JPH04181251A - フォトマスク検査装置 - Google Patents

フォトマスク検査装置

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JPH04181251A
JPH04181251A JP2308582A JP30858290A JPH04181251A JP H04181251 A JPH04181251 A JP H04181251A JP 2308582 A JP2308582 A JP 2308582A JP 30858290 A JP30858290 A JP 30858290A JP H04181251 A JPH04181251 A JP H04181251A
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light
pattern
photomask
light beam
phase
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JP2308582A
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Naomasa Shiraishi
直正 白石
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、半導体等の回路パターンを転写する時に原版
として使用されるフォトマスクの検査装置に関し、詳し
くは透過光の位相を変化させる位相シフター服か特定部
分に付加された位相シフトフォトマスクにおける位相シ
フト量を計測する技術に関するものである。
[従来の技術] 半導体回路をウェハ上に投影露光して転写する際に原版
として用いられるフォトマスクは、一般には石英等のガ
ラス基板上にCr等の金属からなる遮光パターンが形成
された構造をなしている。
しかし、このような構造のフォトマスクでは、回路パタ
ーンが微細化すると、光の回折・干渉現象のために投影
像の十分なコントラストを得ることがてきないという問
題かあり、近年、フォトマスク裸面部の特定の箇所に位
相シフター膜を付加して透過光の位相を部分的に変化さ
せることにより像のコントラストを高める位相シフトフ
ォトマスクが種々提案されている。例えは特公昭62−
50811号公報には、空間波長変調型のフォトマスク
に関する技術が開示されている。
かかる位相シフトフォトマスクでは、位相を正確に制御
することが重要となるため、遮光パターンの欠損の有無
等の他に位相シフター膜による位相シフト量を検査する
ことが必要となるが、従来は、薄膜表面と基板・薄膜界
面との多重反射を利用して薄膜の膜厚や屈折率を測定す
るエリプソメーター等を用いて位相シフト量を求めてい
た。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来、位相シフトフォトマスクの検査に
用いられていたエリプソメーターは、上述したように基
板・薄膜界面における反射を利用して膜厚や屈折率の測
定を行なう為、基板と薄膜とに屈折率差のない場合には
測定が不可能である。
ところが、位相シフトフォトマスクの基板は一般に石英
ガラスからなり、位相シフター膜は通常スパッターによ
り形成された5i0211!で構成されるため、両者の
屈折率はほぼ等しい。しかるに、基板と薄膜との界面で
の反射光強度は非常に弱く、エリプソメーターを利用し
ての位相シフター膜の屈折率及び膜厚の計測、即ち位相
シフト量の計測は困難てあった。
この発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、位
相シフター膜による位相シフト量(即ち位相シフターの
膜厚)の正確な計測か可能な位相シフトフォトマスクの
検査装置を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段コ 本発明のフォトマスク検査装置は、所定波長の光ビーム
に対してほぼ透明な基板に幾何学的な原画パターンを有
し、該原画パターンの少なくとも一部に前記透明基板を
透過する光ビームの位相を変化させる位相部材を備えた
フォトマスクを検査する装置であり、上記の課題を達成
するために、前記フォトマスクに単色光又は準単色光を
照射する照射光学系と、該照射光学系からの照射光によ
る前記フォトマスクのパターン像を所定の基準平面内に
結像する検出光学系と、該検出光学系の瞳面近傍に配置
され、前記フォトマスクの検査用バターンを透過する光
のうち、零次回折光と±1次回折光以外の光を遮光する
とともに、前記±1次回折光の何れか一方を遮光可能な
遮光手段と、前記検出光学系による前記フォトマスクの
パターン像を光電検出するパターン検出手段とを備えた
こと特徴とするものである。
[作 用コ 本発明の原理を第2図及び第3図を使用して説明する。
