JPH0418943Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0418943Y2
JPH0418943Y2 JP19817085U JP19817085U JPH0418943Y2 JP H0418943 Y2 JPH0418943 Y2 JP H0418943Y2 JP 19817085 U JP19817085 U JP 19817085U JP 19817085 U JP19817085 U JP 19817085U JP H0418943 Y2 JPH0418943 Y2 JP H0418943Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
bead
vehicle
roofs
stepped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19817085U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62105079U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19817085U priority Critical patent/JPH0418943Y2/ja
Publication of JPS62105079U publication Critical patent/JPS62105079U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0418943Y2 publication Critical patent/JPH0418943Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車用段付ルーフに係り、特に、
車両の前後方向に2つのアーチ状ルーフが連なる
ように構成してなる自動車用段付ルーフに関す
る。
(従来の技術) キヤブオーバ型の自動車の中には、車高をでき
るだけ低くするために段付ルーフを備えるように
したものがある。この段付ルーフは、前後方向に
連なる2つのアーチ状ルーフから構成されるもの
であり、ルーフを1つの背高いドーム状に構成し
て剛性を出す代りに、ルーフ中央部に凹部を設
け、同様の剛性を確保しうるようにしたものであ
る。
また、キヤビンを前後に2室配列すようにした
Wキヤブ型のものでは、シングルキヤブ型の1つ
のアーチ状ルーフを前後2つ連結してなるような
段付ルーフを備えるのが通常である。
そして、このような段付ルーフにおいても、一
般のルーフと同様に補強用のビード群が形成され
ている。このビード群は、車両の前後方向に延び
るように形成された複数条のビードからなり、各
ビードは、ルーフの前端から後端まで全長にわた
つて連続するように形成されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、このような段付ルーフのおいては、
ルーフ中央の凹部に雨水や洗車水等の水が留り易
く、しかもその貯留水が、上述した連続ビードに
堰止められて車両の側部から排出することができ
なくなつてしまうことがよくある。そして、その
貯留水が急停止時や急加速時に、車両の前後方向
に一斉に流れ出し、視界を損ねる等安全性上問題
を生じさせることもある。これを解消するため
に、後方ルーフを低くするようにしたものもある
が、このようにすると、頭部空間が不十分になる
という欠点が生じている。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため、本考案は、ルーフ
用のビード群を前方側と後方側とに別々に分割し
て不連続に形成するとともに、双方のビード群を
互いに車両の左右方向に位置ずれさせて設け、か
つ、前後ルーフの境界部分で所定長さにわたつて
互いにラツプし合うように形成してなり、屋根底
部分の水留り空間を小さくし、かつそこに貯留さ
れた水は、ビード端をぬうようにして車両の左右
側方向に流出されるようにしている。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図におよび第2図に示すように、段付ルー
フは、1つのアーチ状をなす前方側ルーフ1と、
同じく1つのアーチ状をなす後方側ルーフ2とか
ら構成されており、両ルーフ1,2の境界部分に
凹部が形成されるようになつている。
そして、両ルーフ1,2上には、それぞれ別個
の補強用ビード群3,4が互いに分割されるよう
にして不連続状に形成されている。この両ビード
群3,4は、車両の前後方向に延びる複数条のビ
ードからなり、各ビードは、所定の等ピツチ間隔
で設けられている。そして、前方側のビード群3
の各ビードと、後方側のビード群4の各ビードと
は、車両の左右方向(第1図上下方向)に互いに
位置をずらして配置されており、両側の各ビード
が交互に配列されるようになつている。
さらに、前方側の各ビードと後方側の各ビード
とは、前後両ルーフ1,2の境界部分で所定長さ
にわたつて互いにラツプし合うように形成されて
おり、ルーフ境界部分の補強が図られるようにな
つている。また、この場合、前方側ビード群3の
終端部と後方側ビード群4の終端部とは、ほぼ同
じ高さに設定されており、さらに、これらビード
終端部は、これらの中間部分である屋根底部に対
してなるべく同じ高さになるように設定されてい
る。
このよな構成からなる段付ルーフにおいては、
前方側ビード群3と後方側ビード群4とがルーフ
境界部分で互いにラツプしながら交互に相手方に
延出するように形成されているので、ルーフ境界
部分のルーフ一般面の高さがビード形成部分の近
傍で高められ、水留り空間を小さくすることがで
