JPH0417978Y2 - - Google Patents

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JPH0417978Y2
JPH0417978Y2 JP1986109148U JP10914886U JPH0417978Y2 JP H0417978 Y2 JPH0417978 Y2 JP H0417978Y2 JP 1986109148 U JP1986109148 U JP 1986109148U JP 10914886 U JP10914886 U JP 10914886U JP H0417978 Y2 JPH0417978 Y2 JP H0417978Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は表示パネルの導光素子、特にその出光
面形状の改良に関するものである。
[従来の技術] 各種の機器、例えばオーデイオ装置あるいは空
気調和装置等には、そのスイツチ位置あるいは装
置制御状態を示すため表示パネルが広く用いられ
ている。
例えば自動車には車室内の空気調和状態を切替
える空気調和制御装置が配置され、この制御装置
にはモード切替、送風量切替、あるいは温度切替
を行うために各種の押しボタンスイツチあるいは
スライドスイツチが使用されている。これらのス
イツチ近傍には該スイツチの切替状態を示すため
表示パネルが設けられており、夜間あるいはトン
ネル内走行時等周囲が暗くなつたときにもスイツ
チの位置あるいはその操作状態を運転者に知らせ
るため、通常表示パネル内側にランプ等の光源が
設けられ、必要に応じて点灯しスイツチ操作状態
の視認性を向上させている。
第5図にはこのような車両用空気調和制御装置
の一般的な表示パネル構造が示されている。
図において、表示パネルはハウジングを有し、
該ハウジング10の車室内側には表示面12が形
成され、該表示面12には透明あるいは半透明材
質からなる表示部14a,14b,……14eが
取付けられている。
そして、前記ハウジング10内には導光素子1
6が嵌入配置され、該導光素子16の後側略中央
部に設けられた入光部としてのランプ嵌入光18
にランプ20が光源として嵌入される。そしてこ
の後に、背面板22がハウジング10背面に固定
されることとなる。
ここで、図示例に係る導光素子16は、表示面
12に設けられた各表示部14a,14b,……
14eに対応した複数の凸状出光部24a,24
b,……24eを有し、ランプ20の照明光は前
記ランプ嵌入孔18から導光路26を介して各凸
状出光部24へ導光される。
従つて、凸状出光部24a,24b,……24
eの突出端に形成された出光面28a,28b,
……28eからは照明光が出光され、該出光面2
8a,28b,……28eに対面配置された表示
部14a,14b,……14eを発光表示する。
以上のようにして表示部を発光表示する表示パ
ネルにあつては、導光素子を用いることにより各
表示部ごとにランプを設ける必要がなくなり、部
品点数の削減、組立て工数の低減を図ることが可
能となる。
しかも、図示例のごとき各表示部ごとに凸状出
光部を有した導光素子によれば、照明光のロスが
少なくなり、照明効率が向上するという利点を有
する。
[考案が解決しようとする問題点] 従来技術の問題点 ところが、このような従来の表示パネルの導光
素子にあつては、入光部より各出光部への距離の
相違により各出光部より出射する光量に変動が生
じ、表示部の発光むらがおきてしまうという問題
点があつた。
この状態は第6図に詳細に説明されており、前
記第5図と同一部分には同一符号を付して説明を
省略する。
同図において、ランプ20からの照明光は、ラ
ンプ嵌入孔18から導光路26によつて導光され
る。そして、例えば出光面28aから出光する照
明光L1は、導光路26に形成された反射面30
によつて反射され、凸状出光部24aに導かれ
る。
また出光面28bから出光する照明光L2は、
反射面32によつて反射され、凸状出光部24b
に導かれることとなる。
これに対して、出光面28cから出光する照明
光L3は、途中反射面に反射されることなく短い
導光路を介して直接ランプ20から凸状出光部2
4cに導かれる。
従つて、出光面28cからの照明光L3の出光
効率は極めて良好となり、表示部14cは非常に
明るくなるが、反面、照明光L1,L2は導光路
内及び反射時に吸収・減衰され、表示部14a,
14bは暗くなつてしまう。
この結果、表示部14a,14b,……14e
の照度にむらが生じてしまうのである。
従来、例えば各出光面に至る導光路の長さを変
化させることにより各出光面より出射される光量
を調整していたが、無論、導光路の距離には限界
があり、適切な光量調節は行い得ないものであつ
た。
考案の目的 本考案は以上のような従来技術の問題点に鑑み
なされたものであり、その目的は、各出光部から
出光する照明光の光量を均一化することのできる
表示パネルの導光素子を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するために本考案に係る表示パ
ネルの導光素子は、複数の出光部の出光面に非平
面部を形成し、複数の出光部のうち最も入光部に
近い出光部で最も減光量が大きくなり、入光部か
ら遠いほど減光量が小さくなるよう、非平面部形
状を出光部ごとに違えることを特徴とする。
[作用] 前述した構成から明らかなように、本考案に係
る表示パネルの導光素子によれば、入光部より入
光された照明光は、導光路を介して各出光部に導
光される。
ここで、出光部の出光面に非平面部を形成する
ことで、該出光面より出光される照明光は、該非
平面部によりその進行方向が曲折され、表示パネ
ル方向への進行が妨げられる。また、各非平面部
の形状は、それぞれ異なる形状に設定されてお
り、複数の出光部のうち最も入光部に近い出光部
で最も減光量が大きく、入光部から遠いほど減光
量が小さくなる。
従つて、該出光部に導光される照明光の光量
は、他の出光部に導光される照明光の光量よりも
大であるとしても、表示パネルの表示部を照明す
る光量はほぼ均一化されることとなる。
この結果、本考案に係る表示パネルの導光素子
によれば、表示パネルの表示部に照明むらを生じ
てしまうことを防止することが可能となる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の好適な実施例を
