JPH04182815A - ワイヤレス座標読取装置 - Google Patents

ワイヤレス座標読取装置

Info

Publication number
JPH04182815A
JPH04182815A JP2313391A JP31339190A JPH04182815A JP H04182815 A JPH04182815 A JP H04182815A JP 2313391 A JP2313391 A JP 2313391A JP 31339190 A JP31339190 A JP 31339190A JP H04182815 A JPH04182815 A JP H04182815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
touch plate
phase
coordinate
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2313391A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Morita
芳行 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP2313391A priority Critical patent/JPH04182815A/ja
Publication of JPH04182815A publication Critical patent/JPH04182815A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、コンピュータ等の外部装置へ座標入力を行う
座標読取装置に関し、特に座標読取装置本体と座標指示
器との間を信号線で接続する必要のないワイヤレス座標
読取装置に関するものである。
[従来の技術] 従来のワイヤレス座標読取装置における座標指示器に設
けられたスイッチの状態を検出する技術を第9図によっ
て説明する。
まず、スイッチ107と第2のコンデンサ108から成
る直列回路を、コイル105と第1のコンデンサ106
から成る共振回路に並列に接続して座標指示器を構成す
る。励磁ライン102とセンスライン103を直交配置
してセンスライン板101を形成し、前記励磁ライン1
02に励磁信号として交流信号を与え、センスライン1
03上に誘導される誘導信号を観測する。
座標指示器104をセンスライン板101上に置いてス
イッチ107をオン/オフする。スイ・7チ107がオ
フの場合、誘導信号は、励磁信号とは回路の特性による
一定の位相差をもって誘導する。スイッチ107がオン
になると、共振回路には第2のコンデンサ108が並列
に接続されるので共振周波数は低い方に変化し、誘導信
号の位相はオフの場合に比べて遅れる。この位相の遅れ
を検出することによってスイッチの状態を判定すること
ができる。
[発明が解決しようとする課題] 一方、この種の座標読取装置を使う側からは、座標情報
すなわち平面内のXY2軸の位置以外に第3軸目の連続
情報を得たいという要求がある。
その要求に沿った一使用例を説明する。
座標読取装置はグラフインクデイスプレィシステムの中
で画面の位置指定や命令入力などに使われることが多い
。たとえば、第1O図は画面の拡大/縮小に使われる場
合の説明図である0画面には、命令を入力するための「
メニュー」と呼ばれる領域200が定義され表示されて
いる。画面にはまた座標読み取り装置の出力する座標情
報によってその表示位置が制御される「カーソル」20
1が表示されている。(第1O図(a))操作の一例を
説明する。操作者は、まずメニューの中から拡大/縮小
の命令にカーソルを合わせ、座標指示器のスイッチを押
す、(第10図(b))続いて拡大/縮小の中心となる
点Pを入力する。(第10図(C))拡大/縮小命令の
入力によって画面には拡大率設定領域202が表示され
る。操作者はこの領域にカーソルを合わせスイッチを押
しながらカーソルを移動させる。(第10図(d))こ
のシステムでは、拡大率設定領域内のカーソルの位置が
拡大/縮小率になるようにプログラミングされているの
である。
このシステムの例では、第3軸目の連続情報を座標情報
の内の1軸の情報、すなわち拡大率設定領域内での上下
方向の位置とスイッチ情報とを合成して作成している。
このようなめんどうな手続きをとらなければならない原
因は、従来の座標読取装置がXY平面での座標情報を出
力するように構成されているからである。しかし、座標
