JPH0418459A - 鋳物製品用カチオン電着塗料組成物 - Google Patents

鋳物製品用カチオン電着塗料組成物

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JPH0418459A
JPH0418459A JP12181490A JP12181490A JPH0418459A JP H0418459 A JPH0418459 A JP H0418459A JP 12181490 A JP12181490 A JP 12181490A JP 12181490 A JP12181490 A JP 12181490A JP H0418459 A JPH0418459 A JP H0418459A
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間瀬 清芝
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法秀 藤基
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は鋳物製品用カチオン電着塗料組成物に関する。
〔従来の技術〕
鋳物製品は一般に熱容量が大きく、又その製法に由来す
る表面での微細な鋭い凹凸を有している。
通常鋳物製品に優れた防錆性能を付与する目的で焼付硬
化型塗料を塗装しているか、鋳物の特性から、塗装した
塗料の硬化に必要な焼付工序ルギーを与えるために焼付
炉内雰囲気温度を相当高温(通常硬化温度より40〜8
0℃高温)にし、なおかつ長時間の焼付けを行わないと
被塗物(鋳物)の温度が硬化に必要な温度に達しない。
従って塗装された塗料はその硬化温度未満の温度にて長
時間係たれることになり、このため塗料の熱溶融流動か
生じ、被塗物表面の鋭い凹凸に順応した均一被覆をする
ことができず、凸部の膜厚が極めて薄くなったり、極端
な場合には被塗物の素地が露出することがあり、充分な
防錆性能が得られない。
〔発明が解決しようとする課題〕
かかる問題を解決し、充分な防錆性能を鋳物製品に与え
るため、従来より厚膜塗装を行ったり、塗料の流動性を
調整するなどの手段が提案されて来たが、鋳物製品の表
面の凹凸を充分に被覆するためには通常50μ以上の膜
厚が必要であり、本来価れた防錆力を有するカチオン電
着塗料による電着塗装ではかかる厚い塗膜を得ることが
難しい。
又特開昭63−62897号、特開昭63−39972
号、特開昭63−63761号等に示されている硬化過
程での流動性を制御する方法は、凸部の被覆はかなり改
良されるものの、焼付炉内雰囲気温度を高くする必要が
あるため、使用塗料の組成上ある程度の流動は阻止でき
ず、このため最近の高防錆性能の要求に対しては不充分
であった。又これらの場合、極度に流動性を抑制すると
、塗膜に微小な穴が発生し、ここから発錆するという問
題点を有していた。
従って本発明の目的は、鋳物製品の塗装に適し、防錆性
能の優れた塗料組成物を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等は鋭意検討の結果、60〜130℃の温度で
硬化しうるカチオン電着塗料組成物を用いて鋳物製品を
塗装した場合、被塗物表面の凹凸部を充分均一に被覆す
ることができ、極めて優れた防錆性能を付与しうろこと
を見出し本発明を完成した。
本発明は、下記成分、即ち (1)カチオン基及び活性水素を含有するtltQl(
成分1);及び (2)イソシアヌレート、アバロバネート又はビウレッ
ト構造を有するポリイソシア庫−トと、オキシム、アセ
チルアセトン、マロン酸ジエステル及び7セト酢酸エス
テルから選択したブロック剤との反応生成物(成分2−
a);又はトリアジン環又はその誘導体を有するポリオ
ールと、ポリインシアネートと、オキシム、アセチルア
セトン、マロン酸ジエステル及びアセト酢酸エステルか
ら選択したブロック剤との反応生成物(成分2−b);
及び(3)1〜20重量%の1分子中に2個以上のビニ
ル基を含有する重合性モノマー 5〜25重量%の重合
性塩基性上ツマ−1及び残余その他の重合性モノマーを