第2図は本発明におけるテスト用位相シフトフォトマス
クパターンの例であって、フォトマスク基板9の下面に
は狭い間隔をあけて対をなす遮光パターン10aの組か
一定の幅のマスク裸面パターン10cを介して繰り返し
配列され、更に対をなす遮光パターン10aにまたがる
ように位相シフター11i10dが設けられている。即
ち、位相シフター服付パターン10b(マスク裸面部上
に位相シフター膜10dが付加された部分)とマスク裸
面パターン10cとがいわゆるラインアンドスペース状
に並んだパターン構成となっている。
フォトマスク基板9を上方より照明する光束L3は、各
パターン10a、IOb、10cにより回折され、第2
図に示されるように零次回折光し。、+1次回折光り、
 、−1次回折光り。を生しる。
このとき、各回折光の振幅の比は、マスク裸面パターン
10cの幅をr1位相シフター服付パターン10bの幅
をq、マスク裸面パターン10c中心から次のマスク裸
面パターンIOcの中心までの距離をpとし、かつ、位
相シフター膜による透過光の位相変化を(π+δ)とす
れは、透過光の振幅はマスク裸面パターン10cの中心
を基準として 零次光振幅= r−qe“S で与えられる。
このとき+1次光は7次光に対して、それぞれ±sin
θ=λ/p(λは押針光の波長)となる角度をもつ紙面
内の方向へ進む。これら3木の回折光のうち、−1次光
を遮光し、零次光と+1次光とを結像させると、第3図
に示す様な2光束干渉による干渉縞30(図では振幅分
布として示す)が発生する。
結像位置における7次光、+1次光の各振幅は、例えば
X方向くパターン配列方向)に、零次光= r−qe″
f となるが、結像位置よりずれてデフォーカスした場合に
は、波面収差がこれに乗算される。零次光と+1次光の
位相は相対量としては重要であるが、絶対量としては意
味がないので、波面収差として+1次光と零次光との位
相差分=e1wを+1次光に乗算する。
これより、各振幅は 零次光=r−qe” π      pp となる。
このとき強度分布としては、2光束の振幅加算の絶対値
の2乗となるので、 強度分布Pは π        p    π        pπ
      p    π      px cos 
(−2yr −+w) π      p     ytp xsi口(−2π−+w)X Sjn  (δ)   
・申・ (1)となる。
これを簡略化すると、 P−D(δ )+C(δ )  ・cos  (−2r
t  −+w)−5(δ) ・sin (−2yt −
+w)    −(2)となる。従ってδの値により、
像強度のコサイン成分(上記(2)式中C(δ))とサ
イン成分(上記(2)式中S(δ))の比が変化し、フ
ォトマスクのパターン像はX方向(干渉縞と直交する方
向)で+、−にシフトすることになる。
本発明においては、この像のシフト量を検出手段により
検出し、位相シフター膜による位相シフト量(π+δ)
を計測する。ここで、上記パターン(第2図)の像は、
第4図に示されたような位相シフター11i10dとマ
スク裸面パターン10cとが一定のピッチで交互に配列
されたフォトマスクのパターン像と同様に正弦的な強度
分布を持っており、本発明ではそのシフト量(正弦波の
位相)を検出するのて、分解能が良く、高精度の計測が
可能となる。
[実施例] 第1図は本発明実施例によるフォトマスク検査装置の構
成を示す概略図である。図におし1て、光源である水銀
ランプ1を発した光は楕円鏡2て集光され(図中Ll)
、 ミラー3により曲げられてリレーレンズ4に達する
。次に干渉フィルター等の波長選択素子5により単色化
されて、フォトマスクか用いられる露光装置の露光光と
同し波長の単色光となり(図中L2)、開口絞り6を通
ってコンデンサーレンズ7により集光され(図中L3)
、ミラー8により検査すべきフォトマスク9に達する。
この際、楕円鏡2とミラー3との少なくとも一方はダイ
クロイックミラーであっても良く、この場合には波長選
択素子5を省くことが可能となる。また、露光装置の光
源にレーザ(例えばKrFエキシマレーザ等)か用いら
れている場合には、これに合わせて水銀ランプ1の代わ
りにレーザを光源として用いても良い。更に、上記装置
の照明光学系(1〜8)はクリティカル照明となってい
るが、当然ながらケラ−照明を採用しても構わない。
フォトマスク9は水平面内で2次元移動可能なステージ
R3上に載置されており、その下面には回路パターンR
Pの他に、第2図て説明したようなテスト用パターンT
P(遮光パターン10a。
位相シフター膜付パターン10b、マスク裸面パターン
10c  実施例では総称してテスト用パターンと呼ぶ
)が回路パターンRPと同一の製造工程で形成されてい
る。ここで、第6図は本実施例による装置に用いられる
フォトマスクの一例を示す平面図であ。第6図において
テスト用パターンTPは回路パターンRPとともに、ク
