JPH04184773A - 情報記録装置のキャリッジへのｆｐｃ固定構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野１ 本発明はＯＤＤ、ＨＤＤ、ＦＤＤ等、いわゆる情報記録
装置のキャリッジへ電流を供給するＦＰＣの１ｒｉ７記
キヤリツジへの固定構造に関する。

［発明の概要］ 本発明は上記情報記録装置の一構成手段であるキャリッ
ジを駆動するためのコイルへ電流を供給するためのＦＰ
Ｃの固定、および案内手段に関し、前記キャリッジのシ
ーク動作時に、該ＦＰＣの走行抵抗を少なくし、且つ走
行抵抗の変動を減少させること、また、キャリッジを含
む可動部の重量を軽減してキャリッジを高速シーク動作
させるため、該可動部の軽量化に寄与し、情報記録装置
の高速化推進の一手段となる。

［従来の技術］ 従来構造について説明する。第５図は従来構造の情報記
録装置の組立平面図。第６図は第５図の右端側から見た
組立側断面図。

図中、１は該情報記録装置のメインシャーシ、２はへゼ
ルで該情報記９３装置の固定手段であるマウントフレー
ム３に固定され、情報記録媒体であるディスク３０の収
納されているカートリッジ（図示せず）が挿入される窓
を有している。４は前記ディスク３０を駆動するための
スピンドルモーターで前記メインシャーシｌに固定され
ている６５はキャリッジでレール９，９に案内されて前
記ディスク３０の半径方向にシーク動作可能であり、該
キャリッジ５には例えば、ＯＤＤであれば光学素子のレ
ーザーダイオード１７、該レーザーダイオード１７から
のビームを絞って前記ディスク３０の記録面に焦光する
ための対物レンズ１５、およびフォーカス制御のため、
該対物レンズ１５を垂直動作するための平行板バネ構造
体とから成るレンズアクチュエーター１２等が搭載され
ている。６は該キャリッジ５を前記ディスク３０の半径
方向に駆動するためのリニアモーター（ＶＣＭ）の構成
要素であるアウターヨーク、７は同しくＶＣＭの構成要
素であるインナーヨーク、１９は前記アウターヨーク６
の内面に固定された永久磁石で前記アウターヨーク６の
厚さ方向の磁極を有する。８は前記キャリッジ５の一端
面にＨ型のホルダー（第５図に示す）を介して固定され
たＶＣＭの構成要素のコイルである。１０は前記レール
９．９を前記メインシャーシへ固定する押さえバネ、１
１は前記キャリッジ５の一端面に固定されたＦＰＣで略
中間部は半円弧状を呈しており、該半円弧状の一端部は
延長されて補強板３１が固定され該補強板３１を介して
前記キャリッジ５に固定されている。また、該半円弧状
の他端部は、延長されて、補強板３２を介して前記メイ
ンシャーシ１の１ａ部にネジ固定されている。

動作について説明する。

前記カートリッジが前記ベゼル２の前記窓から挿入され
て、前記ディスク３０が前記スピンドルモーター４にク
ランプされる。その後、該スピンドルモーター４が回転
し、ディスク３０が回転する。該情報記録装置のコント
ローラー（図示せ”ず）からの指令により、前記レーザ
ーダイオード１７が点灯し、レーザービームが発せられ
、はね上げミラー１６により光路が変更され、前記対物
レンズ１５に入射する。平行ビームは該対物レンズ１５
により絞られて、前記ディスク３０の記録面に焦光する
。一方、前記ＶＣＭのコイル８にＦＰＣｌｌを介してｑ
４流が供給され、前記キャリッジ５が前記ディスク３０
の半径方向にシーク動作し必要トラックに０ＮＩ−ラッ
クし、該トラックの情報をリードし、または、該トラッ
クに情報をライトする。