読取装置を使う側ではこの例のように、さらにもう−軸
の情報を連続的に得たいときがある。
本発明は、上記の背景のもとになされたものである。主
たる目的は、座標読取装置本体と座標指示器との間を信
号線で接続する必要のないワイヤレス座標読取装置であ
って、座標指示器に設けたタッチ板に操作者が接触した
ときに、その接触状態を検出し外部に出力することので
きるワイヤレス座標読取装置を実現することである。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために本発明では、複数の励磁ライ
ン群と複数のセンスライン群を重ねて配置したセンスラ
イン板と、座標指示器とによって構成され、励磁ライン
群に順次交流信号を与えると同時に、センスライン群を
順次選択し、センスラインに誘導した誘導信号から座標
指示器が置かれた位置の座標値を求めるワイヤレス座標
読取装置において、座標指示器は、コイルとコンデンサ
による共振回路に第1および第2のタッチ板を接続し、
座標指示器の外面に第1のタッチ板は露出して、また第
2のタッチ板は絶縁板で被覆して設けて構成し、励磁ラ
イン群に与えた交流信号と、センスラインに誘導した誘
導信号とを入力して、誘導信号の位相を検出し位相信号
として出力する位相検出回路と、座標読取装置各部を制
御するとともに、位相信号を入力して座標指示器のタッ
チ板に操作者が接触した接触状態を出力する制?1ff
i装置とを設けた。
[作 用] このように構成した座標読取装置において、励磁ライン
群に順次励磁信号である交流信号を与え、同時にセンス
ライン群を選択していく過程で、選択された励磁ライン
とセンスラインの近傍に座標指示器が置かれていると、
センスラインには誘導信号が発生する。
座標指示器のタッチ板に操作者が接触していない状態で
は、共振回路はコイルとコンデンサの定数で決定される
共振周波数をとる。このとき誘導信号の位相は励磁信号
とは一定の位相差をもっている。第1および第2のタッ
チ板に操作者が接触するとタッチ板間には人体を介して
静電容量が発生する。この結果、回路の共振周波数が変
化し、誘導信号の位相も変化する。
位相検出回路は、センスラインに誘導した誘導信号の位
相を励磁信号の位相と比較して変化量を位相信号として
検出する。制御回路はこの位相信号を入力してタッチ板
への接触状態として外部に出力するのである。
[実施例コ (第1の実施例による座標読取装置の構成)以下本発明
の第1の実施例を第1図ないし第6図に基づき説明する
まず、構成について説明する。第1図ないし第4図に本
発明による座標読取装置の構成図を示す。
第3図において、1はセンスライン板であり、励磁ライ
ン群2とセンスライン群3が敷設されている。励磁ライ
ン群2とセンスライン!¥3は折り返しループをなし、
お互いが等間隔になるよう並べられている。第1の実施
例では、励磁ライン群2とセンスライン群3とは直交し
て配置されている。
4は励磁走査回路であり、励磁ライン群2の各励磁ライ
ンが接続される。励磁走査回路4はアナログスイッチ等
の複数の電子的スイッチ素子で構成されており、後述す
る励磁回路6から供給される励磁信号dsを、選択した
1本の励磁ラインに与えるようになっている。
5はセンス走査回路であり、センスライン群3の各セン
スラインが接続される。励磁走査回路4と同様に電子的
スイッチ素子で構成され、センスラインの1本を選択し
て、後述する増幅検波回路7および位相検出回路8に接
続するようになっている。
6はWIJ磁回路である。後述する制御回路9から励磁
クロックdcを入力し、これを波形整形、増幅して励磁
信号dsとして出力する。
7はセンスライン群3に誘導した誘導信号!Sを増幅検
波し、誘導信号の振幅信号a3を出力する増幅検波回路
である。この回路は座標値夏山のために使われる。
8は誘導信号isの位相信号psを検出する位相検出回
路である。詳細な構成図を第4図に示す。
81は増幅回路、82はコンパレータである。増幅回路
81には、センス走査回路5から誘導信号isが入力さ
れる。コンパレータ82の出力は排他的論理和回路83
の一方の入力に接続される。
排他的鍮理和回J!183の他方の入力には、励磁クロ
ックdcが入力され、出力は抵抗とコンデンサによって
構成される積分回路84に接続されている。この回路で
は励磁クロックdcを基準位相信号とし、誘導信号is
の位相を積分回路84に充電される電圧信号として検出
するようになっている。
この実施例乙こ示した位相検出口1l18の構成は、励
磁クロックdcに対して誘導信号isの位相の差を検出
