JPH04186716A - 位置合わせ装置 - Google Patents

位置合わせ装置

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JPH04186716A
JPH04186716A JP2316842A JP31684290A JPH04186716A JP H04186716 A JPH04186716 A JP H04186716A JP 2316842 A JP2316842 A JP 2316842A JP 31684290 A JP31684290 A JP 31684290A JP H04186716 A JPH04186716 A JP H04186716A
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JP
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wafer
pattern
grating
alignment
image
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JP2316842A
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English (en)
Inventor
Shigeki Matsutani
茂樹 松谷
Shigeyuki Uzawa
鵜沢 繁行
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は半導体素子製造用に好適な位置合わせ装置に関
し、特にウェハと共役関係にある撮像手段との相対的位
置合わせをウェハ面上に設けたアライメントマークの3
次元構造に基づくレジスト・面の起伏形状を捉えること
により高精度に行うことのできる位置合わせ装置に関す
るものである。
(従来の技術) 近年、半導体素子の回路パターンの微細化の要求に伴い
、半導体素子製造用の露光装置においてはレチクルとウ
ェハとの高鯖度な相対的位置合わせか要求されている。
露光装置における位置合わせ方法の一つとして例えば特
願平2−127005号で提案されている、所謂1次元
パターンマツチ検出方法というのがある。
第8図は特願平2−127005号で提案されている1
次元パターンマツチ検出方法を利用した露光装置の要部
概略図である。同図ではレチクルRと撮像装置86との
位置関係は既に求められている。
照明装置84から放射された露光光の波長と略等しい波
長の光束をミラー83て反射させ、照明光学系82で集
光し、偏光ど一ムスプリッター81で、所定方向に振動
する偏光光束を反射させて対物レンズ80に入射させて
いる。対物レンズ80に入射した光束はミラー810で
反射し、そのうちレチクルRの透過部を通過した光束は
投影光学系11を介して(入/4板811も通過する。
)ウェハW面上の位置合わせ用のアライメントマーク(
「ウェハマーク」ともいう。)Waを照明する。
投影光学系11によりレチクルR面近傍に結像されたウ
ェハマーク像(Wa′)をミラー810、対物レンズ8
0、偏光ビームスプリ、ンター81、そして検出光学系
85により撮像装置86の撮像面86a上に結像させて
いる。尚、114は露光用の照明系であり、露光の際レ
チクルR面上を均一照明する。
第9図は第8図の撮像装置86より得られたマーク像に
関する2次元電気信号に関する説明図である。
同図においてはレチクルの位置と撮像装置86位置との
関係が予め求められている為、撮像装置の画面上でのウ
ニ八面上のアライメントマーク像の中心位置を決定すれ
ばレチクルとウェハの位置関係を決定することがてきる
第9図(A)においてWa′は撮像面86aに形成され
たウェハマーク像である。撮像装置86からの2次元電
気信号をA/D変換装置87によって画素のXYアドレ
スに対応した2次元離散ディジタル信号列に変換した後
、積算装置88aによって所定の大きさの2次元窓90
内でウェハマーク像Wa’の長手方向(y方向)に画素
積算して第9図(B)に示すような1次元離散電気信号
である積算信号t (x)を得る。そして中心値演算装
置88bによって次のようにしてウェハマークWaの中
心位置を算出している。
まず第9図(B)に示すように積算信号t(X)に対し