水中で共重合させたエマルション(成分3) を含有する鋳物製品用カチオン電着塗料組成物である。
本発明に用いる、成分1としては、たとえばエポキシ基
含有樹脂にカチオン化剤を反応させたもの、又はカチオ
ン性基含有α、β−不飽和エチレン化合物と活性水素含
有α、β−不飽和エチレン化合物更にはこれにその他の
重合体エチレン化合物を加えてなる共重合体が挙げられ
る。これは混合使用してもよい。
成分1を作るための前記エポキシ基含有樹脂としては、
ポリフェノール化合物とエピクロルヒドリンとから合成
されるポリエポキシ樹脂、ポリアルキレンオキサイドの
末端をエポキシ化したF#III旨、不飽和エチレン基
を金属触媒中で酸化してエポキシ化したエポキシ化ポリ
ブタジェン樹脂、グリシジル(メタ)アクリレートと他
の重合性エチレン化合物との共重合体等の1種類ないし
は2種類以上の混合物が挙げられる。
ここで、使用し得るポリフェノールとしては、例えば2
,2−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)−プロパン、
1,1−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)−エタン、
ビス(4−ヒドロキシフェニル)−メタン、4.4’−
ジヒドロキシベンゾフェノン、2.2−ビス(4′−ヒ
ドロキシ−tert−ブチル−フェニル)−プロパン、
1,1゜2.2−テトラ(4−ヒドロキシフェニル)エ
タン、4.4’−ジヒドロキシジフェニルエーテル、フ
ェノールノボラック、タレゾールノボラック等が挙げら
れる。
前記エポキシ基含有樹脂は、必要に応じて、ポリカルボ
ン酸、ポリアミン、ポリエーテルポリオール、ポリエー
テルポリオール、ホリイソシア*−ト等により鎖延長さ
れていても構わない。
工た、前記エポキシ基含有樹脂と反応させる前記カチオ
ン化剤としては、アルキル基、アリール基及び/又はア
ルカノール基含有の第1級もしくは第2級アミン、第3
級アミン塩、第2級スルフィド塩、第3級ホスフィン塩
等か挙げられる。これらの例としては例えば、メチルア
ミン、エチルアミン、フ“ロビルアミン、ペンシルアミ
ン、モノエタノールアミン、プロパツールアミン等の第
1級アミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、N−
メチルベンジルアミン、N−メチルエタノールアミン、
ジェタノールアミンなどの第2級アミン、エチレンジア
ミン、ジエチレントリアミン、ジメチルアミノプロピル
アミン、ジエチルアミノプロピルアミン、ヒドロキシエ
チ!レアミノエチルアミン、ヘキサメチレンジアミンと
カージュラ−E−10(シェル化学社製)の反応物、テ
トラエチレントリアミンとブチルグリシジルエーテルと
の反応物等のポリアミン、第1級アミンとケトンとの反
応により得られるケチミンなどが挙げられ、これらは前
記エポキシ基含有樹脂と公知の方法にて反応した後、酸
特に好ましくは、ギ酸、酢酸、乳酸などの有機カルボン
酸にて中和されカチオン性基となる。さらにトリエチル
アミン、トリエタノールアミン、N−N−ジメチルエタ
ノールアミン、N−メチルジェタノールアミン、NlN
−ジエチルエタノールアミンなどを、ホウ酸、炭酸、塩
酸などの無機酸あるいはギ酸、酢酸、乳酸、プロピオン
酸等の有機酸で中和した第3級アミン塩、ジエチルスル
フィド、ジフェニルスルフィド、チオジェタノール等を
上記の如き酸で中和した第3級スルホニウム塩、トリエ
チルホスフィン、フエニルジメチルホスフィン、ジフェ
ニルメチルホスフィン、トリフェニルホスフィンなどを
上記の如き酸で、中和した第4級ホスホニウム塩が挙げ
られる。
かかるエポキシ基含有樹脂とカチオン化剤との反応は公
知の方法にて反応させ本発明成分1の樹脂を得ることが
できる。
成分1を作るための前記、カチオン性基含有α、β−不
飽和エチレン化合物としては、例えばジメチルアミノエ
チルメタクリレート、ジエチルアミノエチルアクリレー
ト、ジエチルアミノフロビルメタクリルアミド、ジメチ
ルアミノスチレン、ビニルピリジン、アリルアミン、水