［発明が解決しようとする課朋］ 上述の従来構造による情報記録装置のキャリッジ５への
ＦＰＣ固定構造は、キャリッジ５の−（０１１面に直接
、または、ＦＰＣの補強板３１を介して固定するもので
あった。この直接ＦＰＣをキャリッジ５に固定、案内す
る場合、該ＦＰＣの半円弧の中心を前記全シーク動作範
囲に亘って、該キャリッジ５の一側面の該ＦＰＣの案内
部の幅以内に設定しておく必要があった。これは、該円
弧の中心が該案内部の幅から外れると該ＦＰＣの前記半
円弧形状がゆがみ該ＦＰＣＩ　１に引っ張り、または押
しつけ力が作用することとなり、前記キャリッジ５に作
用する。この場合、該力によりキャリンシ５の走行抵抗
が場所によって変化することとなり、サーボによるキャ
リッジ５の位置決め性能に影響を及ぼす。前記対物レン
ズ１５からのビームがディスク３０の記録面に焦光し、
前記トラックに正確にＯＮトラックするためには、サー
ボをかけてキャリッジ５の位置を精富制御しているが、
前記走行抵抗の変動があると、このサーボ制御が乱され
、０ＮＩ−ラックに時間がかがったり、ＯＮトラック不
能になったりした。このため、該キャリッジ５のＦＰＣ
Ｉ　ｌの案内面の長さを長く設定した場合、キャリッジ
５が大きくなり、キャリッジ５の重量が増大しでやはり
、該キャリッジのシーク動作が遅くなる欠点を有してい
た。また、第５図に示すとおり、キャリッジ５の軽量化
のために該キャリッジの該ＦＰＣの固定部を短く構成し
た場合、該キャリッジ５の端面には前記ＦＰＣＩＩの前
記案内面が無くなってしまうため、該キャリッジ５の一
端面に前記ＦＰＣＩＩの補強板３１を設置した構造も有
ったが、該補強板もガラス入りエポキシ樹脂で出来てい
るため、無視てきない重量となった。またこれらの案内
面は　診キャリッジ５の一側面に前記＼’　Ｃ１ｔ−１
のコイル８か設置されていなかったため配置することが
出来たが、該情報記録装置の高速化とともに該スペース
を、もう一つのＶ　ＣＭのコイルスペースとして活用す
る必要性が生し、また、可動部の軽量化から、前記キャ
リッジ５の小型化が必要となり、この場合、前記全シー
ク範囲に亘って、前記ＦＰＣの走行抵抗を均一に出来１
重量増にならないＦＰＣの案内、固定構造を開発する必
要があった。本発明はこれらの欠点を改善することを目
的とし、情報記録装置の小型化、ナヱ量化、高速化に寄
与するものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明の構造は、 １）情報記録媒体、該情報記録媒体へビームを照射する
ための作用を有するはね上げミラー、該はね上げミラー
を固定するためのキャリッジ、該キャリッジの両側面に
固定されたキャリッジ駆動用コイル、該フィルへ電流を
供給するためのＦＰＣより構成され、前記ＦＰＣが前記
コイルの端面に固定され、且つ、該コイル端面を該ＦＰ
Ｃの案内面としていること。

２）前記ＦＰＣの略中間部は半円弧状を呈しており、該
半円弧の両端のうち、一端部は前記コイルの前記案内部
に案内され、他端部は前記コイルの前記案内部と平行な
固定案内手段に案内され、前記キャリッジの前記情報記
録媒体の半径方向への全可動範囲において、該半円弧の
中心が前記両案内手段の幅以内に位置し、挟持されてい
ることを特徴とする請求項ｌ２載の情報記録装置のキャ
リッジへのＦＰＣ固定構造。

３）前記ＦＰＣと前記案内面との間に前記ＦＰＣの案内
板を介していることを特徴とする請求項ｌ乃至２記載の
情報記録装置のキャリッジへのＦＰＣ固定構造。

４）前記ＦＰＣが前記コイルの一端部に接着固定されて
いる構造を特徴とする請求項１乃至３記載の情報記録装
置のキャリッジへのＦＰＣ固定構造。

５）前記ＦＰＣの前記コイルへの固定端側において、前
記コイルの前記案内部の幅の外側に屈曲部を構成したこ
とを特徴とする請求項１乃至４記載の情報記録装置のキ
ャリッジへのＦ　Ｐ　Ｃ固定構造。