て評価用の1次元窓91を用意する。1次元窓91内の
積算信号t(x)に対してウェハマークWaの断面形状
を考慮に入れた1次元パターンマツチングを行う。その
際に各点に対して最小自乗近似法によってマツチングす
る積算信号とテンプレート(第9図(C)に示す2次関
数を使用したテンプレート)の差を最小にした後に積算
信号s (x)とテンプレートとの差の絶対値の1次元
窓91内の和の逆数とテンプレートと近似の際に利用し
た幾何学的情報(2次関数の2次の係数の絶対値)との
積をもってその相関度とする。このときの積算信号s 
(x)としては例えば第10図(A)、(B)、(C)
、(D)に示すようなものがあり、それに対応してテン
プレートとして第11図(A)、(’B)、(C)。
(D)の実線部で示すものがある。
第8図に示す位置合わせにおいては相関度の最も高い値
を持つ点をもってウェハマークの位置合わせの為の中心
位置としている。このようにして求めたウェハマークの
中心に対して位置合わせ制御装置89によってXYステ
ージ10を駆動させてレチクルRとウェハWとの位置合
わせな行っている。
(発明が解決しようとする問題点) ウニ八面上のアライメントマーク(ウェハマーク)の像
はその面上に塗布されたレジストの塗布 −ムラやアラ
イメントマークの3次元構造の非対称性の影響を受けて
歪んで観察されることが知られている。これによりアラ
イメントマークの位置検出を行なう際に測定誤差、所謂
タマサレを起し、位置合わせ結反を低下させる原因とな
っている。
特に半導体素子製造工程において金属化合物をスパッタ
リング等を用いて蒸着した後のウニ八表面にレジストを
塗布する工程においてはアライメントマーク近傍のレジ
ストの塗布ムラによる起伏形状からくるタマサレが深刻
な問題点となフている。
一方、前記の金属化合物を蒸着する工程におけるレジス
ト層によるダマサレの原因は金属化合物の高反射率の為
、薄膜干渉や屈折率の波長依存性から生じるものに比較
してレジストの塗布ムラによる幾何光学的現象によるも
のの影響の方が大きい。
第7図(A)、(B)はこのときの現象番示す光路図で
ある。第7図(A)はウェハの位置合わせ用のアライメ
ントマーク近傍の断面図である。
図中71はウェハ、70はレジスト、73は空気層であ
る。72は観察光のうちの一光線の光路を示している。
75はアライメントマークの溝部である。レジスト表面
70aの局所的変化(起伏形状)によって光線72の屈
折方向か大きく変化している。
ウニ八表面71aの反射率か大きいときにおいてはレジ
スト表面70aでの反射光とウニ八表面71aでの反射
光との干渉効果は幾何光学的効果に比較して十分小さい
と考えられる。
第7図(B)は同図(A)に対応する観察光の光強度の
分布説明図である。レジスト表面70aの局所的変化に
伴フてアライメントマーク像が横ズレを起して観察され
ている。これは例えばコツプの水の中に入れたスプーン
を観察するように、このことは照明光の白色化、あるい
は照明光の波長の適正化によっては取り除けない。従っ
てレジスト表面70aの起伏形状を計測し、そのダマサ
レ量を予測することが重要となってくる。
他方、金属化合物に対する明視野のアライメントマーク
像の形状は金属化合物の反射率が高い為に一般的に従来
の技術で述べた第10図(C)に対応する光分布のみを
考慮しておけばよい。
又、従来より格子パターンをウェハ面上に投影した後に
位置合わせを行なうようにした位置合わせ装置も提案さ
れている。しかしながらそれらはウェハ面上のアライメ
ントマークとの位相ズレを観察する為にウェハ面上のア
ライメントマークの長手方向に平行のものであった。そ
の為レジストの膜厚変化は積分されウェハ面上のアライ
メントマークからの信号と分離することができなかった
。従って必要とするレジスト表面の起伏形状を計測する
手段としては適していない、。
更に従来の位置合わせ装置では2次元情報を使用してい
ながら最終的には1次元情報に軽減させ、他の次元につ
いては積算することによるSZN比の向上のみを図って
いる。
本発明はウェハ面上のアライメントマーク近傍における
レジスト表面に起伏形状(3次元形状)に基づくタマサ
レをピッチの異なる2つの格子パターンより得られるモ
アレ縞(縞形状像)を用いることにより補正し、アライ