酸基含有アクリルモノマーにフルカノールアミンで半ブ
ロックしたジイソシフ昂−トを反応させたものなどが挙
げられる。
前記カチオン性基含有α、β−不飽和エチレン化合物と
共重合させる活性水素含有α、β−不飽和エチレン化合
物としては、例えばアクリル酸、メタクリル酸等のカル
ボキシル基含有ビニルモノマー アリルアルコール、2
−ヒドロ午シルエチルアクリレート、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート、3−ヒドロキシフロビルメタクリ
レートなどの水酸基含有ビニルモ/−f− さらに、か
かる水酸基含有ビニルモノマーと、アセト酢酸エチル、
マロン酸ジメチル等をエステル交換反応させた、化合物
、−一カプロラクトンを開運重合させた化合物等が挙げ
られる。
また所望によって更に加えることのできる前記その他の
重合性エチレン化合物としては、例えばメチル(メタ)
アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(
メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アク
リレート、ステアリル(メタ)アクリレート等の(メタ
)アクリル酸エステル、スチレンビニルトルエン、酢酸
ビニル、塩化ビニル、フッ化ビニル等のビニル化合物、
フッ化ビニリデン、塩化ビニリデン等のビニリデン化合
物、ブタジェン、ペンタジェン、クマロン、インデン等
が挙げられる。
これらの化合物の共重合体を作るに当ってはアゾビスイ
ソブチロニトリル、ジキュミルパーオキサイド、t−プ
チルバーオ牛サイド等のラジカル重合開始剤を用い、室
温ないし200℃において通常のラジカル重合反応を行
うことによって本発明成分1の樹脂を得る。
前記反応においては必要に応じ、トルエン、キシレン、
エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、メチルイソブチ
ルケトン等の溶剤、ノルマルドデシルメルカプタン、メ
ルカプトプロピオン酸等の連鎖移動剤を使用してもよい
本発明の成分2−aとして用いられるものは、ジイソシ
フ昂−トの2分子以上を2量化又は3量化反応させその
分子内にビューレット結合、アロハ庫−ト結合、インシ
アヌレート結合を有し、かつ2個以上の活性なイソシア
ヌレート結合を有し、かつ、2個以上の活性なイソシア
ネート基を有するポリウレタンもしくはポリオールと上
記の如きジイソシア序−トから成り分子内にウレタン結
合を有し、かつ2個以上の活性なイソシアネート基を有
するポリイソシフ卑−ト化合物の1種又は2種以上の混
合物と、ブロック剤としてのオキシム、7セチルアセト
ン、マロン酸ジエステル及び又はアセト酢酸エステルを
反応させて得られる。
前記ジイソシアネートとしては、例えばヘキサメチレン
ジイソシア庫−ト、ジフェニルメタンジイソシア+−上
、)ルエンジイソシア昂−ト、キシレンジイソシア庫−
ト、インホロンジイソシアネート等か挙げられる。また
、上記オキシムとしては、例えばメチルエチルケトオキ
シム、メチルイソブチルケトオキシム、アセトオキシム
、2−ブタノンオキシム、プロパツールオキシム等が挙
げられる。また、マロン酸ジエステルトシては、マロン
酸メチルエチルエステル、マロン酸ジメチル、マロン酸
ジブチル等が挙げられる。また、7セト酢酸エステルと
しては、例えばアセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、
アセト酢酸ブチル等が挙げられる。
本発明の成分2−bとして用いられるものはトリアジン
環又はその誘導体であるシアヌレート、イソシアヌレー
ト、メラミンなどを含有するポリオールと、前記の如き
ホリイソシアネート及びブロック剤とを反応させて得ら
れる反応生成物である。かかるトリアジン環及びその誘
導体を含有するポリオール化合物としては例えばトリス
−2−ヒドロ午ジエチルイソシアヌレート、トリスグリ
シジルエチルイソシアヌレートとアクリル酸との反応物
等が挙げられる。
かかるイソシアネートと、イソシア序−トを反応し得る