する回路であり、進み、遅れは検出できない。しかし、
設計事項として、位相検波するための基準信号の取り方
、回路特性等に自由度があり、設計によっては誘導信号
が基準信号と比較して進み、遅れの挙動を示すことも考
えられる。このような場合は、位相の進み遅れを検出す
る回路を設ければよい。この回路は容易に実現できる。
位相検出回路の構成は本発明にとって本質的なものでは
なく、要は2つの信号の位相差を検出する回路であれば
いいのであって、この回路に限定されるものではない。
ふたたび第3図にもどり説明を続ける。制御回路9は各
部を制御するとともに、各信号を入力して演算し、座標
値および座標指示器のタッチ板への接触状態を求める。
前記励磁走査回路4には選択する励磁ラインを指示する
ドライブアドレスdadrsを、センス走査回路5には
選択するセンスラインを指示するセンスアドレス5ad
rsを与える。また、座標値を算出するために振幅信号
asを、タッチ板への接触状態を検出するために位相信
号psを入力する。この制御回路9はマイクロプロセッ
サによって実現され、各演算処理はプログラムによって
行われる。
10は座標指示器であり、回路図を第1図に示す。
コイル11とコンデンサ12は並列共振回路を構成して
いる。この共振回路の共振周波数は、前記励磁クロック
dcの周波数周辺にしておく。必ずしも一致させる必要
はない。
共振回路の両端には第1および第2のタッチ板が接続さ
れる。このとき、各タッチ板と共振回路の間には、タッ
チ板が構成するコンデンサの効果を調整するために抵抗
器が挿入されることもある。
(図示していない) 第1および第2のタッチ板の取り付けはたとえば第2図
のようにしておく。この例では座標指示器lOの側面に
第1のタッチ板13を、また上面に第2のタッチ板14
を取り付けている。第2のタッチ板14の上は、絶縁板
15が覆っている。
このように配置することによって、第1のタッチ板13
には常に親指を接触させ、第2のタッチ板14は人差指
等で選択的に接触させようとしているのである。
要点は、操作者が座標指示器を操作するときに、第1お
よび第2のタッチ板に接触できるようにしておけばいい
のであって、第2図の配置位置に限定されるものではな
いことを付は加えておく。
(座標読取装置の走査と座標算出の動作について) 次に動作について説明する。まず励磁ライン群2とセン
スライン群3を選択する動作と座標算出動作について説
明する。
制御回路9は、ドライブアドレスdadrsを出力して
励磁ラインの1本を選択する。これによって励磁回路6
の出力が選択された励磁ラインに接続され、励磁ライン
は交流磁界を発生する。制御回路9は1本の励磁ライン
を選択している間に、センスアドレス5adrsを出力
してセンスライン群3を順次選択していく0選択された
センスラインは増幅検波回路7および位相検出回路8に
接続されることになる。制御回路9はこの操作をくりか
えす、この操作を「走査」と呼ぶ。
座標指示器lOがセンスライン板1上にない場合は、励
磁ライン群2とセンスライン群3とが直交している関係
から、選択された励磁ラインには何の信号も誘導しない
、しかし、座標指示器10がセンスライン板l上に置か
れると、センスライン群3の各センスラインには、セン
スライン板1と座標指示器10との位置関係に応じた誘
導信号isが誘導される。これは励磁ライン、コイル1
1、センスラインの3者間の電磁結合による効果のため
である。
第5図は、誘導信号isを走査のタイミング図として示
したものである。第3図を例にして、励磁ライン群2を
図の上部から下部へ、センスライン群3を図の左から右
へ走査した場合を示している。コイル11の位置pは励
磁ラインd2とセンスラインs2の交差する領域にある
いま、励磁ラインdOとセンスラインSOが選択されて
いるような場合、すなわち、両者の交差する領域がコイ
ル11の位置pから遠く離れている場合は誘導信号is
は観測されない、励磁ラインとセンスラインの交差する
領域がコイルの位置pに近づくにつれ誘導信号isは大
きくなり、励磁ラインd2とセンスラインs2が選択さ
れたときに最大となる。誘導信号isは第5図のタイミ
ング図に示したような分布になる。
誘導信号isは、増幅検波回路7によって振幅信号as
に変換され、その大きさが制御回路9によって読み取ら
れる。座標算出の方法は本発明の主旨ではないので詳細
は省略するが、制御回路9は第5図のタイミング図で示
すところの信号1sps 1sxlSisxhSisy
l、1syhの振幅信号から座標指示器10の置かれた
位置の座標値を算出する。