メントマークの位置を不要なノイズ光を除去し、高結反
に検出することができ、それにより高結反の位置合わせ
な可能とした位置合わせ装置の提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明の位置合わせ装置は、レリーフ状のアライメント
マークが形成されているウェハと撮像手段とを光学系を
介して共役関係となるように配置し、双方の相対的な位
置合わせを行う際、該ウェハ面上にはレジストが塗布さ
れており、該光学系を介してウェハと共役関係にピッチ
が互いに異なる2つの格子パターンG1、G2をそれら
の格子方向が位置合わせ方向と同方向となるように配置
し、このうち該格子パターンG1を照明系で照明し、該
格子パターンG1からの光束を該光学系を介して該ウニ
へ面のアライメントマーク面上に該ウニ八表面に対して
該格子パターンの格子方向と平行な面内においては垂直
に、格子パターンの格子方向と垂直な面内においては所
定の角度で斜入射させて格子パターンG1の像を形成し
、該格子パターンG1の像を該光学系を介して該格子パ
ターン02面上に投影し、該格子パターン02面を撮像
装置に結像し、該撮像装置からの信号を用いて演算手段
により該ウェハ面のアライメントマーク領域のレジスト
の表面形状を求め、該演算手段からの信号を参照して該
ウェハと該撮像手段との相対的位置合わせを行っている
ことを特徴としている。
特に本発明では、前記演算手段は前記格子パターン02
面上に形成される縞形状像に基っ′いて、前記ウニ八面
上のアライメントマーク近傍の局所的な3次元形状を求
めていることを特徴としている。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例の要部概略図である。同図に
おいてRはレチクルであり、その面上には電子回路パタ
ーンが形成されている。又レチクルRはレチクルステー
ジR1に支持されている。114は露光用の照明系であ
り、超高圧水銀灯、コンデンサーレンズ、シャッター等
を有し、露光の際にはレチクル8面上を均一照明してい
る。11は投影レンズ(露光光学系)であり、レチクル
8面上のパターンをウェハW面上に縮少投影(例えば1
15〜1/10倍)している。1゜はウェハステージで
あり、その面上に載置したウェハWをx、y、z方向に
駆動している。
本実施例では以上のような各要素によりレチクル8面上
のパターンをウェハW面上に投影露光している。
尚、ウェハW面上には後述する位置合わせ用のレリーフ
型のウェハマーク(アライメントマーク)Waが形成さ
れている。又レチクルRで露光装置本体(例えば撮像手
段110)とは既に位置決められている。
次に本実施例においてウェハWと露光装置本体例えば撮
像手段110との位置合わせを行なう為の各要素につい
て説明する。尚、第1図において投影レンズ11の光軸
方向を2軸、紙面左右方向をy軸、紙面垂直方向をy軸
としている。
本実施例ではX方向の位置合わせを例にとり示している
か、X方向についても全く同禄である。
18は光源手段であり、露光光の波長とは異なる波長の
光束を放射している。光源手段18からの光束はミラー
19で反射され、照明光学系16で集光されて格子パタ
ーンGlを照明している。
格子パターンG1は第2図(A)に示すように格子方向
がX方向に延びた透過領域と不透過領域より成るピッチ
λ1の複数の格子より成り、遮光板(不図示)によって
囲まれている。14は補正光学系であり、投影レンズと
の使用波長の差に基づく収差補正を行ない、格子パター
ンG1とウェハWの表面とが光学的に共役関係となるよ
うにしている。13は光路変換用のミラーであり、補正
光学系14からの光束を投影レンズ11に導光している
本実施例では光源手段18からの光束をミラー19で反
射させ、照明光学系16で集光した後、格子パターンG
1を照明している。そして格子パターンG1からの光束
を補正光学系14、ミラー13そして投影レンズ11を
介してウェハWのウェハマークWa面上に入射させてい
る。
このとき格子パターンG1とウェハW面上とは共役関係
となっている為にウェハマークWa面−Fに格子パター
ンG1の像が重なって形成される。
第4図はウェハW面上のウェハマークWaへの照明光束
の入射光路状態を示した概略図である。
同図に示すように投影レンズ11(不図示)からの光束