物質はトルエン、キシレン、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン、イソホロン、ジオキサン等の不活
性有機溶剤の存在下で、室温ないし200℃で反応させ
本発明の成分2−a及び2−bを得る。該反応は必要に
応じて有機錫化合物3級アミン等の触媒を用いてもよい
本発明の成分2−a又は2−bの使用量は電着塗Sを焼
付けた場合、ブロックが外れて樹脂中の水酸基、アミノ
基等と反応硬化するに十分な量であればよく、成分1の
固形分1重量部に対して0.1〜2.0重量部が好まし
い。
本発明の成分3を作るに当って用いる1分子中に2個以
上のビニル基を有する重合性上ツマ−としてはエチレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコ
ールジ(メタ)アジリレート、フロビレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ジフロビレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、1,3−ブチレンジ(メタ)アクリ
レート、1.4−ベンタンジ(メタ)アクリレート、1
.6−ヘキサノン(メタ)アクリレート、トリメチロー
ルプロパントリ・(メタ)アクリレート、グリセリント
リ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ
(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレート、
トリアリルイソシアヌレート及びジビニルベンゼン等が
例示される。
また成分3を作るに当って用いる重合性塩基性上ツマ−
としてはジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、
ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、ジエチ
ルアミノプロビル(メタ)アクリレート、モノメチルア
ミノエチ)V (メタ)アクリレート、ジメチルアミノ
フロビル(メタ)アクリルアミド、ジエチルアミノエチ
ル(メタ)アクリルアミド、4−ビニルピリジン、2−
エチル−5−ビニルピリジン及びグリシジル(メタ)ア
クリレートとジエチルアミン、ジブチルアミン、ジェタ
ノールアミン等の2級アミンとの反応化合物等が例示さ
れる。
また上記七ツマ−と共重合させるその他重合性七ツマ−
とはエチレン、プロピレン、ブタジェン、塩化ビニル、
酢酸ビニル、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、2−
ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、グリシジル(
メタ)アジリレート等(メタ)アクリル酸エステル、ス
チレン、アクリロニトリル等が例示される。
本発明で用いる成分3のエマルションは1分子中に2個
以上のビニル基を有する重合性モノマー1〜20重量%
好ましくは3〜15重量%と、重合性塩基性モノマー5
〜25重量%、残りをその他重合性七ツマ−とした混合
物を作り、通常の水系エマルション重合に用いられるノ
ニオン系界面活性剤(例えはポリオキシエチレンアルキ
ルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル、ホリオキシエチレン脂肪酸エステル等)と通常の
水系エマルション重合に用いられる反応開始剤(例えば
過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム等)を用い、公知
の方法を用い水中で乳化重合を行って得られる。
上記重合性モノマーの混合物中で、1分子中に2個以上
のビニル基を有する重合性上ツマ−か1重量%未満の場
合、エマルション中の粒子の粒径が大きくなり塗料の安
定性か劣る。また20重量%を超える場合はエマルショ
ン重合中にゲル化を起し、好ましくない。
また重合性塩基性上ツマ−が5重量%未満の場合、電着