ロム等の遮光体LSで囲まれたパターン領域PA(ここ
では特にストリートライン相当領域)内に形成されてい
る。このため、ステージRSはフォトマスク9を保持し
た後、テスト用パターンTPが光束L3の照射領域内に
入る用に不図示のモータにより駆動される。この結果、
照射光L3はフォトマスク9中のこのテスト用パターン
TP近傍を照明する。
照射光L3は、テスト用パターンTP (IOa。
10b、l0c)により回折され、零次回折光り。
、+1次回折光Lp、   1次回折光Lmか発生する
この3つの回折光は共に検出光学系11aへ入射するか
、+1次光Lpまたは一1次光Lfflの、どちらか一
方は検出光学系11a、Ilbの瞳面近傍に配置された
遮光部材12aまたは12bにより遮光される。第1図
中では、−1次光が遮光される例を示した。遮光部材1
2a、12bは制御回路15からの駆動指令に基いてモ
ータMT、により駆動される。なお、遮光部材12a、
12bにより2次以上の回折光は遮光される。従って、
7次光り、と+1次光LPの2光束が検出光学系11b
を通り、検出手段13上に結像される。この検出手段1
3としてはCOD等の撮像素子、又はマルチスリット付
のフォトダイオード等を使用する。
ここで、検出手段13上に結像されるテスト用パターン
TPの像の強度分布Pは、前述したように、 P=D(δ )十C(δ) ・cos (−2yr 二
+w)p −5(δ) ・s in (−2yr −+w)である
ので、位相シフター膜による位相シフト量としてのδの
みでなく、デフォーカスによる波面収差Wによってもパ
ターン像のX方向(パターン配列方向)へのシフトは発
生してしまう。
このため、測定時には、先ず遮光部材12aを−1次光
り、の光路よりはずし、検出手段13上に零次光LO,
+1次光L2−1次光り、の3光束からなる干渉像を結
像させる。そして、上下動ステージ14を検出光学系1
1a、llbの光軸方向(2方向)に上下させ(即ち検
出手段13を上下させ)つつ、像のコントラストを測定
し、制御回路15によって像のコントラストが最も高く
なる位置を探してベストフォーカス位置(検出光学系1
1a、llbの最良結像面)を決定する。しかる後、ベ
ストフォーカス位置に検出手段13の受光面を固定し、
遮光部材12aで−1次光りゆを遮光して干渉像の検出
を行なう。このとき、波面収差Wは零となるので、像の
位置すれは位相シフター服による位相シフト量δによっ
てのみ生じる。
制御回路15ては、ベストフォーカス位置を決定した際
の7次光り。、+1次光り、−1次光り、の3光束から
なる干渉像の強度分布を基準として。
検出手段13より得られる光量信号の解析を行ない、像
の位置ずれ量の決定を行なう。即ち、零次光Lo、±1
次光り、、 L□ の3光束からなる干渉像の強度分布
はほぼサイン波状となるので、同しくサイン波となる零
次光LOと+1次光し、の2光束による干渉像の強度分
布との位相差を求めることにより、位相シフター膜によ
る位相シフト量(位相シフターの膜厚)に対応する干渉
像の位置ずれ量が求められる。また、予め7次光り。を
空間フィルターによって除外しておき、ベストフォーカ
ス位置で+1次光LPと−1次光り、どの干渉像を結像
させてこの強度分布を基準として上記の位相差を求める
こともできる。この場合は基準となる強度分布も完全な
サイン波となる。
なお、上記においては、−1次光を遮光した場合につい
て説明したが、+1次光を遮光し、零次光と−1次光に
よる像を計測しても同様にδを求めることができる。ま
た、両者(零次光と+1次光、V次光と−1次光)の計
測を行ない、その結果を平均してもよい。この際、基準
となる強度分布を求めすとも、上記両者の計測を行なり
てその位相差を求めることによって、この位相差の1/
2の値を位相シフト量に対応する位相差として求めるこ
とができる。
回路パターンRPとテスト用パターンTPは同一工程で
形成されており、両パターンにおける位相シフト量は同
等とみなすことができ、上述のよ・うにしてテスト用パ
ターンTPにおける位相シフト量を計測することで、回
路パターンRPにおける位相シフト量を知ることができ
る。
さて、ここで検出手段13上に結像する零次光と+1次
光または−1次光との2光束干渉による像のコントラス
トは、零次光と+1次光との強度が等しい場合が最も高
く、強度が著しく異なる場合は大変低くなる。このため
、位相をπ変化させる位相シフター膜付パターンとマス
ク裸面パターンとの面積比かl 1であると、零次光は
相殺されて発生しなくなるため、本発明におけるテスト
用パターンTPとしては適ざない。
強度比を零次光と+1次光とで等しくするには、それぞ
れの面積の比か7:1から72あるいはlニアから2ニ
ア程度であれば良い。
また、テスト用パターンとしては、第2図に示す様な遮
光パターン付のものでなくとも、第4図に示す様に位相