(タッチ板への接触状態を検出する動作について) 次にタッチ板への操作者の接触状態を検出する動作につ
いて説明する。
制御回路9は前述したようにセンスライン板1の走査を
行う、その間誘導信号isは位相検出回路8に入力され
て位相信号psに変換される。
位相検出回路8の動作を第6図のタイミング図によって
説明する。図において、deは励磁クロック、dsは励
磁信号、isは誘導信号である。
操作者が第2のタッチ板14に接触していない場合、共
振回路はコイル11とコンデンサ12の定数によって決
定される共振周波数となり、誘導信号ISは励磁信号d
sに対して一定の位相差をもって誘導している。
誘導信号ISが処理される過程を説明する。まず誘導信
号isは位相検出回路8内の増幅回路81によって増幅
され、さらにコンパレータ82によって方形波に変換さ
れ、誘導信号整形波1pとなる。誘導信号整形波ipと
励磁クロックdcは排他的論理和回路83によって位相
検波され、検波信号ppとなる。さらに検波信号ppは
積分回路84によって直流信号に変換され位相信号ps
となる。
操作者が第2のタッチ板14に接触すると、第1のタッ
チ板との間には操作者を介して静電容量が発生し、座標
指示器の共振回路には小容量のコンデンサが並列に接続
されることになる。この結果共振周波数は低い方向に変
化し2、誘導信号の位相もそれにともなって変化する。
第6図において、誘導(g号l511は、第2のタッチ
板14に接触した場合のものであり、接触していないと
きの誘導信号isよりも位相が遅れていることを示して
いる。この信号は同様に位相検出回路8によって位相信
号pshに変換される。
回路の動作から明かなように位相信号pshの大きさは
位相信号psよりも大きくなり、位相の変化を検出でき
ることがわかる。
第2図の外観図に示したように定形のタッチ板を採用し
た場合(図では楕円である)には、タッチ板間の静電容
量の大きさは接触圧力の変化に対して連続的に変化する
0位相信号psは、タッチ板に軽く振れた程度では小さ
く、強く押すに従って大きくなるようになるのである。
圧力に対する位相信号psの大きさは、再現性あるいは
直線性という面では必ずしも1対1に対応するものでは
ない、しかし、連続的に変化する性質のものであるので
、本発明の目的のためには十分実用的である。
制御回路9は、走査処理の過程で、位相信号pSをA/
D変換し、その大きさを取り込む。そして、第5図に示
したところの、座標を算出するために使われる信号is
pが発生したときの位相信号psをタッチ板への接触状
態を検出するための位相情報として採用する。
位相信号psを採用するタイミングは、上記信号isp
が発生した場合に限られるわけではなく、誘導信号が発
生していれば位相検出は可能なので、特定のタイミング
でサンプリングすればよい。しかし、S/Nを考慮する
と、最も大きい誘導信号であるispの位相を検出する
ことが好ましい。
制御回路9が外部へ出力する接触状態情報としては、上
記の位相信号psをそのまま出力してもよいし、適当な
関数演算を施して出力してもよい。
さらには、連続情報としてではなく、いくつかのしきい
値による判定を加えて離散的な情報としてもよい。単な
るオン/オフ情報とすることもできる。いずれの情報に
加工するかは、本座標読取装置を利用するシステムの要
求に応しればよい、いずれの場合も実現は容易であり、
動作については説明するまでもないであろう。
以上説明したようにタッチ板への接触状態によって位相
信号psの電圧レヘルが変化する。制御回路9は位相信
号psを入力し、座標値以外の第3の連続情報を出力す
るのである。
(座標指示器に関する第2の実施例) 第1の実施例では第2のタッチ板として楕円形のものを
採用していたが、タッチ板の形状を変化させることによ
って、接触位置の情報を連続的に出力するようにできる
第7図は座標指示器の第2の実施例の外観図である。こ
の実施例では、第2のタッチ板16を三角形にし、位置
検出方向に対して幅が変化するようにしている。このよ
うなタッチ板では、接触位置によって静電容量が変化す
るので位置に応じた位相信号psが連続的に得られるの
である。
この他、タッチ板の形状は目的に応じているいろ考えら
れるが、これ以上の説明は省略する。
(第3の実施例による座標読取装置) 本発明の主旨は、座標指示器の共振回路の周波数を操作
者がタッチ仮に接触することによって変化させ、その結
果、励磁ライン、コイル、センスライン3者間の電磁結
合によって生しる誘導信号の位相が変化することを検出
してタッチ板への接触状態を検出することである。した