塗膜への共析性が劣り(電着塗膜中のエマルション含有
率が電着塗料中のエマルション含有率より著しく小さい
)充分な防錆性能を発揮しない。
また25重量%を超える場合は、塗膜の膜厚ムラか発生
する不具合が生じ、好ましくない。
またこれらの成分以外にも必要に応じて消泡剤、pH調
整剤等通常公知のエマルション重合に用いられる添加剤
を含んでいてもよい。
上記エマルションの使用量は本発明組成物中固形分で1
〜30重量%好ましくは5〜15重量%とするとよい。
30重量%を超えて用いる場合は膜厚ムラが発生し、好
ましくなくまた1重量%未満では充分な防錆力か得られ
ない。
本発明のカチオン電着塗料用組成物を調製するには、成
分1及び成分2−a又は2−b及び成分3を混合し、こ
れを適宜の酸、例えば硼酸、燐酸、硫酸、塩酸等の無機
酸、ギ酸、酢酸、乳酸等の有機酸で好ましくは有機酸を
単独または併用して中和後、水に溶解または分散させる
本発明による前記成分11成分2−a又は成分2−bl
及び成分3からなるカチオン電着塗料用組成物には上記
成分の他に顔料、溶媒、界面活性剤等の常套の添加剤を
適宜配合しても良い。
顔料は常套のいかなるものを用いてもよく、例えば酸化
鉄、カーボンブラック、二酸化チタン、クレー タルク
、硫酸バリウム、カドミウムイエロー カドミウムレッ
ド、クロム酸鉛、クロム酸ストロンチウム等の無機顔料
、フタロシアニンブルー フタロシアニングリーン等の
有機顔料が挙げられる。
本発明組成物を用いる電着方法において、本発明組成物
中に導電性の7ノードおよび導電性のカソード(塗装さ
れるべき表面を有する鋳物製品)を挿入し、通常10〜
500vの電圧を印加させて、カソード表面に塗装を析
出させる。
電着条件は大きく変えてもよいが、一般には、当該分野
での既知のものである。本発明による塗料組成物を用い
ると電着塗装後、例えば130℃以下好ましくは60〜
120℃で加熱硬化させることができる。
〔実施例〕
以下に製造例及び実施例を挙げて本発明を説明する、部
及び%は重量による。
製造例 1(成分1) 反応容器にプロピレングリコールメチルエーテル950
部とエポキシ当量475のビスフェノールA型エポキシ
樹脂1900部を仕込み、加熱溶解させた後、80℃で
ジェタノールアミン200部とジエチルアミノプロビル
アミン120部を加え、3時間反応させ固形分70%の
樹脂組成物Aを得た。
製造例 2(成分1) 314ツーロフラスコに、プロピレングリコールメチル
エーテル626部、EPU −3(旭電化(株)ウレタ
ン変性エポキシ樹脂) 1300部を仕込み加熱溶解さ
せた後60℃でジェタノールアミン100部、ジエチル
アミノプロビルアミン60部を加え、120℃で3時間
反応させ、室温まで冷却後取り出し固形分70%の樹脂
組成物Bを得た。
製造例 3(成分1) 反応容器にブチルセロソルブ448部、エポキシ当量9
40のビスF型エポキシ樹脂940部を仕込み、加温し
て溶解させた、次に80℃に冷却してジェタノールアミ
ン105部を投入し、2時間反応させて固形分70%の
樹脂組成物Cを得た。
製造例 4(成分2−a) 274ツロフラスコにキシレン410部とへキサメチレ
ンジイソシアネートのビウレット型3量体504部を仕
込み撹拌下に、マロン酸ジエチル480部とジブチル錫
ジラウレート20部を加え、120℃にて、6時間反応
させた後、ブチルセロソルブ100部を加えさらに12
0℃で1時間反応させ固形分65%の硬化剤りを得た。
このものの未反応イソシアネート基含有率は0%であっ
た。
製造例 5(成分2−a) 214ツロフラスコにキシレン206部、ジオキサン2
06部、トリレンジイソシアネートのインシアヌレート
型3量体522部を仕込み、20℃でメチルエチルケト
オ午シム261部を1時間に渡って滴下する。その後6
0℃で3時間反応させた後ブチルセロソルブ10部を加
え60℃で1時間反応させて、固形分65%の硬化剤す
を得た。このものの未反応インシアネート基含有率は0
%であった。
製造例 6(成分2−b) 214ツロフラスコにキシレン568部とへキサメチレ
ンジイソシアネート504部、トリスヒドロキシエチル