きる。特に上記実施例のように、両側ビード群
3,4の終端部を屋根底部とほぼ同じ高さにして
おけば、水溜り空間をほとんど無くすことができ
る。
また、ルーフ境界部分に水が留つてきても、こ
れらの水は、第1図矢印のように前方側ビード端
と後方側ビード端との間をぬうようにして車両の
左右方向に流れていき、車両側部から排出され
る。
なお、このようにビードを前方側ビード群3と
後方側ビード群4に分割するようにしても、両側
部分のビードが互いにラツプするように形成され
ているので、両ビード群3,4の境界部分すなわ
ちルーフ境界部分は十分に補強されている。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案による自動車用段付
ルーフは、ルーフ境界部の水留り空間を小さく
し、かつ水の流路を形成するように前方側ルーフ
と後方側ルーフとで別個のビードを交互に不連続
状態で形成してなるから、ルーフ境界部にはほと
んど水が留ることはなく、たとえ水が留つてもそ
の貯留水は、両側のビード端をぬうようにして車
両の側部から良好に排出させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例におけ
る段付ルーフの平面図および縦断面図である。 1……前方側ルーフ、2……後方側ルーフ、3
……前方側ビード群、4……後方側ビード群。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 車両の前後方向に連なる2つのアーチ状ルー
    フを備えており、両ルーフに対して車両の前後
    方向に延びる補強用ビード群を形成するように
    した自動車用段付ルーフにおいて、上記ビード
    群は、前方側ルーフと後方側ルーフとで別々に
    分割して不連続に形成されるとともに、双方の
    ビード群は、互いに車両の左右方向に位置をず
    らして交互に設けられ、かつ、前後ルーフの境
    界部分で所定長さにわたつて互いにラツプし合
    うように形成されていることを特徴とする自動
    車用段付ルーフ。 2 両ビード群の中央側終端部分は、前後のルー
    フの境界部分とほぼ同じ高さになるように形成
    されていることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の自動車用段付ルーフ。
JP19817085U 1985-12-23 1985-12-23 Expired JPH0418943Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19817085U JPH0418943Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19817085U JPH0418943Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62105079U JPS62105079U (ja) 1987-07-04
JPH0418943Y2 true JPH0418943Y2 (ja) 1992-04-28

Family

ID=31158613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19817085U Expired JPH0418943Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0418943Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5750357B2 (ja) * 2011-10-26 2015-07-22 トヨタ自動車東日本株式会社 ルーフパネル及びこのルーフパネルの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62105079U (ja) 1987-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7213874B2 (en) Vehicle roof structure
US4350367A (en) Roll bar for vehicles, especially motor vehicles
JPH08221145A (ja) 一体構造のペダル
US20060017272A1 (en) Supporting member for a fender
KR101371458B1 (ko) 오픈카의 배플구조
JPH0418943Y2 (ja)
JP2001018852A (ja) アンダーカバー
JP2020011567A (ja) 車両のルーフパネル及び車両のルーフ構造
JP3261335B2 (ja) 車体前部構造
JP4329362B2 (ja) 自動車の前部車体構造
JPS646070B2 (ja)
JP3362387B2 (ja) ルーフパネル
JPS6359911B2 (ja)
JP3051828B2 (ja) カウルルーバの取付構造
JP3252210B2 (ja) カートの屋根
JP2000309283A (ja) 車両のフロントウインド雨垂れ防止構造
JPH04293680A (ja) 自動車の前部車体構造
JP3136584B2 (ja) 車体のカウル構造
JP4025936B2 (ja) フェンダーライニング
JPH08175796A (ja) 産業車両のヘッドガードカバー
JP4085238B2 (ja) 車両用ルーフモール
KR100398195B1 (ko) 자동차의 타워바
JP2997739B2 (ja) 自動車の前部車体構造
KR0114415Y1 (ko) 자동차의 카울구조
JPH0348946Y2 (ja)