41は格子パターンG1の格子方向と平行な面内(xz
面内)に対し垂直に入射し、格子方向と垂直な面内(y
z面内)に対しては所定の角度θで斜入射している。
格子パターンG1はウェハマークWa面上に格子方向が
X方向と平行となるように投影されている。尚、42は
ウェハマークWaからの正反射光、43は光束41の同
位相面を模式的に示している。
第3図(A)はこのときのウェハW面上におけるウェハ
マーク像Wa′と格子パターンG1の像との関係を示し
ている。同図に示すように一般にウェハマークWa面上
の領域の格子パターンG1の像はレジスト表面の起伏形
状に応じて変形して形成されている。
第1図に戻り、ウェハマークWa面上に投影された格子
パターンG1の像からの反射光束は投影レンズ11、ミ
ラー12を介して対物レンズ15によって格子パターン
02面上に第3図(A)に示すような格子パターン像を
形成する。格子パターンG2は第2図(’B)に示すよ
うに格子方向がX方向に延びた透過領域と不透過領域よ
り成る格子パターンG1のピッチλ1とは異なるピッチ
λ2の複数の格子より成っている。
17は撮像光学系であり、格子パターン02面を撮像手
段110に結像している。この結果ウェハW面と撮像手
段110とは光学系(投影レンズ11、対物レンズ15
そして撮像光学系17)を介して共役関係となりでいる
第3図(B)はこのときの撮像手段110面上に形成さ
れる格子パターンG1と格子パターンG2とから発生す
るモアレ縞(鱗形状)33とウェハマーク像Wa′とを
示している。同図に示すようにウェハマーク像Wa’面
上のレジスト面上の点P1と点P2との表面変化(起伏
形状)の差分に対応して変形されたモアレ縞33が撮像
手段110面上に形成されている。
本実施例では撮像手段110面上でピント信号か得られ
るように格子パターンG1、G2のどッチλ1.λ2を
光学的倍率を考慮して決定している。
ここてモアレ・トポグラフィ−を使用したモアレ縞につ
いて簡単に説明する。今、観察光学系の倍率を簡単の為
に1とする。ウェハマークWaの近傍P1の格子パター
ンの投影像を簡単にの形て、書き表わす。ここでρ。は
初期位置、ρ(x、y)は変調成分で、レジストの起伏
に依存する関数である。このときウェハマークWaの近
傍P2の格子パターンの投影像は と書ける。ρ0 ′は初期位置である。
このとき2つの波の横1 (x)ρ。=ρo ′=0で
かつ、λ1岬λ2、ρ(x、y)が緩和な関数であるこ
とに注意すると となる。又、一般に撮像手段110面上での光学的分解
能と撮像手段110の画素解像度は異なっている。
高周波であり、光学的には分解するように光学設計かな
されるが撮像手段においては分解されなくともよい。
本実施例ではそのような撮像手段を使用している。従っ
て、その強度は に比例する。又1画素がピッチλ1に比べて粗くないと
きにはフィルターを掛けてλ1のピッチ回りの成分を落
としてもよい。ここでいっそアレ縞とは(λ1)2/(
λ1−λ2)のピッチ廻りの成分のことである。但し、
これは既知のλ1及びλ2と、変調成分の差に依存して
いる。変調成分はレジスト起伏の変化差に依存している
撮像手段110に結像されたモアレ像はA/D変換器1
11によフて量子化され、画像解析装置112に送られ
る。画像解析装置112では処理窓38を設定し、y軸
方向に積算される。第3図(C)はこのときの積算デー
タの説明図である。
同図については基準のX座標を正確に与える為に従来公
知の1次元パターンマツチングによって位置合わせな行
なう。その位置を仮中心としてXoとする。本実施例で
は位置合わせ後にウェハマークWa近傍のレジスト表面
の起伏形状を以下の方法で決定している。
即ちウェハマークWaの仮の中心位置X。回りに対して
処理窓34,35,36.37を設定し、X軸方向に積
算を行う。このときy軸方向に高周波カットのフィルタ
ーをかけても良い。第3図(D)はこのときの積算され
たデータの説明図である。
第5図(D)、(C)、(B)、(A)は各々処理窓3
4,35,36.37に対応して得られる波形である。
ここで処理窓34.35.36はウェハマークWa近傍
、処理窓37はウェハマークWaより十分層れた場所で
の格子パターンがX方向に略安定すると思われる領域で
