JPH041871Y2 - - Google Patents

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JPH041871Y2
JPH041871Y2 JP16434987U JP16434987U JPH041871Y2 JP H041871 Y2 JPH041871 Y2 JP H041871Y2 JP 16434987 U JP16434987 U JP 16434987U JP 16434987 U JP16434987 U JP 16434987U JP H041871 Y2 JPH041871 Y2 JP H041871Y2
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pump
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ポンプ装置からの加圧空気により内
容器内の液体を一連の液体注出通路を通して外部
へ注出し得るようにしたポンプ注液式液体容器に
関するものである。
(従来技術) 従来のこの種の一般的なポンプ注液式液体容器
においては、ポンプ装置は蓋体内に内蔵されてい
るため、蓋体全体の高さが高くなり、その結果、
液体容器全体の高さが高くなるという問題があつ
た。
又、この種の一般的なポンプ注液式液体容器で
は、内容器内の液体を外部に案内するための一連
の液体注出通路は、給液口を開閉する栓に内容器
内に差し込まれる下向きの液体汲上管と内容器外
に設けられる横向きの液体注出管を一体的に取付
けて構成されている。ところが、このように栓に
液体汲上管と液体注出管を一体的に取付けたもの
では、液体補給時に長大な一連の液体注出通路を
給液口から取除いて行わなければならず、その液
体注出通路の取扱いが面倒となつていた。
尚、公知のポンプ注液式液体容器の中には、例
えば第5図(実公昭60−35448号公報)に示すよ
うに縦向きの液体汲上管111と横向きの液体注
出管112とを接合・分離自在なる如く分割し且
つ液体注出管112を蓋体102側に設けられた
ポンプ装置109の底板109aに一体形成した
ものが知られている。この公知のものでは、蓋体
102の開閉と同時に液体注出管112を液体汲
上管111に対して分離せしめることができるの
で、液体補給時の操作が簡単となるが、ポンプ装
置109が蓋体102内に内蔵されているため、
蓋体全体の高さが高くなるとともに、液体注出管
112はポンプ底板109aの下面側に一体形成
する必要があり(ポンプ底板109aの上面側は
ポンプ装置109のベローズ109bがあるので
液体注出管112をポンプ底板109aの上面側
に設けることはできない)、従つてさらに蓋体1
02全体の高さ(液体容器全体の高さ)が高くな
るという問題があつた。
(考案の目的) 本考案は、上記した従来のポンプ注液式液体容
器の問題点に鑑み、蓋体の高さを低くおさえるこ
とにより液体容器全体の高さを低くすることがで
き、さらに液体汲上管と液体注出管とを分割形に
したものにおいて液体補給時における液体注出管
の取扱いを簡便にし得るとともに蓋体内の空間を
有効利用し得るようにしたポンプ注液式液体容器
を提案することを目的とするものである。
(目的を達成するための手段) 外装体内に内容器を収容してなる液体容器本体
の上部に蓋体を設け、さらに前記内容器内の液体
をポンプ装置からの加圧空気により内容器内に差
し込まれる液体汲上管と内容器外に設けられる液
体注出管とを有する一連の液体注出通路を通して
外部へ注出し得るようにしたポンプ注液式液体容
器において、前記ポンプ装置は前記液体容器本体
の肩部における前記外装体と前記内容器との間の
空所内に設置するとともに、前記液体汲上管と前
記液体注出管を相互に接続・分離自在に分割しし
かも該液体注出管を前記蓋体内に内蔵された状態
で該蓋体に取付けていることを特徴としている。
(作用) 本考案のポンプ注液式液体容器は、ポンプ装置
を液体容器本体の肩部における外装体と内容器と
の間の空所内に設けているので、蓋体側にポンプ
装置を設ける必要がなくなつて蓋体の高さを低く
おさえることができ、又液体汲上管と液体注出管
は相互に分割されていてしかも液体注出管が蓋体
内に内蔵された状態で取付けられているので、蓋
体の開閉と同時に液体注出管を取除いたりあるい
は該液体注出管を液体汲上管に対して接続させた
りすることができる。
(実施例) 第1図ないし第4図を参照して本考案の好適な
実施例を説明すると、この実施例のポンプ注液式
液体容器は、外装体3内に内容器6を収容してな
