でサーボモータMbを駆動してお
り、サーボモータの回転は位置検出器Pbで検出
され、この検出パルスがエラーレジスタに入力さ
れ減算され、エラーレジスタ51にはCNC30
からの指令と位置検出器Pbからの実際の移動量
との差が蓄えられることとなる。そして、NC用
CPU31はロツクアツプ位置、即ち「0」の位
置までパルス分配を終了し、かつエラーレジスタ
51の値を減算し、サーボモータMbが指令位置
まで移動したと判断したとき(なお、指令位置ま
でサーボモータMbが移動しておればエラーレジ
スタの値は0である)、クランプ軸が指令位置の
「0」の位置まで達したとしてBAC39に位置決
め完了信号を出力し、PC用CPU32はこの出力
が出ているか否か判断する(ステツプS7)。そし
て、PC用CPU32はこの位置決め完了信号を検
出するまで上記ステツプS5〜S7の処理を行つて
おり、ステツプS6でエラーレジスタ51の値
(エラー値)が設定値を超えず、クランプ軸が0
の位置、即ち、クランプ軸のトグル機構8,8が
ロツクアツプ状態となると、PC用CPU32は
NC用CPU31からのエラー値比較指令に対する
終了信号FINをNC用CPU31へ返す(ステツプ
S8)。なお、ステツプS6でエラー値が設定値を超
えたとき、即ち、トルクリミツトがかけられてサ
ーボモータMbが駆動されトグル機構8,8を介
してムービングプラテンが前進し、トグル機構が
ロツクアツプ(クランプ位置「0」)する前に金
型1,3が当接すると、トルクリミツトがかけら
れているからサーボモータMbはこれ以上回転せ
ず、エラーレジスタ51にはエラー量が蓄積さ
れ、このエラー値が設定値のフイードストツプ値
以上になると、後述するようにステツプS15以下
の処理を行うこととなる。
ここでは、クランプ軸の位置が「0」となりロ
ツクアツプ状態になつたとして説明する。ステツ
プS8でFIN信号をNC用CPU31が検出すると、
NC用CPU31はPC用CPU32に対してクラン
プ軸のトルク制限終了指令を出力し(ステツプ
S9)、PC用CPU32はサーボ回路50に対しト
ルク制限を解きFIN信号をNC用CPU31に返す
(ステツプS10)。そこで、NC用CPU31はサブ
プログラムを実行することとなる(ステツプ
S11)。第3図ハ〜ヘに示すようにサブプログラ
ムでは、NC用CPU31はクランプ軸の現在値
(クロスヘツドの位置)を読取りマクロ変数#B
の位置に記憶される(ステツプSB1)。なお、こ
の場合ステツプS7でクランプ軸は「0」でトグ
ル機構8,8は伸び切つたロツクアツプ状態であ
る。つぎに、このクランプ軸位置(=0)に対応
するムービングプラテン位置を第(24)式の演算
によつて算出するが、この場合、クランプ軸位置
(クロスヘツド位置)は「0」であるのでムービ
ングプララン位置も「0」である。こうして算出
されたムービングプラテン位置をマクロ変数#D
に記憶する(ステツプSB2)。次に、NC用CPU
31はリアプラテン後退指令をPC用CPU32に
出力し(ステツプSB3)、PC用CPU32はギヤー
ドモータMaを逆させリアプラテンを後退させる
と共にタイマーT1をスタートさせる(ステツプ
SB4)。そして、タイマーT1がタイムアツプする
まで待つて(ステツプSB5)、タイムアツプする
とギヤードモータMa駆動を停止し、NC用CPU
31にFIN信号を出力する(ステツプSB6)。こ
の動作によりリアプラテン6、ムービングプラテ
ン4はタイマーT1に設定された時間に対応する
分L1だけ後退(第1図左方向)し、金型1,3
はこの分L1だけさらに離れた状態となる。次に、
NC用CPU31は設定された型締力よりムービン
グプラテン位置を算出しマクロ変数#Cに記憶す
る(ステツプSB7)型締力とムービングプラテン
位置の関係は、金型1,3が当接し、その後トグ
ル機構8がロツクアツプ状態になることによりタ
イバー5を引き伸ばすことによつて生じるもので
あるから一定の比例関係にあり、トグル機構8が
ロツクアツプ状態よりも少し前の屈曲した状態と
なる。次に、このマクロ変数#Cに記憶した値と
ステツプSB2でマクロ変数#Dに記憶した値を比