ある。このようにして得られた波形(第5図(A)〜(
D)に対して画像処理、例えば高速フーリエ変換を行な
い位相変化を求めている。
処理窓37に対応する第5図(A)の位相に対して第5
図(B)、(C)、(D)の位相[0゜2π]の変化が
レジスト表面のX方向の起伏形状の変化である。
実際には細かく処理窓を分割し、位相とX方向との関係
を調へる。このときの結果を第6図に示す。但し第3図
(C)において領域39に対応するところにはデータか
ない。
次に第6図で得られたデータを基に第3図(C)から得
られたウェハマークWaの仮り中心位置Xoを補正する
方法について説明する。
先の第7図で述べたようにレジスト表面のXZ平面での
曲率と微分絶対値によりてダマサレは起こる為、第6図
で示すように得られた計測値をスプライン関数で補間し
、曲線V(x)([0゜2π]の値をとる。)とする。
そしてその値に対してウェハマークWa位置に対応する
第6図の領@60(仮中心位置X。の回りに対してウェ
ハマークWaの線幅の1.5倍程度内の領域)において
2次関数近似を行ない、このときの2次の係数をgとす
る。
このときg/ I g Iがタマサレの方向付けを示す
。つまり曲率を見る。又V (x)の微分絶対値を取り
、d (x)とする。d (x)の値は第6図(C)の
曲線のように成っている。d (x)において適当にd
 (x)の上下(例えば領域内の最大最小に対して80
%以上、20%以下)を切断した後に重心を計算し、d
oとすると dx=α・g/ I g I ・do   −・”(+
>がタマサレ量となる。このとき x 1 =xo−dx        ”(2)がダマ
サレのないウェハマークWaの中心位置である。ここで
xlをレチクルとの位置関係に換算し、制御袋W113
によフてxyzステージ1゜を駆動し、位置合わせを終
る。その後、露光を行なう。但し、αは実験で決められ
るパラメータ、仮中心位置x0は第3図<C>を使用し
、従来の例で述べた1次パターンマツチングを利用した
中心値である。αの定性的なイメージは以下の通りであ
る。第7図において入射光を第7図上下方向(即ちxy
平面に対して垂直方向)に限る。レジストの塗布ムラの
角度θ<<1 (rad)のとき xl θ#  tanθ”’x  d(x)・tan  θ・
−−−−−(3)4 π に対応する。θは第4図の入射角である。λ1はく倍率
を考慮に入れた)ウニ八面上のスケールで見た実行的な
格子Glのピッチλ1の値である。
第7図のタマサレ量はほぼ 1  石 (1−−) ・dx −−XΔ、−tanθ   −−
−−(4)n2π となる。ここでnはレジストの屈折率である。
(n句1.68)Δ、は第7図で与えられるレジスト厚
である。各点に対してこのように計算されるので 】      后 6句(1−−)・Δ、・tanθ□    ・・・・(
5)n2π となる。しかし乍ら実際にはウェハの段差厚Δ2の効果
、観察光学系(対物レンズ15や撮像光学系)のNAな
と多くのパラメータを含むため実験により決定する方が
実際的である。決定方法はレジスト塗布後と前のウェハ
マークからの光学情報によってdxを決定し、レジスト
塗布後の上記doとによって式(1)の関係より求める
一般にアライメントマーク形状か類似し、装置が同一の
場合 ・・・・・・・・・・(6) の関係となる。従っである条件でαを決定すれば簡単に
他のレジスト厚Δ1.ウニへの段差厚Δ2の場合も容易
に計算できる。
このようにして本実施例ではウェハに設けたアライメン
トマーク面上近傍のレジスト表面の起伏形状を求め、得
られた結果より位置合わせ計測の補正を行ない高精度な
位置合わせを行なっている。
第12図に本実施例における位置合わせに関するフロー
チャート図を示す。尚、第1図に示す実施例では位置合
わせ用の光束を投影レンズを介しているが、投影レンズ
を介さずに行なっても良い。
又、本実施例ではモアレ・トポグラフィ−法を使用した
例を示したか、他の干渉法を使用してウェハマークのy
方向側にX方向と略平行な干渉縞を形成して、その干渉
縞の分布からレジスト表面の起伏形状を求め、位置合わ
せ計測値の補正を行なっても良い。
例えばコヒーレント光を参照光と試験光にわけて、本実
施例第4図のように試験光を入射させた後に参照光と干
渉させ、その光の光路差による干渉縞の位相の変化から