説明する。
第1図には本考案の構成説明の前提となる構成
に係る導光素子が示されており、前記第6図と対
応部分には符号100を加えて示し説明を省略す
る。
この構成において特徴的なことは、少なくとも
一つの出光部の出光面に非平面部を形成したこと
であり、このために本構成においては、ランプ1
20からの照明光が途中反射されることなく直接
的に入光する凸状出光部124cの出光面128
c略中央にV字状切欠部140を形成している。
本本構成に係る導光素子は以上のように構成さ
れ、次にその作用について説明する。
出光部124a,124b,124d,124
eにはそれぞれ前記第6図に示した従来技術と同
様に照明光が導光される。
これに対し、出光部124cには、他の出光部
と比較して多量の照明光が導光されるが、前記切
欠部140部分に導光された照明光L3,L4
は、該切欠部の斜面部分に反射され、略直角に方
向を変更して表示パネルの中仕切り142に照
射・吸収される。
従つて、出光面128cより出光される照明光
は減少し、この結果、他の出光部の出光面より出
射される照明光とほぼ同等の光量に制御される。
第2図には前記第1図に示した導光素子116
の部分拡大図が示されている。
同図より明らかなように、出光部124はやや
下方に折曲げ形成され、該導光素子116の下方
に図示を省略した押しボタンスイツチを並列配置
することで、表示部114をスイツチボタンとし
て兼用している。
すなわち、表示部114は押入・復帰可能に形
成されており、発光表示された表示部114を押
入操作することで、風向モードが所定の状態に制
御される。
第3図には本考案の実施例に係る表示パネルの
導光素子が示されており、前記第1図と対応部分
には符号100を加えて示し説明を省略する。
本実施例においては、出光面に形成された非平
面部の各種形状が示されている。
すなわち、出光部224a,224eの出光面
228a,228eには半円柱状の切欠部244
a,244bが並列して形成されている。
また、出光部224b,224dの出光面22
8b,228dにはV字状切欠部246a,24
6bが並列して形成されている。
更に、出光部224cの出光面228cには該
出光面のほぼ全域にわたつて半円柱状切欠部24
8が形成されている。
従つて、出光部224cの出光面228cから
は、切欠部248により折曲げられた照明光が出
光されるが、該切欠部248は曲率が小さくなつ
ており、照明光の屈曲率も小さい。このため、表
示部214cを照明する光量が小さくなりすぎて
該表示部214cが暗くなりすぎてしまうことは
ない。
また、出光部224bにおいては、その出光面
228bに並列形成された2本のV字状切欠部2
46a,246bにより照明光がほぼ直角に折曲
げられる。
しかしながら、出光面228bの被切欠部分
は、前記出光部224cの場合と比較し広面積で
あり、該平面部分より出光する照明光は表示部2
14bを照明する。
しかも、切欠部は2箇所に分割されているた
め、表示部を均一に照明することが可能である。
また、出光部224aにおいては、その出光面
28a上に並列形成された半円柱状切欠部244
a,244bにより照明光が屈曲される。
しかしながら、出光面228aの平面部分は前
記出光部224cの場合に比較し広面積であり、
しかも半円柱状切欠部244a,244bで屈曲
される照明光の屈曲率は、V字状切欠部に比較し
て小さいため、照明光はその相当量が表示部21
4aに照射され、該表示部214aは比較的明る
い状態となる。
以上のように、本実施例に係る導光素子によれ
ば、その各出光部の出光面に形成される切欠部形
状により、表示部に至る光量を適切に調整するこ
とが可能となる。
なお、出光面に形成される切欠部を第4図に示
すように半円柱状に形成すると、V字状に切欠部
を形成した場合に比較し、微妙な光量低減を図る
ことが可能となる。
また、切欠部形状によつては、表示部上での照
明光照射域を任意に調整することも可能となる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案に係る表示パネル
の導光素子によれば、複数の出光部の出光面にそ
れぞれ異なる形状の非平面部を設けたので、各出
光部より出光される照明光の光量を任意に設定す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の前提例に係る表示パネルの導
光素子の説明図、第2図は前提例に係る導光素子
の部分拡大図、第3図は本考案の実施例に係る表
示パネルの導光素子の説明図、第4図は実施例に
係る導光素子の部分拡大図、第5図は従来の導光
素子の表示パネルの組付け状態の説明図、第6図
は従来の表示パネルの導光素子の問題点の説明図
である。 14,114,214……表示部、16,11
6,216……導光素子、18,118,218
……ランプ嵌入孔(入光部)、20,120,2
20……ランプ、24,124,224……凸状
出光部、26,126,226……導光路、2
8,128,228……出光面、140,24
4,246,248……切欠部(非平面部)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 照明光が入光する一の入光部と、 照明光を出光する複数の出光部と、 前記照明光を前記入光部から各出光部へ導光
    する導光路と、 を有し、前記各出光部の出光面に対面配置され
    た表示パネルの表示部を発光表示する表示パネ
    ルの導光素子において、 出光部の出光面に非平面部を形成し複数の出
    光部のうち最も入光部に近い出光部で最も減光
    量が大きくなり、入光部から遠いほど減光量が
    小さくなるよう、非平面部形状を出光部毎に違
    えることを特徴とする表示パネルの導光素子。 (2) 実用新案登録請求の範囲(1)記載の導光素子に
    おいて、非平面部のうち一はV字状切欠部より
    なることを特徴とする表示パネルの導光素子。 (3) 実用新案登録請求の範囲(1)記載の導光素子に
    おいて、非平面部のうち一は半円柱状切欠部よ
    りなることを特徴とする表示パネルの導光素
    子。
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