較し(ステツプSB8)、この場合#D=0である
からマクロ変数#Cの値の方が大きいので、ステ
ツプSB15へ進み、マクロ変数#Cに記憶したム
ービングプラテン位置に対応するクランプ軸の位
置(クロスヘツドの位置)を第(6)式の演算により
求め、この求められた位置へサーボモータMbを
駆動し位置決めする(ステツプSB15)。その結
果、該位置からロツクアツプ状態になるまでクラ
ンプ軸が駆動されたとき、タイバー5を引き伸ば
し設定型締力が得られるような位置にクランプ
軸、即ち、ムービングプラテン4、クロスヘツド
10が位置づけられたこととなる。
次に、NC用CPU31はクランプ軸へのトルク
制限開始指令をPC用CPU32に出力し、PC用
CPU32はクランプ軸、即ちサーボ回路50の
トルクリミツト回路54へトルクリミツトを出力
しFIN信号を返す(ステツプSB16、SB17)。次
に、NC用CPU31はリアプラテン前進指令を
PC用CPU32に出力し、PC用CPU32はギヤ
ードモータMaを正転させ、かつクランプ軸のエ
ラーレジスタ51の値、即ちエラー値を設定値と
比較し、エラー値が設定値以上になるとギヤード
モータMaの駆動を停止し、FIN信号をNC用
CPU31に返す(ステツプSB19〜SB21)。この
ステツプSB19〜SB21の処理は、ギヤードモータ
Maの正転により、リアプラテン6およびムービ
ングプラテン4が前進し、金型1,3が当接する
と、ムービングプラテン4の前進は停止するが、
さらにギヤードモータMaの正転によりリアプラ
テン6はさらに前進し、クランプ軸のトグル機構
8を駆動するサーボモータMbにはステツプSB17
でトルク制限がかけられているから、該サーボモ
ータMbは逆転し、クランプ軸のエラーレジスタ
51にはエラー値が増加し、そのエラー値が設定
値以上になるとギヤードモータMaが停止するこ
とを意味する。次に、NC用CPU31はリアプラ
テン後退指令をPC用CPU32に出力し(ステツ
プSB22)、PC用CPU32はギヤードモータMaを
逆転させてリアプラテン6を後退させると共にタ
イマーT3(例えば4秒に設定)をスタートさせ、
該タイマーT3がタイムアツプするとギヤードモ
ータMaの駆動を停止させ、FIN信号をNC用
CPU31に返す(ステツプSB23〜SB25)。この
リアプラテン6の後退により金型1,3の当接が
解除され、ムービングプラテン4には力が加わら
なくなるので、エラーレジスタ51に貯蓄されて
いたエラー量分だけ、サーボモータMbが駆動さ
れ、クロスヘツド10位置及びムービングプラテ
ン4の位置はステツプSB15で設定された位置に
復旧する。即ち、設定型締力に対応する位置にク
ロスヘツド10、ムービングプラテン4が位置づ
けられる。次に、MC用CPU31はクランプ軸の
トルク制限解除指令を出力し、PC用CP32はこ
れを受けてトルク制限を解除しFIN信号を出す
(ステツプSB26、SB27)。NC用CPU31はFIN
信号を受けて、リアプラテン前進指令を出力し
PC用CPU32はこれを受けてギヤードモータ
Maを正転させてリアプラテン6、ムービングプ
ラテン4を前進させると共にタイマT4(例えば設
定時間を6秒とし、先のタイマT3と比較しその
設定時間はT4>T3とする)をスタートさせ、タ
イマT4がタイムアツプすると、ギヤードモータ
Maの駆動を停止しFIN信号を出力する(ステツ
プSB28〜SB31)。ギヤードモータMaの正転によ
りリアプラテン6、ムービングプラテン4は前進
し、金型1,3は当接するが、今回はクランプ
軸、即ちサーボモータMbにはトルク制限がかけ
られてないから、サーボモータMbは設定された
位置、即ち、設定型締力に対応する位置にクロス
ヘツド10、ムービングプラテン4を保持させ、
ギヤードモータMaは金型1,3が当接した以後
は駆動させられていても回転せず、リアプラテン
6も移動しないこととなる。なお、ギヤードモー
タMaを逆転させる時間T3より正転させる時間
T4の方を大きく設定(例えばT4=6秒>T3=4
秒)してあるので、金型1,3は必ず当接する。
又、必ず当接するように各々のタイマT3、T4の
設定時間を設定する。