レジスト塗布ムラを計測してもよい。
又、本実施例においてはウェハ位置検出とレジスト塗布
ムラ検出を同時に行なったが時間的に隔っていても、そ
の効果には影響がない。又塗布ムラ検出とウェハ位置検
出を互いに別の光学系を使用して行なフてもいい。
(発明の効果) 本発明によればウェハに設けたウェハマーク近傍におけ
るレジスト表面の起伏形状によるダマサレを前述した各
要素、特にピッチの異なる2つの格子パターンを利用す
ることにより、不要なノイズ光を除去することかでき、
ウェハと露光装置本体との高精度な位置合わせができる
位置合わせ装置を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部概略図、第2図(A)
、(B)は第1図の一部分の概略図、第3図は本発明に
係るウェハマーク像の説明図、第4図は第1図のウェハ
への入射光束の光路説明図、第5図は本発明に係る格子
パターンによるモアレ像の積算データの説明図、第6図
は本発明に係るウェハマークの中心位置補正の説明図、
第7図は第1図のウェハへの入射光束の光路説明図、第
8図は従来の位置合わせ装置における要部概略図、第9
図は従来のテンプレートを用いた信号処理の説明図、第
10.第11図は積算信号とテンプレートに係る信号の
説明図、第12図は本発明に係るフローチャート図であ
る。 図中、Rはレチクル、Wはウェハ、Waはウェハマーク
、G1、G2は各々格子パターン、11は投影レンズ、
12.13はミラー、14は補正光学系、15は対物レ
ンズ、16は照明光学系、17は撮像光学系、18は光
源手段、114は照明系、110は撮像装置、70はレ
ジスト、70aはレジスト表面、71はウェハ、73は
空気層である。 特許出願人  キャノン株式会社 7ヲ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レリーフ状のアライメントマークが形成されてい
    るウェハと撮像手段とを光学系を介して共役関係となる
    ように配置し、双方の相対的な位置合わせを行う際、該
    ウェハ面上にはレジストが塗布されており、該光学系を
    介してウェハと共役関係にピッチが互いに異なる2つの
    格子パターンG1、G2をそれらの格子方向が位置合わ
    せ方向と同方向となるように配置し、このうち該格子パ
    ターンG1を照明系で照明し、該格子パターンG1から
    の光束を該光学系を介して該ウェハ面のアライメントマ
    ーク面上に該ウェハ表面に対して該格子パターンの格子
    方向と平行な面内においては垂直に、格子パターンの格
    子方向と垂直な面内においては所定の角度で斜入射させ
    て格子パターンG1の像を形成し、該格子パターンG1
    の像を該光学系を介して該格子パターンG2面上に投影
    し、該格子パターンG2面を撮像装置に結像し、該撮像
    装置からの信号を用いて演算手段により該ウェハ面のア
    ライメントマーク領域のレジストの表面形状を求め、該
    演算手段からの信号を参照して該ウェハと該撮像手段と
    の相対的位置合わせを行っていることを特徴とする位置
    合わせ装置。(2)前記演算手段は前記格子パターンG
    2面上に形成される縞形状像に基づいて、前記ウェハ面
    上のアライメントマーク近傍の局所的な3次元形状を求
    めていることを特徴とする請求項1記載の位置合わせ装
    置。
JP2316842A 1990-11-20 1990-11-20 位置合わせ装置 Pending JPH04186716A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1997037267A1 (en) * 1996-04-03 1997-10-09 Mrs Technology, Inc. Lens focus shift sensor
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CN104133350A (zh) * 2013-05-03 2014-11-05 上海微电子装备有限公司 用于光刻设备的对准***和方法

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