がって励磁ラインおよびセンスラインの配置については
第1の実施例に限られるものではない。
第8図は、第3の実施例の構成図である。図に示すよう
にこの実施例の場合は、励磁ライン群52はセンスライ
ン群3と直交せず同一方向に配置されている。さらに両
者は一部がオーハーラフプするようになっている。その
他の構成は第1の実施例と同様である。
このように構成したセンスライン板51で、励磁回路4
によって1本の励磁ラインを選択して励磁信号を与え、
同時にこの励磁ラインにオーハーラフプする1本のセン
スラインを選択すると、このセンスラインには励磁ライ
ンとの!磁結合による誘導信号が発生する。
第1の実施例と異なることは、座標指示器10がセンス
ライン板51上になくても誘導信号が発生することであ
る。しかし、座標指示器10がセンスライン板51上に
置かれると、結合はより強(なり、大きな誘導信号が発
生する。したがって、誘導信号の振幅を観測することに
よって座標値を求めることはでき、位相信号も検出する
ことができる。
誘導信号はコイルを介して結合する信号と、直接励磁ラ
インと結合する信号の和になるので、位相信号は、第1
の実施例に比較すると基準となる値は異なる。しかし、
励磁ラインと直接結合する信号の位相は一定であるのに
対し、コイルを介して結合する信号の位相は、あいかわ
らず座標指示器のタッチ板への接触状態によって変化す
るので、第1の実施例と同様に位相信号からタッチ板へ
の接触状態を検出することができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明では、共振回路にタッチ板を
接続して座標指示器を構成し、励磁ライン群と座標指示
器とセンスライン群との電磁結合による誘導信号の位相
が、操作者がタッチ板に接触することによって変化する
ようにした。そして、この位相の変化を位相検出回路に
よって検出し、制御回路によってタッチ板への接触状態
が検出できるようにした。
このため、XYZ軸の座標情報を出力するという本来の
機能の他に、第3軸目の情報も出力することのできるワ
イヤレス座標読取装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるワイヤレス座標読取装置の座標指
示器の回路図、第2図は座標指示器の外観斜視図、第3
図は座標読取装置の構成説明図、第4図は位相検出回路
の構成説明図、第5図は誘導信号の発生タイミング図、
第6図は位相検出動作のタイミング図、第7図は第2の
実施例による座標指示器の外観斜視図、第8図は第3の
実施例による座標読取装置の構成説明図、第9図(al
、 (blは従来の座標読取装置の説明図、第10図(
al、 (bl。 (cl、 fdlは従来の座標読取装置の使用例の説明
図である。 1・・・・・センスライン板 2・・・・・励磁ライン群 3・・・・・センスライン群 4・・・・・励磁走査回路 5・・・・・センス走査回路 6・・・・・励磁回路 7・・・・・増幅検波回路 8・・・・・位相検出回路 9・・・・・制御回路 10・・・・・座標指示器 11・・・・・コイル 12・・・・・コンデンサ 13・・・・・第1のタッチ板 14・・・・・第2のタッチ板 15・・・・・絶縁板 以上 出願人 セイコー電子工業株式会社 代理人 弁理士 林  敬 之 助 座標指示器の回路図 第1図 座t!IA指示器の外観斜視国 第2図 座If洸取装置の構戊貌明図 第3図 位相検出回路の構成8免明圓 第4図 誘導信号の発生タイミング図 第5図 (j) p s h −、−−一、  、、−−一一一
−−−,,−,,、−、−−−−−−−一位相検出動作
のタイミング図 11 コイル   17 絶縁板 第2の実施例によるII欅指示器の外II脣斗桓目第7
図 第3の実施例による座欅l!Ti装置、の楕成費哨国第
8図 +08第2のコンデンサ 従来の座標読取装置の説明図 従来の座標読取装置の使用例の説明図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)a、複数の励磁ライン群と複数のセンスライン群
    を重ねて配置したセンスライン板と、座標指示器とによ
    って構成され、前記励磁ライン群に順次交流信号を与え
    ると同時に、前記センスライン群を順次選択し、該セン
    スラインに誘導した誘導信号から前記座標指示器が置か
    れた位置の座標値を求めるワイヤレス座標読取装置にお
    いて、b、前記座標指示器は、コイルとコンデンサによ
    る並列共振回路を有し、該並列共振回路の両端には導体