シフト服パターン10dとマスク裸面パターン10cだ
けか交互に配列されたものでも良い。なおテスト用パタ
ーンTPは、フォトマスク9のどこに配置しても良い。
更に、回路パターンRPの一部に第2図や第4図に示し
たようなパターンがあれば、特別にテスト用パターンを
設けずとも回路パターンRPの一部を用いて上記と同様
な計測を行なうことが可能である。
また、前述の(1)式より、rとqの値が近い程コサイ
ン成分が減少し、従って、干渉像のすれ量tanα−5
/Cが増大するとことがわかる。しかしなからrと9を
近づけると、零次光の光量が減少し、検出手段上の像は
、充分なコントラストを有することができなくなる。こ
のような条件下でも充分な像コントラストを得るために
は第5図(フォトマスク9.検出光学系11a、Ifb
、遮光部材12a、12bの配置は第1図に同じ)に示
すように、検出光学系11a、llbの瞳面近傍に、±
1次光光路に相当する部分に減光部材51を有する空間
フィルター50を挿入し、±1次光強度の強度を零次光
に近づければ良い。第5図の構成では(1)式のrとq
の値と近づけることが可能であり、従ってδの変化に対
するαの変化が大きくなり、より高精度に位相シフト量
を計測することが可能となる。
なお、上記実施例におけるテスト用パターンTPのピッ
チP(ここではマスク裸面パターン間の距離を指す)は
任意で構わない。
また、上記実施例では開口絞り6について特に述べてい
なかったが、検出光学系11a、11bの瞳面近傍にお
いてテスト用パターンTPからの零次光及び±1次光か
それぞれ分離するように調節してやれは良いここでは、
照射光学系(1〜8)の開口数(λ/2P)以下に定め
てやれば良い。
更に、フォトマスク9上ての光束L3の開明領域の大ぎ
さや形状等は、上記の実施例の如く固定ても構わないか
、検査用パターンTP以外のパターンから生しる回折光
や散乱光か検出手段13に入射し得るので、フォトマス
ク9とほぼ共役な面内に視野絞りを配置するとともに、
検査用パターンTPの大きさや形状に応して開口を可変
に構成することが好ましい。
また、上記実施例では遮光部材12a、12bにより零
次光や±1次光の遮光を行なっていたが、例えばテスト
用パターンTPのフーリエ変換パターン(すなわち瞳面
における零次光や±1次光の位置や大きさ)に応して数
種類の空間フィルター(遮光部材)を用意しておき、こ
れらを瞳面近傍に交換して挿入するように構成しても良
く、先の遮光部材12a、12bと全く同様の効果を得
ることができる。更に、遮光手段として液晶表示素子や
エレクトロクロミック素子等を用いても良く、この場合
にはテスト用パターンのピッチや照明条件等が変化して
も簡単に零次光や±1次光を抽出することが可能になる
といった利壱、がある。この際、±1次光が通過する部
分の透過率を調節することによって、先の空間フィルタ
ー50(第5図)の機能を遮光部材に持たせることが可
能となる。
ここて、検査対象となるフォトマスクは位相シフターを
備えていれば何でも良く、空間周波数変調型、エツジ強
調型、あるいは遮光効果強調型の位相シフトフォトマス
ク、もしくは位相シフター(訪電体服)とマスク裸面部
のみで形成されたフォトマスクであっても構わない。な
お、特にエツジ強調型や遮光効果強調型の場合には、上
記実施例と同様に回路パターンと別にテスト用パターン
を用意しておくことが望ましい。
また、上記実施例ではステージR5を駆動して光束L3
の照明領域内にテスト用パターンTPを設定していたが
、例えはフォトマスク9とほぼ共役な面に可変ブライン
ド(視野絞り)を配置することによって、フォトマスク
9を移動させなくとも、光束L3てテスト用パターンを
正確に照明することが可能となる。なお、例えばテスト
用パターンTPかフォトマスク9の端部にある場合には
、検出光学系11a、llbによるパターン像が横シフ
トするのて、これに応じて検出手段13を水平面内で移
動する必要があることは言うまでもない。第7図はケラ
−照明を採用した照射光学系の構成を示す概略図であっ
て、第1図に示した装置と同じ作用、機能の部材には同
一の符号を付しである。第7図ではリレーレンズ系21
を追加することによりケラ−照明を行なっている。更に
、モータMT2により視野絞り20を駆動することによ
り、フォトマスク9上の照明領域を任意に遷択できるよ
うになっている。
なお、本発明ではフォトマスク検査装置について述べた
が上記検査機能を投影露光装置(ステッパー)に持たせ
ることができる。つまり、投影光学系の瞳面近傍に遮光
手段を配置するとともにウェハステージ上に配置された
照度系(フォトタイオード)を用いることにより、上記
実施例と同様の動作にて位相シフターの位相シフト量(
即ち膜厚)を求めることが可能となる。
[発明の効果コ 以上の様に本発明においては、フォトマスクに設けたテ
スト用パターンを透過した零次光と+1次光又は−1次