を特徴とする。

［作用１ 本発明は上記構成にして、以下の如く作用する。情報記
録装置の前記シーク動作の高速化のため、キャリッジ５
への搭載手段を極力軽くするため、レーザーダイオード
１７、該レーザー光照射用のプリズム１８等を前記メイ
ンシャーシーｌに固定し、可動部から分離した。こうし
て可動部である前記キャリッジ５には必要最小限のはね
上げミラー１６．平行板バネ構造、および対物レンズ１
５から成るアクチュエー・ター１２を搭載した。

こうしてキャリッジ５を軽量化し、その両サイドに該キ
ャリッジ５の駆動用のＶＣＭのコイルを固定した。そし
て、該コイルの一端面に前記ＦＰＣを固定し、また、該
端面を該ＦＰＣの案内面とし［実　施　例］ 本発明の一実施例について第１図、第２図、第３図、第
４図を以て詳細に説明する。

図中、１はメインシャーシで、前記固定側の光学素子を
搭載した固定ヘッド１４、スピンドルモーター４、レー
ル９．９、後述するＶ　ＣＭの各構成要素の固定手段で
ある。２はベゼルて該ｊ貴報記録装置の固定手段である
マウントフレーム３に固定され、前記カートリッジ（図
示せず）の挿入用の窓を有する。４はスピンドルモータ
ーで、前記カートリッジに収納されている情報記録媒体
であるディスク３０をクランプして回転する作用を有す
る。５はキャリッジで、前記レール９．９にポールベア
リングを介して案内されている。該キャリッジ５には、
前述のとおり、はね上げミラー１６、アクチュエーター
１２が固定されている。６は該キャリッジ５の駆動用の
リニアモーター（ＶＣＭ　）の−構成手段のアラクーヨ
ーク、７は同しく該ＶＣＭの一構成要素のインナーヨー
ク、８はＶ　ＣＭのコイルで前記キャリッジ５の両サイ
ドに固定されでいる、１１は前記コイル８、アクチュエ
ーター１２のコイル（図示せず）へ電流を併結するため
のＦＰＣて、略中央部は半円弧状を呈し、該半円弧状の
一端はＶ　ＣＭの駆動用の回路基板２０に接続し、他端
例は第１図シこ見られるようにコイル８の左端側１１ｂ
にて円形に屈曲し、折り返された後、前言己コイル８の
左端部付近にて一部分が接着固定されさらに該コイル８
、キャリッジ５．コイル８の下面に沿って展開し、前記
コイル８の裏面に接着固定されている。二のＦＰＣの裏
面にて前記コイル８　、８　、後述するアクチュエ　　
　　゛−ター１２のコイルのそれぞれのコイル線が半田
付けされている。１３は該アクチュエーター１２の一構
成要素のヨークで永久６Ｒ石を有している（第２図に示
す）、１５は前記レーザーダイオード１７からのレーザ
ービームを前記ディスク３０の記録面に焦光するための
対物レンズで前記平行板バネ構造に固定され、前記アク
チュエーター１２のコイル、前記永久磁石、ヨーク１３
の作用でディスク３０の厚さ方向に動作して常に前言２
デイスク３０の記録面に焦光するようにサーボ制御され
ている。１６は照射用プリズム１８と該対物レンズ１５
間に位置したはね上げミラーで前記照射用プリズム１８
から叩射されるビームを９０度光路変更して前記対物レ
ンズ１５に入射させる作用を有する。１９はＶＣＭの永
久磁石、２０は前記ＶＣＭ駆動用の回路基板で前１２Ｆ
Ｐｃの一端が接続されている。

動作について説明する。

前記カートリッジが該情報記録装置に挿入され、前記デ
ィスク３０が前記スピンドルモーター４にクランプされ
、回転する。その後、該情報記録装置のコントローラー
からの指令により前記レーザーダイオード１７が点灯す
る。該レーザーダイオード１７からのビームが照射用プ
リズム１８により光路変更され、はね上げミラー１６に
向かう。該はね上げミラー１６によりさらに光路変更さ
れ、ビームは前記対物レンズ１５を通過する。