る液体容器本体1の上部に蓋体2を弧回動開閉自
在に枢着(枢着部20)し、さらに液体容器本体
1の肩部における外装体3と内容器6間の空所7
内にポンプ装置9を設置し、該ポンプ装置9から
の加圧空気を空気吹込通路31を通して内容器6
内に吹き込んで該内容器6内の液体を一連の液体
注出通路10を通して外部へ注出し得るように構
成されている。
外装体3は、外胴4と該外胴4の上部に載置固
定された皿状で環状の肩部材5を有している。
内容器6は、ガラス製の真空断熱二重瓶が採用
されている。この内容器6の上部開口6aは細首
状に狭められていて、該内容器6の肩部6b上面
と上記肩部材5の下面との間にはかなり大容積の
環状の空所7が形成されている。この環状の空所
7は、通常はほとんど利用されない空間となつて
いる。
ポンプ装置9は、ゴム又は軟質合成樹脂などの
可撓性材料で断面U形に形成した環状膜材23の
内外各端縁を、該環状膜材23の上部開口を閉塞
する環状のカバー本体24と断面U形で環状の支
持枠25とで気密的に挟着して構成されており、
該環状膜材23とカバー体24との間に気密室2
2を形成している。そしてこのポンプ装置9は、
内容器6の肩部6b上面と肩部材5の下面との間
に形成された上記空所7内に収容した状態で、ビ
ス26,26で肩部材5の下面に固定されてい
る。このようにポンプ装置9を比較的利用されて
いない空所7内に設置するようにすると、該空所
7を有効利用することができる。
このポンプ装置9は、レバー式のポンプ操作部
材41によつて下方から押圧操作されるようにな
つている。このポンプ操作部材41は、内方側に
二叉状のポンプ押圧部43,43を有し、外方側
に外部から操作可能な操作部42が設けられてお
り、その中間部を軸44でポンプ装置9の支持枠
25下面に枢着して取付けられている。そしてこ
のポンプ操作部材41は、操作部42を押し下げ
ると第3図に示すように各ポンプ押圧部43,4
3が上動して気密室22を圧縮せしめ得るように
なつている。
肩部材5のほぼ中央部には給液口21が形成さ
れている。
蓋体2は、上板17と下板18を有し、該上板
17と下板18の間に、後述するように液体注出
管12を内蔵するための空所19が設けられてい
る。符号30は蓋体ロツク部材である。
蓋体2の下板18の下面には、給液口21を閉
塞する栓8が一体的に取付けられている。尚、こ
の栓8は、蓋体閉塞時(第1図)には給液口21
を閉塞し、蓋体開放時(第4図)には蓋体2とと
もに上動して給液口21を開放するようになつて
いる。
ポンプ装置9からの加圧空気は一連の空気吹込
通路31を通して内容器6内に吹き込まれるよう
になつている。この空気吹込通路31は、第2図
に示すようにポンプ装置9のカバー体24上面に
設けたポンプ吐出口32,環状パツキン33,蓋
体2内に設けた蓋内空気通路34及び栓8内に設
けた栓内空気通路35とで構成されている。蓋内
空気通路34の外方側端部寄りには蓋体内空所1
7に向けて開口する通孔36が設けられている。
又環状パツキン33部分には該環状パツキン33
内の通路33aと上記通孔36を選択的に閉塞す
る弁37が設けられている。この弁37は、通常
はスプリング38によつて環状パツキン内通路3
3aを閉塞すると同時に通孔36を開放するよう
になつているが、第3図に示すようにポンプ縮小
時にはスプリング27に押圧されて上動せしめら
れる移動子28によつて上方に押圧されて環状パ
ツキン内通路33aを開放すると同時に通孔36
を閉塞するようになつている。尚、ポンプ操作時
において上記弁37が上動して環状パツキン内通
路33aを開放すると同時に通孔36を閉塞した
状態では、一連の空気吹込通路31が連通し、気
密室22内で発生する加圧空気が該空気吹込通路
31を通つて内容器6内に吹き込まれるようにな
つている。
内容器6内の液体を外部へ案内するための一連
の液体注出通路10は、内容器6内に差し込まれ
る縦向きの液体汲上管11,栓8の内部に設けら
れた栓内液通路14、横向きの液体注出管12及
び注出補助管13を備えて構成されている。
液体汲上管11は、内部に給液可能な比較的大
きな開口(この実施例では実質的な給液口とな
る)52をもつ環状枠体51の外周寄り部分に固
定されていいる。この液体汲上管つき環状枠体5
1は、肩部材5の給液口21に対してヘリコイド
結合などの手段により着脱自在に取付け得るよう
になつており、該液体汲上管つき環状枠体51を
符号51′(第4図)で示すように必要に応じて
給液口21から取外して液体汲上管11を個別に
洗浄することができるようにしている。尚、環状