イソシアヌレート213部、ジブチル錫ジラウレート7
部を仕込み、90℃で4時間反応させた。その後アセチ
ルアセトン350部を加え120℃で4時間反応させ固
形分65%の硬化剤Fを得た。このものの未反応イソシ
ア庫−ト基含有率を測定したところ0%であった。
製造例 7(従来の硬化剤) 214ツロフラスコにトルエン486部とトリレンジイ
ソシア+  )522部、”−カプロラクタム339部
、トリフチロール1932134部を仕込み、60℃で
6時間反応させた後、ブチルセロソルブ50部を加え9
0℃で1時間反応させて固形分65%の硬化剤Gを得た
製造例 8(水系エマルション溶液)(成分3)温度計
、還流冷却器、撹拌機付の清浄な314ツロフラスコに
脱イオン水82部と、HLB12.8のポリオキシエチ
レンアルキルエーテル(三洋化成(株)製ノニホールソ
フト5S−70)03部と)ILB 16.0のホリオ
キシエチレンノニルフェノールエーテル(三洋化成(株
)製ノニホール200)0.4部を仕込み、撹拌下で加
熱し80℃に保った。
一方別容器に、メチルメタクリレート22部、n−ブチ
ルアクリレート50部、2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート10部、ジメチルアミノエチルメタクリレート1
0部、ジプロピレングリコールジメタクリレート8部と
、脱イオン水149.2ffls、前述のノニボールソ
フトss −700,8部を仕込み、ホモミキサーにて
充分混合乳化させた。
この七ツマー混合物を上記80℃に保たれた乳化剤水溶
液中に125部投入した後、過硫酸アンモニウムの15
%水溶液を2.0部加えた後、残りの七ツマー混合物を
1.0時間に渡り等連部下した。
その後温度を80℃に保ちながら過硫酸アンモニウムの
15%水溶液1.0部を20分に渡り滴下した。さらに
80℃で2時間保持後室温まで冷却し、濾過後取出した
。かくして固形分30%の水系エマルション溶液Hが得
られたO製造例 9 下記配合にて固形分50%の顔料分散液を得た。
樹脂組成物C 酢酸 脱イオン水 カーボンブラック カオリン ジブチル錫ジラウレート 塩基性硅酸鉛 1430部 これらの混合物をサンドミルにて粒径5μ以下(ツブゲ
ージにて測定)まで分散させた。
実施例 1〜5、比較例 1〜4 上記製造例1〜8の組成物A−Hならびに製造例9の顔
料分散液を下表1に示す如く配合し脱イオン水を加え固
形分20%として得られたカチオン型電着塗料にて鋳物
板(輻70w1長さ150關、表面粗さRmax約10
0μ、日本テストパ序ル社製)に200V、3分間の電
着条件で電着塗装し表1に示す焼付条件で焼付けを行っ
た。その後得られた塗装板の耐塩水噴霧テスト、耐溶剤
性及び凸部の膜厚を調べた。結果を表1に示す。表中各
成分は重量基準である。
計 〔発明の効果〕 本発明の塗料組成物を用いると比較的低温で焼付けられ
、優れた防錆力を持った鋳物製品が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(1)カチオン基及び活性水素を含有する樹脂(成
    分1);及び (2)イソシアヌレート、アロハネート又はビウレツト
    構造を有するポリイソシアネートと、オキシム、アセチ
    ルアセトン、マロン酸ジエステヌ及びアセト酢酸エステ
    ルから選択したブロック剤との反応生成物(成分2−a
    );又はトリアジン環又はその誘導体を有するポリオー
    ルと、ポリイソシアネートと、オキシム、アセチルアセ
    トン、マロン酸ジエステル及びアセト酢酸エステルから
    選択したブロック剤との反応生成物(成分2−b);及
    び (3)1〜20重量%の1分子中に2個以上のビニル基
    を含有する重合性モノマー、5〜25重量%の重合性塩
    基性モノマー及び残余その他の重合性モノマーを水中で
    共重合させたエマルション(成分3) を含有することを特徴とする鋳物製品用カチオン電着塗
    料組成物。
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