そして前述した如く前記ディスク３０の配録面に焦光す
る。該ディスク３０上のコントロール情報、および該情
報記録装置のコントローラーにより制御されて、該キャ
リッジ５は前記ディスク３０の半径方向にシーク動作し
て、必要トラックに０ＮＩ−ラックし、情報をリードし
、または情報をライトする。該シーク動作はサーボ制御
され極めて正確にコントロールされる。該キャリッジ５
のシーク動作中、該キャリッジ５が最内周にある第１図
実線位置にあるときには前記ＦＰＣＩＩの略中央の半円
形の中心は前記コイル８の右端の内側にあり、該キャリ
ッジ５が最外周のだ像線の５ａ泣置にシーク動作したと
きには該ＦＰＣＩＩの前記半円弧の下端部の前記コイル
８の一端８ｂ（第２図に示す）に接触し、案内されてい
た直線部は該案内部から離れ、ｌｌａ位置における半円
弧状部を形成するが、このとき、該半円形の中心は前記
コイル８の左端の内側に位置する。こうして該キャリッ
ジ５が前記ディスク３０の半径方向にシーク動作しよう
ともその全ストロークに亘って前記半円弧状部の中心は
前記コイル８の幅、すなわち該ＰＦＣの前記案内部の幅
以内に位置する。また、該コイル８の該ＦＰＣの案内部
と平行に前記メインシャーシーｌに前記ＦＰＣの他方の
案内部１ａを設けてあり、第１図に示されるとおり、前
記と同様に前記キャリッジ５がシーク動作してもその半
円弧状部の中心が該案内部１ａから外れることがない。

［発明の効果］ 上述の如く構成したため１本発明は以下の効果を有する
。

本発明では、該情報記録装置の高速動作のため、前記ギ
ヤ９フ９５等可動部の軽量化を図り、キャリッジ５に搭
載する要票を最低限にし、固定ヘッド１４とに分離して
設置することとした。さらに該キャリッジの駆動力を大
きくする目的から前記キャリッジ５の両端部にＶＣＭの
コイル８．８を設置した。そして、該コイル８．８への
電流供給用のＦＰＣＩＩを該コイル８の一端面８ｂに接
着固定するとともに、該端面８ｂにて常に該ＦＰＣＩＩ
の半円弧の中心が該端面上に位置する如く案内部を構成
し、該キャリッジ５の全ストロークに亘って、前述のゆ
がみがなく同一形状にて前記ＦＰＣが屈曲するように案
内する構造とした。

また、該コイル８の前記案内面と平行に固定物であるメ
インシャーシー１に固定ｆｕｌｌの案内面１ａを設置し
前記と同様に前記半円弧状部を案内する構成とした。こ
うして前記ＦＰＣの半円弧状部は二つの平行な案内面に
よって挟持された状態となり常に同一半径の同一形状に
て案内されるため前記全ストロークに亘って均一な走行
抵抗となり前記サーボ性能上極めて有利となる。また、
前記コイル８の一端面８ｂを前記ＦＰＣＩＩの一案内面
と巳て構成した場合、可動部上に案内のための専用部材
を必要としないため可動部の軽量化に最適であり、また
、該ＦＰＣＩＩも軽量材のため、前記コイル８へ直接、
接着固定でき、こうすることにより固定手段も重量的に
最小で構成することが出来る。