光の2光束による干渉像の位置ずれ量を検出することに
より位相シフター膜の位相シフト量(膜厚)を求めるの
で、フォトマスクのガラス基板と位相シフター膜の屈折
率がほとんど同じであっても回答問題なく位相シフト量
を計測することができる。また、本発明においては、従
来のように強度検出により位相シフト量を求めるのでは
なく、多数の干渉縞からなる干渉像の位置ずれ(サイン
波の位相のずれ)を検出することで位相シフト量を計測
するので、非常に高精度に位相シフト量を計測すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例によるフォトマスク検査装置の構
成を示す概略図、第2図は本発明におけるフォトマスク
のテスト用パターンの例を示す断面図、第3図は本発明
の詳細な説明するための概念図、第4図はフォトマスク
のパターンの例を示す断面図、第5図は第1図に示され
た検査装置要部の別の構成例を示す光路図、第6図は本
発明実施例による装置に用いられるフォトマスクの一例
を示す平面図、第7図はケラ−照明を採用した照明光学
系の構成を示す概略図である。 [主要部分の符号の説明コ ト・・・・・・・・・・・・・・・・・水銀ランプ(光
源)9・・・・・・・・・・・・・・・・・・フォトマ
スク基板10a・・・・・・・・・・・・・・・遮光パ
ターン10b・・・・・・・・・・・・・・・位相シフ
ター膜付パターン10c・・・・・・・・・・・・・・
・マスク裸面パターン11a、flb・・・検出光学系 12a、12b・・・遮光部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定波長の光ビームに対してほぼ透明な基板に幾
    何学的な原画パターンを有し、該原画パターンの少なく
    とも一部に前記透明基板を透過する光ビームの位相を変
    化させる位相部材を備えたフォトマスクを検査する装置
    において、 前記フォトマスクに単色光又は準単色光を照射する照射
    光学系と; 該照射光学系からの照射光による前記フォトマスクのパ
    ターン像を所定の基準平面内に結像する検出光学系と; 該検出光学系の瞳面近傍に配置され、前記フォトマスク
    の検査用パターンを透過する光のうち、零次回折光と±
    1次回折光以外の光を遮光するとともに、前記±1次回
    折光の何れか一方を遮光可能な遮光手段と; 前記検出光学系による前記フォトマスクのパターン像を
    光電検出するパターン検出手段とを備えたことを特徴と
    するフォトマスク検査装置。
  2. (2)前記パターン検出手段は、前記検出光学系の光軸
    方向に移動可能であり、前記検出用パターンの像を検出
    する光電検出器と; 該光電検出器から出力される検出信号に基いて、前記光
    電検出器を前記基準平面内に配置する制御回路と、 前記光電検出器を前記基準平面内に配置した時に出力さ
    れる検出信号に基づいて、前記原画パターンに設けられ
    た位相部材の透過光の位相シフト量を算出する演算回路
    とを含むことを特徴とする請求項第1項に記載のフォト
    マスク検査装置。
  3. (3)前記遮光手段は、前記検査用パターンの透過光の
    うちの±1時回折光の少なくとも一方を減光可能な遮光
    部材を含むことを特徴とする請求項第1項又は第2項に
    記載のフォトマスク検査装置。
  4. (4)前記検査用パターンは一次元のラインアンドスペ
    ースパターンであって、前記原画パターンの一部、もし
    くは前記原画パターンと同一の製造工程で異なる位置に
    形成されたことを特徴とする請求項第1項乃至第3項に
    記載のフォトマスク検査装置。
  5. (5)前記検査用パターンは、前記光ビームに対する透
    過部と遮光部とが交互に配列され、該遮光部を挾む両側
    の透過部の少なくとも一方に位相部材を有することを特
    徴とする請求項第4項に記載のフォトマスク検査装置。
  6. (6)前記検査用パターンは、前記光ビームに対する透
    過部と位相部材とが交互に配列されたことを特徴とする
    請求項第4項に記載のフォトマスク検査装置。
  7. (7)前記検査用パターンにおいて、前記透過部と位相
    部材との面積比を、7対1乃至7対2、あるいは1対7
    乃至2対7に定めたことを特徴とする請求項第5項又は
    第6項に記載のフォトマスク検査装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06308712A (ja) * 1993-02-17 1994-11-04 Nec Corp 位相シフトマスクおよびその検査方法
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