枠体51の取付状態では、液体汲上管取付部分が
前側に位置するようにしている。
栓内液通路14の下端には、閉蓋時に液体汲上
管11の上端口縁に接触する環状パツキン15が
設けられていて、閉蓋時には液体汲上管11と栓
内液通路14とを水密的に連通させるようになつ
ている。
液体注出管12は、蓋体2の空所19内に内蔵
させた状態で、その基端部12aを栓内液通路1
4の上端に連結固定し、先端側12bを蓋体2の
前方側において蓋体下板18に設けた穴から下板
下面側に突出させるようにして取付けられてい
る。このように液体注出管12を蓋体2の空所1
9内に内蔵させた状態で取付けるようにすると、
液体注出管12を蓋体2とともに一体的に取扱え
るとともに、蓋体2内のあまり利用されていない
空所19を液体注出管12の取付スペースとして
有効利用できる。
注出補助管13は、液体注出管12の先端12
bに連続する位置において下斜前方に向けて設置
されており、該液体注出管12の先端12bから
吐出される液体を注出補助管13内を通してその
下端吐出口13aから注出し得るようにしてい
る。
この実施例のポンプ注液式液体容器は、閉蓋状
態においてポンプ操作部材41の操作部42を押
し下げると、ポンプ装置9が操作されてその加圧
空気が一連の空気吹込通路31を通つて内容器6
内に吹き込まれ、その加圧空気によつて内容器6
内の液体が一連の液体注出通路10を通つて注出
補助管13の下端吐出口13aから注出される。
又、内容器6内へ液体を補給するときには、蓋体
2を開放するだけで、実質的な給液口となる開口
52を開放されることができ、該開口52から液
体補給すればよい。
(考案の効果) 本考案のポンプ注液式液体容器は次のような効
果がある。
(1) ポンプ装置9を、液体容器本体1の肩部にお
ける外装体3と内容器6との間の空所7内に設
置しているので、あまり利用されていない上記
空所7を有効利用できる。
(2) 上記(1)の構成により、蓋体2内にポンプ装置
9を設ける必要がないので、蓋体2全体の高さ
を低くでき、それによつて液体容器全体をコン
パクトに構成できる。
(3) 液体汲上管11と液体注出管12を分割し、
且つ液体注出管12を蓋体2に取付けているの
で、蓋体2とともに液体注出管12を取扱うこ
とができ、液体補給時の操作が容易となる。
(4) 液体注出管12を蓋体2内に内蔵させた状態
で取付けているので、ポンプ装置9を液体容器
本体1の肩部に設けたものにおいて、あまり利
用されていない蓋体2内の空所を液体注出管1
2の設置スペースとして有効利用することがで
きるとともに、液体注出管12を蓋体2側に設
けたものであつても蓋体2全体の高さが大きく
なることがない(第5図の公知例のもののよう
に液体注出管を蓋体側のポンプ底板の下面に設
ける場合にはそれだけ蓋体全体の高さが大きく
なる)。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかるポンプ注液式
液体容器の縦断面図、第2図は第1図の−線
断面図、第3図は第2図の一部作動変化図、第4
図は第1図の開蓋状態を示す断面図、第5図は公
知のポンプ注液式液体容器の縦断面図である。 1……液体容器本体、2……蓋体、3……外装
体、6……内容器、7……空所、9……ポンプ装
置、10……液体注出通路、11……液体汲上
管、12……液体注出管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外装体3内に内容器6を収容してなる液体容器
    本体1の上部に蓋体2を設け、さらに前記内容器
    6内の液体をポンプ装置9からの加圧空気により
    内容器6内に差し込まれる液体汲上管11と内容
    器6外に設けられる液体注出管12とを有する一
    連の液体注出通路10を通して外部へ注出し得る
    ようにしたポンプ注液式液体容器であつて、前記
    ポンプ装置9は前記液体容器本体1の肩部におけ
    る前記外装体3と前記内容器6との間の空所7内
    に設置されているとともに、前記液体汲上管11
    と前記液体注出管12は相互に接続・分離自在に
    分割されており、しかも該液体注出管12が前記
    蓋体2内に内蔵された状態で該蓋体2に取付けら
    れていることを特徴とするポンプ注液式液体容
    器。
JP16434987U 1987-10-26 1987-10-26 Expired JPH041871Y2 (ja)

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