こうして、設定型締力を発生する位置にリアプ
ラテン6の位置が位置決めされると、クランプ軸
を一定量L2後退させ、金型1,3を開き、サブ
ルーチン処理は終了し、ステツプS12にリターン
する。ステツプS12ではNC用CPU31が自動型
厚調整終了信号を送出し、PC用CPU32はこれ
を受けてフラグF1をオフとし、型厚調整中の表
示を解く(ステツプS13)。そして、PC用CPU3
2はFIN信号をNC用CPU31に送出し、型厚調
整処理は終了する。
一方、ステツプS6において、エラーレジスタ
51のエラー値が設定値以上になつたとき、即
ち、トグル機構8がロツクアツプ状態になる前に
金型1,3が当接し、エラー値が増大し、設定値
のフイードリミツト値以上になり、フイードスト
ツプがかかり、パルス分配を停止した状態となる
と、固定の遅延タイマーをスタートさせて一定時
間遅らせてエラーレジスタ51の値が安定するの
を待つて、第1プログラム終了のフラグをオンに
し(ステツプS16)、非常停止処理を行い、フイ
ードストツプを解除すると共にリセツト信号を送
出し、クランプ軸のトルク制限も解除する(ステ
ツプS17)。
そして、PC用CPU32はNC用CPU31に対
し第2プログラム番号とスタート信号を送出し
(ステツプS18)、NC用CPU31は第2プログラ
ムを実行する。
第2プログラムは第3図トに示すように、前述
したサブプログラムを実行する(ステツプS19)。
この処理は前述したように、ステツプSB1でクラ
ンプ軸、即ちクロスヘツドの位置を、分配パルス
量からエラーレジスタ51に蓄積された値を差し
引き現在値を求めマクロ変数に記憶する。この場
合、トグル機構8はロツクアツプ(クロスヘツド
位置「0」)する以前に金型に当接しているから
トグル機構8は屈曲した状態で、クロスヘツド位
置は原点の「0」位置ではない。そこでステツプ
SB2で、このクロスヘツド位置#Bに対応するム
ービングプラテン位置を第(24)式より算出し、
現在のムービングプラテン位置をマクロ変数#D
に記憶する。次に、前述したようにリアプラテン
をタイマーT1の設定時間だけ後退させ(ステツ
プSB3〜SB6)、次に型締力設定値より設定型締
力に対応するムービングプラテン位置を算出しマ
クロ変数#Cに記憶する(ステツプSB7)。
次に、マクロ変数#Cと#Dの値を比較するが
(ステツプSB8)、マクロ変数#Cの値の方が大き
いと、即ち設定型締力に対応するムービングプラ
テン位置#Cの方が現在のムービングプラテン位
置#Dより大きいと前述したステツプSB15以下
の処理を行う。又、現在のムービングプラテン位
置#Dの方が大きいと、ステツプSB9からステツ
プSB14を繰り返し、現在値#Dが設定型締力に
対応するムービングプラテン位置#Cより小さく
なるまでリアプラテン6を後退させ、ムービング
プラテン4を前進させる処理を行う。即ち、ステ
ツプSB9でNC用CPU31はリアプラテン6の後
退指令を出力し、PC用CPU32はギヤードモー
タMaを逆転させてリアプラテン6を後退させる
と共にタイマT2をスタートさせ、タイマT2がタ
イムアツプするとギヤードモータMaの駆動を停
止させFIN信号をNC用CPU31に返す(ステツ
プSB10〜SB12)。そこで、NC用CPU31はタイ
マT2の設定時間内でギヤードモータMaが逆転し
たときリアプラテン6が移動するであろう距離
L1を現在のムービングプラテン位置#Dより減
算し、該減算した位置(#D−L1)に対応する
クランプ軸のクロスヘツド位置を第(6)式より算出
し、該位置までサーボモータMbを駆動しクロス
ヘツド10を前進させたムービングプラテンを新
しい位置(#D−L1)に前進させる(ステツプ
SB13)。
次に、マクロ変数#Dから移動距離L1を減算
し新しい現在位置をマクロ変数#Dに記憶させる
(ステツプSB14)。そして、再びステツプSB8以
下の処理を繰り返し行い、ムービングプラテン4
の現在値#Dが設定型締力に対応するムービング
プラテン4の位置#Cより小さくなるとステツプ
B15へ進み、前述したと同様の処理を行う。そし
て、このサブルーチンの処理が終了すると、ステ
ツプS20にもどり、NC用CPU31は型厚調整処