また、第１図に示すとおり、前記ＦＰＣＩＩの半円弧状
部のコイル側の一端部は該コイル８に沿って左方に展開
し、該コイル８の左端部の外側ｌｌｂにて屈曲させて右
方へ折り返して展開させ該部を前記コイル８の前記案内
面８ｂの一部分に接着させる構造としたため、前記屈曲
部１１ｂのＦＰＣＩＩの弾性による膨らみを前記案内部
８ｂの外側にはずすことが可能となり、こうすることに
より該屈曲部１１ｂの前記変形した部分を前記ＦＰＣ１
１の動作範囲からはずすことが可能で、前記キャリッジ
５の全ストロークに亘って前言２ＦＰＣ１ｌの形状を均
一なものとする事が可能となりこれも前記走行抵抗の減
少、および該ＦＰＣの耐久性の向上に大きく寄与するも
のである。本発明の一実施例に付いて詳述したが、本発
明は以下のとおり応用可能である。前記ＦＰＣＩＩを直
接前記コイル８の一端８ｂに接着固定するのでなく、該
ＦＰＣに従来例に見られたような補強板を固定し、該補
強板を前記コイル８の端面に接着等で固定した構造。前
記ＦＰＣを前記コイルに接着固定するのでな（、前記キ
ャリッジ５または、コイル８に薄板バネを設置し、該薄
板バネにて前記ＦＰＣを挟持するよう構成した構造、こ
の様に構成したとしても何等本発明の主旨を逸脱するも
のではなく本発明と同様なる作用と効果を得ることが可
能である。また、本発明の一実施例としてＯＤＤを詳述
したが、これに限ったものではなく、前述のＨＤＤ、Ｆ
ＤＤ等いかなる構造の情報記録装置にも応用可能である
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す情報記録装置の組立平
面図。第２図は第１図の右端側からみた組立側断面図。 第３図は第１図の手前側からみた組立側断面図、第４図
は第２図の主要部拡大図。 第５図は従来例を示す情報記録装置の組立平面図、第６
図は第５図の右端側からみた組立側断面図。 １・・・メインシャーシー ２・・・ベゼル ３・・・マウントフレーム ４・・・スピンドルモーター ５・・・キャリッジ ６・・・ＶＣＭのアウターヨーク ７・・・ＶＣＭのインナーヨーク ８・・・ＶＣＭのコイル ９・　・・レール １１・・・ＦＰＣ １２・・・アクチュエーター １４・・・固定ヘッド １５・・・対物レンス １６・・・はね上げミラー １７・　・・レーザーダイオード １９・・・Ｖ’ＣＭの永久磁石 ３０・・・ディスク ３１・・・補強板 ３２・・・補強板 以上 出願人　セイコーエプソン株式会社 代理人　弁理士　鈴　木　喜三部（他１名）第２図 第４図 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）情報記録媒体、該情報記録媒体へビームを照射する
   ための作用を有するはね上げミラー、該はね上げミラー
   を固定するためのキャリッジ、該キャリッジの両側面に
   固定されたキャリッジ駆動用コイル、該コイルへ電流を
   供給するためのＦＰＣより構成され、前記ＦＰＣが前記
   コイルの端面に固定され、且つ、該コイル端面を該ＦＰ
   Ｃの案内面としていることを特徴とする情報記録装置の
   キャリッジへのＦＰＣ固定構造。 ２）前記ＦＰＣの略中間部は半円弧状を呈しており、該
   半円弧の両端のうち、一端部は前記コイルの前記案内部
   に案内され、他端部は前記コイルの前記案内部と平行な
   固定案内手段に案内され、前記キャリッジの前記情報記
   録媒体の半径方向への全可動範囲において、該半円弧の
   中心が前記両案内手段の幅以内に位置し、挟持されてい
   ることを特徴とする請求項１記載の情報記録装置のキャ
   リッジへのＦＰＣ固定構造。 ３）前記ＦＰＣと前記案内面との間に前記ＦＰＣの案内
   板を介していることを特徴とする請求項１乃至２記載の
   情報記録装置のキャリツジへのＦＰＣ固定構造。 ４）前記ＦＰＣが前記コイルの一端部に接着固定されて
   いる構造を特徴とする請求項１乃至３記載の情報記録装
   置のキャリッジへのＦＰＣ固定構造。 ５）前記ＦＰＣの前記コイルへの固定端側において、前
   記コイルの前記案内部の幅の外側に屈曲部を構成したこ
   とを特徴とする請求項１乃至４記載の情報記録装置のキ
   ャリッジへのＦＰＣ固定構造。