    板である第1および第2のタッチ板をそれぞれ接続し、
    該座標指示器の外面に第1のタッチ板を露出して、また
    第2のタッチ板を絶縁板で被覆して設けた構成とし、 d、前記励磁ライン群に与えた交流信号と、前記該誘導
    信号の位相を検出し、位相信号として出力する位相検出
    回路と、 e、座標読取装置各部を制御するとともに、前記位相信
    号を入力して、該位相信号から前記座標指示器のタッチ
    板に操作者が接触した状態を出力する制御装置 とを設けたことを特徴とするワイヤレス座標読取装置。
  2. (2)前記座標指示器に設けられる第2のタッチ板は、
    操作者が接触する位置に応じて第1のタッチ板との間の
    静電容量が変化するように、位置検出方向に沿って幅を
    変化させて設けられていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のワイヤレス座標読取装置。
JP2313391A 1990-11-19 1990-11-19 ワイヤレス座標読取装置 Pending JPH04182815A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2313391A JPH04182815A (ja) 1990-11-19 1990-11-19 ワイヤレス座標読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2313391A JPH04182815A (ja) 1990-11-19 1990-11-19 ワイヤレス座標読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04182815A true JPH04182815A (ja) 1992-06-30

Family

ID=18040711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2313391A Pending JPH04182815A (ja) 1990-11-19 1990-11-19 ワイヤレス座標読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04182815A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9122385B2 (en) Input method and input apparatus
US4848496A (en) Coordinates input apparatus
KR100222804B1 (ko) 좌표 검출 장치와 그 방법 및 컴퓨터 제어 장치
US7088342B2 (en) Input method and input device
JP6862072B2 (ja) 指示体検出装置及びその信号処理方法
US8395598B2 (en) Position detection apparatus
KR100910348B1 (ko) 좌표 입력 장치
US20050162411A1 (en) Input system
EP1696307A2 (en) Pointer for interactive display system
JP6154696B2 (ja) 座標検出装置
JP2009265759A (ja) 位置検出装置及び位置検出用部品
JP7189291B2 (ja) 位置検出センサおよび位置検出装置
US5276282A (en) Optimal scan sequence for RF magnetic digitizers
KR20010096485A (ko) 컴퓨터의 디스플레이 스크린에 커서의 위치결정
EP0806740B1 (en) Digitizer
JPH0895737A (ja) デジタイザによる操作メニュー表示方法
JPH04182815A (ja) ワイヤレス座標読取装置
WO2016103343A1 (ja) 座標検出装置
JPH0248724A (ja) コードレスタブレット
JPH01211117A (ja) 電磁誘導型ディジタイザ
JP2596344B2 (ja) 移動データ入力装置
JPH03241415A (ja) 座標入力装置
JPH11212712A (ja) 3軸入力装置
JPH0447318A (ja) ワイヤレス座標読取装置の座標指示器
JPH08272510A (ja) 静電容量結合方式のケーブル無しマウス、及びその読取高さの制限方法