理終了信号を送出し、PC用CPU32はこれを受
けて、フラグF1をオフとして型厚調整処理中の
表示を解き(ステツプS13)、FIN信号をNC用
CPU31に返し、型厚調整処理を終了する。
以上述べたように、本実施例においては、上記
ステツプS1〜S10及びステツプS15〜S18によつて
リアプラテン位置の初期状態を検出する初期状態
検出過程を構成し、ステツプSB1〜SB14で金型
を破損させることなく、型締力が設定可能な位置
までリアプラテン位置を調整するプラテン位置調
整過程を構成し、ステツプSB16〜SB31で設定型
締力が得られる位置ヘリアプラテンを位置づける
型締力設定制御過程を構成している。
なお、金型がスリー・プレート金型等でなく、
金型間を大きく開いてもよいようなツー・プレー
ト金型のみを使用するものであれば、上述したプ
ラテン位置調整過程等は必要なく、単に金型を大
きく開いて、型締力に対応する分だけトグル機構
を屈曲させて、その後ギヤードモータを駆動させ
金型を当接させるだけでよい。
発明の効果 以上述べたように、本発明はリアプラテンの駆
動手段にギヤードモータを用いて、自動型厚調整
ができるようにしたので、サーボモータを用いる
場合と比べ安価に装置を作ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の方法に使用される
射出成形機の型締機構を示す図、第2図は上記射
出成形機の制御部の要部のブロツク図、第3図イ
〜トは同実施例の動作処理フローチヤート、第4
図はクロスヘツドの移動量に対するムービングプ
ラテンの移動量を求める説明図である。 1,3……金型、4……ムービングプラテン、
5……タイバー、6……リアプラテン、8……ト
グル機構、9……ボールスクリユー、10……ク
ロスヘツド、Ma……ギヤードモータ、Mb……
サーボモータ、30……数値制御装置、50……
サーボ回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 a トグル式型締機構を備え、リアプラテン
    を移動させるギヤードモータと上記トグル式型
    締機構を駆動しムービングプラテンを移動させ
    るサーボモータを有する射出成形機における型
    厚調整方法であつて、 b 上記サーボモータを駆動して設定型締力を生
    じるムービングプラテンの位置に対応する位置
    に上記型締機構のクロスヘツドを位置決めする
    と共に、上記ギヤードモータを駆動して金型が
    開いた状態にし、 c サーボモータにトルク制限をかけて、ギヤー
    ドモータを駆動してリアプラテン及びムービン
    グプラテンを前進させ、上記サーボモータの回
    路内のエラーレジスタの値が設定量を越えると
    金型が当接したと判断し、その時点でギヤード
    モータの駆動を停止し、 d 次いでギヤードモータを設定時間逆転してリ
    アプラテン及びムービングプラテンを後退させ
    金型当接を解除させることによつて、エラーレ
    ジスタに蓄積されていたエラー量分だけサーボ
    モータが駆動してムービングプラテンが設定型
    締力に対応する位置に自動的に復帰させ、 e その後、サーボモータにかけたトルク制限を
    解除して、ギヤードモータを駆動しリアプラテ
    ン及びムービングプラテンを、上記設定時間よ
    りもやや大きく設定した時間だけ前進させて金
    型当接を起こさせてリアプラテンの位置を固定
    した、 f 上記の射出成形機における型厚調整方法。
JP6202086A 1986-03-22 1986-03-22 射出成形機における型厚調整方法 Granted JPS62220314A (ja)

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JP2545975Y2 (ja) * 1992-07-27 1997-08-27 ユピテル工業株式会社 携帯型無線送受信機

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